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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:88 件
ある日、少女は前世の記憶を思い出した。そして同時に理解した、自分はヒロインであると。
自分にはここではない世界で生きた記憶がある、そしてここは一世を風靡した某乙女ゲームの世界によく似ている。だから間違いはないだろうと。
しかし、少女にはなにもない。
魔法や聖なる力を使うことも、刺繍や調薬の技術も、異世界の知識も、なにもない。
さらに届け出が必要だといわれて届け出た役所で少女に与えられたのは【重要度ランクD】。
その人の持つ前世の記憶がいかに重要かを示したランクの中
で、最も低いランクだった。
納得がいかずに騒げば、役所の奥の奥にある部署に連れて行かれた。
そこは〝なんでも相談課〟というふざけた名前の部署。
ふざけた名前の課に所属する職員はいう
「この世では、あなたのように前世の記憶を持っている人が大勢います。はい、沢山いるんです。あなただけではないんですよ。ですので、特別な技能や知識を持っていた方だけが重要度ランクが高いと認定されます」
少女の自分は「乙女ゲームのヒロインである」という思いを完全否定した職員は、少女に一冊の本を手渡す。
少女と同じように、特別な知識も能力もない一市民として生きたという記憶を持ったひとりの少女の十代半ばから二十代半ばに至る十年の手記を纏めたという本を。
「あなたと同じ立場だった女性のものですから、どうぞ参考にして下さい。こんな風に考えて行動した人もいたんだな、くらいに受け取って下されはいいかと」
本のタイトルは『派遣社員ジュリアン・エヴァンスの手記』という、なんのひねりもないものであった。
-*-*-
【毎週水曜日更新予定:事情により前後することがございます】
※誤字脱字については気を付けていますがどうしても無くなりません、脳内で正しい変換をお願い致します。
※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。
※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在して当然のようにまかり通ります。そういうものなんだ、とご理解ください。
※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛ください。
※諸事情ありまして誤字脱字の報告・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 10:22:32
79821文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:3038pt 評価ポイント:1702pt
私、イヴ・ウィリアムスは騎士を目指す騎士見習い(非公式)です。
いつか私の憧れでもあるシノノメシノさんと肩を並べられるような騎士になるのが夢。
……なのですが、私の住んでいる村は平和そのもの。
村に駐在している騎士様も普段は農家のお手伝いや、逃げた家畜を捕まえたりしています。
せっかく騎士見習い(非公式)になれたのですから、もっとそれっぽい仕事もしてみたい。
なんて考えていると、村の近くの森で何やら不穏な動きが。
さっそく村で騎士団(仮)を編成し、その対処にあたったのです
が……あえなく全滅。
私は結局、騎士どころか騎士見習いになることすらできずに死んでしまいました。
しかし、私が次に目覚めたのは天国でもなく地獄でもなく、私が殺された森の中でした。
そしてその傍らには〝イセカイジン〟と名乗る妙なヒトダマが。
どうやらこの方が私を生き返らせてくれたみたいですが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:00:00
136767文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
継母からは本来ならばその座は娘のものだったと言われ、婚約者はことあるごとに異母妹を引き合いに出して愛想がないことに文句を言われ、肝心の異母妹からはそんな姿を憐れまれる日々。
父親もそんな継母に注意せず、むしろ次期当主ならそれくらいの問題は自分で対処しなさいなんていう始末だった。
望んでもないのに次期当主だからと我慢を強いられ、その上文句ばかり言われるのにうんざりしていたエティカは、とうとう『肉体と魂を入れ替える魔法』を編み出した。
魔力は体に宿るものですから、魂さえ入れ替えれ
ば全て丸くおさまりますよね?
ということで私は、執事と一緒に家を出ます!お幸せに!
……そう思っていたら、父親と血相を変えて会いに来た。
え? 体を元に戻して欲しい?
今の私に力なんてありませんから、異母妹が頑張らないと元には戻せませんよ?
