化物館と名高い屋敷は、近隣の土地をおさめている辺境伯の屋敷だった。
辺境伯がいなくなって無人となっていた屋敷にこれ幸いと忍び込んだ宿無しの青年テオは、調度品もそのままの屋敷を不思議に思いながらもしばらく住むことに決める。
翌日、目を覚ますと、髪も服も真っ白の女がこちらを覗き込んでいた。
その女は屋敷の主、そして貴族専門の探偵アンジェリカと名乗り「泊めてやる代わりに手伝いをしろ、さもなくば泥棒として憲兵に突き出してやる」と脅しをかけくる。
どうしようもなく手伝いを引き
受けるはめになったテオは、次から次へとやってくる貴族たちの不可思議な謎に首を傾げながらアンジェリカに言われるがままに、雑用、料理、肉体労働、果ては貴族のフリをして舞踏会に潜入までさせられることに。
謎の貴族アンジェリカと、異常に有能な自称平民テオ。
思ったよりもかみ合う二人のミステリーラブコメ。
バディコン一次選考突破作品の連載版です。
カクヨム先行連載作品です。
こちらでも最後まで公開しますが、カクヨムのほうが先に読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:14:44
22224文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:36pt
皇室に伝わる第四の神器【降天菊花】
その神器に選ばれた者は、世の理の全てを知る【全知の者】となると云われている。
平成から令和への歴史的な代替わりの裏で、南北朝時代に封印されたもう一つの皇室が蠢き出す。
その頃、博多の探偵・服部翔はラブホテルのクイーンサイズのベッドの上で、情事の後のまどろみの中、少年時代の夢を見ていた。
忍術を捨て、スケコマシとして生きる翔の前に現れた絶世の美女と幼い兄妹が語る衝撃の真実。
歴史に埋もれた忍術が再び花開く時、【降天菊花】を巡って血を血で洗
う忍者バトルが開戦する。
勝つのは風魔か甲賀かそれとも伊賀か。
そして、【降天菊花】に選ばれる者の資格とは?
※1話辺り2千文字前後・80話・18万文字程度で完結予定です。
※猫シーン、食事シーン多めです。
※ミッドナイトノベルズに掲載中のものからR18要素を省いて掲載しています。
<カクヨム先行連載中>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 17:11:20
186819文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:2pt