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検索結果:55 件
この短い文章は、僕の親戚であり、本家の放蕩息子である浮世月見之介についてのささやかな備忘録だ。
妾腹の末っ子として設けられた月見之介は、血筋にこだわる本家の跡継ぎのバックアップとして育てられた。
これが優秀で性格もよく、長男よりも出来が良ければお家騒動の種になったのだが、そのあまりにも残念な認知と性格と能力のなさが却って本家の当主の頭痛の種になった。
あまりにも駄目すぎて、一族の仕事を手伝わせることは愚か、子会社や孫会社の名ばかり平社員ですらさせられなかった。
そん
な月見之介についての、未完のままインターネットの隅っこでサーバーの肥やしとなっている一連の駄文を簡単にまとめる文章を書いて、この文章に文字通りピリオドを打とうと思い、今回改めて筆を取った次第である。
・こちらで書いていたものの、改変版(微妙に別物)です。
https://ncode.syosetu.com/n6733gg/
・天界音楽様のメリーバッドエンド企画参加用作品(指定タグ「二人だけの閉じた世界」)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 02:06:24
195329文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
アルディス王国第一王女のユーフィリアは、ある朝唐突に自身の前世を思い出した。かつて聖女であり、魔王と呼ばれた者を滅ぼしたことを。しかし聖女と崇められた前世とは違い、今世では妾腹の王女と蔑まれていた。聖女時代に忠誠を誓ってくれていた聖騎士達の生まれ変わりはユーフィリアを罵倒してくる始末。陛下からは一年後に隣国の将軍と結婚するよう王命を下されたが、相手は血に飢えた狂人と呼ばれる将軍だ。結婚すれば殺されると、亡命することを決める。かつて滅ぼした元魔王の宰相セルシオンに助けを求めると
別の提案をされる。無事逃げおおせたユーフィリアは共に過ごす内にセルシオンへと恋心と罪悪感を募らせてーーある時爆発する。セルシオン様、元聖女の愛は重いのです。ご覚悟くださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:00:00
292672文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:124pt
作:トワイライト
ローファンタジー
連載
N5586HA
家族を叔父に殺害されたサンクフリード辺境伯爵のエリアル跡継ぎになる希望の甥も妹の胸の中で同時に殺された
ひとり生き残ったアリエルは父の守った領地を叔父ザッケローニから守るため、妾腹の子と偽り男として生きると決めた
―――お父様が守ったものは何一つ渡さない―――
最終更新:2023-08-31 20:47:07
18332文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ましゅぺちーの
異世界[恋愛]
完結済
N1026IJ
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにするこ
とを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 23:34:01
107330文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:藤沢 あけみ
ヒューマンドラマ
完結済
N1649IJ
ローゼ女子学園の卒業パーティーは、期待に胸を膨らませた卒業生と、使命感に緊張を隠せない卒業生がいた。
「婚約破棄だ!」
その叫び声に自宅に知らせを送る者、目眩を起こし倒れる者、様々だった。
ドルトムント侯爵の娘、クララは決意を込めて男の前にすすむ。
家の威信にかけてもこの男の思い通りにさせないと。
そこへ妾腹の王女殿下が声を上げる。
「おお、これは素晴らしく美味だ」
料理に舌鼓をうつ王女殿下はマイペースだった。
最終更新:2023-08-24 22:00:00
21847文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
【ご迷惑はお掛けしません。ここに、置いて頂けますか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけられ、城から追い出されそうになる―。
※他サイトでも投稿中
最終更新:2023-05-04 15:28:03
553135文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:5180pt 評価ポイント:2472pt
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との
婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
120288文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:856pt 評価ポイント:440pt
いつも通りの仕事が終わった後、寝て起きたら、いわゆる異世界と呼ばれる場所でマリアンヌ・ローゼレータとして生まれていた日本人の伊藤真里は、前世から憧れていた魔法を実際に使うことができる今の環境にとても感謝していた。
親の言うことには従順に従っていたし、礼儀作法もきちんと学んで貴族のお嬢様に見えるように努力していた。
あるとき、割と模範的に見えるように頑張っていたはずのマリアンヌは、『婚約者である王子が寵愛している女性を殺そうとした罪』により処刑されてしまった。マリアンヌは
首を傾げた。全く身に覚えのない罪状もそうだが、マリアンヌほど身分が高い女性を『王子が気に入っている下級貴族の妾腹のメイドを殺そうとした』程度のことで罪に問えるものだろうか。生前、偶々『面白そう』という理由だけで用意していた死後復活の魔法陣の上でマリアンヌは溜息を吐いた。
「材料費を節約したからかな……幼女になっちゃったよ。魔法は問題なく使えるみたいだから良いけど。」
