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検索結果:85 件
私の幼なじみはこの世の全てを賜ったかのような特別な人達だった。
彼等はいつも注目の的であった。
この魔術師が絶対的な力を誇る皇国で30人もいない『|勲章《ラング》』持ちのエリ―トなのだから。
魔術学校では五本指に入る大魔法使い。
それが私の幼馴染達なのだ。
運良く学生時代に彼等に声をかけられたときなど目が飛び出るほど驚いた。
何故彼等は私の隣にあることを選んだのだろうか。
私?
凡の凡を凡で煮詰めて、凡人に仕上がったキングオブ凡。
顔もたぶん普通。
スタイルも普通。
家柄は下の下。
|家系魔術《ギフテッド》はあってないようなものだから。脳筋に仕上げ、回復魔術を極め癒者と医者の知識を蓄えた。
私に唯一誇れるものがあるならば、それは私の幼なじみである。
そして|勲章《ラング》だろうか。
そのお陰で私は名門校エルグランドの保健の先生として、二人の側で働けているのだから。
『魔法学校エルグランド』
我が皇国の国立魔法学校である。
首都エルグランドの名を冠したエリートが集う名門校だ。
私の青春であり、私の存在意義がある場所。
大事なヒトと過ごしたい力というのは偉大だ。
力が伴わなかったからどんな努力もした。
まわりに『絶対に向いていない』と止められても私は戦地で研鑽したのだ。
それが人生最大の栄光と汚点でそまっていたとしても。
私は彼等と同じ|勲章《ラング》に執着したのだ。
おかげで一回落ちた教諭試験は合格した。
そのかわり『限りなく危険魔法使いに近い存在』として、エルグランドで囲う意味合いの採用だった。
彼等は優秀だった。
それは学生時代から頭角を表していて。
その彼等と仲良くなれた奇跡に胡座をかいていられなかったのだ。
彼等に運良く話しかけられて。
運良く側にいさせてもらえただけ。
今この時も、研鑽を怠ればすぐ毎年エルグランドを受ける教諭受験者に追い越されてしまう。
そんな尊敬する幼馴染の彼等を推している保健室教諭が二人にずぶずぶに溺愛される話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 19:24:37
8401文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:56pt
この世界は神と呼ばれる者によって支配されている。人々は神の設けた規則に従って生きている。
ユウの住む村である高木村は神のつくった規則に背いたとして神を信仰する団体【神の雷】によって襲われてしまう。ユウは逃げる先で崖から落ちるがある一人の男によって助けられる。
その男は言う。
「この世界は神によって支配されている。今この時だって、神の規則のせいで苦しんでいる人々は大勢いる。俺たちは、神のいない世界、規則のない自由な世界を作るために一緒に戦ってくれる仲間を集めている。」「お前も一
緒に戦ってくれないか?」
神に支配された世界を変えるため、今こそ立ち上がれ!
初投稿です。どうぞ温かい目でお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 23:12:43
30378文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
迷宮探索者ライラは迷宮資源の回収よりも迷宮の研究が好きな迷宮マニア。
ある日、理不尽な理由で迷宮探索者の資格を失い、傷心のまま訪れた海で海中から自分を誘う声が聞こえてきた。
その声に導かれた先、海底に咲く一輪の花を見つけたライラが花に触れると、異空間に飛ばされ、そこにいた男はライラに告げた。
「我がダンジョンマスターよ、今この時が、俺とあんたの始まりの刻だ!!」
星霊フィグーはネグーシス海の管理者にして守護者であるが、退屈な日々に飽いて発生してからほとんどの年月を眠りながら
過ごしていた。
ある日、星の命である星命力を多量に組み上げる存在を感知したフィグーは数千年ぶりの目覚めを迎える。
眷属たちと共に星命力がくみ上げられている場所に向かうと、謎の花に吸い込まれてしまう。
そこで出会った亜人の少女と自動人形により、自分がこの迷宮に取り込まれてしまったことを告げられ、退屈しのぎに彼らに協力していくことを決める。
「暇潰しにはちょうど良い。そうせざるというのなら、侵入者に立ちはだかる障害として全ての生き物を蹂躙しよう」
探索者を追放された半分精霊半分人間の迷宮好きな少女と、
迷宮に捕らわれた星の化身であるドラゴンによる、
異色のコンビのダンジョン運営が今始まる――――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 18:00:00
51441文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:28pt
伯爵令嬢ルエラは、 『僕には愛する人が居るんだ』と宣言し、自分を避け、最後には婚約破棄を望んだセオノア王子をその手に掛けた。
それなのに、気がついたら婚約後の初顔合わせの日に時間は巻き戻っていて。
きっと、まだ何も起きていない今この時に戻ったのは、神が与えてくれたやり直しの機会。今度は彼の愛する人との仲を邪魔なんてしない。そう決意したルエラに、何故かセオノアは「嬉しいよルエラ。また君に会えて」と囁き、彼だけが出入りする事ができる隔離空間にルエラを閉じ込める。
ここが牢獄なのか
と問うルエラに「ずっと君だけを愛していたから」と言うセオノア。
ルエラは困惑しながらも絆されていく。
※行為を匂わせる表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
※設定がふわっとした世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 08:00:00
14517文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:178pt
「だからさぁ! いちいちボタン押させなくてもぉ! 見ればわかるでしょぉ! 俺がさぁ! 二十歳超えてることぐらいさぁ! 年齢確認なんていらないでしょうがよぉぉぉ!」
時間の無駄。そう言いたいのなら、今この時間こそがそれだ。と、コンビニ店員の小林はレジで中年の男に怒鳴られながらそう思っていた。
最終更新:2023-12-14 11:00:00
2052文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
「シャーロット・カリスタ・リーヴズモア。お前に国家反逆の容疑がかかっている」
温度のない声音を放った男は、この国の国王フレドリック。シャーロットの父親だ。
「弁明はあるか」
「――いいえ」
シャーロットは悠然と微笑む。
「今この時をもって王太女の地位を剥奪。サージェント侯爵令息との婚約も破棄とする」
罪を認めたことで、地位剥奪と婚約破棄が国王によって宣言され、シャーロットは投獄された――。
※短編『シャーロット王女の死』の連載版です。短編までの流れを加筆修正したも
ので、短編のその後のお話はエピローグ程度となります。設定の変更などありますので、短編の方は検索除外設定にしています。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 22:00:00
237355文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:69426pt 評価ポイント:43798pt
今の自分が思い浮かぶ事を残しておきたい!
