-中井田知久- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:16 件
1
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N5927HU
殺す。父を。
銃を構え、父の眉間を狙った。その銃声は辺りに響いて消えた。
父との確執。果たして、それは叶うのか。青春小説です。
最終更新:2022-08-23 18:58:06
2338文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ローファンタジー
完結済
N0611HO
「あなたは生きたいですか?」唐突に「僕」に聞く青い眼の男性。一度「死んだ僕」が別人として生きること。果たして、それは「幸せ」なのだろうか?
大学生の僕は別人として生きる決意をするが、別人の記憶が溢れだし……。
ファンタジーと現実が入り混じる小説です。
最終更新:2022-03-29 13:16:54
24311文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N5720HN
僕はお前が好きだ。
僕は何回もそのことを否定しようとした。他の女の子と付き合って、その子のことを好きになろうとしたこともある。でも、駄目だった。その子は僕のことを好きになってくれた。でも僕は昭夫が好きだった。僕たちは行き止まりだった。
そして、僕は彼女に本当の事を言った。彼女は涙を流して、僕の元を去った。
彼女は最後に言った。
「その恋はむくわれないわよ」
僕もその事はわかっている。分かっているからこそ、つらかった。僕はそんなとき、ウイスキーを飲んだ。でも飲めば飲む
ほど、昭夫への思いは募った。僕の胸は張り裂けるくらいだった。なあ、昭夫。お前のことが好きなんだ。僕に微笑んでくれないか? 僕はそれだけで涙を流すだろう。
僕はお前に酔って何回も電話しようとした。電話して、お前の事が好きなんだといいたかった。でも、僕はその勇気が出なかった。僕は拒否されるのが怖かった。お前に変な目で見られるのが怖かった。拒否されると僕はおそらく、ばらばらになってしまうだろう。それくらいお前の事を愛しているんだ。
昭夫を好きになった「僕」。現実はなんて残酷なのだろう。青春小説。BLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 18:05:29
2432文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N1664HN
「ねえ。雷神が見えたわ。」
と美佳は言った。
美佳は少し変わった子だった。私が小学校5年生のとき、美佳は私の学校に転校してきた。私の席の隣に座った関係で、私と美佳は仲良くなった。少し鼻ぺちゃで、でも目が大きく、可愛い子だった。美佳は窓際の席で、授業中にいつも外の景色ばかり見ていた。私には見えないなにかを見ていたような気がする
美佳の風景と対をなす、少女の不思議な体験。雷神に魅せられた少女とのひと時。青春小説です。
最終更新:2022-03-08 01:44:27
2121文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N1653HN
美佳がまわりと違うと思い出したのは幼稚園のときからだった。なぜか周りと歩調が合わなかった。みんなが友達と一緒にままごとをしている時も、美佳は一人で、砂場で城を作ったり、木陰で絵本を読んでいたりした。当然のように、美佳は周りからいじめられた。周りの子供たちは自分が作った城を壊された。でも、美佳は何も言わず、何回壊されても城を作り直した。自分の大事なものを自分の手で作るように。
周囲から孤立する少女の変遷を描く。どこか、あなたの心と通じるなにかがあるのかもしれない。青春小説です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 01:26:07
2845文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N0978HN
佳奈の閉じられた瞼がぴくぴくと動いた。
僕は佳奈の細い手を握る。まるで、骨のように細い指は少し動かしただけで、折れそうだ。
佳奈の薄い紅の唇に僕の唇を合わせる。冷たい唇は「死」を感じさせる。僕は生きていて、佳奈は半分死んでいるようだった。もし代われるなら僕が死んだ方がましだった。
佳奈の心臓が悲鳴をあげていた。カメラマンを目指す僕は。恋愛小説です。
最終更新:2022-03-06 17:29:35
2865文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N8190GV
僕は日記を書かなければならない。
君と出会ったのは、高校への通学のバスの中だった。
ある朝、僕はバスの中で揺られながら、外の風景を見ていた。なにも変わり映えのしない田舎の風景。小高い山が新緑をたたえ、蝉の声が山の中から聞こえる。蝉は短い一生の命を声高らかに訴えていた。
病気をもった「僕」君に差し出した「勿忘草」僕をわすれないで。高校時代の青春の一コマ。恋愛小説。
最終更新:2021-03-15 20:08:38
3332文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N4061GS
「冬の匂いを嗅いでいるんです」おじいさんはそう言った。日常に刺激もなく、彼氏ともマンネリ化しているとき、出会ったおじいさん。「暗闇から呼んでいる気がするんです」
日常にふと忍び寄る「影」。「私」の夜明け前。
最終更新:2021-01-11 07:07:16
3709文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N7066GR
僕は、今、運送会社で働いている。小学校の文集の中央に誇らしげに「夢」と書かれた寄せ書きに「プロ野球選手になりたい」と書いた僕は高校時代に肘を壊し、そのまま大学には進めずに、叔父の紹介してくれた、トラックの運送の仕事をしている、僕は一日、20件から30件の荷物の配送をしていて、寒い時や雨が降った時に軋むように痛む腰にベルトを巻いて、なんとか日々の生計を立てていた。僕は独身で、夜になったら一人カップラーメンを啜る。朝になったら起き、夜遅くまで配送をしていた。時折、深夜に東京まで遠
距離の配送することもある。配送先では親切な人もいるし、邪険に扱われ、「再配送」を命じられることもある。
運送会社で働く「僕」。日々の生活は単調で、何の希望もなかった。同窓会で会った友達に幼馴染の「ハルカ」の所在を聞いた「僕」。
小学校の手紙は「明日への手紙」だった。恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 08:45:59
5756文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N4214GQ
雨のくる午後3時12分に喫茶店に入ってきた女性。バーテンの僕は、雨に濡れた彼女にタオルを渡す。「ありがとう」と言った彼女。
日常にふとした起きた非日常。彼女は誰なんだろう?
