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検索結果:683 件
それは、どんな願いも叶えてくれるという、伝説の花だ。
過去に囚われし者。
よりよい未来を望むもの。
集まった者たちは伝説の花を求め、旅に出ることとなる……。
「殺人兵器」という異名を持つ「凪」の力を有する者、ロェイ。
そんな「凪」を助けた、身寄りのない少女、フラッフィー。
「凪」の力を利用しようと近寄るお調子者、ラッシェル。
神に仕えし「聖人」であることをやめた、恋人を探す女、エリス。
花を咲かせるために存在する一族の末裔、オルガ。
不死という枷を外すため、花を咲かせたい
男、サントワ。
彼らを結び付けたのは、裏の世界で名を馳せた、盗賊団の元頭ルカが経営する宿屋、アルブール。
若女将ナハスの先見(予知)によって、偶然は必然へと変わってゆく。
海を渡り、その花が咲く島へ。
彼らの願いは叶えられるのか──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 17:10:00
5467文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校生になって始まったのは騒がしい日々。
クセモノな先輩たちに振り回されて彼はたくましくなっていく。
やがて知る様々な思い、たくさんの思惑。
そして一生ものの恋が始まる――――。
始めは学園コメディですが後半恋愛色が強くなります。
※「カクヨム」にも掲載
最終更新:2025-05-09 10:00:00
162803文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:さちゃちゅむ
ヒューマンドラマ
連載
N8626KK
箱根の温泉街。祖父のガラス工房で働く主人公は、過去のトラウマから人を信じることができずにいた。
そんな彼の前に「海から来た」と名乗る不思議な美少女・美紗が現れる。
病弱ながらも明るく前向きな彼女との出会いは、主人公の止まっていた時間を少しずつ動かしていく。
二人はそれぞれの痛みを抱えながら、ガラス細工を通じて心を通わせる。しかし、美紗には誰にも言えない秘密と、限られた時間があった。
再び歩き出す主人公の成長と、残された“想い”を描く。
温泉街で紡がれる、涙の感動青春ストーリ
ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 08:10:00
29654文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「廃部……ですか」
あるはずの吹奏楽部がなかった。念願叶ったはずだったのに。赴任したのはど田舎の中学〈全校生徒わずか42名〉。突然湧いた中学合併の話。生徒たちの反応は意外なものだった。
「名前がなくなるなん、悔しいわ……!」
母校の名前を残すため、僕と生徒たちにできること、それは。
「全校生徒で、全国大会金賞を目指すんだ」
ある秘密を持ったひとりの先生と、ど田舎中学生たちの熱い一年間を描いた青春部活物語。
ⓒkomomomoco 2022
最終更新:2025-05-09 06:58:59
93601文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
美少女ネクロマンサー×探偵
普通では解決できない行方不明事件を解決していく! 現ファンライトミステリー!!
銀髪が印象的な美少女『根黒マンサ』は名探偵である。そして、異世界から迷子になったネクロマンサーでもある。警察が見捨てた行方不明者すらも、ネクロマンスで解決してしまう。
「儚げに見えるけど、墓投げするほどの蛮族だ」
そう自慢気に語るのは、自称・名助手『手島京助』。
どこか癒し系なバディは、死体が残らないような、身の毛もよだつ行方不明事件を解決していく。
しかし!
古びた
ビルで、今日も『根黒探偵事務所』は絶賛困窮中!?
行方不明の弟をみつけるため。
ビッグになるため。
価値観が全く異なる2人は時々衝突しながらも、行方不明事件を解決していく。
最初の事件は、小学生女の子の行方不明。
遠足中で姿を消し、そのまま行方知らず。
魂の欠片を見つけて、彼女の足跡を追っていく。
その先で目撃したのは、男の腐乱死体と画家の小屋!?
しかも、ネクロマンスでも死体を見つけられない!?!?
謎が謎を呼び、紐解いていくほど、2人は猟奇的な事件へといざなわれていく。
コメディと人間ドラマ、猟奇事件が織りなす、エンタメミステリー、開幕!!!
※他4サイトで同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:36:27
40409文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:22pt
※こちらは全編通して女性同士の恋愛物語(GL、百合小説)になります※
物心ついた時から、あたしの周りに愛なんてなかった。
あたしのものにならないものは、みんな嫌い。
歴史と伝統ある女子校に入学した飛鳥は、両親からの愛を知らない少女。新入生代表の挨拶をした生粋のお嬢様、優花の存在に惹かれつつも反発するが、彼女には彼女の事情があって…
※完結まで毎日更新です。
※R15は保険程度。
アルファポリスにて先行公開&ライト文芸大賞登録中です(´▽`)
https://www.alpha
polis.co.jp/novel/456922070/382957672
よろしければ応援いただけたら嬉しいです。
6/1コミティアにて少しだけ製本版頒布予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:00:00
35462文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
コレジャナイ王国(正式名省略)――――
代々の王様は一度や二度は無謀な行いに出て、いつも当初の思惑と違う形の結果をもたらす。しかも大体王様のやりたかった事よりいい結果になってしまうという、大変にはた迷惑な宿命を背負っている国だ。
平民でありながら登用試験を見事合格したファリス・タリーズは、古代遺跡の研究をしたい夢をかなえて考古学研究所の研究員となり、忙しいながらも充実した日々を過ごしていた。
しかし、在位二十年を迎えた国王陛下がお祝いの演説でブチ上げた暴挙のせいで
、ファリスの平穏な日々は終わりを告げる……
王様の暴挙に巻き込まれたファリスは、人使いの荒い上司のせいで全国を飛び回る羽目になる。
古代遺跡に心奪われる好奇心旺盛なファリスだが、持ち前のお節介体質が災いして、あちこちのトラブル解決に駆り出され、欲しくもない実績を着々と積み上がる……
それはお貴族様たちに密使と勘違いされた挙句、隣国との交渉役にされたりだとか、多忙で死にかけた宰相殿の面倒を見る羽目になったりだとか……なんでただの研究員がこんな事やってんだという事ばかり!