キーワード:
最終更新:2023-11-18 21:22:29
311文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
縛られてほしくないから
忘れてほしいって願ったのは「わたし」の勝手だ
もしもだめになっていくとしたら
絶対にわたしは泣いてしまうから
大切な思い出が辛い思い出で塗りつぶされるよりも前に
また明日って言えているうちに
さようならって言っておきたかった
なんて
それは「わたし」のわがままだ
-----
それでも
いきたい
って思う。
どうしようもなく自分勝手だ。
キーワード:
最終更新:2023-10-14 07:00:00
210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:70pt
作:橙山 カカオ
異世界[恋愛]
完結済
N9277IK
「マルケータ・オルサーゴヴァ! 今この時を以て、お前との婚約を破棄する!」
三十歳であることを理由に、『真実の愛に目覚めた』婚約者から婚約を破棄された子爵令嬢、マルケータ。
財務を司る『赤銅塔』で計算役として働く彼女は、人懐っこい笑顔の侯爵令息コンラートの教育係を命じられる。
妙に懐いてくるコンラートから、マルケータは適切に距離を取ることができるのか――!?
最終更新:2023-10-02 20:00:00
36051文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:48pt
王都の騎士は私の父を殺した。戦場で囮に使い、火を放った。許さない。絶対に許さない。
(好きになんてなりたくなかった……)
私は彼の胸に頭を預けた。涙が溢れて、堪えられなくてポタリと落ちる。私は彼の両手を取って握りしめた。
☆★
俺はこんな気持ちは知らない。
「出稼ぎ酒場娘だろう? デレデレした客が多かったから選び放題。金持ち探しかね。なんかこうお前にもグイグイしてたし」
「金? 金があれば俺は彼女と結婚出来るのか?」
「はあ?」
「別に演技だって、身ぐるみ
剥がされたって良いだろ」
「はあ?」
「何かされたって、今この時間や気持ちが消えるわけじゃない」
俺は全力で走り出した。疲れないと、全く眠れなそうで。
☆★
手が震え、私はボーガンを手放した。床に落下したボーガンを無視して、階段に向かう。早く逃げないとならない。
(何百回も練習したのに、外した……)
おそらくわざとだ。体が拒否したんだ。殺人なんて、やはり恐ろしい。
(いいえ。私はあの子を罪から守ったのよ。そうよ……)
奥歯を噛み、震える足を動かす。腰を抜かしそう。
ある日、妹は家から消えた。探さないで下さい、という手紙を残して。だから妹を追いかけて私も上京した。
☆★
自宅アパートの布団に潜り、俺は延々と考えている。
(恋愛? 恋愛って何だ? 恋? 何が? 何か喋ったか? 多少話した。俺は嫌われて怯えられてる。手は拭いてくれたな)
頭を抱えて呻く。
(横恋慕。終了)
よし、寝るかと頭から手を離す。
(恋? 恋愛ってどういうことだ? 恐れられて嫌われている。ろくに喋ってない。人柄は何となく知っている。何で?)
また頭を抱える。突然嵐のような感情が誕生してしまった。
☆★
これは、復讐乙女と黒羽騎士の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 08:28:05
188851文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:734pt 評価ポイント:514pt
毎月設定される定例の茶会で、婚約者である王太子アルフレッドから婚約破棄を告げられた侯爵令嬢フランソワ。
普通の令嬢であれば動揺し、あるいは茫然自失となるであろう事態に、彼女は落ち着いてこう告げた。
「書記官殿、今の発言、記録をお願いいたします」と。
顔を合わせる度に理不尽なことを言われていたフランソワは、書記官に発言記録を取ってもらうことを常態化していた。
そして、王太子アルフレッドが致命的な発言をした今この時、フランソワの反撃が始まる。
最終更新:2023-05-20 05:39:25
6499文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:24648pt 評価ポイント:22336pt
社交シーズンの始まりを告げる王家主催の大夜会。紳士淑女が笑いさざめくその会場にネイサム第二王子の大声が響き渡った。「もうお前にはうんざりだ!そのもっさりした髪も古ぼけたドレスも何もかも私に相応しくない!おまけにお前はほとんど領地から出てこない。そんなでは重要な政務を担う私の妃に相応しくない。よって今この時をもってお前との婚約を破棄する!!