困ると言われましても、それを望んだのはあなたたちじゃありませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 02:01:19
5810文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:90pt
作:外町 アキフミ
異世界[恋愛]
短編
N1342IZ
「僕には愛する人がいる。君のことを愛することはできない。今回の婚姻は、白い結婚とさせてくれないか」
「それは契約違反です」
「け、契約違反だって?」
「そちらの都合で契約内容を変更するのですから、こちらには正当な補償を要求する権利があります」
初夜の寝室で『白い結婚』の申し出が告げられた。
しかし子爵令嬢シィンセリアは悲嘆に暮れることは無く、怒りに燃えることもなかった。落ち着いた態度で求めたのは、契約違反に対する補償だった。
シィンセリアの求めた補償は、領地の一部割譲や鉱
山の利権など、非常に重いものだった。
難色を示す伯爵子息アンウィーズに対し、シィンセリアは挑発的な言葉を投げかける。
「あなたが本当に想い人を愛しているなら、できるはずです」
果たしてこの『白い結婚』はどうなってしまうのか。
子爵令嬢シィンセリアが本当に求めていたものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:40:00
13932文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮し
て半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
※ この作品は他サイトでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 08:00:00
119859文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:388pt 評価ポイント:266pt
作:まりさろばーとそん
ヒューマンドラマ
連載
N5212IW
ゆっくり劇場「とある教育ユートピアの物語」です。「平和的大アジア主義」と「新感覚教育妄想ファンタジー」というコンセプトの二本立てによって、なろう系ラノベの新ジャンルを開拓するライトノベルです。オリジナリティがあれば、設定やコンセプトをコピーするのは全然構いません。
「平和的大アジア主義」とは、戦前の「大アジア主義」を武力によらず達成する運動です。戦前の大アジア主義は、中国大陸進出の理論として使われ、侵略戦争を招いてしまいました。しかし、「平和的大アジア主義」では日本が戦後築
き上げた国際秩序を破壊する事なく、日本の世界におけるプレゼンスを発揮することができます。しかもたぬきといういち民間人が勝手にやる事で、政府がほぼ介入しないものですから、政治的トラブルにも巻き込まれにくいです。平和的に大アジア主義を達成するのなら、資本主義で疲弊した東側世界の住人達にも資本主義に代わる新たな価値観を提示できる。
もうひとつの柱「新感覚教育妄想ファンタジー」というのは、なろう系では異世界転生などの「自分が」頑張る作品が多いですが、そろそろいい年なので近所のおせっかいオバサンのように「若い人が育っていく事を喜ぶ」というのがコンセプトです。どのような教育を受ければどのような影響を受けて出力されるのか?そういうのを想像して、人が変わっていく過程を見るのです。
これ、実は共同体の再生にとってかなり重要な要素で自分ではなく、他者のために惜しげもなく出来ることをする大人によって昔は子育てしました。自分が頑張ることばかりでは、他者に眼が向かないので、若い子を応援する事で成長する事が目的です。
なろう系ラノベの新ジャンル開拓、賛同される方はオリジナリティがあるなら、設定やコンセプトをパクって構いません。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 03:41:11
1258文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
吉田まゆみは24歳のヤングアダルトで、どういうわけか一夜にしてお金持ちになりました...文字通り!!! マユミさんは残りの人生を豊かに暮らすのに十分なお金を持っていて、その上自由な時間がたくさんあるのですから、好きなことをして楽しんでみてはいかがでしょうか? この物語は、自由が主な焦点である人気の超リアルなゲーム「リベルテ オンライン」(L.O.) で彼女を待ち受けるさまざまな冒険を繰り広げる若い女性を追ったものです。
こんにちはʕ•́ᴥ•̀ʔっ! 残念ながら私は日本語を話
すことができません(╥﹏╥)、でも物語を書きたくなったので…機械翻訳によるひどい翻訳を避けるために、母国語で書きます。 少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひこの作品を手に取ってみてください(っ^▿^)。 (タイトルとあらすじは自動翻訳ですので、多少の誤差はご容赦ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 12:04:04
306681文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:16pt
17歳、山田麗
自堕落な生活送る自分から目を逸らすために、小説を書き始める。時間を無駄にしていることが原因で書き始めたのですから、誰か彼女を止めてあげてください。
最終更新:2024-02-25 15:54:20
1114文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:武田の為の武田による武田
歴史
連載
N9301IO
【第一夜: 月下の邂逅】
昔々、遠い平安時代の吉良町に、美しい武田という若者が住んでいました。その名を武田源氏(TAKEDA Genji)といい、彼は美しい花のような容姿と、高貴な家柄からくる優雅な振る舞いで町の人々を魅了していました。しかし、その美しい容姿の裏には、深い悲しみを秘めていた。
ある晩、武田源氏は吉良町の夜空に輝く満月の下で、美しい庭園に足を踏み入れました。その中庭には、優雅な桜の花が咲き誇り、静かな美しさがただよっていました。武田はふと、そんな美しい景色の中
で一人きりでいることに寂しさを感じていました。
すると、月明かりに照らされて、白い和服をまとった姫君が現れました。彼女の名前は吉良 津平姫(Kira Tuhirahime)といい、その美しさはまるで雪が積もった庭園に満開の花が咲くようでした。津平姫もまた、武田源氏の存在に気づいて微笑むと、月明かりの下で出会ったのでした。
「武田源氏様、こんばんは。」津平姫が優雅な笑みを浮かべながら言いました。
「津平様、こんばんは。あなたもまた、この美しい庭にお越しになられましたか。」武田は礼儀正しく答えましたが、その瞳には寂しさが宿っていました。
津平姫はゆっくりと歩み寄り、武田の手をとりました。「武田源氏様、私たちはこの庭で出会ったのですから、もう『様』なんて呼ばないでください。」
武田はその言葉に微笑みながら、津平姫の手を握り返しました。二人は月明かりの下で語らいながら、心の中に芽生え始める禁断の愛の予感に気づいていくのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 13:46:09
3064文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アリシア・リコルヌは聖女と共に大陸に夜明けを導いた聖獣の一つ、ユニコーンの末裔であった。
しかし幼い頃にその魔力を暴走させ、母国のとある街一帯を滅ぼしたことで人々に蔑まれ、【災厄】を招く悪女と呼ばれていた。
母国から離れるも、生きているだけで忌み嫌われ、理不尽に困惑しながら過ごす毎日。
けれども彼女は事件以降、魔力が全く使えなくなっていた。
本当に事件を引き起こしたのが自分なのか、その真相を明らかにしたいと考えていた折、十八の歳になったことで母国、ソレイユ帝国への帰還を命
じられる。
だが国ではアリシアの力を憎む者、逆に利用しようと考える者たちに身の危険にさらされる日々。
一刻も早い真相解明のためにアリシアが取った行動はー。
「私と一年だけ、結婚してください」
「はい…?」
帝国で英雄や軍神として称賛されている若き侯爵、リュシアン・ジラードとの婚姻を結ぶことで我が身の安全を確保しようと画策したが…。
「危険な真似は金輪際やめてください」
「一年だけの仮初の婚姻とはいえ、我々は夫婦なのですから、あなたの考えを教えてください」
「俺にとってあなたは…」
一年だけのはずなのにどうしてこんな複雑な気持ちになる?
