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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:32 件
1
ある日、一人の男が死んだ。
なんの障害も無く生きてきた男の人生は順風満帆そのものだった。
しかしその人生は病魔によって終幕を告げられる。
必死に抗い続けた男だったが、その努力を嘲笑うように病魔は男を蝕んだ。
そして周囲に慕われ、頼られ、好かれた男の生涯は多くの知人に看取られながら呆気なく幕を閉じた。
穏やかな死に顔を見せる裏で、男は達成する事がついぞ叶わなかった一つの夢を思い、最期の最期まで願望を実現できなかったのを悔やみ続けた。
その後悔は妄執とも言うべ
き程に夢に固執し、魂だけになっても男の自我を保つほどに強烈な物になっていた。
時が巡り、転生を迎えた男の魂は一人の少女の元でその自我を顕にする。
人を喰らい、人を蹂躙し、人を嬲る存在が跋扈する異世界で、第二の生を歩み始めた男は笑う。
ただただ嗤う。
かつて果たせなかった唯一の夢――――
“命を狩る”
――――と言う、たった一つの悲願を達成できる素晴らしき世界に。
※第一回書き出し祭り 第一会場参加作品『その者、化けの皮につき――』の連載版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:10:00
552048文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2032pt 評価ポイント:1054pt
作:武 頼庵(藤谷 K介)
ホラー
短編
N2227IP
高校卒業を機に状況を決意した真也は、とある物件を借りる。
周囲の相場よりも安い物件に疑問を持つが、特段何も変わった事が無い物件だった。不思議に思って営業の人などに聞くものの、その理由はついぞ分からず、他の部屋とは一部が違う為なのかと納得をしていた。
しかしとある事情で部屋に泊まりに来た友達によって状況が変わる。
友達は直ぐに部屋を引っ越しした方がいいと行ってくるが――。
果たして真也はどうなってしまうのか!?
※あまりにも酷い感想等は削除させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 14:24:18
4907文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:98pt
侍女、令嬢、挙句に他国の姫まで。
女と見れば片っ端から手を出している最低の男。
それがわたくしの婚約者、アリューゲル王子。
彼の火遊びがバレるたびに、王家に、実家に、わたくしは我慢を強いられてきました。
国の、家のために婚約は解消できない、と。
婚約者である以上、一定の付き合いはあり……それは屈辱の日々でした。
ところが、今回は帝国の皇女をついぞ孕ませてしまったそうでして。
国家間の関係を鑑み、わたくしはやっと婚約解消……ではなく。
なぜか婚約破棄され、実
家からすら放逐されてしまいました。
そう。
もう我慢はやめていい、そういうことですね?
では。
同じことを、して差し上げましょう。
これは覚悟を決めたブチ切れ令嬢コレットが、大暴れして……しばらく後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 18:37:23
3908文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:858pt 評価ポイント:740pt
美味しい新米の季節になったので、美味しいご飯の炊き方など♪ あと、岩。
最終更新:2023-10-02 10:42:36
2664文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:162pt
作:奏月脩/Shuu Souzuki
異世界[恋愛]
連載
N4813IH
涙にぬれた金木犀の瞳の中に、血にまみれた俺の最期が写る。
ああ、君はやっぱり美しい。俺はこの気持ちを、ただの性欲でしかないのだと自分を騙し続けられなかった。
俺の幼馴染、秋葉原結衣【あきはばらゆい】は日の下でこそ輝く、この国のトップアイドルである。
涙を隠した君の瞼の中に、ついぞ私の泣き顔が映し出されることはなくなった。
ああ、君はやっぱり格好いい。私はこの気持ちを、いつまでも真実の愛と信じて貴方に捧げてみせる。
私の幼馴染、神崎輪世【かんざきりんぜ】は日の影でこそ輝く、こ
の国最強の殺し屋だった。
これは裏世界最強の人斬りとその幼馴染、そして異世界で出会った剣聖の名を冠するヒロインたちとが支え合って、真実の愛と正義を見つけるまでの物語。
