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検索結果:12 件
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「さっさと死んじゃおう」
薄暗いマンションの一室でカップラーメンを半ば食べ終えた頃、たかしは粉末スープの素を入れ忘れていた自分に気が付く。一度、決めるとあとは早かった。財布とスマホを掴み、バスに飛び乗る。どうせ自分は死ぬのだ。片道の旅、荷物はいらない。
電車に揺られ数時間、バスから降りた彼はある定食屋の前に立っていた。亡き母を写した写真の背景に佇むくたびれた定食屋、ここで俺は最後の食事をして、そして死ぬのだ。
これは後に史上最強の狩人と呼ばれた「たかし」の奇妙な最初の一
歩である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:17:06
133204文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
【紋章が彩る、10年前のバラバラ殺人と現代の事件】
【個性豊かな登場人物たちと、あなたは友達になる】
【フランケンシュタインの魔女が彩る、極上のSFダークファンタジー・ミステリースリラー】
――創られた死体たちに、紋章を添えて――
紋章と呼ばれる、機械の代わりに埋め込む魔力を持った技術。
その紋章の技術が発達した地方都市『鳥羽差市(とばさし)』で、女子中学生が姿を消した。
最後の目撃証言は、羊の紋章から繋がる「裏側の世界」。
10年前のバラバラ殺人事件から生ま
れた、「バフォメットの都市伝説」に出てくる世界……失踪してから1カ月経つまでは、住民の誰もがその考えを持っていなかった。
――10年前の事件、知っているか?――
女子中学生が姿を消してから1カ月後、『鳥羽差市』を囲む森の中に、奇妙な移住者が訪れる。
ひとりは缶コーヒー好きの自称箱入り娘“イザホ”、もうひとりはおしゃべりなウサギの“マウ”。
彼女たちの引っ越し理由は、自立をして母親を安心させるため。
そして、10年前にこの街で起きたバラバラ殺人事件を詳しく知ることで、自身の存在理由を確かめるためだ。
……10年前と同じ空気が、『鳥羽差市』に広がっていることを知らずに。
――ボクたちの新生活の場所をここにして、やっぱり正解だったみたいだね――
鳥羽差市で待ち受けるのは、個性豊かな住民たちとの出会い。
街を愛する私立探偵、暗い顔の刑事、喋るマンション、忘れん坊の喫茶店店長、どこでも寝てしまう女子中学生……
そして、イザホを裏側の世界へと引きずり込み、命を狙う存在。
着々と進んでいく、奇妙で狂気を感じる現代の事件。
次第に明らかになる、羊の頭の大男が起こした10年前の事件の真実……
平穏なふたり暮らしの日常が、なんども非日常へと突き落とす。
存在理由を求めた先にあるのは、敬意か? 再現か?
※タイトルの「章紋」は通常の読み方では「しょうもん」と読みます。
「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ」「Nolaノベル」でも公開しています。
この物語が、誰かの紋章となりますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 17:26:29
455379文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:38pt
ドラマを見ていると、電子音とともに臨時ニュースのテロップが流れた。
私にとってどうでもいいその知らせにドラマは興醒めとなった。
ひと風呂浴びて部屋に戻ると、消したはずのテレビがついていた。
暗い画面に、何かが映っている。
そこには知らない女の部屋が映し出されていた。
画面上部には臨時ニュースのテロップがあった。
しかしよく見るとそのテロップは、臨時ニュースではなく、隣人ニュースと書いてあった。
「隣人ニュース:302号室中山優香、自慰開始」
この日から私はこの
隣人ニュースに振りまわされていく日々を過ごす。
このマンションに引っ越してきたばかりの私は、この時まだこの隣人ニュースの本質を理解していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 12:34:22
14989文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【おしらせ】
●書籍化決定!
2020年、講談社より発売です!
なんと書き下ろしの1,5章が追加されています。
なんとなーく暗い感じの本作ですが、書籍化に足される話は全て明るい話になってますので、ぜひ確かめてみてくださいね!
