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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:717 件
ははは、前世のお父さんお母さん、娘はこの度、乙女ゲームのアシスト役に転生いたしました。右手に初代ヒロイン(親友)、左手に悪役令嬢兼二代目ヒロイン(姉)。ちゃんとアシストしないと、私、この世をループするらしいっす。
いやいや、「はい、これ攻略本」、とかじゃないから。いや、精神魔法使えるけど、使っちゃまずいでしょ、
愚痴だらけでも、やることはやります!私の大好きな人たちは私が幸せにする、、、!
最終更新:2024-04-28 21:00:00
99068文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
かつて、世界は大いなる光に満ち溢れていた。神の加護を授かり、聖なる力を源として栄えたエルドラ帝国。世界の西半分を統治したこの大帝国は、西方世界に光の導きをもたらした。
しかし、東の国々はエルドラに従わなかった。東方人は文明を持たぬ未開の蛮族であり、聖なる力を用いた帝国の統治を好まなかったのである。
やがてエルドラ帝国は、東方世界に対する攻撃を開始した。最初の遠征は成功をおさめ、帝国領土は大きく広がることとなる。
ところが、光の導きはそれ以上続かなかった。東方の国々は、
エルドラに対抗するため集結し、一つの国を建設したのである。長きに渡り西方世界を脅かした巨大国家「クテュルク帝国」の誕生であった。
クテュルクの抵抗は凄まじく、第二回の東方遠征は大失敗に終わることとなった。この時、多くのエルドラ兵士が、聞くに堪えない残酷な方法で処刑されたという。ある者は火刑に処せられ、またある者は手足を切り落とされ、夥しい死体の山が、戦地のあらゆる場所に築かれた。
以降、エルドラ帝国は遠征を中断し、東西の境界に強固な防衛線を築き上げた。エルドラとクテュルク。かくして、二つの大帝国がにらみ合う均衡状態が、長きに渡り続くこととなったのである。
この均衡を崩す歴史的大事件が、あの忌まわしき「魔王」の出現であった。突如現れた魔王の計略により、エルドラは一夜にして崩れ去ったのである。一方のクテュルクは魔王に追従し、闇の一勢力として命脈を繋ぐこととなった。
世界は闇に覆われた。魔王は、西と東の狭間にある巨大な渓谷に拠点を築き、かの地を「ゴズグルの谷」と名付けた。自然豊かな渓谷は一瞬にして、禍々しい瘴気を放つ死の谷へと変貌したのである。
しかし、魔王の覇権は長く続かなかった。エルドラ帝国滅亡から三十年。帝国の復興を目指して立ち上がる、一人の若き英雄が現れたのだ。彼はエルドラの聖剣を右手に、西方諸国を駆け巡り、共鳴者を募って巨大な軍隊を作り上げたのである。
そして遂に、英雄は魔王を討ち滅ぼした。世界に再び光が差し込み、人々はエルドラ帝国の復活を期待した……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:30:00
20223文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
昭和生まれの歴史オタクの俺が、なぜだか戦国時代の美形のモブ武将に憑依!?
そして、自らの右手で相手に触れると、相手のステータスが鑑定できる!
群雄割拠の戦国時代に現れたおっさんが、前世で培った歴史オタクの知識とステータスの目利きで有能武将たちをスカウトし、死亡フラグを折りながら、数多のチート大名たちを打ち破り、最強まで成り上がっていくストーリーである。
【投稿は、週一回以上を予定、完結保証】
鬱展開なしで無双するお話を読みたい方へおすすめです。
感想など貰えると
嬉しいです。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 07:00:00
204087文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:10254pt 評価ポイント:5340pt
なぜか、悪役令嬢に転生してしまった普通の男性会社員ですわ。わたくしは、前世では普通に会社に通い普通に仕事をしておりましたが、ある一時期にギャルゲーにハマり、そのゲーム内の悪役令嬢に一目ぼれをしてしまいましたの。そのゲームが煌めく7つ星と学園というタイトルのゲームですの。ゲーム内容は普通の恋愛シミュレーションで、主人公がヒロイン達の好感度を上げていき最後にヒロインとゴールインするゲームでしたの。しかしこのゲーム、バグがあって全ヒロイン攻略したのにCGの回収率が100%になりま
せんの。最初の内はきっと隠れヒロインがいると思われておりましたのですが、何をやっても隠れヒロインにはたどり着けず、ゲーム公式会社はゲーム発売から音信不通になってしまい散々なゲームでしたの。その中でもわたくしの前世は、悪役令嬢の攻略をバグにも負けずに頑張りましたわ。結局攻略はできませんでしたが。そこからいろいろあって、悪役令嬢に転生してしまいましたわ。ここから、わたくしが本当にいろいろ頑張る物語が始まりますの。皆さんどうかよろしく最後までわたくしの活躍を見て行ってください。
ハア疲れた、カメラもう止まってるよね。あ~何で悪役令嬢に転生してしまったんだよ、主人公に転生して学園の女の子たちとキャッキャウフフしたかったのに。もう、破滅エンド回避疲れたよ。俺、このままやっていけるかな。はぁ~、何で主人公に転生できなかったんだよ。目の前で主人公が女の子達とキャッキャウフフしてるの見せつけられてるオレの気持ち分かる!!おのれ主人公、オレの右手がうずくぜ。ちくしょーずりーよ。