この物語は、頑張れば頑張るほど平穏な研究生活が遠ざかってゆく、その癖ちょっぴりトラブルバスターをするのが楽しそうなファリスが、カオスな王国でトラブルを解決しながら、いつの間にか国を救う英雄になってしまう……笑いとドタバタの冒険譚です!
~カクヨムさんにも掲載させて頂いています。よろしくお願いいたします!~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:20:00
37057文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
田んぼと山しかない田舎の藤見市で、二人の女子高生が、オカルト研究会存続の為に近隣の心霊スポットを探訪する。
廃病院……河童伝説の沼……呪いの神社……。
そこで二人を待ち受けていたのは、常識では説明のつかない現象だった。
霊能力はゼロ。
しかし、この二人、恐怖判定に絶対失敗しない怖いもの知らずだった。
“最強女子高生”桜井梨沙と“腹黒残念美人”茅野循が送る、ちょっとライトな怪奇譚。
*この物語はフィクションです。実際の事件や団体、個人などとはいっさい関係がございません。
また
作中に登場する心霊スポットは、すべて架空の場所です。
それから廃墟にみだりに立ち入る行為を本作品は推奨いたしません。
※旧タイトル『戦慄心霊怪異ファイル【ユルこわ!】 ~普通の女子高生二人がただひたすら心霊スポットに凸しまくる~』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:04:40
2110754文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:20687pt 評価ポイント:10893pt
赤石悠人は、常に疑問に思っていた。
「聡助~、今日も格好いいよ~、大好きだよ~」
「はいはい、お前はいつもそれだな」
「ちょっ……あんた! 今しおりんの胸見たでしょ!?」
「みっ……見てる訳ねぇだろ! 何でお前は毎回毎回殴ってくんだよ!」
どうして自分たちと大して能力に差がない男が様々な艶麗な女性たちから好意を寄せられるのだろう、と。
赤石悠人は、その理由を探りたい。
これは、五人の女子学生から好意を寄せられ、常にハーレムを展開しているラブコメの主人公と、そんなラブコ
メの主人公を批判的に見つめる、特筆するべきところもない、端役でしかない男子学生の話。
合理主義を標榜する男子学生が様々な境遇の人間と相対し、学び、自嘲し、苦しみ、自身と見つめ合い、少しずつ成長していく物語。
※主人公は誰しもをクリティカルに見るので、性格は悪いです。ラブコメは基本的に王道に沿っていきます。
ラブコメと文学的な要素の組み合わせで、ライト文芸的(なつもり)です。
純文学の美点とラブコメの美点のハイブリッド作品(のつもり)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:00:00
1797816文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:17031pt 評価ポイント:8113pt
古来より、魔法には呪いがついてまわる。
蒸気機関が走る街で、魔法の教育が行われる――そんな時代のどこかの国の、一人の少女の物語。
田舎者のアイラの夢は、王都の司書として働くこと。新しい環境で魔法図書の扱いを学ぼうと意欲に燃えるアイラだったが、彼女には「魔法を使うと眼鏡が壊れる」という呪いがあった。「眼鏡割り」なる素っ頓狂な二つ名を携え、理想のキラキラ大都会とは程遠い裏通りのおんぼろ寮で、彼女の王都生活が始まる。
寮で出会った留年生・シャルロッテと仲も深まり、いよいよ入学式―
―だがその当日になって、アイラはシャルロッテが抱えていた問題にやっと気が付いた。初めて触れる、他人からの明確な悪意。田舎で本しか読んでこなかったアイラは、友人の笑顔を取り戻し、二人で新学期を迎えることができるのか。
*****
お読みいただきありがとうございます。以下、補足です。
・本作は「カクヨム」で連載を始めた小説です。早く先が知りたいという方は是非そちらへもお越しください。
・拙作はセリフだけで物語が進行しないよう、一般的な文芸作品と同様に描写に力を入れています。進みはゆっくりでも情景や世界観を味わいたいと思っていただける方におすすめです。
・感想大歓迎です! 忌憚無きご意見お待ちしておりますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 12:10:00
134173文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町
が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 12:00:00
836830文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:24pt
中学時代のいじめがトラウマで、高校では本当の自分を隠して生活を送る陰キャ、大場あみ。
ある日、いつものように保健室で休んでいると、クラスの人気者である茅野チトセに秘密を言い当てられてしまい……!?
本当のじぶんを見せられない少年と少女の青春物語。
最終更新:2025-04-30 08:00:00
26550文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
S県にある幽遊高校には、他の高校にはない特別な部活動が存在していた。
その名も都市伝説遭遇部!
