-マツダ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:80 件
三年前、世界中に突如発生するようになった謎の異空間、通称『ダンジョン』。物は持ち込めるがダンジョン内のものは何一つ外に出すことができず、死んでもダンジョン外にリスポーンする。まさにリアルに現れたゲーム空間であるそこは、世界最高の娯楽場所となった。この作品は、何でもアリなダンジョンで繰り広げられる、主人公駆くんとゆかいな仲間たち(笑)の物語……あらため、ギャグ小説である。
最終更新:2024-04-01 07:00:00
60024文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
子爵令嬢ミリエラは幼い頃、ある事件をきっかけに瞳の色が変わった。忌むべきその色のせいで家族から疎まれ恐れられるようになり、地下倉庫に隔離され、姉たちからは憂さ晴らしの暴力を受ける日々……。更に落ち目の伯爵家との婚約話が破談したのを機に家族に売られ、奴隷にされてしまう。その奴隷商の馬車も野盗に襲われ、いよいよ死を覚悟したミリエラだったが、偶然通りかかった王国の若き近衛魔術騎士の隊長イクスに助けられる。流されるがままイクスの家のメイドになったミリエラは、《鮮血》と恐れられている彼
が、実は無口なだけで本当は誰よりも優しい人なんだと気づき……。一方でイクスも、不遇な身の上でも健気に生きてきたミリエラに惹かれていく中で、彼女の"隠された力"を悟る――。これは、誰にも愛されなかった令嬢が、無口だが思いやりに溢れた騎士と共に、二人だけの幸せを手に入れていく物語。
※途中シリアス展開も挟みますが、基本ほっこりと進む予定です!ざまぁ要素もあります。
※念のため残酷な描写ありにしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:32:37
84816文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
私(マツダ)の教育実習で出会った中国出身の中学生の女生徒とのほのかな感情のやり取りの物語
最終更新:2023-11-07 12:35:56
4647文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
明治時代の旧制中学校から続く歴史を持つ、京都府立須弥山(キョウトフリツスミヤマ)高校。
その旧校舎の屋上へ出る扉と柵が破られ、高校生「松田主(マツダツカサ)」は転落死していた。
警察の捜査では屋上に誰かと争った形跡はなく、積もった砂埃には足跡が片道分しか検出されなかった。
ほどなくして松田の死は自殺として処理されるも、生前の彼を知る五人の後輩生徒たちはその結果に疑問を持ち、独自に捜査を始める。
何者かによって校舎の掲示板に貼り出された、松田殺害の犯人を名指しした告
発文――
松田の死の三か月前に首吊り自殺した生徒――
その生徒が残した「赤い部屋に殺される」という謎の言葉――
旧校舎の七不思議への見立て――
謎が謎を呼ぶ中、彼らをあざ笑うかのように新たな事件が起こり、五人は不可解な「密室殺人」に直面することとなる。
地上最強の生物とまで称される、生きた伝説を師匠に持つ空手部員。
少女漫画好きの純情可憐な癒し系美術部員。
ハチャメチャでロックなお調子者の軽音部員。
歴史ある名家のクールなお嬢様文芸部員。
ありとあらゆるゲームを極め尽くす物ぐさ帰宅部員。
果たして、個性豊かなメンバーは協力して真相を暴くことができるのか? 青春ラブコメ本格ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 07:58:04
164946文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:白野こねこ
ローファンタジー
完結済
N5911HM
夕暮れ時の誰もいない教室で、本を読んでいた男子高生は、隣の席に座ってきた先輩に「もし白い本を見つけても、絶対に、読んだらダメだよ」と言われる。もし読んだら『異世界放課後』という偽物の本にすり替ってしまうらしい。
ホラ話だと思っていたら、持っていた本が、いつの間にか白い本に。しかも男子高生は、気がついた時には、カラスになっていた。
参考文献:「カラスの教科書」松原始 講談社文庫、「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ」川上和人/マツダユカ/三上かつら/川嶋隆義
西東社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 22:00:00
80063文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
マツダタイシ、三十三歳。定職にも就かず安アパートで親の遺産を食い散らかす毎日を送るだらしのないこの男は防衛省の特務機関に勤める陰陽師であった。