これは果たして正しい選択だったのか。
そしてアリシアはずっと知りたかった過去の真相には辿り着けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 07:09:23
70856文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:アンドロイドN号(Nは自然数)
その他
連載
N6499ID
ツヅリ様は私の家に住み憑く九尾です。
彼女は白銀のモフモフを持ち、むにゃりと密着して、違う次元のような容姿で私に柔らかく牙を見せて微笑みながら言うんです。
「どっか行きたいのじゃが、どうじゃろーか?」
私に拒否できますか? 否、できませんでした。美味しいものが食べたい。温泉に行きたい。エトセトラエトセトラ。
その上でツヅリ様が紀行を書けと言うのですから、書くしか無いでしょう。これは私と、のじゃロリ九尾のツヅリ様が旅行するだけの話です。
最終更新:2023-10-25 19:20:07
10635文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
作:ジェネリック豊臣秀吉
エッセイ
短編
N4232IL
消費税を5%に引き下げたくらいでは経済成長するには不十分です。現に消費税5%の時も既に経済は停滞していたではありませんか。消費税を5%にしても90年代程度の経済停滞期の水準に戻るだけです。消費税が5%だった時代ですら日本経済は停滞していたのですから、5%にした所で大して意味がないのは当たり前です。今の経済状況では、消費税を5%に引き下げたくらいでは、焼け石に水です。
最終更新:2023-10-10 07:00:00
1252文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ジェネリック豊臣秀吉
エッセイ
短編
N4236IL
広告税を新設する事でそれを財源として代わりに消費税を廃止しましょう。
そもそも、新聞社は戦後に国から安く譲り受けた不動産のお掛けで荒稼ぎできているのですから、その恩を国に還元させるのは利にかなっています。
最終更新:2023-10-10 07:00:00
1145文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
営業の勧誘に関するアレコレでございます☆
最終更新:2023-09-26 11:54:44
3501文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:210pt 評価ポイント:208pt
ある夜の曇天を拝見してから、星空が見たくてプラネタリウムに訪れました。
思い返すのは学生時代の出来事。
とある島で満天の星空を見た記憶。それが今此処でも。
貴方のお陰で思い出しましたよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
プラネタリウム三本目。
やっぱり違いますね。
積んできた人生が違うのですから、当たり前。
最終更新:2023-04-09 20:51:03
1061文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
「いいです、貴女は伝説の悪役令嬢の子孫なのですから、しっかりと殿下の婚約者になるのですよ?」
ロザリンド・ガルシアはそれを聞いて気絶しそうになった。
「えっ……わたしが悪役令嬢…? ………無理、だよぅ」
超絶気弱な悪役令嬢(Level 3)が、伝説の悪役令嬢(幽霊)と完璧な悪役令嬢になるために頑張る話。
最終更新:2023-02-02 16:35:12
5471文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
五と七の律は歌の大元にございます。これさえ守っておけば、どんなに拙くともそれっぽく聞こえます。どんな空事でも何となく伝わります。ある種の咒いみたいなものですから、そこに理屈を求めてはならぬのでしょう。
最終更新:2023-01-17 02:48:18
338文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ここに何を書けばよろしいのか。ただの随筆、日記などと変わらないのですから、あらすじも何もありません。しかし、まぁ、ご感想を頂けると幸いです。
最終更新:2022-12-16 23:39:58
1263文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:九つ重ねた数字
ハイファンタジー
連載
N0333HX
やばい病気にかかって、治るかもしれないからコールドスリープ治験に参加して目覚めたらやばい世界でした。
生きるためにコールドスリープまでしたのですから、やばい世界でも頑張って生きましょう。
最終更新:2022-12-09 01:36:38
19618文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
過去にアップした小説の再掲載です。
いわゆるアジ文シリーズの第2弾。
現在、同シリーズの第3弾を構想中なので、第1弾「古瓦物語」、第2弾「離島発掘記」を順次、再掲載します。
四年ぐらい前のものですから、現在の時制とは合わないところがあるかもしれませんが、発表当時のままにしています。
最終更新:2022-11-27 10:37:51
108286文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
作:秋雨ルウ(レビューしてた人)
異世界[恋愛]
短編
N3769HY
「お嬢様、婚約者殿がいらっしゃいました」
「そう、お通しして」
いつからだろう。私達の世界で、魔法が生活必需となったのは。
「ジュネ!会いたかったですよ!」
「ご無沙汰しております、ハンク様。お元気でしたか?」
「ええ!君は……<アナライズ>!」
いつからだろう。相手の体調を調べるのに、魔法で診察するのが当たり前になったのは。
「ふむふむ。あれ、少しHPが減っていますね。何かありましたか?」
「……ちょっとお腹が痛いだけです」
いつからだろ
う――
「君はHPが30しかないのですから、気を付けないと。ほら、この携帯ポーションで回復してください」
