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検索結果:516 件
全感覚没入型VRデバイスが一般的に普及した未来。このデバイスはあらゆる分野で利用されており、それはゲーム業界でも同じである。人々はまるで異世界に迷いこんだか、あるいは近未来にタイムトラベルしたかのような経験が可能ということもあって、全世界であらゆるジャンルのVRゲームが飛ぶように売れていた。
そんな好調なVRゲーム市場に、一本の新作タイトルが舞い降りる。その名は『Free Species World』。煽り文句は『あらゆる種族に成れるファンタジー』であった。人間にも、獣
にも、はたまた魔物にも成れるのだという。人型以外の姿を取ることが可能なVRゲームは世界初であったので、βテストの抽選は数千倍、製品版の予約は開始一秒で売り切れ状態となっていた。
これは後に社会現象を起こす程に大人気となったVRゲームで悪役ロールプレイに撤し、一つの大陸を支配して名を轟かせたとある社会人のプレイ日記である。
◆◇◆◇◆◇
GCノベルス様から書籍化致しました。書籍版のタイトルは『悪役希望の骸骨魔術師』です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:00:00
2635637文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:177pt
総合ポイント:119959pt 評価ポイント:54809pt
強力な自治を認められた帝国最高の教育機関『学園』と『学院』。長い歴史においても燦然と輝く『白銀世代』と呼ばれた七色の英雄。そしてその頂点である『白百合』の始まりの物語。後年主人公の前に立ちふさがった最大の存在『白百合』はいかにして誕生したのか。というわけで、シンデレラ系恋愛物語を書きたくて創った前日譚です。MOB男シリーズスピンオフですが、独立した物語です。帝都幼児編三部作の第一弾(全部妄想)
* 続きは『Love And War』完結後の投稿になります。現状予告用。
*以前投稿完結済。でもR表現規定で削除になった。全年齢用に推敲次第投稿。
*タイトル副題部分は最終話投稿後に削る予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:16:11
90829文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
オレには親友がいる。
その親友はめっちゃいいヤツで、男女問わずみんなから慕われている人気者だ。
そんな人の親友でいられてとても光栄だと思う。
しかし、今まで親友を恋愛的な意味で好きになる人はおらず、親友自身が誰かを好きになることもなかった。
なんてもったいないと思っていたのだが、ある日突然、そんな親友に好きな人ができたという。
どうやら聞く限りでは好きになった相手とやらは孝平に負けず劣らずいい人らしい。
そんな人相手であれば当然オレとしてはその初恋が成就するよう祈るの
み。
とはいえ普段から人に好かれている親友だ、オレはただ応援しているだけでいいだろう。
――そう思っていたのだが、やはり恋愛というものはすんなり上手くいくものではないようだ。
順調に仲を深めていた二人を邪魔せんとする怪しげな美人が現れる。
その美人はなんと相手方の親友で、オレの親友の存在を疎ましく思っているとのこと。
何やら譲れない理由があってのことらしいが……だからといって邪魔を許すわけにはいかない。
上等だ。
相手が美人だろうが関係ない、その邪魔を邪魔してやる。
心配しなくていいからな!
必ずその目論見は阻止するし、なんならオレの親友がどんなにいいヤツかってことを教え込んでやるから。
その恋、必ず成功させるんだぞ!
これは、親友の恋愛が成就するまで裏で奮闘する男とその周りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:00:00
68382文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
『顔だけ見れば超最高、でも頭の中身は小学校』と中学生の頃噂されていたナツ。美少女の顔に騙された男子達は、ナツの愛する『小学生が好みそうなちょっとお下品トーク』を聞き沈黙することに… 先輩サチに騙されて高校でも吹奏楽部に入部することになったナツ。早速ナツに任された仕事は『新入生勧誘係』だった。はたして自他共に認めるちょっとおバカなナツにこの大役が務まるのか?〈登場人物〉喧嘩上等サチさん、密かにナツに想いを寄せる男前ルイ、イケメン大好きモモコ、孔明の再来?アンズ、浮世離れなお嬢様
武者小路さん、天然空手女子剛堂先輩etc…個性豊かな先輩、友人に囲まれながら、今日もナツのオモシロ生活が繰り広げられる。 ※この作品には、小学生が好みそうな若干お下品な表現が含まれます。 ※序盤、ストーリーを進めるためギャグは少なめですが、じわじわオモシロ要素が増えてきます。 ※オーボエはしばらく登場しません。 ※この物語は吹奏楽部を舞台にしたコメディですが、音楽的な描写はほとんどありません。それをご理解いただいた上で、どうぞお楽しみ下さい。※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:10:33
163763文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
人間付き合いに価値を見出させない高校生の加納翔太が目覚めた先は、中世ヨーローッパのような幾つもの小国が群雄割拠する世界だった。
しかも『機動甲冑』と呼ばれる新兵器が、この世界を変えようかとする黎明期!