都市伝説を調べ遭遇し解決することが目的である。
この幽遊高校の理事長兼校長は、S県の大きな社の巫女娘であり、テレビ局から警察まで幅広く顔が効く。
昨今の不可思議な怪異事件に警察も頭を抱える中、幽遊高校には、また新たな都市伝説が持ち込まれていた。
しかも今度の依頼主は警察。
依頼内容は、女子児童連続首狩り事件の調査依頼。
白昼堂々、音もなく忍び寄り、首を狩る残虐な殺人
鬼。
幽遊高校の都市伝説遭遇部の面々にも関わりが無いわけでは無かった。
小学生の容姿をした都市伝説遭遇部の女子生徒が襲われ、病院で意識が戻らない状態なのだ。
それだけでなく、この事件がまだ広まる少し前、幽遊高校の広報担当がテレビ局の番組に出て、『サイレントキラー』と命名した。
これは、幽遊高校の都市伝説遭遇部のメンバーが『サイレントキラー』の正体を暴く、青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 00:00:00
23810文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
真夜中、日常に疲れ果て、自殺するために岬に向かった大地は、同じく自殺をしようとしていた少女・朝陽に出会う。
崖から今にも飛び降りそうな朝陽を必死に止めていると、朝陽は『話をしよう』と大地に言う。
真夜中、波の音が響く崖の上で、ふたりの奇妙な一夜が始まる。
最終更新:2025-04-28 17:00:00
12652文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【PV 133,000突破!!】
http://kxxx.html.xdomain.jp/「番外編などもあります」
(◆)→イラストあり。
【1章】
俺――沙田雅(さだただし)の住む、六形市(ろっかくし)。
この街では、日夜、アヤカシと戦う異能者がいた。
一方、六角市の15歳~18歳のなかにひとりだけ”シシャ”と呼ばれる、
人間以外のモノが入り込むとされている。
六角第一高校に転校した沙田。
そこで出逢った、ツインテールの不思議っ娘、寄白美子(よりしろみこ)。
寄白美子は
左右に6つの十字架ピアスをした謎の美少女。
そして同じ教室で出合った憑依体質の九久津(くぐつ)。
この2人は学校の7不思議をモチーフにした”アヤカシ”
と戦う異能者だった。
しだいに明かされる六角市の真実。
六角第一高校を起点に出現する六芒星はなにを意味するのか?
そして”シシャ”の正体は?
【2章】
新たに、美少女能力者の社雛(やしろひな)の存在も明かされる中、
九久津もついに宿敵”バシリスク”と対峙する。
一方、当局(政府)の能力者たちも、六角市へと来訪していた……
【3章】
負力の受け皿として、ふたたび”シシャ”を生みだす三家。
そして、九久津と座敷童の出会い、社の怪我の真相が判明する。
一方、九久津の魔障、【ポイゾナスルーティーン(毒回遊症)】はさらに深刻さを極めていく。
【4章】
六角駅で寄白を待つ沙田に、突然、声をかける人物。
それは二校に通う、金髪の女の娘だった……
【5章】
沙田は、寄白とエネミーと繁華街でパフェを食べることになった。
そこに社、九久津、繰もやってくる。
XXXX年、具現化したアンゴルモアに一条と二条が挑む。
【6章】
早朝の学校に呼び出された沙田は、寄白とともに廊下の角からある人物を見張っていた。
※カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 04:21:15
1133789文字
会話率:36%
IN:7pt OUT:4pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:48pt
中山明里は元教師。職場での数々のハラスメントにより、心を病み休職中だった。アラサーなのにこんなんで良いのか。悩みはつきず、眠れなくなったある日。個人経営のコンビニを発見した。どうも変なコンビニだった。なぜか地図にも情報がなく、都市伝説で噂されている五次元世界(パラレルワールド)と関係があるようで……?異界コンビニ不思議夜ふかし話。
最終更新:2025-04-27 00:00:00
31604文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれ
る舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:40:01
432121文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:10620pt 評価ポイント:4506pt
陶器の街・信楽。
狸の焼き物で知られるこの土地で、奇妙な噂が立ちはじめた。
「夜中に狸の置物が動いた」
「誰もいないはずの工房で足音がした」
「作品が勝手に場所を変えていた——」
調査のために派遣されたのは、冥府庁・調査課の神崎イサナと黒野アイリ。
生きたまま冥府に迷い込み、異例の経歴で任官された新人調査官・神崎と、冷静沈着なエリート調査官・アイリのバディは、町の奥で静かに起きていた“異変”の真相を探ることになる。
最終更新:2025-04-25 16:40:00
7891文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ねぇ、大人になるってどういうこと?
大人になるって、怖いこと?