几帳面な技官のミヤタユウとバディを組むタイシは三十年ほど前から出現した巨大な多元的平行存在の依り代、即ち怪獣を封印する。
二十二世紀の日本を舞台に、五年前の出来事が織りなす人間模様。
そして近未来×怪獣×陰陽師の不思議な組み合わせが形作る伝奇。
最終更新:2021-11-30 13:14:06
11197文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:カクレクマノミ
異世界[恋愛]
連載
N3715HE
俺は特に特徴のない18歳の男マツダソウル。バイトから家に帰ってきたつもりがなぜか真っ白な空間にいた。
そこには自称女神を名乗る美女が!そうこの美女女神こそ死んでない俺を勘違いで「死者を転生させる場所」まで連れてきた女神ルミエールだ。
結局現世(地球)ではいきかえることは無理だが異世界ならなんとかなるみいたいなので転移することに…
ここから俺とルミエールの笑いあり!涙なし!くそ女神あり!ハーレム頼むからあってくれ!な冒険が始まる…予定が…
最終更新:2021-08-29 21:49:11
3693文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「グハハハハ、見事である、勇者マツダ。しかし我には、奥の手がある!」
「フッフッフ、流石は勇者マツダ。しかし我には、更なる奥の手がある!」
「ワハハハハ、やるではないか、勇者マツダ。しかし我には、更なる次の手がある!」
倒せども倒せども復活する魔王に、転生勇者マツダは飽きていた。
弱点も変わらず、大してフォルムも変わらない作業ゲーに、果たして勇者は耐えられるのか!
※R15は保険です。
最終更新:2020-12-23 17:31:12
2175文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
本田の前に突然現れた若い男、マツダ。彼はしつこく「ベンツを買え」と勧めてくる。
マツダが何の目的で自分に近付いてきたのか分からないまま、本田は彼に惹かれていくのを止められない。
そして運命の日は、刻一刻と近づいてくる。
本田は何も知らないままその日を迎え、マツダは固い決意を胸に、本田の運転するベンツの助手席に座るのだった。
最終更新:2020-11-22 15:26:36
19271文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
放課後のガンフェティッシュ
米ソ冷戦が終了していない現在。
は16歳の高校一年生。極普通の彼女には、たった一つ秘密があった。それはそれは彼女がソビエト国家安全保障局KGBのスパイである事。五歳の時から、スパイのスキルを身に着けた彼女の任務は、日本国防軍特殊部隊の司令官の息子である小野(16)に近づいて、国防軍の情報を盗み出す事だった。しかし作戦には一つミスがあった。それは未希が悠次に本気で恋をしてしまった事だった。
第一話 ラブラブキッス大作戦
悠次との初デートの日。
悠次の家に押しかけた未希は、悠次の父のへ潜入して、国防軍の資料を難なく盗み出す。しかしちょっとした隙に、悠次が浮気してると勘違いした未希は、24時間悠次を観測して、悠次の彼女を狙撃しようとする。盗聴の末、悠次の部屋に女がいる事が判明。未希は狙撃体制に入る。
しかし悠次は浮気などしておらず、ただAVを見ていただけで、未希のすべて勘違いだった。
第二話 メイドキッサ二センニュウセヨ
未希にKGBから命令が下る。ロシアマフィアが、日本人を誘拐して売り飛ばしてるのだ。拠点はメイド喫茶。そこで女の子を次々誘拐しているのだ。指令を受けた未希は、
早速、メイド喫茶に潜入する。そこで未希は、ちょっとドジなメイドさんリナと友達になる。その夜、リナが誘拐されてしまう。リナを助けようと潜入をする未希。しかし未希もつかまってしまい貿易船へと運ばれる。ちょっとした隙に脱出した未希は、なんとかリナを助け出し、マフィアとの、激しい撃ち合いを切り抜ける。ドジなメイドさんも徐々に頼もしくなって未希といいコンビになる。。そしてラスボスマツダをやっつけて、ヘリに乗りを奪う。スパイ学校でヘリ教習も受けている未希だが、未希のつたない操縦でもなんとか貿易船から脱出する。が着陸が出来ず、海へと脱出する。なんとか泳おいで岸までたどり着く二人。未希は寂しいが、スパイなのでリナと、そっと分かれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 00:00:00
8697文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
この世には、日々数え切れない程の事件が起こっている。
その多くは「人」の「こころ」から湧き上がっているのだ。
それに翻弄される者もいれば、それに果敢に挑む者もいるだろう。
ある日、堅物・政府官僚、倉田政治郎(くらたせいじろう)は、ある事務所の扉を叩いた。
そこで出逢ったのは意外な人物で……。
帝都で起こる数々の事件が一つになっていく…
同サイトにて、
短編集
「ブレイク*タイム」も掲載しています!