あのお嬢様、カメラまだ止まっていませんけど・・。それと素が出てしまっています。
えっ、ちょっと待って全部見られちゃった!?うそでしょ、完璧なお嬢様の演技が全部パーになっちゃったの。どうしようどうしよう。
お嬢様、落ち着いてください。ギュッ
オレの顔に当たるたわわに実った塊。
大丈夫ですから、お嬢様の頑張りは、メイド長の私がちゃんとみていますから。私は、何があってもお嬢様の味方ですから。さ、最後にご挨拶をなさってくださいませ、お嬢様。
えっと、それではみなさんこれからの物語よろしくお願いしますね。
ブッツ。
はー終わった良かった。
メイド長「このビデオは永久保存ね、またお嬢様コレクションが出来たわ、ふふふ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 03:02:35
529323文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:80pt
「うーん、美味い! このローストビーフ絶品だよ! 君も食べてごらんよ」
「もう、ウィル、あまりがっつかないでよ。恥ずかしいわね」
今日は婚約者のウィルと二人で、名門ボールドウィン侯爵家が主催の夜会に来ていた。
周りの人たちは、皆貴族らしく厳かに時を過ごしているというのに、ウィルは今日も体面なんて気にもせず、食べたいだけ食べて飲みたいだけ飲むという、子どもみたいな振る舞いをしている。
本当に、ウィルは食いしん坊なんだから。
その割には大した運動もしてないのにスマートな
体型を維持しているので、いったいそのカロリーはどこに消えているのか、甚だ疑問だ。
「でもさ、せっかく料理人たちが腕を奮って作ってくれた料理だよ? それを食べないで眺めてるだけなんて、そっちのほうが失礼だとは思わないかい?」
ウィルはいつものようにニッコリと、屈託なく微笑む。
「……まあ、それは確かに」
普段の言動は子どもっぽいのに、たまにこういう核心を突いてくるから侮れない。
どっちが本当のウィルなのかしら……。
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!!」」」
その時だった。
ボールドウィン家の嫡男であるヒューバート様が、婚約者であるエスメラルダさんに対して、右手に持った短い鞭を向けながら、そう宣言した。
だが、この婚約破棄は、巷に溢れている婚約破棄と違って、どこか違和感があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:03:08
3635文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:846pt 評価ポイント:774pt
作:ありみやゆう
ヒューマンドラマ
連載
N1284HB
平穏に暮らしていた宗蓮寺ミソラはある日、何者かの襲撃を受ける。命を救われたものの、彼女を助けたのは仮面を付けた人と訳ありの少女達だった。
宗蓮寺家は日本有数の大企業の創始者で、ミソラの姉と兄は宗蓮寺グループのトップの座についていた。そんな二人が襲撃に会ったにもかかわらず、ミソラに降り掛かった災難を日本のメディアは報じていなかった。
家族も家も奪われ、ミソラたちを襲った深い闇に露頭に迷うミソラだったが、仮面を付けた謎の人物〈P〉がこう言う。
『我々の敵をあぶり出すために、ス
テージに立ってもらうぞ』
なぜかミソラはショッピングモールのイベントに立つことになる。
身を包むのはフリフリのアイドルみたいな衣装。右手にはマイク。
何もかも失ったのに何をやっているのだろうと、虚無に包まれていく。
そんなときに流れたある一曲。
ミソラは衝動に身を任せ『狂い咲く』。
この一幕が、やがて日本を巻き込む大事変へと発展していく──。
これは大切なものを取り戻す、旅するアイドルのおはなし。
※他サイト様にも掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:22:59
835409文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
【祝 書籍化決定♪】
2019年1月28日(月)
ブレイブ文庫様より発売!!
文庫なので、サイズも価格もお手頃です。
ぜひ、ご購入検討頂けたらと思います。
宣伝は以上です。
左手で吸収した物を、右手で出す物語です。
左手で魔物や、人、動物などを吸収し配下とし、右手で召喚出来る能力。
しかも、吸収した空間で素材と組み合わせることで、吸収した生物を強化出来るらしい。
最初に吸収したカブトムシや他の魔物達とも協力して魔王討伐を頭の片隅においておきながら異世界ライフを楽しむ物語
です。
カブトムシを筆頭に配下の仲間達を強化したり、苦楽を共にしお互いの絆を深めていくハートウォーミングな物語……
以下あらすじ
ある時ベベルという世界に、1人の日本人の男がひょんなことから転生することとなった。
その世界でマルコと名付けられて、赤ちゃんから人生をやり直す。
目標は、世界を崩壊に導く魔王を倒せと。
ただし、長期的目標。
いつかで良いらしい。
しかも、別に勇者とかっていう訳でも無いらしい。
真面目にやれば、倒せるようになるから頑張れって事だった。
しかも別に1代で倒せなくても良いらしい。
死んだら、またその世界で転生させてもらえるらしい。
星が滅びなかったらいつでも良いらしい。
神様の時間感覚は長かった。
異世界ライフを満喫しつつ、気が向いたら魔王に嫌がらせをするという名目の、配下強化物語の始まり始まり!
