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検索結果:43 件
1
「お父さん、最低!!」
私の目の前で、小さな少女がお父様に向かって声をあげている。
それが私と腹違いの妹となるリーシエとの初対面。
私の人生は妹と出会ってから変わった。
最終更新:2024-03-26 21:48:08
10937文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:18272pt 評価ポイント:16360pt
どこにでも居るモブな外見、童貞の私は30歳。同窓会の二次会に向かう道中、横断歩道を渡っていた好きな同級生に、暴走したダンプが突っ込んできたところを救い、跳ねられ轢かれて死んだ。
目覚めるとエルフの男児として産声をあげていた。そう、私は異世界に転生していた。すくすくと育ち10歳になった頃、森で遊んでいると空から異星人の乗り物が墜落し、私は巻き込まれてしまう。
責任を感じた異星人から、乗り物に潰された瀕死の私の身体は、自分達の世界の技術で造り替えると言われ、直後意識を失う。
次に目覚めた私が見たものは、女児になってしまった自分の姿だった。
この日から私の誰にも言えない秘密の生活が始まったのだ。
────
異世界転生×エルフ性転換(TS)な恋愛ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 00:11:16
123364文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:62pt
作:生出合里主人
現実世界[恋愛]
短編
N9977IO
中学生の時、女子高生たちにレイプされた男。
男の告白を聞いた女性は、声をあげて泣いた。
これは、懺悔と再出発の物語。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-01-10 13:00:00
4983文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:958pt 評価ポイント:858pt
盲目の優心は町の子供達から揶揄われ、本を無くしてしまう。その翌日、頭から生えた角や先の尖った耳を隠すために深く笠を被った男に声をかけられる。男は優心の匂い、声、姿、そして思考に興味を惹かれ始める。
男は優心の後を毎日のように付け、優心を傷つけようとする者から守ることを日課としていた。
その日もいつものように優心の後を歩いていると、突然優心が倒れ、もがき始めた。近寄ってみると両目を抑えながらうめき声をあげている。男は優心を気絶させ、自身の目と彼の目を交換させた。
優心は片方の
視覚を取り戻すが、その片方の瞳は以前の焦茶色ではなく、小豆色になっていた。
視覚を取り戻した優心は以前より学問に没頭し、より高等な教育を受けるために上京してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 22:18:31
10694文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アーロンは子供の頃に婚約をするが、浅慮のため回りに迷惑ばかりを掛けている。
婚約者にもお小言ばかりを言われ、ついつい居心地のいい方へと流れて行ってしまう。
ピンクブロンドの男爵家の娘と結婚式の三日前にベッドの上でイチャついているところを見つかってしまう。
それを見た婚約者が叫び声をあげてしまい、話は大事になって行ってしまう。
最終更新:2023-10-01 21:00:00
27047文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:9872pt 評価ポイント:8574pt
貧民街で生まれた元奴隷の勇者♀ミレーズ・ルゼンダ。国王により魔王の討伐を命じられている為、幾度となく勇者パーティを組み、数多の仲間達と命運を共にしてきた。
そんなある日、魔王の居城までやってきたミレーズ達は、魔王が居ると思われる部屋のドアを開け踏み込んだ。すると、大声をあげて黒色のスライムが私に向かって飛びついてきた為、部屋から出されてしまう。
そこで、黒色のスライムから魔王はもう居ないことを告げられた。そして黒色のスライムのリンを気に入ってしまったミレーズは、お供の契約をし
て居城を後にした。
実はリンの正体は魔王だった。一定周期で人格排出をし、人格を新しい依代に移行していたが、クーデターに遭った。手下が、魔王の魔力の籠った元の身体を奪い、魔王の人格をスライムの中へと移行してしまったのだ。
そんな事情を全く知らないミレーズは、可愛らしいスライムの姿とは裏腹に、強くて優しくて頼り甲斐のあるリンの事を、徐々に好きで好きで堪らなくなり、遂には恋心を抱くようになっていく。
リンはと言えば、はじめは元の身体を取り戻したいと思って奮闘するが、ミレーズの生い立ちや人柄に触れ、徐々にこのままの姿でも良いかもしれないと思うようになっていく。
勇者♀と魔王♂の想いが交差する物語。
二人の行く末に待っているのは…!?