不定期でアップしていますので(短編のお題リク募集中)お時間があれば
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 22:25:16
37733文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ちょっと、一息入れたい…そんなとき。
ちょっと、壊してみたい…そんなとき。
テーマは「繋がり」。
「人間」は、男・女・子ども・老人…すべて、過去・現在・未来のどこかできっと、繋がっている…。
生きているなかで、「人」との繋がりを感じた事はありませんか?
短編読み切りですが、すべての作品が繋がるよう意識し書きました。
この作品のなかで、それを汲み取って頂ければ幸いです。
不定期で増やしていく予定です。
お題リク募集中。お気軽に。
面白かったら、ブックマーク・ご評価お
願いします!
創作意欲に繋がります!
※より感情移入して頂くため、なるべく登場人物の細かい描写や名前設定などを控えています(やもなく名前を付ける場合はカタカナ表記)。
****
同サイトにて、
長編ミステリー
「マツダイラ興信録、本日もコウシン中!」も連載中です。
お時間があれば、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 12:00:00
7423文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
莉緒が目を覚ますと実験施設のような場所に閉じ込められていた。友人らとともに、自分たちは誘拐されたのではと怯えていると彼女たちの前に一匹の黒山羊が姿を現わす。
一方新宿では売れない教会の神父・星宮茜がオカルト好きな青年・司波ヒカルからある事件について悪魔が関わっているのではないかと悪魔退治を持ちかけられていた。SNSに投稿されたヤギの写真を元に二人は立ち入り禁止の廃墟へと向かうことになる。
これは一夏の懺悔の物語。
最終更新:2019-09-23 18:02:04
63097文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
そのチラシは人の手から人の手へと旅をしていた。そのチラシには魔力があった。おかげで青年は幸せな死を迎えることができた。時代が変わっても、人の心を魅了するものは変わらない。そのチラシを目にすれば、誰もが瞬きを忘れ、言葉を失うのだ。楽しく読める超短編ファンタジー。
最終更新:2019-09-07 13:00:00
1753文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ケンはまるで波にさらわれたように町から忽然と姿を消した。彼はさまざまな期待に応えられない自分と直面するのが怖かったのだ。彼は親も友だちも、そして大好きだったサーフィンも捨てて、自分の恐るものから逃げ続けた。長い月日の末、ようやくケンは生まれ故郷の町に足を向ける気になったが、、。意外な展開が待つ人生の短編ファンタジー。
最終更新:2019-09-05 21:00:00
2686文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
―――葉月、お前は昔から車に愛されている。誰もが羨む才能を持っている。
祖父が放ったその一言は、僕を突き動かすのに十分だった。
自宅兼店のガレージ奥深くに眠っていた一台のマシンと共に、物語は動き出す。
実際の運転では交通ルールを守り、安全運転を心掛けてください。
最終更新:2019-08-30 12:00:00
18084文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
その犬は鳴かなかった。声を失っているのではない。ただ鳴く機会を伺っているのだ。母親の虐待がもとで、恐怖のために声を失ってしまった赤ん坊。彼らはいつも寄り添うようにぴったりと体をくっ付けて眠る。声を出さなくても、彼らはいつも心の中で会話している。やさしい気持ちになれる超短編。
最終更新:2019-08-12 13:51:59
1654文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N4828FR
僕の行く手はいつも雲の中のようにぼんやりとしている。頼りにしている道しるべの「線」は、途中で途切れてしまう。あっちに行ったり、こっちに行ったり、しているうちに、気づくとみんなは怒っている。中途半端に放り投げたものの数々。そのことにきっと怒っているのだ。犬は僕の足にまとわりついてくる。僕は恋人を愛している。でも、そんな彼女のこともすぐに忘れてしまうのだ。
最終更新:2019-08-10 20:10:08
2163文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に輝き、見るものを魅了する。彼は彼女の宝物を絶対に盗むまいと心に決める。にも関わらず、ペンダントはどこかに消えてしまう。彼女は彼を責めることはなかったが、そこから破滅ははじまっていく、、。
最終更新:2019-08-03 17:17:41
3993文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