平成30年4月10日
総合日間:3位(昼集計)
異世界転移ファンタジー日間:1位(祝)
ランクイン♪
これも、皆様のお陰ですm(__)m
慢心せずに、これからも頑張ります(;^_^A
本当に有難うございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 03:57:23
1596052文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:41796pt 評価ポイント:17458pt
一つ一つの生命に星座が紐づき、『魔力元素』を与える世界、【ビテルギューズ大陸】。
そこでは1000年前に未曾有の災厄から大陸を救った【明星の救世主】を信仰する文化が根付いていた。
ある日、異世界の大陸で目を覚ました現代日本の少年・アイ。
星座が紐づいていないアイは『未確認魔力体=通称〝ニンゲン〟』として【エスペル教団】に追跡される身となる。
しかし、アイの右手には【明星の救世主】と同じ真紅の輝石が宿っていた――
輝石が宿った真相を知るため、そして信仰に身を任せるのではなく
自分で道を選ぶため、
アイは大陸で出会った仲間達と共に、【救世主】の歴史を追う旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:00:00
114808文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:一生春(イチキ ハル)
ヒューマンドラマ
連載
N6451IP
僕とベルの『自白会』
都咲(みやこざき)高校のある春の放課後。崎野亘(さきのたける)は忘れた大事な自分の秘密の詩集ノートを取りに2年D組戻った時、偶然クラスのアイドル的ムードメーカーで密かに亘が想いを寄せている、高山鐘(たかやまりん=あだ名「ベル」)が、教壇の下で一人で体を震わせているところに出くわしてしまう。しかも、ベルの右手にはカッターナイフが・・・!
亘は全力でベルを止め、「自分も同じ事をしようとした」ことを明かし、亘はベルの涙の「訳」を聞こうとする。
その日、ベルの
心に恋心とは違う亘への「信頼」と疑問とは違う「不思議」が芽吹いた。
後日、亘へのRINEでベルは少しずつ
「これは私の・・・『自白』というべきことなんだけど・・・」
という前置きをして、自分の「訳」のきっかけから伝え始める。
しかしその『自白』=「訳」は亘が詩を書き始めた「訳」でもあった。
亘も「(この世でベルだけなら、ベルにだったら、話せるかもしれない)」と思うようになっていく。
その2人の『訳』は量が多く、そして根は深い・・・。
ならばと、亘はある案をベルに持ちかける。その提案とは、『自白会』という名のお悩み解決方法だった。
こうして、亘とベルの通称『自白会』が始まった。
それは、ただただ亘とベルがもう一度「未来に立ち向かう心」を手に入れる為の時間だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 02:52:17
44084文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
手袋を買ったら6本指用のものが送られてきた。キャンセルしてしばらくしたら、右手だけもう一本の指が生えてきて、再注文する話。
最終更新:2024-04-14 22:16:41
873文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
右手の可能性が、広がった。
最終更新:2024-04-10 18:00:00
579文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:38pt
魔法の名家に生まれ期待され育ったネロは十二歳で行われる儀式で左手に水の紋章を授かった。しかし水魔法しか使えない水の紋章はこの世界において不遇の証。お前のような奴はこの家に相応しくないと家から追放されたスイムは冒険者となるが所属していた勇者パーティーからも使えないと再び追放処分を受けてしまう。水の紋章を手にしたばかりにと落胆するネロだがある井戸をきっかけいに水の重みを知ることで右手に賢者の紋章が浮かび上がる。水の理を知ったネロは風魔法に負けず火魔法を消し去り土魔法を洗い流し雷魔
法を寄せ付けない最強の水魔法を使いこなすようになる。一方で彼を追放した連中は水神の怒りを買い水不足によって危機に陥ることになり激しく後悔することとなった――これは不遇な水属性を手にした少年が成り上がり最強の水の賢者へと成長していく物語――
※タグのR15及び残酷な描写ありは保険で入れてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 22:39:34
400357文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:117pt
総合ポイント:22042pt 評価ポイント:11632pt
「お、俺は何も悪くねえ……」
「お前が飛び出してきたのが悪いんだからな!?」
降りて来たトラックの運転手がそんな事を言って逃げて行った。
「い、いた……い…………」
痛すぎて、頭の中がクリアになっている。
左腕に感覚がなく、両足は少し力入れるだけで痛みが走った。
首だけ起こし体を見て見ると、左腕は無く、両足はありえない方向に向き、一部は折れて突き出てきてもいた。
――なんか見た瞬間に血の気が一気に引いて来た……。
呼吸も乱れ、さっきまでのクリアな思考が今の現状を見て
、鈍り始めてきた。
――そういえば。
視線を右手に移し、手の中にあるものを見た。
――体が冷たい?呼吸はしてない……。
手の中にいたのは猫だ。
道路に飛び出した猫を助けようとして自分も飛び出して事故にあったのだが、体温は自分も同じくらい冷たくなっているのでわからず、呼吸はしておらず、死んでしまった。
――あ、意識を保つの……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:27:19
43314文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:40pt
悪魔と人間が対立する時代。故郷を失った一人の旅人、デルコイノは求めるモノを探す為に歩みを進ませる。
時には異国へ。時には秘境へ。時には辺境の地へ。時には叡智な大人の玩具屋さんへ。時には桃色の本屋へ――。
そして、歩みの中で出会う。一人の健気な少女と。一人のビッ乳と。一人のアンニュイな少女と。彼女達との出会いは彼にとって旅路の一幕に過ぎない、はずだった。
ここより先の旅路で出会う幾多の困難は、自らが己に付けた称号~真道師~に違わぬ力を、愛する右手を真呪文を偉大な杖と
……そして左手で勃ち向かう。……彼が求めている願いに、果たして闘争は戦いは争いは必要なのか。……逃れられない運命ゆえに、巻き込まれてしまうのか。
ただ唯一、焦がれ望む願いの為、数奇な運命さえも越え進め。股間の杖を右手で扱き貫いてイけ。
「やれやれ。オレはただ、未来のお嫁ちゃまといちゃいちゃらぶらぶ叡智ックスをどっぷりねっぷりしたいだけなのだがァ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:22:23
110056文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
右肩上がり、右肩下がり、右肩左肩平行線。
あの人は、正比例の線のように上がってんな。
あの人は、反比例の線のように下がってんな。
このジグザグ線は、何や?