これは、
親鳥に守られていたヒナ鳥が大空へ羽ばたく話。
あらすじ
高校三年生の羽石ことりは、ずっと憧れていた美術大学への進学も決まり、あとは卒業式を待つのみとなっていた。
幼なじみで恋人同士の奏と高校最後の日常を謳歌していると、女手一つでことりを育ててくれていた母が倒れてしまう。
母はなんとか一命を取り留めたものの、右半身に障害が残ってしまった。
進学か、母か。ことりは進路を迷い始める。
迷いを奏に相談す
るが、ことりは厳しく批難されてしまい……。
結局、進学か帰郷か決められないまま学校が始まる。奏と会うことに気まずさを感じて登校するが、奏は学校に来なかった。
奏に連絡すると、冬休み中に奏が事故に遭っていたことを知り……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 13:12:03
17239文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
▼アルファポリスで第8回ライト文芸大賞エントリー
新しい『タイム・リープ』
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/196609115
▼ステキブンゲイでステキブンゲイ大賞エントリー
『神霊捜査官(エクソシスト)』
https://sutekibungei.com/users/Kohei-Kobayashi
オリジナルの落語です。
悪い事をしようとしても結局は上手くいかない事を交えて、「悪銭身に付かず」という事を説いた小噺。競
馬のノミ屋がサラリーマンを騙そうとするも、正体がバレてしまい失敗するという落ち。競馬のノミ行為の「ノミ」と、酒を飲む「飲み」が掛詞になっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 06:10:00
4812文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【フキの花のオルゴールは、たった一つの抑止力だった。】
潟杜大学に通う学生・甘粕寛奈は、二年生に進級したばかりのある日、幼馴染から相談を持ちかけられる。大切なオルゴールの蓋が開かなくなってしまい、音色が聴けなくて困っているのだという。オルゴールを直すのを手伝ってくれるのなら、とびきりのお礼を用意しているのよ、と黒いセーラー服を着た幼馴染はたおやかに微笑んだ。「寛奈ちゃん、熊野史岐って人の事が好きなんでしょう? 一日一緒にいられるようにしてあげる」
※本作はホームページ及び「
pixiv」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 14:15:34
61176文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
▼アルファポリスで第8回ライト文芸大賞エントリー
新しい『タイム・リープ』
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/196609115
▼ステキブンゲイでステキブンゲイ大賞エントリー
『神霊捜査官(エクソシスト)』
https://sutekibungei.com/users/Kohei-Kobayashi
オリジナルの落語です。
古物の扱いはプロでも難しい事を交えて、真偽という物は傲慢になると見えなくなってしまう事を説いた小
噺。店主が客にあの手この手で水差しを高く売りつけようとするも、店主自体が水差しの売り主に騙されていたという落ち。「古い」と、砂金をふるう「篩」が掛詞になっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 06:30:00
3519文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
白梅は皇帝の妃嬪だった姉を殺した犯人を捜すため、下女として後宮に入り、眉目秀麗で文武両道だが少し変わり者の皇帝、品永寧と出会った。
妃嬪となった白梅は、姉のふりをして犯人をおびき寄せようとする。
白梅は姉から自分の話を聞いていたという永寧に溺愛され、白梅もまた永寧に惹かれていく。
そんなある日、草原の部族から嫁いできた妃嬪が殺され、妃嬪は自らの血で床に謎の文字を書き残していた。
白梅は、故郷の尼寺と妓楼で得た知識と、武人仕込みの武芸を使い、草原から嫁いできた
妃嬪が残した文字を見に行き、その謎を解こうとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 10:18:29
22138文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:86pt
酷い雨の日、特にこれといった特技のない高校生、兎里健はひょんな事から仲良くなった二人のイケメンと美人に巻き込まれ異世界に召喚されてしまう。
特に目立った特技がなく無個性な自分は役立たず扱いされ棄てられると思い、内心恐々としていた彼だが、思いのほか召喚した皆さんが優しかった。
――――『もしかしてこのままやっていける?』
異世界に希望を見出した兎里、だが思いのよらぬところで現実は非情だった。彼に秘められたある魔法の才能が彼を『訓練』という名の地獄に叩き落としたのだ。
※
この物語は異世界コメディです。
MFブックス様にて書籍化することとなりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 18:00:00
3149972文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:260878pt 評価ポイント:83338pt
直人は、殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を最年少で継承した。殺しの師は「お前は、誰かを守ることを覚えろ」という矛盾した遺言を残す。
暗躍と暗殺の日々を送る直人の前に、天女のような美少女・紅が現れた。紅もまた、亡き母の遺言の為に必死に生きていた。
「腹違いの兄妹かも知れない。でも違うかもしれない」と言う紅は「私を守って」と直人に依頼する。
美しい紅を巡って一夫多妻の一族の策謀と愛憎が渦巻き、惹かれ合うふたりは30年前の殺人疑惑事件に辿り付く。
☆ヒロインは第5話登場です
<登場人物>
☆ 覚える必要はありません。確認用です
高天原 直人(たかまがはら なおと/16):《高天原の漆/しち》。高天原家当主の第七子で、正妻の次男。殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を引き継ぐ
高天原 紅(くれない/15):《高天原の玖/きゅう》。本来は庶子。旧称は八坂紅(やさか くれない)
高天原 識(しき/48):高天原本家の当主。先代の《高天原の肆/し》
高天原 淑子(よしこ/45):正妻。直人と継人の母
高天原 宗寿(かずとし/23):《高天原の壱》。第一子で長男。側室・多喜子の息子
高天原 継人(つぐと/22):《高天原の弐》。第二子で次男。正妻の長男。直人の実母兄
唐橘 蜜花(からたちばな みつか/21):元《高天原の参》。側室・多喜子の長女。既婚
高天原 忍(しのぶ/20):《高天原の肆》。第四子。側室・梓の長男
高天原 伊織(いおり/17):《高天原の伍》第五子。側室・沙也香の長男
高天原 睦(むつみ/16):《高天原の陸》第六子。側室・梓の長女
高天原 柳子(やなこ/15):《高天原の捌/はち》第八子。側室・沙也香の長女
