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検索結果:55 件
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・
グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 02:01:24
820904文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:40pt
これは長崎県に伝わる不思議な唄の謎を探る物語。まずはこの物語の起因となる古代中華の事件から紐解いていかなければならない。中国史において絶大な人気を誇る三国時代。三国志の一角をなす英雄孫権(そんけん)、そして後の世で神となる関羽(かんう)。全ては孫権が関羽を処刑した事から始まる。
およそ千八百年前、呉(ご)の王、孫権に厄災が降りかかる。原因は関羽を処刑した事から始まった変死事件だ。このところ、関羽の処刑に関わった人物が次々と死んでいく。よりによって魏(ぎ)の王、曹操(そう
そう)までもが変死にいたったとなれば、これは関羽の呪いと言うより他に無かった。
そして関羽の呪いの最終目標は、処刑を決行した自分である。若い頃、道志の呪いで兄を亡くした孫権は呪いと言うものを決して軽くは見ていない。むしろ過敏に反応していた。しかし入念に行われるお祓いもあまり意味をなさず、不明な死は兵達の間で後を絶たない。結局、生半可なお祓いではなんの効果もあげられていないのだ。
そこで孫権は神剣をもって関羽の霊を鎮めようと試みる。
大勢の配下に命じ、九振りの神剣を作らせた。神剣を関羽の墓前に供えると、それまで続いた変死騒動は治まり、孫権はその後三十年以上たいした厄災にも見舞われる事なく、天寿を全うする。
その後、呉の国が滅ぶまで九振りの神剣は祭られ続けるが、亡国時の混乱により、所在不明となってしまった。
この九振りの神剣の話は、伝説として現在でも中国に伝えられている。
その時造られた九振りの神剣に、百錬(びゃくれん)という大振りな美しい剣があったとも記録には残っている。刀身は青銅ではなく当時、精製の難しかった鋼で出来ており、その洗練された美しさは、見る者の眼を引きつけ離さなかったそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 20:10:00
78523文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
剣とは、斬り裂くための刃のことではない。
最終更新:2024-03-04 07:00:00
268文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:90pt
作:マーキ・ヘイト
ローファンタジー
連載
N4797HX
世界屈指の貿易都市であるラフス王国。その城下町には薬草採集からモンスター討伐まで、依頼されれば何でもこなす事で有名な冒険者ギルドが存在していた。そんな冒険者ギルドに所属する奇妙な男がいた。
本名不明。身長は約2m。しかし常時猫背である為、正確な身長は不明。裾がボロボロな古ぼけた黒いローブを羽織っており、顔は愚か歳さえも分からない。最大の特徴として剣を引きずりながら歩いている。また、剣自体も特殊で刀身に切っ先が無く、突く為の機能が存在しない。
そして、常に剣を引きずり
ながら歩いている為、街の至る所に傷後が残っている。しかし誰一人として文句を述べたりはしない。
それは過去に、男の行動を邪魔した者達は全員漏れ無く、その首を一太刀で斬り飛ばされてしまったからだ。
切っ先の無い剣に、首を意図も簡単に斬り飛ばす実力から、いつしか街の人々は恐怖と畏敬の念を込めて、エクスキューショナー(死刑執行人)。その名を略して“エクス”と呼ぶ様になり、彼となるべく関わらず巻き込まれない為の決まり“エクスルール”を作られ、地元国民達にとっての暗黙の了解と化した。
そんな彼の下に、ラフス王国第二王女“ガミーヌ・フォン・ロイヤリティー・ラフス”が突然現れ、冒険者になったからパーティーを組んで欲しいと頼み込んで来た。
最初は完全無視をしていたエクスだったが、紆余曲折あり無事にガミーヌとパーティーを組む事となった。
しかし、彼女は知らなかった。エクスの本当の目的がガミーヌを利用して、ラフス王国の王族や貴族を皆殺しにする事だと……。
これは復讐の物語。全てが謎に包まれた死刑執行人と、ちょっとお転婆なお姫様が送る“新感覚ダークファンタジー”の幕開けである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:27:04
173832文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:48pt
数年前、故郷を魔物の群れにより滅ぼされた紅羽は魔物狩りの旅に出る、そんなある日名も無き少年と出会う、今は亡き親友から受け継いだ刀を手に魔を断つ!