私はここにいるルルーチェ・マルロー男爵令嬢と新たに婚約を結ぶこととする!」
皆びっくり仰天。国王、王妃、第一王子不在のこの夜会にはネ
イサム第二王子の暴走を止められる者はいない。それを狙っての婚約破棄であることは明らかだ。
私、クリスティナ・アルフォードは手に持った扇をぶるぶると震わせ顔を隠した。そしてか細い声で
「しょ、承知いたしました……殿下との婚約を破棄———」
「ちょっと待ったーーー!!」
うおおーーい!誰だ邪魔してくれちゃってんのは!邪魔したのは辺境の守護神ゴットフラム大公。
何が何だかわからないうちに私はゴットフラム大公の息子と新たに婚約することになり辺境に連れ去られてしまった。どうしてこうなった?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 14:00:00
55441文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:15474pt 評価ポイント:12502pt
不安がないと言ったら噓になるけど、死にたくなるほど不幸せでもない。でも、なにか足りない、満たされない。波照間瑞希と皆川笠司は、そんなあなたと同じに今この時間軸を生きています。
二人のTwitterアカウントも併せてフォローしていただけば、その臨場感はさらに増すはず。
・月波( @tsukiandnami )
・笠地蔵六( @kasajizorock )
最終更新:2023-03-27 07:00:00
96527文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
「生まれ変わったら男になりたい。」
そんな私、今この時より男の子です。
異世界に転生して晴れて男の子になった主人公、カース。異世界の住民と共に旅を続けるうちに、自身の転生のわけを知る。
笑いありシリアスありの、異世界冒険ファンタジー。
毎週土曜午後八時更新です。
最終更新:2023-03-08 09:19:02
422114文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:4206pt 評価ポイント:2848pt
原作者・丸山くがねさんからのご了承を頂きました。
ナザリック地下大墳墓がこの世界へ現れ、数年の月日が経った。
今この時、新たな存在が生まれ落ちようとする。
セバス×ツアレに子供が出来たなら、ナザリックの存在達はその子供を思い思いに祝福・・・するのかは分かりませんが、比較的同等に重い思いに可愛がるかと。《誤変換に非ず》
多分、子供という存在が珍しいのならその分、重厚で濃厚かと思われる。
そんな子供がキャッキャと笑い、女性NPC達がウフフと
微笑む微笑ましさ重視の代物です。
原作の様に血が湧き、肉躍る代物ではありません。
今のところは・・・ね?
後々、アインズのお供・従士として、執事修行の一環として、冒険に出る事もあり得ます。
残酷な描写や不快な描写を出す可能性があり得ます。
恐怖公ネタがございます。
触手の檻ネタも出していますが、不健全なものは・・・多分ございません。基準はそれぞれなので、引っ掛かる可能性は否定できません。
プルチネッラをネタにした「ぷるぷる・ぷるちねっら?」を捏造。
ナザリック風味の童話「ティトゥスの魔童書?」なども捏造。
転移前のユグドラシル時代のあれこれを捏造してみています。
異類婚姻譚と言えるかはわからないが、それっぽいストーリーも捏造中。
カクヨム/ハ-メルンにて重複投稿させて頂いています。
基本、思い付いたら【割り込み投稿】していますので、最新の更新などには引っ掛かり辛い事になっています。
その点は申し訳なく思うのですが、ご了承ください。
気が付けば、なろうでは唯一の【オーバーロード】の二次創作に・・・なぜ?
とりあえずは、最近殺伐とした物語が多いので、ただ単にほっこりしたい。けど、時々ダークサイドに片足突っ込んだものを書いていたりする・・・なぜだろう。
気楽に気長に楽しんでもらえれば嬉しいかなと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:00:00
195618文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1019pt 評価ポイント:113pt
今この時だから伝えたいこと。
最終更新:2023-02-12 15:12:54
3450文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
会社帰りの飲み会にて。
何時もとは異なる顔を見せる彼女に興味を持った。
事務的な表情しか見せないのに、今この時だけは幼い子供の様だった。
また、誘います。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ほんのり恋愛が入っている気がします。
でもあまりにもほんのりなので、ジャンルはその他にしてます。
最終更新:2022-12-02 23:16:56
1552文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
最終更新:2022-11-27 17:00:00
62418文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2116pt 評価ポイント:1314pt
作:HasumiChouji
コメディー
短編
N3568HW
自分が自分でなくなっていたのは、今この時か?? それとも、これまでか??
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2022-10-04 10:21:58
663文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「フィオーラ、そなたとの婚約は今この時をもって破棄する」卒業式を明日に迎えた前夜祭で、主催者であるショーン王太子が壇上で突如宣言した。「殿下、これは一体どういう事でしょうか?」フィオーラは王子の宣言が信じられず、不安を隠しきれない僅かに震える声で王子に尋ねる。「そなたがこのシルビアに、私の婚約者として公爵令嬢として相応しくない行いをしていたことは許し難く、王族に迎えるに値しないと判断した。これよりそなたの罪を明らかにし罰してくれよう」ショーン殿下を慕い続けてきたフィオーラは自
身にかけられた冤罪を晴らそうと必死に訴える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 23:47:52
14601文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:12108pt 評価ポイント:10866pt
「エルメス=ルイヴィトン! 今この時をもって、君との婚約を破棄する!」
「ええっ!」
各国の王公貴族が集う祝賀パーティーで、いきなり公爵令嬢エルメスは、婚約者である王太子から婚約破棄を告げられる。
身に覚えのない罪状を上げ連ねられ、窮地に陥るエルメス。
しかし、そんな彼女を救いに現れたのは、スパダリではなく、覆面と空手着を纏ったヒーローだった!?
婚約破棄のテンプレを逆手に取った、気軽に読める5000文字程度のバトルコメディーです。
最終更新:2022-09-10 21:00:00
4808文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:1168pt 評価ポイント:1094pt
もしも『竜の勇者で騎兵で槍使いの武人、稀代の魔術師で悪魔・妖精軍の総帥、そして竜王の転生者である魔王』を、『竜の勇者』の部分だけで早合点して召喚したとしたら、その異世界はどうなってしまうのか?