※双方、どちらかの視点で話が進みます。
※ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:01:06
21315文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
祖母は森を守っていた。
その森はお墓だった。
祖母は自分を墓守りだと言った。
森にはお墓なんかなくて、本当にただの森なのに。
そんなある日、祖母が息を引き取った。
墓守りを次に渡す前に。
「……私がやるよ」
次の墓守りを誰がやるか。
親戚一同が自分だけはと回避するなか、気付いたら私は声をあげていた。
かくして、私は高校生にして祖母が守った墓守りを継ぐことになるのだった。
物語の始まりの始まり。
何もないそこに何かを。不思議は不思議なままで。
そんなお話。
最終更新:2023-06-09 21:44:12
3945文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:372pt 評価ポイント:342pt
腹が減った!!!
彼の腹の虫は大声をあげて鳴き出した。
しかし、彼の家には食材があんまりない!レシピは決めてない!スーパーには一度しか行ったことがない!!!
ないない尽くしの彼の夕食は、一体どうなる!?
最終更新:2023-04-06 23:29:44
3674文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
貧乏伯爵令嬢のクレアは名門の学園に特待生として入学した。
そこでクレアは王子と運命的?な出会いをしてしまい、王子は婚約者のアシュレイに婚約破棄を告げる。
「アシュレイ、君との婚約は破棄する。わたしは真実の愛を見つけたのだ。このクレア嬢と結婚する」
「殿下、どういうおつもりですか?」
「へっ? どういうことですか?」
思わず間抜けな声をあげてしまう。
待って。そんな話聞いていない。わたしはそんなこと望んでませんから!
*アルファポリス様にも掲載しております
最終更新:2023-03-20 20:57:50
17867文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:5938pt 評価ポイント:5146pt
2021年に書いた超短編小説をリメイクしました。
最終更新:2023-03-12 19:57:06
2411文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
値上げに嘆くのは、ワシの財布。恐怖の声をあげている(´・ω・`)
ひたすら値上げに嘆くだけのエッセイです(´;ω;)
あれ? 前にも書いたような(ノ・ω・`)
最終更新:2023-02-03 12:18:16
1421文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:178pt 評価ポイント:174pt
日曜日の朝、白衣を着た若い男が彷徨っていた。
彼の名は藤田佑(ふじたたすく)。前日の土曜日、患者の家族の横柄な態度にブチ切れ、さらに今までの鬱積した不満も爆発して、「こいつらを刺してやろう」と考えた。ところが血まみれの光景を想像した途端に恐ろしくなり、叫び声をあげて職場から逃げ出すと、錯乱状態のまま夜を越して横浜を歩いていた。
AMGを運転するいかにも羽振りの良さそうな男が佑の姿に気がついた。車を降りて佑に近づくと、男は、元介護士の伊庭進次郎(いばしんじろう)、ツイッターネー
ム「蜃気楼(しんきろう)」と名乗った。
伊庭は佑をファミレスに連れて行き話を聞くと、こう告げた。
「今の仕事を続けていると取り返しのつかないことになる。自分を大事にしろ。介護士の先輩としておまえを助けてやる。信用してもらって大丈夫だ」
伊庭は所有しているというポルシェやフェラーリの写真を佑に見せた。そして、ある女に連絡をいれて話をつけた。
伊庭の車で横浜駅西口に行くと、ポルシェ・カイエンに乗った黒づくめの女が佑の前に現れる。それまで尊大だった伊庭の態度が掌を返すかのように変わった。女は蓬莱(ほうらい)ゆき子と名乗り、伊庭から佑を引き取った。
「伊庭に頼まれたから仕方なく引き受けた。あなたには絶対に勝てる勝負をしてもらう。その勝負に勝ってあなたはお金を手にする。実際にあなたがやるのは事務作業だけ」佑を自宅へ連れて行く途中、ゆき子は簡潔に言った。
ゆき子と伊庭は、成功した個人投資家だった。
佑はゆき子の言いなりになるしかなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 21:24:23