高天原 了(あきら/10):《高天原の末/すえ》第十子。側室・沙也香の次男
藤川 多喜子(ふじかわ たきこ/46):側室。宗寿・蜜花の母
早乙女 梓(さおとめ あずさ/44):側室。忍・睦の母。当主の秘書
井崎 沙也香(いさき さやか/37):側室。伊織・柳子・了の母
八坂 蘭(やさか らん):紅の母。故人。享年45
高天原 永人(ひさと):先代の《壱》。30年前に死亡。享年20
高天原 功(いさお/46):主人公・直人の師匠。先代の《伍》
高天原 心人(むねと/43):先代の《陸》。永人の同母弟
※ 年齢は直人の誕生日4/6時点折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 21:10:00
198856文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
菜摘は事務職OLだ。金曜日の夜、ささやかにご馳走を食べるのが幸せ。そんな時、ちょっとした不便さを感じ、ライフハックを調べると……。ささやかなライフハック短編小説集。※一話完結形式の短編小説集。
最終更新:2025-04-06 19:34:05
7866文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
真珠の光が、心の糸を結びなおす
東京で夢破れたデザイナーの澪。
逃れるように訪れた祖母の故郷・伊勢で、頑固な真珠職人・志乃と出会う。
一粒欠けた祖母のネックレスを手に、不完全な美しさ、傷つくことの意味を知る。
真珠と海と人が紡ぐ、心の再生の物語。
最終更新:2025-04-03 08:34:44
53934文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
作:藤烏あや@『死に戻り公女は繰り返す世界を終わらせたい』発売中
異世界[恋愛]
連載
N7540KE
異能を得る代わりに、童話と同じ運命を辿ってしまう宿命を持つ【童話憑き】と呼ばれる者達が生まれる時代。
人魚姫の童話憑きであるヤエは、いつも逃げていた。
童話憑きであることを認めたくないあまり異能の勉強からも逃げ、
王子に見つかる事を恐れ社交からも逃げ、
息を殺して暮らしていた。
逃げ続けていたヤエはある日、童話憑きを取り仕切る華族の新当主発表の場に呼ばれる。
無理矢理連れて行かれたそこそこで出会ったのは、一生会いたくなかった、人魚姫の王子だった――
最終更新:2025-03-31 20:20:00
42763文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
作:陰東 愛香音
ハイファンタジー
完結済
N1042KC
「こんな姿に、好きで生まれてきた訳じゃない…」
赤い瞳と赤い髪、そして細く長い耳を持つ男の叫びは誰にも届かない。
長い間、愛されていると信じて疑わなかった両親の愛は、この姿ゆえに崩壊した。
ある日起こった事件を切っ掛けに、彼の運命は更なる悲劇を呼び、家を失い、両親に見放され、果ては国さえも追われて天涯孤独の身に陥る。
ようやく見つけた、たった一つの希望さえも揉み消され、一人で生きる事を強いられた彼は、その胸に復讐を誓った。
「全ての人間達に報復を……恐怖と言う名の地獄を与
えよう……」
******************
王道のダークファンタジー小説。
一昔前のような小説の運びなので、読み手を選ぶ作風かもしれません。
この作品が出来たのは約30年前、3度目の完結は8年前です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:27:42
198257文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
高木柊には未来を見通す力があった。
それは特別便利なわけでもなく、運命というものに自分の未来が勝手に決められるような非情な能力だった。
どうせならと、人の役にたてるよう他人の人生に関わるが、他人の運命を変えるほど、自分の人生も変わった。
いつしか、自分の人生は悲劇のものとなり、高木柊は生きる事に絶望する。
しかし、高校生の時に高木柊の心を変える一人の男の子が現れたのだった……。
最終更新:2025-03-23 15:53:30
31843文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
――死者のレシピをカフェで出す、うちの神様はうまく泣けない。
稲葉和(いなば のどか)、20代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。
子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通った「神社巡り」の仕事に取り組んでいた。
しかし上司の異動を機に、取材先の綾白神社の事故は神の祟りだ、という記事のでっち上げを強要されるなどの、パワハラとセクハラに追い詰められていく。
そんな時、同じ力を持ち唯一の理解者だった祖母が生前、「困
ったときに行くように」語っていた店の存在を思い出す。
そこは「一見さん歓迎、二見さん大歓迎」――黄昏時から深夜だけ開店する和カフェ「夜見」。
現世と常世の境にあり、常世に紛れ込もうとする人々に、失われた「死者のレシピ」を渡す場所。
営むのは黒髪の美青年――早瀬と名乗る消えゆく川の神と、彼の眷属の茜と澄の二人。
祖母のレシピを食べて勇気づけられた和は、男性客・斉藤の苦境を知り、死に別れた母親の「ちらし寿司」の再現を手伝いたいと思う。
ヒントとなる、常世の死者からの文は、熊笹の枝に付いた『かささぎの渡せる橋』、百人一首にも収められた和歌の初めだけだった。
和は早瀬と共に、和歌と伝承文学の知識を生かして、斉藤が母親から語られた七夕伝説の類型から、彼の母親のルーツとなる地域とレシピを探ろうとする。
一方で、早瀬が常世に毎日手紙を送り、「殺してしまった」友人からの返事を待ち続けていたことを知り……。
この話はPixiv、カクヨムにも掲載しています。
※描写その他、調整中です。また今後続編を掲載する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:12:53
28290文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
キリスト教系列のお嬢さま学園に通う高橋咲。学園の実情はクリスチャンも少なく、所属している聖書研究会も活動の危機にあった。そんな時、部長の佐倉愛美から「部室でお菓子食べながら学園のみんなの悩みや謎を聞いて解決しよう!」と提案される。最初は全く人が来なかったが、美味しいお菓子に釣られた生徒から悩みや謎が持ち込まれる。しかも美味しいお菓子にまつわる謎解きも始まり……?お嬢さま×お菓子の謎解き物語、開幕。春のチャレンジ2025参加作。
最終更新:2025-03-15 17:41:27
21774文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
高校一年の愛緒衣(あおい)は、たまたま通りがかった裏庭で、同じ学年の美蘭(みらん)を見かける。
彼女は蛍のような光をまとっていて、それは魔法だと言う。
「私、異世界から来た魔法使いなんだ」
交流を深める二人だけれど・・・。
問題も答えもはっきりしない思春期掌編。
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現代日本。すこしふしぎ。
三人称。
ジャンルは、どちらかといえばライト文芸って感じだと思うのですが、ないので純文学にしています。