翔太は異世界で機動甲冑を駆る……ではなく、なぜか最新鋭の機動甲冑『ウィントレス』そのものになっていた。それも王女様の愛機として。
「夢だろう。所詮」
目が覚めれば現実はちゃんとあり、ボッチ上等な我が道を行く生活は変わりなく……とはいかず、何かが少しづつ変わり始めていた。
カクヨム でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 05:00:00
337792文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:60pt
「他の転生者は全て敵? 最悪の転生特典? ええ、いいでしょう。望むところです。女神ディーレの名の下にあらゆる試練を踏み越えてみせましょう」
神々が無念の内に死んだ異世界人に力を分け与えて現世に送り込み、神威を示すことで信仰を集める『転生者』というシステム。
その『転生者』を利用した信仰争奪戦に強引に参加させられることとなった幸運の女神が引き当てたのは、マイペースにも程がある謎思考の変人転生者。しかも、彼は生前発揮されることのなかった異常なほど高レベルの『信仰スキル』を持
ち、自身を転生させた幸運の女神という信仰対象を得た彼には『狂信者』の称号が与えられる。
幸運の女神に仕える『天使テーレ』は転生特典の従者として信仰獲得のために『狂信者』と共に現世に降り立ち、彼を英雄に仕立て上げようと画策するのだが……
暴走上等な変人転生者と薄幸不良天使の異世界珍道中。
はじまり、はじまり。
(現在は毎週、水曜日と土曜日の朝6時に投稿してします)
※『ガールズラブ』のタグはそういったキャラが登場する予定(あくまで模写は健全な範囲内のつもり)なので、それほど過激なシーンは書かないつもりです。
2019/11/14
作品キーワードの『低好感度ヒロイン』を『不幸系ヒロイン』に変更しました。
2021/2/01
新規の方が連続で読む時に邪魔になりそうなので、前書きとあとがきの文章の一部と同時投稿表記を削除しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 06:00:00
5117596文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:11261pt 評価ポイント:5057pt
重複ではない「 85作品目( 93投稿作品 ) 」です。
基本的にオツムの弱い阿呆な人間なので、エッセイなんて大層なものは書けませんが──、日々の生活の中で “ チラッ ” と思った事や頭を過った考えを何と無く書き残してみようと思います。
その内に書くかも知れない物語のネタ帳としても使えたら──なんて下心もあったりして…。
黒歴史的なモノになりそうな気がしなくもないですが──、現在「 なろう 」に投稿させていただいている作品自体が既に “ 黒歴史の産物 ” のようなモ
ノだと思っていますので、開き直って投稿しようと思います。
阿呆ボンの戯れ言に少しでも興味をもっていただけたなら、“ 黒歴史の産物 ” も暇潰しに読んでいただけると嬉しいです。
過去に投稿した【 活動報告 】に書いた文章も此方に投稿し直す予定です。
基本的に物語を書く,漫画を読む,ピッコマを読む,録画番組を見る…事を優先している駄目人間なので、仮にコメントを頂けても直ぐには返信する事が出来ません。
「 放置上等だぉ★ 」とか「 返信なんて期待してないよ~ 」という寛大な心をお持ちの読者さんは、コメントしてくださって構いません。
コメントをくださった読者さんが忘れた頃に返信させていただく事もあるかも知れませんけど、期待しないでください。
* 毎日投稿はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:28:02
117338文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:111pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:32pt
第一王子セドリックの婚約者として初めての顔合わせでセドリックの顔を見た瞬間、前世の記憶を思い出しました。
どうやら、私ことソフィア・ルスキューレは恋愛要素に本格的な……というより鬼畜すぎる難易度の戦闘要素もたしたRPGな乙女ゲームの悪役令嬢らしい。
「断罪? 婚約破棄? 国外追放? そして冤罪で殺される? 上等じゃない!」
超絶高スペックな悪役令嬢を舐めるなよっ! 殺される運命というのであれば、最強になってその運命をねじ伏せてやるわ!!
「というわけでお父様!
私、手始めにまず冒険者になります!!」
これは、前世の記憶を思い出したお転婆令嬢が家族の力、自身の力を用いて最強を目指して運命をねじ伏せる物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 14:05:31
818834文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:13526pt 評価ポイント:6356pt
とある島国の間で、一つの噂があった。
北、南、東、西、何処だろうと挑まれれば駆け付け喧嘩し、助けを求められれば力を貸すべく喧嘩する。
例え東日本最強と謳われたチームだろうと、例え相手が裏の世界で名高い極道だろうと、関係無い。
誰が相手だろうと戦い、そして、一度の敗北すら無く、彼らは昇りつめた。
チームの人数は?
100人?
10000人?
否、彼らに協力する者はおれど、そのチームに所属している真のメンバーはたったの5人。
曲がった事を嫌い、騙すこ
とも不意をつくことも騙ることもしない。
どんな相手とも正々堂々、正面からその身一つで戦い、多くの者から羨望の眼差しを浴びるカリスマ。
チーム『ステラバルダーナ』の頼れるリーダー、海原恭弥。
色欲の権化ではあるものの、その実力は自由奔放なチームのまとめ役を任せられる程。
どんなに入手困難な情報も彼の巧みな人心掌握術の前には公開されているも同然。
チーム『ステラバルダーナ』の参謀兼副リーダー、伊佐敷遥斗。
その身なりや喋り方は伊達じゃない。
彼の前では巨岩ですら一太刀の元に沈む。
弱者を守り、悪を斬る。
チーム『ステラバルダーナ』の侍、須賀政宗。
2メートルを超える身長!!
体重は100キロを優に上回る!!
そのでっぷりとしたお腹は伊達じゃない!!
普段はおっとりマイペース。しかし、キレると鬼神の如く。
チーム『ステラバルダーナ』の末っ子、山川太一。
1に機械に2に機械、3、4に機械に5に機械。
彼に直せぬものは無く、彼に壊せぬものも無い。
改造大好きエンジニア。
モンキーレンチを片手に、いつでもどこでも改造三昧。
チーム『ステラバルダーナ』の修理屋、雷堂修。
どんな時でも彼らは5人で挑み、そして、5人で乗り越えてきた。
そして、そんな5人が今、『異世界』に召喚される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 10:30:00
345129文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:84pt
前世の記憶を持って転生した主人公。これが乙女ゲームの世界だと気づくのには時間がかかったものの、18歳になる頃にはようやくゲームのスタートラインに立つことが出来た。推しが出てくるシナリオを生で見たい──。そんな思いに突き動かされて入学した光栄宮学園だが、戦闘上等魔法上等に魔獣旺盛、割と詰んでる世界状況、変にシナリオに干渉すれば大変な事になりかねない……! 主人公は、この異世界で傍観者でありつづけることが出来るのか!?