※この作品はフィクションです。
また、本作品は、同名義(奏月脩名義にて)アルファポリス様、カクヨム様にも投稿されております。
略称、「剣ハレ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 22:00:00
99627文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
十五年前に日本のみならず世界中を震撼させた大事件、『赤坂事件』の犯人の死刑が執行された。
当時未成年だった彼は少年法に守られ実刑を受けることはなかったが、驚くべきは成人した彼が新たに二人の人を殺めたという事実にある。反省の意思はなく、謝罪の言葉も発さない。弁明するそぶりすら見せなかった彼はあろうことか自己弁護を申し出て、何も発さず死刑の判決を待ち続けた。
そして死刑が執行された当日。縄につるされ動かなくなった彼を医師が死亡と診断した次の瞬間。
一瞬目を離したその隙に、男の死体
はあろうことか姿を消していたのである。
この話は『呪われた少年A』による怪事件としてしばらく市井を騒がせたが、如何せん何の進展もないので、やがてゆっくりと人々の記憶から忘れられていった。
姿を消した『少年A』の体はどこへ行ったのか。
またついぞ語られることのなかった二つの殺人事件の真相は。
ただ一人、真実を知るものは『少年A』のみである――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 12:21:15
6930文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:barium
ハイファンタジー
連載
N7694HX
500年前、長きに渡る勇者と魔王の戦いに決着が付いた。
魔王が滅びるその瞬間、溢れ出た大量の魔力が大地を汚染し、世界最大の【迷宮】が発生した。
冒険者達は期待に胸を踊らせ、迷宮の奥へと攻略を進めたが、500年経ってもついぞ攻略することは出来なかった。
この物語は、前人未到の大迷宮の攻略を夢見る、幼なじみ4人組が冒険者を目指す物語だ。
最終更新:2022-11-18 22:33:49
44504文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
公爵令嬢クロエ・マリエル=アルトラムには、生まれついての婚約者がいた。国の頂点に立つべくして育てられた王太子である。
結婚するそのときになっても、ついぞ男女の情は持てなかった。
とはいえ、同じ重責を担う者として寄り添うつもりではあったのだ。
しかし、
「恋をしてしまったんだ」
その一言で、すべてが壊れ始めるだなんて誰が想像しただろうか。
相手が高位貴族であれば、側妃にでも迎えられたかもしれない。ところが、王太子が恋に落ちたとして王宮に呼び込んだのは平民の女であった。
「愛人にするの?」
「愛人になどできるわけがない!」
なるほど、と冷静な頭で考える。
聞けば、国王夫妻も彼女の存在を認めているというではないか。その瞬間、クロエの中で『大事にしたいもの』と『そうでないもの』が明確になった。
(よし、離縁しよう!)
クロエと王太子の婚姻はもともと王命であった。それを王自らが相談もなく反故にしようというのだ。これはもはや、クロエと王太子だけの問題で済むことではない。
そんなとき、折よく幼馴染みからの手紙が届く。
内容を確認してパニックに陥るクロエだったが、父公爵が乗り気なので「まあ、いっか」とその流れに身を任せてみることにした。
「離縁して、幼馴染みの国に嫁いできました!」
かくして、クロエ・マリエルの新たな人生が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 05:26:26
2973文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:1570pt 評価ポイント:1002pt
2年間の頑張りの成果でついにAランクパーティへの昇格を果たした【キャプションぺー】の自称最強冒険者のヘーシン。まだその時じゃないと言い張り、ついぞ一度も参加することなく、Aランクへと成りあがった。怒りが抑えきれなくなっていたリーダーのモロヘイヤから唐突にクビ宣告をされる。必死の説得の甲斐なくパーティをクビになってしまったヘーシンは一人路頭を迷うことに……ヘーシンの真の実力はいかに!?
最終更新:2022-09-06 00:27:37
12827文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
婚約破棄と高らかに叫んだ、婚約者様。
破棄を宣言されたので「元」を付けるべきでしょうか?
