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検索結果:68 件
魔力が充溢する土壌に建国されたシヴェルナ王国の住人達は、魔力をもって生まれるという。 しかし主人公ロゼ・アルバートは『セロ』と呼ばれる魔力を持たない体質で、『進化しそこねた落ちこぼれ』として親族から虐げられていた。 そんな彼女の拠り所は、幼い頃父から倣った剣術だった。 その為毎日の様に領地内の魔物討伐をさせられていた。
ある日魔物に襲われている所を、シヴェルナ王立騎士団団長のキアノス・ヴランディ公爵に救われる。 後にその彼と意外な接点が発覚し、ロゼは劣悪な環境から救出されるこ
とになった。 そしてその腕を買われ、騎士団への入団を勧められたるのだった。
『魔力を持たない私は誰かのお姫様にはなれない』そう思っていたロゼは、お姫様を守る騎士になろうと考えていた。 なのでその夢を叶える為、キアノスの部下になることを決めたのだった。
しかしいつからかキアノスからの寵愛に気づいて……。
魔力を持たないロゼが選ぶ道はには幸せはあるのか。 シンデレラストーリーといってもシンデレラ(お姫様)ではなく騎士になりたいと奮闘する一人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:22:09
26198文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
呪術の専門家で家柄も悪くないが、三度の飯より研究が好き。そういう訳で嫁の貰い手のないリンナに縁談を持ちかけたのは、縁もゆかりも無い怪しい公爵閣下だった。詐欺を疑ったリンナは、真実を白状する呪いを公爵に行使する。
「俺は不死の呪いにかかって二百年生き続けている。何とかしてこの呪いを解きたい」
うっかり機密情報を聞き出してしまったリンナに逃げ道はなく、彼女は結婚という名目でいけすかない公爵の監視下に置かれることになる。
自由の身になる方法はただ一つ、――不死の公爵を殺すために、死
の呪いを作ること!
そうして、お人好し二百歳とワケあり二十歳の、どちらかが死ぬまで終わらない偽装結婚生活が始まった。
他サイトにも加筆修正前のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:13:08
261748文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:474pt 評価ポイント:232pt
ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とにかく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗
ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:05:57
189341文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:54378pt 評価ポイント:24764pt
魔力が充溢する土壌に建国されたシヴェルナ王国の住人達は、魔力をもって生まれるという。 しかし主人公ロゼ・アルバートは『セロ』と呼ばれる魔力を持たない体質で、『進化しそこねた落ちこぼれ』として親族から虐げられていた。
そんな彼女の拠り所は、幼い頃父から倣った剣術であり、毎日領地内の魔物討伐をして暮らしていた。
ある日魔物に襲われている所を、シヴェルナ王立騎士団団長のキアノス・ヴランディ公爵によって救われる。
後にその彼と意外な接点が発覚し、ロゼは劣悪な環境から救出されることに
なった。
そしてその腕を買われ、シヴェルナ王国騎士団に入団する事を勧められる。
『セロだからお姫様にはなれない』
その思いからロゼはお姫様を守る騎士になろうと決意するが、いつしかキアノスからの寵愛を受けている事にも気が付いて……。
魔力を持たないロゼは魔法使いのいる世界で幸せになれるのか。
シンデレラストーリーといってもシンデレラ(お姫様)ではなく騎士になりたいと奮闘する一人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 11:10:00
3348文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこか江戸時代風な異世界での主従の悲恋。転載
最終更新:2024-05-05 10:53:26
7464文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
でっち上げの罪で隣国と共謀し国を亡ぼすと処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。
十歳のころはまだ聖女としての力が目覚めていないことを思いだした私は、今度の人生では決して聖女にならないと誓う。
しかし聖女にならないのであれば結婚して家に入るか、あるいは勉学で身を立てるかしかない。
よろしい、ならば勉強だ。
そして思いきり勉強し王立学校を主席で卒業した私だったが、卒業式のその日に公爵家から呼び出しがかかる。
私はその公爵の名を聞いた時、身を震わせた。
何故な
らヴォルフザイン公爵とは、前世での私を処刑するように王に進言した公爵その人だったのだから。
おそるおそる公爵家に伺うと、そこには当の公爵閣下と花の様に可憐な姫君が並んでいて――。
空気の読めない陰キャ才女と、シスコン公爵が王都と社交界を舞台に大暴れする異世界ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 15:54:37
125511文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:28318pt 評価ポイント:17730pt
作:黒星★チーコ
異世界[恋愛]
完結済
N8798IQ
アマリア・セーブルズ伯爵令嬢は、今をときめく宰相、サミュエル・ドーム公爵閣下の秘書として、王城の文官勤めをする20歳の独身女性。
「喪に服しているの?」と訊かれるくらいお堅く地味な格好をしているのだが、それでも「宰相の愛人では」と陰口を叩かれている。
(それもこれも閣下が妻どころか恋人さえ作らないからいけないのよ!!)
サミュエルが超美形で非常にモテるが、女性に対しては冷たい態度を取る為に「氷の貴公子」と呼ばれる存在なのもその一因だ。
ある日、失礼な男から「俺の愛人にも
なれ」と迫られたアマリアはその男を一本背負いで投げ飛ばす。
「えーい! どっせい!」
ところが姿を見ずにその声だけを聞いたサミュエルが恋に落ちた!?
