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検索結果:1903 件
貴方が今日の依頼人ですか。手付金は用意されましたか?
ふむ……結構。いや、身なりに見合わぬ大金、どうやって用意されたのか気になりましてね……
おっと気分を害されたなら申し訳ない。思ったことをつい口にしてしまうのが、私の悪い癖でして。どうかお気になさらず。
……ほう、自分のほぼ全財産を成功の暁には支払うと。それほどまでのお覚悟ですか、なるほど、なるほど。
お嬢様は今、身支度中でございます。それまでどうぞこちらへ。パルフォール産のお茶をご用意しますので、少々お待ちを。
どうぞ、
こちらがお茶とお茶菓子になります。……本当に「祓って」くれるのか、ですと?
ご安心下さい、私たちの成功率は、これまで10割でございます。ええ、失敗などございません。「討伐」はもちろん、難度の高い「浄化」であっても、です。
教会ではなく、わざわざ私たちにご依頼されたということは……何が何でも転生者を消してほしいか、あるいは「受肉」させられた方を何としてでもお救いになられたいかどちらかでしょう?
貴方の場合は……恐らく後者。どうです?ああ、やはり。
「討伐」ですと受肉させられた方ごと滅せねばなりませんからね。「浄化」ならば、「取り憑いた」異世界人の魂だけを滅し、貴方が愛する人は助かります。
私たちが法外とも思える値段で依頼をお受けするのも、それが命の価値に見合ったものだからです。
転生者とは真に厄介なものです……受肉した対象の魂を食らい、乗っ取るだけではない。転生者は皆、超常の力……「恩寵」を持っております。異世界の智慧、そして恩寵。世界に混沌をもたらす者ゆえ、狩らねばならぬのです。……何としてでも。
力が入り過ぎてしまいました。そろそろお嬢様が戻られます。ええ、「祓い手」は我が主、ジャニス・ワイズマンにございます。私はただの執事にございます。
本当に大丈夫なのかと?信用ならぬならお断りしても構いませんが。私たち以上の「祓い手」など、この国にはいないでしょうから。
お嬢様は少々性格に難がございますがね。我が儘で美食家で大食漢。おまけに守銭奴ときている。しかも……
おっと、不安に思われたなら申し訳ございません。ただ腕は確かでございますよ。フリード皇太子の「祓い」を行ったのも私たちでございます。
……よろしい。金額に見合う仕事は、必ず遂行致します。
では、ご依頼を詳しくうかがいましょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:38:40
596220文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:48pt
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり異世界に付きもののあれこれもついて回ると思います。
普通は性能や装備での劣勢を主人公が技術や技能や精神力やらで跳ね返すのですが、本作ではむしろ性能や装備が相手より上回っています。
魔法は神秘の力というよりも、物理法則を支配する超物理的な力という扱いをします。
ですので精霊とか妖精などは多分出ません。
参考資料と
して、簡単な地図やヒロインイラストを載せてみました。ときどき密かに更新したりしてます。その際はタイトル中の日付が変わります。
*おかげさまをもちましてMFブックス様より書籍化していただき、14巻で綺麗にまとまりました。
**さらにコミカライズもスタート! 7巻まで好評発売中! また、コミックウォーカー様でご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:00:00
10759058文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:249736pt 評価ポイント:83056pt
魔道具作りは金がかかる。素材はもちろん加工のための設備や拠点。知識や技術を習得するためにも教本、指導料、研究用の素材代など、何をおいても必要になるのは金だ。腕が良ければ魔道具を売って金を稼ぐこともできるが、その技術を得るためにはやはり金が要る。金さえあればどんな凡人でもそれなりの技術を身に着け、良い素材と設備でそれなり以上のものを作り出すことができるのが魔導技師の世界だ。
新米魔導技師の少年ウルは金持ちの後輩たちに次々追い抜かれていく状況を打破しようと、一攫千金を求めて危険な
迷宮都市を訪れる。しかし世界は彼が思っている以上に世知辛く過酷で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 10:00:03
87277文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
「動くな。 お前、やはり間者か?」
シーナの首元に、何か冷たいものが当たる感触があった。次の瞬間、パッと熱くなる
ーーーーーーー
劇団員になって二年
役者の椎奈は、公演の前日、トラックに跳ね飛ばされた
目が覚めると、そこは舞台の中のような世界だった
「……わかりません」
記憶喪失。 そう偽って、東都聖教会で働き始めるシーナ
「奉納舞台?」
九年ぶりに東都で行われる春祭り、そして奉納される宗教劇
「シーナさん、代役をしてただけませんか?」
「いいいいい無理で
す! 劇なんて出られません。背丈だけで決めるなんておかしいです! だいたい、明日やらなければいけないのに、今からでは何一つ満足に覚えられません!!」
「あらいやだ。 あなたもう全部、覚えているじゃない」
怪我をした巫女の代わりに、急遽、舞台に立つことになったシーナ
しかし、何かがおかしい
とんでもない横槍が入り
奇怪なアクシデントも
もしかして、誰かに狙われている?
うっかりカッコいいと思ってしまった友人の婚約者には首を切られ、おまけに……
「君は、おとめか?」
「っっっ……なっ…………っへん! たいっ!!!!」
ーーーーーーー
夢を失い新しい人生を生きる女の子と、カタブツな青年。違う世界で生きていたはずの二人が、この国で、出逢った。勘違い、すれ違い、それでも時間をかけて少しずつ、互いを知っていく。自分の気持ちに、気付いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 08:14:53
106726文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
ここはどこだ?赤茶けた大地は、殆ど不毛とも思える僅かな緑と大小のやはりごつごつとした岩山に囲まれていた。確かに地球は再び、三度壊滅状態になっていた。シン達がやっと生き延びてかろうじて手中にしていた僅かな希望は潰えた・・。
ワクイが地球はもう終わりだ・・その言葉を残して消えてからここは500年と言う時が経っていたのである。もう何もかも失ってしまったのか?地球はもう終焉を迎えていたのだろうか・・
最終更新:2024-05-19 04:03:03
230537文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
――やはり魂は、腐っているほど美味い。
ヘルヴェティア王国で第十三警備隊長を務めるアーシェ・シェヴェロウスカヤ中尉。
見た目は子どもながらも軍の中尉という役職に就いている彼女だが、人には言えない別の顔を持っていた。
それは「魂喰い」という、生命の魂を喰らい自らの血肉にする存在であること。
近代ヨーロッパに似た世界を舞台に、見た目少女なアーシェ(二十七歳)が自らに刻まれた「業」を武器として神秘的存在ミスティック、そして悪党を容赦なくぶちのめすダークヒーロー、ここに見参!
ど
うぞお楽しみください!