29802文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
世界を変えるために、私は口をひらいた。
最終更新:2022-09-09 20:00:00
579文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
時田真琴は、太った、イケてない美容師だった。真琴は栃木県南部に位置する田舎町にある小さな美容室で雇われて働いている。
もう若くなく、ルックスは並以下で、スタイリストとしての技術も高くない彼女は、来る日も来る日も「アッハハハ! アッハハハ!」と客の話にお追従の笑い声をあげて働いていた。
――こんな真琴が恋をした。相手は美容室の客で、真琴より三十歳以上齢が上だった。
最終更新:2022-04-08 10:24:46
10154文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
とても黒い何かが渦を巻いて、腹の底で唸り声をあげていて、鎮めるための非建設的な方法として、これを書きました。
最終更新:2022-03-17 02:17:07
1018文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:Naroulove
アクション
連載
N2122HN
僕はJKの姉ちゃんと2人暮らしの中学生。
父さんの海外転勤に母さんが着いて行ってしまったせいさ。
そんな僕の日常は姉さんとその友達のせいでてんてこまいまいなんだ。
家は無料宿泊所じゃない。
声をあげて主張したい。
そんな姉さんとその友達の相手だけでも大変なのに夢に現れた女神様が僕を勇者だとか言うんだ。
勇者だから異世界へ行って戦えだって。
勘弁してよ!
僕は平和に暮らしたいんだ。
でもそんな僕の想いは叶わないらしい。
そして僕の物語が始まるんだ。
最終更新:2022-03-13 11:00:00
36699文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
作:スパイスマン
ハイファンタジー
連載
N4289HI
筋肉を鍛えるために、どんな犠牲も厭わないボディビルダーがいた。彼の名前は、城之内 力(じょうのうち りき)。
あらゆる無駄を削り、ひたすらストイックに筋トレを続けている彼の筋肉は、どんなボディービルダーも思わず感嘆の声をあげてしまうほどだった。
しかし、そんな彼もボディービルの大会では万年2位。彼を上回る存在がいるのだ。そんな第1位の名は、細貝 粗田(ほそがい あらた)。
どんな大会でも細貝の筋肉には、あらゆる名声がつけられる。
「彼が持つのは神の筋肉だ。」「私
はこの筋肉を永遠に忘れない」等々あげればキリがない。
そんな細貝を憎み、日に日にトレーニングの負荷を上げていく力。
ついに彼はある結論に辿り着いた。
普通のトレーニングでは意味が無い。なぜなら、それは内側から筋肉を破壊し、超回復を起こしているに過ぎないから。
なら、どうすればより効率的に筋肉を鍛えられるか?
答えは、簡単だ。外側から壊せばいい。
この時点で彼は自身が壊れている事に気づくべきだった。力は、すぐさま台所から出刃包丁を持ってくると、自分の腕にぶっ刺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 20:10:45
1371文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とても鮮やかで、息を呑むほどに美しい赤色の月が浮かんだ夜。
世界に存在するありとあらゆる全ての占者、予言者、先見師達が、皆、異口同音に同じ言葉を、人々に告げた。
人々は静かに、その言葉に耳を傾けた。
《もうすぐこの世に、ありとあらゆる災厄を孕んだ一人の赤子が、産み落とされるであろう》
《この世で最も古き血を抱く者。おぞましい金を持つ者》
《人の形をしたその災いが生き続ければ、この世には悲しみと憎悪、そして絶望が満ち溢れ滅びの結末を迎える》
《けれど、案ずることはない》
《滅亡の申し子が産み落とされる時、栄光の申し子、始まりの英雄となるべき赤子も、その産声をあげている》
《そして、災厄の中にこそ希望はある》
《英雄が災厄を滅ぼせば、希望は解き放たれ、この世界には、永き安寧と平和が訪れる》
《そして、数多の人々よ。あなた達もまた、無力ではない》
《あなた達は信じることが出来る》
《英雄が災厄を滅ぼすことを心から信じよ。ひたむきに信じ続け、祈りを捧げよ》
《その心が、その祈りが、その想いが、英雄の力となり、災厄を滅ぼす剣となるのだから──》
