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検索結果:105 件
会計院庶民課納税係で働いていたコレット・レイビィは、ある日出向を言い渡される。男社会のなかで煙たがられようとも頑張り続けたコレットだったが、ついに左遷かと覚悟を決めて向かった先は何故か王城の、王子殿下の執務室。どうやら会計院庶民納税局顧問の親族を助けた縁で、王子殿下の私財管理を任命されることになったのだ。だがコレットはできれば断りたい。何故なら彼女には、誰にも言えない秘密がある。それはコレットがかつてノーランド伯爵令嬢だったこと。母は物心つく前に病死し、実の父親も事故で失い1
0歳にして義母に家を乗っ取られた。それどころかある事件に関わり王家への謀反を疑われ、伯爵家は爵位返上となり一族離散。幼いコレットは伯爵家で働いていた元家令の病死した娘に成り代わり、平民コレット・レイビィとなって生き延びていた。そんな下町で逞しく育ったコレットの新たな勤務先が、まさかの王宮。しかも上司が、生家没落事件と関わりのある王子様。垂涎ものの高額給金か、無職を選べと迫られれば、コレットはやるしかないと腹をくくるのだが……地位も財産も放棄したとはいえ、王家を欺いてちゃっかり生きていることがバレたら後がない。ならば全力でシラを切り通すまで!
執念のこじらせ王子と逞しい元令嬢の、勘違いが元凶のすれ違いラブ、の予定。カクヨムでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:08:37
498328文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:29118pt 評価ポイント:18332pt
作:hoshiiimo
異世界[恋愛]
短編
N2857IW
年下の婚約者の同級生を名乗る見知らぬ女が執務室に飛び込んできた。
「いい加減彼を縛り付けるのはやめてっ」
有象無象が何を宣おうと、全く気になりませんけど不法侵入者は怖いので、早く警備に来て欲しい。
そもそも、婚約者はわたくしに縛られるのを望んでいるので、ほっておいてください。
最終更新:2024-04-25 00:21:18
6377文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
『このヒロイン、史上最強の鈍感』
私は王太子の婚約者である公爵令嬢アンジエリーヌの従妹だ。前世の、だけど。
王太子夫妻の成婚と共に前世の縁故で王太子妃私室付き女官に採用された私は、執務室に引きこもって業務に明け暮れる単調な毎日を過ごしていた。結婚の予定はもちろんのこと、恋人はおろか好きな人もいない崖っぷち19歳。女子力のなさにアンジエリーヌの心労は尽きないが、そのうち地味で野暮ったい自分に釣り合う縁談があるだろうと恋愛を放棄している。
そんな私が巻き込まれたある事件。命
じられた特殊任務は囮として偽装婚約し婚約者らしく熱愛アピールすること。しかも相手はエリート近衛騎士だけどやたらと感じの悪いアレンだ。それでも私は努力する。事件解決と特別ボーナスの為に。
恋愛音痴のリコが巻き起こす勘違いの嵐からアレンは無事に抜け出すことができるのか?
アルファポリスさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:10:06
209377文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:1064pt 評価ポイント:684pt
大手企業で勤続十三年のサラリーマン、前園澪はある日突然異世界に転生した。
森の中で行き倒れていたところを城の護衛騎士に助けられ、そのまま城で下女勤めをすることに。
日々黙々と肉体労働に勤しむ中、偶然、皆が恐ろしいと忌避する医薬院長白蓮様の執務室の清掃担当を交代したことで、澪の身辺は一気に動きはじめる。
白蓮様に側仕えと勘違いされて仕事に連れ回される中で、勤続十三で培ったサラリーマン魂が燃えはじめるのだ。澪はただただサラリーマンスキルと仕事の経験を頼りに、異世界で生き抜
ける新たな仕事をゲットするため、鬼上司白蓮様の元で仕事に邁進するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 21:07:29
305532文字
会話率:38%
IN:3pt OUT:29pt
総合ポイント:2210pt 評価ポイント:1146pt
ユリウスは城に戻る決意をする。城に戻りいつものように書類を捌いていると、エリーゼのサインのある書類を見つける。エリーゼが城にいるかもしれないと思ったユリウスは、執務室を飛び出してエリーゼを探す。ようやく見つけたエリーゼをユリウスは力いっぱい抱きしめるのだった。
最終更新:2024-04-12 12:00:00
54853文字
会話率:82%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「――そして彼は…………すまない。つい黙ってしまった。彼は……私を支えてくれた側近であり、そして……友であった。心から追悼の意を」
国営放送の収録。執務室、カメラの前で彼はそう締めくくった。彼、と呼ぶのも畏れ多いその男はこの国の独裁者。
わざとらしい間の若干、白々しい演技だったが、それを指摘できる者はいない。テレビクルーもそそくさと執務室を後にした。
そしてそう、演技。たった今彼が追悼の意を示したその側近は彼が殺した。正確には彼がその側近の乗るヘリコプターを撃ち落とす
よう命令を下したのだった。
理由は単純でそして根深い。歴史上、独裁者たちを蝕んできた特有の病からくるもの。『疑心暗鬼』だ。彼は側近が今に裏切り、自分の命を、その地位を手にしようとしていると思わずにはいられなかったのだ。しかし、それが解消された今、彼の表情は随分と柔らかくなった。祝いだ。今夜は別荘に愛人を呼び寄せよう。そう思うと顔の筋肉は益々弛緩する。しかし……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 11:00:00
2801文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
――殺人姫という二つ名を持った姫がいた。彼女は人並み外れた身体能力を持ち、王族ながら戦では最前線で戦ってきた。
ある日のこと。
「政略結婚!?」
執務室に呼ばれた殺人姫。彼女が掴むのは血濡れた未来か、薔薇色の幸福か――
最初はシリアス目ですが、一応コメディです!!