※本作は、魂喰いのアーシェ(無印版)のFile1~Fil4を文庫本1冊程度に再構成したものです。中身はそこそこ変わっていますが、ベースは同じものなのでその点ご注意のうえ、お楽しみ頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:10:00
109501文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:50pt
冠なき国家エチェベリアにしがない薬草店を構える元弓兵フェイル=ノートのもとに、ある日「勇者一行」と名乗る三人組が現れた。
心ならずも彼らとしばらく生活を共にする事となったフェイルは、やはり心ならずも様々なトラブルに巻き込まれる。
世界最悪の毒グランゼ・モルト。
地下空間メトロ・ノーム。
武闘大会エル・バタラ。
その裏で秘密裏に進行されていく、国家を揺るがす二つの計画――――
これは、全ての夢を失った男の物語。
そして夢の残骸を看取る鎮魂歌。
最終更新:2024-05-19 00:00:00
2278413文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:5955pt 評価ポイント:1911pt
ディーノのライト―――それが、この世界で与えられた俺の名前だ。生まれて間もなく両親と死に別れ、両親の幼馴染に引き取られて育った、一見何の変哲もない平民。
だが、そんな俺には誰にも言えない秘密があった。そう、それは「こことは違う世界の記憶を持っている」ということ。
今、俺の目の前に広がる世界と景色は、前世でこよなく愛したソシャゲ【ブレイブクライムオンライン】だった。
100人に一人どころか1万人に一人知ってりゃいいほうじゃねぇの?と思われそうな、ドが100個はつきそうなマイナ
ーゲーム。
だが、そこは勝手知ったるこの世界、ならばこそ生き延びることができるはず!むしろ楽しんでしまえばいいんじゃね!?
普段はのんびり、適度に冒険、そして時折世界の謎やら話のあらすじ、大きな流れに挑み抗いながらも、やはり基本は平和に暮らしたい、そんな男と愉快な仲間達の物語。
※ハーレム要素薄いです。
何でか女の子キャラ増えません。増やしたいのになかなか増えません。全くいない訳ではないんですが。でも、多少女の子キャラ増えたところで、ハーレム発展する可能性はかなり低いです。
※主人公は前世記憶持ちなので、多少のチート要素はあります。
が、主人公を上回るチート性能持ちの現地人が主人公のすぐ横にいるせいで、あまり目立ちません。
※ザマァ要素ほぼありません。
ザマァされるような屑い胸糞キャラを主人公の周りに侍らせたくない、というのが作者の根底にあります。今後も絶対に未来永劫ザマァ案件は起こらない!とまでは断言できませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:28:04
5259024文字
会話率:45%
IN:68pt OUT:113pt
総合ポイント:8074pt 評価ポイント:3710pt
リーニ・ラーラルは男爵令嬢であり、ノーンコル王国の聖女だ。
聖なる力が使えることで、王太子殿下であるフワエル様の婚約者になった私は、幼い頃から精一杯、国に尽くそうとしていた。
それなのに私は他の国の聖女に比べると落ちこぼれで、フワエル様に愛想を尽かされてしまう。
そして、隣国であるソーンウェル王国の優秀な聖女、ルルミー様と落ちこぼれの私を交換すると言われてしまい――
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有
り難いです。
※アルファポリス様で完結済のものを少し改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:08:50
40327文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:80pt
オレには親友がいる。
その親友はめっちゃいいヤツで、男女問わずみんなから慕われている人気者だ。
そんな人の親友でいられてとても光栄だと思う。
しかし、今まで親友を恋愛的な意味で好きになる人はおらず、親友自身が誰かを好きになることもなかった。
なんてもったいないと思っていたのだが、ある日突然、そんな親友に好きな人ができたという。
どうやら聞く限りでは好きになった相手とやらは孝平に負けず劣らずいい人らしい。
そんな人相手であれば当然オレとしてはその初恋が成就するよう祈るの
み。
とはいえ普段から人に好かれている親友だ、オレはただ応援しているだけでいいだろう。
――そう思っていたのだが、やはり恋愛というものはすんなり上手くいくものではないようだ。
順調に仲を深めていた二人を邪魔せんとする怪しげな美人が現れる。
その美人はなんと相手方の親友で、オレの親友の存在を疎ましく思っているとのこと。
何やら譲れない理由があってのことらしいが……だからといって邪魔を許すわけにはいかない。
上等だ。
相手が美人だろうが関係ない、その邪魔を邪魔してやる。
心配しなくていいからな!
必ずその目論見は阻止するし、なんならオレの親友がどんなにいいヤツかってことを教え込んでやるから。
その恋、必ず成功させるんだぞ!
これは、親友の恋愛が成就するまで裏で奮闘する男とその周りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 18:00:00
147201文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:10pt
ツンデレ完璧美少女(性格以外)なキシア・フィンレーは、下級貴族と罵られていた陰キャ男子に、兄に渡す予定だったゴミのような渾身のクッキーを、やはり兄には渡せないからと押し付ける。
それを素直に喜んだ陰キャ男子は、キシアにお返しを贈り、色々あって親交を深める二人。
だが、キシアには不本意な許婚がいる事いて、それを知った只の陰キャの筈の彼は行動を始めた……。
最終更新:2024-05-18 17:04:44
10185文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今は昔。美濃国、国司の娘に、菫野といふ幼き姫ありけり。
野に在りて、罠にかかりし狐を助けたまふ。狐、姫の優しき心に感じ入り、その恩義に報いんと、妖しの技を持って、姫に強力を授けん。
――それから数年後。
かつて菫野の母がお仕えしていた桐壺更衣。その更衣の遺児である女二の宮、桜花内親王にお仕えしてみないかという誘いが菫野にかかる。
女二の宮は、十四歳。同母の兄、安積親王と仲良く暮らしておられるが、やはり母を恋しがっておられるとのこと。
年の近い菫野なら、姉のように
接することでお慰めできるのではないか――という期待。
「絶対、ぜったいに、何があっても強力のこと、知られてはなりませんよ」
そう、母に強く念を圧されたのに。
「あなたも、十六。素敵な公達に見初められて、幸せな人生を掴み取るのです!」
なんて言われてきたのに。そのために、豪華な衣装を用意してもらったのに。
初出仕の日。「心配だから」とついてきた、狐の狐太を追いかけて木に登ってしまった宮の愛猫。それを助けるためにウッカリ強力を披露してしまい?
その上、イケメン安積親王にバッチリ見られて、笑われて?
内裏で働く女房として、美しい絵巻物のような世界で、ときめく物語のような恋をくり広げるはずだったのに! もしかしたら、素敵な公達が付け文なんか贈ってよこしてくれるかもって期待してたのに!
初っ端から、期待も希望もベッキリ圧し折られた菫野。
こんな強力女房、誰が好きになってくれるっていうのよ。
「まあまあ、ドンマイ、ドンマイ」
次があるさと、孤太が心のこもらない慰めをくれるけど。
わたしは、ここで幸せな恋をしたいの! こんな強力なんていらないのよ!