──そんなもの、俺は、絶対に認めない。
これは祈りと願いの物語。
ただ、共に在りたいと。一緒に生きていきたい、生き抜いていくんだと望み、臨んだ、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 17:49:47
201771文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
私が大人になるまでの話をしよう。幼い“わたし”は未だに私のなかで泣き、耳の奥で声をあげている。これはそんな“わたし”への慰めであり、弔いのために書いている。
名前を付けられずに漫然と積み上げ続けた感情の上に成り立つ自分は、なんて正体不明なんだろう。これはわたしの回顧と再出発の物語。
暗い話が苦手な方はお避け下さい。
最終更新:2021-05-14 14:00:00
688文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あれ?私は32歳の独身OL、でもこの産声をあげているのも私?目の前には美男美女の両親、ここは私の知っている世界ではない、転生!異世界!精霊、魔獣、このファンタジーな世界を楽しみます。えっ家族に呪いが?私の家族に手を出した事を後悔させます。
夢みるOLが死んでしまったことを嘆くより新たな人生をより幸せに生きていこうと頑張るお話しです。
最終更新:2021-04-26 00:23:59
3022文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:62pt
アダムには特殊な能力があった。会話した相手にのりうつる能力だ。
精神だけが飛びうつり、肉体を支配する。
そんなアダムだったが、ある事件をきっかけとし、奇妙な海底都市に閉じこめられてしまう。
――狂人都市。
鉄のつうろに鉄のとびら。窓のそとを優雅に泳ぐ深海魚。逃げ場のない中、奇声をあげて襲ってくるのは狂ってしまった住人たちだ。
住人はなぜ狂ってしまったのか?
パンデミックの元凶はなんなのか?
わずかな生存者を渡り歩くうち、アダムは謎にふれていく……
最終更新:2020-08-07 09:05:05
101812文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:310pt 評価ポイント:232pt
平凡な毎日。何も変わり映えしない日々。それで、僕は満足していた。
そんな日々の中で、僕にとって波紋となる彼女が現れる。彼女は、僕にとって色そのものだった。
燃えるような想いの赤、静かに見守るような目をする青、大きく声をあげて応援する姿の黄――
まぶしい彼女はカラフルで僕の世界の色を変えた。
そして、僕は色のある世界もない世界も知り大人になっていく。
最終更新:2020-06-10 11:53:14
407文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夜、雨が強く降り注ぎ全ての音が掻き消される。どんなに叫ぼうと、どんなに助けを求めようと、誰も気づかないほどに。
「や、めて」
1人の少女が両親を殺そうとする顔に龍の刺青のある男の足に血塗れの状態で縋りつき嘆願する。
ガタガタと椅子に縛り付けられ猿轡をされている2人の男の子は唸り声をあげて睨みつける。
刺青の男の仲間である耳が尖った金髪のエルフと脂肪の塊のような豚男が下劣に笑う。
この2人にも腕、肩と同じ龍の刺青が彫られていた。
男はそんな少女達の姿に吐き気のする笑顔を浮か
べ、頭を鷲掴みにされて持ち上げられている両親はーーーー最期に笑顔を浮かべた。
ザシュッ
無残にも少女達の両親の首が床に転がる。
「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ!?!??!??」」」
絶叫を上げる。悲しみを、無力感を、喪失感を、絶望を。
そんな少女達に3人の人殺しは楽しそうに笑う。
愉快に、楽しく嘲笑いながら……。
そして、標的が変わる。
「「「…………」」」
もはや少女達には小さく嗚咽を零す事しか出来なかった。
「………(殺す、こいつらは絶対に殺す!)」
ーーーー1人、殺気のこもった眼で睨みつける少年を除いて。
それから数日、嬲られ続けた少女達は騎士達に救出されるのだが引き取り手がいなかったためバラバラの孤児院に送られた。
犯人も逃走し行方不明。
「………殺す」
少女達がそれぞれの孤児院に行く前日、殺気のこもった眼で犯人達を睨みつけていた少年の呟きに少女達が頷く。
「「「必ず、復讐してやる!」」」
復讐を誓ったその夜、少女達は静かに声を上げることもなく涙を流し続けた。