殺人姫は、さつじんきと読みます!
最終更新:2024-02-04 00:00:00
15880文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
カリバー公爵夫人リリミアが、執務室のバルコニーから身投げした。
彼女の夫マクルドは公爵邸の離れに愛人メイを囲い、彼には婚前からの子どもであるエクスもいた。
リリミアの友人は彼女を責め、夫の親は婚前子を庇った。
娘のマキナも異母兄を慕い、リリミアは孤立し、ーーとある事件から耐え切れなくなったリリミアは身投げした。
マクルドはリリミアを愛していた。
だから、友人の手を借りて時を戻す事にした。
再びリリミアと幸せになるために。
※作品傾向はダーク、シリアス
です。
※読者様それぞれの受け取り方により変わるので「ざまぁ」タグは付けていません。
※作者比で一回目の人生は胸糞展開、矛盾行動してます。自分で書きながら鼻息荒くしてます。すみません。皆様は落ち着いてお読み下さい。
※甘い恋愛成分は薄めです。
※時戻りをしても、そんなにほいほいと上手く行くかな? というお話です。
※作者の脳内異世界のお話です。
※アルファポリスにて先行配信しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 06:00:00
200404文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:11682pt 評価ポイント:8884pt
作:越智屋ノマ@1/25甘やかに溶かされる発売
異世界[恋愛]
短編
N4924IP
小国の王女だったヘレナは、大陸屈指の強国「大セルグト王国」の王太子妃となった。
ところが夫である王太子はふしだらなダメ男。怜悧なヘレナを「お高くとまった女」と蔑み、ヘレナとは白い結婚を貫きながらも他の女を侍らせている。
ある日夫の執務室を訪ねたヘレナは、夫が仕事もせずに愛妾と睦び合っている【現場】を目撃してしまう。
「殿下。本日の政務が滞っておいでです」
どこまでも淡々と振る舞うヘレナに、罵詈雑言を浴びせる王太子と愛妾。
――あら、そうですか。
――そこまで言うなら、
実家に帰らせていただきますね?
あなたの国、滅びますけどね???
祖国に出戻って、私は幸せになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:09:44
5169文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:13002pt 評価ポイント:11798pt
王太子執務室。私と彼は間に王太子の空席を挟んで今日も執務を取る。理不尽さ、国への憂い、そして、席一つを挟んで机に向かう彼への秘めた恋心を抱えて。
最終更新:2024-01-02 07:08:31
6935文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:306pt
中華風架空王朝を舞台にした宝物にまつわるホラーです。
官僚の欧陸洋(おうりくよう)は残業続き、一人きりの執務室で、夜な夜な不思議な宝物に出会い……。
1話三千字の読み切り怪談。(1~10話。11、12話は前後編)
2023年4月21日から毎週金曜日午前零時に更新する予定です。
お読みいただけたら嬉しいです。
最終更新:2023-12-23 00:00:00
88487文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
そこそこ伝統があり栄えているドロカスタル領で、領主の一人娘として充分な生活を送ってきたカリーナ・ウィスティリア。ある嵐の夜、執事に急かされて父親の執務室に向かうと、そこには大量の血を流して倒れている父と暗殺者らしき人影が。逃げようとするもすぐさま捕まり、すわ人生の終わりかと思ったその時、暗殺者の青年から「命乞いが上手く行ったら助けてあげる♡」と告げられる。命の危機にアドレナリンがドバドバの状態でカリーナが出した答えとは……?
初めの3話は毎日更新、その後ストックが切れるまで
週一更新になると思います。
※BL,GLは保険のためつけています。メインはNL。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 21:55:50
11408文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
作:楠 結衣@豊穣の聖女コミカライズ決定♪
異世界[恋愛]
短編
N8767IL
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアン。
この能力のせいで気持ち悪いと思われて、苦労をしてきた。
ある日、書類を落とした拍子に、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
予想外の心の声にリリアンは動揺。幻聴だったと忘れることにしたのに、なぜか落とした書類をきっかけにアルバート様から勉強を教わることに──
(かわいい、かわいいです)
(
誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会では、アルバート様に触れられるたびに変態スレスレな甘い言葉が止まらない!