華やかな宮中でくり広げられる、平安「剛力」恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:00:00
72390文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「これは、森の中のとある屋敷であった、『幸せになるための物語』」
『平穏な生活』を望む旅人の月詠夢はある日、森で迷った先で猫に出会い、とある屋敷にたどり着く。
だが、屋敷の主のルッカは屋敷の働き手を探しており、幸運にも彼は『平穏な生活』を執事という形で手に入れることになった。
それから一週間後、彼はルッカの命令で、とある少女の専属執事にあることを言い渡される。
それは、ルッカによって地下に監禁された、ルッカの妹のフィリアという少女だった。
「僕の感情を表す言葉をひとつ挙
げるとするならば……やはり一目惚れと言うしかないのだろう」
彼は恋心に翻弄され、屋敷に隠された秘密へと踏み込んで行く……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:10:00
149106文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
剣と魔法の世界に暮らす幼い少女リーシアはある時、自分がとある英雄の転生者であることに気がついた。
そんな少女が再び英雄を目指す物語です。
最終更新:2024-05-18 10:00:00
132565文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:38pt
魔法に秀でたエルフ族のエリート家族の八男として生を受けた「ハナ」は、魔法が使えなかった。その事を理由に家族から見放され虐げられながらも、大好きな花々を愛でながら強く生きていた。だが、ある日、凶暴な獣人に襲われ瀕死の重傷を負った際に、初めての魔法を発動させる。それは花を人に変化させる魔法。ハナの魔法によって人の形を得た花は獣人を瞬殺しハナの傷を完全に治癒した。魔法と言えば火、水、風の魔法効果が基本とされるこの世界「アッガーダンデ」で物質を変化させる魔法は異質で驚異的な超魔法。
お花屋さんになる夢を目指し奮闘するハナの思いとは裏腹に、人になった花々は、その花の特徴や花言葉に関係した能力で世界の理さえも変えて行き……。
はにかむシクラメン。
「エッチ、へんたい、最低だぁー」
不屈の千日紅。
「私はただの花だ」
魅惑の芥子。
「気持ちイイことだけしようよ」
死を司る彼岸花。
「死、それだけが私を彩る」
幼いスイートピー。
「なんなんでしゅか」
古代魔法のガーベラ。
「最強は私だけ」
災いの弟切草。
「くだらぬ」
信託のダンデライオン。
「丁婆婆」
人食いのラフレシア。
「ユメウツツ」
愛の勿忘草。
「忘れないで」
忠義の梅。
「我が名は無名」
可愛い金魚草。
「推測ではやはりNO」
幻の紅花山玉蘭。
「どうして私だけ」
魔法少女菫。
「花に煩い、香りに愁う
人の心を癒す為、世界の大気を潤す為
魔法少女スミレ、此処に発現‼
花に代わって、お・し・お・き・よっ」
百合要素。
「僕の名はユーリ。ユーリシュトラウスアウデンシュビッヒだよ」
花一匁。
「あの子がほしい、あの子じゃわからん♪」
最後の薔薇。
「青い薔薇」
これはハナと花々の魔法の物語。
リブートなので完結保証ありです。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 22:31:29
101792文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
乙女ゲームの悪役令嬢として転生したけれど、シナリオを放り出して慈善事業に励んだ結果......やはり運命は変わらず、性悪ヒロインと婚約者によって追放させられてしまったアイリス・ヴィオレット。
かねてより追放に備えていたアイリスだったけれど、そこへ迎えにやってきたのは帝国最高峰の魔法機関『魔塔』のトップ、魔塔主だった。
それはアイリスが面倒を見ていたシアンという少年だった。
失踪したと思っていたのに急に現れて、見知った雰囲気の面影もないシアンにアイリスは混乱してしまう。
「ようやく一緒になれますね」
魔塔主によって第2の乙女ゲームの舞台である魔塔に連れてこられたアイリスはなぜか彼に溶ける勢いで溺愛されてしまう。
シアンは続編を始めたいヒロインも、王国が混乱する様子も一切興味がないようで......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:27:28
122577文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:382pt 評価ポイント:106pt
作:ネコ吸いのシュウ
ハイファンタジー
連載
N2274FO
「な、なんだココは?」現代日本から、異世界に転移した主人公 三上 修二 とその愛猫コタロウ。
すぐに現状を理解したオレは、早速自分とコタロウのステータスを確認する。
「鑑定結果」は... ま、まじか?チート能力どころか2人とも平凡極まりない数値だ。
「まあいいか、最低限の魔法は使えるしコタロウと2人でこの世界で生き延びてやるぜ」
「にゃあ」
ところが、コタロウのやつそんなオレを差し置いてすごい能力に目覚めてしまいやがった。
「ご主人サマは、何もしなくていいニャ」
コタロウはそう言うが、飼い主の威厳ってものがあるからなあ。オレはオレで出来る事をやってやるぜ。
やはりグルメは欠かせないよね。お金も沢山欲しいし、あと色々便利な魔法も使ってみたいしね。ところが、オレが思ってたよりも楽勝な世界ではなかった。最初の思惑と違って色々な事に巻き込まれていく運命だったようだ。
この物語は、主人公が飼い猫と共に異世界で色々な事に巻き込まれ、挑戦し最終的には世界を救うお話です(予定では)
【更新日】毎週金曜日、仕事の関係で更新が遅いのですが少しずつでも絶対に更新は辞めません。ブックマーク登録100名突破しましたー。登録者数を減らさないように、頑張りますので引き続きお付き合いください。少しでもよいと思ったら、ブックマーク登録と高評価お願いします。低評価をつけられた場合
モチベーションが著しく低下しますので、出来れば3以上付けて頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
680051文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:942pt 評価ポイント:410pt
【私のおふるでわるいんだけど】と言って母親から取り巻きの1人を婚約者としてあてがわれ、王宮から実質私は追放される。――そして、嫁いだ先でもやはり私は歓迎される雰囲気ではない。嫁ぎ先から出された条件に私は、肩を震わせるのであった。
ご注意:3話目から物語の雰囲気変わると思います。
※SAN値直送顔=この物語において、正気を失った感じの顔という意味です。
【登場人物】
主人公:マーガレット
結婚相手:アデル=ミリウス
ミリウス家執事:セバス
※カクヨムさん投稿中で、アルフ
ァポリスさんにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 23:07:28
133029文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:16202pt 評価ポイント:12350pt
縁の下の力持ちで的な役割でPTを支える男。彼は小間使いのような仕事しかさせられない補助魔術師。
世間はシュートを決める人間ばかり注目するが、その裏には数々の人々の支えがあるもんだ。
点数を取る奴だけが偉いというわけじゃない。人は与えられた役割をまっとうし、大きな結果につなげられる唯一の生物であると思っている。
そんな男だから文句も言わずに頑張っていたが、いきなりのPT追放。そして無職転落。
意を決して転職したら、働きを評価されて最高待遇です。
元のPTは成績落としま
くってるらしいですが、あんまり気にしません。
俺はやはり間違っていなかった。居場所が悪かっただけなんだ。ただ居場所が……
思いっきり見返してやった気分が良く毎日楽しい!!