マリアンヌはとりあえず、自分の冤罪を晴らしたいと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 16:36:06
4041文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:弓良 十矢 No War
異世界[恋愛]
短編
N5624IB
霞宝という地域の商人の息子である石鷹隼は、父に呼ばれて実家へ戻る。なんでも、商売敵である岳家の令嬢が、鷹隼との結婚を切望しているらしい。妾腹の生まれである鷹隼は跡を継ぐことはあり得ず、家の為に適宜結婚するものと思っていたので、降ってわいた幸運に戸惑う。
しかし、いざ結婚してみると、妻は鷹隼に触れられるのをいやがり、それどころか顔さえも見せようとしない。どうしてもと云ってきたのはあちらなのにと憤慨したが、鷹隼はそれでも妻に歩み寄ろうと、彼女の好きなものを用意したり、侍女を揃
えたりと尽くす。だが、相変わらずその態度はつめたい。じつは、彼女にはある大きな秘密があった。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 12:27:50
27725文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:186pt 評価ポイント:160pt
作:まえばる蒔乃@発情聖女コミカライズスタート
異世界[恋愛]
短編
N4535IB
公爵息女ミレニアは魔術師団長就任の条件として婿取り婚を命じられる。女公爵としての家督相続と魔術師団長職の両方を求めるミレニアにとって婿探しは難航を極めたが、たった一人、第三王弟殿下、レイが婿になりたいと名乗り出た。
妾腹生まれで淡い金髪に杏色の瞳、柔和な美貌のその彼は、社交界の令嬢たちの間では立場上出世は見込めない『顔だけの王弟殿下』と言われていた。
彼は結婚式にて、誓いの口づけをするふりをしてミレニアに囁いた。
「君を愛するつもりはないよ。だから安心して行っておいで、討伐
に」
ーー愛するつもりはない。
この世でいう「愛する」が妊娠を目的とする性行為を意味するのであれば、レイはこの上なくミレニアを「愛する」つもりはなさそうだった。
「そもそも閨を共にして肌を重ねて子供を孕ませて、それこそが「愛です」って言うのも信用できないんだよね」
そうは言いながらもレイはミレニアをとことん溺愛し、彼女のために暗躍する。
愛しているけれど愛することはしない、彼には事情があった。
◇◇◇
潔癖で変わり者で腹に一物ありそうなお婿さんと、グリズリー殺しの異名を持つ最強魔術師団長が愛しあうまでのまどろっこしいお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:04:45
17697文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「ウェーザ・ポトリー、僕は君との婚約を破棄することにしたから」
公爵家令嬢のウェーザは、天気が100%わかる【天気予報】というスキルを持ち、王宮天気予報士として働いていた。
だが、“妾の子”であるため、王宮でも家族からも虐げられている。
それでも持ち前の責任感で頑張っていたところ、いきなり婚約者の第一王子、プライドから婚約破棄されてしまった。
正妻の娘である妹のアローガに、スキル【天気予想】が現れたのだ。
「君みたいな人は、この国に必要ない」
そのまま国外追放までされ、
ウェーザは辺境の街、ロファンティで悪漢に襲われる。
しかし、もはやこれまでというところで無骨な男、ラフに助けられた。
「俺たちのギルドに来い。お前が必要だ」
ラフに連れられていった先は、貴重な作物を育てる農業ギルドだった。
ウェーザの心配もよそに、優しいギルドマスターたちに温かく迎えられる。
彼らと穏やかな日々を過ごしていくうちに、ウェーザは【天気予報】のスキルを最大限に使い、天気に関する問題を次々と解決する。
貴重な作物を雨から救ったり、病気が原因で引きこもっている少女に外の世界の楽しさを伝えたりと、ウェーザは周囲の人から絶大な信頼を得ていく。
反対に、アローガの【天気予想】は精度が低く、彼女の天気予報は外れてばかり。
あげくの果てには、苦情を禁止するお触れまで出してしまう。
さらには、大切な外交までも失敗する始末。
そして、婚約破棄のことを知らぬ国王たちが帰ってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 12:00:00
221121文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
野苺宙ニ(30歳)は灰皿変わりに使っていた缶ビールを誤飲し亡くなってしまう。そして気が付くと異世界で毒殺されかけたシャルロッテ姫になっていた。
シャルロッテ姫の年齢は10歳、ストロベリー王国の姫ではあるが妾腹。正妻や正妻の子供達から疎まれ、いじめられる存在であった。
ストロベリー王国はフルーツ連合国の一国。他のフルーツ国と代表国を争っている。
各国が共同で作った都市ガーデンにあるマンモス学校、フルーツ学園の生徒であるシャルロッテはとある事件をきっかけにストロベリー家を追
放される。しかし、女神にとある役割を与えられた代わりに変わった転生特典を貰っていたシャルロッテは強かさを発揮。少女であることを利用して様々な女の子にやりたい放題するのだがなぜか男に好かれて・・・
俺は嫁が欲しいのであって、嫁に行きたいわけじゃないっ。
そういう感じの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 14:36:19
419925文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:852pt 評価ポイント:522pt
作:と。/橘叶和
異世界[恋愛]
完結済
N5127HX
アエテルニタス王国のアルドル辺境伯領は、仲の良い若夫婦が統べている。かつて妾腹の王女と蔑まれたエヴァは、オーウェンに救われて辺境伯領に嫁いだ。けれど二人は、白い結婚を続けている。
オーウェンはエヴァを王城から救ってはくれたが、彼女に手を出すつもりはないと言うのだ。
王城から連れ去ってもらえたエヴァは、恋しいオーウェンと結ばれた気でいた自身を恥じながら日々を暮らしていた。そんな時、義賊が彼女を攫ってしまい……?