-----
最終更新:2025-03-07 20:18:12
6586文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:202pt
【あなたは人を殺せるか!? 一億人から始まる、殺し合いサバイバル!】
「今日から一年間、皆さん国民で殺し合ってもらいます」
新しい年が始まろうとした時、僕の手が青く光った──
最終更新:2025-03-02 02:30:00
12096文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:千賀 まさきち
ハイファンタジー
連載
N3815JX
【ユィートネルムの唄を聴いて 第二部:緑の潮と蒼の声】
ルンファーリアを出奔したユタとファートはアシュレイと合流し、海を渡ってハーフェン王国にやって来た。
はじめて見る品々に目をとられ、ユタたちとはぐれてしまったファートは、アルカという名の少年と出会う。不器用ながらも馬が合い、仲良くなった二人。しかしその結果、ハーフェン王国の権力争いに巻き込まれてしまう。
※『この作品は『カクヨム』でも、投稿しています
最終更新:2025-03-01 12:08:47
24369文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
コーヒーをテーマにしたほのぼの短編集。平凡な事に悩んでいる直美は、コーヒーゼリーの意外な起源を知り……(「コーヒーゼリー」より)。※1話完結の短編集。
最終更新:2025-02-28 06:57:33
13031文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
古戦場や城郭を巡ったり、寺社仏閣や武将の墓を訪れたりと、歴女全開の坂本亮子は公募の末に歴史ミステリーの小説家としてデビューを果たす。しかし、喜んでいたのもつかの間、亮子は出版社編集の中岡慎一に容姿が坂本龍馬にそっくりだと指摘され、無理やりペンネームを坂本龍馬子と名付けられてしまう事になってしまった。そんな坂本亮子改め坂本龍馬子は、破天荒な編集中岡と、小説の題材を探すべく、日本各地にある不思議な施設や怪しげなネタを求めて取材の旅へと赴いて行くのである……。
一応、本格どた
ばたミステリーです(汗)プロローグだけでも読んで頂けると嬉しいです。
(2017年6月26日 Kan様からレビューを頂きました。本当にありがとう御座いました)
(2017年7月26日 成宮りん様からレビューを頂きました。本当にありがとう御座いました)
(2018 6月 誠に勝手ながら、三章部分の大仏殿のエピソードを一番最初の部分へ持ってきてしまいました。解り辛くなってしまい申し訳御座いません)
(2018年12月 羽野ゆず様からレビューを頂きました。本当にありがとう御座いました)
(2019年2月 一迅社様のメゾン文庫大賞に応募させて頂き、結果的には駄目でしたが、最終審査まで行き着く事が出来ました。ポイントではなく作品そのものを読んで評価して頂けたようでとても嬉しかったです。一迅社様ありがとう御座いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 13:14:28
1300269文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:709pt 評価ポイント:253pt
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。
のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――その後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。
輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。
市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜
がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。
世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。
輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。
『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』
輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。
恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。
「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」
果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。
善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。
何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。
人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。
その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。
ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 22:10:00
311146文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:46pt
ひと夏の恋が胸に残す、切なくも輝く青春ファンタジー。
青く溶ける永遠の恋が確かにあった。
夏休み前に転校し、孤独を感じていた海音(みおん)は、
夜の砂浜で神秘的な人魚の少年・燈(ともり)と出会う。
月夜だけの二人の秘密の時間は、波のようにきらめく。
ひと夏の恋が胸に残す、切なくも輝く青春ファンタジー。
最終更新:2025-02-02 17:16:55
9696文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:式見 汀花
ハイファンタジー
完結済
N5534JU
*この小説は Wizardryを リスペクトして 書かれているようだ*
(注意事項もちゃんと読んでね)
竜骸迷宮――それは、かつて古代文明を完膚なきまでに破壊した巨竜の亡骸が元になっていることから、そう呼ばれている。
その最奥には『神の秘宝』が眠るといわれ、それを求める王宮より認められた「探索者」たちは、数百年もの間、竜骸迷宮へ挑み続けていた――
齢十八になる青年エルスウェンは、無限の魔力を持ち、若き天才魔法使いと称される。
まだ探索者となって数ヶ月と新米ではあるが、失
われた古代魔法を使いこなすなどして、すでにその頭角を現していた。
そんな彼の所属するパーティが、竜骸迷宮内で、漆黒の剣士の姿をした魔物と遭遇することで、物語が動き始める……
竜骸迷宮へ挑む、常に死と隣り合わせの探索者たち。それぞれの想い、戦う理由、生き様を目に焼きつけよ。
*業務連絡*
『カクヨム』でも連載しています。そちらのほうが進んでいるので、一気読みしたい方はぜひカクヨムまでいらしてください!
