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検索結果:320 件
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そして、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベト
ワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
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※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 13:04:06
49470文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
〝男子校の姫〟……それは、男だらけのむさ苦しい学園生活に咲いた一輪の花として、周りに彩りと癒しを与えるアイドルのような存在。
その〝男子校の姫〟が役職として制度化された全寮制学園にて、不本意にも姫に選ばれてしまった主人公・日向 陽(ヒナタ ハル)。
何とかして穏便に姫をやめさせてもらおうと男らしくなる努力をするものの、空回りばかり。
そんなある日、ひょんなことから眼鏡と前髪で顔を隠した陰キャ同級生・冬月 朔夜(フユツキ サクヤ)の素顔を見てしまう。
中性的で美し
い容貌の彼に、陽は自分の代わりに姫にならないかと持ちかける。すると、朔夜は交換条件として、〝恋〟を教えて欲しいと提示してきて――!?
恋愛感情が分からないWeb小説家×平凡自認の無自覚可愛い受け
百合の造花で作った薔薇の花束、姫♂×姫♂学園ラブストーリー、ここに開幕!!
━━━━━━━━━━━━━━━
7話までは1日1話毎日(朝8時半)更新。
以降は書け次第の気まぐれ不定期更新予定です。
カクヨムでも同時更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 08:42:40
25885文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Mizuha
ハイファンタジー
連載
N2078HQ
気づいたら私は「花」として生きていました。「花」として枯れるのかな…と思ったら手が生え、足が生え…人間の少女みたいな外見になりました。これは、人間ではない「花」の少女が日々試行錯誤しながら…人々と共生していくところを描いた物語。
最終更新:2024-05-11 21:00:00
431521文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:44pt
大陸に光をもたらす存在と言われたルカルエン王国。その英雄、ユリ・カノ―ランス。魔族との戦いの末、500年に及ぶ人魔大戦争を終戦へと導いた。魔族との結託の証として人間と魔族の種族の入れ替えの儀式に応じた彼女は、終戦後も人間の寿命を超え、魔族として何千、何万もの時を、今も生きている。そんな彼女が、人間として、騎士として生きた時代の、決して文字には残らない彼女の本音。そして、魔族として生きる彼女と、その親友のもう1つの物語。最も多くの魔族を葬ったユリと、最も多くの人間を葬ったクロエ
。
人間としての威厳を守ったユリと、魔族としての誇りを胸に戦場に咲き誇る一輪の花クロエ。2人を繋いだものは一体何なのか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 01:30:12
8310文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
花の栽培・輸出により栄えた国、サイヴァージ国。
国民みんなが花を愛し、花に愛されている国。
ーーーそんな国で起こった出来事ーーー
「社交界のローズ」呼ばれるほどに容姿端麗であり、厳しい公爵家での教育をこなし、剣術、勉学においても優れている公爵令嬢、ベラ。
美しい容姿と、決して天才なわけではなく、人一倍の努力によって剣術、勉学ともにトップクラスまで上り詰めた秀才、王太子、ジオラス。
ジオラスは18になったらベラにプロポーズするつもりが…。
『こ、婚約破棄.
......!?』
そして、ベラが亡くなったとの連絡が!