「ああ……あの力強い声。きっと俺の理想の女性だ……」
(くっ、キラキラが眩しい!! ……っていうか、多分それ私の事じゃ……!?)
過去のトラウマから、キラキラ美形に恋をしたくないアマリア。彼女は優秀な宰相閣下に正体をバレずにやりすごせるのだろうか!?
※短編コメディー「ズルいお姉様被害者の会」の、その後のお話(本作の主人公は短編では脇役だった人物)です。前作を読んでいなくてもお楽しみ頂けます。
※長岡更紗様主催「イセコイ冒頭ミュージアム #イセミュ」参加作品です。皆様のお陰で三位を頂けました。ありがとうございます!
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 07:20:29
152024文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2526pt 評価ポイント:1726pt
作:ぽんた(書籍「雇われ皇太子妃~」発売中)
異世界[恋愛]
完結済
N7738IT
「わかっていると思うが、きみを愛するつもりはない。わたしがきみに望んでいるのは、わたしの妻になることではない。わが息子ブラッドの母親になることだ」
クラーク・ロックウエル公爵のその宣言からはじまる契約結婚。
ミサ・ラッセルは、没落男爵令嬢。
借金を帳消しにする為、元推しのクラークに嫁ぐことになったが、嫁いだその日に宣言されてしまう。しかし、息子のブラッドは超美しくて可愛かった。さらには、尊すぎた。
一瞬にしてブラッドの虜となり、推しとなる。が、ブラッドの推し活をする間に、クラ
ークの様子がおかしくなってきて……。
※ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 21:01:16
17083文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:4212pt 評価ポイント:3302pt
作:灰猫さんきち
異世界[恋愛]
完結済
N4982IV
リスに変身して潜入! 女たらし公爵の真実を暴け!?
伯爵令嬢クレアに縁談が持ち上がった。お相手はルクス・ミレトス公爵、恋人を取っ替え引っ替え、女を泣かせてばかりと噂の貴公子。政略結婚の覚悟はあれどせめて誠実な相手と結ばれたい。クレアは婚約解消を目指して公爵家に潜入する。相手の弱みを握って脅してでも解消してやるつもりだった。彼女の武器はリスに変身する秘密の魔法である。ところがリスの姿で見た公爵の素顔は、噂とは全く違うもので――?
クレアと公爵はやがて信頼と愛情で結ばれて、力
を合わせて歩み始める。けれど後ろ盾を持たない若い公爵の立場は弱い。公爵位を狙う叔父の妨害があって苦労がたえなかった。
領地の村での治水工事が進まず、クレアは調査に乗り出した。滞在先の村で農民たちと心を通わせてようやく真相に近づいた矢先、豪雨災害が発生する。クレアは必死に村人の救出にあたるが……!?
***
読んでくださってありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 07:10:00
32683文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:500pt 評価ポイント:382pt
目を覚ましたら知らない天井。
「嘘っ!?これってまさか転生?」
どうやら転生したらしい。
それも悪役令嬢と思われる人物に。
「目を覚ましたかリオナ。ルリカを突き飛ばそうとして自分が階段から落ちたそうだな!」
バンッ!と大きな音を立てながら入ってくる男性。
その傍らには泣いている女の子。
泣いているはずの女の子の口元は笑っていた。
……あぁ。そう言うことね。
「……それが目を覚ました人に対する第一声ですか?」
というか、名前知らないんですけど貴方誰です?
その言葉を飲み込み笑顔で答える。
きっとこれは正解の答えではないだろう。
フラグ回収?
死亡回避?
眠りから覚めた娘に対しての第一声がその時点で好感度得ようとかそんなの心底どうでもいい。
そう思い冷たく接し続けた結果
「今まで本当に悪かった……。父親であり血の繫がりのある私だけはお前の味方でいなければなかったのに。お前のやりたいことは何でもやればいい、力を貸そう」
「今までの無礼をお許し下さい、義姉さん。僕が未熟なばかりに義姉さんを傷つけたことを」
公爵閣下や攻略対象である義弟
「幼い頃に公爵令嬢には酷いことを言ってしまった。皇族としてあるまじき行為だ……許してくれ、そして私にチャンスをくれないか?」
「貴方は……とても聡明な方だ。それを見抜けなかった私は愚か者だ」
「貴方を守るつもりはないと昔言ったことを撤回させてくれ。騎士に誓って死ぬまでずっと貴方を守ると誓おう」
同じく攻略対象である皇太子殿下、宰相、第1騎士団団長が許しを請い近づいてくる。
いや今更なのもあるけど、個人的には関わらないんで欲しいんですが?
私はヒロインでもないし、悪役令嬢の可憐な逆転劇をしたい訳でもないし、最早興味もなければ好感度も上げるつもりはないので、ほっといてくれませんか?