別に私はいいのですよ。婚約破棄になろうと。
けれど、困るのはきっとあなた方なのですよ。
どうやらそれを理解されていないようですが。
守護獣様のお怒りをついぞ理解されなかったようですが、こうなってしまった以上、もう私にはどうにも出来ないのです。
しかし、それが祝福だというのであれば、おそらくこの結末は、誉れなのでしょう。
でしたら私からは一言。
「おめでとうございます」
最終更新:2022-04-07 22:51:34
7538文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:1092pt 評価ポイント:996pt
幕末の頃、松本喜三郎なる稀代の人形師がいた。
彼の作り出した人形は見世物にだされたが、まるで生きているかのようなその姿は「生き人形」と呼ばれた。
そこから多くの人形師が彼に憧れ、幾多の「生き人形」が生まれたが、ついぞ松本喜三郎に匹敵する者は現れず、その死と共に「生き人形」の技は歴史の中に埋もれた。
明治に至り、一人の男が松本喜三郎に憧れ、生き人形を作ろうとしたが――
これは明治より続く、三人の「キサブロー」にまつわる物語である。
最終更新:2022-03-01 12:54:09
17279文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
乙女ゲームっぽい世界に転生を果たしたヒロイン、悪役令嬢、サポートキャラ。
しかし彼女たちの出番はついぞ来なかった。
……そう、灰崎さんが強すぎて。
最終更新:2020-11-06 18:26:40
4865文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:546pt 評価ポイント:486pt
とある世界で『悪』の頂点にたった男がいた。
彼が求めたのは『正義のヒーロー』。自身を淘汰し、世界に平和をもたらすヒーローを……ずっと待ち続けていた。
だが、その世界では彼の願いはついぞ叶わず……聖夜のその日、自らの手で永き眠りにつくことに
だが、目を覚ましたそこでは。。。
最終更新:2020-08-30 19:10:12
54883文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
『月がきれいですね』という言葉は、授業で習うけど使う機会はついぞなさそうだなあと、思っている女の子の恋愛模様です。
最終更新:2020-05-07 02:22:33
2284文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:56pt
中学生のカップルがそのままゴールテープを切って生涯を共にする確率なんて、両親が離婚する確率より低いだろう。
僕たち熱愛カップルもその例に漏れず、中学生二年の冬に別れることとなった。
きっかけはよくある勘違いからだったわけだが、その時に入ったヒビは広がる一方で、修復することはついぞなかった。
お互いに嫌われてしまったと勘違いしたまま、僕たちは高校生になった。
「絶対に見返してやるっ!!」
なんて信念を胸に、高校デビューは成功する。
―――お互いに。
「赤羽くん
、次は絶対負けないからっ!」
「天城さんには無理だと思うけど?」
元カップルの惚れさせ合い対決が今はじまる。
※作者はアホです。間違った表現などを自信満々に多用している可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 00:00:00
60317文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:1736pt 評価ポイント:444pt
これは命をかけた転生秘術により、極めて近い異世界へ転生し、前の世界ではついぞ叶えられなかった己の夢……
「パティシエ」を目指す魔王の物語である!
最終更新:2019-06-30 23:05:13
4999文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて地球に魔法が溢れ、三国が覇権を争いしのぎを削っていた時代があった。御堂慧の正体は、その一国であるイヒトルシュカ帝国に仕え、黒い炎を操る大魔導士であったベルンハルト=ブルツェンスカの末裔である。ベルンハルトのその瞳は黒い炎が失った赤の代わりと言わんばかりの美しい緋色だったと言われている。
国内外の敵を剛(大いなる魔力)と知(類稀なる智謀)で治めて行く姿は群衆の憧れであった。また緋眼に加え、きめ細やかに手入れされた金髪を併せ持っていた事で形成された佇まいは誰もが一瞥する異
様かつ、美麗なそれであった。
彼に近づこうとするものは多くいたが、彼は孤独を好み、誰かと群れを成すことはついぞ無かった。戦乱が最佳境に突入した折、突如として彼はどこかに消えた。彼宛の手紙を届けた配下の一人が証言するには一通の手紙を見たときに彼が一瞬、見たことも無いような悲壮な表情を浮かべたと言うのだ。