*この物語を 読むにあたっての 注意事項*
・迷宮ものを標榜しておりますが、この序章においては迷宮探索、迷宮内の描写は全体の一割以下となっております。あらかじめご了承ください。
・一部残酷な描写が含まれます。残酷なものを書くことが主題、目的ではないのでさらりと書くようにしていますが、流血したり臓物がこぼれたりします。苦手な方は、ご注意ください。
・この小説はWizardryをリスペクトしつつ、それを着想元として書かれた独自の小説です。中身はWizardryそのものとは全然関係ありませんので、ご了承ください。あくまで、オリジナルのファンタジー小説として読んで頂ければ幸いです。
・一般的なWEB小説の体裁、いわゆるテンプレからは外れた小説です。あらかじめご了承ください。(例 ステータスやレベルなどは出てきません)
・人と人のドラマが紡がれる本格ファンタジーとして書きましたが、一気読みのライトノベルとしても楽しめるよう心がけて書きました。Wiz好きも知らない人も、ファンタジー初心者でも、どなたでも楽しめるはずなので、どうか肩の力を抜いてお楽しみください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 16:10:00
410789文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:8pt
「魔導書を封じる者、グリモアルカー——」
冬のエイジス国・ポールズ港に降り立った謎の男と黒猫。奇妙な雰囲気を漂わせる一人と一匹は、途方に暮れる修道女マリアベルと出会う。彼女の村では正体不明の病が広がり、人々の気力が失われていた。助けを求めるマリアベルの前に現れたのは、死人のように白い顔と赤い瞳を持ち、大きなトランクを抱えた、寡黙で冷徹な印象を与える男。一方、男の肩には気取った都会風の口調で語りかけてくる黒猫。
病の話を聞いた男は短く「行きながら話せ」とだけ呟き、物語の幕が開け
る——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 20:30:00
131596文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
紫煙と外連味と一抹の寂寥感漂うレトロフューチャー風味スペースオペラ百合
かつて栄華を誇ったが国力の衰退著しいある国の国策企業による、安全性を黙殺した『圧縮恒星炉』開発が失敗した結果、その国民と国土の大半を吹き飛ばす事故を起こしただけでなく、その残骸の膨大な熱量によって超々地球温暖化を招き、陸地の7割を海に沈めてしまう、という大惨事を起こしたことによって、人類は否応なく宇宙進出を果たさざるを得なくなり、衛星軌道上には大小様々なスペースコロニーがいくつも点在している新たな時代
を迎えていた未来の太陽系。
系内の各地に潜む賞金首の犯罪者を追って宙を飛び回る賞金稼ぎを生業とする、通称『ロウニン』と呼ばれる人々の一員で、ぶっきらぼうな一匹狼の女性・ザクロは、根城にしている人口の約半数を同業者が占めるスペースコロニーの格納庫にて、どこからか逃亡して忍び込んだとおぼしき、常にオドオドしている様子を見せる若い女性・ヨルと遭遇する。
どこか不思議と惹かれる雰囲気を纏う彼女と関わる内に、ザクロはヨルの抱える事情に首を突っ込む事になり――。
※未成年者喫煙は法律で禁止されています。たばこは二十歳になってから。正しいマナーと節度を持って吸いましょう。
※この小説はフィクションであり、実際の出来事や個人名、団体名とは異なります。また、作中の描写には差別や受動喫煙等を肯定する意図はありません。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:00:00
320114文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:24pt
作:悠井すみれ
ハイファンタジー
完結済
N6934IF
舞台に懸けるヒロインの痛快活劇!
国一番の役者の娘である燦珠《さんじゅ》は、父に倣って国一番の華劇《ファジュ》の花旦《むすめやく》になるのが夢。けれど、女の芸はあくまで余興、男旦《おんながた》と同様に舞台に立つことは望めない。
「女が女を演じて何が悪いのよ!?」
拳を握る燦珠に、美貌の宦官・霜烈《そうれつ》は囁く。
「後宮には女だけの戯班《げきだん》を養う一角がある。そこならばお前の望みも叶えられよう」
皇宮の最奥では、皇帝や妃嬪を慰めるべく選りすぐりの女役
者が切磋琢磨しているのだという。無論、寵愛や権力争いにも深く関わる蠱毒の園でもあるのだが。
「歌って踊れるならどこでも良いわ! っていうか天子様に認められたら私が国一番よね!?」
意気軒高の燦珠は、まだ知らない。後宮に渦巻く嫉妬や欲望は思いのほかに強いこと。即位したばかりの若き皇帝は大の華劇嫌いであるということを。さらには、帝位を揺るがす陰謀も明らかになり、燦珠の芝居道を妨げる。
華劇に懸ける燦珠の熱意は、皇帝の考えを変えることができるのか!? 後宮の陰謀を除くことができるのか……!?