信じられないジオラスは、ベラを探しにでる。
しかし、ベラへの手がかりがつかめないまま1年が経つ。
そんな中、思い出の地へ向かったジオラスは、ある一輪の花と一枚の花びらを見つけ……
花が咲き誇る美しい国の、完璧に見える2人の辛く切ない恋、そして幸せな愛の物語。
※絶対にこの2人が結ばれるハッピーエンドです。
※結構長くなる予定です。
※(私はハピエン厨なので)悪役以外はハッピーに終わります。
※ただひたすら私の読みたかった物語を書きます。
なので、所々爪の甘い設定があるかもしれません。
※実るまではシリアス多めかもしれません。
※それを乗り越えたら甘々です。
「溺愛」「両片想い」「恋のライバルはいらない!」など、幸せな小説を探してる人にオススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:54:02
165861文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:58pt
これはまだ、地球ができて間もない頃のお話です。
いつも太陽の方を向いているひまわり。それにははるか昔の、一輪のひまわりが関係していたのかもしれません。
最終更新:2024-04-05 07:23:10
1287文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
AIとの大戦後、壊れた機材の中で生活していた。廃材を使えるように修理することを仕事として生活をしているキラは、廃材の山でアンドロイド拾う。
修理したアンドロイドは家事をしてキラを助けるようになったが、エネルギー補充のため月が出る夜に外出をしていた。そして、いつからか花を持って帰るように。
荒廃し、自然がない世界に咲く一輪の花。変化していく二人の関係。
それでも、キラはこの生活がずっと続くと思っていた――――
※アルファポリス・pixivに投稿中
最終更新:2024-03-19 20:17:36
11264文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
病院で出会ったある少女の恋するも、彼女は一輪の花を遺して空へ旅立ってしまう。少年の強い思いで少女は蘇るも、悲しい運命が二人を結ばせない――甘酸っぱく切ない、泣ける純愛ストーリー
最終更新:2024-03-18 15:30:39
1731文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ホッピー4杯
現実世界[恋愛]
短編
N5093IQ
「花」として生まれた彼女は人間の男に恋をする。意思を伝える手段を持たない彼女は何を思い、何を感じ、何を望むのか。生物として交わることの不可能な切ない恋愛物語。
この作品は「note (https://note.com/p1ox_xo1q/n/n8d170935d28f)」にも掲載されています。
最終更新:2024-02-19 15:38:57
3738文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
迷宮探索者ライラは迷宮資源の回収よりも迷宮の研究が好きな迷宮マニア。
ある日、理不尽な理由で迷宮探索者の資格を失い、傷心のまま訪れた海で海中から自分を誘う声が聞こえてきた。
その声に導かれた先、海底に咲く一輪の花を見つけたライラが花に触れると、異空間に飛ばされ、そこにいた男はライラに告げた。
「我がダンジョンマスターよ、今この時が、俺とあんたの始まりの刻だ!!」
星霊フィグーはネグーシス海の管理者にして守護者であるが、退屈な日々に飽いて発生してからほとんどの年月を眠りながら
過ごしていた。
ある日、星の命である星命力を多量に組み上げる存在を感知したフィグーは数千年ぶりの目覚めを迎える。
眷属たちと共に星命力がくみ上げられている場所に向かうと、謎の花に吸い込まれてしまう。
そこで出会った亜人の少女と自動人形により、自分がこの迷宮に取り込まれてしまったことを告げられ、退屈しのぎに彼らに協力していくことを決める。
「暇潰しにはちょうど良い。そうせざるというのなら、侵入者に立ちはだかる障害として全ての生き物を蹂躙しよう」
探索者を追放された半分精霊半分人間の迷宮好きな少女と、
迷宮に捕らわれた星の化身であるドラゴンによる、
異色のコンビのダンジョン運営が今始まる――――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 18:00:00
51441文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:28pt
望月届(いたる)の引っ越してきた近所に住む、星元白花(きよか)との関わりはひょんなことからだった。
同じ高校に通う者同士で、届は周囲から対をなすように忌み子と呼ばれている。
そして、申し子と呼ばれる美少女――白花とは、あの日まで関わることが無いと思っていた。
雪(風花)の降る中、一輪の花を見続ける白花に出会い、届がマフラーを擦り付けた偶然から全ては始まった。
手紙のやりとりから始まり、夜ご飯を一緒に作ったり、一緒にお買い物をしたり、自分らしくいたり。
お互いにほっ
とけない者同士なのもあってか、近くて遠いような関係になっていた。
「……忌み子だけど、たった一人を愛して、変わってもいいかな」
他人嫌いだったが気づけば頼れる相手として受け入れていた届と、最初は優しいだけだったのに本当の優しさを知っていく白花――これは、申し子と忌み子と呼ばれる二人が送る、存在証明までを描いた、一歩ずつ近づいていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 22:03:36
162376文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:20pt
私はリトル。どんな病気や怪我でもすぐに治せてしまう特別な能力を持つ。私の仲間も同じ力を持つ。名前はルティアとスケール。二人は立派な槍を持っている。刺したら対象物を凍らせることの出来る特別な槍だ。なんでそんなものが必要なのかーーそれは追われているからだ。敵に。ガルディーとビザードに。かかったら全員死ぬと言われている「恐ろしいウイルス」から身を守るために私達を狙う者たちに。やがて戦争にまでなってしまった星。
灰となった星は元に戻せるのか!