ハッピーエンドだと思った先の、更にぐだぐだの先にあるハッピー
エンド。最終的にちゃんと両想いです。作者は面倒くさい系の思考をするキャラクターが好きです。R15はただの保険です。そういう描写はあまりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 22:37:43
68241文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
殿下の個人情報が婚約者の女によってばら撒かれている。
知らせを受けた騎士見習いの少年は、悪女を断罪しようと立ち上がるのだが……
◇妾腹の俺様系美形王子と見た目どう見ても悪役令嬢の関係性に外野が突っ込む話です。軽い気持ちでどうぞ。
最終更新:2022-08-08 19:00:00
8638文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:210pt
同盟を組む二つの大国からの結婚の打診。
姉のベラドンナは神聖国エレンホスを選び、妾腹のため魔女と虐げられてきた第五王女のメラニーは、姉の代わりに獣人の国ベスティアに嫁ぐことになった。
ベスティア国には後宮がある。今回の婚姻も形だけのものだろう。そう思い込んでやってきたメラニーだったが。
獣人王は違っていて……。
もふもふの獣人王と、自信のないメラニー。両想いなのにすれ違う二人の幸せな恋物語です。
※この作品は、『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
※相内 充希さまの異世界
恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:21:34
11948文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
リンデン王国の若き王エイドリアンは、国境を接する大国から政略結婚を名目に、本来なら姫として表に出られない妾腹の姫を押し付けられた。リンデン王国は伝統的に、政略であっても夫婦間に愛情を芽生えさせ、仲睦まじくい家庭を築いている。そこに愛人の入る余地はなく、庶子に対する厳しい目があった。エイドリアンは妾腹なのは姫の罪ではなく、本人も望まぬ結婚を強いられるのに、自分だけが被害者ぶって結婚相手を邪険にするのは間違っていると思う反面、出自に問題のある姫を受け入れがたく思っていた。だが初夜
に寝室に向かうとどうやら思っていたのとは事情が違っていて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 08:09:04
6703文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:6622pt 評価ポイント:5988pt
生まれる前の長い夢――前世――で武士オタクだった子爵家の妾腹・ルヴァ=レヴィアト=オートンは、従士のノワ(元・陸軍少将桐野利秋)ら、前世で武士だった美少女達と、人類を揺るがす謎に挑む。
彼等が駆るのは未来の日本から来た超時空兵器・潜空艦「朝凪」。彼等を待つのは、剣と魔法の世界で織りなす武士道と超時空的冒険!!
まずは就活がんばれ、ルヴァ。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2022-06-02 21:23:25
209348文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:115pt 評価ポイント:63pt
獣の本性を持つものが重用される獣国ハリカリの公爵家の令嬢、アイラには獣の本性がない。
アイラを出来損ないと周囲は言うが、両親と弟はアイラを愛してくれている。
アイラが8歳のときに、もう一つの公爵家で生まれたマウリとミルヴァの双子の本性はトカゲで、二人を産んだ後母親は体調を崩して寝込んでいた。
トカゲの双子を父親は冷遇し、妾腹の子どもに家を継がせるために追放しようとする。
アイラは両親に頼んで、マウリを婚約者として、ミルヴァと共に自分のお屋敷に連れて帰る。
本性が本
当は最強のドラゴンだったマウリとミルヴァ。
二人を元の領地に戻すために、酷い父親をザマァして、後継者の地位を取り戻す物語。
!!!毎日更新です!!!
※一章はザマァ、二章からほのぼの子育てとなる予定です。
※一章まで書き上げています。
ノベルアップ+様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 19:00:00
1656217文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:かわいい三体人
異世界[恋愛]
連載
N1225HP
魔王を倒して世界を救った勇者は新たな旅に出た。勇者の目的は、世界の柱たる神竜を倒すことだった。長きにわたって仲間として勇者を支えた女賢者は勇者の子を身ごもっており、新たな旅に同行することができなかった。勇者が戻ることはなく、勇者の姿を見た者もいない。女賢者は魔女となり、神竜教会の禁じた竜言語魔法の研究に手を染める。そして神竜を倒すため、『竜殺し』の術を完成させるために転生を繰り返す。そうして三百年の月日が流れた。エルステラ王国第一王女レスフィーヌとして転生した魔女は、王家の権
力で魔術学院を設立し、竜言語魔法の研究室を正式に設ける。そんな彼女に求愛する勇者の末裔デスティン。しかしレスフィーヌの存在を快く思わない妾腹の第一王子リュシーは神竜教会と結託し、レスフィーヌを神竜の花嫁「ツガイヒメ」に選任、社会から抹殺しようとする。神竜のみを愛するよう呪いをかけられたレスフィーヌは、生贄として国を追われるが、海賊船を奪い、『竜殺し』を完成させるべく反旗を翻す。海賊王女と呼ばれるようになったレスフィーヌの前に、エルステラ王国海軍提督となったデスティンが現れるが…(★まったり連載中。更新頻度は月に一回程度です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 14:48:34
12281文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
男なら誰かれ構わずたぶらかす“氷の悪女“、ことエマは、その実男性恐怖症のすっとぼけなんちゃって悪女。
雪の女王の一人娘であることを隠して奔走していたはずが、正体がバレた挙句身に覚えのない罪で断罪されそうに。
それなら魔法で問題解決……と思ったら、エマの魔法が思わぬ注目を集めてしまう。
「えっ? 他の方はこの魔法、使えないのですか?」
困り果てたところに現れたのは、正妃に疎まれている妾腹の第二王子アルヴィン。
彼は「断罪阻止に協力する代わりに、俺と結婚して欲しい」と言い
出し、その上腹黒く外堀も埋めてしまっていた。
しぶしぶアルヴィンやお供のシマエナガたちとともに黒幕探しを始めたエマだったが、気が付けば令嬢たちの物語にどんどん首をつっこんでしまい……?