まるで、グラフみたいだが ‥‥ グラフか。
それも、歩んで来た道 ‥ 過去人生のグラフか。
ちょっぴり、未来のグラフも入っているみたいやな。
隣のテーブルに、体の向きを変える。
話熱中弁護士二人、目伏せ当事者ふたりは、全然気付かない。
むんずと、ふたりのグラフを掴むと、その二線をピッタリ重ね合わせる。
それだけじゃ
、『また将来、同じ事態を引き起こすんちゃうかな~』と不安を感じた。
そこで、重ね合わせた線を、二重に巻き巻きしておく。
ふむ、相思相愛スパイラル。
過ぎ行くふたりの背中に浮かぶ、グラフをしっかり捕まえる。
男性のグラフを、急降下させる。
女性のグラフを、急上昇させる。
ふたりのグラフが交差しても、それぞれの線を急降下急上昇させる。
ま、分かってしまえば、珍しくもない。
興味無し。
サングラスを掛け直そうとした時、子どもが読んでる絵本が目に入る。
【トッキュウジャーかぞく】
その読んでいる絵本で、俺は分かってしまう。
子どもの気持ちを、ハッキリしっかり明確に分かってしまう。
しょーがねーなー。
右手一本でガシッと、ふたりのグラフを掴む。
ガシガシギシギシと、二本のグラフを重ね合わせて、握り締める。
右手一本では、はみ出す線があったが、『後は、放っといても大丈夫やろ』と思い、そのままにしておく。
俺は.襟口から右手を突っ込む。
左鎖骨のくぼみにある、九曜巴の封印シールを、一回タップする。
襟口に掛けていたサングラスを掛ける。
ガタッ
席を立つ。
スッスッ
歩き去る。
立つ鳥跡を濁さず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 10:13:23
8893文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
全人類、全動植物が搭乗するこの宇宙船地球号は、安全には十分すぎるほどの設計がされており、このような地震に近い揺れが起こることなど誰も想定していなかった。
地球が滅亡を迎えた現在、そこから遠く離れた位置を航行していた全人類全動植物が居住する宇宙船地球号でコールドスリープから目覚めた上杉圭介は自らの所属である日本支部IT部署の一室に向かった。通路右手の窓の向こう側には固まったかのような宇宙の星々が見えた。重力維持装置が稼働していないその通路を泳ぐように進み、間もなくその部屋へと
降り立った。早速仕事を始めるため席に着こうとしたが、なぜかその場にいる人間全員の視線が彼の後方へと集まっていた。彼が振り向いたその先にあったのは、無重力空間を漂う宇宙服を着た男の死体だった。
宇宙船地球号2021ネット小説用編集バージョン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:25:44
287028文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:36pt
第一部全文掲載。以降分割版を毎週更新します。
私の心臓は、私の胸と同じ痣を右手に持つ勇者が取り出し、魔王討伐の際に絶対に必要になると言われている剣、聖剣だ。数多の戦いを繰り広げて、聖剣を用い、勇者ヘリオスは魔王を打ち滅ぼした。私は魔王が滅んだ際に、魔王の居城の崩壊に巻き込まれて、目を覚ましたら、なんと死んだ事にされていた! 聖剣の鞘という事で、勇者ヘリオスと婚約関係にあったけれども、彼の仲間の女性たちの嫉妬でほとほと嫌になっていた私は、死んだ事になったのを幸いと、隠れてこそこ
そ生きる事にしたのだが……運命はそれを許さなかったのだ!! 私は偶然から、処刑される魔王のしもべと偽りの友情関係を結ぶ事になり……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:00:00
277899文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:694pt 評価ポイント:396pt
何かをするのに不要な体の部分を考えてみると、逆にありがたみがわかる。
最終更新:2024-03-10 13:15:02
355文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしの右手の中指に、ずーっとあったものが!!!