いくらなんでも設定盛りすぎ……と、感じるのも無理からぬことである。
彼は、11世紀初頭に成立したペルシャ叙事詩、『王書(シャー・ナーメ)』の登場人物だ。
時代的には、源氏物語と概ね同じ時期に書かれたと考えていただければ間違いないだろう。
『王書』はサーサーン朝ペルシャ王家に連なる歴代
の王たちについて書かれた、まさに「王を語る書」である。
『王書』には、異色の悪王が登場する。
伝説では、彼は邪悪なイラン王を倒すためにアラブから訪れたという。
勇者として暴君を倒したあとはイラン王として君臨し、千年もの長きに渡って統治する。
最後は勇者の手によって倒され、封印された。
王の生涯について書かれた『王書』にあって、その王の最期は語られない。永遠につながれたまま、生かされている。
今この時代でも、彼はまだ生きているのだ。
これは、そんな設定盛りすぎの転移者に異世界が振り回されるお話である。
※この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16816927859971987679」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 13:00:00
163134文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
「ルイーゼ・ヴァンブルク!!今この時をもって、俺はお前との婚約を破棄する!!」
ヒューリヒ王立学園の進級パーティで第二王子に婚約破棄を突きつけられたルイーゼ。
彼女は周囲の好奇の目に晒されながらも毅然とした態度でその場を後にする。
人前で笑顔を見せないルイーゼは、氷のようだ、周囲を馬鹿にしているのだ、傲慢だと他の令嬢令息から蔑まれる存在であった。
そのため、婚約破棄されて当然だと、ルイーゼに同情する者は誰一人といなかった。
いや、唯一彼女を心配する者がいた。
それは彼女
の弟であるアレン・ヴァンベルクである。
「ーーー姉さんを悲しませる奴は、僕が許さない」
本当は優しくて慈愛に満ちたルイーゼ。
そんなルイーゼが大好きなアレンは、彼女を傷つけた第二王子や取り巻き令嬢への報復を誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 15:00:00
51962文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:8252pt 評価ポイント:6550pt
その空間には、大樹が1本あるだけだった。
その空間では毎年1年間、代わる代わる、1匹の獣が、常世と現世を繋ぐ仲介の任をこなしていた。獣たちとは、かの有名な十二支を選ぶ徒競走にて選定された者たちの事である。
当時、葛藤や欲望を胸に走った彼らは、今この時も、我々の生活の側にいるのかもしれない。
昔話や神話を土台に新たな解釈で綴る、現代干支物語が今、幕を開ける。
ノベルアップ+、小説家になろうにて同時掲載中
最終更新:2022-07-25 21:07:16
11693文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少年は言った。
「我、第十二階位熾天使及び魔王の使徒七柱、との盟約によりて新たな真名を得ん。今この時より我が名はレーデル王領天命の騎士」
英雄は一息に言い切って自らの宿命を言葉に込めた。
「アイン」
決意と共に紡ぎ出された言葉は現実のものとなる。
最終更新:2022-07-06 04:54:49
2437文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「「今この時をもって貴様とは婚約破棄させてもらう!」」
同じタイミングで起こった二人の婚約破棄宣言にソフィアは頭を悩ませることとなった。
何故ならソフィアは婚約者のマルコが婚約破棄をするように誘導していたからである。
これは物語を夢見るソフィアが無味な現実を変えようと暗躍した結果のお話。
最終更新:2022-06-15 00:00:00
8280文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:348pt 評価ポイント:306pt
「ジュディアンナ!!!今この時、この場をもって、貴女の婚約を破棄させてもらう!!」
エンミリオン王国王妃の誕生日パーティーの最中、王国第2王子にいきなり婚約破棄を言い渡された、マーシャル公爵の娘、ジュディアンナ・ルナ・マーシャル。
王子の横に控える男爵令嬢、とても可愛いらしいですね。
ところで、私は第2王子と婚約していませんけど?
アルファポリスでも連載しています。
最終更新:2022-04-20 11:29:38
52743文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:416pt 評価ポイント:304pt
作:Vector F
ハイファンタジー
連載
N2329GV
「貴様は今この時を以てこの国から永久追放の刑に処す!」
ガイア・オルディウスは人類の楽園……アヴァロス王国の魔道士として意味も無く、ただ無気力に生きていた。
夢や希望も見出だせず、父親との約束の為に己の猛り狂う感情と衝動を捩じ伏せて空虚な日々を送っていた彼だが、ある日に王国側から呼び出されて反逆者として国から永久追放を命じられてしまう。
そしてそれを期に、ガイアは一つの目的の為に動き始める。
人類は後悔する事となる。
「選択を、間違えてしまった」と……
そして人類は思
い知るだろう。
ガイアを追い出した事が、人類滅亡の始まりを告げることとなることを……
そして彼等こそが、真に世界の救世主であったことを……
ノリで始めてみました。
自分は趣味程度にやってるので至らないところもあると思いますが余り深く考えずに、暇潰し程度に楽しんで頂けたらなと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 12:53:19
25294文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:48pt
才色兼備の公爵令嬢は、幼き頃から王太子の婚約者。
才に溺れず、分け隔てなく、慈愛に満ちて臣民問わず慕われて。
奇抜に思える発想は公爵領のみならず、王国の経済を潤し民の生活を豊かにさせて。
―――今では押しも押されもせぬ王妃殿下。そんな王妃殿下を伯母にもつ私は、王妃殿下の模倣品(劣化コピー)。偉大な王妃殿下に倣えと、王太子の婚約者として日々切磋琢磨させられています。