はずだったが……??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:04:48
2800294文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:1288pt 評価ポイント:530pt
‐注意‐
シンプルに四肢が切れたり斬られなかったりキレたりします。いわゆる四肢欠損要素が物語の根幹に居座ってる作品になっとりますので、苦手な方は我慢するか撤退推奨です。
流されるままに生きてきた青年、唯は運命を変える……或いは失う出会いを得る。
食い千切られた腕、実験により成長の止まった少女、街を支配するプラトーと呼称される組織、そのプラトーから離反した博士……全ての中心には、レリクトと呼ばれる成果物があった。
レリクトのもたらす進化は、人を化け物に変え
てしまう。アロガントと呼ばれるそれを打ち倒すことが出来るのは、やはりレリクトのもたらす進化のみ。
最後に残るのは人の意思を捨てた進化か、人の意志を携えた鎧か。人そのものを弄ぶ知識か。
何かを失ったとしても
この‘腕’で未来を
※
月間更新、15日前後を目安にどかっと更新するスタイルでやっとります。
特撮、いわゆる仮面ライダーに。大人となってようやく、今更ながら心躍らされている私が書いた特撮変身ヒーローものです。心が躍るな!
変身ベルトは出ませんが変身します。変身アイテムの時点で私の持ち味は遺憾なく発揮されている為、相変わらず癖は強いですがきちんと特撮していく所存なのでどうぞよろです。
上にも書いていますし、警告も出ているとは思うのですが。シンプルに四肢を切ったり斬られたりします。章管理第一話の時点で作風の全てを出しているので、読んで貰えればどの程度かは分かると思いますが。苦手な方は我慢するか撤退推奨です。我慢しよう。
そんな感じで、今回のブラアムもぜひよろ!
そんな感じで、楽しんで貰えたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:05:23
850913文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:36pt
作:よしゅら むぎ
ハイファンタジー
連載
N3338JA
しとしとと降る春先の霖雨。その静かな雨音で目を覚ますと、少女は世界に微かな違和感を感じた。どこからどう見ても普段と変わらない日常だが、何かが違う。私の体はこんなに軽かったっけ。うちの犬はこんなに吠えていたっけ。家の庭にはこんな花が生えていたっけ。
より広い範囲に目を向けて、初めて気づく。変化はそれほど微かなものではなかった。存在する生き物が違う。犬のように見慣れた生き物もいるが、漫画やアニメやどこかの伝説でしか見たことのないような、所謂架空の、ありえない姿をした生き物が悠々
とアスファルトの上を歩いている。
この世界はおかしい。どこからどう見ても少女のよく知る日常ではなかった。本来彼女のいるべき世界に戻るため、少女は歩み始める。
ながあめのげんそうたん と読みます。小説家になろうで物語を書くならやはり異世界転移モノかな……と……。創作生物を作るのが好きなので、不思議な彼らが活躍する物語を描こうと思います。更新は牛の歩み。気が向いたら書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:26:16
4151文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あらすじ
二千××年。世界各国で争いが多発した。それは裏社会で暗躍していた大きな組織が世界に対して、争いを仕掛けたのだ。それは勿論、我々が住んでいる日本も例外ではなく、大量の人が死ぬほどの大規模な争いにまで発展していった。
そこで、世界や裏組織であるテロリストは敵対組織に対抗すべく、生物兵器にまで手を出すようになる。非人道的な実験を繰り返し、化け物のような体になった者だって存在してしまった。
この話題の結論から言ってしまえば、戦争はテロリスト側の敗北で終戦したのだが、や
はり、その争いによる被害は大きいもので、終戦した何年後の社会でもその損害は響いていた。
その中でも、一番難しいのが生物兵器と化した人間との共存だった。戦争の中で、生物兵器の実験は大きく成功してしまったのだ。
そのせいで、人間の遺伝子と動物の遺伝子が融合した個体がこの地球上に何千と生み出された。だが、その人間とも言い難い生物を人間側は強く迫害するようになってしまったのだ。
行き場の失った生物兵器達は現代社会に紛れ込み、裏社会などで暗躍するようになる。表の世界でも、裏の世界でも争いが絶えなくなったため、社会は甚大なる被害を被っているらしい。
だが、その史上最悪と呼ばれた社会の中で、一つの裏組織が経ち上げられた。その裏組織は、屑の人間共や裏で暗躍する裏組織を破壊して回っているという、とてもありがたい組織なのだが、その組織にはとある噂があった。
その噂というのが「世界を壊して創り変えるという幼稚な目的を掲げている組織」だというもの。本当に世界を壊すなんて事が出来たら、その組織は裏社会だけではなく、表社会でも一段と目を見張る組織になる事だろう。
この話は、裏社会で生きるとある組織の個性豊かな部下達とそのボスが繰り広げるハチャメチャなアクションストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:32:51
201371文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・
グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 03:52:13
837759文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
現代日本では、不平等が罷り通っている。
世代によって異なる苦労があるのは間違いないが、第二次ベビーブームと呼ばれた時代は同級生がとてつもなく多く友人も多かった一方で競争も激しく、進学においても狭き門をくぐる必要があった。
残念な事に進学だけではなく就職も同様で、何とか就職できても同期が多く、出世のポストには限りがある。
この状況下で、どう見ても公平な評価とは言えずに不満を抱えつつ生活の為に必死で働いていた室田 武治は、過労とストレスから切れてしまう。
切れたのは当人
ではなく切れてはいけない血管であり、気が付けば健康な状態で不思議な世界にいた。
今までのITを駆使した技術・技能は全く通じない世界に飛ばされた事を即座に理解したので、生活の為に公的機関の職員となる……のだが、やはり同じように不平等の扱いを受けて独立を決意する。
その後押しをしたのは、日本にいた頃嫌でも身に着けていた努力の賜物であるプログラムの技能だった。
異世界に来て別の次元に昇華したこの能力を使い、新たなギルドを立ち上げて幸せを目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:44:07
46649文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ!」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。
生家では、金色の光彩が入った赤紫色の瞳が気持ち悪いと虐げられてきたけれど、ここでもやはり受け入れてもらえないのかもしれない。アレクシアは絶望するが、ここを追い出されたら、アレクシアにはもう帰るところはない。
「下働きでも結構でございます。こちらで働かせていただくことはできませんでしょうか?」。ダメもとでグ
レアムにそう申し出るアレクシア。
「は?」グレアムは目を点にしたが、最終的にコードウェルで暮らすことを許してくれる。
グレアムの邪魔にならないように、使用人として置いてもらおう。そう思ってアレクシアだったが、マーシアをはじめ、コードウェルで暮らす使用人からは奥様として扱われる。
それどころか、いつの間にかグレアムまでアレクシアを慈しむようになって……。
――あの、わたくし、こんなに幸せでいいのでしょうか。
アレクシアは戸惑いつつも、徐々にグレアムのことが好きになって――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:10:00
421687文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:15484pt 評価ポイント:7274pt
世界樹の実を管理する王家が世を支配する中、世界樹の実を核にした人形師が操る人形が人を超えた力を振るう世界で少年の運命の糸が紡ぐ冒険譚がここに始まる。少年は人形師になれるのか?行方知らずの天才人形師だった父の背中の向こうに一体何を見るのか?