まるで僅かに残った人間味を全て出し尽くすかの如く、泣き続けた……。
そして月日は流れ、8年が経った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 19:25:14
127439文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:8pt
高椿ありすは三十路の誕生日を目前に、我が人生の不運を嘆いていた。
幼い頃から真面目だけが取りえで取り立てて褒められる部分もなく、才色兼備な姉との雲泥の差に開き直って生きてきた。幼い頃から本が好きで、いつしか趣味で小説を書くようになる。殆ど誰にも読まれる事もなく、コンテストに応募してみても箸にも棒にも掛からなかったが、妄想を書き連ねる間は現実逃避が出来て楽しかった。唯一の癒しの時間だった。私立の文系大学を卒業後、人と接する事は嫌いではなかった為、ドラッグストアの販売員とし
て就職。三年間勤めて副店長となる。
それから五年ほど月日が流れ、明日で三十路の誕生日を迎える日となった。副店長のまま、彼氏無し、取り立てて良い事もない……けれども、自分が趣味で書いていた小説を仲間だと思っていた一人に盗作され、何食わぬ顔でコンテストに応募、受賞した事を知ってしまう。設定はそのまま、世界観とキャラの名を変えただけのもので、文章も殆どが剽窃されたものだった。しかし、声をあげても、殆ど誰にも読まれてもいない自分の事など、擁護してくれる人がいる筈もなく……。やり切れない思いを抱えながら自宅でヤケ酒を煽っていると、そのまま意識を失い……
気がついたら異世界(?)にいた。そこはファンタジー的な魔法に満ちた特殊な世界らしい。ありすは前世(?)の記憶があるまま、生まれたばかりの赤子に……。それもセレスティアラと名付けられた、|彩光界《さいこうかい》を束ねる王族の長女として生まれたようだ。最高の地位、魔術、才能、知能、教養、マナー……ありとあらゆる事に秀でていたが、たった一つ、難点があった。顔が醜かった。その部分を隠しかつ補うべく、ありとあらゆる教育が施される。
一方、妹は姉ほど多才ではなかったものの、格別に美しい容姿に生まれ付いた。よって、地位を目当てにセレスティアラに近づく男達も、妹を見た途端心変わり。だが、前世でも姉妹格差だった上にモブキャラだった彼女は打たれ強さを武器にその地位を確固たるものにして行く!
隣国、|花緑界《かりょくかい》の王子とセレスティアラは幼馴染だ。秘かに彼に恋心を抱いていた。嬉しい事に彼は婚約者候補となった。けれども彼は浮かない表情で……。更に追い打ちをかけるように、父王の愛人に男の子が生まれる。その子に王位を継がせようと、魔の手が忍びよる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 21:00:00
5446文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
江戸時代のこと。「玉屋ぁー、玉屋ぁー」と声を張り上げて、シャボン玉売りがやってくる。
彼が葦の茎の先っちょにシャボンの液をつけ、反対側から息を吹くと五色をにじませるシャボン玉が中空に飛んでいく。
周りの子供たちも「わっ」と声をあげて、我先にとシャボン玉を膨らませはじめた……。
最終更新:2019-06-03 21:00:00
3971文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ピーピングアッタマート
ハイファンタジー
短編
N1267FL
十八歳の令嬢はワガママ放題。
当たり前の様に平民への侮蔑を吐き、権力を傘に取り巻きを従え、恋した王子を手にする為に画策し、学園に現れた恋敵を蹴落とす為に暗躍した。
が、ついには全てが露見し、王子に婚約破棄を言い渡される。
分かりきっていた結末。既定路線の破滅。追い詰められて、必死に声をあげても断罪は避けられない。
けれどその時、彼女の呪いが解けた。
最終更新:2019-04-14 13:14:38
14497文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:144pt
歴史ある緑豊かなミキューネ王国。平穏の中にあった国はある日突然地下から現れた異形の者達によって滅亡へと追いやられた。難を逃れた若き王子アーサーは生き残った仲間を集め、祖国を取り戻さんと剣を握る。
一方、平成も残り僅かとなった日本。下手の横好きでゲームを趣味とする会社員真里は、ティザームービーを見て一目惚れした渋い騎士セオのために、とあるSRPGを購入した。食料を買い込み準備万端。ゲーム三昧の週末を過ごさんと、ビールを片手にコントローラーを握る。