人の心の聞こえる聖女リリアンと変態あまあまヤンデレ気味の副騎士団長アルバート様の、一途を通り越した執着ラブストーリー。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 20:21:08
6347文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2476pt 評価ポイント:2144pt
「──君との婚約を解消し、次期聖女の任を解く。そして新たな皇后であり聖女候補として、彼女を推そうと思っている」
ある晴れた昼下がりに、私の愛しい殿下はそう仰いました。
殿下に呼び出された執務室で私を待っていたのは、この部屋の主である殿下、そして最近殿下と噂になっていたご令嬢。
私の答えは決まっています、私は愛しい殿下のためならば、何だってできるのです。
最終更新:2023-10-09 00:07:10
3268文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:494pt 評価ポイント:462pt
ミリアの母ナタリアは若いころ、ある伯爵家の屋敷で専属の治癒士として働いていた。
そしてある日の夜更け、怪我をした伯爵に執務室へ呼び出されたナタリア。
二人きりの執務室でつい欲情に駆られた伯爵はナタリアをほしいままにしてしまう。
それが不運にも伯爵夫人に見つかり、ナタリアは追い出される羽目に。しかもその時にできた子がミリアだった。
時は流れてミリアが十八歳となったある日。ナタリアと同じ治癒士として働いていたミリアのもとに伯爵の使いが現れて…。
貴族を憎み、貴族には近づきた
くないと思っていたミリアが、貴族に振り回されながらも幸せになろうとする物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 17:05:23
113953文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2730pt 評価ポイント:1996pt
作:雪月花VS花鳥風月
ハイファンタジー
連載
N5274ID
「王妃様、提案があります」
聖女アティシアが王妃の執務室を訪れて、提案があると告げました。
「私の相棒になって下さい。そして理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それは物凄い内容の提案でした。
詳しく話を聞くと、王妃は提案に乗る気になりました。
王妃は国王陛下以外はたとえ王族でも断罪が出来る権限があります。
アティシアは記憶を再生させて、映像化するスキルを有しています。
王妃の権限とラティシアのスキルを使用して、婚約破棄をする愚か者を断罪する事を決心しました。
これ
は苦悩の果てに婚約破棄をする愚か者に自ら断罪する事を決心した王妃の物語です。
短編版『婚約破棄が続いているので、王妃が苦悩の果てに自ら断罪する事を決心をした』の連載版です。
一部加筆訂正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 17:58:30
20227文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:6pt
東国の使節が持ち込んだ「どら焼き」に夢中な超絶美形王太子アルフォンス。
最後のどら焼きを食べるやで〜と楽しみに執務室に戻ってきたら、肝心のどら焼きがなくなっていた!
どら焼きをちょろまかした可能性があるのは、いずれも一癖ある王太子秘書官達4名。
ちなみに全員眼鏡をかけている。
チャラ眼鏡が食べたのか、はたまた筋肉眼鏡が食べたのか、王道銀縁眼鏡が食べたのか、弟君系丸眼鏡が食べたのか──
推理小説マニアの銀縁眼鏡・ノアルスイユの謎推理が炸裂する!
※高取和生先生の「眼鏡ラブ企画
」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 08:00:00
18130文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:296pt
日本の総理の執務室に、思わぬ訪問者が現れたのだが……。
最終更新:2023-06-22 15:11:36
1149文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
貧乏伯爵令嬢レヴィア・ディファーレは、暗闇にいると猫になってしまう呪いをもっていた。呪いのせいで結婚もせず、修道院に入ろうと考えていた矢先、とある貴族の言いがかりによって、借金のカタに嫁がされそうになる。
そんな彼女を救ったのは、アイルバルトの氷壁伯爵と呼ばれるセイリス。借金とディファーレ家への援助と引き換えに結婚を申し込まれたレヴィアは、背に腹は代えられないとセイリスの元に嫁ぐことになった。
しかし嫁いできたレヴィアを迎えたのは、セイリスの【お飾り妻】宣言だった。
表
情が変わらず何を考えているのか分からない夫に恐怖を抱きながらも、恵まれた今の環境を享受するレヴィア。
あるとき、ひょんなことから猫になってしまったレヴィアは、好奇心からセイリスの執務室を覗き、彼に見つかってしまう。
しかし彼は満面の笑みを浮かべながら、レヴィア(猫)を部屋に迎える。
さらにレヴィア(猫)の前で、レヴィア(人間)を褒めたり、照れた様子を見せたりして――
※多分五万字ぐらいになりそう。
※貴族とか呪いとか設定とか色々ゆるゆるです。ツッコミは心の中で(笑)
※作者は猫を飼ったことないのでその辺の情報もゆるゆるです。
※頭からっぽ推奨。ごゆるりとお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 17:00:00
46108文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:3884pt 評価ポイント:2802pt
ここはテレア王国の執務室。
執務官のワッカとサワは、とある人物を待っていた。
「なあサワ、今日来る王太子ってどこの誰だっけ?」
「もう、ワッカは本当に忘れっぽいわね。ニャッポリート王国のダスティン王太子殿下よ」
「ああ、そうだったそうだった。いやあ、どんな話を聞けるのかな。楽しみだ。――ん?」
その時だった。
コンコンというノックと共に、執務室に一人の若い男性が入って来た。