最終更新:2024-01-11 14:29:26
38207文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
トトはお城までお使いに行きました。初めてひとりで魔法の葉っぱを届けに行くのです。ですが、うたた寝から目を覚ますと、辺りは吹雪で何も見えません。トトは慎重に丘を登って行きました。そして、一輪のスミレを見つけたのでした。
最終更新:2024-01-04 05:00:00
5570文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:94pt
貴族の娘、リリーナターシャは植物の世話が生き甲斐であり、物心ついた頃から彼らと会話が出来る。
彼らからは恋愛をしてはいけないと言われ、彼女も今まで男と出会う機会など自らつくることもなかった。
王城の庭師となり、自分の前世をまさかこれから向き合うだなんて彼女は知る由もなかった。
真っ白の襟付きのシャツに漆黒のつなぎのズボン、奇怪な服装はまるで魔女と囁かれるも、彼女は凛として庭師を務める。一輪の花のように。
最終更新:2024-01-04 00:37:46
539571文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:250pt 評価ポイント:138pt
ふと目についた一輪の花。
それは、古き言葉で『コスモス』と言うらしい。
最終更新:2023-12-09 16:00:00
708文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
いらんこと言って夜逃げ。世界大混乱。やらかしたなーせめて元通りに。魔族のしっかりとした貴族政治などの基盤を人間社会にも作り直すために魔王側について色々やる話?
最終更新:2023-10-14 20:26:30
4489文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
これはオタク高校生4人が描く日常。現実世界とゲームの世界、両方を楽しむことを目的としている。
現実世界はくそだと思っている主人公、深澤加鍬はいつも通りのメンバーと夏休み明けの二学期を迎えることになる。移動時も学校内でも、古今東西アニメの話をするほど仲の良い4人、いつしか『オタク不良』と呼ばれるほどの存在となり、学校では別の意味で有名人となっている。
登校中、一人の女子高生が赤信号を無視して渡ってしまい、向かってくるトラックを加鍬が助けたことから物語は始まる。
放課後、
加鍬が秋葉原のアニメイトへ行ってグッズを買っていた時、例の女子高生と出会ってしまう。
お嬢様として有名な愛姫薫が手にしていたのはアニメグッズ、しかも加鍬たちが今一番気に入っているゲームのソフトだった。
そんな遭遇に少し戸惑いながらも、加鍬は薫に聞いてみる。
「もしかして……、ゲーム好きなの?」
「は、はい……!」
これを機会に、加鍬が蔑む現実世界に一輪の花が咲き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:35:56
586707文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
作:ぼうにんげん
ハイファンタジー
連載
N2259IL
いつも通りの日常に飽きた少年。
そんな少年はとある事件を耳にした。
少年はそれを使って人生にスパイスを加えようとしている、、、
最終更新:2023-10-05 23:59:33
3554文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
八千草凪沙(やちぐさなぎさ)、不治の病により享年18歳。
…が、ここで終わらず、彼女は剣と魔法の異世界へと転生した。
そこは世界樹『ゼフィロス』と魔界樹『アルガレス』に支えられる世界。
人間は世界樹の、魔族は魔界樹の加護のもとに国を築き、敵対するふたつの種族は『勇者』を派遣して、互いの大樹を伐採しようと争いを続けていた。
そんや争いとは程遠い山の中で、『ナギ』は魔物を狩るワイルドで平和な生活を送っていた。
だが、ある日、己が世界樹の巫女だということを知ってしまう。
世界樹の巫
女は、世界樹からの託宣を民衆に齎すことに一生を捧げる。
自らの運命に絶望しながら使者によって首都の神殿へと連れていかれたナギだが、そこで世界樹ゼフィロスから奇妙な託宣を受ける。
「僕の枝を、魔界樹アルガレスに接ぎ木してくれないか」
「僕は彼(アルガレス)を愛しているんだ…」
「どうか、勇者を止めて彼(アルガレス)を守って欲しい」
実はナギの前世ー八千草凪沙はどろっどろの腐女子であった。
世界の平和と大樹の愛と己の自由をかけて、ナギは相棒の狼『ディオ』と共に、世界樹の枝を魔界樹に接ぎ木する旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 18:08:44