私は私のやりたい事をして自由に生きたいので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 22:44:17
3921文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
貴族令嬢アメリアは、ある日突然、大貴族ローレンス公爵から求婚された。しかし彼はその陰険さで有名な嫌な奴。アメリアとの婚約も、彼女を愛している訳ではなく、その才能を手中に収めたいからだった。
事実、公爵はデートの約束を取り付けてはすっぽかしたり途中退席しては彼女を置き去りにしていくのだ。
アメリアは密かに婚約解消を決意する。
しかしそんなある日、彼女は傷ついた一匹の猫を拾う。
猫はどことなくローレンス公爵を思わせる見た目だったけれど、彼とは大違いの可愛らしさにアメリアはメ
ロメロ。けれどもこの猫にはある秘密があって……。
これは、不思議な猫を飼ったのをきっかけに真実の愛に出会う物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 07:27:34
16279文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:1200pt 評価ポイント:1058pt
ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。
とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。
母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。
舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族にも会ったことがない。
チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。
そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。
氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。
断
ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。
半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。
公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。
「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」
どっちなんですか、旦那様!?
ツンデレ公爵✕ツンデレを理解していない純朴で野性的な伯爵令嬢の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 08:32:58
155025文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:115pt
総合ポイント:4520pt 評価ポイント:2938pt
生まれてからずっと家族から疎まれ苛められ全く世間を知らない元姫に惚れて結婚したハーフェルト次期公爵テオドール。結婚してから全てを勉強中の妻シルフィアは好奇心旺盛で彼の予想の斜め上の行動ばかりする。
それでも何があっても妻が可愛くて可愛くて仕方がない夫は今日も隙を見て妻を愛でまくる。
そんな帝国に留学中で学生の旦那様と愛と自由を得て元気いっぱいの若奥様の日常です。
R15は本当に念のため、です。一応、夫婦なので…。
前作『綿ぼこり姫は次期公爵閣下にすくわれる』
を読んでいなくても問題ありません。さらっと見ていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 20:00:00
108241文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1432pt 評価ポイント:716pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
短編
N3156IQ
あがり症だと気付かれないようにポーカーフェイスを保ってきた『完璧令嬢』のキャロット。
そのせいで婚約破棄をされたが、ギリギリのところで持ちこたえた。
奇跡的にも次の縁談はやってきたが、もうポーカーフェイスを保てそうにないと、涙目で訴えてしまう!
しかし、次の縁談相手。若き黒のクローディオ・ロジェット公爵閣下は、喜ぶ。
「どんなあなたでも受け入れるよ」
溺愛。むしろ重すぎる愛で包み込んで甘やかし!?
バレンタインデーに合わせて【『ただ身を委ねて?』系スパダリ溺愛ヤンデレシリー
ズ第一弾。】投稿。
(アルファポリスサイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 06:10:01
17011文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:19212pt 評価ポイント:16520pt
エリーは魔力付与の仕事をしている、店主である姉のジャクリーンはエリーをいじめ、こき使う毎日。そんなある日、魔力枯渇を起こしたエリーはジャクリーンに激しい暴行を受けて捨てられる。ぼろぼろになったエリーを拾ったのは、アーヴィンと名乗る青年だった。
変人公爵と平凡な少女のファンタジー。身体が回復したエリーに、実はすごい能力がある事が判明して……? 一方そのころ、ジャクリーンは簡単な魔石の付与もできず、窮地に立たされていた――。
最終更新:2024-01-29 11:25:58
93351文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:29470pt 評価ポイント:21776pt
私ことアディル・ラヴェインは、伯爵家の一人娘であり、日本人からの転生者だ。
そんな私は、義妹と相思相愛で結婚の約束までしていたと噂されているヴァルフレッド・オブラスタ公爵と政略結婚をし、只今、初夜の真っ最中である。
私を睨みつけている公爵閣下から、あのお決まりの言葉が出ることを今か今かと待ち侘びて……ついに!
「君を好きになることはない」
キタァーーーッ!!
そして私は笑顔で返す。「私も以下同文です」、と。
けれど公爵閣下は何故か傷付いた顔をし、「考え直してくれ」と言
ってきて!?
傷付いた顔をするのは本来なら私のハズでは!? 一体どういうこと!?
※コメディです。生温かい目で読んで下さいませ。
少しでもクスリと笑って頂けたら至福の喜びです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:15:14
17517文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:33294pt 評価ポイント:28864pt
「俺が君を愛することはないから、多くを求めぬよう」
若き美貌のジョエル・フォンタナ公爵は、君命により嫁ぐため屋敷へと訪れたアリーチェにそう言った。
だがアリーチェは安堵する。……追い出されなくて良かったと。
アリーチェはマリーノ伯爵家の長女だが、実家で蔑まれて過ごしてきた。それは実の母が亡くなり、後妻と異母妹が屋敷にやってきたため。そして彼女は精霊の加護を持たないが、妹は加護を持っていたため。
だがマリーノ伯爵家に公爵家との婚約話が持ち上がった時、妹はそれを激しく
拒絶した。
「冷酷非情のジョエル・フォンタナの妻なんて絶対イヤだからね!」
こうしてフォンタナ家に嫁ぐこととなったアリーチェはジョエルの冷たい瞳に迎えられながらも、優しい使用人たちに受け入れられる。
その中で彼女はなぜジョエルが冷酷非情と言われるまでに心を閉ざしているのかを、彼女の持つ精霊の加護とは異なる力を知ることになる。
そしてジョエルの閉ざされた心を開いていくこととなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 12:10:35
121172文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:49156pt 評価ポイント:33796pt
内気なソフィア=ドレスデン侯爵令嬢の婚約者は美貌のナイジェル=エヴァンス公爵閣下だったが、王宮の中庭で美しいセリーヌ嬢を抱きしめているところに遭遇してしまう。
ナイジェルから婚約破棄を告げられた瞬間、大聖堂の鐘の音と共に異変が――。
あら?目の前にいるのはわたし…?「お前は誰だ!?」叫んだわたしの姿の中身は一体――?