最終更新:2024-03-06 20:00:00
1226文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アリステリア王国。聖女と呼ばれる神に選ばれた者が、森からの魔物の侵入を防ぐために常に結界を張っている。
聖女は王国に1人しか現れず、聖女が亡くなる1ヶ月前になると次の聖女となるものの右手に聖なる印が現れる。聖女がもつ印は虹色に輝くが、輝くのは現聖女の印のみで、次の聖女の印は前聖女が亡くなるまでは黒色で、印が輝くまで聖なる力を使うことができない。
現在の聖女は今年85歳を迎え、「そろそろ新しい聖女が選ばれるのではないか?」と誰しもが思うほどには衰えが目立ってきていた。事実、
手に聖なる印を持つ者が現れたのだ。それも2人も。果たしてどちらが本物の聖女なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 08:50:23
7735文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:8928pt 評価ポイント:8206pt
作:神原オホカミ【書籍発売中】
歴史
完結済
N2498IO
黄龍国に住む莉美は、絵師として致命的な欠陥を持っている。
それは、右手で描いた絵が生命を持って抜け出してしまうというものだ。
そんなある日、住み込み先で思いを寄せていた若旦那が、莉美に優しい理由を金儲けの道具だからだと思っていることを知る。
悔しくてがむしゃらに走っているうちに、ひょんなことから手に持っていた絵から化け物が生まれてしまい、それが街を襲ってしまう。
その化け物をたった一本の矢で倒したのは、城主のぼんくらと呼ばれる息子で――。
悩みを抱える少女×秘密をもった
青年が
国をも動かしていく幻想中華風物語。
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆無断転写や内容の模倣はご遠慮ください。
◆大変申し訳ありませんが不定期更新です。また、予告なく非公開にすることがあります。
◆文章をAI学習に使うことは絶対にしないでください。
◆アルファポリスさん/エブリスタさん/カクヨムさん/なろうさんで掲載してます。
〇構想執筆:2022年、改稿投稿:2024年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 08:00:00
109570文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
死ぬことを極度に恐れる美大生の女子と、交際相手に振られて傷付く男子大学生の話。
同時になろうで公開している「太陽」や「月」よりも以前に書いた習作に加筆修正を行いました。
不定期更新となります。
最終更新:2024-02-06 15:36:46
2902文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
警察官である「僕」は学校に爆弾が仕掛けられたという一報を受け出動するが、爆弾を見つけることはできない。
一方、夢の中で僕はかつての同級生であるユキと車であちこちを巡り始める。
以前書いた小説の改稿版となります。不定期更新です。
最終更新:2024-02-04 23:28:21
935文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:黒咲鮎花 - AYUKA KUROSAKI -
ホラー
短編
N2996IP
何処にでもいる普通の女子高生。夏色花梨。
ある朝目覚めると、花梨の右手には謎の指輪が嵌められていた…
貴方は、ユメミサマを知っていますか?
最終更新:2024-01-18 18:48:21
7404文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:お茶柱/心理学のべレスク
ハイファンタジー
短編
N0772IP
〈冒頭〉
口火を切る。
右手を振って、ステップ、ステップ。
左手を振って、ステップ、ステップ。
一周回って、深呼吸。
これが俺のルーチンワークだ。
しかし、それももう終わる。
なぜなら、退職願を提出したからだ。
最終更新:2024-01-12 16:19:35
2584文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
右手でウサギ、左手でキツネをつくりましょう。
最終更新:2024-01-07 07:00:00
333文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:102pt
不幸な時代に、ある田舎の集落で起こった陰惨な事件から始まる怪異。
最終更新:2024-01-07 03:24:25
7352文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
戦火に巻き込まれ亡くなった主人公は中世風の異世界で目を覚ます。
そこでの彼は魂で、右手には死神のカマのように命を奪える拳銃が握られていた。
主人公は冷遇され不貞腐れている姫と出会う。
彼女こそ戦いの天才と気づいた主人公は魂ならではの方法とその拳銃で伸し上げる事を決意。
快進撃を続けるふたりは恋におちる。
魂と生身の人間の恋の行方、そして激烈な変化を遂げる世界の行方は――
最終更新:2024-01-05 12:00:00
4918文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ほっこくのくわずいも
ローファンタジー
短編
N7191IO
ガバリ目覚めたあとに、つないでつないで、「此処まで」って右手の人差し指のついたところから書き出しました。これっ、初夢にします。
最終更新:2024-01-03 07:34:34
1608文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
年末の大清算
私の中での気持ちの区切りです
しまっておくのは大変ですね
最終更新:2023-12-28 11:16:20
624文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:筆折作家No.8
現実世界[恋愛]
完結済
N7724IB
受験を翌年に控えた男子高校生の樫野璃玖には、大切な後輩かつ親友と呼べる存在がいる。同じアウトドア部に所属する高校一年生の男の子、橋戸ソラである。ソラの姉の紹介で知り合った二人はアウトドア趣味で意気投合し、今では時折互いの家でお泊りをするほどに仲が良いのだ。
一方で、璃玖はソラの姉に好意を寄せていた。
彼女が心に抱える“闇”を知ってなお好きであり続けようとする一途な璃玖だったが、ソラと一緒に出掛けた先で、彼女が別の男性とラブホテルへ消えていく様を目撃してしまう。
ショックの
あまりに嘔吐する璃玖。彼を介抱するソラは、その日、璃玖の家に宿泊することになった。
翌日。璃玖が朝目覚めると、右手にやわらかな感触を捉える。来客用の布団に寝かせていたはずのソラが、いつの間にか自分のベッドにもぐりこんでいたのだ。やれやれと肩を竦める璃玖だったが、瞬間、強烈な違和感に襲われた。
────ソラって、こんなに可愛かったっけ。
よく見てみれば、それはソラではなかった。栗色の髪をした、可憐な少女だったのだ。
慌てふためく璃玖の前で、彼女は、目を擦りながらゆっくりと体を起こす。
「お、お前は誰だ!?」
「誰って、ソラですけど……あれ、声が変だな」
ソラを名乗る美少女の姿は、璃玖の想い人であるソラの姉にそっくりなのだった────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 11:04:07
380474文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:560pt 評価ポイント:322pt
「フッ……今日も右手が疼くわ……」
愚民ども、よくお聞き!我は漆黒より舞い降りた堕天使、|闇夜黒羽《やみよくろは》!