9461文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
その戦場には、澄んだ空の死神がいる。それはただ美しく、また全てを葬る一輪のーーー。
最終更新:2023-09-30 01:09:04
1896文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
心の奥底に沈む一輪の向日葵の花や一枚の金貨を忘れられない。
※本作品は、noteでも公開しています。
最終更新:2023-09-28 23:31:26
2558文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:28pt
アラサー独身OLの長瀬は、ある日の仕事終わりに、憧れの上司である島田課長に食事に誘われる。
突然の僥倖に舞い上がる長瀬。
しかも食事の最中に、課長から「大事な話がある」と言われ、心臓の高鳴りは最高潮に――!
が、次の瞬間、飲酒運転で暴走したトラックが店内に突っ込んで来て、長瀬は命を落としてしまった――。
かに見えたが、その直後なんと長瀬は『学園に咲く一輪の薔薇』という乙女ゲーの悪役令嬢である、エステルに転生していたのだった。
しかも長瀬と同時に死んだ島田課長も、エステルの婚約
者であるカーティス王子に転生したことが発覚。
このままゲームの通りにシナリオが進めば、エステルの断罪エンドは避けられない。
果たして二人は、ゲームシナリオという絶対的な運命を変えることはできるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 21:06:57
8455文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:1682pt 評価ポイント:1540pt
作:気分屋な人参
ローファンタジー
連載
N2063IK
桜が崖下に立つ街に、俺は住んでいるー
咲かないはずの桜に咲いた一輪の花が見せる、彼が歩む感情のストーリー。
最終更新:2023-09-08 02:52:58
5660文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺の名前は深田颯太。26歳の成人男性だ。とある会社に勤めるただのサラリーマン。
だが俺は昔からあらゆるものを花で見ていた感情や人は花で見ると本心がわかる。
俺は同僚と飲んだ帰りに色を持たぬ花を持つ少女を拾った。
それから俺と少女との同居生活が始まった。
最終更新:2023-08-31 01:10:25
5665文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
エッセイ
短編
N5746II
私は目を覚ましそれを眺めた。
一輪の花が朝の木漏れ日に頭を垂れるさまを。
雨滴を振り払い太陽を見上げる。
やがて花は天に花弁を広げる。
腕を拡げるように。踊るように。
見渡せば辺りには同じように空を目指し花たちが舞う。
色とりどりの花たちが辺りを埋めていく。
虫、鳥、獣を取り込み苗床とする。
世界の一部になる。その中心に私はいる。
私がやっている。
花で作った大きな蕾。
枝の触覚がすべて知覚できる。
実に栄養をあげよう。
夕沈みまでに。森の全てを掌握する。
美しき花。花弁は開
花しかけ。
西側の枝木が悲鳴を上げた。
針で刺されたような痛み。
「1匹、2匹か」
塵芥を排除する。
毒の荊棘で虫を排除する。
飛び回って命中しない。
イライラする。
今や森のすべてが私。私となった。
この花を開花させたい。
私は他に何も望まない。
森に生きとし生ける全ての生命を栄養にして。
2匹の虫が核に近づいてくる。
何をするつもりだ。
害虫が。殺してやる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。
肥大化させた猛毒の荊棘を鞭のように撓らせる。
害虫2匹を押し潰す。
毒の穴に落とし溶かす。
漸くくたばったか。クズが。
人間の死体は栄養が豊富…だがいらない。
遠く海に投げ捨てる。
日が沈む。黄昏の空に、鳴動する新たなる生命の鼓動。
刻一刻。整った。
満月が祝福する。
桜色に夜を照らす巨大な花弁。膨大な光の渦。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:17:19
1122文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
草の民、花の民、獣の民、風の民。
夢幻のひとびとが息づく仙界には、およそ人界の自然にまつわるすべての生きものがヒトに似た容姿を得て生活しています。
――いえ、ヒトこそが彼らの派生でしたね。
それはさておき。
これは、草と花の民の国のひとつ。アザムの国のお話。
(本文冒頭より)
◆◇◆
ツイッターで、一輪のアザミの蕾を囲むように生える緑のアザミたちの写真を拝見したことがきっかけでした。
