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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:9 件
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聞こえてくるのは、星詠みたちの間に伝わる、長い長い口承歌。少し掠(かす)れたその声の持ち主は、テントの幕布に寝そべるようにして暗い星空を見上げている。大きめの服をまとった小柄な少年。頭に巻いた重そうなターバンの先端、特徴的な紋様の描かれた布が夜風になびく。
***
傭兵のお姉さんが星詠みの少年に頼み事をする話。
前後編の全2話です。
最終更新:2023-06-11 10:00:00
5085文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
子供のない松浦長者夫婦が初瀬の観音に祈願して授かった一人娘、さよ姫。しかし、父の長者が亡くなるや家は没落し、母と娘のただ二人が残された。
父の十三回忌の弔いの資金を得るために身を売ったさよ姫は、村の氏神である大蛇に捧げる生け贄の娘を買いに都へやって来た商人、ごんがの太夫に買われ、はるか奥州安達郡の八郷八村へと旅立つ。
池の大蛇に捧げられる人身御供となったさよ姫は、父の形見の法華経を取り出すと……
室町時代から江戸初期頃の口承文芸である説経節のひとつ、「松浦長者」を現代語に翻
訳したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 15:42:13
28008文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:38pt
【このエッセイはカクヨムにも掲載し、また名興文庫にも寄稿しています】
なろう系とは何か?
問うだけで炎上必至な、デカ過ぎる主語の論考に、読者としてもなろう系初心者であるウェブ小説書きが挑戦するという、大変無謀なエッセイです。
ライトノベルとは何か? なろう系とは何か?
それぞれを定義することによって差異を明確にし、なろう系の正体に迫ろうという試論です。
なぜ、このエッセイを寄稿しようと思い立ったかにつきましては、【はじめに】の項目で簡単に触れていますので、ご参照頂けましたら
幸いです。
この小品が少しでも、読者様の"なろう系"という一大ジャンルへの理解の助けとなれたなら、嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:00:00
13319文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:382pt 評価ポイント:290pt
かつて開かずの教室だった三階の角にある教室が、都市伝説部の部室だ。
高校二年生の斎藤竜助は、そんな部室で部長の雨宮世津子とまったりと都市伝説を語る日々を送っていた。
周囲からは、ただ部室に籠って喋っているだけの心霊部やオカルト部と呼ばれ、活動しているのかと責められることも……
が、彼らはしっかりと活動している。
時に、運動部よりもハードなことだって竜助は経験していた。
何せ摩訶不思議な出来事を追究する雨宮世津子がいるのだから。
彼女のスイッチが入る時はいつだって唐突だ。
「龍神君」
「竜助です」
「明日は、暇か?」
明日が休日だろうが、雨宮世津子には関係ない。
そして、竜助の答えも決まっている。
「暇ですよ」
黒縁眼鏡をクイッと上げた彼女は、満足そうに言うのだ。
「暇ならば、明日駅前の『喫茶ひまわり』に八時」
これは、摩訶不思議な出来事への扉を開ける合図。
人の口から口へと伝わる怪奇な噂に導かれ、彼らは今日も活動する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 20:54:58
11787文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
青森県七戸町にある史跡「七戸城」には、「姫塚」と呼ばれる塚があります。この塚に関しては、昔七戸城のに美しいお姫様がおり、悲恋の末自害したという口承があります。本小説はこの町に伝わる複数の言い伝えに基づくものです。
最終更新:2020-09-26 07:18:34
25004文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
上司に叱責され、キレて会社を辞めてしまった男。妻と子供を連れて、田舎の実家に戻った。
或る時、暇にまかせて、実家の蔵を片付けていたところ、不思議なガラス玉を発見した。
このガラス玉には言い伝えがあった。父から長子だけが口承される伝説であった。
異国人の漂着伝説と源頼光の酒呑童子退治の伝説が絡んでいた。
そのガラス玉の正体は・・・。
最終更新:2018-02-20 20:00:00
9323文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
読書好きで地味な見た目だった真心は、彼氏を作って楽しい高校ライフを過ごすことを夢見て、イメージチェンジした。
しかし、初めてできた彼氏に突然別れを告げられてしまう。
傷心の真心は高校受験以来足を遠ざけていた図書館を訪れる。
顔馴染みの司書樋口の勧めで、児童室のおはなし会に初めて参加する。
真心はそこで初めてストーリーテリングと出会い、昔話を語る貴史に興味をもつ。
最終更新:2016-12-07 23:43:12
14319文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:176pt 評価ポイント:32pt
作:Win-CL
ローファンタジー
完結済
N8787DL
時は二十世紀も末。
まだインターネットも主流ではなく。
技術が、町が、情報が。
何もかもがあやふやで、まるで生き物のように姿を変えていた時代。
町の所々で都市化が進んでゆく中、法外な地上げによって虐げられる住人。
それは、主人公たちのいる町の商店街も例外ではなく。
自分たちの平穏を守るため動いていたのは――
見た目も性格もアンバランスな四人だった。
※カクヨムにも同じ内容で掲載しています
最終更新:2016-09-25 10:13:07
15279文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:27pt
今は昔。昔々あるところに。はるか旧代の御世において。
語るとすれば、そのように語ってしまえるほどの昔のこと。
伝記伝説に描かれる生誕の物語。口伝口承に語られる原初の言伝。
その程度には歴史を遡っての過去のこと。
されど
この語りには、そのような大々的な価値は無く。
紐解かれるのは、個人の記憶。名など残ってはいない。ただの一人の人間の話。
いわゆる一つの与太話。
歳をとりすぎた老人が語るだけの、ただの思い出。
改訂前ver
※この話の改訂版をハーメルン様にて投稿させて頂
いています。
第45部『談笑』以降より同時投稿・同内容のものとなりますのでご了承の上でのご閲覧をお願い致します。
この作品は東方Projectの二次創作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-09 17:35:45
384884文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:123pt 評価ポイント:21pt
検索結果:9 件
1