ほら、本日もこのように……
「シャルロット・マクドゥエル公爵令嬢!身分を笠にきた所業の数々、もはや王太子たる
私、エドワード・サザンランドの婚約者としてふさわしいものではない。今この時をもってこの婚約を破棄とする!」
……課題が与えられました。
■■■
転生者は主人公ではありませんので転生キーワードはいれてません。
残酷な描写は保険です。
全4話。
乙女ゲームも悪役令嬢要素もちょっとだけ。花をそえる程度です。
***2020/1/11 日間総合1位ふぉおおおありがとうございます!びたあああん!
***蛇足編を追加中。更新は気長に、ほんと気長にお願いします。ざまあはほぼないですよないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 15:22:08
68222文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:78790pt 評価ポイント:54224pt
事の発端はスプリングホリデーで社交界シーズン真っ只中の為、王都の邸宅で過ごしていた時のこと。
毎年スプリングホリデー時は幼なじみのヴォルフは暇人なのか、よく我が家に連絡も入れずに訪問してくる。最初は注意していたけど聞く耳持たないしもう無視している。
そんな彼といつものように応接室でティータイムを楽しんでいる時、まさに今この時私は全てを思い出した。
こことは違う――そう、前世の記憶を………
そして、あることに気づき持っていたティーカップを落とした。
ガチャンッと
音を立てて割れる音が聞こえた気がした。
なんて事だ。そんなまさか……
ぽかーんと口を開け呆然とする私を見てヴォルフは怪訝な目を向け、そんな彼の手を私はむんずと掴み立ち上がる。
「レイ!片付けてちょうだい!あと、今からヴォルフを大事な話があるから誰も通さないように!!」
「畏まりましたお嬢様」
「…は?いきなりなんだ……ておい!待てって!!」
ヴォルフは私が無言で手を繋いだまま歩き出したことに慌てながらも私に着いてくる。
侯爵令嬢らしからぬ大股で兎に角早く執務室にと急ぎ、扉をバン!と開きヴォルフを先に入れ閉める。
何故いきなりここに連れ出されたか分からない、といった表情の彼に私は言った。
「―――私、思い出したの…今から話すことは他言無用よ!」
そして、この日を境に私の人生は激変するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:11:11
69987文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:36pt
今この時こそ、自分らしさを取戻そう。
最終更新:2022-02-12 19:48:50
561文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「アンリエール・フェルズ! 君との婚約を破棄する!」
言い放ったのはこのルイギア国の第一王子、イアン。
「え──どういうことですか、イアン様?!」
答えたのは、フェルズ公爵家の娘、アンリエール。
「そんなのはぁっ、あたしをいじめたからに決まってるじゃないですかぁ!」
そして口を挟んだのは、リスト男爵家の娘、ラーラ。
「今この時からもう君は、私の婚約者でなくなった」
確かに申し渡された婚約破棄。舞踏会に参加した全員が目撃者だ。
しかしアンリエール──アンリは内心思っ
ていた。
(なんなの、この茶番──?!)
これは、泣き虫な王子様と、ひょんなことからカエルになってしまった公女が、元の身体に戻ろうと奮闘する話。
*主人公は転生者ではありません。
*ざまぁらしきものは最後です。
*1話3000~4000字前後で、20話ほどの予定です(まだ書き終わってないので増える可能性ありますが)。
*文体を試行錯誤しているので表記ゆれが激しいかもしれません。ご了承くださいませ。
*他サイトでも掲載の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 13:49:48
148730文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:536pt 評価ポイント:344pt
小説投稿サイトのカクヨム様にて先に掲載しております。
「エリザベス・スコット・オースティン! 貴殿との婚約を関係を今この時をもって破棄するッ!!」
と若い青年は声高らかに宣言した。
その声に誘引され夜灯りに集まる蝶の様に、学園の生徒達が何事かとゾロゾロと集まり始めた。
「……今まで婚約関係を結んでいたことが恥ずかしいぐらいだ……」
香水の酷いぐらい甘ったるい香りを振りまいて、目の前で居丈高にそう宣った“元”婚約者のサザーランド王国第一王子。ベン・アーサー・クラ
ークは、きっぱりと言い切った。
ベン王子は、王立学園の中庭の茶会などを楽しむ女子達の憩いの空間には、やや不釣り合いな同年代の男性が10人ほど、率いて押しかけてきていた。
私は何もやましい事はないのだからと自分に言い聞かせ。動揺した態度を見せないように心掛けて、勉強会のために入れていた熱い紅茶を口に含む構内を湿らせた。
周りの取り巻きを見ても誰一人として動、揺している者はいない事からも、相手をする王子たちにとっては、当たり前の要求を突き付けてくる腹積りなのだろう……。
そしてベン王子の傍らには、不釣り合いな妹のヘファイスティアが、その背に隠れるように佇んでいて、私のことをジッと睨み付けて来た。
「そうですか……一応理由をお聞かせいただいても? 国家間の問題ですから私の立場では、今この場でお返事をお返しする事は出来ません。今日の所はお引き取り頂いてもよろしいでしょうか?」
理由を聞いたのは実の子でないのに、私を憐れみ、どこに嫁出しても恥ずかしくないようにと、王族として恥ずかしくないように育ててくれた。伯母に報告するための事であった。
そして今ならまだ悪い冗談と言う事に出来るので、本国から連れて来たお友達と相談して冷静になってください、との二つの意味を込めて返事をした。