「どうも、ダスティンと申します。本日はよろしくお願いします」
「ああ、これはこれはこちら
こそ。どうぞよろしくお願いします」
「よろしくお願いいたします」
お互い軽く挨拶を済ませると、前方にある教壇に立ったダスティン。
「それでは早速ではありますが、僕がどんなしくじりをしてしまったのかを、授業していきたいと思います」
そう、これはワッカとサワが業務の一環で始めたことで、各国のしくじってしまった王太子から話を聞き、それを反面教師として国の運営に活かそうというものなのである。
「まずは簡単に僕の経歴を説明させていただきます。教科書の1ページ目を開いてください」
「「はい」」
二人がダスティンお手製の教科書を開くと、天使のような笑顔を浮かべた、可愛らしい赤ちゃんの写真が載っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 21:11:14
3624文字
会話率:78%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:1738pt 評価ポイント:1600pt
毒を盛られたイングリッドは前世の記憶を思い出した。前世、南米を拠点とした麻薬の密売人だったイングリッドは、毒を盛った侍女を拘束。父である公爵の執務室で、麻薬に手を出している証拠を手に入れる事になる。母の死後、即座に後妻とその娘を公爵家に迎え入れた公爵から精神的に虐げられ続けたイングリッド。すぐさま反旗を翻そうとしたものの、待ったがかかってしまったのだ。どうやらこの世界、義母フレドリカが前作ヒロインで、義母が攻略に失敗した後の世界という事になるらしい。元自衛官という前世の記憶を
持つ王弟エルランドと共に、帝国からの脅威に立ち向かうイングリッド。王国は帝国に滅ぼされてしまうのか、イングリッドは悪役令嬢として断罪されてしまうのか。これは前世の職業が普通じゃない、ドタバタ恋愛ファンタジー。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:00:00
122801文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:4306pt 評価ポイント:3204pt
「レディ・ベルガモット・セーブル。貴方との婚約を破棄する」
婚約者ダージリン・マスカテルは告げた。異国の血が交じる褐色の額にはエキゾチックな黒色の眉が収まる。波打つ黒髪をかき上げ、妖しく光る紅い瞳の美男子。黒真珠で財を成し公爵家の次男ながら宝石商で男爵位を手にした成功者だった。
「そして……貴方の妹リゼとの結婚式は半年後で良いですね?」
両親亡き後、女伯爵となったベルガモット・セーブルはこうして婚約破棄を告げられた。
誠実な紳士だと思って彼を愛し、1年間も付き合ってき
たはずなのに、妹のリゼが『私が愛していたのです』と晩餐で言ったせいで。
リゼの甘い声に悩まされるベルガモットは新しい幸せを求めて動きだす。
しかし執務室を訪れたダージリンが「ベッド・ティーを淹れたい」と言い出して…ベッド・ティー…それは関係を持ちたいという常套句。リゼを愛していたのではなかったの?ベルガモットが疑問を持つ中、有能な美男子ダージリンは語り出す「この物語は別の物語だったのです」と。
彼は本当に誠実で紳士な男なのか、そして物語は思わぬ方向へ向かい……エキゾチックな美男子と女伯爵のプライドをかけた戦いが始まった。
全11話完結
毎日2話(0時12時)投稿 最終話4月1日投稿完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 00:00:00
30542文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:370pt 評価ポイント:310pt
作:雪月花VS花鳥風月
異世界[恋愛]
短編
N4109ID
「王妃様、提案があります」
唐突に聖女アティシアが妾の執務室を訪れて、提案があると告げられました。
「私の相棒になって下さい。そして理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それはとんでもない内容の提案でした。
詳しく話を聞くと、妾は提案に乗る気になりました。
妾は王妃なので国王陛下以外はたとえ王族でも断罪出来る権限があります。
アティシアは記憶を再生させて、映像化するスキルを有しています。
妾の権限とアティシアテのスキルを使用して、婚約破棄をする愚か者を断罪する事を決
心しました。
これは苦悩の果てに婚約破棄をする愚か者に自ら断罪する事を決心した王妃の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 16:17:04
1779文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:1162pt 評価ポイント:1016pt
お兄様が結婚すると、そうメイド達が話しているのを聞いた。
でもわたくしは、そんな話を聞いていない。
だからお兄様に、確認しなくては……と。
―――わたくしは、副執務室へと突撃するのだった。
最終更新:2023-03-14 18:16:18
3732文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2250pt 評価ポイント:2052pt
「ハイデン領次男シーゲル・ハイデン、お前を廃嫡のうえ、追放処分とする」
「は、謹んで、お受けします。長い間、お世話になりました」
アリョカ王国、ハイデン領領主が執務室でそう告げられたシーゲル。
第三王子との確執から家を失うこととなった彼であるが、事件はまだ終わっていなかった。
国を揺るがすその事件に対し、北の貴族家で育った次男坊は、どう鼻先を突っ込むことになるのか。
反撃系放劇、きっちりリベンジさせていただきます。
ドラマティックな恋愛劇? そんなもんない!
最終更新:2023-02-07 18:00:00
35480文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:36pt
とある高校の生徒会長を務める俺は、執務室で頭を抱えていた。
夏目漱石は、なぜ『I love you』を『月が綺麗ですね』と翻訳したのか?