短編小説です。
最終更新:2020-12-02 20:15:09
3200文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
僕の中にある、腐った林檎。腐臭がして耐えられなくて、林檎を切り落とした僕は。コンプレックスの是非を問う。
最終更新:2020-12-02 18:45:29
2154文字
会話率:81%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N3272GQ
ぼくは5歳になって、眠るのが怖くなった。
いつも、夕方の6時にお母さんが幼稚園に迎えに来てくれて、夜の10時までぼーっとテレビ番組を見ていた。でも、ぼくは正直、10時になって、いつお母さんが「そろそろ寝る時間よ。」と言って、二階の子供部屋のベッドまで僕を連れて行くのかと思うと、心の中で不安を感じていた。眠って夢を見るのが怖かった。また夢を見るのかと思うとぞっとした。
子どものふとした不安。夢に現れる父と母の愛憎を描く。
最終更新:2020-12-02 18:42:25
5906文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N4566GC
前を見ると、黒い頭の群れはずっと先まで続いている。その光景は僕に動物園を想像させた。動物の群れ。群れは圧倒的な力で僕を飲み込む。軽く眩暈を感じて、行列を崩さないようにシャッターの閉まったタバコ屋の前に立って、僕は、吸っていた煙草を捨てた。僕は、肺に一杯空気を吸い込んだ。新鮮とは言い切れない空気が肺に刺さったが、眩暈はとまった。タバコ屋の隣の店はゲームセンターだった。小学生の女の子が「太鼓の達人」をしていた。親を探してみたけど見当たらなかった。僕は、眩暈が戻ってくる前に僕は
ひっかけ橋の方向へ歩き出した。
受験に落ち、予備校に通っている「僕」の前に現れた「少女」
蝶ははばたく。現実と幻想の青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 13:08:00
4447文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N9542FW
真っ白でなんの穢れもない雪のような肌の君は、教室の最後尾で授業中に何時も、窓から見える他のクラスの体育を見ていた。君は体育が出来ない。君のその肌は太陽に弱かったから。君はとんとんと人差し指で教科書の端を叩いていた。そのまなざしは羨望なのだと後から気づいた。大切なものは何時も「その後」の話なのだろう。
「ねえ。数学教えて」
と私は君に告げた。何時も一人ぼっちの君はクラスでいない存在のように机に突っ伏していて、茶色の髪を見せながら、寝ていた。私の声を聞いた君はふわりと顔を上げじっ
と私を見た。瞬きを繰り返し、その目は私の目を捉えていた。じわりと背中に汗が滲んでくる。透明な水たまりに青い絵の具を落としたように、ただその光景が頭に浮かんだ。
「いいよ」
病気をもった「君」。そんな「君」を好きになった「私」。不思議な恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 01:48:14
5407文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N6083FW
あなたはそこにいた。私が振り返ると、微笑む。「ほら。流れ星だよ」と低い声で言う。10年前と同じ、私を見守る目をして。
絶望と再生の物語。
最終更新:2019-11-27 18:59:50
5984文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕は夢を観る。君と一緒にいる夢だ。もう叶わないと思っていても、走馬灯のように、思い出が溢れてきて、夢にみるのだろう。悲しい調べにのった希望の散文詩。
最終更新:2019-11-23 15:55:07
1316文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
検索結果:16 件
1