最終更新:2024-02-02 23:43:47
9420文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
なろうラジオ大賞参加作品です。
今日は赤穂浪士討ち入りの日でござる。
こんなん書いてみました。
最終更新:2023-12-14 22:02:17
536文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:64pt
あたしは腰に妖刀を帯びている。
最終更新:2023-11-13 07:00:00
691文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:76pt
ドが付く超引きこもりの少女、アリス・アドラー。
そんな彼女の部屋に、
真っ白い刀身の剣を共に、非日常が訪れた。
『滅びの冬』に対抗せんとする王の力を受け継いだ少女、
アリスの運命とはー。
「私、貴女を証明してみせます!」
最終更新:2023-10-14 21:56:07
76891文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
ラズブール王国——。
それは、お茶の生産地でも有名な、商売を得意とする国。
戦いに置いては防御に強く、攻撃など二の次。
全て、策略で勝ってきた国。
その国の王女である
『ラズブール・ローゼ・テランプルト・ユーリ』
は、お淑やかて穏やかな姫だ。
優しく、人に平等。彼女は貧民にも手を差し伸べた。人は、まるで聖女のようだと言った。
そして、この王国の最強騎士——。
三大天の名を授けられた三人の騎士たち。名を、
紅色『バルンベルト・シン』
碧色『フェルステルト・シアリス』
翠色『
アンゲリーク・ムハントル』
彼たちは、最強……であったはずだった。
彼女が、現れるまでは。
彼女が剣を一振りしただけで大地が揺れる。
速さは光のごとく。魔法で煌めいた刀身は、キラキラと星屑を巻いて振り落ちる。
恐ろしく強いはずなのに、彼女はまるで舞をしているかのように……。
——ただただ、美しかった。
これは、最強の少女が幸せと平和を呼び起こす物語。
彼女の名はまだ、明かされていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 16:43:10
2246文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
大学生の入学式。 何らかの爆発に巻き込まれ、目が覚めたらそこは知らない村だった。
襲来する兵隊、青く深い森林と誰も知らないその刀身。
穢れを嫌う聖剣は、童貞にしか使えないとか………?
カクヨムにも掲載しています!
最終更新:2023-06-19 05:00:00
82354文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:五八三七G3
ハイファンタジー
完結済
N6429IC
ジンは、悠国の官僚を育成する修錬舎に学ぶ十七歳の少年。念によって光の刀身を現出させる念剣の演舞の名手である。悠国は四宮八聖体制による封建国家。ジンは悠国の四宮である朱家の英才、エイキに高く評価されつつも、あくまで父のカンが営む重盛屋を継ぐつもりである。しかし学友のリュウトは、何か全く新しい時代が到来しているのかもしれない、と言う。ジンの幼馴染であるテツは深草流の笛と琴の天才で、その婚約者でもあるユウカは踊りを修めている。しかしテツは四宮八聖の規律に縛られた音曲に疑いを持ち、自
由な音曲の世界を追求するために、家と流派を捨て陽都に行こうと考えている。友たちが自らの生き方を求めて歩みだす姿に触れて、ジンもまた新たな道への一歩を踏み出そうとしている。
和風の異世界ファンタジー青春物。
音声化企画は、Ama***のオーディ〇登録!ではもちろんなく、若い知人がSNSで音読してくれるというもの。配信が始まったら、本文後書きでお知らせ予定。著者本人ではないので作品への批評などはご遠慮ください。こっちまで届きません。
感想欄は、ある程度の展開後に開きます。影響されると書けなくなってエタるので。
他社サイトへも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 19:00:00
94589文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
魔力量が見た目に反映される世界。その世界で私は……。
━━━]━━━━━━━━━-
・王道テンプレものです
・設定&解説が多目です
・不定期更新です
・アルファポリスにも掲載しています
最終更新:2023-01-26 22:00:00
191550文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:30pt
作:JAM歌い@おかP
コメディー
短編
N8119HY
刀身に宿る付喪神に恋した少女の願いを叶える為あんじーとナッツが画策するが事態は思わぬ方向に。果たして少女の想いは届くのか?
最終更新:2022-12-05 18:03:28
11674文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平穏な田舎で気だるげな日々を過ごす青年ギルバートは、ある折、ひょんなことから赤い刀身の不気味な剣を手にした。それは数百年の星霜を生き抜いた魔剣だった。名前はコグ。
有為な青年ギルバートは偶然、コグと出会ってから全世界的な時代の奔流に巻き込まれていく。
※これは拙作「画龍転生」において伝説的怪雄として登場する<人食いギルバート>の立身出世と青春を描いた前日譚に当たります。
最終更新:2022-10-25 12:48:18
99929文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
最強の剣士を目指す茜ハルシは、刀身のついていない刀ーー不全刀(フゼンガタナ)を拾ったことをキッカケに、人類を脅かす悪魔との闘いに身を投じていく。
こちら作品は「カクヨム」でも連載しております。
最終更新:2022-06-29 18:00:00
8118文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:?がらくた
現実世界[恋愛]
完結済
N1944HR
日本のどこかにある海沿いの田舎、白鰐(しろわに)町で事件が起きる。
白鰐団地のすぐそばにある公園で親が目を離していた隙に、猫田少年が何者かに殺されたのだ。
現場には動物の毛のようなものが落ちていたが、捜査は難航。
少年の死を皮切りに次々起こる怪死に、近隣住民が騒然とする中、血とサメの匂いを嗅ぎつけた鮫斬りの異名を持つ鮫島は、ニュースを見ながら事件を静観していた……!
百獣の王と海の人喰い生物をくっつければ怖くね?という、安直な発想から生まれたシ・シャークに、斬人はどう立ち向
かうのか!
