「私は勇者パーティーを脱退します」
「俺も抜ける」
「私も辞めます」
聖女リサと戦士タイタンと賢者のイリアが勇者パティーを脱退すると言い出した。
「何故なんだ。理由を説明してくれ」
突然の脱退宣言に混乱しながら、三人に理由を求めた。
「答えなければ分かりませんか」
リサが氷よりも冷たい視線で見つめてきた。
「貴方が戦闘狂だからです」
イリアが大声で答えた。
「もうウンザリだ」
タイタンが吐き捨てた。
「貴方、とても素敵な香りがするわね。クンカクンカしても良いかしら」
うわぁ、
変態だ。
彼女がとんでもない事を言い出した。
僕は思わずドン引きした。
私は女神マリア。
どうやら勇者が新メンバーを探しているようなので、適当な人物を召還したら、匂いフェチの変態だった。
面白そうなので、暫く勇者を観察する事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 10:30:09
10989文字
会話率:49%
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魔王を倒すために国から数々の英志たちが集まった。
そうして優秀にして最高のパーティーは勇者を筆頭にして魔王討伐隊として民衆の期待を一心に受け取り邁進していた。
魔王の部下、精霊との契約、ドラゴン退治。
優秀な仲間たちと勇者は、魔王城に魔王を残すところまで追いつめていた。
そんな後寸前のところで悲劇がやってくる。
仲間たちから勇者が追放の憂き目にあう。
勇者がおっさんなのが悪かったのだろうか、おっさんにして勇者は悩んだ。
仕方ないので放浪すること
を決めたおっさんは、そこで色々にゃんにゃんすることになる。
あ、にゃんにゃんはしない、けど可愛い子は出る。
そんなおっさんの俺TUEEな旅が始まる、かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 04:19:01
13031文字
会話率:61%
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