生物は遺伝子が作り上げた『乗り物』に過ぎない。なら、男の娘とかツンデレとかアニオタとかヘンタイとか巨乳好きとかエロサイコーとか、そういう普通ではない事でさえ遺伝子の表現形に過ぎないはずだ・・・。ということは、遺伝のナゾを解き明かすことこそ、人類の問題の究極の解決策のハズ・・・。
見た目のカワイさから、強引に男の娘にさせられてしまうほど可憐でヒヨワな高校一年生男子・稲森アイリスは、そう考えている。高校生なので、ちょっと中二病。『利己的な遺伝子』とか『進化的に安定した戦略』と
かいう、そういう難しい単語が大好物。あんまり良く意味がわかっていなくても・・・。でも、未熟なりに生物と進化のナゾに挑みたいとは常々思っていた。
そんな悩みまくっていたアイリスの元に、突如、究極のょぅじょが現れた。この『ょぅじょ』、自らを『進化』そのものだと言い出した。つまり『進化論擬人化キャラ』。非常にウソくさいけど、でも真実のようらしい。このょぅじょが言うのだ。『なーなー、ワシと一緒に、究極の人類進化を考えよーぢゃねーか? な?』と・・・。
真剣で真面目に進化と人類の行く末を考え、努力してみるものの、結果は常にバカ過ぎて・・・
アタマが悪いがデフォルトの、そんな男の娘っぽい理科好きな少年と、カレを取り巻く女の子たちの学園モノラブコメ。鬱要素、全くありません。一応、R-15指定に関しましては、保険としてチェックを入れてあります。あまりエロくはないと思うのですが・・・。気楽な笑えるラブコメを目指しております。何卒、宜しくお願い申し上げます・・・m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 07:00:00
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