キャラクター紹介
鮫島斬人(さめじま・きりと)
鮫斬りの名で知られる、黒髪の中肉中背の男。
一人称は俺様。
礼儀知らずで傲慢な性格だが、実力は本物で、数多くの不可思議なサメを殺してきた実績がある。
サメに対して独自の理論を展開していて、異性との関わりを極端に嫌う。
愛用の2本の刀はどちらにも刀身がないが、呪文を唱えることで、さまざまな形の刀身が浮かび上がるという。
鮫口紗子(さめぐち·さえこ)
金髪碧眼の斬人の女助手。
溌剌とした性格だが、かなりの毒舌家。
米国人父と日本人母のハーフで、あだ名はシャーコ。
今までは米国で暮らしており、母に日本語を教わっている最中なので、語尾のイントネーションがちょっとおかしい。
「金髪美女といると、サメに襲われる」
という持論を持つ斬人からは、少し嫌われている(毒舌のせいもあるが)。
たまに彼に的確な突っ込みを入れてくれる、数少ない存在。
主人公の斬人視点の三人称一元視点小説です。
アルバトロ〇とアサ×ラムの社員に
「B級サメ小説を書かないと、遺伝子操作でお前の両親と姉を、サメ人間にするぞ」
と脅されて、この小説を書くに至りました。
B級映画並みの整合性を取れていればいいらしいので、キャラクター設定含め、適当に書いてます。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルンに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 00:39:37
10595文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「やれやれ、ようやく終わったか・・・」
刀身に暗褐色の輝きを纏う剣に鮮血が滴り落ちていく。
「お疲れさまでした」
「おう、お疲れ」
ポタリ、ポタリと血が落ちていく。
それがいつしか食い込むほどに柄を握り締めている、彼の血に変わっていた。
最終更新:2022-06-05 22:55:58
2926文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
その日、高貴なる者が通う学園にて悲劇が起こった。
王国の第一王子であり王太子のレイシス殿下が三人の側近を連れ、婚約者であるクローディア公爵家の令嬢アナイスが、自身が愛する平民出身の女性に嫉妬し、彼女を貶めたとして婚約破棄を言い渡した。
毅然と否定する令嬢に対して王太子は取り合わず、衛兵を使って連行しようとした。
しかし、誰もその場を動かない。
彼らは国王陛下にこの場を見守るようにと厳命されていた。
四人の様子は明らかにおかしかった。
虚な瞳、覇気のない声、けれどどうすれば良
いのかわからない。
アナイスも同じだった。
そして、痺れを切らした女が近くにいた騎士に何かを耳打ちする。
彼は剣を抜き去り、刀身をアナイスの華奢な身体に押し込んだ。
あまりにも衝撃的な光景に人々は逃げ惑い、騎士は拘束され、呪いが解けた。
これは、呪いによって操られた彼らが彼女を亡くしたその後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 08:40:52
5372文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:20536pt 評価ポイント:18384pt
異世界というテーマで、自分ならどんな物語をつくれるだろうと考えた作品です。
本当は長い物語なのですが、今回その一部分を切り取って短編としてみました。
また、長編として連載している「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」とも、その世界観を共有しています。
興味を持っていただければ、そちらの方も読んでみていただけると幸いです。
ご感想もいただけると嬉しいです。
あらすじ
出発間際のキャラバン。青年が次の町まで乗せてほしいと声をかけてきた。
腰に
は古びた剣を帯び、青年は自信なさげに自らを剣士見習いだとはにかんだ。
馬車に揺られながら、青年はキャラバンで雑用の仕事を担う老人サルトとその孫娘ミレと知り合う。青年はマギア魔法学院の依頼で「天秤の魔女」を調査していることを告げる。
天秤の魔女――歴史に語られる数々の滅亡の裏に見え隠れする、謎の存在。
その夜、キャラバンの野営地を武装したアンデッドの集団が襲う。
普通の剣では、すぐにアンデッド達は復活してしまう。傭兵団の団長ガルマンと女戦士ヤミスらが苦戦する中、逃げ遅れたミレにアンデッドの凶刃が迫る。
ミレを救ったのは青年であった。青年がゆっくりと剣を引き抜くと、その刀身は淡い光を放っていた。尋常ならざる力を秘めた魔法の剣であった。
向かってきたアンデッドを一刀両断する青年。そして、叫んだ。
「私は剣士になれなかった――。どんなに憧れようとも――」
「それでも、こんな私にも才能があったのです。私は――魔法使いです!」
青年が呪文を唱えると、聖なる光が剣より放たれ、アンデッドの軍勢が消滅していく。
「まだ終わっていない!」ガルマンが叫んだ。
消えたアンデッド達の後方に巨大な影がうごめいた。顔の半分を一つ目が占める巨人――トロール達であった。
青年はトロール達に向かって飛び出していった。その背中にガルマンの警告が飛ぶ。
「奴らには魔法が効かない!」
青年はミレに祝福された言葉を思い出していた。
「大丈夫――。私は、魔法――剣士です!」
青年が呪文を唱えると、六振りの光の剣が彼を取り囲んだ。
はたして、青年とトロールとの戦いの行方は――。
どうぞ、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 20:49:47
7968文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
のんびりとした日常の中で、ゆったりと暮らす少女。
兄と二人だけで暮らすには少し大きな家と、明るい友人と過ごせればそれでいいと思っていた。
しかし、そんな平和な日々に、陰が差す。
少女の日々は、どう変わってゆくのか――。
※旧名は「五色の刀身は琴を奏でる」です。
※筆者の体調により不定期連載となります。
最終更新:2021-12-24 20:00:00
57127文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