最終更新:2024-04-23 00:59:06
534317文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:1090pt 評価ポイント:476pt
ディアナは欲深く、夫に結婚を強いた悪女として知られた女王だ。当然のように人々から嫌われ、夫婦仲も悪く、病に倒れた時も誰も哀しまなかった。ディアナは、それで良かった。
余命宣告を受け、自分の幸せを追い求める事などとうに止めた。祖国のために自分が出来る事はすべてやった。思うままに生きたのだから、もう人間などまっぴらごめんだった。だから、《猫》になった。日向でのんびりと寝ている姿が羨ましかったからだ。いざ、自堕落な生活をしようと思ったら、元・夫に拾われてしまった。しかも、自分が死ん
で解放されたはずの夫の様子が、なんだかおかしい。
あなた、隙あらば撫でようとするの、やめてくれる? 私たちは白い結婚だったでしょう。
あなた、再婚する気がないの? 「お前を愛したりしない」って嬉しい事を言ってくれたのは誰よ!
猫になった孤高の女王×妻を失って初めて色々気付いてしまった王配の恋のお話。
※アルファポリスさんで同名タイトルで先行しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:00:00
76737文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:158pt 評価ポイント:76pt
カテドラル王国で旧王都と呼ばれる街、アルベイル。アルベイル大公が治めるこの街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。
『名代辻そば』。通称『ツジソバ』と呼ばれるその店では、黒髪黒目という珍しい容姿をしたヒューマンの店主が、ソバというこれまた珍しい料理を出してくれる。
驚くほど安い値段で驚くほど美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そしてこの店に通う皆を魅了してやまないカレーライスなどが食える最高の店だ。
ある日突然、何の前触れもなく旧王城を囲う城壁の一角に現れたこの店は、
瞬く間に旧王都で一番の食堂になった。
ヒューマンだけではない、エルフも、ビーストも、ドワーフも、魔族でさえもこの店の美味に魅了されている。アルベイル大公や騎士団長が人目も憚らずこの店に通っているのがその証拠だ。噂では国王までもがこの店に来たことがあるらしい。
転生者、夏川文哉が営む『名代辻そば異世界店』。
そこでは今日も訪れた人々が美味なるそばに舌鼓を打っている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 13:07:03
620235文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
料理人を目指しながらも、そこそこの進学校に通う高校二年生の少年味澤祥太は、ある日突然、神を名乗る謎の発光体によってクラスごと異世界へと転移させられてしまう。
その異世界は、まるで聖女モノのネット小説のように聖女が結界を張って町を守り、逆ハーレムが当然とされる男には厳しい世界だった。
日本に帰るには、神を名乗る謎の発光体によって課された試練を乗り越えなければならない。
祥太は転移の際に神から与えられた能力を駆使し、幼馴染の少女と共にのんびり異世界を観光しながら、ク
ラスメイトたちを探す旅をすることとなる。
はたして祥太たちは生き残ることができるのだろうか? そして無事に日本に帰ることはできるのだろうか?
※本作品は現在、カクヨム様にて先行公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:00:00
136685文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
我が術は最強ッ!――とか言ってますけど、噛んだら暴発するんですよね?
『無能』と呼ばれる、才能と運無しの少年、ライトはいつも変わらないギリギリの日々を過ごしていた。
ある日、新しい剣を買い、調子に乗ったせいで命の危機に瀕してしまう。
そんな最中、何とか逃げ込んだ祠で、古代を生きた災厄『蛇の王』と出会う。
生きる為、その蛇の王と契約を結ぶライト、その契約は敗北をせずに最強へと至れと、無理難題だった。
だが、結んだ以上逃げることは出来ず、思考を巡らせる。
そこで、ライトは
「正面から戦う必要は無い、卑怯と邪道の限りを尽くせばいい」
と、正道外れの戦い方を思いつく。
これは、生きる為に邪道を進む少年が、元凶兼相棒+etc.の蛇と共に歴史に名を刻み、覇を唱える。
そんな、蛇道の記録である。
尚、蛇の王から貰った力は噛むと暴発する模様。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
※本作はカクヨムにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 13:01:13
890701文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「ダナ・カリナ・エスピネル男爵令嬢。貴様との婚約は破棄する。明日付で国外追放だ」
国家転覆を企んだとして、冤罪で処刑された男爵令嬢である私が目覚めるとそこはおよそ三年前の王立学校の教室だった。
突如入学してきた黒髪の美少女に心を奪われた皇太子が、婚約者である私に婚約破棄を言い渡し国外追放を命じる茶番劇が演じられる、まさにその瞬間だ。
黒髪の美少女――アリシアにあることないこと吹き込まれた皇太子は、すっかりその言葉を信じて私を悪女と詰り、言葉も通じない辺境へと去れと告げる。
私の聖女としての素質を利用するだけ利用して、ポイ捨てするとはいい度胸だ。
その隣でほくそ笑むアリシアの色仕掛けによるものだということは明白だったが、皇太子の剣幕を恐れ私たちを取り巻く貴族の子息たちも状況を見守る事しかできない。
しかし国外追放を甘んじて受け入れた後に私を襲う運命を知っているからこそ、こんな茶番を受け入れるわけにはいかない。
私は高らかに叫んだ。
「婚約解消上等だ! あんた達、無事に新年を迎えられると思うなよ?」
大魔族だった曾祖母様から受け継いだ霊力を駆使して、この国を、いやこの世界を手に入れてやることを決意した。
そんな私が皇都を出る前に、皇太子の従兄弟である公爵家の嫡男、リカルドが現れる。
――ずっと慕っていた。皇太子との結婚が白紙になるのであれば自分と結婚してくれないか、ですって。