投稿者さまの許可をいただき、それを擬人化したイラストを載せて
います。
夏の庭の片隅での攻防を、それとなく想像していただけると幸いです。
〜写真の投稿者さまと、読んでくださるすべてのかたに感謝を込めて〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 08:54:27
5921文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:484pt 評価ポイント:430pt
幸せをつかんだ今の私。
キーワード:
最終更新:2023-07-05 22:35:29
462文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一歩踏み出した私。そこから始まる私の物語。
キーワード:
最終更新:2023-07-05 22:33:35
4395文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
変わりたい、本気で行動したから掴めた幸せがある。そんな一人の女の子の物語。
フィクションです。全三部に分かれています。
最終更新:2023-07-05 22:30:00
5764文字
会話率:82%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アネモネは闘技場で戦う一輪の花であった。
ただひたすらに、相手を殺し、殺し、殺した。
そうすることで自らの存在意義を感じ、自分は必要な人間だと思い込んで生きていた。
そんな彼女だが、ソルと出会ったことでその運命は大いに変化していくことになる。
アネモネは自分を人間として認めてくれた彼のために働いた。
彼がおかしくなっていると気付きながらも、その側を離れることはなかった。
そんな彼女に待ち受ける運命とは……?
最終更新:2023-06-25 17:07:34
21423文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
時は少しだけ昔。
連続殺人鬼の話題で、巷は賑わっていた。
そんな中、一人の女が殺人を目撃した。
時の人として扱われるもあっという間に話題は変わり、やるせなさだけを覚える女の元に一人の客がやってくる。
※カクヨムにも掲載しています
最終更新:2023-06-19 01:01:15
2550文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:374pt 評価ポイント:332pt
『君は今日からその躰で僕とここで暮らすんだ。いいね、僕の愛しのお人形』
”ヒト”に恋をした一輪の薔薇が躰を与えられ、ご主人様と寄り添いながら”ヒト”の模造品として生きる話。彼女に躰を与えたご主人様は何者なのか、なぜ彼女に躰を与えたのか。彼女の恋は叶うのか。
躰を与えられた彼女の結末は――?
”ヒト”の形をした異形たちの儚い日常を描いたちょっぴりミステリーな主従関係ダークファンタジー小説です。
この物語にはすべて作者が手掛けた挿絵があります。絵と絵のタイトルと物語を併せて
読んでいただくとより世界観を感じられます。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 09:39:02
8876文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1人の少女が亡くなった。その少女は小児脳腫瘍だった。その事実を伝えた。その事実を伝えるには遅すぎた。
愛しい娘が亡くなった。娘は持病で苦しんでいた。薄々漂わせられていた事実。理解するのには時間が必要だった。
ただ1人の妹が他界した。妹は持病持ちだった。その事実を知らされた。その事実は真実ではなかった。
隣の少女がいなくなった。少女は私と同じだった。愛されながらも隠蔽を続け 、朽ちて消えていってしまった。
私はずっと幸せだった。心配をかけたくなかった。事実
を告白するには勇気と優しさが必要なのに。私にはどちらも一欠片もなかった。
土台を変えたら崩れてしまう。土台を直すことは出来ない。後悔するには全てが遅い。
装飾は変えようがある。飾れば飾るほど鮮やかになっていく。その彩りを取り返すには。
それに「 内面 」は必要なかった。「 外面 」だけで充分だった。
無論 、外面など気にする余裕はなかった。
けれど枯れ朽ちたものは清らかなものでないと戻せなかった。
だから汚い造花になるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 22:06:07
2064文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
片想いしていた相手から手渡された一輪の花。それは暗いイメージのある菊の花だった。―――どうして菊の花なの?
