リーシアは前世の記憶をもって、魔術や魔王が存在する世界に転生した転生者である。
母に生家の辺境伯家を追い出されて約10年。
紆余曲折を経て、魔王業をしていた前世の恋人と再び結ばれた。
のはいいものの、誰も魔王様に逆らわない魔大陸の生活に、元ゆとり世代、超安定志向のリーシアも、さすがに飽きてしまう。
そんな彼女はある決断をする。自分が欲しいものくらい、自分で買おう――、と。
「ちょっと人間の国で(と)お買い物(貿易)してきます」
「……滅ぼして手に入れればいいのに」
これ
は、ハイスペックな魔術師リーシアが、物騒でチートな恋人の手を借りつつ、暇つぶしで魔大陸と人間の国で貿易を始める、その過程のお話。
「国同士の貿易なのだから、上の人間を丸め込んだ方が早いですよね」
――その途中で、国の上層部の人間を攻略()していくお話。
****
細かな世界観を求めないなら、章ごとに読めます。
(好きな人間から攻略ください。)
第一章:ハズレの国王と魔獣討伐編
第二章:不運の第一王子と国家動乱編(今ココ)
第三章:不遇な〇〇と使い捨ての侍女編
第四章:捨てられた〇〇と学園物語編
第五章:家出した〇〇と大陸旅行編
※リーシアが前作で魔王と恋人になった後の日常の物語。
※前作未読でも読めるはず。
※チートな日常:内政:恋愛が6:3:1くらい。戦闘はアクセント。
※人を攻略()していきますが、ダークヒーローは魔王様が譲りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 22:00:00
114517文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:15pt
公爵令嬢のエミリアお嬢様は、私の敬愛する主である。
ある日私は、この世界が前世で遊んでいた乙女ゲームに、そっくりであることに気がつく。お嬢様は、そのゲームでは“悪役令嬢”として、婚約破棄された上に処刑されていた。
もしも、ゲームのような未来が実際に来てしまうのであれば、私はなんとしてもそれを阻止し、お嬢様をお守りしなければいけない。
これは、我が麗しきお嬢様と、その一の従者である私の、愛と忠義の物語である。
※主人公は、基本的に悪巧みをよくする性格なので、性格の良
い主人公がお好きな方はご注意ください。
ほぼコメディ、時々シリアス、たまに恋愛のお話です。
『アルファポリス』さんでも、投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 23:06:23
160677文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:41pt
本編完結しました! 現在外伝を連載中です!
日本で魔力を持つ者が通う『特殊能力開発校』 その頂点に立つ神建 元哉(かみだて もとや)とその妹達が魔法実験中のある事故で異世界に転移してしまう。
ただでさえ強力な力を持っていた主人公達は異世界『アンモースト』を管轄する神から『王』の称号を付与されてその力は人智を超えて更に強大になる。
だが、元の世界に戻るためにその神から提示された条件は『勇者を始末しろ!』
この条件をいいのか悪いのかわからないまま引き受けて自らの運命に従っ
て旅を始める主人公達だが、その行く手には常に戦いが待ち受ける。それは次々に襲い掛かる魔物だけではなく次第に大きな戦乱に彼らは巻き込まれていく。
無鉄砲な『獣王』の妹と『魔王』になってしまった義理の妹を引き連れて各地で暴れまわる主人公。のんびり風呂に入っていれば『一緒に入る』と彼女達が押し寄せてくるし、夜寝ていればベッドにもぐりこんでくる。
そんな手の掛かる妹達と次第に増えていく仲間を率いながら突き進む主人公。彼らを中心に異世界の歯車がついに動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 18:11:47
1176417文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:68pt