冗談じゃない。
私は悪の帝王になると決意したんだから、あなたとの結婚はお呼びじゃないわ。
あ、でも従者になるなら連れて行ってあげないこともないわよ。
……これは、私がラスボスとしてこの大陸に君臨し、本当のしあわせを掴むまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 16:10:55
21579文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「この学園には、8人の異端者が居る」
新学期を迎えた星翔学園(せいしょうがくえん)。
早々に風宮竜(かぜみやとおる)は貧乏くじをひかされていた。
そんな中で突如として現れた少女、天上華恋(てんじょうかれん)。
自らを愚者と呼んでくる彼女は、校内に8人の異端者がいると告げてくる。
「自らの手で自らの運命を捻じ曲げてしまう」という8人の未来を変えるため、協力を要請された竜はそれを承諾してしまう。
厨二病上等、歪めた現実(リアル)が未来を変える。
2つ名を手に、幸福な未来を目指
す物語がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 20:12:58
9859文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:十目 イチヒサ
ハイファンタジー
連載
N8454IQ
冒険者リグス。パーティーに属さず、単独でマイペースな冒険者生活を送っているアラサー冒険者。『逃げ専上等。生き延びた奴が強者』をポリシーにして今日まで生き延びてきた。器用に剣も魔法も使えるが、特に特化した能力はない。何もかも中途半端な男だったが、他の誰にも使用出来ない魔法が使えた。超遠距離攻撃魔法メルトスピア。射程距離が長く威力も強力だが、数キロ離れた長距離でしか威力を発揮しない。近距離では命中してもそよ風程度の威力しかなく、魔力の調整が出来ずに一回使用するとほとんどの魔力を持
っていかれてしまうという使い所がほとんどないクズ魔法だ。
ある日彼が酒場で若い冒険者相手に気分良く酒を呷っていると、一人の男が声をかけてきた。
「仕事を依頼したい」
その男は王国軍の大佐を名乗り、その依頼は超遠距離攻撃魔法を使って東の山に住まう魔導師を暗殺してほしいというもの。
その魔導師は別名【ソレイナ山の大魔導師】と呼ばれ、山に結界を張り、住処の周りに魔獣を解き放ち、人との交流を断ち切って魔法や秘法の研究をしていると噂されている謎の魔導師。リグスは法外な報酬に釣られ、その依頼を引き受ける。
そしてリグスはその超遠距離攻撃魔法を使って見事に魔導師の胸を撃ち抜いたのだが………そこから彼の冒険者生活が大きく変化していく。
☆毎日投稿していく予定です。日によっては複数話投稿する日もあります。
ぜひぜひお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 18:31:41
120955文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
作:下心のカボチャ
ハイファンタジー
連載
N8908GC
灰色の青春に腐っていた俺、平和泉兵太郎はある日突然無情にも通り魔に刺されて死んじまった……。
だが其処に現れた怪しい神サマーに新しい命を貰い目的も聞かされずに異世界へと送られる事に……。
しかも付与されたスキルはネタ満載の使えなそうな能力だった!
果たして俺は第二の人生を謳歌出来るのか!?
行ってこい大異世界っ!!カモン!!ハーレムロード!!
血反吐上等、汗と涙と鼻水にまみれた抱腹絶倒の奮闘劇……否、冒険活劇(?)ここに爆誕!!
時々、シリアスもある
でよ~♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 06:10:59
588567文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:52pt
「極貧上等! 明日のわたしがなんとかする!」
魔法薬で治療をする薬術師として異世界転生したリオ。取引先へ向かう途中、いろんなハプニングに巻き込まれた末に、落ちていた美少年をノリでひろった。しょうがない、寝不足だったんだもの。
翌朝、取引をすっぽかしたせいで家に取り立てが。あわてて美少年──ノアもつれて街を飛び出すリオだけど、ノアは人間不信。これは困ったと思っていたのに、なんだかノアに、めちゃくちゃなつかれてしまった!
でもノアには秘密があって……えっ、インキュバス!?
魔力量が少なすぎて、魔法薬を作ると毎回ヘトヘトなリオは、夜な夜なノアと『魔力供給』することに……!
オトナなアレソレを知らない『落ちこぼれ』インキュバスのノアが無自覚に誘惑してくるから、たまったもんじゃない!
転生社畜女子と純情インキュバスによる、笑いあり、涙あり、冒険ありの、イチャイチャラブコメ異世界ファンタジー!
**********
◆ムーンライトノベルズ・アルファポリスにて掲載中の作品を、全年齢向けに改稿のうえ投稿しています。そのため、内容が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 23:46:15
175346文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
作:nandemoE
ヒューマンドラマ
連載
N3022IK
生活保護を熟知した人間が闇落ちしたら。
そんな振り切った『無敵の人』備前はある日、駅前で座り込んだ底抜けに明るい家出少女を拾います。身体目当てではなく、生活保護を受けさせて甘い汁を吸うために。
貧困ビジネス。受給者を囲い込んでピンはねする方法もその一つ。
あたかも犯罪行為のようですが、現実に、平然と、合法的に、一般企業としてさえ営まれています。有料老人ホームとかね。もちろん優良な施設もありますとも。
ですがその実態は、この作品を通じて徐々に晒されていくでしょう。
もちろん行政側の事情にも触れていきます。
晒してほしくない情報もきっとあるでしょう。
なろう規約に反する既存制度や政治の批判は控えますがネ。
この作品は行政側の人間であった主人公、備前が制度を上手く利用しようと試みます。
氷河期世代で苦渋を舐めてきたにも関わらず、他の世代からは自己責任と虐げられてきた主人公ですから容赦などいたしません。犯罪上等、法律なんかクソ喰らえ。強いて言うなら氷河期世代を軽んじた時代の自己責任。
これからもっと、氷河期世代の生活保護申請がはかどりますネ!