俺は助言を求め、三人の生徒と会うことにしたのだが――?
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-01-31 17:54:36
4225文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
こんにちは、ローズヒルデです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしジュリアン殿下の執務室で本棚の上に置いてあった書類が頭の上に落ちてきて一瞬ですが気絶していたようです。
心配そうな声だけかけて冷たくわたくしを見下ろしている超美麗な御方はジュリアン殿下、わたくしの婚約者です。
一応婚約しておりますが実は仲は良くありません。
わたくし気絶したついでに前世を思い出してしまいました。
どうやら前世では日本に住むゲーム大好きOLだったようです。これが俗に言う異世
界転生というやつでしょうか?思ってもいなかったので混乱しております。
「あぁ・・・日本に帰りたい」
頭を抱えボソリと呟くと殿下が嬉しそうな、また確信があるような表情で顔を上げ両腕でガッツポーズをし雄叫びの如く言い放つ。
「転生者キターーーーーーーーー!!」
今まで全く興味が示さなかったのに転生者だと知ったとたんグイグイくる転生オタクの王子。
「今までは嫌いだったけど転生者になった君は好きになれそうだ」
「転生者ってだけで好きになるなら他を当たって下さい!」
転生に関する事になると止まらない王子とそれについていけない公爵令嬢のラブコメ(予定)です。
※投稿は他の連載「ヒロインですがフラグを回避します。だから外堀を埋めないでください‼」をほぼ毎日投稿しているのでこちらは少なめですが週1〜2回は最低投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 16:53:56
8737文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:34pt
多種族統合国家コスモニア建国より十年。「黄金卿」大公爵ルメスは自らの転送能力を駆使して国内外を飛び回りコスモニアのため奮闘していた。 世界中から人材を集め、都市計画をし、学校や研究所を立ち上げ、魔法や魔術を研究し、医学を発展させ、商人や職人を味方につけ、多くの書物を書いた。 時に紅玉卿や悪徳公と勢力争いをし、時に敵国アドリオスと戦うため軍事力の強化を行い、時には部下や教え子たちに協力してもらい、そして時には表に出せない暗い行為を行っていた。 そんな大公のもとに人間族と砂漠の兎
族とのハーフの少女モリーが秘書として就任してくる。幼いころスカウトに来た大公の使者だという初恋の少年との再会を期待して。かくして執務室のドアを開けるとそこには第一秘書のアリト、謎の老人ヘルメス、そして白目をむいて気絶している初恋の少年の姿があった。かの少年こそが国王ベルゼルと共に四十年にわたって国のため活動してきた大公爵ルメスその人であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 17:37:09
447204文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:26pt
ガルニア大陸の西側にある国、エルタニア皇国。
貴族出身で若き将軍ベルトランは溜息を吐きながら、今日も国境最前線にあるサン=マルケス要塞の執務室で仕事に追われていた。
それもそのはず。彼には平民出身で優秀な小さな補佐官、カサンドラ准尉がいるが、彼女は事あるごとに仕事を振り付けてくるのだ。
とはいえ、彼女自身も常人の数倍も仕事をこなしており、到底文句を言える状況ではない。
だが、このままでは間違いなく過労死してしまう。
というか、彼女が配属されてからの一年間、ずっ
と敵であるタワイフ王国とは膠着状態なのに、こんなに忙しいなんておかしいだろ。
身の危険を感じ、部下からのパワハラに耐えかねたベルトランは、一念発起する。
「よし、今度こそ将軍なんてもう辞めよう」
これは、七年間最前線で常勝不敗を誇りながらも引退したい若き指揮官と、そんな彼をなんとしても引き留めたい小さな補佐官の、すれ違う想いの攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 20:00:00
142722文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:5710pt 評価ポイント:3236pt
アポロン王国建国の王アポロンの妹を祖とする公爵家当主が事故死した。
次期公爵家当主は公爵家の魔道具【執務室】に選ばれた者の中から魔道具【証の鏡】を用い王家に魔力を納めることが出来る者が選ばれる。
【執務室】から当主候補に選ばれた二人の少女が当主の座を争い切磋琢磨する物語
最終更新:2022-10-03 23:00:00
5821文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
財政学を学んだソフィはある疑問を抱く。
ソフィの父は財務省の長官。疑問をそのままにしておきたくなくて、ソフィは父の執務室に訪れる。
財政から国の本質を判断する。
あなたは、この国の本質は何だと思いますか?