――ステータスの数字だけで、人が人を測るようになったのは。
「……魔法もステータスも、この世から無くなればいいのに」
その日もいつも通り、漠然とした不安と不満を抱いたまま、眠りにつくはずだった。
「え?え!?う、うわ!?」
ドサリという音とともに、少年の悲鳴が聞こえされしなければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:00:00
39510文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:9080pt 評価ポイント:8092pt
地味で定評のある理系大学生の俺は今日、片想いの幼馴染に振られた。本当は振られてすらいない。
友人が幼馴染である久世沙羅(くぜさら)が彼氏っぽい男と二人で歩いていたのを目撃したらしい。
告白する前に終わった恋。ヤケになってマッチングアプリ「トゥギャザー」始めたはいいものの、
顔写真もない謎の女性「きさら」さんと早速マッチング。大してやる気もなかった俺だけど、
【ゆまさんのプロフに散歩が趣味ってありましたけど】
何故か趣味が一致したり。
【同じように片想いの相手に振られ
たからヤケになって始めたようなものですから、気にしなくていいですよ】
境遇がやたら似通っていたり。
【今季ですか?色々ありますけど、ゆりキャンはぼーっと見るのにいいですね】
好きなアニメが一致していたり。
やたらと沙羅と符号する事実に複雑な気持ちになる俺。
しかも、通っている大学も同じで片想いの相手はやっぱり幼馴染と来た。
【ここまで一致すると偶然とは思えないんです。もしかして、きさらさんは沙羅じゃないですか?】
まさかと思って問い詰めてみると。
【やっぱり由真にはわかっちゃうよね。昔から鋭いから】
あっさり認める沙羅。
というわけでお互い何やら誤解があったらしいと個室居酒屋で話し合うことに。
で、まあ真相はというと、かなりしょうもない誤解だった。
これは、酒でも飲んでないとやってられない、二人の幼馴染の勘違いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 00:05:46
8658文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:1188pt 評価ポイント:1022pt
過去にアップした小説の再掲載です。
いわゆるアジ文シリーズの第1弾。
現在、同シリーズの第3弾を構想中なので、第1弾「古瓦物語」、第2弾「離島発掘記」を順次、再掲載します。
四年ぐらい前のものですから、現在の時制とは合わないところがあるかもしれませんが、発表当時のままにしています。
最終更新:2022-11-03 20:31:30
36337文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
私の古くからの友人に、Aさんという人がいます。
Aさんは大変優秀な男性で、私が必死に努力して合格した高校に、塾もかよわず、1日3時間の勉強で合格したのですから、たいしたものです。
その後、私とAさんはそろって東京の大学へ進学しました……
最終更新:2022-10-12 08:00:00
2013文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
これは私の生き方を書いたものです。
自分の溜まり場という意味で作ったものですから、自分の意見しか書いていません。
最終更新:2022-05-24 18:06:21
1803文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お父様が再婚をされました。
お相手は貴族。
平民の我が家でよろしいのでしょうか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。お父様も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「おねえ様、頂戴」が口癖。あまりに煩いので快く渡しているのです。
何故かって?
もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。
少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園
では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?
思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしているようで・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 00:00:00
7419文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:9014pt 評価ポイント:7354pt
「マーガレット、君との婚約は破棄する。僕が真に愛しているのは、君の妹だ」
子爵令嬢である私、マーガレット・ドーランは、婚約者であるクレイグ・クローカーに婚約破棄を言い渡された。
彼は、私の妹であるリズに誘惑され、断れなかったらしい。
「理解できた? お姉さまは、捨てられたのよ。私に婚約者を奪われて、どんな気持ち? 悔しい? 悔しいけれど、それを表に出さないように、必死に堪えているのでしょう? あぁ、なんて惨めなのかしら」
高らかに笑う妹。
それを見て、笑顔の両親。
リズ
に甘い彼らは、彼女が幸せなら、それでいいという考えなのだ。
誰も、私の味方はいない。
しかも、私が奪われたのは、婚約者だけではなかった。
なんと、私のお店の経営権まで奪われてしまったのだ。
何もかも奪われ、私は屋敷から追放された。
生活していくためにはお金が必要だけれど、お店の経営権まで奪われてしまった。
妹たちは、私から奪ったお店の利益で私腹を肥やし、私は文無しで家を追い出された。
こんな理不尽、許せるはずがない。
だから私は、新しいお店を作って、妹の客を奪うことにした。
奪われたのなら、奪い返すまで。
あなたたちの利益は激減することになりますが、これは商売なのですから、文句はありませんよね?