そんな無邪気な思いを込めて、氷河期世代に送るエールとして書きたいと思います。
■賛否両論? 読んでいい人、悪い人■
生活保護を受給したい人、学びたい人はとりあえず読んでおけ。
保険や税金の取立てにも詳しいので、いつか抜け道や知識をひけらかすかも知れん。
都市や地方で異なる立ち回り方の違いもわかるかも知れん。
正直、言っていいのか悪いのかわからない範囲でおっかなびっくり書いていくからヤバい内容だと思ったら教えてほしい。修正の検討はする。
それから主人公の性格は最悪だが、たまたまクズ主人公を描きたかっただけで、作者の意思を反映したものでも、代弁させたいものでもない。
だが特定の属性を持つ人間には辛辣かも知れんので読まないでおけ。
そこら辺を理解できない人は読まないほうがいいのは始めに断っておきたいと思う。
かなり口が悪く、やること為すこと悪い主人公なので、「人権がー!」とか言い出す可能性がある人には読んでほしくないすらある。
PVと☆1だけ入れて無言で去るのが良いだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 10:44:37
94691文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:30pt
聖紋学園、そこは異世界から侵略を企む魔王と戦う戦力を養成する特別な学園。その入学式の日の教室では… 「この中で勇者は手を上げてくれ」―なにそれ? 勇者がどうしたってばよー! 普通の学校だと思いっきり勘違いして入学した四條重徳は、クラスの男子全員が勇者で女子全員が聖女というとんでもなく場違いなクラスに放り込まれたことに気がつく。「こうなったら開き直って好きなように学園生活を送ってやる!」―喧嘩上等、理不尽な仕打ちには敢然と自らの力で立ち向かう重徳、権力には屈せずに恐れを知らない
主人公が繰り広げる波乱の学園ストーリーが始まる。
この小説は以前投稿しておりました【担任「このクラスで勇者は手を上げてくれ」━━えっ! 俺以外の男子全員の手が挙がったんだが、こうなったらもう開き直るしかない!】の全面リニューアル版です。ストーリーも大幅変更を加えて追加キャラも多数なので、別の作品だと思っていただけると幸いです。
なおこの小説はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:31:58
186769文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:118pt
作:BlueBlue
異世界[恋愛]
完結済
N9588HS
ある朝。目覚めるとサイドテーブルの上に見知らぬ本が置かれていた。
本の通りに自分自身を演じなければ死ぬ、ですって?
こんな怪しげな本、全く信用ならないけれど、やってやろうじゃないの。
悪役上等。
なのに、何だか様子がおかしいような?
最終更新:2024-03-27 12:08:27
138423文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:1856pt 評価ポイント:870pt
6、12月に神社で行われる『大祓』。行ったことはあるかな?
祝詞冒頭に『高天原に神留まり坐す(タカマノハラにかむづまります)』──簡単に訳すと“天界には最高神がおりますよ”という意味のフレーズがあるのだが、高天原ならぬ高原署刑事課。そこに神がいると謳われているのが俺たちだ。
「日本全国竿姉妹計画の成就。24時間に57人というギネス記録の打破。そのために俺は今日も女性を救う」
「そんなことより鍛えた方がよろしい。女はえすとろげん、とかいうモノでしか胸を大きくできねえが男は
鍛練でどうとでもなるんですぜ」
「アンタたちはホントどーしよーもなく下品よね」
今しょうもない連中だと思ったかい? だが何を隠そう、我々こそがこの国の平和を人知れず守る秘密組織なのだ! 一見普通の所轄署の普通の刑事課。その実態は汚れ仕事も引き受ける暗部というヤツだ。フィクションじゃないんだぜ。
君たちの平穏な暮らしの影には、実は知らないところでたくさんの血が流れていたりする。感謝しろとは言わんが光あるところ闇もある、という言葉を忘れちゃいけないぞ。まあ太陽に対する月みたいな扱いは俺自身も腹立つけどな。
もし危険に晒されてしまうことがあればいつでも呼んでくれ。御利益目当てに神社へお参りするように気軽にな。この俺読山月世(ヨミヤマツキヨ)と弟の佐能素男(サノモトオ)の最強コンビが、いつでもどこでも駆けつけるさ。
神サマといえば、誰もが知っている神話や伝承にも実は暗黒に葬られた真実があったりする。特にとある連中はその結末(死)が描かれていない。
もしかしたらこの現代のどこかで、ヒトに紛れてこっそりと暮らしてたりするのかもな。まったく関係のない話だが。
「というわけで建(タケ)! “あの野郎”の潜伏場所がわかったぞ。島根に戻ってきてるようだぜ」
「ようし。あの時獲り損ねた蛇の首、しかと頂戴しに行きましょうや」
現代の島根県で繰り広げられるは拳銃撃ちまくりに暴れまくり! やりたい放題のトンデモ捜査!
やがて明らかとなる古代のヤマタノオロチ退治伝承の真実、忘却の彼方に隠された神話の歴史とは!?
時代錯誤・陳腐上等! 笑いあり涙あり! ハードボイルドスプラッタ異能力もあり! 何でもありの本格アクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 17:47:28
106990文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:203pt 評価ポイント:157pt
見た目がキツイ派手な美人が脳筋溢れる領地を
まともにする為に有能な婿を取る。
その婿と少しずつ心を通わせていく話。
最終更新:2024-03-17 07:00:12
49091文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
「上等な素材が欲しいなら、最も危険な場所へ行くしかない。」それが、私たち冒険者の生きる道だ。未踏の地には、深い森の中に隠された古代の遺跡、氷に覆われた山岳地帯、そして広大な荒野が広がっている。それらは、モンスターとの戦いと宝の探索を求める者たちにとって、果てしない挑戦と機会を提供している。
最終更新:2024-03-07 14:22:35
4040文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
63歳のソロ生活を紹介致します。
最終更新:2024-03-03 18:00:00
16645文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:40pt
この物語は、ある異世界の荒廃に闘いを挑んだ冒険者と、釣り上等暇つぶしで集まったネラー達の記録である。異世界において全くの無名の弱小パーティーが掲示板の民から裏技と知識を培い、わずか数年で魔王討伐を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余す所なくなろう化したものである
最終更新:2024-03-01 16:55:57
9491文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ヤマタカコク
ローファンタジー
連載
N5831IO
二周目チート?違います。戦闘、恋愛、成長、内政、クラフト、全部盛り。そのどれもを予測不能に描きたい。
悪戦苦闘?上等だ。それでも成長を諦めない。最強目指してひた走る、そんな主人公を見たいんだ。無双でモテてバズってお金持ちで順風満帆、予定調和にラッキーハッピーな主人公はもう飽きたなり。そんな人にオススメです。カクヨム様では先行して投稿。
最終更新:2024-02-25 19:22:42
488672文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
俺、斎賀 建登はロボット&特撮オタの廃人ゲーマー。
ご多分にもれず、剣と魔法の異世界へ転生を果たし勇者を名乗る少年と出会う。
「僕を弟子にして下さい!」
「しょうがないなぁ!」
よっしゃ男の娘勇者好きに育ててリビルドしたろ!