ベン王子には私の意図は全く通じなかったようだ。それも当然と言っていいだろう……先程王子の背中に何故か隠れている。義母の実の娘である第二王女ヘファイスティアの方を、見ても全く動じて居ないのであの娘は既に知っていたのであろう。
まあ、理由は隣にいる妹だという事ぐらいは容易に想像がつきますが……
はァ……ホントに馬鹿な娘……義母様ごめんなさい……できる限りの事はするわ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 00:00:00
5849文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:1768pt 評価ポイント:1586pt
「アデール・ミュレー!君との婚約を今この時をもって破棄する!」
目の前で居丈高にそう宣った婚約者に、アデールは呆れる事もしなかった。
「そうですか。理由をお聞きしても?」
「理由?決まっている。君が自分より立場の弱い令嬢を虐めていたのは知っているんだからな!」
これは心優しい悪役令嬢の物語。
ざまあ要素はないです。流行りの婚約破棄を書いてみたかっただけ。
最終更新:2022-01-11 21:00:00
7308文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:31406pt 評価ポイント:26870pt
タイトル変更しました!旧「国王陛下の長い一日」です。
内容そのまんまのタイトルです(笑 よろしくお願いします。
「側妃を迎えたいと思うのだが」国王が言った。
「了承しました。では今この時から夫婦関係は終了という事でいいですね?」王妃が言った。
「え?」困惑する国王に彼女は一言。「結婚の条件に書いていますわよ」と誓約書を見せる。
其処には確かに書いていた。王妃が恋人を作る事も了承すると。
そして今更ながら国王は気付く。王妃を愛していると。
困惑する王妃の心を射止めるために頑張
るヘタレ国王のお話しです。
軽いです!ご都合ゆるゆる設定です!何も考えずお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 15:27:56
87400文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:12928pt 評価ポイント:8990pt
エルリア・シュミットバウアー侯爵令嬢には、ヘルフリート・バルツァー王太子という最愛の婚約者がいる。幼い頃から互いを励ましあいながら次期国王・王妃として学んできた二人は、当然のように互いを思いあっていた。……少なくともその言葉を告げられるまでは、エルリアはそう信じていた。
「エルリア・シュミットバウアー! 今この時を持って婚約を破棄させてもらおう!」
これは、エルリアが婚約を破棄されて幸せになった話。
※ざまぁなしのハピエンです。
最終更新:2021-10-09 21:04:01
2951文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1134pt 評価ポイント:1016pt
作:つきよのまゆ
異世界[恋愛]
完結済
N1304HC
「アーリア・クラークルイス、今この時をもっておまえとの婚約を解消する!」
第二王子から婚約破棄された途端に、前世の記憶を思い出した伯爵令嬢アーリア。どうやらここは乙女ゲームの中の世界で、自分は悪役令嬢の役割らしい。
このままだと修道院送り? 国外追放? まさかの処刑!? ――死亡フラグを回避しなくちゃと婚約破棄を速攻で了承し、伯爵邸に逃げ帰ってきたアーリア。
ところが、そこには第三王子のセドリックが待っていた。天使のような美少年のセドリックは、「僕と結婚してほしい」と言
い出して……?
セドリックは昔から可愛がってきた弟みたいな存在。しかも、十歳も年下の男の子となんて婚約できるわけがないでしょう!?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めて書いた小説です。気楽なラブコメとしてお楽しみいただけたらうれしいです。よろしくお願いします!
※他サイトにも掲載していますが、全面的に改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 19:13:37
51853文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:3366pt 評価ポイント:1868pt
「アネッサ・バークーヘン!貴様との婚約を今この時をもって破棄する!」
突然の婚約破棄。この日を境に私の生活は一変した。
「お前は王妃になる為に産ませたのだ、必ずやレイモンド殿下を籠絡し寵愛を受けろ」
存在意義を無くした私は勘当同然に謹慎を言い渡される。
生まれてからこれまで操り人形のように生きてきた私が婚約者と妹に裏切られ、父親には見限られた。
16歳にして初めて経験する自由とレールのない人生、愛情の在り方に悩みながら自らの選択を信じて突き進む令嬢のサクセスストーリー。
恋愛要素、ざまぁ展開もありますが回収まで時間かかるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 13:27:15
15871文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:0pt
「エレナ、大事な話があるッ!」
――!
私の婚約者であるディンゼル第二王子が、夜会の最中に突如声を荒げた。
は? 大事な話?
「今この時をもって――僕は君との婚約を破棄するッ!!」
――!!!
はああああああああ!?!?!?
婚約を破棄だああああ!?!?!?
「ど、どういうことですかディンゼル様……」
「まったく、愚かな行いをしているという自覚すらないとは、とんだ痴れ者だな君は!」
っ!?
……なんだと?
「フレンダに対する数々の嫌がらせ、身に覚え
がないとは言わせないぞ!」
「ディンゼル様、私が悪いのです。どうかエレナ様を責めないでくださいませ」
――!
男爵令嬢であるフレンダが、ディンゼル様にしなだれかかりながら上目遣いを向けた。
こ、これは……!