天才人形師のエンリケを父もつクエルは父が一年前に失踪して以来、自宅で孤独の日々を過ごしていた。だが四年に一度の国家人形師の選抜を前に、父の跡を継いで人形師になる決意をする。だが国家人形師の選抜に通るには先ずは自分が人形師であることを示
す必要があった。クエルは父のが残した人形とそれの核になる世界樹の実を使って、自分が人形師としての才があることを示そうとするが、3つあった世界樹の実の二つまでもが失敗に終わた。クエルは最後の一つに望みをかけて、それを人形に入れて世界樹の実との結合を試みる。だが最後の一つもやはり世界樹の実の拒絶にあって失敗する。失意のクエルは自分の身を立てるために人形技師に弟子入りすることを考えながら母が10歳の誕生日にくれたピエロの操りに人形を繰るが、そのピエロの右目が突然赤く光り始めた。
なろうに投稿を始めて丁度1周年になります。その記念に投稿し始めた作品です。少しでも楽しんでいただけれたら何よりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 08:25:28
265440文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:206pt
ある日、海辺の高校に通う少女「柊楓」は学校を出るとぼろぼろになった街を見た。校門をくぐる前はいつもの風景だったのに、一変した。家に着くとやはりそこも崩れ果てていた。先に帰っていたはずの弟の姿は見当たらず、一階のカフェにいるはずの両親の気配も感じられない。捜索隊がやってくると見るに堪えない家族が見つかった。月日が経ち、楓は捜索で見つかった家族が眠る墓の前で神に祈った。また弟たちに会いたい、と。
葉月弥生は高校一年生の春、発展しすぎた科学によって作られた空間に歪に幼馴染の朱火
紅葉と迷い込む。そこで見たのは、見覚えのあるような荒廃した街だった。しかし、その町の記憶は二人にはない。あるはずがなかった。謎の大群が人の集落を襲っているのを見て、二人は科学の力で自らの体に刻み込まれた力でその大群に対抗した。未だ解明されていないこの歪の先にあった世界、それを生み出した超科学、それはいったい何なのだろうか。高校での生活と並行して弥生と紅葉の二人は調査を進めることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 16:41:08
29954文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「君は、折り鶴恐怖症だろう」名高い医者はそうほくそ笑む。そして、紅(くれない)の千代紙で鶴を折って掲げた。脂汗をかく私に、「やはりだ。私の診断に誤りはないな」彼は心底満足そうに告げた――
最終更新:2024-05-12 00:20:21
2074文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
舞台は天族、人間、魔族の三種族が生きており、様々な伝説が残る歴史の古い世界、キャメリア。昔から争いの多かった三種族は、神によって三つの領界に別れて暮らすように命じられた。神は天族の住む空の上の領界を天界、人間が住む地上にある領界を人間界、魔族の住む大地の下にある領界を魔界とし、それぞれの種族でその種族が保有する領界を治めるように、とも命じた。
長い時が流れ、天族は時間の波にのまれて人間の記憶からその姿を消したが、たまに魔界から迷い込んでしまう魔族は人間に差別されひどい目にあ
っていた。時の流れの中で人間の魔族への差別はある程度おさまっており、今では共存も可能となったが、やはり魔族の人間界での地位は低かった。
そんな人間界の中にあるブロウ村という名の小さな村の村長の娘であるカレンには、ツバサという名の親友がいた。その子は魔界から迷い込んでしまった魔族の男の子でカレンと同い年、カレンが村の子達と打ち解けるきっかけを作った、カレンの大切な人だ。村の人々も普段は温厚で、カレンはツバサや村の同年代の子供達と平和に暮らしていたのだが、ある日、とある事件をきっかけにカレンとツバサは引き離されてしまう。しばらく月日が経って成長したカレンが、ツバサと再会するために村の外へ飛び出したことで始まる、王道冒険ファンタジー。
メインではありませんが、恋愛要素があるので恋愛のタグをつけさせていただいております。恋愛要素のある組み合わせはすべてNLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:00:00
76576文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
最初、咳を出し始めたのはある民家の椅子だった。人の口のような裂け目が椅子の座る部分の凹みにできて男のように低くてそして痰がのどに絡んだように咳き込むのだ。その現象に初めて会ったある民家の女性は悲鳴を上げて椅子から立ち上がった。何しろ、いきなり激しい風が自分のお尻に吹き込んできたのだから驚くのも無理はない。その女性はお尻にべっとりとついた粘着きを手のひらで拭い取りながら咳き込む椅子を見ているしかなかった。次に咳き込んだのは教会のじゅうたんだった。やはりこれにも人の口の大きさの
裂け目ができて今度は女の声で咳き込んでいるのだ。飛沫交じりの咳はずっと収まらずに祈りをささげるどころではなかった。そして、この病は人にも伝染し始めた。街の人々はほとんどが寝込んでしまうほどだった。街から咳払いの音が消えることはなく夜はお互い耳障りで眠れもしなかった。
少年は同い年の友達ハスと共に弓を背負って街の外の丘の上に来ていた。丘の上かららせん状に爬虫類のしっぽをちぎったような紐が少しずつ重ねられてふもとまで渦巻いている。少年たちはそのらせんに沿うように丘を下って行って渦巻の端までやってきた。そこにいたのは羊の少女だった。羊の少女は爬虫類のしっぽみたいな紐を渦巻の端に重ねた。「これはね、竜のしっぽなんだよ」少年が訪ねるのも待たずに少女は答えた。「殺さなきゃだめだ」ハスが叫んだ。少年は震える手で弓に矢をつがえる。「ごめん、サーヤ」と少年が顔をゆがませ弓弦を引き絞った時、丘からふもとまで渦巻いていた竜のしっぽの連なりがうごめき始めうねり少年の頬をはたいた。少年は少しよろけながらも矢の切っ先を少女に合わせて弓弦から指を離した。矢は彼女の胸を貫いて、彼女は虚空に消えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-11 13:33:29
48681文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:妄子《もうす》
ハイファンタジー
完結済
N9438IM
国家の存亡、一族の興亡を掛けた艦隊戦
リーラン王国の名門クライセン公爵家に生まれたエリオ。
バルディオン王国の名門ルディラン侯爵家に生まれたサラサ。
黒髪に、残念オーラを纏ったエリオと、銀髪で、赤銅色の目を有する異形のサラサ。
敵味方に分かれたこの2人を中心に、戦乱の物語が進んでいく。
2人は共に名門に生まれた為、相も変わらずに、艦隊を率いて東奔西走する事となる。
だが、それはやはり、必ずしも2人が望んだ戦いという訳でもなかった。
そんな中でも、2人は着実に戦果を上げていき
、その名声は世界が知ることとなっていく。
また、歳を重ねていくという歳ではないが、私生活にも劇的な変化が起きていく。
そして、敵同士である2人の迷将は、当然のように、直接対決する機会が訪れるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 05:43:57
283226文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:18pt
「フランティーヌ・ジュピタル!今日をもってお前との婚約を破棄する!」
そう高らかに宣言するのは、フランティーヌの婚約者であるこの国の王太子バスティアン。
その傍らにはミルクティブロンドの美しい令嬢がピタリと寄り添っている。
───ああ、やはりこうなるのね。
何番煎じか分からないこの茶番劇を、見た目は無表情、心ではうんざりした気持ちでフランティーヌは見つめていた。
…………そう。
フランティーヌにはアレがあるのだ。
…………『前世の記憶』が。
*****
※何番煎