カウアンはトガル国の南端に馬を走らせていた。
数年前に海から侵攻してきたティング国の残党が村を荒らしているとの情報が入ったからだ。
トガル国各地に散っていた部隊を集めて残党を倒すことは出来たが、村は壊滅状態だった。
隊を撤退させたあと自分も戻ろうとした時、ある家屋で細い声がする。生存者かと中に入ると、賊の刀身を受けたであろう男が息絶え絶えに訴えてきた。
曰く、娘を村の奥にある森の大木のうろへ隠したと。
「どうか娘だけは、どうかトキを……」
頷くカウアンに、男はわずか
に笑みを浮かべ息を吐いた。
カウアンは踵を返して馬を走らせる。
ぽつりぽつりと顔に伝う雨をもろともせずに。
本作は長岡更紗さん主催
「小鳩さんブッ刺せ企画」に参加しています。
©️なななん2021
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 18:53:33
4619文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1216pt 評価ポイント:1066pt
むかしむかし。
物を打つどころか、風に吹かれただけで刀身が簡単に曲がる刀があった。
切れ味も鈍く、まるで粘土で叩いたような感触。
数作られたうえに、安価なそれらは、当初は子供たちのおもちゃ扱いとなっていたのだけど……。
最終更新:2021-12-11 20:00:00
2897文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
その国は領土の大半が墓地であり、弔いのように突き立てられた剣の下には、戦いを待つ剣の化身たちが静かに眠っているという。
バスカヴィル…最も勇ましい剣の化身。刺突は凄まじいが刀身が細く折れやすい。
フランチェスカ…最も堅い剣の化身。六本のみつあみは壮観の一言。
ヒースクリフ…最も優れた剣技の持ち主。怒るとこの世の終わりくらい怖い。
最終更新:2021-11-07 22:49:21
2013文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小説家なんて夢のまた夢。
実力も無い、根気も無い、言い訳ばかりのダメ人間が、でも、なれればいいなと考える。そんな情けないお話。
※※※※※
どんなに立派な場所で綺麗に飾られてあっても、いざ鞘から抜き放ったさいに、刀身が竹光ではどうなのか。
今までは、ランキング上位=小説家へのスタートラインだと考えていたけれど、他者の考え方に触れ、『小説家になる』=『ランキングの上位に行く』ではないのではと感じた。
最終更新:2021-08-15 11:34:59
4750文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:358pt 評価ポイント:338pt
駆け出し冒険者のアクト。
教会で洗礼を受け『魂の声を聞く者』と、よくわからない神の声を聞いてしまう。
初めてのダンジョンで武器をなくし、しょうがなく武器屋へ。
そこで不思議な声を聞くことになる。
『私を、外に……。お願い……』
箱の中を探してみると、錆びたナイフが一本目に入る。
「おじさん、これは?」
「あぁ、昔からずっとあるナイフだな。錆びてて使えんだろ? 安くするが、どうだい?」
ボロボロの鞘に錆びた刀身、根元に何か文字が打ってある。
――リリア=ヴェトン
この文字はなんだろ?
宿に帰り、ナイフを見つめるとまた、声が聞こえた。
『名前を……。私の、名前を、呼んで……。私の、名前は――』
手に握った一本のナイフ。
ナイフ一本の武器から始まる少年の物語。
漆黒のナイフ、リリア。
紅のショートソード、アーデル。
疾風のスピア、ステア。
紫炎のツインソード、ソニアとルニア。
聖光のリング、エレイン。
そして、かつて神器と呼ばれた武具たちとの出会い。
出会った武具の声を聞き、次第に仲間が増えていく。
挑むダンジョン、強敵との闘い、新しい武具との出会い。
仲間と笑い、楽しみ、共に苦しみを乗り越えていく。
そして、心の絆で結ばれたとき、魂は解放される……。
一人の少年がダンジョンに挑む。
一人ではない、誰かを守る戦い。
強く、――を守れるくらいに俺は強くなりたいんだ。
※カクヨム様にも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 01:16:17
140773文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:1498pt 評価ポイント:870pt
作:月島 秀一
ハイファンタジー
完結済
N8723GE
貧乏農家に生まれた落第剣士は、たった一日で全てを失った。突如出現した『妖魔』に家を襲われ、大切な家族を目の前で皆殺しにされたのだ。無力感と絶望感に包まれた彼は、父から託された家宝『時渡の刀(ときわたりのかたな)』を引き抜く。すると次の瞬間、刀身からまばゆい光が溢れ出し――気付いたときには、何もない真っ白な世界に立っていた。
「こ、ここは……?」呆然とする彼の前に現れたのは、『時の神』を名乗る謎の老剣士。「小僧。貴様がこの『無限地獄』を突破できたならば、一日だけ時を巻き戻して
やろう」「ほ、本当か……!?」時間が一日巻き戻れば、家族を皆殺しにされた『悪夢の一日』を回避できる。
(もう一度みんなに会うためなら、なんだってやってやる……っ)
落第剣士はその後、時の神が課す地獄のような修業を乗り越え――全てを斬り裂く斬撃で、無限地獄を突破した。
これは剣術寺の落第剣士が極限の剣術で汚名を晴らし、世界にその名を轟かせる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 11:19:53
47331文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:24272pt 評価ポイント:17724pt
《是非読んで見て下さい!》
普通の男子高校生、白輝零(しろきれい)の日常は、彼の世界に霊獣(ロア)が現れたことによって失われてしまう。
霊獣から逃げ回る中、霧島凛(きりしまりん)と名乗った女に助けられる。
凛が忘れていった刀を届けようとするが、凛は絶体絶命のピンチ。
覚悟を決めて刀を構えると、なぜか刀身か伸びた!?