この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 20:48:04
36853文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:1410pt 評価ポイント:1002pt
なにぶん幼い時分から体が弱かったものですから、わたくしは絵ばかり描いておりました。そして自分の描いた絵が生命を持ち、動き出すことに気づいたのは、いつの頃からだったでしょうか。
キーワード:
最終更新:2022-02-18 14:43:52
3992文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
久々に訪ねてしまいました。
……やはりと言うべきでしょうか、あまり境遇に変化は見られませんね、残念です。
そうですね。せっかく対等な立場を得たのですから、ここはご挨拶を一つ……試作品を放つだけで価値はありませんが、綺麗なはずですよ。
するとその後、そこに住んでいる子ども達に包囲されてしまいました……どうしましょう。
最終更新:2022-02-11 15:15:30
5000文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:うたたね 恋夢
異世界[恋愛]
連載
N3213HD
私は昨夜夢を見た。
夢の中の私は窓から外を眺めていて、その時学生たちの噂話が聞こえてくるのだ。
「アルツウォーネ様はレジンドラ伯爵とご婚約されるそうよ。」
「まあ!!あのレジンドラ伯爵と!?すごい勇気ねぇ、私には真似できませんわ。」
「仕方ないことなのでは?アルツウォーネ様はせっかくのイドアラ様の婚約の打診をお断りしたのですから。あんな素晴らしい方からの栄光ある婚約打診を、好みではないからの一言で断ったのですから、当然それ以降の良縁には恵まれないでしょう。」
まあそんなとこ
ろだった。
つまり、今の状況である。
最悪最低男との婚約を避けるため彼女が選んだ選択肢は、親が婚約の話をまとめてしまう前に、他の人と婚約してしまうことだった。
しかし、社交界では|壁の華《ぼっち》になり、趣味の美女観賞に勤しむ毎日。
一歩的に知っている美女は多くも、お互いに知っている間柄の知り合いが極端に少ない。
というか、ほぼ居ない。
そんな私が記憶の引き出しを開けまくって、唯一思い出した知り合いの男性。
彼を逃したら逃した魚は大きいどころではない、もう何も釣れずに餓死するという究極状態。
私は考えた。
どうしたら彼を釣り上げることが出来るのかと。
考えに考え抜いた結果、私は決めた。
~そうだ、自分を売り込もう~
そうと決まれば即行動。
美化されすぎて神格化している私の絵姿&私の良い所をこれでもかという程書き連ねた自己紹介文が載っている書類を手に訪れたのはアウビット伯爵家。
美し過ぎる夫人に緊張しながら告げるのはただ一言。
「・・・・・息子さんをください!!」
それに限る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 01:00:00
7466文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
常陸国の高鈴山には変わり者の染手と白い獣が住んでいます。
彼らが住まう山の中腹には、白い衣が風によくなびいていますが、決してその衣を身にまとってはいけません。
この衣は月の羽衣とも、死者の死装束とも言われているのですから、ひとたび身にまとえばあなたは我をなくしてしまうことでしょう。
忘れたいものだけが参りなさい。
去りゆくものも歓迎しましょう。
高鈴山の白染めは、俗世に染まってしまった何もかもをまっさらにしてしまうので、そんな方々の餞としてはこれ以上ない格別なものとなるでしょ
う。
ですがそれは、先代より継承された未熟な染手が一人前となったら、のお話ですが―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 07:00:00
19619文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:66pt
駕籠《かご》とは、人の座る客席を一本の長い棒で吊るし、それを二人か四人ほどの大男が担いで運ぶ、江戸時代のタクシーのような乗り物でございます。
ひとえに駕籠といっても、その種類は様々。最上級のものは法仙寺駕籠《ほうせんじかご》と言いまして、漆塗りが施された美しい駕籠ではありますが、それに乗れるのは豪商や医者と言ったお金持ちぐらい。江戸の庶民がもっぱら使うのは、四つ手駕籠と呼ばれる、竹製の座席に茣蓙《ござ》の垂れ幕をおっ被せた、なんとも簡素なものでございました。
そんな四つ
手駕籠でも、運賃は一里で約四百文。現代的に言いますと、まぁ大体4kmで1万円ほどでしょうか。日本橋から吉原までタクシーを走らせますと、運賃は2,500円くらいになりますので、おおよそ4倍の値段と考えてもらえればいいでしょう。なかなか気合の要る額ですね。そんなものですから、庶民が駕籠を使うというのは、よっぽど特別なことだったわけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 01:09:09
4952文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
作:笹 塔五郎
ハイファンタジー
完結済
N6564HE
「どうせ貴女は処刑される身なのですから、私に血をくださいませんか?」
無実の罪で処刑されることになった騎士の少女、アン・ブレイカーの前に現れた吸血鬼――メリア・リィベルはそう言い放った。
明日には処刑、そして今は仮に抵抗したところで絶対に勝てない存在である吸血鬼がいるという絶望的な状況に、アンは投げやりに答える。
「いいよ、全部あげる」
そう答えたアンの血を吸ったメリアは、驚きの表情を浮かべながら叫ぶ。
「貴女の血……美味しすぎるんですけどー!?」
処刑されるはずだ
ったアンは、『血が美味しい』という理由だけで、メリアによって牢屋から連れ出されることになる。
比較的に人間に対し『友好的』だと言うメリアは、血を分けてもらう代わりにアンの願いを聞き入れる、という提案までしてきて……?
