-テーマ短編- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

いらっしゃいませ。ここは短編を多く取り扱っている小説屋になります。 アプリ「書く習慣」にて1日1テーマ短編を書いていて、それを加筆・修正しまとめたものとなっております。 様々なテーマがあるため、色んな物語に出会えるかと思います。 今は作品数が少ないですが、今後どんどん新作を取り扱う予定ですので楽しみにしていてください。 では、物語の世界に行ってらっしゃいませ。

　壮大な星を形作るのは、小さな欠片たち。欠片が集まり、世界は創られる。 　これは高階さんが産み出した欠片たちの、小さな物語の集まり。既出、未公開作品を織り交ぜて一話完結でお送りします。 　恋愛小説が中心。話によっては挿絵やガールズラブ描写があります。苦手な方はご注意ください。 　タイトルロゴを蒼旗悠氏に描いていただきました。前書きに掲載しておりますので、是非とも彼のセンスの光るロゴも一緒にご覧ください。

雪が降りました。それだけで十分なのです。

デパートの屋上に男が二人。そして、長ぐつが一足。

彼女が僕のために作ってくれたグリーンスムージー。その材料には秘密があったーー

雨上がりの街で、コーンスープをすする。歩きながら肉まんを食べ、家では鍋を食べ、眠る前には一口チョコレートをかじる。特別なことの起こらない、なんて事のない一日。特別なものを食べているわけではないけれども、身体を暖めてくれる食べ物はとてもありがたくって、ありふれた出来事はどれもが大切で、まるでフルコースみたいだ。

端的に状況説明すると、宝くじで5億当てて無職になったら異世界召喚された。 「チェンジチェンジチェンジじゃー！！何じゃ！なんなんじゃ！なぜわしの召喚には無職しか応じんのじゃ！」 怒り狂うのじゃロリ魔法少女（仮）とそれをなだめる魔術青年（仮） どうも就労意欲のないニートでは勇者にはなれないらしい ＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ローテンション日帰りファンタジー 木下秋さん主催　第四十九期テーマ短編「4年目」参加中

やりたいことが、あるのですが。

VRなんて単語は今や死語。最近話題のワード、ARが、その後釜に座った。ARゲーム「アナザー・ワールド」は発売後、あらゆる歴代名作ゲームが作ってきた記録を塗り替え続け、世界中を巻き込んだ社会現象となっていた。

押入れから出てきた十数本のカセットテープには、亡くなった父親の残した音楽が録音されていた。

僕の彼女は髪がピンクで、それだけじゃなくチョット変わってる。

私は閉館間近の館内で一人の子どもを見つけ、声をかけた。

象がいなくなった。そう気が付いたのは仕事終わりのことだった。 一日一つずつ消えていく、箱庭の動物たち。誰もいない、誰も入れない部屋なのに。なんの価値もないただも模型。金品には一切手が付けられていない。 箱庭にいた、10匹の生き物は―― ＊＊＊＊＊＊ 木下秋さんの「第四十四期テーマ短編」「象がいない」に参加中

フィルムカメラを持って、僕は彼と江の島へ行く。

電子書籍など、邪道だ！そんな女子高生とバイト先の古書店店主の話。本の良さと電子書籍の良さ。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ 木下秋さんの第四十三期テーマ短編：アナログ　参加作品

本音なんて、誰も、正直に言ってくれなきゃわからない。だけど、大切なことだけは、裏切りたくないんだ。

不意に感情が生まれるとき、それは‘運営’の干渉かも知れない。

「私はピエロ」 雪の日に震える少女は、そう名乗った。

就活中の加藤健はリクルートスーツに身を固め、面接会場へと向かっていた。辿り着いたそこは、露天風呂だった。

なぜ女子大生はこんなにも温泉に行きたがるのか。わからない。何が楽しくて自分の裸を晒さねばない。人の裸を見なくてはならない。羞恥心はどこに置いてきた。しかしながら、断れない、異を唱えられないまま、決行される温泉旅行。……について不満たらたらな女子大生とそれに付き合わされる同居人の話。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 木下秋さんの「第四十二期テーマ短編」「温泉」参加作品。

彼は彼女にゲームに夢中な友人◯◯の話をし、「幸せ」について語り合う。

『氷の男爵令嬢』と、無表情な私を見て誰かがそう名付けた。氷なんかじゃない。喜ぶことも、悲しむこともある。けれど私は今日初めて、嫉妬という感情を知った。 無表情令嬢と勘違い男、察しすぎるメイド、空気を読まない現金な猫の昼下がり。 ＊「第四十期テーマ短編」提出作品　テーマ：「炙」