※第一部約25万字まで執筆済です。当分毎日更新予定です。字数は予約投稿分を含んでいます。
※カクヨムにも「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」のタイトルで先行掲載しています。
※京劇をモチーフにした芸能をテーマにしています。歌や舞の描写をお楽しみください。
※作中作の歌詞・台詞は漢詩等の出典がある場合を除いて自作です。中国語としては信じないでください。出典がある場合は明記します。
※恋愛要素はほんのりです。ヒロインは芝居命過ぎて恋愛する暇はありません。ヒロインの夢と才能を全面的に理解して協力してくれる超絶美形ヒーロー(宦官)は登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 18:09:06
494934文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:534pt 評価ポイント:272pt
——最後の一杯は、彼女への餞に。
上京した僕と、地元に残った彼女の年に一度の逢瀬。
いつものバーに行くと、見知らぬ女性が、いつもの席で、いつものカクテルを飲んでいた。
一夜の最後に流れた一曲が終わる前に。
最終更新:2025-01-19 06:26:08
4628文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
—— 幕間にしては十分で、物語にしては足りない数十分の小噺。
電車に揺られる影が二つ。
たった数十分もない幕間を描いた小噺。
ただの記憶に昇華される何も生まないお話。
最終更新:2025-01-19 06:20:59
3742文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
——一夜の再会は流れ星が如く儚い。
双子座流星群のある日。
二人は公園のベンチにいた。
儚い奇跡は流れる星々に見守られながら。
最終更新:2025-01-19 06:17:35
4594文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
——ただ淡く、ただ切なく、ただ過ぎ去ってしまった、あの夏の記憶の世界。
僕の中にある、あの夏の記憶はもう朧げだ。
けれど、その中の彼女は覚えている。はっきりと、鮮明に。
パステルカラーの記憶に、彩やかな彼女との一日だけは、夏が過ぎ去るたびに思い出す。
最終更新:2025-01-19 06:10:54
3643文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
——春の夢は明日へ向かう風を呼ぶ。
ただの夢の逢瀬。
和歌が紡ぐ一夜はとても暖かく、切ない。
時間は否応なしに進んでしまう。
梅から桜に変わる春の夢は明日へ向かうための風で終わった。
最終更新:2025-01-19 06:06:54
4939文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:檀 まゆみ
ハイファンタジー
完結済
N3517JY
高校生の衣緒里は生まれた時に決められた婚約者がいる。名前も顔も知らない婚約者とは十六歳になったら会えると聞かされて育った。十六歳の誕生日、たまたま街で助けられたイケメンにときめき、前々から考えていた婚約破棄を婚約者に言い出す。しかし当の婚約者はそのイケメンでしかも近所の氏神様だという。氏神様は名を雪矢と言った。
衣緒里は生贄として氏神様に捧げられたのだと聞かされるが納得がいかない。しかし氏神様は衣緒里を気に入り溺愛する。それでも衣緒里は雪矢に心を開ききれずにいた。二人の
両想いはまだまだ先が長い。
店街の夏祭りの季節が近づいた頃、神様の一人スサノオがやってきて雪矢に相談をする。なんと、浮気者のスサノオは衣緒里を新しい嫁に迎えたいと言ってしまったがために、妻であるクシナダヒメに出ていかれたのだ。雪矢も協力して探し出すことに。
夏祭り当日、花火が美しく舞った瞬間、クシナダヒメが現れて衣緒里に呪いをかける。夫を誑かした罰だと言い残して消えたクシナダヒメに衣緒里は……。
衣緒里の学校では学園祭の準備が始まった。そんな中、雪矢はというと年に一度の神様大会議に出席するため不在中。雪矢の不在に寂しさと恋しさを自覚する衣緒里。雪矢のいたお白様の神社に戻ると、そこには雪矢の兄・玄矢がやってきていた。
雪矢が弟の紅矢によって拐われたと言う玄矢。衣緒里は雪矢を取り戻すため、玄矢と神獣のコンと共に急いで天界に行く。そこにいたのは紅矢に捕まった雪矢。しかし拐われたわけではなかった。兄弟三人が企んだのは……。
衣緒里に好意を寄せているのは雪矢だけではない。幼馴染の晴臣も衣緒里のことが気になっている。なかなか進展しない二人の関係を進めるべく、晴臣は衣緒里にアプローチする。そこに恋愛の女神・ククリヒメが晴臣の味方に加わり、晴臣は急速に衣緒里との距離を縮める。雪矢は何とかして邪魔をするが、ククリヒメも負けてはいない。
雪矢が衣緒里に執着するのには理由があった。衣緒里が中学生だった頃の出来事を思い出す雪矢。初めは氏神として興味がなかった娘であったが、この時の出来事がきっかけで一気に衣緒里が気になる存在となった雪矢だった。一方、衣緒里はククリヒメの一件で寒い倉庫にいたため風邪を引いてしまった。看病をする雪矢は微熱で意識の朦朧とする衣緒里に告白をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 11:22:28
86060文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
【カクヨムコン/ライト文芸部門/最高13位】
400年以上の時を生き、身体の半分が機械に成り代わった天才変人美少女学者は、ペルケトゥムの方舟『アルカ』と呼ばれていた。
S.D.R.1270年。アルカは世に知られていない伝承を集め、新たに神話を作ろうとしていた。
アルカは研究の一環として、所属する研究所の弟子を連れて蒸気機関車に乗る。その列車はソウウルプス行き。『太陽の街』と呼ばれる山に囲まれた田舎へ乗客を連れてゆく。しかしその頃、ソウウルプスは夜が明けないという異常に見舞
われていた。アルカは成り行きからソウウルプスに再び太陽を見せるため尽力することになるが──。
アルカがソウウルプスへ導かれた理由。
王室が隠す禁忌。
そして、ソウウルプスの神話は誰によってつくられたのか。
どういった意図があったのか。
全てが解き明かされた時、とある女性の『わがまま』が浮かび上がる。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080598651961折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:10:00
26588文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:683 件