毎年楽しみにしている夏休みの親戚旅行。でも、今年のノブは気が進まない。彼女は蚊に刺されるのが怖い。蚊が媒介する恐ろしい伝染病にかかって、脳みそが溶けてしまうのだ怖いのだ。ノブは完全防備で旅行に挑む。しかし、蚊の大群は彼女の頭の中でわんわん飛び交っている。毎年の旅行の日程はこなさなければならない、、、。
最終更新:2019-07-29 12:00:00
4916文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「昨日、寝ていたら枕元に神様がきてね、私を天使にしてくれるって。そう言ったの」さゆりちゃんは言った。私はさゆりちゃんがうらやましくて、さゆりちゃんのお弟子さんにしてもらうことにした。女の子なら誰もがあこがれる天使の存在。少し天然な主人公の勘違いな魔法をめぐって、奇妙な物語に巻き込まれていく。幼少期、思春期、成熟期と少女の成長を追っての3部構成。
最終更新:2019-07-24 12:00:00
8751文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ランドセルの中には色々なものが詰まっていた。けれど、どの中身も僕の興味を引かない。ランドセルには毎日、与えられたものが詰め込まれていく。やがて、ランドセルはいらないもので溢れかえってパンパンに腫れ上がる。僕はある日、山の上のクリーニング店を訪ねる。クリーニング店はランドセルを新品のようにきれいに洗い上げてくれた。しかし、その先には思いも寄らない展開が待っていた。
最終更新:2019-07-21 14:08:56
5678文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕はドーナッツが大好きだ。僕は家族から追いやられ施設に入れられる。でも、家族はつながっている。ドーナッツのように。ドーナッツの上を歩いていれば、いつかは元に戻ることができる。
最終更新:2019-07-14 11:10:38
2333文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
湖のほとりにはスケーターズ・ワルツが流れていた。この町ではスケートがうまくすべれるかで人生が左右する。ベンは町の名士の娘ジルと結婚した。気づけば年をとっていた。ベンは二人の思い出を取り戻すために湖にでかけた。
最終更新:2019-07-14 11:06:41
4677文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
森の子供たちはまず、うさぎの狩りから教わる。うさぎ、キツネ、鹿、イノシシ。そして、最後はクマだ。森の子供たちはそうやって大人になっていく。ギーはうさぎの狩りができなかった。うさぎと友だちになりたいのだった。けれど、森の掟はそれを許さなかった。狩りができなくては、森では大人と見なされない。
最終更新:2019-07-12 10:55:32
2857文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
子供の頃、6本指の男の子がいて、私はその子に憧れていた。何か自分だけの特別なもの。私だけの大切なもの。私はずっとそれが欲しかった。ある日、健康診断で見つかった小さな肝のう胞。それは私を幸せにしてくれた。
最終更新:2019-07-08 20:11:32
4354文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
きりんは僕の通う店にいた。「首が長いからきりん。そう覚えてね」彼女は言った。彼女の願いは叶えられた。けれど、願いが叶い過ぎた彼女は不安を抱えている。彼女は心配のあまり深刻な不眠症だった。僕は間もなく死を迎えようとしている。築き上げた莫大な財産に意味がなくなるのだ。最後に僕らが望んだのは、ささやかなもの。
最終更新:2019-07-08 20:08:33
7380文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N6903FP
芝生の広場には一定の間隔ごとにカプセルが並んでいた。[39]番。それが彼にあてがわれたカプセルだった。カプセルの中で彼は様々なバーチャル世界を体験する。そしてそこにはいつも彼女の視線があった。突き刺すような恐ろしい視線だ。やがて、彼と彼女との関係性が明らかになっていく。それは、殺す側と殺される側という役割だった。繰り返し、繰り返し、その役回りは襲ってくる。逃げることはできない。
最終更新:2019-07-08 20:03:15
5247文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
きのこガールは戦闘の真っ只中にいた。彼女は戦争に欠かせない秘密兵器だ。
ある日、彼女は敵国の負傷兵にキスをした。一目惚れだ。
彼女は戦争を愛す。しかし、自分の恋愛を最優先する。
彼はもう間もなく死のうとしている。
彼女は彼女なりの決着をつける。
最終更新:2019-06-30 13:17:54
1625文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
いじめられっ子の彼。
どこに行っても彼は虐げられる。みじめな生活を送っている。