●現代恋愛
日間・週間ランキング①位!
月間ランキング③位!
ありがとうございます!
【あらすじ】
俺の名前は『荒木 陣(あらき じん)』。
市内の高校に通う二年生。
買い物の帰り道、小学校にあがったばかりの妹と一緒にタワーマンションを見上げた。
先月できたばかりの50階建ての建造物を、妹の『舞(まい)』は、
「お城みたいだねー!」
と表現した。
俺からすればそれは冷たい無機物にしかみえなかった。……もちろんひがみじゃないぞ。
おとぎ話に憧れる妹を満足させるために、
「お姫様が住んでんのかもな」
と相槌を打つ。
そして同時に思う。
――お姫様なんて、俺たちには全く関係のない存在だ。
だが俺は間違っていたのだ。
現実はおとぎ話じゃない。
王子様だって悪者になるし、怪物だってヒーローになれる。
だから、タワーマンションの最上階に住むお姫様『真堂 礼(しんどう れい)』と俺が出会うことだってあるのだ。
もしよかったら聞いてくれ。
これは俺とレイとのおとぎ話みたいな、しかし嘘ではない現実の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 11:51:09
123671文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:23476pt 評価ポイント:13430pt
大手商社のエリートサラリーマンの淳と、都内のショッピングビルでアパレルのサブ店長として働く琴美は、一年半以上、体だけの割り切った関係を続けている。
有休を持て余した淳から自宅マンションに招かれた琴美は、昼下がりの陽が差す薄暗い空間で淳の温もりを感じながら過ごしていた。短編式シリーズ小説『スパイシー・モクテル』第三弾。
銘尾友朗先生主催「夏の光企画」参加作品です。
最終更新:2020-08-01 02:10:01
7089文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:142pt
とある新興住宅地に建つ一棟のマンション。
男はバルコニーに出ていつものように煙草に火を付けた。
同じようにバルコニーで煙草を吸っていた隣人に出会った男は、彼の口から語られる町で起こった暗い出来事に耳を傾けた――。
最終更新:2017-02-19 23:03:11
16312文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
こんばんは、タコアシです。
今回は夜空を題材に詩を書きました。
タコアシの幼い頃のエピソードである
マンションに引越しした日の夜に
満月を怖がって泣いたことや暗い部屋で
カーテンにくるまりながら満月を眺めて
初めて一夜を明かした実体験も織り交ぜながら創りました。
最終更新:2016-09-28 23:06:57
409文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その夜、男は自宅マンションのエレベーターに乗った。
乗り合わせた女性は階下の住人。
上昇する箱の中で、男は苦悩する。
彼の出した答えとはー。
最終更新:2015-05-04 12:58:53
2921文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:小日向冬子
ヒューマンドラマ
完結済
N0175CC
安くておいしい料理を作るのが趣味の洋介は、おデブでいじめられっ子だった暗い過去を持つ。無事ダイエットに成功してからは、二度といじめのターゲットにならないよう用心しながら学校生活を送っていた。そんな洋介のマンションに、ある日エキセントリックな美少女月子が引っ越してくる。同じクラスに転入してきた月子は、毎日のように洋介の家にごはんを食べにくるようになり……平和だった洋介の生活に忍び寄る、恋と波乱の予感。
最終更新:2014-06-17 11:37:55
67561文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:86pt
お金持ちの家で育った一人の女の子、一乃世軌羅(いちのせきら)は中学進学をキッカケに両親の所有するマンションの一室で一人暮らしを始める。
しかし今年で16才になる軌羅はここ2年間、部屋から出ずに引きこもっていた。
それは中2の時に発動したある能力が原因でーーー
最終更新:2013-06-29 23:55:23
5191文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
メンヘラエゴイスト犯罪者、現在の私です。否定はしません。
最終更新:2013-03-16 01:02:43
2055文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
ども、俺は携帯電話。喋る携帯電話って珍しくね?
最終更新:2012-04-15 22:14:47
6802文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
検索結果:12 件
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