祖国の復興を夢見る若
き獅子と、ぐうたら生活を夢見る駄目OLの、あったら嫌な世界リンク。
「また戦いの前に戻った。一体、何故なんだ……」
「ふざけんな、このクソ王子。死ぬ気でセオを守れよ!」
※注意。基本コメディですが、王子からするとホラーです。アーサーに感情移入し過ぎると胸糞になります。アーサーが死ななくても一定の条件を満たすと戻ります。真里は奇声をあげているか、ひたすら口汚く罵っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 20:00:00
3940文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:350pt 評価ポイント:132pt
作:神乃木 俊
ヒューマンドラマ
完結済
N9049FG
”わたしたちがおばあちゃんたちと同居する理由。それは家族ごっこをしたかったからじゃない。そうしなければ、生活できなかったからだ。”91歳のおばあちゃんの危篤を知り、どこか肩の荷が下りたように感じる加奈。これでやっと虚しい生活から抜け出せると確信する彼女だったが、おばあちゃんとの面会は、彼女の幼い記憶を呼び覚ます。果たして彼女が下す決断は。/”おぎゃあと産声をあげて生まれ落ち、冷たい棺で見送られる人の一生。その命の炎を管理するおれたち医師に、いったい、なにができるか。”古典に明
るく思い遣りの心を持った医師の赤崎のまえに、91歳の心停止患者が運ばれてくる。なにが患者のためか。苦悩する赤崎のまえに浮かびあがる想いとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 21:25:28
19949文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:ほねつきニク
ハイファンタジー
連載
N9909EX
“|勇者《ゆうしゃ》”は「魔王」に敗れた。
戦いの後、国は瞬く間に火の海となり、人々は殺され、捕らえられ、
国のすべては魔王軍に奪われた。
……だが、一部の人間だけは抗い、逃れて、その身を隠していた。
逃れし者たちはまだ、希望を捨てきれずにいた。
彼らが託した希望はただひとつ。
「外界から別の“勇者”を召喚せよ」。
「女神」が最期に残した信託であった。
ーーー
Walierは邪の根源たるDragonを討伐し、国へと帰還した。
間もなく帝国への招待が届き、まさに今、足を
運ぶ|最中《さなか》である。
Walierが歩む道筋には人が集まり、みな歓声をあげて“|勇者《Walier》”を讃えた。
Walierの顔には、暫くぶりの笑みが溢れていた。長く険しい旅を、時には一人で、時には道行くものと助け合いながら、一歩一歩を踏みしめながら行き、遂には成し遂げたのである。目的の成就への喜び、誇り、安堵。もはや苦渋の日々は遠い過去に思えた。
その時であった。
突如として、Walierの頭上に暗雲が、|と《・》|ぐ《・》|ろ《・》を巻きながら現れた。歴戦のWalierはただちに自分の身に何かが起こるであろうと確信し、剣を抜き、盾を構えた。
やがて暗雲から一筋の雷鳴が轟いた。
その閃光と轟音は、まだ遥か遠くの帝国にも届かんばかりであった。
閃光はWalierを飲み込み、その姿を跡形もなく消し去ったのであった。
ーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-10 14:10:32
726文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
◆ナンシー・エレヴィート
――吾輩は猫でありたい――
彼女の名前はナンシー。
夏休みの後に日本に来た、ロシア人の少女。美しい灰色の髪と、眠たげな青い目が特徴的。
ナンシーは日本の文化に興味があった。歴史、文学、食、建築など・・・、様々な文化がナンシーのハートを鷲掴みにした。
特にナンシーは、文学に興味津々のご様子。彼女が日本に来た理由も、一冊の本にあった。
◆理祐ミノ
――私にはよく分からないし、それでいい――
目の前のナンシーは、灰色の髪を乱れさせ、机の
上に寝転んでいる。
ナンシーは「ニャァ―」とか「ブニャッ」とかいった奇声をあげている。まさに猫。
ミノはナンシーのことを、よく知らない。理解していない。それでも、ミノはナンシーのそばにいる。学校内だけではなく、帰宅後もほぼ一緒にいる。
それは、ナンシーとミノが同居しているから・・・・、というだけではない。
ミノはナンシーのことを恋愛対象として見ていた。