もう騎士には戻れない。けれど、間違ったままでは終われない――元騎士の少女、アンは吸血鬼の少女、メリアと手を組み、自らを嵌めた者に復讐を誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 14:43:31
14556文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:1372pt 評価ポイント:958pt
先日、私は親に連れられ、と云いますか、家族が行くものですから、お盆に祖母の家に帰りました。その時にノートに書いておりました話がありますので、こちらに投稿しようかと思います。
最終更新:2021-08-16 18:45:31
1958文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
淡雪秀雄は、ごくありふれた大阪の中小企業の社長のおっちゃん。ある日目が覚めると、なんとアドルフ・ヒトラーと入れ替わっていた。「自殺は嫌やあ」おっちゃんの孤独な戦いが始まる。官僚主義、幹部間の確執、同盟国の利害と文化、総統権限をもってしても乗り越えようのないカルチャーギャップが次から次へ襲ってくる。おっちゃんは無事に大戦を終わらせることが出来るか。
「なにわの総統一代記」は1998~1999年にNIFTY-Serve生まれました。当時、通信料金は非常に高く(電話代別1分10円
)、投稿場所のリソースも貴重でした。自分だけの掲示板(PATIO)を持つ料金は、インターネットとの競争上どんどん下がっていきますが、当初は月額10000円を超えていた記憶があります。
当時は半角80字*25行がよくある環境。全角40字を使い切ると表示が乱れるので、37~38字で文節が切れようが切れまいが切ってしまうのがお作法。そんな時代に生まれたテキストデータでした。
SFフォーラム、特にRT(チャット)常連の皆様には本当にお世話になりました。あまり愛想のいいキャラクターでもないものですから、フォーラム運営ではあまりお役に立てず、せめて評判のいいコンテンツはFSF限定にしておこうと、1998年に「欧州戦記資料」を立ち上げたにもかかわらず、1999年末の完結まで創作系のコンテンツは有料のNIFTY-Serveに入らないと読めないようにしていました。その結果、この作品は最初から最後まで1行を惜しむNIFTYの流儀で書くことになりました。
現在では明らかになっている考証上の誤りを含め、脚注は増やしますが、「今ならこう書く」という類の書き直しは極力避けるつもりです。あのころの作者は、いまの作者とは別人ですから。
この小説はフィクションです。この小説の登場人物の多くには実在のモデルがいますが、それら人物の言動は架空の状況における架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 20:04:55
295748文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:110pt
総合ポイント:7884pt 評価ポイント:4740pt
「カスティーユ公爵令嬢イライザ!貴女が……貴女さえいなければ
!!私こそが皇太子妃よ!!」
――ドスッ……!
「あら?何か生温かいものが……。これは……血……?」
一度目の生でカスティーユ公爵令嬢イライザであり、ヒューバート皇太子殿下の婚約者として長年妃教育を受けていた私は、顔見知りのアニヤ嬢から凶刃を受けて倒れましたの。
目が覚めた時には外見も中身も全く違う令嬢へと変わっていましたわ。
どうやらこのタチアナ嬢は婚約者のアルバン様からの酷い仕打ちに堪えきれ
ず服毒自殺してしまったようですの。
私、せっかく二度目の生を生きるチャンスをいただいたのですから、亡くなった本物のタチアナ嬢の為にも精一杯生きてみせますことよ。
*作者の大好きなテーマである婚約破棄、ザマアありです。
『アルファポリス』様にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 12:37:51
44547文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:1540pt 評価ポイント:1142pt
作:日雇い魔法事務局
ハイファンタジー
連載
N0006GN
僕、野中浩平は、高校2年生。オタクと言われつつもちゃんと学校通ってます。
ある日、朝のホームルーム中に教室がクラッシュ! からの異世界の王宮に転移だったよ。
そして、女神様からそれぞれ「恩寵」を授かったよ。異世界ものの強力なスキルが使える?
でも、僕の授かった「恩寵」は「トレイン」。 鉄道のない異世界で、なぜ?
ほら、女神様にも嘲笑される始末。しかもそんな「恩寵」で大魔王と戦えって?
無理無理。って、役立たずは処刑するとか、いくら何でも前時代すぎるでしょ。
女神
様にさらに転移されちゃったよ。真っ暗でしかも水攻めとか、確実に殺しに来てるよ。
あの女神、いつか殺してやる!
この物語は、そんな男子高校生の復讐と、鉄道を使った地道な戦いを描いたものです。
ジャンルは「ざまぁするする詐欺」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 16:27:17
1221724文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:658pt 評価ポイント:364pt
作:退役トレーナー
ローファンタジー
短編
N0718GY
これは、三途の川で渡守をしている女の子の、日常を書いた短編です。
三途の川は舟で渡るのですから、渡守だっています。
この小説はアルファポリス様でも掲載しています。
評価、ブックマーク、コメント、感想、レビューは励みになります。
最終更新:2021-04-29 15:49:18
1509文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
「金が欲しいと思うのは、人ならば誰しもが抱く欲求ではないですか。まして、バレずにすぐ手が届く所に大金があった様なものなのですから、行動に移すのは至極当前のことですよ」
父の代から仕えてくれていた、家令に裏切られていた。
父が亡くなってから4年間、叔父一家に虐げられ、解放されたと思った途端にこれだ。
父の知人と名乗る男が現れ、危害を加えられる前に助けてくれたが……。この人は一体何者?
民からは悪魔を見る様な目で見られ「黒の領主」と呼ばれ嫌われるクローディアが、幸せを掴むお話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 23:55:06
81163文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:986pt 評価ポイント:630pt
作:グリゴリグリグリ
ハイファンタジー
完結済
N2652GC
「世界を守るために協力して欲しい」
神様にそう言われて復活させられた。神様はその代わりに何か願いを叶えてくれるという。
ならば俺はずっと心に秘めていたアレを!