「――わたくし、悪女でございますので」
これは雪の女王(予定)が、世界と恋を知るまでの、ドタバタ断罪回避ラブコメディ。
*口の悪い王子が主人公のことを途中から「お前」呼びしますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 20:07:11
124187文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:27964pt 評価ポイント:18924pt
生まれ育った村を出たがっていたレイジェラーンは、行きずりの旅人ラディアンから「魔力がある」の一言をきっかけにこの男についていくことにした。
王都にたどり着いた直後に喧嘩を起こしてしまい巡察隊に捕まった。巡察隊の隊長セイラムに、レイ ジェラーンは得体のしれない何かを感じ取り気を失ってしまう。結局二人は牢に入れられた。しばらくしてやってきたサリデスから仕事を一つ頼まれる。それは街で暴れている魔物を退治してほしいというものだった。
魔物はセイラムだった。一度は取り逃がしたもの
の、レイジェラーンをおとりにした作戦で辛くも魔物を倒す。その際二人は重傷を負ってしまう。
王都の貴族だったラディアンは自宅に戻り、レイジェラーンは応急で療養していた。
レイジェラーンは一人で旅に出る決心をして城門まで来た。一人旅を決心したのはラディアンを失いのが怖かったから。手に入れたものを失うのが怖かったから。
城門につくと、ラディアンが待っていた。
ラディアンにいきなり抱き着かれ声も出せないレイジェラーンに、彼は家も家名も捨ててきた。一緒に逃げようといいレイジェラーンに何も言わせぬうちにその場から逃げ出す。
人目がなくなったところでどういうつもりかとレイジェラーンが問いただすと、ラディアンは自らの状況を語った。
もう何年も実家に帰らずに旅を続けていたラディアンが王都に帰ってきたのは、妾腹で浮き上がった存在だった彼を唯一愛してくれた父親に懇願されたため。魔法で逃げ出すのは簡単だったがそれでは後味が悪い。
そこで平民のレイジェラーンと結婚を許してくれるならもう旅には出ないし爵位も継ぐと言いつのった。当然大喧嘩となったがラディアンは一歩も引かない。
とうとう勘当されることになった。
レイジェラーンは、ラディアンが一芝居打って勘当されたのだと思った。
この作品はFCブログで掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 13:32:47
56291文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公爵令嬢のリンにはロビンという妾腹の弟がいる。弟はことあるごとにリンに近寄る男の悪い噂を拾ってきて、結婚を考えさせようとしてくる。それでも放置していると気付けばいつの間にか相手が消されているという始末だった。
弟のせいで事故物件ならぬ事故令嬢呼ばわりされているリンは突然王子に婚約を申し込まれる。しかし王子と弟が二人だけで狩りに行くことになって……
最終更新:2022-03-22 06:32:13
2874文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:1632pt 評価ポイント:1514pt
エスポワール公爵家長女のフレンダは、亡き母に「人の信用を大事にしなさい」と言われて育つ。少し無邪気で危なっかしい彼女は、とある社交の場で、婚約者に婚約破棄を告げられる。その隣に寄り添うのは、妾腹から生まれた異母妹。けれどどうしてか、フレンダはとてもうれしそうに、二人を祝福しはじめて――?