え、俺の格好? サイバーパンク上等なパワードスーツガチ装備で中世エンジョイして何の問題ですか?
廃人時代に培った知識と経験でたまに勇者育てながら目指せ神殺し。
ゲインの勇者育成ひん曲がり王道アンチファンタジー。
最終更新:2024-02-19 17:10:12
524908文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:2481pt 評価ポイント:729pt
作:無透(旧AS)
ローファンタジー
連載
N2849IQ
適性試験!なんか会社を受ける時にテストしてきやがるんだ!
こんちくしょう!なめやがってぇ!
上等だよぉ!どうせならやっちゃうよぉ!SPI!!
最終更新:2024-02-18 23:00:39
1069文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
フランスでは、mRNAワクチンを批判したら逮捕されるようになった。
mRNA推進政治家「mRNAワクチンを批判したら逮捕します!」
大衆A「mRNAワクチンに毒物が入っていたら、どうするの?」
mRNA推進政治家「はい、逮捕!」
大衆Aは逮捕された!
大衆Bは、mRNAワクチンに犬の糞を入れた。寄生虫も入っている!
大衆B「mRNA推進政治家を取り押さえろ!
そいつに、この上等なmRNAワクチンをぶつこんでやる!」
mRNA推進政治家「うわ、やめろ! 今
、犬の糞を入れていただろ!」
大衆B「証拠は?」
mRNA推進政治家「周りも見てたよな?」
大衆「知らなーい」
大衆B「おまえには、mRNAワクチンを批判して逮捕されるか、
このまま、糞をうたれるか、選ぶ権利がある」
mRNA推進政治家「今、糞って言ったー!」
mRNA推進政治家は、糞ワクチンを強制接種される者と、
逮捕される者であふれた。
フランスの運命やいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 11:20:11
395文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
卒業パーティーで婚約者の王子様から叫ばれた婚約破棄。嫌がらせ?全く身に覚えがありませんが?
最終更新:2024-02-12 01:32:51
4300文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:4194pt 評価ポイント:3858pt
作:佐倉涼@1/25皇帝陛下の御料理番1巻発売
異世界[恋愛]
完結済
N7171IP
首都サンティエンヌに住まう、十七歳の貧しい平民の娘リュシーは、夜にランタンの光を灯して道先案内をする仕事、ファロティエを生業としていた。
都の夜は危険であり、ひとたび路地裏に入り込めば「魔」と呼ばれる存在に取り憑かれ、人間は悪魔に成り果てる。「魔」を追い払う力を持つのは、聖なる光を生み出せるルナ・ファロティエと呼ばれる存在だけだった。
五歳の時に偶然、悪魔になった少年に出会ったリュシーは、聖なる光を生み出して少年を助けることに成功する。その後、ルナ・ファロティエになること
を夢見て日々の仕事に従事していた。
しかし幼馴染で夜の都を警邏する夜警官のアルフォンスは、リュシーの身を案じて仕事を辞めてほしいと言う。さらには「俺と結婚しよう」と言い出してリュシーを困惑させる。
そんな時偶然にも、リュシーは五歳の時出会った少年に十二年ぶりに再会するが、なんと彼は国の王太子ジルベールだった。
美貌の王太子はリュシーに会うなり「ずっと君を探していた」と言い、宮殿へと連れ帰って甲斐甲斐しくリュシーの世話を焼き始める。全身を綺麗に磨き、薄汚れた衣服の代わりに上等なドレスを与え、見たこともないようなお菓子を与えてくれた。そして専属のファロティエになって欲しいと頼むのだ。
ジルベールと再会したことにより、リュシーの生活は一変した。
しかし与えられる贅沢品の数々に、リュシーは喜びよりも困惑するばかりだった。
ルナ・ファロティエになりたいという夢、幼馴染からのプロポーズ、そして王子から向けられる甘い視線に戸惑いつつ、リュシーが出した結論とは。
※全10万字、完結保証。
※作品の無断転載、翻訳、AI学習は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:31:20
101381文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:404pt 評価ポイント:232pt
蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案される。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘
するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:10:04
100436文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:298pt 評価ポイント:158pt
【祝】総合ランキング入り!ありがとうございます!
社畜歴8年目の俺は残業帰りに階段から足を踏み外し、気付いたら異世界に転移していた。
チート能力? ありません!
道? 分かりません!
言葉? 通じません!
どうしろって言うんだ、夢なら覚めてくれ…
俺には帰りたい理由があるんだ。
開始地点が森の中?
上等だ、サバイバルで生き抜いてやる。
言葉が通じない?
異世界言語をマスターすりゃいいんだろ!?
無一文?
現代知識で稼いでやるさ。
異世界で出逢った人々に助けられな
がら、俺は一歩づつ進んでいく。
これは平凡なサラリーマン、渡 永久(ワタリ トワ)が異世界からの帰還を目指す行動録である。
…
■絶対帰還行動録【イラスト集】
https://ncode.syosetu.com/n4742ep/
■絶対帰還行動録【登場人物&設定集】
https://ncode.syosetu.com/n4734ep/
…
・感想、FA、レビュー、ブクマ、評価、本当にありがとうございます。励みになります!
