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玉藻の前; the Classical Japanese Language edition
作:岡本綺堂
歴史
完結済
N2108IK
「ほう、よき月ぞ。ひとへに白銀しろがねの鏡を磨とぎすまさむ」 あらぬ極みのあはれがりのことばを、昔より言ひふるせるこの一句に言ひ尽くしきといふべく、男は晴れやかな眉あげ、あしたは十三夜といふ長月なかばのけざやかなる月を仰ぎき。男は今宵の齢よわいよりも三つばかりも余計に指を折りけむ年頃に、いまだ一人前の男のかずには入らぬ少年なりき。彼はむろん烏帽子えぼしをかぶりたらざりき。黒き髪をむせばうしろに垂れ、浅黄あさぎ無地に大小の巴ともゑ染めいだしし麻の筒袖に、土器かわらけ色の短き切
袴きりばかまをはけり。夜目にはその着たる物の色目もしるとは知れねど、筒袖も袴も洗ひざらしのやうに色さめ、袴の裾は皺しわまみれに巻くれあがれり。 そのわびしき服装みなりに引きかへ、この少年は今宵の月に照らさるともかたはらいたからぬほどのめざましき男のごとき顔をもてり。彼に玉子色の小袖着せ、うす紅梅の児水干ちすきかんきせ、漢竹の楊条よくじょうを腰にささせしらば、あはれ何若丸など名乗る山門の児ちごとし悪僧ばらが渇仰随喜かつごうずいきの的まとにもならむ麗しくたけき児ぶりなりき。されど今の彼のさうざうしき腰のまはりには楊条もあらざりき。小ちいさ刀がたなも見えざりき。彼は素足に薄きいぶせき藁草履わらぞうりをはける。 「ほんによき月ぞ」
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キーワード:
二次創作
伝奇
時代小説
怪談
岡本綺堂
古典日本語翻訳
古文
最終更新:2023-09-08 10:29:08
129289文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
こころ; the Classical Japanese Language editon
作:夏目漱石
純文学
完結済
N8977IJ
我はその人を常に師と呼べり。なればここにもただ師と書くばかりに本名は打ち明けず。こは世を憚はばかるはばかりといふよりも、その方が我にとりて自然なればなり。我はその人の思ひ出呼び起すごとに、やがて「師」といはまほしくなる。筆を執いと心持は同じ事なり。よそよそしき頭文字かしらもじなどはいと使ふ気にならず。 我が師と知り合ひになりしは鎌倉かまくらなり。その時我はいまだなまめかしき書生なりき。暑中休暇用ゐ海水浴に行きし友垣よりいかにも来といふきは書はがき受け取れば、我は多少の金を工
面くまれぬし、出掛くる事にせり。我は金の工面に二に、三日さんちを費やしき。ところが我が鎌倉に着きて三日と経たたぬほどに、我呼び寄せし友垣は、とみに国元より帰れといふ電報受け取りき。電報には母が病なればといなびたれど友垣はそれを信ぜざりき。友垣ははやくから国元なる親どもに勧すすまぬあひを強しひられたりき。彼は今のならひよりいふとあふにはさほど年が若過ぎき。それに肝心かんじぬのさうじみが心づきなかりき。さて夏休みにもとより帰るべきところを、わざと避きて江戸の近くに遊べるなり。彼は電報を我に見せいかがせむと謀りせり。我にはいかでよきや分らざりき。されども実際彼の母病とせば彼は固もとより帰るべきはずなりき。さて彼はつひに帰る事になりき。あたら来し我は一人取り残されき。 学校の授業の始まるにはいまだやややや日数ひかねどあれば鎌倉におるともよし、帰るべしといふ境遇なりし我は、当分元の宿に留とまる覚悟しせり。友垣は唐土のある資産家の息子むすこに金に不自由のなき男なれど、学校の学校なると年が年なれば、よすぎのきはは我とさ変りもせざりき。よりて一人独りになりし我は殊に恰好かっこうな宿をとぶらふ面倒ももたざりけり。 宿は鎌倉にも辺鄙へんぴなる方角なりき。玉突たまつきなりの氷菓子なりのといふ西洋やうなるものには長い畷なわてを一つ越さずは手及ばざりき。車に行くとも二十銭は取られき。されども私の別荘はそこここにいくつにも建てられたりき。それに海へはごく近ければ海水浴をやるには至極便なるくらゐを占めたりき。
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キーワード:
青春
二次創作
こころ
夏目漱石
古典日本語翻訳
古文
最終更新:2023-09-08 09:50:38
158534文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
検索結果:2 件
1
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完結済
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指定なし
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