■文学倶楽部
・文学倶楽部は【とある町】の【どっかの高校】にある。
・ナンシーとミノが1からつくった倶楽部。活動内容は、日本文化の研究。
・活動場所は【とある町】全体。
そして、文学倶楽部は今日も活動している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-05 00:03:29
1240文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:moomax
ハイファンタジー
連載
N6010EI
その日、帰り支度をしていた2年A組の教室に、突如として謎の光る魔法陣が現れ、気がつけば彼らは女神を前にしていた。
邪神に襲われる世界を救ってほしいと懇願する女神に、クラスで1番の人気者が答えた、「俺たち全員、力を貸します!」と。
勝手に意見を決められた事にクラス委員長が抗議しても、彼は聞く耳を持たず、委員長を擁護する為に主人公が声をあげても、その声は黙殺された。
転生する事は決まってしまった……しかし、だからといって戦わなければならない道理はない。自らは戦う事に同意していない
のだから。
これは、そんな気持ちで、毎日をのほほんと過ごす気満々な、降りかかる火の粉は振り払っても自ら戦いに赴く気はさらさらない主人公と、天の采配によって何故か集まってくる個性豊かで優秀な仲間たちが、最終的に邪神を打ち倒してしまうまでの、旅の記録の物語……になる予定である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-07 21:00:00
42110文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
開拓村では鶏は放し飼いで飼っていました。
一羽の雌鶏が卵を産むところを探していました。雌鶏は子育てを考えていました。
小窓から家の中に入った雌鶏は、カヮア、カア~と大きな鳴き声をあげていきおいつけて布団の上に飛び移りました。雌鶏はそこへ卵を産みました。
最終更新:2017-07-02 07:22:17
1865文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:17pt
ある日、エフ博士はついにタイムマシンを完成させた。
喜びの声をあげていたそのとき、地球が一週間後に滅亡することがわかって……。
原稿用紙3枚分程度のショートショートです。
最終更新:2017-05-03 03:43:00
1176文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:76pt
気付くと俺は再び産声をあげていた。日本とは全く違う、本の中の世界のようで、でもほんの少ししか変わりのないこの現実に。後悔するような最後じゃなかった。ならこうして再び生を受けたからには、この世界を満喫しよう。よく言うチートでもあれば儲け物だ。
……ない。何もない! チートはおろか才能すら! 運動神経も一般的。勇者でもなければ魔法を使えるわけでもない。俺にある力……? それは【会話術】だってさ。
まぁ無ければ無いなりに、少しだけ足掻いてやるさ。
評価してくれるとめちゃ
くちゃ嬉しいです。泣いて喜びます。ボロ泣きします。
第55話「勇者シュワルツ2」にアレクのイラスト追加しました。
第40話「何か言えと言うのなら」にシィルのイラスト追加しました。
第15話「始まりの終わり」に誰か追加しました。
第25話「大人の話」にイラスト4点追加しました。
第71話「荒廃キャラの登場」にハムリンのイラストを追加しました。
第72話「寄生事実」に新キャラのイラストを追加しました。
第70話「リア充」にイラストを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-05 13:00:07
278801文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:32pt
作:あやせ ひなた
現実世界[恋愛]
完結済
N7421CY
「彼女がほしい!それもCカップくらいの胸がある女の子!」と思っていた男子高校生、立花俊樹に事件が起こる。
目の前の知らない美少女は、ニコッと笑ったかと思うと「ひさしぶりっ!、俊樹っ!」と抱きついてきた。
「ええっ!」と驚く俊樹の鼻を甘い香水の匂いがくすぐる。そして、少女のやわらかそうな胸の膨らみが自分の体に当たっていることに気づき、もう一度、「えっ!」と声をあげて戸惑う俊樹だった。
知らない間に性転換して美少女になった親友はCカップ!しかも俺の嫁候補?どうする?