・タイトルに「★」が付いている回は、本文最後に挿絵が入っております。ご注意下さい。
・この作品はカクヨム、マグネットにも重複投稿しています(ツギクル、アルファポリスにはリンクを設定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 19:00:00
549586文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:3317pt 評価ポイント:1041pt
目が覚めると、一切の記憶がありませんでした。
どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、今は追放されて封じられているそうです。ですが、そんなことはどうでもよく……。
「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」
記憶を失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た様子。
天才魔術師である夫のオズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。
「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいます
か?」
「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。――分かったから離れろ、抱きつくな!!」
聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚である愛しの旦那さまには嫌われていますが……。
(悪妻上等。――記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう)
自分の悪行の償いとして、少しでも旦那さまのお役に立ちたいと思います。
……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:59:38
302118文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:174350pt 評価ポイント:109034pt
二度目の転生を果たした桃太郎は、異世界で侯爵令嬢になっていた。しかし婚約破棄を言い渡されたショックで、前世の記憶が目覚め、自分勝手な理由で断罪する王子を殴り倒してしまう。直後、襲撃してきたオーガを撃退した桃太郎は、一族を捨て、目覚めた異世界で自由に生きる道を行く。昔話と縁のある仲間を得て、お宝目指してダンジョンを巡る無双冒険譚、始まる。
最終更新:2024-01-28 08:21:08
302799文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:524pt 評価ポイント:292pt
ギャルゲーの世界に貴族の娘として転生させられた男。
彼に課せられたのは「メスガキとして人気者になれ」という意味不明なお達しだった。
TS娘の屈辱まみれなメスガキ人生が今、(不本意で)始まる!
_____
一発ネタ的中編小説です。
なんかおかしい部分があってもそれはロクに確認もせずに勢いで書き殴ったものなので、多分後で修正されると思います。
Nolaノベルさんにも投稿してます。
メスガキには詳しくないので、何か誤った文化知識を出してしまったら教えてください。
完結まで毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 09:00:00
93115文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:134pt
改めてなろう投稿がんばりたいなぁって意思表示です。
最終更新:2024-01-02 21:43:25
1410文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:214pt
この物語はフィクションであり、本当に起こっていたことではございません。
----
1人の女性はある人に恋をした
だが決して叶う恋ではなかった、それは自分自身も知ってる
女性の名は立花ゆづる、普通の高校1生で普通に暮らしている
ゆづるにはとても大切な友達があり、親友でもあった
彼女の名は阿賀湖ひな、とても明るくて綺麗で周りの顎れだ
ひなの夢はアーティストになる事、ひなは歌うのが大好きだ
そして歌がうまい
その夢を叶うためにひなはとても頑張った
勉強も練習もオーディ
ションも
ゆづるは知っている自分はこの子の真剣さや明るさに恋をした
でもひなには恋愛に興味はないことも知ってる
それでも応援したいと願い、「友達」の夢をサポートしていた
だけど終わりは突然やってくる、、、
「世界のあらゆる処理であなた方は間違って命を落としましたのでチャンスを与えます。」
「【今度】こそ最期まで守り切ってください、あなた方の【ロミオ&ジュリエット】の物語を」
ロミオ?? ジュリエット??
なんでそんな悲劇になるんのよ?!
私が大切な人を悲しませるの?!!
上等だ!なんだか知らないけど悲劇なんて絶対起こさせないわ
私の「大切な人」は絶対幸せにしてみせる!
これが「ロミオ&ジュリエット」の悲劇の運命を全身全霊で否定する物語ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 10:00:00
357文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
すごくすごくニガテなことがありまして、どうしたら克服できるのですか??
最終更新:2023-12-29 11:11:02
2879文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:206pt
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだ
よね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148922文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
作:あさぎ かな@電子書籍化
ハイファンタジー
連載
N7517IN
身内の不幸続きのトラウマのせいで夜崎煌月(やざきこうが)は、一つ下の後輩、朝霧陽菜乃(あさぎりひなの)に告白する機会を逃していた。来年の卒業式までに……と思っていた矢先、煌月と陽菜乃は異世界召喚により転移転生させられて、見た目はあまり変わらないものの(約一名を除いて)、種族が変わってしまう。お約束の魔王討伐やら代理戦争などがあるかと思えば、『ごめん☆事故ですぅ。元の世界にも帰れません』と、冒険者ギルドマスターダリアから聞かされ、拍子抜けしてしまう。
HPやMPの横棒の表示
や、ステータス画面、魔法にスキルなどゲーム要素がふんだんに使われており、ゲーマーやファンタジー好きには夢のような世界だと、煌月は幸福になることへのトラウマを抱えつつも、目の前の冒険に心躍っていた。
そしてこの世界の統治者は魔王だと言い出す。生活水準問題も高く、魔王も元異世界人だと聞かされ、ひとまず異世界での生活方針を陽菜乃と一緒に決める。
煌月と陽菜乃は生計を立てるため冒険者になって、異世界生活を満喫しようとしたのだが、煌月だけステータス画面のバグやレベル速度が遅くなるなどのトラブルに続き、魔物の活性化、Aランク級の黒魔獣たちが町や村を襲撃、スローライフから一変、過酷な戦いに巻き込まれる。
煌月は自分の本来の力と、ステータスのバクが何を意味していたのか、この世界の真実に手が届き──。
ほのぼのとシリアスの落差あり。
謎解き、後輩とのラブコメからギャグまで詰め込んだ異世界ほのぼのありつつややダーク?ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 19:24:30
33538文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
ひとり、森の奥に暮らしていた私は、ある日川のほとりで倒れていた男の子を見つけた。
ボロボロではあるが、上等な服装の彼は何やら吸血鬼を異常に怖がっていて……
「私はアリスティア。吸血鬼よ。貴方は?」
「僕、は……………」
吸血鬼の少女と人間の少年には、それぞれ事情があった。
『僕に帰る場所なんて無い』
『私ね、記憶が無いの』
お互い孤独を抱えていたふたりの、物語。
最終更新:2023-12-18 08:00:00
7852文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
2023.2.3のなろラジ放送回で採用されたので、この機会に作品を書かせてもらいました。「書いて下さい」は頂けませんでしたが、読んでもらえたら幸いです。
あらすじ
西暦3023年。宇宙へ進出した人類が、惑星間航行技術を元に宇宙旅行を楽しむようになった時代。宇宙にはまだ見ぬ景色がたくさんあり、夢のような星空が広がっていた。
宇宙旅行専門の旅行代理店で働く泉も、そんな景色を顧客に楽しんでもらいたいと、この春から宇宙観光業界に飛び込んだばかりだった。
なのに、日本に
住む旅行者達は宇宙に温泉はないかと、ことあるごとに泉に詰め寄った。
「上等! 宇宙にまで行って温泉に入りたいなら、あたしが掘り当ててやる!」
採掘ロボ片手に宇宙へ飛び出した彼女が巻き起こす、宇宙冒険ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 23:04:50
1000文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
毎日投稿、完結済みです。
ばっふんっ!!