零に覇力があることを見抜いた凛は、番界(セレクフォロニア)へ零を連れて行く。
そこは、社会の教科書で見たことがある『江戸』!? どういうことだ?
幾つもの世界で重なる思い。
戦わなければいけない使命。
【ハート・アラインメント】
ブックマーク・ポイント評価・感想、アドバイス お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 16:43:29
4247文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
聖剣フルンティングを継承したがまるで使い熟せない青年。ペナペナの刀身では紙も切れず青年は家出を決意する。
その時幼馴染みが『変態化』のスキルを授かり…………
最終更新:2020-05-06 00:00:00
5453文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:208pt
作:甘宮 蜂華
VRゲーム[SF]
連載
N9291FV
よくある、ゲーム初心者美少女主人公がVRMMORPGというゲームのバランスを崩して運営を困らせる作品です。作者の妄想と空想と欲望のみで構成されているのでご都合主義なところがあります。
あらすじ
剣術家である祖父の影響で刀好きになった有栖川未来は、友人である宇佐美雪華が最近気になっているゲームがβテストをしており、その動画を見せてもらった。未来はその動画内で侍風の男が扱う刀が目に留まる。その刀は刀身に薄青いオーラのようなもの纏っており、その神秘的な雰囲気に一目ぼれをする。
雪華からその刀が"プレイヤーメイド"つまりゲーム内で人が作ったことを知ると、自分も作ってみたいとつぶやいてしまい。その言葉を聞いた雪華の誘いを断れず、正式版に申し込むことに…。無事当選した二人は、正式版よりこのゲームをプレイすることになった。ゲームは初心者だが自分の打った刀で戦うことは好きな少女がゲーム世界を楽しむ!!!
これは刀好きな少女が友人に誘われて始めたフルダイブ型のVRMMORPGで、自分の求める最高の刀を打つためにゲーム攻略していく物語です。
ゲームの世界観として鏡の国のアリスを題材にしています
誤字や脱字、言葉の誤用等のご指摘お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 16:48:04
10475文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:357pt 評価ポイント:71pt
「書棚を見せてもろうてもよろしいか。勿論触ったりせんよって」
高価で貴重な書を繙かせてもらえるとはさすがに思わないが、学で身を立てているというこの男がどんな書を揃えているのか。書を好む者なら、せめてそれだけでも知りたいと思うのが人情だろう。
少し間があった。
「題簽を眺めて意味があるか」
言葉に刀身の閃きを観たような気がした。ぞくりと、背を何かが走る。
男は真っ直ぐに源佐を見据えている。
「書は珍しい玉や色鮮やかな鳥とは違う。眺めて有難がるのは時間の無駄だ。やめておけ
」
☆
江戸初期の儒学者・神道家、山崎闇斎(1619-1682)の生誕から400年になるのを記念して、ささやかなお祝い冊子を作成しました。本作はその中の一作で、山崎闇斎とその向かいに住む儒者、伊藤仁斎を描く創作歴史小説です。読んで頂ければ幸いです。
BOOTHの公開ページはこちらです。冊子(有償)とDL配布(無償)を公開しています。
https://fukahiro.booth.pm/items/1478695
参考文献をこちらにアップしました。
https://ncode.syosetu.com/n3532fz/36/
【登場人物】
伊藤源佐 市井の儒者。号は仁斎。その学は古義学と呼ばれる。
伊藤源蔵 源佐の長男。号は東涯。
板垣民部 板垣民部信直。下御霊神社神主、闇斎門人。後に出雲路と改姓、出雲路信直と名乗る。父は元専。
浅見安正 山崎闇斎の門人。号は絅斎。
山崎闇斎 儒者・神道家。名は嘉右衛門。その門流は崎門と呼ばれる。垂加神道の創始者。
アルファポリスに投稿しました。文章は同じですが、少し章分けを細かくしました。2020年3月21日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 05:16:17
17350文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
戦国時代のこと。毎年、降雪に見舞われるその地域に住まう当主は、雪が積もると一本の刀を手に、館の外へ出る。
その刀は、一分のすき間もなく、刀身が錆びに包まれた汚らしい姿。連れ添う当主の息子にとっても、あまり良い気分のするものではなかったが、当主は意に介さず、奇妙なふるまいを始めるのだった。
最終更新:2019-08-20 20:00:00
3757文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ゆとりの和田
ハイファンタジー
連載
N5766EU
「我が銘は炎の精霊剣メル! 人間よ、我が刀身にたっぷりと血を吸わせてくれよ?」
剣に宿る精霊として転生したは良いが、作製後に放置されること千年。ようやく会えた少年をそそのかし、使い手にした。そこまでは良かったが少年の様子がどうもおかしい。
「これが魔法よ。使えるようになるには長年の修行が必要だけど、それまでは私がサポートを……え? もう覚えた?」
「食べられる野草、食べられない木の実。旅をするに必要な知識は多いわ。でもゆっくりと覚えていけば……え? もう覚えた?」
「この魔物は外皮が固いけど、関節などの脆いところを狙えば……ちょっと! 素手で破壊しないで!」
少年は一度教えれば大抵のことは覚え、身体能力も高く、魔力量も多い規格外の少年だった!