じ?のラノベの世界に転生した主人公が悪役令嬢として断罪されちゃうやつです。
※貴族制度等はオリジナルのゆるゆる設定です。
※ざまぁ要素は少ないかもしれませんが、ハピエンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 18:00:00
16612文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
前世の記憶のお陰で、十五歳にしてチート軍人であるラゼ。ある日、上司である鬼畜宰相閣下に呼び出されたと思ったら、単独長期任務を言い渡される。どんな過酷な任務かと身構えれば……
「やはり、これは君が適任だ。ラゼ・オーファン中佐。君には、今春からセントリオール皇立魔法学園に通ってもらう」「…………ハイ?」
どうやら、殿下を始めとするお偉い様のご子息ご子女の「見守り役」に抜擢されたらしい。貴族サマが集まる学園に入学することに。
キラッキラな学園生活に戸惑いながらも、将来虐められないよ
うに生活を送ろうとしていたところ、どうやらこの世界には彼女の知らない秘密が隠されているようで。
「オイオイオイオイオイオーイ! 乙女ゲームなんて聞いてないよ?!!!!」
護衛役として金の卵たちに傷など付ければ、自分の首がサヨウナラなのに、自分は悪役令嬢で破滅フラグが立っているのだと言うお嬢様が現れて?!
彼女の破滅は、己の破滅——。
ラゼは今日も学園生活を(命がけで)見守っています。
◆書籍化が決まりました! ご評価、ご感想、誤字報告など、本当にありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 13:31:52
415976文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:104320pt 評価ポイント:57618pt
あぁぁいやぁ、時は金なり、いやこのお話はむかしむかしのこと。ついつい先走ってしまいましたが、舞台はとあるお城の中。その城主様の目の前には大判小判ざっくざく。その輝きで自分の顔までピカピカにして、にんまり笑っております。
そうそう金、金、金。金があるところに問題あり、問題あるところに金があり。金がないのもまた問題。きっかけはやはり金。慌ただしく廊下を走る音に何事かと城主様が首を傾げたそのとき、襖をバーンと開け、青い顔して飛び込んできたのは彼の家来。
城主様は怪訝な顔して「
おい、何事か」と訊ねました。
「ひ、ひ、ひ、ひと、ひと……」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-07 11:00:00
1650文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
「婚約を破棄するのは王子様……だけ」と「令嬢たちの裏事情」の2本立ての短編です。
馬鹿王子と馬鹿ヒロインが側近と悪役令嬢たちによってざまぁされる物語。
側近3人は頑張ってそれぞれの婚約者と有能な王太子との未来を得るために頑張り、
その裏では転生令嬢たちがやはり同じく婚約者や自分の未来のために頑張っていたというお話です。
最終更新:2024-05-07 00:10:00
11181文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:5828pt 評価ポイント:5350pt
作:ジャミゴンズ
ローファンタジー
連載
N1128IZ
種の存続の根幹、その絶対条件。『女』の喪失。
男女比のある地球を発見した宇宙人は、母胎を手に入れる為に地球へと一人の男を向かわせた。
『母胎』となる生物の獲得が、至上命題。
降下直後、偶然にも地球の男性と協力関係を築くことに成功。
順調な滑り出しかと思われたが……やはり異文化・異世界・異星人。加えて独自の現地社会情勢。
どうやら一筋縄ではいかないようで。
宇宙人と地球人……計画を成功させるために派遣された試験体771にあらゆる困難が、次から次へと襲い掛かる。
種の存続の
ために、未開の惑星で勘違いしながらも生き残りを賭けた戦いに身を投じて。
男と女。表と裏。飛び交うドローン。激しい闘争。男女比偏重・孤立無援。種の違い。勘違いも、女を知らない男の初心な愛の駆け引きも。
その目まぐるしさは、もう止まらない。
異世界に等しい未開惑星・地球で 後が無い宇宙人が挑む
サバイバルラブコメ・ノンストップ・クライムアクション―――ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:56:28
127192文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
テンプレを理由に父親から追放宣言を受けた、サティア = ペルガメント。
理不尽な仕打ちを受けて、失意の底に沈むと思いきや、彼の心は怒りに震えていた。
だから彼は……自分から決別することを決意する。
事は済ませたが、やはり気分は晴れない。サティアは虚無感に包まれたまま、屋敷を出ることに。
テンプレ──そんなふざけた言葉なんて聞きたくもないし、関わりたくもない。祖国を捨てて、隣国へと渡ることを決めるも……どこに行ってもテンプレ現象がつきまとう、この世界。
そのテ
ンプレマジックに、知らず知らずのうちにはまり込み、サティアは隣国に渡る前に、冒険者ギルドへと足を運んでしまう。
はたして彼はテンプレ通りの人生を歩むのか、それともテンプレを打ち破り、新たなる世界を築けるのか。
※なろうエッセイのテンプレ集を参考に、ネタとして書き始めたお話しです。よってプロットはありません。思いついた勢いのまま進めております。
永遠の物語になってしまったら、ごめんなさい。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 15:50:16
105433文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「魔道工具士」を目指し、日々父親のもとで修業している少年、ブルックス。
ある日、天より物体が落下し、この国クワイヨン政府から「リクエスト」と言われる命令が発令。天より落下したこの物体の回収が命令され、ブルックスの幼馴染の少女、アルクネメが参加することになった。アルクネメはこの世界で使われる「魔導力」が非常に強い「特例魔導士」であるための命令だったが、この落下地点は、やはり「魔導力」を使う「魔物」達の住処であった。
ブルックスはアルクネメのため、魔導力を高める剣と盾を持って、戦
地に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 14:18:40
634061文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:42pt
死んだ記憶はないけれども。異世界転生をした日本人の「わたし」の記憶と知識を持っているブラングウェインは。異世界ログレスで七歳の時に神殿で下された神託で巫術師。シャーマンをしている。
巫術師はこの異世界ログレスではなりたくない仕事ワースト第一位。でもそんな不人気職な巫術師だけど。日本人の「わたし」が若かりし頃に拗らせた中二病の知識が役に立ち。ブラングウェインは周囲から白き手のブラングウェインと呼ばれる腕利きの巫術師になっていた。
そんなブラングウェインにはやはり七歳の時に神
託で勇者であると告げられたアーサーという名の幼馴染みが居る。
大陸の果てに居る五百年前に七つの国を滅ぼし。多くの種族を根絶やしにしたという無貌の魔王を退治する為に旅をしている幼馴染みを故郷の村から応援していたブラングウェインには不幸体質なパラメデスという友人が居た。
口から上を面布で覆い隠し。外套のフードを目深に被った怪しい出で立ちをしているけれど誰よりも優しい気性のパラメデスが誰もが恐れる無貌の魔王であることをブラングウェインが知ったとき。物語が大きく動き出す。
「ブラン、ブラングウェイン。小さき我が友よ。私は貴女と共に生きて貴女と共に死にたい。どうか私に掛けられた不老不死の呪いを解いて欲しい。他ならぬ貴女が。」
これは不老不死の呪いを掛けられてしまった心優しい貌の無い王さまと。その呪いを解こうと奮闘した巫術師。シャーマンの女の子の物語。
この感情は友情?それとも愛情───?