一瞬宙を浮いたカラダは、ふわふわのクッションに受け止められた。
「は?」どういう事?
目をパチクリして周りを見る。
アパートではない高い天井。
窓には壁に沿うように重厚なベルベットのカーテンが下がり、床には赤を基調とした細かい織りの厚手の絨毯が敷かれている。
私はその部屋の中央にあるベッドの上にいた。
ベッドの天蓋には、繊細な刺繍の入った豪華なカーテンが幾重にもかけられている。
これだけ天蓋が必要ならば夜は相
当冷えるのだろう。
カーテンを見ても、絨毯を見ても、天蓋を見ても「冷える。寒い」が想像出来た。
やだな。
つか寒い。
寒い寒いとクッションに埋もれたカラダを起こすと、レーシーで薄々、布の面積は最小限で皮膚の面積は最大限な破廉恥極まりない下着しか着けていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 06:36:56
19683文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:13728pt 評価ポイント:12058pt
ひとひらは声を荒げて泣いた。
世界終焉を告げる鐘の音と共鳴するが如く。
彼女の腕には冷たくなったあまねがいる。
・・・否。あまねが、ある。
ゴーンゴーンと地を震わせるその鐘の音は、破壊神アサマネノミコトの再臨を告げている。
ひとひらは涙を拭いながら静かに且つ、硬く呟いた。
「上等だ。アタシがお望み通り壊してやるよ。」
そして、あまねから先ほど渡された神殺用装、天照四又槍を手に取った。
あまねが死んだ事により最後の人類となったひとひらは、天照四又槍を背中に固定し、
薄暗くなった桜麗軍基地を後にした。
ーー次回、最終話
ひとひらの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:35:07
3158文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:文字書きA
ハイファンタジー
完結済
N7555IJ
姉は妹を守り、導く。
妹は姉を信じ、頼る。
生まれた時から「そういうものだ」と教えられてきた姉妹。
他人になんと言われようと、お互いを信じ、思いやる。
それが当たり前だった姉妹は、異世界に行っても超絶仲良し。
2人揃えばチートで最強、そんな姉妹が異世界で自由気ままに暮らす話。
麻木 蓮(あさぎ れん) 努力家。何があっても折れず、前を向き続ける姉。
麻木 華(あさぎ かな) 天才肌。生まれながらに何でもできる妹。
チート能力【可能性】
パッシブスキル。
出来ないことが出来るようになる、やろうと思えばどんな無茶でもこなせてしまう能力。
麻木家、母の教え
『二卵性だけど双子だったから、2人合わせて蓮の華ね。世界のどんな嫌なこと、どんな悪いことにも負けずに、2人仲良く綺麗に咲けるようにって思いを込めて名付けたの』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
91701文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:20pt
作:タチバナ シズカ
ハイファンタジー
完結済
N3801IM
「吾輩は本日から……隠居するぞ!」
魔王ヴェイロン・ディアブロ・ヴェイルサイドは日々に嫌気がさし、隠居を宣言しました。
「い、いやいや、何をいってるですぅ、魔王様? そんなこと、許される訳――」
「知るか、吾輩は疲れたのだ! ではな!」
「あ、ちょ、マジで行きやがったですぅう!?」
側近の言葉も無視し、全てを投げ出した先に新たな生活を求め、意気揚々と城を飛び出しましたが――
「相変わらず能天気ね、このバカヴェイロン。そんなんでよくもまあ恐怖の大魔王とかって名乗れ
るわねぇ、あーアホらしい」
住まう先には女神がいたり。
「手前はいつもいつも身勝手すぎるんだにゃ! そんなんだから周りがついてこれねーって分かってんのかにゃ!」
追っ手の家臣に散々暴力を振るわれたり。
結局、逃げた先に穏やかなことなど何一つとしてありません。
そして――
「本当に、あの恐怖の大権現……魔王、なのですか……?」
一人の乙女と出会い、魔王ヴェイロンの安寧は完全に崩壊していくのです。
神殺しの呪いを背負い、神罰に苦しみ続ける一国の姫君、アポロ。
それは運命か、はたまた偶然か、魔王ヴェイロンは乙女との出会いから面倒事に巻き込まれていくのです。
人の軍勢と戦い、勇者と謳われる超越者達をも駆逐し、そして――
「憎いぞ、恨めしいぞ、ヴェイロン……覚悟をしろ!」
「神如きがこの吾輩に上等をこくなよ、糞程に生意気な……!」
――神とすら対峙するのです。
これは、強すぎるがあまりに敵をなくし、全てが嫌になったから投げ出したダメダメ元魔王の物語。
そんな元魔王が、今日も今日とて怠惰なままに面倒事に巻き込まれていく、そんな奇譚なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 19:31:25
113150文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
帰り道、ヴァンパイア拾いました―――
残業上がりの深夜一時、幸嶋新(こうじま あらた)二十九歳は何者かに後をつけられていた。
「血を寄越せ……」その一言に、よっしゃ変態上等死にさらせ!と足を振り上げたところ―――ノックアウトした変態は、よくよく見るとイケメンだった。あれ?嘘これってただの具合悪い人?
男前なお局OLが、ヘタレなヴァンパイアと織り成すあれこれ。
※ラブコメです。
最終更新:2023-11-05 10:00:00
20640文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:10pt
検索結果:516 件