大魔導士を失った、イヒトルシュカ帝国はその混乱から立ち直る事が出来ず、三国の中で、最も早い脱落者となった。戦は結果的にダイドロ帝国が勝利を手にし、天下を平定することとなった。それから二千年余りが経ち、舞台は御堂慧が高校に通う現代へと移る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 16:10:34
2299文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
現実、空想、妄想問わず。人は理想を抱く旅人である。
手放さなければ誰もがその場所へと辿り着けるであろう。
理想世界ネクストワールド。
そこは生前に不屈の理想を抱きながら、ついぞ叶わず現実に果てた者たちが、その夢と理想を叶える機会と能力を得られる舞台。
日々さまざまな理想を叶えようとする者たちが切磋琢磨する世界に、新たに少女が転生する。
少女の名はイリス。
夢見る理想は<夢のような人々と夢のような世界を創ること>。つまりはメルヒェン世界の創造。
少女は信じる妄想と理想のため
に、多くの御伽噺と関わり、強い絵空事と競い合い、たくさんの夢物語を築き上げていく。
時に、人知れず世界の危機をも救いながら、少女は夢の住人を集める。
これは夢見る少女の、夢見る少女による、夢見る少女達の魔法世界、メルヒェンワールドを築くまでの、夢と希望の物語。
理想世界シリーズ第二弾。
魔法あり、バトルあり、色気あり、シリアスあり、百合恋愛ありの非日常系バトル恋愛ファンタジー。
少女達の夢、理想。心ゆくまでごらんあれ
※不定期更新
※夢見る乙女の戯言なので、現実と混同してはいけません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 15:19:24
530228文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:38pt
作:FREECS
ハイファンタジー
連載
N7810EZ
かつて一つの大陸を支配していた魔王。魔王を滅する者として選ばれた勇者ハイスはついぞ魔王を破る。だが、打倒魔王のみを理由に生きたハイスは自身の存在理由を失ってしまう。彼が生きる光を見つけることは出来るのか。
最終更新:2018-09-13 20:46:39
499文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
両親が死に、ずっと引きこもっていた男。
彼はその現実を変えたいと思いながらも、ついぞ行動を起こすことはなかった。
そんな理想と現実とのジレンマに襲われていた彼は、ある日その運命を一変される大きな出来事に遭う。
最終更新:2018-06-10 10:02:48
8529文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある世界に、1500年間。人類を恐怖のドン底に陥れていたフリークス(化物)がいた。
彼は求めていた。自分を討伐せしめる者が現れる事を。
しかし、ついぞその者は現れなかった。
絶望の中、彼に転機が訪れる。
世界を破滅に追いやったフリークスが世界と言う壁を越え、異世界にやって来た。
彼は出会えるのか?自分をも打ち倒す者に
最終更新:2017-12-14 22:00:00
9619文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:アンマニュアル人間
ハイファンタジー
連載
N6163EG
10歳の頃、神童として世間から崇められた少年は、ついぞその能力を発揮する事が出来なかった。5年が経過した今は、ごく潰しのただ飯食らいとして、世間から忌避の目にさらされていた。そんな彼が、本物の能力を手にし、変わっていく様を描いた物語である。
世界観は、中世ヨーロッパ風で、人類の版図は狭まり魔物が闊歩する世界です。
最終更新:2017-10-28 00:02:37
21839文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
ある日、大学生の久遠天高(くおん あまたか)は気づいてしまった。隣の家に女騎士が住んでいるという驚くべき現実に。
ダンジョン。モンスター。魔法。スキル。
ファンタジーなんてついぞ関係なかった天高の平穏な日常はいとも容易く欲望と異世界まみれの非日常に変化していく――!
かもしれない。
※サブタイトルは随時、章タイトルへと更新。
最終更新:2016-12-07 01:00:27
1357文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:のるん・くりすとふあ
ローファンタジー
連載
N9067DN
むかしむか~しと言っても十と数年前の日本で、妖怪たちが跋扈する妖幻界と人間たちが跋扈する人現界が繋がった。当時はネットやテレビ、新聞で話題になっていた。
スワッ!ついぞ勃発!人妖大戦争か!?