いつしか自殺は彼のステータスとなっていく。リストカットは彼の生きる活力を生み出す行為なのだ。
ある日、いつもように通りかかった不良グループにいじめられていた彼だったが、死んだのは彼に暴力を振るっていたグループのリーダー格のトモダチの方だった。
最終更新:2019-06-30 13:14:53
3345文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕はカレー専門店の店長だ。僕の作るカレーは暗黒のように真っ黒い。
僕はそのカレーを17年煮込み続けている。
その間に僕は恋人を殺し、大学のサークル仲間を殺し、新しい恋人まで殺してしまった。
黒いカレーにはそんな彼らの亡骸と残された思いが溶け込んでいるのだ。
そのカレーを求めて、連日、僕の店にはたくさんの客が訪れる。
最終更新:2019-06-30 12:48:11
6857文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:マツダシバコ
ヒューマンドラマ
短編
N2363FP
チョコレートにはほろ苦い物語がある。
ある島で戦争が勃発した。戦争に巻き込まれた島民たちは、たくさん死んだ。兵士も死んだ。
でも、いいこともあった。死んだ兵士を身ぐるみ剥がせば、金になった。
それにチョコレート。
チョコレートは甘い。チョコレートはおいしい。チョコレートは楽しい。
そして、ちょっと切ない。
最終更新:2019-06-30 12:45:47
4083文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕は母さんとあさりを掘る。母さんはそのあさりでお味噌汁を作ってくれる。
僕はまた母さんとあさりを掘る。僕が死ぬと母さんたちは悲しむ。
でも僕は、生まれ変わって、新しい母さんとあさりを掘る。
僕は母さんとあさりが好きだ。
あさりは砂抜きの時、お鍋の中でかさかさと静かな音を立てる。
最終更新:2019-06-30 12:39:16
2961文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
街にはことり箱があった。
ことり箱はピーチクパーチク騒がしい。
だけど、街のみんなはことり箱を愛している。
ことり箱があってのこの街だから、ことり箱あっての僕らだから。
僕らは共に目覚め、共に出かけ、共に眠る。
幸せは小鳥たちが運んできてくれる。大量の雨と共に。
最終更新:2019-06-30 12:36:20
1890文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
旅行前夜にトイレが壊れるなんて、不運だ。しかし、本当の問題はその先にあった。
元凶は僕にあるのだろうか。
トイレには亡霊が現れ、妻は便秘になって口をきいてくれない。
最終更新:2019-06-30 12:32:05
4936文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
結婚は難しい。僕は彼女にプロポーズをした。
彼女は僕と結婚をしたくないわけじゃないらしい。でも、したいわけでもないらしい。
女は未知の生物だ。かわいい顔をして何を考えているかわからない。
結婚生活、それは未知の生物との限りない戦いだ。
僕はその権利を勝ち取るため、カンガルーに会いにいった。
最終更新:2019-06-30 12:28:31
5231文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
賭けには負けてしまった。金は1円もない。
僕はあるばあさんの杖代わりになることで金を得ようとする。
しかし、金は海の中なのだ。飛び込もうか、否か。
まもなく追っ手がやってくる。
人生は選択の連続だ。僕は決断を求められていた。
最終更新:2019-06-30 12:25:42
3473文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
結婚式まであと一ヶ月という時に、突然彼女から結婚中止の申し出があった。
理由は不明。でも、仕方がない。彼女にはもう結婚の意思がないのだから。
時は未来。もう誰も働かなくても、生きていくのに十分な資産と食料を与えられる時代。
最も価値あるものは、生身の人肉。
僕はそれを彼女に差し出す覚悟もできていたのに。
最終更新:2019-06-30 12:22:10
2769文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
少年はシャツの襟に縫い付けられた象の刺繍が気に入っていた。
彼は象と始終一緒にいた。
実際に存在を知らない少年と象だが、彼らは深い友情で結ばれていた。
しかし、別れの時は近づいていた。少年はその日が来ることに少しだけ気づいていた。
最終更新:2019-06-30 12:17:31
2330文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕は何かの用途を感じてこの店のドアを開いたはずなのに、それが何だったのか。
もはやわからなくなってしまった。
暗闇の中、僕が本当に望んでいたものは何だったのか。
そして、これだったのか?