この作品は「Twitter」、「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-06-05 15:58:14
1877文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
道路沿いに咲く一輪のタンポポの花を見つけた女の子は、その花を大変可愛がりました。
しかし、花は綿毛となり、お別れのときがやってきます。
種たちは皆、その女の子のことを忘れることなく、次の春になりまた花を咲かせて綿毛となって飛ばされていきました。
その種たちもまた、女の子のことを忘れませんでした。
最終更新:2023-06-03 06:34:35
430文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕の両手から滑り落ちた二振りの短剣と地面が接触し、カラン…と乾いた金属音が鳴った。
(あの時はパンと何を交換したんだっけ。彼女は無事に帰れた…だろうか)
膝が折れ、僕は崩れ落ちるように地面に這いつくばった。
スラム街で出会った男の子と女の子の物語
最終更新:2023-05-24 09:55:33
4237文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
花言葉ー………。
それは、人に勇気を……。
それは、人に愛情を……。
それは、人に希望を……。
花に込めて相手を想い送る贈り物。
でも、花言葉には別の意味もある。
このお話はそんな花言葉を冠して福を集める『福集屋』が『復讐屋』としてのある日のお話………。
オーナーの女性。
バーテンダー兼受付の女性。
コック風の男性。
客を装う女性。
たった4人。されど、『復讐屋』としては凄腕達。
今宵も涙で濡れた一輪の花が助けを求め願う。『シロツメクサ』と囁き………。
最終更新:2023-05-08 21:51:08
2477文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
フローレンスは特別な庭を叔父から受け継いだ。特殊な庭で、訪問者となれる人間は極少数だった。春の始めの季節に、その庭に訪れたのは青年と少年の兄弟で──。
最終更新:2023-05-06 07:00:00
5000文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:18220pt 評価ポイント:16462pt
ミュージシャンを目指していた主人公。
ある日ひとりの少女に出会い、お互いに惹かれ合う。
だが結婚の目前、彼女は交通事故で帰らぬ人となってしまった。
生きる意味を失った主人公の前に突然現れたのは、透き通るような白い一輪の花。それから毎日のように見るようになった彼女の夢。
そんなある日、彼女の願いを思いだした主人公は、再びギターを手にして音楽に没頭するようになっていく。
◇ ◆ ◇
オルフェウス(Orpheus)
ギリシャ神話に登場する神であり音楽家。 竪琴の名手。
毒蛇に
噛まれて亡くなった妻エウリュディケーを取り戻すため『冥界下り』を決行するが、冥界王ハデスとの約束を破り『うしろを振り向いて妻の姿を見てしまった』ことで、永遠に彼女を失うこととなった。
そしてオルフェウスの死後、彼の竪琴は天にのぼり星座になったという。
◇ ◆ ◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 22:56:20
6023文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
記憶のない少女マリーは見知らぬ花畑で喋るカエルと出会った。カエルの言っていることから察するに、少女の名前はマリーでこの世界にはアマリリスの創った《想いの力》、通称ソウルという特別な力があるらしい。マリーがカエルに連れて行かれた所は、全人類6割を統べる王国の宮殿であった。マリーは王女だった事実を知る。
記憶を思い出すために、マリーは王女として振る舞うが、次の日には、王国の学院の生徒でもある事実を知る。
はて、記憶のない間に何をやってたんだろうか。
少女は記憶を取り戻して、世界の
真実へと辿りつく。
*この作品は『一輪の花』のリメイク作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 17:07:49
133275文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
事故で短い人生に幕を下ろした私だったが、気がつくと学生の時にハマっていた乙女ゲー『胸に抱いた一輪のカトレア』の主人公に転生していた。せっかく生まれ変わった人生。それも乙女ゲーの主人公。今世では幸せになってみせると、私はハッピーエンドを迎えるべく奮闘することにした。一番好きだった第一王子とのハッピーエンド目指して
最終更新:2023-03-11 20:00:00
36232文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:508pt 評価ポイント:442pt