あれ……? 私、必要なくない? いやいや、まだ私には知識量と魔力制御がある!
これは剣に宿る褐色美少女に転生し、使い手に捨てられないよう必死に自身の有用性をアピールする魔剣の物語である。なお、なんやかんやで勘違いされながら使い手には大切に扱われる模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 19:23:56
178967文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:645pt 評価ポイント:149pt
作:アキレサンタ
ハイファンタジー
連載
N9365DY
魔王が現れたことにより魔物が溢れた世界で、人類は武器を持つ。
――召喚武器。それは少年少女が成人を迎えた際に契約の儀で選定され、契約した武器は主の呼び声に応え、召喚することが出来る。
それは剣に斧に弓に、果ては銃から大砲へ。契約を果たす事が出来る武器は無数にある。
15歳を迎えたレバン・ラーフルは、成人の儀に挑み、自らの相棒となるべき、召喚武器と契約する。
とびきりカッコいい剣が良い。刀身は金で柄は黒、銀の装飾に持ち手が青。
そう念じて彼は契約を果たす。魔方陣
から出てきたその武器はなんと。
――――――――――黒板消し。
レバンは自身が望んでいた剣とは似ても似つかない、それも武器と呼ぶ事も憚られるような黒板消しを手に、意気消沈としていたのも束の間。
直後襲い来る隕石で故郷は壊滅状態に。隕石の落下による被害を無かったことにする為には、大陸の真ん中、神様のいる願いの塔へ行かねばならない。
レバンは勇気を振り絞り、冒険の旅に出ることを決意する。
――相棒の黒板消しと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 21:07:10
200487文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:60pt
作:クルクルパー
ローファンタジー
連載
N4725EU
心身ともに脆弱な女子高生、久坂エルリは、ある日黒い魔剣の封印を解いてしまう。
かつて神々の戦いで活躍したと豪語する魔剣。
しかしその刀身はグミのように柔らかく何も斬れないのだった。
無能なヒロインと無力な魔剣。
役に立たなさそうな二人(?)は、果たしてうまい事やっていけるのだろうか?
バイトの面接には受かるのか?
イケメンはゲット出来るのか?
別次元からの侵略者を撃退出来るのか?
最終更新:2018-06-15 21:04:51
82874文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:2pt
木々に「YES」「NO」のクエスチョンを投げかけると木々が『YES』『NO』で答えてくれるという能力を持つ少女、草木の神であるツマツヒメ神のツマとそれに悪乗りしている少女、刀身の神、天之娘影神(あめのこかげのかみ)ニッパーが日常のどうでもいい事件を推理し、解決する物語。
無駄にアツい彼女達は事件を解き明かすことはできるのか……。
こちらも全十話から十二話で完結予定です。
全体的な分量として単行本1巻分くらいです。
TOKIの世界書シリーズの短編ですが長編の方とは関係はあり
ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 17:19:35
62931文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「戦が終われば戦う理由がない」
乱世に終わりが訪れてからやることなくただ生きていたトモエ。
しかし、そこに世界を平定した女神が現れ、トモエに武器を渡した。
だが、その武器は所持者のおっぱいを具現化した形状をしていて――
戦うためには自分の胸を象徴した刀身を晒さないとけない。
そんな羞恥に満ちた戦いなんて嫌だ!
なんて思うトモエの元に同じように武器を手にした美少女たちが決闘を申し込んでくる。
武器を人目に晒したくないのに……。
全員倒しておっぱいが武器な世の中なんてな
くしてやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 18:24:58
15155文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:立早 司醒
空想科学[SF]
完結済
N1605DZ
――俺が強さを求めたのは、ただ貴女を守りたかったからだ。
SF【空想】 × ファンタジー【幻想】で奏でるロックンロール!