最終更新:2022-09-19 21:16:53
2958文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
その日は朝から酷い雨だった
滝のように降りしきる雨は、視界を奪い
普段の道すらも危険な悪路に変えた
そんな荒天の中、
ギルドの食堂室でダンと共に
昼食を食べていたイルヴィナの英雄ジェットは
突然駆け込んできた事務員オルセンに呼び出され
ギルドの執務室に向かった。
そこには、ジェットとダンの他に、
ニースとラウルが立っていた。
他のパーティーメンバーまで呼びつけての用事となると
緊急事態以外には考えられない。
「定期便の馬車が、消息不明だそうだ。
捜索の支援をしてほし
い、と警邏隊から要請があった」
ジェットは、自然と手を強く握りしめていた。
それは、あの日を思い出さずにはいられない言葉だった。
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この作品は丘の上食堂の看板娘(「N3572HH」)の二次創作作品です。作者の小池ともか様より、掲載の許可を頂いています。
なお、時系列は本編終了からおよそ2年後、番外編となる短編その2「その温もりをこの身へと請い」と同じ時系列となります。
本編の盛大なネタバレを含みますので、本編未読の方はご注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 00:48:22
7978文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
「まったく、あの女はいつも家の力ばかり使って!」
王立学院に入ってから知り合った男爵令嬢に熱を上げている王太子は、今日も今日とて執務室で側近達を相手に婚約者の愚痴を零していた。
公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。
彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいた。
そこに、側近の一人である伯爵令息から声が異議が上がる。
家の力を使っているのは、彼らもではないか。
何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は
婚約者に引けを取るわけがない。
プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。
家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。
そこで彼らが見たもの、得たものとは……。
転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。
コメディタッチのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 16:58:20
13715文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:31028pt 評価ポイント:26666pt
作:柚祈(ゆき)
異世界[恋愛]
完結済
N2965HR
【完結、全50話予約投稿済】
※シリアスで、重い内容を含む小説です。好まれない方はご注意ください。
婚約者の不貞現場を押えた子爵令嬢のセシルは、二度と家には帰らない決意で飛び出した。
不貞の事実は前々から掴んでおり、計画通りに家を出たセシルは、安宿に泊まる。宿泊の交渉をしていると、背後から眼帯をつけた男に声をかけられる。男も宿を探していた。
宿には二人部屋しか空きがないという。仕方なく、二人は同室で泊まることにした。
眼帯の男は、セシルを男だと勘違いしており、旅人に扮したフ
ード付きのコートを脱ぐと女が出てきて大いに驚く。
気にせず寝た翌朝、セシルは早々に宿をたつ。
王太子殿下が住まう御所は一年前から呪詛の霧に狙われていた。セシルはその霧を払う魔眼を持つ。太子が住まう御所を包む霧を一掃し、朝一番の仕事を終えた。
その日は前線で活躍した猛者が新任の近衛騎士副団長がやってくる予定であり、急いで近衛騎士団長の執務室へと向かう途中で、偶然、昨夜、宿を共にした男とぶつかってしまう。
彼こそが、新任の近衛騎士副団長。近衛騎士団長の弟であった。
名をデュレクという。
※暗い系統の小説がネット小説大賞の一次を通っており、たまにシリアスな小説を書きます。前回のような明るいタイプの小説は次に書く予定です。
※設定など諸々大雑把です。
(執筆期間:2022年5月8日~2022年6月9日:(C)柚祈)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 07:00:00
95628文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:646pt 評価ポイント:428pt
小国ミズガルの王子サイラスは、公爵令嬢ティエッタとの婚約を破棄し、別の公爵令嬢ジョセフィーヌと新たに婚約を結んだ。
そんなことをした理由は、ティエッタよりもジョセフィーヌの方を愛してしまったという、単純かつ下劣なものだった。
それから何事もなく時は過ぎ、いよいよサイラスが国王の座につき、ジョセフィーヌが王妃になったところで事件は起きた。
ティエッタが毒を飲んで自殺したのだ。
遺体の傍には、サイラスに宛てた手紙が残されていた。
その手紙が、彼女の遺書であることは明白だった。
手紙の中身は、一方的に婚約破棄した自分への恨みで埋め尽くされているだろうと思ったサイラスは、他の誰にも見られまいと手紙を持ち帰り、一人、国王の執務室で封を開ける。
そして、そこに書かれていたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 09:00:00
2698文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:13516pt 評価ポイント:12330pt
第一皇子への接触を試みる男爵家令嬢は、自分の今いる世界が転生前に日本でハマっていた乙女ゲームの舞台だと信じていた。
そして、自分はそのヒロインとして生まれ変わったのだ、とも。
彼女は皇子とお近づきになるべく行動を開始する。
そして皇子の待つ生徒会執務室の扉を開けようとしたところで、何者かによって昏倒させられ連れ去られた。
以後、彼女の姿を見た者はいない。
彼女はどこへ消えてしまったのか。何故連れ去られたのか。
その疑問に答える者は、誰もいなかった。
◆乙女ゲー
ムのヒロインがいとも簡単に皇子(王子)に近付けるのって基本的にはあり得ないよね。というところから書いてみました。
サックリと頭カラッポで読めます。乙女ゲームは始まりませんでした。
◆恋愛要素が薄めなのでヒューマンドラマで。
◆この物語はアルファポリスでも公開します。
◆例によって惑星アリウステラの、ラティアース西方世界の物語ですが単品でお楽しみ頂けます。他作品とは特に絡みませんが、のちのち上げる作品には絡むかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 20:00:00
4911文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:8758pt 評価ポイント:7922pt
クレアは第一王子ルイスの執務室に呼び出され、婚約破棄を宣言された。
しかし、その宣言をするのはルイスではなく見知らぬ美少女?