―
恋愛要素薄めですがこちらに。流行りものを書いてみたかった。本作品はフィクションであり、実在する人物・団体には関係ありません。
最終更新:2022-01-13 22:21:57
16022文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:34356pt 評価ポイント:29532pt
千年王国リーデルシュタインの妾腹の第三王子であるアルベルトは剣や魔法の才能には恵まれてはいなかった。現国王である彼の父は病床にあり、次期国王は誰かという話題はアルベルトの耳にも届いていた。次の王位は第一王子か第二王子のどちらかが継ぐだろうと誰もが考え、アルベルト自身もそう思っていた。
ある日、父王からアルベルトたち王位継承権者は〈王の器〉の話を聞かされる。それは伝承にある〈王の器〉は竜を倒し、嵐を退け、民を救ったとされる正体不明の神器。父王は〈王の器〉が次の王を選ぶ、と
言った。その言葉の真意をアルベルトが知ることになるのは、父が逝去した後のことだった。
アルベルトは、自身の視界の真ん中に浮かぶ「〈王の器〉を継承しますか?」という文字列に困惑していた。
王宮に侵入していた暗殺者に命を狙われ、無力なアルベルトは他に対抗する術を持たず、〈王の器〉を「継承する」と宣言。〈王の器〉に秘められた力とは――、歴代の国王たちが1,000年かけて研鑽し積み上げてきた「職能《クラス》と技能《スキル》」の集合体だった。アルベルトはそのうちのひとつ「クラス:剣匠」を使い、暗殺者の撃退に成功するが、既にふたりの兄王子は暗殺されていた。
1,000年分のチートスキルを手に入れて、なし崩し的に王位に就くことになったアルベルトは王国で起きる様々な事件に――王として、時には素性を偽って貧乏男爵家の三男を名乗ったりもしつつ――関わっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 17:11:30
156494文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「アレクサンドラ・ロナガン公爵令嬢! 君との婚約を破棄させてもらう!」
かつて婚約者であったアイナル王子にそう断罪され、北の豪雪地帯に追放された公爵令嬢アレクサンドラは、実は妾腹で、十歳で公爵家に召し出されるまではバリバリの山育ち。幸運なことに生まれ育った北の山に「追放」という名目で戻ることができて二年。名うての猟師だった祖父から叩き込まれた狩猟の知恵と技術を使い、今日も元気に獲物を追いかけていた日のことだった。自分を裏切り、ここに追放したはずの元婚約者・アイナルが目の前に
転がり込む、否、転がり落ちてくる。
アレクサンドラは知っていた。自分が追放されたその後、アイナル王子は「真実の愛」を教えてくれたはずの伯爵令嬢家に裏切られ、国を乗っ取られてしまったことを。頭も性格も悪く、処刑する価値もないと判断されたヘッポコ王子は着の身着のままでここ北の原野に追放され、死ぬ覚悟も定まらずに冬になるまで彷徨っていたのだ。
過去に自分がした仕打ちも忘れ、アレクサンドラに「助けてくれ」と懇願してくるアイナル元王子。無論アレクサンドラは助ける気などなかったが、アイナル元王子は幽閉されている妹のエヴァリーナの解放と引き換えに、春になって雪が解けたら徒歩で王都に帰り、伯爵家に処刑されるつもりだと宣言した。
自分にとっても実の妹同然だったエヴァリーナのため、アレクサンドラは「自分の食い扶持は自分で稼ぐ」「命令には絶対服従」を条件に、今までやられた仕打ちの復讐を兼ね、春までこのヘッポコ元王子を生きながらえさせることを承服する。
だがアイナル元王子は理解していなかった。この冬山では「自分の食い扶持を自分で稼ぐ」ことが如何なる意味を持つことなのか。そしてこの山では、アイナルのような頭も体も弱い人間は生存そのものが許されないという事実を。果たしてアイナル元王子は風雪に揉まれて成長し、春まで生き残ることができるのか。
バリバリ山育ちで口が悪い狩猟大好き公爵令嬢と、能なし、甲斐性なし、根性なしの三バカヘッポコ元王子のデコボコ山暮らし譚。反響のあった短編小説の連載化です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 12:04:06
39666文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1450pt 評価ポイント:914pt
「アレクサンドラ・ロナガン公爵令嬢! 君との婚約を破棄させてもらう!」
かつて婚約者であったアイナル王子にそう断罪され、北の豪雪地帯に追放された公爵令嬢アレクサンドラ・ロナガンは、実は妾腹で、十歳で公爵家に召し出されるまではバリバリの山育ち。幸運なことに生まれ育った北の山に「追放」という名目で戻ることができて二年。名うての猟師だった祖父から叩き込まれた狩猟の知恵と技術を使い、今日も元気に獲物を追いかけていた日のことだった。自分を裏切り、ここに追放したはずの元婚約者・アイナル
が彼女の目の前に現れる。
アレクサンドラは知っていた。アイナル王子は「真実の愛」を教えてくれたはずの伯爵令嬢家に裏切られ、国を乗っ取られてしまったことを。頭も性格も悪く、処刑する価値もないと判断されたヘッポコ王子は着の身着のままでここ北の原野に追放され、死ぬ覚悟も定まらずに冬になるまで彷徨っていたのだ。
過去に自分がした仕打ちも忘れ、アレクサンドラに「助けてくれ」と懇願してくるアイナル王子。無論アレクサンドラは助ける気などなかったが、あまりにしつこい王子の態度に「自分の食い扶持は自分で稼ぐ」「命令には絶対従う」ことを条件に渋々了承する。
だがアイナル元王子は理解していなかった。この冬山では「自分の食い扶持を自分で稼ぐ」ことが如何なる意味を持つことなのか。そしてこの山では、アイナルのような弱い人間は生存そのものが許されないという事実を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 12:03:01