銃は不可視の弾を放ち、刀身は非物質、戦場では魔法と大砲が飛び交う。
――全てを、神速で置き去りに――
その大地は突如【どす黒い死の海】に覆われ、そこから湧き出づる【魔のモノ】たちにありとあらゆる生命は刈り取られ、生存圏を追い立てられて、明日を生きる希望すら見出せぬ暗黒の世界となった。
生を渇望する人々は【黒き死海】から逃れるべく科
学・魔学を進歩させ、大陸ごと大空へと退避してから幾星霜……【黒き死海】発生の原因も、打開策も見出せぬまま、宙に浮かせた僅かな土地さえも徐々に失い、減り続ける物資を確保すべく同じ人類間でも争い始め、破滅へと足並み揃えひた走る。
そんな終わりへと突き進む世界でも、災禍に巻きこまれながらも夜明けを求めて抗う、青き意志は芽吹いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 17:00:00
214919文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
細い刀身に鋭い光、
引くだけで最高の切れ味を誇る刀。
それを操るのは世界で独りの侍、ワイズ。
理に適い、勝つために作られたその刀と剣技は、
斬りかかって来る全ての者を圧倒する。
世界で唯一刀を使うワイズは、
自分のギルドから五年契約で、
別ギルドへの貸し出しを引き受ける。
そのギルドで出会ったのは───────
───両手に斧を持ち、
自在に操る ドワーフの獣戦士ガイ。
二人はコンビを組んでギルドの任務へ当たるが、
ガイに心を開き、ギルドに溶け込んだ
ワイズの心境は、段々と変
化してゆく────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 05:00:00
125930文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:14pt
――俺を使え、力をくれてやる。
平凡なサラリーマンとして生活していたオッサンが事故で死に、気付けば剣になっていた!?
魔法や剣による戦争や、「魔物」と呼ばれる敵対勢力との戦いが絶えない世界、――ミテラ
新しい世界で彼は、自分の後悔と向き合いながら力を付けていく。失った悲しみを繰り返さないように、再び自分を見失わないように。
君に誓おう、もう何も諦めないと。この刀身に誓おう、二度と振り返らないと。
そして君に伝えよう、あの日言えなかったこの言葉を。
立ち塞がる悉くを打ち破る想いを、この刃にのせて。
――それは不思議な因果に巻き込まれた、とある人間達の御伽噺。最も新しい神話の一節。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 16:35:59
3725文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
冒険者のカズヤはとても斬新な構造の武器を考案しました。
これを大量に作って大金持ちになれると大喜び。
さっそく仲間のメルティーナ、ナオミと共に武器屋さんに向かいます。
最終更新:2017-03-04 13:00:00
1673文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:沢木 たいよう
ハイファンタジー
連載
N1351DQ
天国と地獄…
その間に起きた戦争。
明らかな地獄からの宣戦布告に、天国の兵士たちは何を思い、どう動くのか…
主人公ライオットは「不死」の能力を持ち、ハイリスクハイリターンな仕事をしている。そんな彼に、昔の幼馴染からの大焦熱地獄への依頼が舞い込み、それをきっかけに昔の同僚と続々と巡り合う。そればかりか、訓練兵団卒業の時に貰った聖剣からいつの間にか、キルソという名の精霊のような者が出て来るわ、刀身無くなるわで大変過ぎる!?
そしてこの物語は、戦の中で少しずつ心身ともに
強くなっていく(?)少年少女の輝く運命。
~Bright Destiny~
処女作です。
これからも連載続けるんで、よろしければブックマーク登録よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 13:37:21
17810文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【Stiletto(スティレット)】
刺殺に特化した十字型の短剣。鎖帷子が普及し、それまでの剣ではダメージを与えられないため発明された。
瀕死の重傷を負った兵士にとどめの慈悲(mercy)の一撃を与えるため、ミセリコルデ(Misericorde)とも呼ばれる。
尚その刀身の形状からか、先のとがったヒール、いわゆるピンヒールも「スティレット」と呼ばれることがある――。
バルダー・ブラックモアは野心に燃える軍のエリート将校。
しかし権力闘争に明け暮れた彼を待っていたの
は陰謀と身の破滅だった。
一瞬にして全てを失い、酒に溺れ自堕落な日々を過ごすバルダー。
もはや生ける屍と化した彼はある日、化け物の女と出会う。
女の名はスティレッタ。
バルダーはスティレッタに血を与え、その対価として彼女から力を分け与えられることとなる。
新たな力を得たバルダーを待ち受ける運命とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 00:39:36
43966文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:2pt
『勇者は聖女と出会い、聖剣によって魔王の下に導かれる』
そんな神託と聖剣を押し付けられ、何の前触れもなく(存在しない)魔王討伐の旅に叩きだされた、転生者のクローデル。
しかし、与えられた聖剣は、所有者変更不能・精神汚染・神聖結界立入不能・刀身のダメージの持ち主への肩代わりとバッドステータスの塊。
そして、旅の伴である美しい少女――『聖女』イリスは――
「龍程度、逆鱗を突けば一撃だ」
――龍も一撃で始末するような、明らかに勇者であるクローデルより強い超人だった。
「
