『コピー』魔法使いになった水鏡天見が念願の魔法世界に下り立ち、妖精で保護者のベリメスと一緒に魔法学園に転入し、とある事件を解決するために動く。しかし、彼の前に立ちはだかる面倒事。理事長の孫娘に「物足りない」と暴言を吐いて反感を買ったり、その孫娘からパートナーに誘われたり、しまいには悪魔呼ばわり!? 中でも一番は、コピー魔法を使ったことで著作権法を犯してしまったことだろう。なんとこの魔法世界、魔法にまで著作権がかかっていた!?
あらゆる魔法を使えるたった一つの魔法。その矛盾の
答えはコピー魔法! 魔法を愛し、魔法至上主義の水鏡天見が、コピー魔法使いとしての美学を持ち、オリジナルの経験を発想力で越えていく。
第二部のあらすじ。
学園生活を謳歌していた天見だが、いきなり命を狙われた。その時はシャロンの協力があって犯人を退けた。だがその後にファイナの親戚が学園に乗り込んできた。ファイナとピーコーである天見の『連理の枝』は認めないと言い出し、用意した相手と戦わせ、天見達が負けたら『連理の枝』を解消させると言う。さらに、ピーコーであるために天見は著作権委員に目をつけられてしまった。
裏ではハッカーによる前代未聞の事件が起きたり、神様の代理戦争が決まったり……目白押しの週末に備え、天見のコピー魔法が進化する! 〝拡大・縮小〟コピーがコピー魔法の常識を覆す。
『コピー』魔法使いである水鏡天見の、lowではないlawファンタジーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 21:02:18
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