13807文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:5600pt 評価ポイント:5184pt
スカーレット・ブラッティーネ
ブラッティーネ公爵家の妾腹であり、傲慢で我儘。息を吸うように人を貶める歴代最高の悪女
そう歴史書に記載されている彼女だがバットエンドを迎えるたびに時間が巻き戻り何度も同じ、しかし違う結末を迎えていたことを知るものはいない。
五回目の繰り返しで今までの今まで自分が経験した繰り返しの人生の記憶がよみがえる。
バッドエンド回避の為に動き出した彼女に執着する謎の男も現れる。
スカーレット自身が動きを変えたことにより今までとは違うことが起こり出し、予測が難
しくなっていく中、バッドエンド回避できるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 18:55:10
96929文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2338pt 評価ポイント:1112pt
ヤンデレお姉ちゃんに殺され続けたい……そうだ、時間を巻き戻せばいいんだ(錯乱)。
という不純な動機から生まれた、見切り発車な作品です。
生暖かい血を見守ってください。
最終更新:2021-07-31 19:19:36
290534文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:554pt 評価ポイント:304pt
【書籍版2巻は1月31日発売!】
地方貴族の家で妾腹の子として生まれた少年・リオン。
嫡母や兄から蔑まれ、不遇な日々を送っていた彼は、あるとき自分の前世が伝説の勇者であったことを思い出す。
実家をとっとと飛び出した彼は、前世のようなストイックな勇者人生を嫌い、今度は自由気ままに生きようとする。さらに「魔王もいないし、別にこれ以上は強くなる必要がない」と考えた彼は【調教士】【料理人】【遊び人】という三つの非戦闘系のジョブを取得するのだが――
――気づけば強力な仲間や魔物
を従え、自身も前世よりさらに強くなっていて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 18:00:00
414594文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:148032pt 評価ポイント:59682pt
妾腹の皇子エウリアスが、エメラルドの瞳を持つ美しい魔術師イズメイルと出会ったのは、十三歳の春だった。
エウリアスの失言から乱闘騒ぎに発展した二人の出会いは、これ以上ない最悪なものであったが、同じ年同じ日に生まれた者同士打ち解けると次第に心を通わせ、お互い唯一無二の親友となってゆく。
だが、宮廷魔術師となったイズメイルの隠された本心と過去の因縁はやがて二人の仲を引き裂き、彼らを残酷な運命へ導くのだった――。
美しき魔術師の友情と破滅の物語。
※カクヨムでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 23:41:38
96835文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
運命の瞬間は早朝。
泉から伸びる手に触れたことが、レイシールの未来を大きく変えた。
引き上げられた少女は、自らを異界人であると告げ、もう帰れないのかと涙をこぼした。
彼女を還してやるために、二人は共に暮らすこととなり……。
領主代行を務めるレイシールの、目下の課題は、治水。毎年暴れる河をどうにかせねば、領地の運営が危うい。
だが、彼の抱える問題はそれだけではない。
妾腹という出自が、レイシールの人生をひどく歪なものにしていた。
喪失の過去。嵐中の彼方にある未来。二人は選
んだ道の先に何を得るのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 20:31:30
4131050文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:3639pt 評価ポイント:1749pt
霊媒師三傑、水木家に妾腹として誕生した水木亜夏土。
霊媒術もあり霊力も豊富で己の成長のために東京祓い屋教育専門学校に入学した。
だが入学してからまもなく、かつての黄金時代に引け目を取らないほどの祓い屋が集まった学年になってしまい、入学する前はそこそこ優秀だと感じていた自分が一般家庭出身の同級生にも劣っていることを目の当たりにする。
そして同級生に劣等感を抱いてしまった亜夏土は次第に自信をなくしてしまい、霊媒師としての活動が出来なくなるほど衰退してしまった。
担任により育てられ
る。かつての黄金時代の生徒を育てた教師により育てられる。
時には生前祓い屋だった幽霊により育てられる。
これはそんな水木亜夏土の迷いと苦悩、そして成長を描いた物語である。
祓い屋物語第一弾。主人公、水木亜夏土。
キャッチコピー
亜夏土の霊媒師としての、祓い屋としての悩みと苦悩、そして成長の物語
この物語はフィクションです。
実際に存在する人物・地名などは一切関係ありません。
・カクヨムさんでも公開しております。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218728021330折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 14:24:04
9353文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ライアンはある名門侯爵家に跡継ぎとして迎えられた。継母は優しいが、罪悪感に苛まれ未だに母と呼べていない。そんなとき、不思議な少女に出会って……
※親子の和解(?)がメインのためヒューマンドラマにしています。