最終更新:2019-06-30 11:56:44
1845文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕はいつも宿題を忘れてしまう。そのことでいつも先生に呼び出されて叱られる。
宿題をきちんとやってきなさいと先生は言う。
僕だって先生の言うことを聞きたい。
僕は宿題をしようとする。でも、宿題は僕から遠のいてしまう。
それには色々な事情があるのだ。
最終更新:2019-06-30 11:53:37
7334文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕はある日、森の中で兄の死体を見つけた。
それから兄の死体が腐敗し朽ちていく様を見るのが僕の日課となった。
兄の遺体に様々な生き物たちが集っていた。
僕と兄は森の中で二人だけの親密な時間を過ごした。
最終更新:2019-06-30 11:46:02
3989文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「鳥に鳴き方を教わったんだ」
そう言って彼は器用に鳥の鳴き声を真似た。
彼は僕の恋人だった。
最終更新:2019-06-30 11:42:34
1713文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
気づくと僕の左手は、みぞおちの辺りで固く縮こまっている。
思いつきで左手にさかなの刺青を掘ってみると、左手は正常に戻ったかのように見えた。
しかしある朝、左手は巨大化して日常生活に支障をきたしはじめた。
でもそれは僕の妄想なのだ。そのことは僕にもわかっていた。
最終更新:2019-06-30 11:33:13
2547文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ジャンケンをすれば負けることもあるよ。
でも、私は負けたくないのよ。
男女のジャンケンはある種の駆け引き。
どちらが主導権を握るか、彼らは互いを牽制し合う。
最終更新:2019-06-30 11:12:55
2175文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕は鳥なのだ。
僕は羽ばたこうとするが、長い足がそれを妨げる。
僕は長い足とともに旅に出る。
僕の夢は大空を羽ばたくことだ。
最終更新:2019-06-30 11:08:34
1429文字
会話率:30%
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ベンはキリスト教徒だったが、毎朝トイレの小部屋でマスターベーションをすることを日課としていた。
ボブは嘘つきだった。
日曜日になると教会に集まり、みんなはミサを捧げた。
ほんの小さな罪とほんの小さな幸せ。日々の生活は営まれている。
最終更新:2019-06-30 11:03:04
1492文字
会話率:11%
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総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
スペースボール、スペースボール、飛ーんだ。子供たちの歌遊びが示唆しているのは、宇宙探査機サトシとサトルの行く末、、。いや、地球の行く末。宇宙空間で起こった小さな爆発。大きな破滅。
最終更新:2019-06-30 11:00:00
4054文字
会話率:5%
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超短編。
僕と彼女は池にボートを浮かべてデートをしている。
パンをちぎって水面にまくと、カメたちが集まってくる。
僕らはボートの上で恋の駆け引きをしている。
最終更新:2019-06-30 10:57:14
1116文字
会話率:50%
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僕は雪の中に幻想を見ていた、、、。超短編です。
最終更新:2019-06-30 10:53:57
883文字
会話率:47%
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