厨二病JCが世界を救う!?
誰も知らない闇物語が幕を開ける……!
最終更新:2023-12-24 16:04:56
2084文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
世界に突如発生した構造物ダンジョンからモンスターが湧き出し、50年。
冒険者の両親を親に持つ少年、遠廻燐は、冒険者を夢見る普通の子供だった。
その右手以外は。
生まれ持った特殊な力には、相応のデメリットが宿っていた。
一度は冒険者を諦めた少年は、ある日突然、自身を襲った『不運』の理由を知るため、前人未到の最下層を目指す。
生まれ持った『右手』と偶然出会った『妖精』と共に、少年はダンジョンへと挑む。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-19 20:24:35
213624文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:32pt
結婚して夢中で愛し合っていたのに、子供が出来ると旦那様より子供に手がかかるようになってしまい、放おっておかれた旦那様は浮気をしてしまう。
浮気はあくまでも浮気という男と、男が浮気するなら女もしてもいいじゃないと言う妻。
妻は肉体的浮気はしないけれど、心の本気はしてしまったのかもしれない。
最終更新:2023-12-14 21:00:00
3249文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:12812pt 評価ポイント:11894pt
見えるなら右手を、聴こえるだけなら左手を、ゆっくり三回握って開いて。声は出さないで。
最終更新:2023-12-10 12:54:37
2371文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
死ぬことを極度に恐れる美大生の女子と、交際相手に振られて傷付く男子大学生の話。
同時になろうで公開している「太陽」や「月」よりも以前に書いた習作です。
最終更新:2023-12-06 22:00:00
70324文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
作:白うさぎの子
異世界[恋愛]
完結済
N2264IM
「マリア。私は、君との婚約を破棄しようと思う。承諾してくれるだろうか?」
テオドール伯爵家の令嬢である私は、イシュトヴァーン公爵家のグラディスから婚約破棄を通告された。
私の目の前に、婚約を確かなものとしていた血の契約書が置かれ、事実上、その撤回を要求される。
「……分かりました。承諾いたします」
私はグラディスの圧力に負け、彼との婚約破棄に同意した。
しかし、私には婚約破棄された心当たりがあった──。
自由に動かない両足だ。貴族学園で悲劇的な事故に遭い、
私の両足はただの飾りと化していた。
公爵夫人としての仕事をまっとうにこなせない私など、不要というわけだ。
そして、私は事故に遭ってから、婚約者だけではなく友人達も失った。
……いや、仮初めの友人達が、私の下を去っていった。
「私にはもう、誰もいなくなっちゃったなぁ……」
「……マリア様。そんなことを言わないで下さい。まだ私がいます」
私の呟きに侍女のエルザが目から涙を溢れさせる。
ついには、大粒の涙を流して、子供のように泣き出してしまった。
私は、そんなエルザを見て、軽く微笑みながら優しく語り掛けた。
「エルザ。そんなに泣かないで。実は私、スッキリしてるんだ」
「……マリア様?」
「私はもう自由なの。これからは、『公爵夫人になるのに』と咎められることもないのよ?」
私は真っ青な大空に右手をグッと伸ばすと、雲をつかみ取るように手の平を握りしめる。
「私の前には、希望に満ちた無限の未来が広がってるのよ! 私は諦めない! 私はこれから、エルザと一緒にたくさんの幸せを手に入れるんだ!」
これは、全てを失った伯爵令嬢が、持ち前の明るい性格を生かして、より良い未来を求める物語です──。
※当初、短編として公開予定でしたが、あまりにも長くなってしまいましたので、九話に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:51:46
52513文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:7320pt 評価ポイント:6086pt
作:井野 ウエ
ハイファンタジー
完結済
N5441IK
魔法使いを『九大神』とあがめるマキシモ教と、『九大厄災』とし消滅を試みるタロイズムの争いが激化する世界に転生したある女性は、エンジェルベルトという名の、万物を左手で吸収し右手で放出する『格納能力』を持つ魔法使いになっていた!