何故こんな展開になってしまったの???
最終更新:2023-11-21 10:52:15
33600文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:1408pt 評価ポイント:1040pt
ボロをまとい、糞便を運ぶ令嬢。彼女は婚約者の腹違いの妹だった! 姉に大ケガをさせたため、使用人の身分まで落とされてしまった哀れな伯爵令嬢ルイズ。公爵閣下はそんな彼女に一目惚れする。劣悪な環境からなんとか助け出そうとするのだが、なかなかうまくいかない。かたくなな彼女の心を取り戻すために、四苦八苦するヒーロー視点の物語。
全五話。二万字程度。本日中に全話公開します。
最終更新:2023-11-13 23:09:23
19547文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:502pt 評価ポイント:426pt
第二騎士団に所属する新人騎士であるアーヴィングは、同僚の女騎士ウィレマが気に入らない。
潜入捜査で足を痛めたウィレマを嫌がらせ的に横抱きにしたところ、トラブル発生。
そのせいで噂になってしまったふたりは、公爵閣下の命により結婚することに……!
※設定はユルユルです。
※ラブコメです。
※微エロ注意。
※アルファポリス様にて先行公開。
最終更新:2023-10-28 22:58:01
59156文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:410pt 評価ポイント:256pt
亡くなってしまったエリスのママンは吸血鬼。でもそれは秘密。
伯爵だった人間のお父さまは私を伯爵家の養女にしてくれたけど、すぐに亡くなってしまったの。それからはずっと、離れ住まいの使用人のようなことをやらされてる。
ある日やってきた騎士様は、私とダスティーユ公爵令息の婚約が成立したとか言い出して。
でもそれは期限つきのお仕事みたいな話しとか?
ところであのう、その公爵閣下の騎士団って、王の犬と呼ばれていて吸血鬼狩りも行っていらっしゃるんです……?
吸血鬼の王族
の血を引く半吸血鬼のエリスと、王の犬と呼ばれる騎士団を率い、吸血鬼を憎む公爵令息セルシュティアン。
惹かれ合えども種族の異なる二人の期限付き契約婚約の行方は?
※1~2話/日で投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 18:23:49
139251文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2860pt 評価ポイント:1924pt
子爵令嬢アガットはひょんなことから公爵令息レオの妻として一緒に暮らすことに。
けれど彼女にはとある秘密があって…!?
敵は全部自分でぶっころすタイプの令嬢と、うっかり彼女を引き受けてしまった貴公子の血生臭いすったもんだのお話。
最終更新:2023-09-12 07:00:00
103346文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1890pt 評価ポイント:1438pt
舞踏会に参加したレイリーは、知り合いと思って話しかけた相手にいきなり札束ビンタをされてしまう。
怒りのままに詰め寄るが、相手は有名な魔術師様だった。
「お詫びといっては何だけれど私と婚約しませんか?」
「は?」
元気いっぱいの男爵令嬢と変わり者のイケメン魔術師のラブコメです。
最終更新:2023-08-09 22:48:32
4942文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:7812pt 評価ポイント:6930pt
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯える幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族
に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2812pt 評価ポイント:1496pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
短編
N9529IH
人嫌いの公爵閣下はある日一人の美しい令嬢に愛人契約を持ち掛けられる。
その場ですげなく断ったらいきなり号泣したので、仕方なく家に連れ帰ることに。
実家の借金に苦しむ彼女を助けたことで「恋人契約」によるぎこちない共同生活がスタートする。
両親を亡くしてから色を失っていた公爵の日常は、次第に彼女で埋め尽くされていくのだった。
だがある日、彼女を愛人と罵る親族の声に耐え切れず、彼女の名誉を守るため別れを言い渡すことに。
果たして二人の恋の行方は。
公爵と伯爵令嬢の不器用な恋のお話。
最終更新:2023-07-13 22:30:46
6670文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:2270pt 評価ポイント:2026pt
※BL作品ですが、直接的な行動描写はありません
宰相の地位にある公爵は毎日忙しく働いている。今日も深夜の2時を回っても仕事が終わらず、側近のジェルマンと二人、夜中の空腹にたえかねて夜食を食べる。
最終更新:2023-07-11 20:35:26
5434文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:576pt 評価ポイント:476pt
帝国を形成する国の内、一番貧弱な国の姫。帝国中の王族貴族子女が義務で通う学院では一番下っ端で、『綿ぼこり』と呼ばれ日々悪口や蔑みを受けている。
さらに同じ扱いを受ける兄のストレスのはけ口にもされ、心身ともにボロボロ。
そんな彼女が学期の始めと終わりに催される学生の夜会でいつものように酷い目にあっていたところ、今日は誰かが助けてくれた。それから急転直下、兄にざまぁして幸せになってしまう。
非常によくあるパターンですが、書きたくなってしまいました。全四話です。
私の作品
の中では一番しっかりざまぁできたかなと思いますが、ヒロインが序盤に暴力を振るわれますので苦手な方はお避けください。
『色褪せ令嬢シリーズ』の登場人物がヒーローなのでスピンオフと言えなくもないですが、短いお話なのでこれだけで読んで頂けます。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 21:00:00
15669文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:14650pt 評価ポイント:12404pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
短編
N2750IH
16歳の誕生日前日に、突然陛下の側室に選ばれたと聞かされたアイラ。
妖艶な美女が揃う陛下の後宮で、たまには変わった毛色の娘がいいと目を付けられてしまったらしい。
だが、後宮は陰謀渦巻く恐ろしい場所。ろくな後ろ盾を持たない自分など、瞬く間に駆逐されてしまうだろう。
困ったアイラは暴挙とも言える行動に出る。それは、この国最強の公爵閣下に求婚すること!