「ああ、可哀想なフレンダ。エレナにそう言うように脅されているんだね? こんな心の優しいフレンダを陰でコソコソイジメているとは、吐き気を催す邪悪な行為と知れ、エレナ! 君は僕の婚約者には相応しくない! 修道院にでも行き、自らの愚行を生涯を賭けて反省するんだな!」
その瞬間、フレンダが私にだけ見える角度で、勝ち誇ったようなゲスい笑みを向けてきた。
……なるほど、そういうことね。
泥棒猫のハニトラに、まんまとバカが引っ掛かったってわけだ。
…………そういうことなら、ね。
「――うるせええええええええええ!!!!!」
「「「――!?!?」」」
こっちも容赦しねーぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 21:02:26
3596文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:11230pt 評価ポイント:10166pt
「神官メアリー、今この時点をもって君を勇者パーティーから追放する。」
メアリーに告げられたのは突然の追放宣告であった。
ざまぁも逆転も復讐も無い、酷くて優しい追放劇。
最終更新:2021-05-15 13:43:37
1893文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:102pt
作:星時 雨黒
ハイファンタジー
完結済
N3189FE
結論から述べると、二年前、人類はより高位の存在から死刑宣告を受けた。
『今この時を持って、ようやく我等は450年という長きに渡る議論の末に結論を下した。我等《七大天使》は唯一神様の名の元に、貴様ら害虫を一匹残らず抹殺する――』、とね。
人類を殲滅せんとする《天使》との全面戦争を見据え、五大国の王達は幾つかの掟を制定した。
しかし。その掟の中でも最も重いとされる《不殺の誓い》を突如として破り、黒の王国の者を殺めた白の王国。
一般の冒険者ならまだしも、誓いを破ったのは五王の一
人、彼の《聖王》レオボルトだった――!?
何故彼らが唐突に掟を破ったのか、その真相を確かめるべくここに一人の少年が立ち上がる。世界に十数人しか存在しない、勇者(ブレイブ)の称号を持つ少年"ヴィレン"が。
ヴィレンは他の3大国。赤 緑 青の王国から使者を集め、白の王国へと"話し合い"に向かう旅を始める。
果たして、白の王国では"何が"起こっているのか?
また"何が"彼らを待ち受けているのか?
これは『終を変える勇者の物語』ではない。ましてや『偽に足掻く勇者の物語』でもなければ『過を犯した勇者の物語』ですらない。
――これは『終を告げる勇者の物語』である。
基本1話/4日更新 挿絵あり(子どもの落書きレベル)
※最初の作品なので、途中まで読みにくい表現が度々あるかと思いますが、最後までお付き合い頂けると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 21:00:00
521662文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:34pt
葛城高校には校門を少し入ったところに藤棚があり、いつのころからかみな葛城藤と呼ばれていた。病気療養のため2年ほど休学していた神崎瑠奈はその年の春、葛城高校の2年に復学した。一緒に入学をしたクラスメイト達はすでに卒業してしまっていて友人のいない瑠奈は五月の放課後、その年も見事に咲き始めた葛城藤の下で天羽凌と出会う。
二人は惹かれ合い付き合い始める。凌と付き合い始めたことで友人もでき、楽しい高校生活を過ごし始める。凌は瑠奈とのやり取りの中で、瑠奈がとても勘がいいことに気づく、
凌の行く先に現れたり、試験のヤマが的中したり、事故を予見したりと少し不思議な力があるのでは・・・と思うこともあったが、瑠奈との楽しい日々にそんなことはあまり関係なかった。そんなとき瑠奈の病気が再発する。凌は、瑠奈を支えることを心に決め、瑠奈との時間を最大限に楽しもうと努力をした。
脳に転移した病巣によって瑠奈は次第に意識のない時間が増えていく。ある時、意識のある瑠奈があることを凌に告白する。自分達の出会いから今この時間までのことについて・・・。
瑠奈と凌のはかないラブストーリーに葛城藤がリンクするお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 10:33:03
47239文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「ヴァリア、今この時をもって――君との婚約は破棄する!」
壮麗絢爛な夜会の最中、突如としてヴァリアに発せられたジェラルド王太子殿下からの婚約破棄宣言。
しかもジェラルドは兵達に命じ、ヴァリアをその場で暗殺しようとまでした。
――だが、ヴァリアは最強の傭兵国家である、ヴァホルの姫君だった。
従者であるエインと共に、兵達を瞬く間に斬り伏せるヴァリア。
そして手袋をジェラルドに叩きつけ、高らかに宣戦布告するヴァリアであった――。
最終更新:2020-12-29 21:40:50
5032文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:5164pt 評価ポイント:4586pt
「エリス、大事な話があるッ!」
「――!」
私の婚約者であるアーベル第二王子が、夜会の最中に突如声を荒げた。
こ、この雰囲気……、これはもしや――!
「今この時をもって――僕は君との婚約を破棄するッ!!」
「――!!!」
婚約破棄キターーー!!!!(大歓喜)
ふおおおおお、日頃ロマンス小説を読み漁っている私だけど、まさか自分の身に大人気ジャンルである『婚約破棄』イベントが降ってくるとは……!