タロイズム派のロンドーテ王国に落ちた彼女は、王国の力になることを条件に、なんとか友好関係を結ぶことに成功する。
初めは彼女を疑っていた王国の幹部たちも、彼女の裏表のない性格と異次元の能力の利用価値に、徐々に心を開いていく。
そんなある時、同盟国のスタルケ
王国が、ロンドーテ王国からの使者の拉致という同盟違反の動きを見せる。
裏で手を引いているのは、神である魔法使いと人間が同列に扱われているロンドーテ王国の状況に危機感を覚えたマキシモ教であった。
これは、平穏な世界に突如現れた異端の存在・魔法使いを巡る、決断の物語。
エンジェルベルトは、この世界でどう生きるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 16:48:06
28920文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アラサー職歴なし。借金数百万あり。しかし大卒。
借金取りから逃亡を試みるも借金取りは「俺はラグビー部っ、ラグビー部から逃げることは論理的に不可能っ、絶対にキャンノットっ」と絶叫。
そして俺にタックル。
頭を打ち昏倒、死亡した俺は異世界の地に舞い降りた。
腐敗した金魚のような女が踊りながら呪いをまき散らし、唇のない大男と食事をする。
俺の右手の穴から取り出したリボルバーの弾丸は切り取った中指。
弾丸を発射する。
「てめえの中指でくたばれっ」などと叫びながら。
最終更新:2023-11-17 13:03:01
20871文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
聖女として育てられたアリシアは、国が魔獣に蹂躙されて悲運な死を遂げた。
死ぬ間際、アリシアは本当の自分をひた隠しにして聖女として生きてきた人生を悔やみ、来世では自分らしく生きることを密かに誓う。
しかし、目を覚ますとそこは懐かしい天井で、自分が過去に戻ってきたことを知る。
自分らしく生きると誓ったアリシアだったが、これから起こる最悪の悲劇を防ぐにはどうするべきかを考え、自らが剣を取って最前線に立つべきだと考えた。
未来に起こる悲劇を防ぐにはどうするべきか考えたアリシアは、
後方からではなく自らも最前線に立ち、魔獣と戦った仲間を癒す必要があると考え、父親にせがみ剣を学び、女の子らしいことをせずに育っていき、一五歳になる年で聖女の神託を右手の甲に与えられる。
同じ運命を辿ることになるのか、はたまた自らの力で未来を切り開くことができるのか。
聖女アリシアの二度目の人生が、今から始まる。
※小説家になろう・カクヨム・アルファポリスで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 22:20:27
214258文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:114pt
私の右手の小指はしゃべる。
そんなある日、私は些細なことで小指と喧嘩した。
最終更新:2023-11-07 06:24:37
2789文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:102pt
『今年は秋祭りするらしいぞ』
普段は滅多に連絡してこない父から、ただそれだけ書いたメッセージが届いた。
秋祭り。それは毎年9月の3連休に神社で行われる地元のお祭りで。コロナ禍でずっと中止になっていたものだった。
「行ってきたら?」
そんな旦那さんの言葉に背中を押され、私は娘と一緒に実家に帰ることにした。
家紋 武範様主催の『夕焼け企画』参加作品です。
最終更新:2023-11-01 06:55:09
1998文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:136pt
家賃回収代行業者の私がナイトクラブを訪れたのは家賃を滞納している少女を見つけるためだった。少女の代わりに家賃を払っていた〝右手薬指に指輪をはめたその人〟の元に辿り着いたけれど、そこには老紳士と二人の少女の死体が。
〝右手薬指に指輪をはめたその人〟と二人の少女が死んだ理由、そしてナイトクラブで出会った少女が後を追って死のうとした理由とは。そして、私が〝右手薬指に指輪をはめたその人〟を裏切った理由とは――?