果たしてアイラの無謀な賭けは成功するのか!
元気な小動物系女子と最強魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
最終更新:2023-06-27 17:32:08
4195文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:14252pt 評価ポイント:12702pt
女好きで有名な国王、アバホカ陛下を婚約者に持つ私、リーシャは陛下から隣国の若き公爵の婚約者の女性と関係をもってしまったと聞かされます。
それだけでなく陛下は私に向かって、その公爵の元に嫁にいけと言いはなったのです。
本来ならば、私がやらなくても良い仕事を寝る間も惜しんで頑張ってきたというのにこの仕打ち。
悔しくてしょうがありませんでしたが、陛下から婚約破棄してもらえるというメリットもあり、隣国の公爵に嫁ぐ事になった私でしたが、公爵家の使用人からは温かく迎えられ、公爵閣下も冷酷
というのは噂だけ?
帰ってこいという陛下だけでも面倒ですのに、私や兄を捨てた家族までもが絡んできて…。
※R15は保険です。
※名前にちょっと遊び心をくわえています。気になる方はお控え下さい。
※この作品はアルファポリスさんにも掲載しており、アルファポリスさんでは本編は完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 20:26:27
89242文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:798pt 評価ポイント:32pt
作:下菊みこと
ハイファンタジー
完結済
N8547ID
公爵家に突然引き取られた少女が幸せになるだけ。ただのほのぼの。
ニノンは孤児院の前に捨てられていた孤児。服にニノンと刺繍が施されていたので、ニノンと呼ばれ育てられる。そんな彼女の前に突然父が現れて…。
前に書いた短編の続きになります。六話までは短編の内容で、七話から新しい続きになります。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-05-18 12:00:00
93713文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2162pt 評価ポイント:1282pt
作:唯乃 尭(ただのぎょー)
異世界[恋愛]
短編
N3479IE
隠密なせいで婚約破棄されました。
でも公爵閣下がそんなわたくしに……?
最終更新:2023-04-15 20:52:59
2550文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:6322pt 評価ポイント:5682pt
聖女の地位から追放され王太子から婚約破棄された男爵令嬢シェーナ(18)と、国王命令で婚約した公爵ラズール(40)。彼は政略で次々と婚約者をかえられるシェーナが気の毒になり 『真の婚約者が見つかるまで』 という条件で暫定の婚約者となったのだ。だが諸事情によりシェーナに仮の婚約であると伝えられないまま、お互いの誤解と愛情は深まっていく。
心の声が聞こえるためにかえって婚約者の真意を疑い、愛されていないと信じつつ彼に惹かれていくもと聖女と、親子ほども年の離れた婚約者に惹かれていく自
分を認めたくない、かっこつけでひねくれものの公爵閣下。ある意味で両片想いなふたりが心から結ばれ、とりあえずの溺愛が真の溺愛にかわるまでの物語。ラストで一気に甘み増します。
※ 『だって結婚はパセリみたいなものでしょう、公爵閣下?』 https://ncode.syosetu.com/n4150hz/ の公爵サイドストーリー。本編と一部内容が重複しますが、既読未読問わずお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 11:05:44
201046文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:1428pt 評価ポイント:922pt
「この場をもって、婚約を破棄する!」
王宮主催の夜会の会場で声を張り上げるのはわが婚約者さま。
ダンスも誘わずに、何をやってらっしゃるのかしらね?まあ、誘われないだろうとは思っていましたけれど。
というか、なぜ貴方は妹の腰を抱いてらっしゃるのかしら?
「私はこの可憐で公爵家に相応しい彼女に公爵位を継いでもらい、その夫となることにしたのだよ!もうこの件は公爵閣下もご諒承済みだ!」
……ん?わたくし、諒承なんてしておりませんけれど?
というか「公爵閣下」って、もしやあの入婿
の、当主である母が亡くなってからわたくしが公爵位を継ぐまでの「代理」のことですか?
アレには公爵家の血は一滴も流れておりませんし、アレとその愛人の子であるその娘も同様です。公爵家を継げるはずなどありませんが?
そう教えて差し上げると、彼は驚いた様子で妹を見やります。
ははあ、さてはこの子から嘘を教えられて鵜呑みにしましたわね?