最終更新:2021-02-09 12:00:00
8695文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:82pt
作:超高校級の小説家
ハイファンタジー
連載
N1875GR
武門で名を馳せるシリウス男爵家の四女クロエ・シリウスは妾腹の子としてプロキオン公国で生まれました。
クロエが生まれた時にクロエの母はシリウス男爵家を追い出され、シリウス男爵のわずかな支援と母の稼ぎを頼りに母子二人で静かに暮らしていました。
しかし、クロエが12歳の時に母が亡くなり、生前の母の頼みでクロエはシリウス男爵家に引き取られることになりました。
クロエは正妻と三人の姉から酷い嫌がらせを受けますが、行き場のないクロエは使用人同然の生活を受け入れます。
クロエが15歳に
なった時、転機が訪れます。
プロキオン大公国で最近見つかった地下迷宮から降りかかった呪いで、公子が深い眠りに落ちて目覚めなくなってしまいました。
焦ったプロキオン大公は領地の貴族にお触れを出したのです。
『迷宮の謎を解き明かし公子を救った者には、莫大な謝礼と令嬢に公子との婚約を約束する』
そこそこの戦闘の素質があるクロエの三人の姉もクロエを巻き込んで手探りで迷宮の探索を始めました。
最初はなかなか上手くいきませんでしたが、根気よく探索を続けるうちにクロエ達は次第に頭角を現し始め、迷宮の到達階層1位のパーティーにまで上り詰めました。
しかし、三人の姉はその日のうちにクロエをパーティーから追い出したのです。
自分達の成功が、クロエに発現したとんでもないユニークスキルのおかげだとは知りもせずに。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 18:32:56
25903文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:10pt
フォーリア王家の生き残りであるジェラルドは、平民の母を持つ妾腹の王子だった。
仲間とともに、祖国を追われて三年。旅の最中に訪れたウィンスレット公国で、城に招かれる。
どうやら亡き国王は、公国の姫と息子を結婚させるつもりだったらしい。
――これは好機だ。
姫の伴侶となれば、失った「国」を手に入れることができる。
公国の姫は、三人。
しかしそのなかで、末の姫だけは母親が違っており、姫として扱われることのない生活を送っていた。
**********
秋月忍さまの「冬のシンデ
レラ」企画参加作品。
全五話。完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 12:00:00
19978文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
エレオノーラ・シェール・ルフレエトワールはルフレエトワール王国唯一の姫君であった。しかし妾腹だった彼女は幼少期からずっと負い目と劣等感に苛まれ、居住している塔から出たがらない。しかし兄王の不用意な一言で、前世を思い出してしまった。そんな彼女に手を差し伸べるのは隠しキャラの王国最高位騎士様で。
(ただのラブコメを目指したはずでした、ハッピーエンドです)
前作「乙女ゲームは始まらなかったし、モブの私は何故か秘書」で、ゲームの舞台に来なかったヒロインのお話です。前作を読まなくても
読めるようにしたつもりですが、読んで頂いた方が読みやすいとは思います。
前作よりもテンポは遅めで、ヒロインは大分もだもだしています。ハッピーエンドはハッピーエンドです。お楽しみ頂ければ幸いです。
試験的に行間を増やしております。ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 20:22:46
88672文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
【角川スニーカー文庫より書籍化!】
【コミカライズ企画も進行中!】
妾腹の第四皇子・四玄(スガン)は、責任とは無縁に皇子暮らしを享受できる今の状況を最高と考えていた。
しかしある日、突然に皇帝から「次期皇帝になれ」と指名を受けてしまう。
皇帝に付き纏う膨大な責任と激務を嫌悪した四玄は「なぜ兄たちにしないのか!?」と皇帝に尋ねるが、いたって冷静に皇帝はこう返すのだった。
「あいつらやる気ないから」
――こうして、やる気のない皇子四人の血で血を洗う継承回避の戦い
が始まるのだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 19:14:58
160026文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:37322pt 評価ポイント:15072pt
ペルガメント王国の王都には、王立の魔法学院がある。
王国各地にいる魔導師の弟子たちが12才になった時、この魔法学院の入学試験を受けることが許される。
魔導師の弟子ではなくても、魔法使いが見初めた魔力の強い子供たちも、この学院の入学を許されることもある。
灯火の魔導師ヴィムの弟子、エリーナは王立学院に無事入学を果たした。
同年、ペルガメント王国第5王子シグリッドもまた王位継承権を破棄して王立魔法学院に入学した。
現在連載中の『灯火の魔導師』の、エディの姉弟子の恋物語。
最終更新:2019-12-22 15:00:00
57123文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:7pt
元平民で妾腹の男爵令嬢が身分違いの子を妊娠してしまった話。
最終更新:2019-09-09 18:00:00
5616文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:22pt
側室の妾腹である朽木忌は、ひょんなことから本家の当主になることに!
ほのぼの系腹黒平凡男子の、何て子とない日常?