大学の冬休み、仲良し女子大生三人組は南の島へバカンスにやってきていた。そんな最中三人のうちの一人向日葵は初日に現地民マイクに一目惚れをしてしまう。

理性派な早稲田尋彦と感情派な尾下銀はカミあわないようでいてどこか似ていた。悪事を見逃せない彼らは二人で不正を正す！

瞳を閉じても開いても暗闇。そんな男が目を開くと、そこには自分を見下ろす女生徒がいた。「ここ、女子トイレですよ？」彼女は言った。男は意味がわからなかった。

不思議な体験にはあまり縁がないが、一つだけ話がある。 小学生の時、友達と二人で石を投げ入れた枯れ井戸。ぽちゃん、するはずのない音がした。 「第三十八期テーマ短編」提出作品　テーマ：「ＤＲＹ」

心身参っていた『僕』が「治ったんだ」と気付いたきっかけは、『怒り』の感情が湧いて出たことだった。

　一緒にご飯を食べよう。付け合わせには、ただの会話を。

彼女は週二日、このカフェにやってくる。そして、コーヒーを飲みながら本を読んだり、彼と話したりして、閉店時間である二十三時まで待つ。そして、彼に家に送ってもらっていた。

彼女が俺を家に呼び、フルコースを振る舞うとき、それは大抵レパートリーが増えたとき、ストレスがたまったとき、寂しいときだ。だがどうも今日の彼女は違うらしい。 テーマ短編企画にこっそり参加させていただきます……。

「ねぇ、聞いてもいいかな」騒がしい居酒屋の店内。飲み会の席で、松平正は隣に座る山名利奈に話しかける。

語り手が不平等を吐露する話です

裏野ハイツ203号室に住む花山晋吾は大学の友人長野拓海に相談を持ちかける。「住んでる人のさ、ネームプレートが無いんだよ。郵便ポストに」。表札も無いから住人の名前を知らないという花山。平凡な毎日に退屈していた長野は話に食いつき、花山の住む裏野ハイツへと向かう。

二人用ボードゲーム、チェスから学んだこと。薦める理由。

早くお前と戦いたい。

　街中で川遊びをしている少年たちを見つけた一組のカップル。どうやら少年たちは「どのくらい息を止めていられるか」を競っているようだ。 　だが、活発そうな彼らの中にひとりだけ気弱そうな子がいて、カップルは「いじめの現場なんじゃないか」と思うが……。 　そんな光景に、あなたは何を見出しますか？ 　日常の一コマの中の可能性を徹底的に追求した、一筋縄ではいかない不思議なお話。

いったり、、、きたり。

　やめろ、やめろって。上手いこと言いたいだけなんだろう。それ別に良いこと言ってないからさ。

　ねえおにいさん。私とデートをしませんか。もちろんお金は要りません。

誰かの不満と共に始まる。サア、サケヲノモウジャナイカ。

神様の少女と陰陽師はペアを組む。 「神様」の存在を問いながら。

越場は愛娘心優が誕生したばかりで、週明けごとに職場のみんなに自慢していた。 そんな彼に突然、同期会による日帰りツアーの幹事に任命される。 お調子者の市川は、秘書課の沙耶ちゃんに片思い中。 そんな市川に熱い眼差し送るメガネ女子持田さんに気付いた僕は…… ＊なおこの作品は、第三十一期テーマ短編「お風呂」に参加をしております。

それは急な思いつきだった。会社に向かっていた僕はターミナル駅に引き返すと青春18切符を買い、南に向かった。

あらすじ。そうこれはあらすじの定義とか語りだすような二人の会話と叫び。

クリスマスイヴ。夕暮れ時の遊園地の、光り輝く観覧車の籠の中に、美男美女。籠は高く、昇っていった。

　くだらないものくだらないものくだらないもの。 　くだらない。粗悪品。

入院する事になった親友の見舞い。彼女の横にいたベッドに伏す男性と彼を見守る女性。 静かに手を合わせ、何かを唱える女性。 彼女の願いとは、一体何なのか。

毒を以て毒を制す。ーー男たちはある目的のため、クラブ『DiNO』のVIPルームに足を踏み入れた。

この、この、社会不適合者どもめ。

ヤクザである前野は兄貴分佐久間からの指令を受け、失踪した弟分柴田に破門状を突きつけに柴田の田舎へ向かう。金槌と鑿、そしてホルマリンの入った瓶を持ってーー。