「ど、どういうことだ?君は姉さえ排除すればそれで終わりだと、確かにそう言ったではないか!」
狼狽えて声を荒らげる彼に、妹は満面の笑みを浮かべたままで言い放ったのです。
「わたし、そんな事言いましたっけぇ?」
◆ありがちなテンプレ展開から予想外のラストへ飛び去る全6話。だいたい1万5千字程度です。
4月公開予定で書いてましたが、書き上がっちゃったので。毎日投稿します。
◆途中、具体的には第2話が超胸糞展開ですのでご注意下さい。ただし最終的には甘々幸せハッピーエンド確約です。
◆例によって設定を作り込まない書き捨てのお話なので固有名詞がありません。悪しからずご了承下さい。
なおタイトルも仮題です。変更するかも知れません。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。カクヨムはまだちょっと未定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:00:00
13875文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:13538pt 評価ポイント:11566pt
伯爵令嬢エメリィ・フォンストは、親に売られるようにして公爵閣下に嫁いだ。
社交界では悪女と名高かったものの、それは全て妹の仕業で実はいわゆるドアマットヒロインなエメリィ。これでようやく幸せになると思っていたのに、彼女は夫となる人に「お前を愛することはない。代わりに好きにしろ」と言われたので、言われた通り好き勝手にすることにした――。
※主人公がめちゃくちゃ腹黒になりますので要注意!
※この作品は、こちら↓の長編版となります。
https://ncode.syosetu
.com/n5017ia/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 20:00:00
100000文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:11794pt 評価ポイント:7586pt
作:アルト/遥月@漫画アプリPalcyにて読切漫画公開中!
異世界[恋愛]
連載
N7621HV
アイルノーツ侯爵家の落ちこぼれ。
才色兼備の姉と異なり、平凡な才能しか持ち得なかったノアは、屋敷の内外でそう呼ばれていた。だが、彼女には唯一とも言える特別な能力があり、それ故に屋敷の中で孤立していても何とか逞しく生きていた。
そんなノアはある日、父からの命で姉と共にエスターク公爵家が主催するパーティーに参加する事となる。
自分は姉の引き立て役として同行させられるのだと理解しながらも断れる筈もなく渋々ノアは参加する事に。
最初から最後まで出来る限り目立たないように過ごそうとす
るノアであったが、パーティーの最中に彼女の特別な能力が一人の男性に露見してしまう事となってしまう。
これは、姉の引き立て役でしかなかった落ちこぼれのノアが、紆余曲折あって公爵閣下の婚約者にと指名され、時に溺愛をされつつ幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 12:12:00
131516文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:25834pt 評価ポイント:14114pt
「そういえば、なぜオフィーリアが出迎えない? オフィーリアはどうした?」
ウィリアムが宮廷で宰相たちと激論を交わし、心身ともに疲れ果ててシャーウッド公爵家に帰ったとき。
いつもなら出迎えるはずの妻がいない。
「公爵閣下。奥さまはご不在です。ここ一週間ほど」
「――は?」
ウィリアムは元老院議員だ。彼が王宮で忙しく働いている間、公爵家を守るのは公爵夫人たるオフィーリアの役目である。主人のウィリアムに断りもなく出かけるとはいかがなものか。それも、息子を連れてなど……
。
これは、どこにでもいる普通の貴族夫婦のお話。
彼らの選んだ未来。
※R15は保険。拙作にたまに登場するキモチワルイ人注意報。
※設定はゆるんゆるん。実在する名称かもしれませんがなんちゃって異世界のお話です。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※このお話はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:00:00
13468文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:23804pt 評価ポイント:21428pt
伯爵令嬢エメリィ・フォンストは、親に売られるようにして公爵閣下に嫁いだ。
社交界では悪女と名高かったものの、それは全て妹の仕業で実はいわゆるドアマットヒロインなエメリィ。これでようやく幸せになると思っていたのに、彼女は夫となる人に「お前を愛することはない。代わりに好きにしろ」と言われたので、言われた通り好き勝手にすることにした――。
最終更新:2023-01-14 18:00:00
6000文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10460pt 評価ポイント:9568pt
動く氷像と言われる美貌の公爵と、その公爵夫人の日常。
それは、世の人々の想像とは丸で違っていて……
とても人前では晒せない、本当の公爵閣下の姿がそこにはあった。
それがどんなかと言うのは……
ここで言葉にするのは、憚られます。
最終更新:2023-01-13 18:07:09
1324文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:218pt 評価ポイント:180pt
王太子により聖女の地位を追放され、婚約破棄を言い渡された男爵令嬢シェーナ。そんな彼女に国王が用意した新たな婚約者は、容姿・地位・財産と三拍子そろいながらも 『王国一の女たらし』 という悪名のために独身をとおしてきた年上の公爵だった。そのうえシェーナが聖女の能力で聞いた彼の心の声は 【まあ溺愛しとけば喜ぶだろう。恋愛や結婚など、料理の添え物のパセリみたいなものだ】 という非常にやる気のないもので ――
(いくら溺愛されてもパセリ扱いはイヤ!)