超亀更新です。思い出したら書く。
最終更新:2018-09-30 00:03:38
1182文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:桜餅 大福
ハイファンタジー
完結済
N3078EM
少年は、魔の森に住まうという魔導士に言った。
「貴方に学べば、私は強くなることができますか」
と。
少年は妾腹の子であったがために、その存在を疎まれ、いらない王子だといわれていた。
それでも、自分が強くなれば、みなを、国を、守れるほどに強くなれば、自分は認められると、信じていた。
ゆえに、彼は誰もが恐れる魔の森へと向かう。
一人の少年が、青銅の王と呼ばれる王になる物語。
最終更新:2018-01-05 17:25:04
17339文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
地方の商家に長庶子として生まれた十五歳の杜叡(とえい)は、商品の仕入れのため老頭(じいや)と共に初めて京城(みやこ)を訪れる。そこで贅沢な日々を過ごしたある日、突然老頭が消えた。
宿の主人に宿代替わりと身ぐるみはがされ、追い出される。妾腹の杜叡を疎ましく思い、実子である弟を可愛がる継母の仕業だった。文無しになった杜叡は、辿りついた街外れの廃寺で行き倒れてしまう。
目が覚めると、清潔な室内だった。
現れたのは、自分より十余り年長の花生(かせい)という女。彼女が行き倒れの
杜叡を拾ったという。訳あって実子と生き別れたという彼女は杜叡に深く同情し、ずっとこの家に住むよう勧める。
花生は杜叡を献身的に世話をし、何一つさせようとはしなかった。彼はただ甘やかされるままに庭の牡丹を眺めては酒を飲み眠るという怠惰な毎日を過ごす。しかし彼は、この家の違和感に気づいてしまう。 杜叡は密かに、家の外に出ようと試みるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 21:36:02
33959文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
国王の突然の死、そして王位継承者である第一王子の思惑に、妾腹である第二王子エルンストを取り巻く様々な環境の変化。
エルンストの懐刀である二人の青年、キーンとシェリウスは、王子を護るという共通の使命を持ちながらも、その出自や性格の違いから互いに相容れずに居た――。
魔法ありきの西洋風ファンタジー世界を舞台に、二人の青年と王子周辺の人間模様を描く予定です。
なお、二年ほど前にJUGEMブログにて投稿していたものを此方に持って来ました。以降は此方のみでの更新となります。
最終更新:2016-08-01 17:02:12
51770文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
技術大国ヌネイルで、『発条王』と渾名される恐妻家のエヴァンスランスは、今日も今日とて悪妻アンリシャンテにどやされる日々。
王后の怒声が響き渡るヌネイルの宮廷は、妾腹のエヴァンスランスを王に担ぎ上げた『宰相派』と、その甥グロウワットを擁する『大公派』とに割れていた。
王の器ではないと自覚し、趣味の機械いじりに没頭していたいエヴァンスランスは、国政を宰相に牛耳られているのを良いことに、その娘であるアンリシャンテに操縦されるままになってきたのだが――。
ままなならぬ人生が生む宮廷事
変。
※自サイトにて掲載中の作品を転載しています。カクヨムにも転載有り。
※若干の残酷描写を含みます。R15は念のため。自サイトではPG12指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 17:05:47
27633文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:70pt
小学館ルルル文庫二次選考落選作(手直し済を投稿していきます。大まかな設定はそのままで、話の流れは若干違います)
☆和風ファンタジー恋愛風味(忍者もの)
〈あらすじ〉
曾地の山奥に住む五十土国城主の妾腹の子・雪織は、母が亡くなった後、兄・隆成から城へ招かれる。雪織は隆成の従者である飛と霧と共に五十土城へ向けて旅立つのだが、隠密集団に襲われたり、拐かしに遭いそうになったりと、これまでの穏やかな生活が一変する。
幼い頃から一番自分を気にかけていてくれ、尚且つ度重なる襲撃から
守ってくれる飛に惹かれながらも、困難の元凶を暴くため、雪織は仲間たちと城を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 16:37:05
81850文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
領主である父の突然の死により、跡目を継ぐことになった妾腹の四男リアン。
十歳の少年の前に次々と立ちはだかるのは、貧乏領地の経営再建&多額の借金、そして四人の許嫁!?
難題山積の新たな人生、チートなしで乗りきれるのか?
最終更新:2016-01-23 00:04:04
3391文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人外姫と妾腹の王子の話
最終更新:2016-01-11 10:52:59
1519文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:93pt 評価ポイント:71pt
小雪の中、夫の墓所へ参る、胸を病んだ年若い未亡人。
未亡人を見守る病弱な妾腹の義弟。
続き物ですが場面ごとの病弱描写重視なので、いつ終わるかわかりません。
咳の表現のため半角カナを使用したバージョンはこちら→ http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4748690
最終更新:2015-12-31 07:37:23
11850文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
貴族にありえざる黒髪の娘として生まれた妾腹の末姫、シオン・ファーライト。
少女は若干一二歳にして、親族のクーデターによる王位簒奪を機に、追われるものの立場となる。
手にあるものは武断で知られた父王に師事した剣術。そしてひとりで生き延びるためのすべ。
隣国に亡命すべく一路ひた走る道すがら、立ち塞がるは魔剣をたずさえし魔人たち──"魔剣遣い"。
剣姫の行く末や果たしていかに。
亡国の妾腹の姫(十二歳)が武断で知られる父王譲りの剣術を手に亡命する道
すがら、立ち塞がる"魔剣遣い"をバッサバッサ斬殺していくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 13:06:23
303234文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10004pt 評価ポイント:3880pt
作:小石川養生所
ハイファンタジー
完結済
N7757CW
貴族の家に生まれながらも、戦争で没落したウォーロック家の跡取りバート・ウォーロックは、妾腹の兄アランに養育され、優秀な戦士として健やかに育った。
長じて剣士ギルドで教育を受けた彼は、ギルドの卒業試験として命じられた試練において、王都からほど近い山村の古い遺跡最奥の祭壇で不思議な光に包まれ思い出す、自らの前世を。
最終更新:2015-10-03 15:28:32
71073文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:26pt
検索結果:55 件