***
12000字ほどの一話完結のお話。
カクヨム(http
s://kakuyomu.jp/works/16817330665430066957)、pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20562828)でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 22:12:44
11964文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
バス待ちの真昼。
バス停に人が居た。
最終更新:2023-10-03 17:08:39
2563文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今日は大事な日。これから面接なの。
髪は黒、それを後ろも前もピンでとめてピシっと纏める。
スーツに袖を通して、はい完了。鏡の前で笑顔笑顔。
……うん、量産型人間だね。だから私は右手の小指の爪にマニキュアを塗るの。
少し濃い目のピンク。見ているとホッとするの。
これが私らしさ。自分の姿。そう、これが私のアイデンティテ――
「はい、不採用。それはアイデンティティとは言いませんね」
最終更新:2023-10-01 12:00:00
1667文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
【当作品は、すでに公開済・完結済の『灰色の花』の改稿版です。本筋は概ね同じですが、大幅加筆修正をしています】
ジルコ王国の軍事警察署で働く20歳の娘、メレンケリ・アージェ。
彼女の右手には触ったものを「石」にする力が備わっていた。触れたら最後、全てが石になるまでその力は止まることはない。そのため、取り調べを受けるために捕まえられてきた男たちの脅しとして、彼女の力が重宝されていたのである。
「祖父も、父もしてきたことだから」
それがメレンケリの口癖だった。彼女は自分が軍
事警察署で働くことは、家系的に義務のようなものであり、「石にする力」を容疑者の真相を暴くため「脅し」として使うことも納得していた。
しかし、彼女は西の王国サーガス出身の青年、グイファスと出会ったことで彼女の考え方が変わる。
石にする力は、本当に人を不幸にすることにしか使えないのか。石にしてしまったら、本当に二度と元に戻すことができないのだろうか。
人とは違う特別な力を持った、メレンケリのお話。
*不定期更新。
*随時、細かいところを修正しています。
*カクヨム様、ノベルアップ+様では先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 19:00:00
137672文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
欲しいものをつかむ右手と。
好きなひとと繋ぐ左手。
そのてのひらのおおきさはちがう。
最終更新:2023-09-25 07:00:00
855文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:108pt
作:山櫻 茉莉華
ヒューマンドラマ
連載
N0263IK
『秋鹿 歩(あいか あゆみ)』は都心学園高校に通うれっきとした男子高校生である。
男の子のくせに『歩(あゆみ)』とはコレ如何に?と言う些細な疑問は置いておいて、
父親の転勤に伴い、十数年程前に秋鹿一家は北海道稚内市から東京都へ引っ越してきた。
ある日のこと。
いつもと変わらずな学校からの帰り道、歩はとんでもないモノを見つけてしまう。
そしてその事件をきっかけに、歩の人生はとんでもない方向へ動き出し始めることに。
努力せずとも多少の勉学においては良い成績を平均に取り、芸術方面
では更に長けて
いる歩は、実は身長180㎝、顔面偏差値もかなりイケてるハイスペック高校生男子。
なのにあまりモテない理由は、優し過ぎるのと若干ヘタレな性格、オヤジくさい物言いや
落ち着いている雰囲気のせいだろう。
そして極度のブラコン。これに尽きる。
歩には10歳程離れている弟が二人いて、その弟達がとにかく愛おしくて可愛くて、
心配でたまらない。
ところがどっこい!
なんと弟二人は長男歩よりも数倍、いや数百倍も大人な子供達なのだ!
子供なのに大人????どういうこと????まさかの某名探偵????
又、同級生で歩の大好きなミステリアス道桜(どうおう)との発展は?
ないのか????あるのか????
普通の高校生だと思っていたら!
ある日、世界を救う為に命をかけて神様のお手伝いをしなくちゃいけなくなった!
家族や友達、知り合いが大切でひたすら守りたい高校生男子の『愛』あるお話し☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 00:00:00
6792文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神の座が落ちてから五百年。
神々と魔王の長きに渡る戦いが終結し、世界は大きくその在り方を変えようとしていた。
人々の生活、文化、そして信仰といったものが、神の不在となった事で失いかけていた。
世界が大きく流れを変えようとする中、黒き夜と共に魔物が現れた。黒き夜は人々から光を奪うことで、世界を夜で覆い、次々と国を飲み込んでいった。
国を追われ、魔物の恐怖に晒され絶望していた人々の前に、一人の女の魔法使いが現れた。
彼女が暗闇に覆われた空に手を翳すと、神々しく光を纏った炎が巻き起
こった。光り輝く炎は魔物を祓い、閉ざされた暗闇を引き裂き、長く留まっていた黒き夜を終わらせた。
彼女は、国を追われた者たちを救い、新たに国を築きました。魔を祓った炎は「聖火」として崇められ、国はその恩寵を受けて栄えていきました。
そして、それから四百年。
現在、聖火を信仰する聖炬火(オリンピュア)教会の本拠地がある王都では、とある事件が問題となっていた。それは、聖火を灯す為の儀式「聖灯式」が何者かによって妨害されている事だった。
新たなる交易、人民の繁栄のために何としても儀式を成功させたい上層部は新たに派遣部隊を派遣することにした。
聖炬火教会に所属する火聖女見習いのカガリは大規模な聖灯式に参加する為、最後の試験に挑むのだった。
一週間後に聖灯式を開催する街ヴェヴィン。記念すべき日を迎える為、聖火を灯す灯火台は一際目立つ街の中心に建てられようとしている。
その灯火台を一人の少年が眺めていた。右手に黒い手袋をはめているが、その隙間から見える肌から右半分の顔面まで赤黒い火傷を負っているのだとわかる。
かつて、聖火によって焼かれたその瞳で見つめる先は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 07:40:51
322文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ランディーニ王国には双子の王女がいた姉のベアトリスと妹のアリアンナ。2人には生まれた時から手に紋様があり、周囲に大きな影響を与えていた。姉のベアトリスの左手の甲には“怨恨の紋様”。妹の右手の甲には“敬愛の紋様”。2人の前に立つ者は皆紋様の影響を受けてしまう。意味もなくベアトリスに不快感を抱いたり、憎悪を抱く。自然とアリアンナを慕い、敬意を示す。ランディーニ王国に生まれる王族の双子は、必ずこの紋様をそれぞれもっていた。本来なら生まれてすぐにこの2つの紋様は封印されるのだが、2人
は16年間紋様の影響を背負って生きてきた。そして今日も姉のベアトリスが周囲に悪意を振りまいていると気づき、アリアンナは姉を戒めるために翻弄されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 14:00:00
47886文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:11988pt 評価ポイント:10230pt
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