頭にきたシェーナは 『どうせ国王命
令で断れない婚約ならば、いつか彼を落として心の底から本気の愛を誓わせてやる』 と決心して公爵との同居生活を始める。
心の声さえ聞かなければ砂糖吐くこと必至な溺愛生活で、先に落ちるのは公爵か、それとももと聖女のシェーナか。甘々で、ちょっぴり苦い恋愛バトルの物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 12:06:08
176010文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:13506pt 評価ポイント:9876pt
公爵家に突然引き取られた少女が幸せになるだけ。ただのほのぼの。
ニノンは孤児院の前に捨てられていた孤児。服にニノンと刺繍が施されていたので、ニノンと呼ばれ育てられる。そんな彼女の前に突然父が現れて…。
最終更新:2022-12-21 21:00:54
7226文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:5032pt 評価ポイント:4456pt
呪文を唱えるよりも、魔法の力を封じ込めた『魔石』を活用することが多くなった、そんな時代。
伯爵家の次女、オフィーリナは十六歳の誕生日、いきなり親によって婚約相手を決められてしまう。
実家を継ぐのは姉だからと生涯独身を考えていたオフィーリナにとっては、寝耳に水の大事件だった。
しかし、オフィーリナには結婚よりもやりたいことがあった。
オフィーリナには魔石を加工する才能があり、幼い頃に高名な職人に弟子入りした彼女は、自分の工房を開店する許可が下りたところだったのだ。
「公爵様、大変失礼ですが……」
「側室に入ってくれたら、資金援助は惜しまないよ?」
「しかし、結婚は考えられない」
「じゃあ、契約結婚にしよう。俺も正妻がうるさいから。この婚約も公爵家と伯爵家の同士の契約のようなものだし」
なんと、婚約者になったダミアノ公爵ブライトは、国内でも指折りの富豪だったのだ。
彼はオフィーリナのやりたいことが工房の経営なら、資金援助は惜しまないという。
「結婚……資金援助!? まじで? でも、正妻……」
「うまくやる自信がない?」
「ある女性なんてそうそういないと思います……」
そうなのだ。
愛人のようなものになるのに、本妻に気に入られることがどれだけ難しいことか。
二の足を踏むオフィーリナにブライトは「まあ、任せろ。どうにかする」と言い残して、契約結婚は成立してしまう。
平日は魔石を加工する、魔石彫金師として。
週末は契約妻として。
オフィーリナは週末の二日間だけ、工房兼自宅に彼を迎え入れることになる。
他の投稿サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 16:48:27
96979文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:932pt 評価ポイント:486pt
作:越智屋ノマ @12/5~掲載祭!年内3本(+α)掲載
異世界[恋愛]
完結済
N7531HY
「離婚しましょう! ミュラン様!」
夫の寝室で、私は叫んだ。
私の意志は固い。絶対に離婚してやる!
肌が透ける恥ずかしいネグリジェを着て、男性に効果があるというお香をたっぷり焚いて誘ってみたのに……どうしてミュラン様は私に全然近づかないの!?
*
チャラ男から一転してステキな旦那様になっちゃった公爵ミュランと、6歳年下の貧乏令嬢リコリスの、ふしぎな初恋物語。
※短編版あります。https://ncode.syosetu.com/n7020hx/
※掲載サイト:小説家に
なろう、アルファポリス、カクヨム、ツギクル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 22:17:16
100534文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:8388pt 評価ポイント:5950pt
結婚の宣誓を行う直前、落ちていた指輪を拾ったエミリア。
とっさに取り替えたのは、家族ごと自分をも売り飛ばそうと計画している高利貸しとの結婚を回避できるからだ。
この指輪の本当の持ち主との結婚相手は怒るのではと思ったが、最悪殺されてもいいと思ったのに、予想外に受け入れてくれたけれど……?
「この試験を通過できれば、君との結婚を継続する。そうでなければ、死んだものとして他国へ行ってもらおうか」
公爵閣下の19回目の結婚相手になったエミリアのお話です。かなり短く終わる予定。
最終更新:2022-11-28 21:00:00
18726文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:9294pt 評価ポイント:6818pt
「あなたが婚約破棄をされたと聞きました。もうそんなところにいないで、こちらに来なさい」
ユルべール王国の大臣だった父親の失脚を理由に、テイワズ侯爵子息マークスに婚約破棄をされた元イリアス侯爵令嬢ミリアライゼ。昔、郵便の手違いで知り合った文通相手が、自分の住む土地に来るよう誘い、行く宛のなかったミリアライゼは傷心を癒すためにも旅行を決断。ところが、ミリアライゼは文通相手の住所や人柄、ペンネームは分かっていても、身分や本名を知らない。不安を抱きつつも向かった先は、ウィンズ公爵領領
都エヴァンゼリン。文通相手の住所にやってきて、ミリアライゼは尋ねます。「夜分遅くに申し訳ございません。私、ミリアライゼ・イリアスと申します」
屋敷に招かれて、アスターを名乗る人物と初めて対面したミリアライゼは驚く。
※この作品は他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 17:00:00
24740文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:11836pt 評価ポイント:9446pt
月水金に更新予定。
ボンディッド王国の貴族学園の卒業パーティーで婚約破棄騒動が持ち上がった。
破棄宣言をしたのはこの国の王子、されたのは公爵令嬢である。
しかし、その婚約破棄宣言を受けたのは公爵令嬢の父親公爵閣下であった。
公爵閣下は婚約破棄を受け入れただけでなく、娘の悪行と言われたことまで認め、その悪行の矛先と思われる男爵令嬢に多額の慰謝料を支払った。
公爵閣下の思惑はどこにあるのだろうか?
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。
最終更新:2022-10-26 07:22:36
31122文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:4268pt 評価ポイント:3198pt
作:アルト/遥月@漫画アプリPalcyにて読切漫画公開中!