これ、勇者とか要らなくね……?」
これは、明らかに『勇者』より強い『聖女』と共に、実在しない魔王討伐に出発した少年が、己の存在意義を探す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 19:13:41
43924文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:2pt
作:castella
ハイファンタジー
連載
N1232DC
一振りの刀。その刀は血の如き紋様をその刀身に浮かべるという————
帝都《御上》へ訪れた少年綾。彼は盗まれたある刀を探していた。その刀は刀身に血の如き紋様を浮かび上がらせるという業物。ここに、帝都で一振りの刀を巡る物語が始まる。
最終更新:2016-02-05 23:53:59
21663文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
千年の時を生きる竜と、黄金の毛をもつ半人半獣の勇猛な獅子。
後の世まで語り継がれる事となる、歴史の汚点<黄金戦争>を駆け抜けた二匹の魔物の軌跡を辿る物語。
黄金の獅子の名は<リド>。
彼は元人間であり、犯罪者であった。
とある日、彼は商人から黄金の刀身の剣を強奪する。彼は知らなかった。この剣が全ての始まりとは…
千年の時を生きる竜。彼の名は<シュハーツェ>。
彼は呪われた財宝を守る竜。彼の財宝を盗もうとする存在は1000年以上も現れなか
ったが、とある日に彼の財宝が盗まれた。彼は怒り、その財宝を取り戻しに向かうが……
魔法ありのファンタジー世界を舞台にしています。
週に2~4回投稿するつもりです。
処女作なのでかなり拙いところがあると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 08:42:44
32062文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:43pt 評価ポイント:27pt
じっと、じっと、見つめすぎた先。
最終更新:2015-06-03 00:34:27
214文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
幼い頃より人と関わらずに生きてきたぼっち気質の青年、阪野準一。
彼はある時、寝て起きると《異世界》へと迷い込んでいた。
持っている物は刀身の無い剣が一振り。そして、来た矢先に彼は魔物に襲われる
そこに現れたのは女性剣士で――――
コミュニケーション能力0の転生者が異界の地で体験するものとは。
最終更新:2014-12-25 08:45:58
4977文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:リモコンの1Hタイマー
ノンジャンル
連載
N6108BV
「たぁッ!」
ヒュッ!
青年の持つ剣が相対する相手、彼と比べれば大男と呼べ…否、誰の目から見ても大男と形容されるであろう男の腹を薙がんと横薙ぎの一撃を放つ
「甘い!はぁぁぁぁぁッ!」
ガキャン!
音をたてて薙いだ剣が、触れれば斬れるであろう刀身で当てたにも関わらず大男の身体を切り裂けずに弾かれる
「ッ…<チカラ>による<障壁>か…!?」
<チカラ>…世界に満ちるなんらかの法則性をもったエネルギーの塊、有史以後この能力は人類の発展に貢献してきた。誰しもが使えるまさ
に無限の可能性をもったエネルギー…ただし未だそれは人類のみしか使えず無機物には宿すことはできても発生させることはできないというものだった…
「ッ!ヴァルセルトー!!!」
今の攻防で大男、ヴァルセルトが行ったのもその<チカラ>の操作による防御。通称<障壁>と呼ばれる類の防御用運用方法である
「ふ…甘い、甘いぞツバキ!」
現在2人はその<チカラ>を各々の得意とする運用方法で酷使しながらギリギリの剣戟を交し合っている
「椿!」
その彼の後ろで1人の少年…ツバキと、椿と呼ばれた青年が守らんとしている少年が叫ぶ
「安心しろ光輝、俺は負けない。お前を殺させるかよ…」
その光輝と呼ばれた少年…彼が、彼こそが狙われている存在で…
「馬鹿椿!俺のことはいい、だから…勝て!!!」
その光輝は応援するしかできないほどに、どこまでも…無力だった…
創造のリクリエイタ…光輝は果たして何者となれるのだろうか…さて、開幕ですよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 16:31:53
9517文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
【ノスタルジア第二編】
刀身に毒を塗った剣で斬られた第二皇子スウィングは、解毒薬は飲んだものの昏睡状態。
彼とエルレアを休ませるため、第一皇子捜索の一行は、近くのグリーシュ家の別邸、オパールに向かった。
そこでエルレアは、自分ではない“エルレア”を知る……。
対立する二つの帝国を舞台に、皇子とちょっと変わった淑女エルレアが織り成す異世界恋愛ファンタジー、第二編。全五編完結予定(現在第四編執筆中)。
※自サイト「夢幻の城Wisteria」の小説を、こちらでも公開する事にしま
した。順次公開予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-23 19:00:00
38500文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:8pt
幼い頃から親を無くし、不幸の運命を背負って生きてきた不幸の孤児、遥瞳爽(高校2年生)は絶望する。自分の不幸すぎる運命に。爽はもう生きていく意味も見つからなくなり、“死”を考えていた。だがそんなある日、爽は一つの錆びて刀身の折れた刀の柄を見つけ、人生は一転する-------。
最終更新:2011-09-17 10:45:18
19597文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
検索結果:55 件