最終更新:2016-03-27 06:05:33
86584文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:527pt 評価ポイント:123pt
とある神様の力により伝承・伝説・神話に記された武具は道具としてではなく人間として現実世界に転生した。
高校二年生の少年、神代(かみしろ) 勇矢(ゆうや)もまた例外なくその一人である。
ある日のこと、そこらのロリコン集団であれば声をあげて喜びそうな圧倒的ロリ属性を併せ持つ金髪ゆるふわ少女と夜の街で出会った勇矢。
いかにもわけありな感じの彼女は実は“神造兵器”という世界を統べるために作られたチート級の最強最悪の兵器だった!?
転生少年とチート少女の愉快(?)な生活が今幕を
あける!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 11:00:00
133286文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:24pt
両親を交通事故で亡くしたばかりの主人公。ある日、道端に人だかりを見つけて近寄る。すると、み~ず~と声をあげている銀髪・赤と青のオッドアイの少女に出会う。
いつもなら、関わらず避けるこの場面を自ら関わっていく。そして、彼女の生い立ちと家柄を聞くと、鬼と吸血鬼の混血だと彼女が言うのだ。冗談に思っていた主人公は、成り行きで彼女を助けることに。
彼女の家へと向かい鬼に囚われてしまう主人公。そこで命を落とすが彼女の血で復活し、人間ではなくなってしまうのだった。
最終更新:2013-10-15 19:00:00
23664文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
『科学に限界がないってところを見せて惚れさせてやる!』
科学の進歩により魔学が産声をあげてから約1世紀。
衰退しつつある科学に新たな光りが!
魔学的観点から見る科学『魔学的科学』
この物語はその黎明期を担う事になる新高校生、中山ショウが紡ぐSF学園ファンタジーパワフルボーイミーツガールロックンロールストーリー!
最終更新:2013-05-07 22:06:44
20781文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
作:悠木・スタージョン
ノンジャンル
短編
N1525BM
たった一度だけ、何の因果か廻り廻る17の夏。
平行線はやがて曲線へ
声にもならない産声をあげて・・・
キーワード:
最終更新:2013-01-04 00:28:23
382文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:ポテトバサー
空想科学[SF]
短編
N0660BL
町中で大声をあげている男。当然、人だかりができるが、理由は大声ではなく、その男が死んでいるからであった。
短編二十一作目です。
※他サイトにも投稿している重複投稿作品になります。
最終更新:2012-11-25 14:18:13
10025文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
「イー!」「イィー!」奇声をあげてヒーローに吹っ飛ばされる戦闘員。わらわらいるけど役には立たない、そんなモブにも人生と秘密はある。昭和の特撮風味にエセ科学やSF(すこし・ふしぎ)パワーを盛り込んで、主人公にしては個性の薄い「戦闘員A」を軸に動き出す、悪の組織と正義の味方たちの、時々ほのぼの・時々残酷かもしれない日常を、世界の片隅からたまーにゆるーくお届けします。
最終更新:2011-04-27 02:37:05
15122文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:267pt 評価ポイント:107pt
病床の母がうめき声をあげている。冬の日が続いていた。
最終更新:2011-02-13 10:37:31
1078文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
ある寂れた田舎の村で、殺人事件がおきる。村の人々は殺人鬼に怯え、口々に声をあげては死んでゆく。村はフラグで蔓延している…
最終更新:2008-05-02 20:38:37
3186文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:41pt 評価ポイント:37pt
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