異世界[恋愛]
短編
N5459HV
アイルノーツ侯爵家の落ちこぼれ。
才色兼備の姉と異なり、平凡な才能しか持ち得なかったノアは、屋敷の内外でそう呼ばれていた。だが、彼女には唯一とも言える特別な能力があり、それ故に屋敷の中で孤立していても何とか逞しく生きていた。
そんなノアはある日、父からの命で姉と共にエスターク公爵家が主催するパーティーに参加する事となる。
自分は姉の引き立て役として同行させられるのだと理解しながらも断れる筈もなく渋々ノアは参加する事に。
最初から最後まで出来る限り目立たないように過ごそうとす
るノアであったが、パーティーの最中に彼女の特別な能力が一人の男性に露見してしまう事となってしまう。
これは、姉の引き立て役でしかなかった落ちこぼれのノアが、紆余曲折あって公爵閣下の婚約者にと指名され、時に溺愛をされつつ幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 16:33:14
12837文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:24956pt 評価ポイント:22136pt
「ユイ。結婚前に約束した契約期間を、来月で終了しようと思う。すでに王家には了承を得ている。来月には、あたらしい妻を迎える手続きが必要になる。というわけで、きみもこれからの人生をあたらしいパートナーとすごすもよし、一人を満喫するもよし、とにかく好きにやってくれ。おたがい、それぞれの人生でしあわせになる。おれたちの結婚は、しょせん親どうしが決めた「幼馴染婚」ってやつだ。おれたちの間には幼い頃からの情みたいなものはあっても、愛はなかった。おれもきみも、来月から自由だ。いいね?おいお
い、そんなに笑顔にならないでくれ。なんだって?おれも笑顔だって?おかしいなぁ。一応、神妙な表情にしているつもりなのに」
この日、夫であるアントニー・パウエル公爵から離縁を告げられた。もともと、わたしたちは契約結婚だった。彼には愛する女性がいることも知っている。
何もかもわかっていた。覚悟をしていたはずなのに、その覚悟が足りなかったみたい。
いままで自分の気持ちをごまかしていたけれど、ごまかしようがなくなっている。
しかし、もうどうしようもない。
いずれにせよ、わたしには時間がない。残された命の時間も含めて。
それだったら、命ある限り病を抱えている彼をどうにかしてあげたい。
彼とすごせるわずかな時間だけでも、彼が少しでも元気になるよう努力したい。
そして来月彼の前から去れば、命が尽きるまで彼と彼が愛する女性がしあわせになるよう、祈り続けたい。
彼に離縁を告げられた日、わたしはそう心に誓った。
※全三十五話。ハッピーエンド確約です。とんでもなくゆるゆる設定です。ご容赦いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 21:31:41
62014文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:12160pt 評価ポイント:9292pt
作:夕凪.com
異世界[恋愛]
完結済
N3505HK
ドラッヘルン王国には主に竜人族、ヒト族、獣人族が暮らしている。竜人族でネーベル侯爵令息である婚約者・アレクセイに婚約破棄を告げられ、妹のエミリアとデキていることを知らされたレーゲン公爵令嬢・ロロナは、獣人族とヒト族の絆を深める目的で、即獣人族のボーデン公爵に嫁ぐことになった。まぁ、エミリアがボーデン公爵に嫁ぐのは無理だし、お兄さまのお役に立てるからと仕方がなく嫁いだたロロナだが、当のボーデン公爵・レオンに出会ったロロナは驚愕した。な、な、なななっ!わふわふわふたんな狼耳しっ
ぽの公爵閣下だと―――っ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 20:56:19
69814文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1440pt 評価ポイント:772pt
私、フィオナ・メラレイアは昔から人ならざるモノを視ることが出来た。
それらは特に人に何か害を成すわけでもないので、あまり気にする事はなく生きていた。
しかしとある夜会で、人ならざるモノの塊…否、それに囲まれた見目麗しい公爵閣下と出会う。
その公爵閣下は、常に顔色が悪いことから「身体が弱いのでは」「病気持ちなのでは」などと噂されてきたのだが…。
いや、そんだけ囲まれてたらそりゃあ顔色も悪くなりますわ!!
そんな、人ならざるモノが視える令嬢と、人ならざるモノにつかれやすい公
爵のお話。
※短編「視える令嬢とつかれやすい公爵」の連載版です。
☆第5回アイリスNEOファンタジー大賞にて、金賞を受賞いたしました!一迅社様より書籍化予定です。☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 18:00:00
123374文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:60476pt 評価ポイント:24160pt
”な・・・何を言っているのか わからねーと思うが
ありのまま 今 起こった事を話すぜ。”
から始まる、
いや、その台詞を使ってみたかった転生者の独白。
俺、前世漫画好き以外不明のチート無し転生者。
現世、どうやら乙女ゲーっぽい所にモブとして転生。
悪役令嬢派閥の男爵家の三男として生まれ、悪役令嬢の護衛として勤務中。
令嬢の我が儘に振り回されて転生ガチャ失敗を実感中。
だけども、有り得ないのは、男爵令嬢なのか、公爵閣下なのか。
何なのか。
最後は平凡って素敵。
って再確認す
る俺だった。
みたいな話。
だけど、名台詞をもっと使いたかった。
苦情は受け付けます。
先に謝ります。
本当すみません。
何かに抵触するようなら、すぐ下げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 17:36:51
6094文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:764pt 評価ポイント:718pt
検索結果:68 件