異世界転生する今こそ!
「大きな武器を扱う強い幼女にしてくれ!」
幼女に転生した田中雄一改めアマル・フリステラ。
神様に頼まれて世界に仇をなす人達を倒して代わりにポイントを受け取り、そのポイントを使って異世界生活をとても豊かに。
せっかくかわいい女の子に生まれ変わったのですから、口調も優しくお嬢様らしくし
なくてはいけませんわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 21:04:31
287588文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:148pt
アリス・クロウは、黒魔術で国を支えてきた由緒正しい一族の令嬢。愛想のない暗い性格で、影では『黒百合の魔女』などと呼ばれている。婚約者のフェリクス・ニフリートは騎士の家系で容姿も性格も良い、アリスにはもったいない人物。……ただし、リアクション芸人張りにアリスの魔術に怯える点を除いては。
ある日、アリスはフェリクスの強い押しに負け、来たくもないパーティーに参加させられる。そこで、アリスに勝手に恨みを持っている令嬢方に囲まれ、皆の前で断罪されるが――。
「ところで、皆様の方
が呪われちゃってますけど、大丈夫ですか?自分で蒔いた種なのですから、私に頼らないでくれますか」
皆に恐れられ、避けられる不愛想主人公と、いつも暖かく見守ってくれる(?)婚約者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 16:20:43
4487文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:14128pt 評価ポイント:12632pt
作:一(にのまえ)
異世界[恋愛]
完結済
N9730GH
学園最後の舞踏会で婚約破棄をさたルーチェ。
悪役令嬢が終わった後の、彼女のスローライフが始まった。
カクヨムに載せているものを手直しいたしました。
少し前になろうよにも載せていたものを手直ししております。
最終更新:2020-11-28 21:00:00
107811文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:5584pt 評価ポイント:2816pt
今年も、ハロウィンの季節がやって来ましたね。という事で、お化けの国の王子で、いたずら者の、ベビージャックのお話をしましょう。
王様のジャック・オ・ランタンが、宝物庫に隠していた、描いた絵が現実になるえんぴつを、ベビージャックたちが見つけたものですから、さあ大変。
お化けの国は大さわぎです。
「ほっこり童話集」参加作品です。
最終更新:2020-10-17 11:40:52
1517文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:166pt
我々はしばしば、人によっては毎日、上昇棺というものに乗ります。
なんで皆さんは不安など感じずに上昇棺に乗るんですかねえ。私には到底理解しかねますよ。皆さんは車に乗るときにはシートベルトを着けるでしょう? でも、上昇棺にはそんなものはないんです。おかしくないですか? 地面と平行移動する時にはシートベルトが必須であるのに、地面から垂直移動する時には要らないなんてねえ。まあ、とは言っても我々は電車に乗るときにはシートベルトなんて野暮なものはしませんしねえ。これはひょっとすると出来の
悪い詭弁なのかもしれませんよ。
いや、すみません。余計なことばかり口にしました。何が言いたいのかと言うと、私は上昇棺に乗り込む時、得も言われぬ不安を感じずにはいられないのですよ。聡明な読者の皆さまならば分かってくれるかと思いますが、つまり、それがひょっとすると落ちてしまうんじゃないかという不安です。分かっております。私だってそんなことを言って結局は乗り込むのですから、日々その不安に打ち勝っている口です。上昇棺をメンテナンスする人が当然いて、何の問題も無く運営されているのですから、勝手に不安を感じて上昇棺に難癖をつけるというのは非常識極まりないし、そんな人は階段を使えばよかろうし、もっと言ってしまえば精神病質者の誹りを受けても仕方ないところでしょう。しかしながら、と、ここまで言っておいて私はさらに付け加えるのですが、車にだって電車にだって、はたまた飛行機にだって窓というものがついておろうに、殊上昇棺にだけは窓は一般的でなく、むしろついているものの方が少数であるように感じられます。四方を壁に囲まれて上昇し続けているというのは気持ちに穏やかではないでしょう。中には母胎回帰願望なんてものを持っている人もいるなんて聞いたことがありますが、私はあの閉塞的な空間に閉じ込めらることのがどうも苦手ですねえ。
ああ、いけない。また余計なことばかり話してしまい、本題に入ることを忘れてしまいました。今回のお話はまさしくその、上昇棺にまつわるお話になります。どうか皆さまに楽しんでいただければ幸栄に存じます……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 16:26:53
4706文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
このエッセイは、「文の読みやすさ」に注目して心得としてまとめたものになります。
私はプログラマであり、最近趣味で小説を書き始めました。
小説家としては初心者です。
プログラマとしては…初心者ではないかもしれませんが普通の一般人でしょう。
そんな私がなぜこのエッセイを書いたか?