いまはすっかり財政難となった商家マルシャン家は父シャルル、長兄ジャンティー、長女アヴァール、次女リュゼの4人家族。
妹たちが経済状況を顧みずに贅沢三昧するなか、一家はジャンティーの頑張りによってなんとか暮らしていた。
ある日、父が商用で出かける際に、何か欲しいものはないかと聞かれて、ジャンティーは一輪の薔薇をねだる。
しかし、帰る途中で父は道に迷ってしまう。
父があてもなく歩いていると、偶然、美しく奇妙な古城に辿り着く。
父はそこで、庭に薔薇の木で作られた生垣を見つけ
た。
ジャンティーとの約束を思い出した父が薔薇を一輪摘むと、彼の前に怒り狂った様子の野獣が現れ、「親切にしてやったのに、厚かましくも薔薇まで盗むとは」と吠えかかる。
野獣は父に死をもって償うように迫るが、薔薇が土産であったことを知ると、代わりに子どもを差し出すように要求してきて…
そこから、ジャンティーの運命が大きく変わり出す。
童話の「美女と野獣」パロのBLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 21:46:34
33789文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
作:サウナが好きな人
ヒューマンドラマ
連載
N1455IB
これは実際に起きた話。愛知県名古屋市にある███大学。学祭実行委員に所属する学生が起こした『サークル奨励金』と呼ばれる『経費不正利用』事件。この騒動は一輪の波紋となり、大学全体を揺るがす騒動へと発展して行く。
最終更新:2023-01-31 14:59:25
1201文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
彼女の名前とその単語との合わさりが耳に届いてしまった時、一瞬呼吸を忘れるほどに思い知らされたんだ。
自分が想像以上に、山吹色の記憶にすがっていたことに。
最終更新:2023-01-12 10:27:57
3891文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
一人の死体愛好家は生者に愛情を持たない。愛情を持てなかったが、少しのきっかけで動いてなかった心の歯車が動き出した。
最終更新:2023-01-01 00:00:00
6110文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「永遠に咲く花があったらいいのに」
名前も知らない人から差し出された一輪の花。瑞希はその花から目をそらし、駅構内の黒っぽい石質の床を見ながら、ぽとりと言葉を落とした。
日常生活にこれといった不満はない。けれども三十歳を前にして、知れず言いようのない気持ちが瑞希の心を占める。
「切り取りたいと思う一瞬があったなら、それは永遠なんですよ」
彼はそう言うけれど、自分の人生に、切り取りたい瞬間なんてあっただろうか。
新年らしいお話が書けたかなあと思っています。楽しんでいだけたら嬉し
いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:14:17
8030文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:38pt
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、注目の的になっている“彼”の物語――――。
最終更新:2022-12-18 18:00:00
511文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は生まれながらに魔力が強かった。私が触れたら、花も、果実も、人も、腐ってしまう。
生まれてすぐに手袋をされて、私は教会の屋根裏部屋に閉じ込められた。扉につけられた小さな小窓だけが、私と外の繋がり。窓から、固いパンが届けられた。
でも、ある日。
パンがのったお皿に一輪の花が添えられるようになった。
※「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品。1000文字の超短編です。
※テーマ「屋根裏」
最終更新:2022-12-03 11:58:34
1000文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:3072pt 評価ポイント:2822pt
とある大学生が通学路で見つけたものとは――?
最終更新:2022-12-01 12:00:00
1000文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:182pt
もうすぐ訪れる季節ですね。
ふいに見上げた空から舞い降りる白い花。
心の中で何かを思い出す。
最終更新:2022-11-15 15:56:29
426文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
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