いや、よく見ると女装したルイスだった。
彼は自分の女装趣味を告白し、クレアに迷惑をかけたくないから婚約破棄したいと語る。
だがクレアは美少女になった婚約者を見て逆に興奮してきた!
最終更新:2022-04-07 11:03:45
1239文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:1168pt 評価ポイント:1036pt
「デボラ·ホーネット!貴様との婚約を破棄する!」
小さくはない宰相補佐達の集まる執務室に、怒号が響き渡る。
叫んでいるのはカーライル·ウィングフィールド公爵令息様。デボラ·ホーネットこと私、片田舎の子爵令嬢の婚約者だ。
後ろには同じく宰相補佐やその他各部署の役人が揃っている。
というか、この真っ昼間、何故この方々は他部署に連れ立っていらっしゃるのか。
お説教は私の仕事ではないので、責任者に任せましょう。
最終更新:2022-04-03 21:12:05
6790文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:39820pt 評価ポイント:34944pt
事の発端はスプリングホリデーで社交界シーズン真っ只中の為、王都の邸宅で過ごしていた時のこと。
毎年スプリングホリデー時は幼なじみのヴォルフは暇人なのか、よく我が家に連絡も入れずに訪問してくる。最初は注意していたけど聞く耳持たないしもう無視している。
そんな彼といつものように応接室でティータイムを楽しんでいる時、まさに今この時私は全てを思い出した。
こことは違う――そう、前世の記憶を………
そして、あることに気づき持っていたティーカップを落とした。
ガチャンッと
音を立てて割れる音が聞こえた気がした。
なんて事だ。そんなまさか……
ぽかーんと口を開け呆然とする私を見てヴォルフは怪訝な目を向け、そんな彼の手を私はむんずと掴み立ち上がる。
「レイ!片付けてちょうだい!あと、今からヴォルフを大事な話があるから誰も通さないように!!」
「畏まりましたお嬢様」
「…は?いきなりなんだ……ておい!待てって!!」
ヴォルフは私が無言で手を繋いだまま歩き出したことに慌てながらも私に着いてくる。
侯爵令嬢らしからぬ大股で兎に角早く執務室にと急ぎ、扉をバン!と開きヴォルフを先に入れ閉める。
何故いきなりここに連れ出されたか分からない、といった表情の彼に私は言った。
「―――私、思い出したの…今から話すことは他言無用よ!」
そして、この日を境に私の人生は激変するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:11:11
69987文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:36pt
ライティーザ王国アレキサンダー王太子は、執務室に一人の訪問客を迎えた。出入りの商人のカールだ。イサカと周辺の町の交易に深く関わっている。東の地の復興に関わる商人の一人であり、アレキサンダーの手足となって働いている。
ある日、カールが、南方を旅してきた知人から仕入れたという、珍しい品をアレキサンダー王太子に献上した。
砂利のような木の実の殻のような、珍妙な見た目をして、名前も加加阿という、何から何まで珍妙な品だ。
その加加阿をきっかけにした、執務室でのお話。
マグノリアの花の咲く頃に 本編第一部 第二章終わりから第三章前半の頃のお話です。
キーワードは本編を加味しています。
本編読後を強くお勧めいたします。
第一部https://ncode.syosetu.com/n9505gp/
第二部https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第三部https://ncode.syosetu.com/n2035gy/
第四部https://ncode.syosetu.com/n2114hd/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 10:00:00
3292文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:812pt 評価ポイント:704pt
作:朋 美緒(とも みお)
異世界[恋愛]
連載
N8731DX
フィオナ・フォン・クランドール元伯爵令嬢、王太子の元婚約者である。
学園に転入してきたミッシェル・ブラウニ男爵令嬢に心奪われた王太子が
彼女のの策略に引っ掛かり、濡れ衣でフィオナを貶めたのである。
殺人未遂で投獄され家督を守るためクランドール伯爵家から排斥され、
婚約も破棄されたフィオナへの判決は国外追放、
わずかながらのお金を渡され国境を超えたすぐの村で解放されるはずだった。
「おい斧よこせ、小娘の腕押さえろ」
「いやぁ~!!」
ザシュ!
「きゃ~っ!」
フィオナのブレス
レットのついた手がごろんと落ちた
その途端、フィオナの体から大量の魔力が溢れ出した。
最悪から始まる女神最強物語
<追記エピソード1>
「よっぽど酷い目に遭われたのですね・・・大丈夫です、『守る』とは私より貴方の方が強いと思うので言えませんが、私がずっと横に居ます支えます、大丈夫ですよ」
そう言ってアカネを優しく抱き寄せた
周りは目を凝らして見ている
ロベールの腕の中でしばらく泣いているアカネ、ロベールの抱きしめる力が強くなった
すると、ばっとアカネはロベールから離れてギンガット後ろにまた隠れた
バコッ
フィンセントがロベールをどついた
「最後、欲望が駄々漏れだ、ばかやろう」
「いやぁ可愛くて可愛くて」
<追記エピソード2>
アカネの姿が光に包まれる光のシルエットが、アカネより大きくたくましく変わる
光が収まるとそこには美丈夫な男性がいた
ーーーーーーーーー
執務室で二人っきり、ずんずんと目の前に来るロベール第2王子に少しビビっていた
「ロッド殿でしたか?」
「はい、ロッド・ロード・レオンと申します」
「私はあなたがどんな姿でも、好きです」
「え?・・・・・」
顔が近づく・・・・唇が触れた
がたんっと椅子から転げ落ちるロッド
被さってくるロベール第2王子
唇が重なる、いつもより濃厚に感じるのは気のせいか?男の方が遠慮ない?