要約すると。
でっかわいい魔王さまと天然田舎娘がお互いにでっかい矢印を向けながら無自覚に溺愛しあう話です。
この作品はpixivにも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:36:46
120069文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:10pt
かつて、四人の魔王が率いる魔族との戦争に敗れて住む地の大半を失った人間たちは、残された土地を七分割し、人間を創造した女神が鍛えし七本の聖剣を『守護聖剣』として、それぞれの大地を守って過ごしてきた。
女神が残した七本の聖剣を模倣して作られた数多の『模造聖剣』……これを手に、人類は今も襲い来る魔族たちと戦いながら暮らしていた。
模造聖剣に選ばれし剣士を『聖剣士』と言い、七つの国最大である『トラビア王国』に作られた『聖剣レジェンディア学園』で武を、剣を学ぶ。
かつて、『聖剣
王』と呼ばれた伝説の聖剣士、エドワード・ティラユール。
そのティラユールの血を引く一人の少年、ロイ……彼は、剣の才能というものに全く恵まれず、素振りすらまともにできない『落ちこぼれ』だった。
だが、ロイは諦めずに剣を振った。共に聖剣士になると誓った幼馴染、エレノアのために。
でも───やはりロイは、落ちこぼれのまま。後から剣を習い始めたエレノアにさえ負け続け、父からは「出来損ない」と言われ続ける。
それでも聖剣士になることを諦めきれず……一年に一度開催される『聖剣選抜の儀』に望む。
ここで、自分に適合する模造聖剣を手に入れる。聖剣を手に入れさえすれば、聖剣士になれる。
そう思い参加した『聖剣選抜の儀』で……ロイが手に入れたのは、粗末な木刀。
不殺の聖剣と呼ばれた、ただの木刀だった。
それに対し、幼馴染のエレノアが適合したのは……長らく適合者がいなかった、七本の聖剣の一つ。『炎聖剣フェニキア』
ロイは、聖剣士になる夢をあきらめかけた。
そんなある日だった。
「狩りにでも行くか……」
生きるためでもあり、ロイの趣味でもあった『狩り』
弓で獲物を射る、なんてことの狩りなのだが……ロイが見せたのは、数キロ先から正確に獲物の急所を射抜く、神技級の『弓技』だった。
聖剣こそ至上の世界で、神技の如き弓を使う少年、ロイ。
聖剣士にはなれない。でも……それ以上になれる。
『お前しかいない』
「え?」
そんなロイを認め、『不殺の聖剣』と呼ばれた粗末な木刀が真の力を発揮する。
それは、人間を滅ぼしかけた四人の魔王たちが恐れた、『五番目の魔王』だった。
これは、聖剣士になりたかったけど弓矢に愛された少年と、四人の魔王に封じられた最強最悪の魔王が、世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:37:27
613224文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:22730pt 評価ポイント:10628pt
人格異常、常識欠落、協調困難、能力極端――しかし、実力最強。
そんな尖ったメンバーたちを率いるのは、凡庸凡才の少女だった。
<勇者協会>新人のエステルは、元のパーティを追放された者ばかりが集まる、異色の勇者パーティのリーダーに突然任命される。魔族と戦うクエストをこなしつつ、メンバーたち一人一人とじっくり向き合い、勇者パーティ<ゼータ>は正式に結成されるに至った。
そんな折、エステルたちは新しい勇者パーティの手伝いを依頼される。
そのパーティは一見す
るとエリートの集まりだが、やはりそれぞれ問題を抱えており、しかもリーダーは陰謀に巻き込まれたこの国の皇子だという。
エステルたち率いる「最凶パーティ」は、国家危機に立ち向かう。
※カクヨム様でも掲載中
※第二部始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 21:41:35
1059935文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:2266pt 評価ポイント:1162pt
作:パピプラトン
ハイファンタジー
連載
N4775GO
記憶喪失で剣と魔法の世界に放り出された!森を彷徨い、なんとか街にたどり着く。
しかし、街で出会った衛兵に「ステータスを見てみろ」と言われ、コメットという名前と共に全ての記憶を取り戻すと、異世界の星の誕生から始まる記憶だった!
46億年間の生活と修行によりレベル最大、スキルレベルも最大に。
恐竜と戯れたり、家を作ってみたり、スローライフを満喫するが、やはり人類に会いたいと思うコメット。
その後、時は流れファンタジー世界で様々な人と出会い、魔物と戦い、魔法を研究
したり、出世してみたり自由にやりたいことをしていく。
異世界を楽しみながら勉強にもなる(?)を目標に書いていきたいと思います。
・ハーレム展開はありません
・この物語はフィクションです
・この物語はご都合主義です
少しでも気に入りましたら、評価、ブックマーク、感想、レビューをお願い致します!
この作品はカクヨムでも掲載しています
毎週金曜日に更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:13:42
472696文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:2894pt 評価ポイント:1508pt
巨大ロボット、超能力、魔法、亡霊、忍者……あらゆる物がひしめく騒然とした未来。
世界は〝エヴォリューター〟と呼ばれる超人的な能力を持った新人類の出現と、外宇宙から現れた異星人の武力侵攻により大きく揺れていた。
多くのエヴォリューターが地球と異星人の陣営に分かれて戦う中、地球側のエヴォリューターである主人公が、やはりエヴォリューターである美しき姉と、個性的すぎる高校のクラスメイトたちと共に世界と常識を敵にまわして目指す先とは?