どちらも「読んでもらうもの」だと気づいたからです。
プログラマはコードを書きます。
そこで求められるのは「後で読む人が読みやすいか」です。
それを読む人は「誰なのか分からない」のですから、
読
みにくいコードは後で使えないのです。
一方、小説家は文を書きます。
そこで求められる一つの要素として「読みやすいか」はあるでしょう。
小説も読む人もまた「誰なのか分からない」のですから、
読みにくい小説は最初だけ見てうへぇとなって、離れてしまうかもしれません。
そこに気づいた時、私は小説を書くときにも
コードを書くときに気を付けている心得を試すことにしました。
効果の方はまだわかりませんけどね。
まだ効果も分からない心得ですが、
もしかしたら私と同じ初心者小説家さんが「あ、これいいかも!」
と思ってくれたらいいなと思い、このエッセイを書きました。
一つでも、小説を書くときに参考になればとても嬉しく思います。
2020.7.12 梟鸚鵡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 00:00:00
11562文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:70pt
駅で暇を潰している最中、宗教が勧誘してきました。美人な女性だったものですから、話を聞き始めてしまったのが失敗。彼女の話はとても長く続いたのです……
最終更新:2020-07-11 12:16:28
2945文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
【重要】
本作は、作者が現在連載中の『LINKED HORIZON ~異世界とか外国より身近なんですが~』という作品の2020年エイプリルフール特別編になります。本編未読の方はネタバレ等にご注意ください・・・というか、せっかくこの作品にお越しいただけたのですから、本編もちょっと読んでから改めてこちらを読んでいただけると嬉しいです。
(本編URL: https://ncode.syosetu.com/n9811dg/ )
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この春、晴れて国立魔法科高等学校マンティオ学園に入学した主人公の少年・神代迅雷は、とある事情を抱えた金髪ロリとベッドの中で運命的な出会いを果たした!!それからなんやかんやその金髪ロリッ子との5日間を楽しく過ごした迅雷は、溺愛する妹と仲良しの幼馴染みの少女まで引き連れ休日の市内へと繰り出すのであった・・・!!
というところから分岐する、作者史上最大最長のIFストーリー。
ほんのちょっとだけ違った世界の、その行く末は―――?
※1:先に言っておくと、本編「epospde1 sect11 ”聞こえざる警鐘”」の内容から分岐します。本編未読の方はそこまでの読了をオススメします。ただし、その時点までのストーリーでは未登場のキャラクター、及び特別編オリジナルキャラも多く登場しますのでご注意ください。
※2:本作は2020年4月5日~5月4日にかけて『LINKED HORIZON ~異世界とか外国より身近なんですが~』本編中にて投稿した内容と同一のものです。本編に対するネタバレ要素等の多さを考慮した結果、1ヶ月ほどの掲載期間を設けた後に削除し、こちらに別作品枠として再投稿することにいたしました。期間中に既にお読みいただいた皆様には、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びすると共に、厚く御礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 02:09:22
193943文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:からすやまるい
空想科学[SF]
短編
N3522GF
「わたしは、小説家になんぞならんぞ!!!!!!」
言葉遊びが好きなわたし、チクバ・ノトモはある日の放課後に立ち寄った純喫茶で煙草をふかす。
この場合の放課後というのは喫煙をしているものなのですから、大学生あるいはそれ以上に当てはまるのは当然なのですがひょんなことからとある事件に巻き込まれちゃって・・・!!!!!
多分異世界に転生しないしハーレムにもならないしそもそも性別なんぞ決めてはいないし、徒然なるままに且つ場当たり的に進行していく。そう、わたしはコメディが好きだ。ま
だ評価されていないようなそんなコメディが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 21:35:22
399文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺のメイドはとても優秀だ。
料理は上手い、家事全般もお手の物。さらに見た目と性格もいい。俺にはもったいないほどのメイドである。
ただ、一つだけ言いたいことがある。決して本人に言うことはできないが。
「ご主人様は勇者なのですから、食事をきちんと召し上がって性をつけて、魔王を倒すために頑張ってください。微力ながら私もサポートします(生きたままのドラゴンを細かく刻みながら)」
「ははっ、がんばるよ(お前が倒しにいけええええええええ!!!)」
最強の魔物であるドラゴンですら食材として
扱うメイドさんに、勇者が振り回される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 11:59:24
11678文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:0pt
初めまして、皆さま、オディールと申しますわ。
この度、乙女ゲーム『白鳥たちのレクイエム』の世界に転生致しましたわ。恋愛シミュレーションゲームなのにレクイエム(鎮魂歌)とは突っ込んではいけませんわ。白鳥の湖をイメージして作ろうとして頓挫して、タイトル(品名)に白鳥だけは入れたいと頑張られた結果なのですから。
白鳥の湖が元なのですから、主人公のお名前はもちろんオデット。そうなると、メインの攻略対象者は誰だか聡い皆さまは、もうお分かりですわね。
そう、その通りですわ。この国
の王子、ジークフリードですわ。
わたくしが誰だかもお分かりですわね。舞踏会でオデットに化け、見事ジークフリード王子を騙した、そう、魔王の娘オディールです。このゲームでは、ジークフリード王子の婚約者、悪役令嬢としてオデットの前に立ち塞がりますわ。
ええ、立ち塞がりますわ。推しの幸せのためならオデットなんて蹴散らして差し上げますわ。
腐女子の妄想で軽いBL的要素が出てきますが、登場人物たちは、異性恋愛の人ばかりです。
オディール視点とジークフリード王子視点の交互で話が続きます。
誤字脱字は病化してます。ご報告、お願いしますm(__)m
誤字報告、ありがとうございますm(__)m
エカリーナ視点を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 20:36:37
23535文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2339pt 評価ポイント:1567pt
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