「ロベール!」
身体を離そうと抵抗する、力が強くなってはずなのにまた組みしかれる
ロッドの股間にロベールの手が行く
「何をするんですか!私は男ですよ!」
「解ってますよ、言ったじゃないですかどんな姿になっても好きだと」
「セバスに何した?」
「貴方のことを教えてくれないので蹴りを数発と自白強要魔法をを少々」
「あなたが、居なくなるから行けないんですよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 08:00:00
92204文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:4078pt 評価ポイント:1012pt
婚約者である第二王子フレデリクが、婚約破棄をしたがっていることは承知していた
呼び出しを喰らい、そろそろかと思っていたら、「窃盗の嫌疑がかかっている」ですって!
王子の執務室から持ち出した箱…?
確かに、心当たりがありますわ
テンプレチャレンジ
婚約破棄される侯爵令嬢の糾弾話
最終更新:2022-01-08 18:00:00
7643文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:12672pt 評価ポイント:11752pt
作:みすみいく
ヒューマンドラマ
完結済
N6448HF
互いに国の重鎮で、しかも同性で有りながら、婚姻関係を結ぶという2人が、数々の困難を乗り越えて、2人の間を全うすることが出来た。
だが、アウルにはしなければならない事が未だ残っていた。何にも増して大切なアレンの為に、自分が出来ることを始めたのだったが…
最終更新:2021-12-10 23:03:58
13355文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔の者達を退けながら数多の種族が覇権を争い血を流すこの世界。魔の者達を圧倒し、他種族に比べ強力な能力を持つ鬼幻種。その当主たる緋月刹羅が執務室で書類作業を行っていた時に入った一報。その内容はどうやら悪鬼の出現の報。普段ならばその場所に悪鬼が出現するはずは無いのだが……
最終更新:2021-12-08 17:06:32
4758文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
動脈硬化による心筋梗塞で自室で倒れ、そのまま死亡してしまった神原美紗子。
死後の世界へと案内された美紗子を待っていたのは、閻魔秘書の白河天子。
彼女に案内され、閻魔堂へと入る。
閻魔執務室と書かれた扉の中で待っていた閻魔様。
これが美紗子と閻魔様の初対面だった。
※小説家になろう初投稿です。
最終更新:2021-10-31 18:24:32
44112文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
魔女《ヘクセ》それは人類に仇なす存在。
私、ニコは毎朝目覚める度に泪する。
夢の中で何者かに魔女を狩れと強要される。
私は生まれながらの《魔女》……狩る側の魔女。
人類に仇なす者を狩り取る存在。
同胞に仇なす者との《生》と《死》の狭間で生きていく。
私は反逆者。
対策執務室に所属する私は今日もまた、魔女を狩る日々に身を投じる。
誰が為に、私の為に、非日常を日常にする為に私と愛する人との日常を求めた非日常への私の《恋物語》。
――愛する者との永久の契りの果て
に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 14:48:11
55068文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され、開口一番王子の側近になれと言われた。
王子16歳、俺26歳である。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
※異世界ものなんですが、ファンタジーっぽくもなく、恋愛要素も?な作品です。連載用に書き始めたんです
が、ひとまず短編でスタートしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 18:00:00
182126文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:3210pt 評価ポイント:2256pt
筋肉美を楽しむ王太子を遠い目で観察する近衛騎士。そんな光景から始まった執務室での攻防が、ハッピーエンドに落ち着くまで。
◆
男女間の恋愛です。男装あります。
幼子にイケナイことしようとする大人の描写があります。幼子が傷つけられる描写があります。
最終更新:2021-09-14 23:25:49
10047文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:460pt 評価ポイント:366pt
若き魔王は、執務室で声を上げる。
「人間界行きてえ!」
「ダメです」
メイド長パイン・パイルにバッサリと切り捨てられた魔王の元に執事兼兵士長ネイビル・ディループが飛び込んできた。
「大変です魔王様! 城の前に捨て子がおりました!」
「「え!!」」
保護してみれば、どうやらその子は魔族ではなく、人間のようであった。
波乱の異種族子育てバトルコメディここに開幕。
最終更新:2021-08-07 14:00:00
27963文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:0pt
呪われた王国の皇太子ユリウスには一人の従者がいた。
その従者ランドールは、素晴らしい王子だと国内外から評判の王子のある事実を知っている数少ない人物だった。
今日も王太子の執務室で仕事に励みながらも、ランドールはある事が気になって仕方がなかった。
それは、王太子の決して知られてはならない唯一の欠点であった。
呪われた王国の3作目です。
最終更新:2021-07-12 03:25:16
5037文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:4642pt 評価ポイント:4298pt
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