彼は語る。
「僕は当たり前のことをするだけ
だよ。姉弟が一緒に寝たり、一緒にお風呂に入るのと同じくらいに当たり前のことをね」
……お前、高校生だよな!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:52:22
403868文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:6pt
平民として働くロザリンドは、かつて王女だった。
貴族夫人の付添人としてこき使われる毎日だったロザリンドは、ある日王宮に呼び出される。そこで、父の国王と再会し、獣人が治める国タルホディアの皇帝に嫁ぐようにと命令された。
ロザリンドは戸惑いながらも、王族に復帰して付け焼刃の花嫁修業をすることになる。母が姦淫の罪で処刑された影響で身分をはく奪された彼女は、被差別対象の獣人に嫁がせるにはうってつけの存在であり、周囲の冷ややかな視線に耐えながら隣国タルホディアへと向かった。
しか
し、新天地に着くなり早々体調を崩して倒れ、快復した後も夫となるレグルスは姿を現わさなかった。やはり自分は避けられているのだろうと思う彼女だったが、ある日宮殿の庭で放し飼いにされている不思議なライオンと出くわす。そのライオンは、まるで心が通じ合うかのように彼女に懐いたのであった。
これは、虐げられた王女が、様々な障害やすれ違いを乗り越えて、自分の居場所を見つけると共に夫となる皇帝と心を通わすまでのお話。
アルファポリスにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 10:10:00
119589文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:450pt 評価ポイント:276pt
人の始まりはその一日にある。
そしてその一日の中には目を凝らし、心を開放すればあらゆる表情をみせてくれる空がある。
感じる心と空の繋がり……
そんな詩。
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生きていく上で人は日々の穢を背負っている。
気付かないものもいれば、潔癖主義のように穢を侮蔑するものもいる。
それでも一日の終わりにはやはり少しでも清らかにしておきたいもの……
そして気付いてしまう自分の存在価値。
その孤独に悩み苦しみのたうちまわることも……
それでも希望を手放せないことも……
だから求める純白……
そこに注ぐことこそ
本来の自分である……
そんな詩。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:59:40
466文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて魔法、剣術、体術すべてを世界トップクラスの当主が率いる鬼龍院家一族がいた。
鮮血の一族と呼ばれ一族が住んでいた和光帝国の300年に起こったすべての侵略戦争、防衛戦争に関わり多大なる活躍をしていた。
和光帝国以外の国の民からは畏怖と恐怖を和光帝国の民からは尊敬と信頼を集めていた。
だが伯爵家であった鬼龍院家の存在力と発言力が大きくなりすぎ和光帝国を統べる帝ですらも鬼龍院家の意向を無視できなくなっていた。
やはり、そんな鬼龍院家を恨み、嫌うものが和光帝国内でも全貴族の過
半数を超えるほどに増えていた。
それでも鬼龍院家の力は衰えず繁栄の一途を辿っていたが一族の血の流出に加えて当主がある呪いに侵された。
呪いの名は破魔の呪い。
呪いをかけられた人間は魔力を体の外から吸収し体内で外から吸収した魔力を自分が魔法を使うための心魔に変換することが出来なくなる。
それによって魔法を打つことは愚か身体強化して戦うことも出来なくなった。
呪いをかけられた19歳だった当主も今代の自分だけにかけられた呪いだと思うが破魔の呪いは24歳になってできた子供にも受け継がれ、今まで戦場を常に渡り歩くことはできなくなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:00:00
310文字
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乙女ゲーム風小説っぽい世界に転生したらしい。自分のポジションは恐らく悪役令嬢。この世界はご都合主義で出来ているようでなんだか妙にリアルなところも多い。私はこの世界でやはりテンプレ通り婚約破棄されてしまうのだろうか。
最終更新:2024-04-30 02:27:37
12004文字
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踏襲のブラットレイン
ある裕福な20代女性が寝て起きたら迫害された血筋の子供に生まれた。
私は裕福な20代女性の独身女性。
私が転生した国は今住んでいる国と変わらない。
技術も国の文明も、文化も世界の科学レベルも恋愛も何一つ変わらない。
よく小説やアニメ、漫画で転生したらファンタジーだとかRPGだとかとある国の王子様だとか全くの異世界だとかあると思うが私の場合転生したら3歳の男の子だった。
それも自我が芽生え始めたばかりの男の子。
それは単に前世の記憶を覚えてい
るだけなのかもしれない。
寝ている時は自分の前世の記憶の夢を見てそして起きたら前世の記憶を忘れて生活する。
だけど私は前世の裕福な生活は出来なかった。
何故なら親の収入が低く兄弟も6人いた為生活に余裕がある暮らしが出来なかった。
起きたら前世の記憶をすぐ忘れるからいいが起きてすぐ数秒は元に戻りたい気持ちでいっぱいだ。
やはりお金がないので本当に欲しい物は親に言えない。
ちなみに私が転生した国はニイホという国で前世の国と同じ名前。
私が生まれる前から丁度4年前ぐらいに転生したみたいだ。
だから私に会いに行きたいのだが何故か起きて数秒で忘れてしまう。
だから会いに行きたいのだができない。
そしてそれよりも日常生活が大変すぎて悲しくなる。
だけど、男の子に生まれて夢もできた。
だが私は知らなかった。この国にいる組織犯罪が‥‥
私は親に6歳の時に祖父母の話と祖父母の兄弟の話を聞いて絶望した。
その内容は‥‥‥折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-29 23:04:11
2009文字
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ある夜のこと。ふと気になったそれは夜空に線を引いた流れ星……かと思いきや、こちらに迫りくる隕石……でもなかった。逃げようと思う間もなく、それは旋回、及び急降下し地上に、それも目の前に降りてきたのである。
「やー、どうもどうも、ワタシは宇宙人ですってネ。正確には△□星から来ましタ、※●▽と言うんですけドー。ん? ああ、やはりこの翻訳装置でも聞き取れませんかネ。まあ、宇宙人と呼んじゃってくださイ。地球人サン」
と、フランクな口調と立ち振る舞いに、この突然の事態に直面した者
たちはひとまず胸を撫で下ろした。とはいえ、心臓は早鐘を打っている。一体なぜどうしてここに突然現れたのか。何を聞けばいいのか。
黙りこくる一同の代わりとばかりに宇宙人は喋り続けた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-29 11:00:00
944文字
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会議は二百時間目に突入した。議題はそう多くはないのだが、参加国が多いだけに進みが悪く、また異様な熱気に包まれている。
『えー、新規登録は以上に』
――うちだうちぃ!
――なぜダメなんだ! 厳重に抗議する!
――おいおいおいおいおかしいぞ! 賄賂か? あそこは要件を満たしてないだろぉ!
――言いがかりはよしてもらおう。うちはしっかりと魅力をアピールできているだけですよ。
――登録登録登録ぅ!
「う、うちこそ、今回登録されるべきだ!」
と、我が国の大臣も周囲
に負けじと、そう声を張り上げるのだが、やはり当人も無駄だと分かっているので声に勢いがない。あの議長は一度決めたことを覆さない性質なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:00:00
893文字
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