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た。
最終更新:2020-12-25 21:09:10
2250文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:9636pt 評価ポイント:8590pt
作:亜逸@「孤高の暗殺者は、王女を拾い育てる」発売中
ハイファンタジー
短編
N5088GR
一二歳になってすぐに、ルーシア・トレムは人買いに売られることになった。親がギャンブルで大負けしてこさえた借金を返すためという、最低な理由で。
しかし、ルーシアはそのことを悲観することはなかった。
親と縁を切る好機とさえ思っていた。
なぜならルーシアは、父、母ともにどうしようもないクズだということを知っていたから。
そんなドライな彼女にも、一つだけ気がかりなことがあった。
それはただ一人の友達である、クロエ・クロームと別れなければならないことだった。
クロエに無用な心配をかけ
させたくなかったルーシアは、ここから遠い地にいる金持ちの家で下働きすることになったと嘘をつき、再会の約束を交わした。
その後、ルーシアは人買いに売られ、さらにその人買いを介して、全く予想だにしなかった〝者〟に売られることとなった。
その〝者〟とは魔族。
魔獣を使役し、今この時も人間の領域に侵攻を続けている人類の天敵だった。
ルーシアを買った魔族は、ルーシア以外にも同じような境遇の子供たちを買っていた。
五年後に現れると予言されている、勇者を殺す刺客に仕立て上げるために。
子供たちの中で、刺客になれる者はたったの一人。
さらに、勇者殺しを達成した暁には、自由と莫大な報酬を与えるとのことだった。
刺客に選ばれた場合、勇者を殺すために必然的に人間の領域に戻ることになる。
報酬云々よりも、クロエとの再会の約束を果たすチャンスを得ることができるという点に魅力を感じたルーシアは、刺客になるために魔族が課した地獄のような訓練に臨んだ。
そして五年後。
見事刺客に選ばれたルーシアは、勇者を殺すために人間の領域に舞い戻るのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 20:36:24
13178文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:312pt 評価ポイント:288pt
作:雨蟲 乙(うちゅう きのと)
ハイファンタジー
連載
N3907GP
これはとある世界のお話。勇者の誕生、魔王の最期、名所はどのようにしてできたのか。
歴史は巡る。今この時も。
短編集ですが、お話同士の繋がりは強めなので連載小説として出させていただきます。作者かなりの気分屋のため、もしかしたら投稿期間が空いてしまうかも……
YouTubeで配信したりもしてるので遊びに来てね
https://www.youtube.com/channel/UCA7Uo1lxvtKfITKRZ9AXZwQ
最終更新:2020-11-12 20:43:33
2612文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
西暦二千二百年。世界は突如として現れた秘密結社によって侵略を受けた。その秘密結社は世界の国々に向けて地球を我が手中に収めると声明を発し、一人の白髪混じりの若く見える男性が、私がこの秘密結社悠遠の時の指導者だと言う。その指導者の若い男性は自身の名前は言わずに、右手を前に出した。すると、今この時より侵略を開始するとだけ言い残しその姿を消した。その姿を消した瞬間に、世界中で異形の怪物たちが地中から現れ、空から降って現れてきた。
その怪物たちは顔の半分が骸骨である鎧武者や二足歩行の
牛など異形の姿をしていた。各国の国防組織で怪物の対処をするも倒すことは出来ずに押され続けている状況が数年続いていた。ある時に日本に現れた怪物を対処していた組織の前に、一人の若い男性が現れた。若い男性は特殊能力を持っており、あっという間に現れた怪物を倒していく。若い男性は特殊な力を使い日本を侵略していた怪物たちを倒し、領土を取り戻していった。その若い男性が現れて十年後、日本の経済も持ち直して壊された建物も直され始めることが可能となるまでに回復をしていた。
西暦二千二百十年のある日、主人公の篁伊織は六歳であった。父親と母親と共に歌手のライブに来ていた伊織は、ここ数年怪物の出現もなかったので親子共にライブのことだけを考えていた。ライブも終盤に差し掛かった頃に、どこからか怪物が現れたと悲鳴が聞こえた。
伊織の両親は伊織を退出口に手を引いて導いていくも、怪物によって遮られてしまう。その時に怪物から日本を救った男性が現れ、怪鳥の怪物を難なくと倒した。その怪物を倒した際に伊織は吹き飛ばされてしまい、地面に倒れてしまう。西暦二千二百十年、伊織と男性が出会ったこの時から伊織の人生が狂い始め、大いなる責任を背負わされることとなってしまった。
他サイト様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 21:36:51
15518文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『ヒーローになりたい』人に優しくできる存在、人を助けられる存在、人を守れる存在。それが青空大地が憧れを抱いたヒーロー像。そのヒーローに対する憧れはどこから来たものなのか。幼い頃の記憶がない大地にはわからなかった。憧れは憧れでしかない。大地は学校でいじめの対象になっていた。終業式当日、大地の日常は崩壊する。突如として現れた脅威、地球外未確認生命体。略称名Ex-Life(エクス-ライフ)。大地はEx-Lifeと対峙する。今この時、大地の秘めた力が始動する──。
※タイトルを変
更しました!
旧題 EARTH HERO ─ アースヒーロー ─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 17:50:33
49648文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:15pt
作:明日、世界は救われる
異世界[恋愛]
短編
N0846GF
目の前で白のローブを纏った神官たちが朗々と呪文を唱えると、私たちの体は強い光に包まれていった。この光に包まれるのはこれで2度目だ。今この時と、姉と共にこの異世界に強制的に召喚された、1年前と。
最終更新:2020-05-04 12:00:00
10553文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:3718pt 評価ポイント:3262pt
「アイン。今この時をもって、俺のパーティから外れてもらう」
復活した魔王を討伐するため、アザエル国に集った勇者一行。勇者カーマイン。剣姫フェリス。賢者イストリア。武神イストリア。聖女でありアザエル王国の第一王女クリスティーナ・フォン・アザエル。
そして……ただの冒険者アイン。
アインはかつて魔物の群れに村を滅ぼされた生き残り。ひょんなことから魔王討伐の旅に同行するように命じられ、魔王城のある大陸まで来たのだが……そこでアインはパーティを抜けろと宣告を受けてしまう。
実力はそこらのBランク冒険者。魔法も使えず剣の腕はそこそこ。そんな男とこれ以上組んでいけないと見切りをつけられてしまうのだが、アインにはひとつだけ秘密があった。
それは生まれ持てば忌子とされ、正体がばれれば迫害される、『魔眼持ち』であることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 04:16:09
29037文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:614pt 評価ポイント:420pt
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