などといった血湧き肉躍る熱血バトル展開とかは無く、互いの交流は肩透かしするほどスムーズな始まりをした。
そんな日本で暮らしている学生の一人が詩杜清牙。彼と幼いときから馴染みのある美房幽灯と木原場柚実。彼等含めた学生たちは、人並みというには些か無理がある学園生活を過ごしている。それ
というのも清牙と柚実は人間であるが、幽灯は狐妖怪の女の子であったりする。目覚まし代わりに実写アクション映画のような驚きと絶叫をお約束してくれる幻術で起してくれるお茶目っぷり。で、彼女だけがおかしいかと言うとそんなことは無く。学園もまた、人と妖怪が入り混じりながら営んでいた。共に授業も受けるし、部活もするし、妖術の授業もあるし、青春もするし、夕日に向かってバカヤローと叫んだりするし、恋だってする。
十年の歳月で日本は大きく変わった。技術の進歩だけでなく、人間以外の隣人との交流が大きく変えた。道を歩けばヘッドフォンでノリノリの音楽を聴きながら、黒い翼を羽ばたかせて空を飛んでいる妖怪の学生。工事現場ではクレーンでも無ければ持ち上がらない鉄骨を軽々投げ飛ばし、それを平然と受取る牛角を生やした妖怪の作業員たち。コンビニに強盗が入ったとしても、蜘蛛の巣のようなモノを手から発してあっさり捕縛しちゃう妖怪店員。こうした、人現界で人間とともに生活をする妖怪たち。な感じの新しい日本が始まります。
人と妖怪のドキドキとちょっぴりエロエロのぬるゆるラブコメノベル、はっじまっるよ~ん♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 23:57:10
1309文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
化け物に出会い、吉光里利の日常は少しずつ侵食されていく。誰にも、何にも興味を示さない。これまでの里利の根幹は揺り動かされ、そして――ついぞ崩壊する。無関心は良いことか、悪いことか。彼女は無関心を貫けるか。
最終更新:2016-05-31 09:00:00
102865文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
何処にでも居るような大学生の俺は、ある日突然異世界転生に巻き込まれてしまった!!
....昔書いた黒歴史、その登場人物の身体で。
安全で楽しい異世界ライフを送りたい俺。
だが、それを身体が許さない。黒歴史に書かれた設定に忠実な身体は自ら危険に全力疾走。
泣き叫ぶ心。荒ぶる身体。次々襲いかかる黒歴史からの刺客。
ついぞ完結出来なかった(エタッた)黒歴史が、世界を越えて完結する。
これは、黒歴史が紡ぐ新たな歴史の1ページ
最終更新:2015-11-14 00:54:49
5679文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:46pt
眼帯が目立つ転校生、浜島いすかは一年前に自殺未遂をしたらしい――そんな噂を耳にした俺、鈴波稲李(すずなみ とうり)は、いくつかの事情からその真偽を確かめようとする。
調べるにつれて明らかになる事実。
一年前に何が起きたのか。
そして何故、自殺をしようと思ったのか。
この一連の出来事について、俺は単なる傍観者だった。いや、それ以下なのかもしれない。
なぜならこの話の中で一番肝心なものを、俺はついぞ目にすることが出来なかったのだから――
最終更新:2015-10-06 23:45:31
15099文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
〈ハーミリア〉という世界で異世界より一人の勇者が召喚された。後に希望を背負い、勇気を手に、悪を滅ぼす者。より大きな使命を帯びた普通の少年が、黒い衣服を纏い、少し童顔な少年が、召喚された。
彼はいろんな人と出会い、話し、喜び、怒り、憎しみ、楽しみ、悲しんだ。また、いろんな種族とも会い、等しく手を伸ばす。そうすることで、彼は徐々に信頼を勝ち得、皆を守るために戦いへ身を投じるようになる。それは、日が追うごとに段々と激しく、辛いものへと。
それでも彼は、心が荒むことなく、笑顔を
もたらすために自身も笑い続けた。
それから数年が経ち、ついに魔王を討ち滅ぼすと、勇者は忽然と消えた。召喚国や国民は勿論、世界中の人々が彼を探したが、ついぞ見つかることはなく、魔王が消えた喜びと、勇者が消えた悲しみの二つを同時に感じた。
それから、二年後、五人の勇者が召喚される。何故か。それは魔王に脅かされているから、と。
人は変わる。心は弱く、儚く、――――時に強い。勇者も人だ。心もまた、人なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 23:00:00
287159文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:76pt
世界の趨勢を決める戦争があった。
正義を騙る強国は、ひたすらに敵を追い立てる。
継続して、徹底的に、容赦なく攻め抜いた。
やがて、戦争も終結に向かうかと思われた頃のことである。
劣勢の立場に置かれた国は、形勢の逆転を狙い、ある計画に着手した。
それはPSI能力の人為的な開発、組織化を目指して極秘裏に進められた。
近代兵器に頼らぬ戦術様式の確立、戦闘状況における最前線への投入を画策した矢継ぎ早の立案であった。
余りにも荒唐無稽なその計画は、だがしかし、窮状の度合いに呼応して説得
力を増していった。
『能力者』による戦争の継続と、その先にある勝利という名の代価を求めて。
しかしその願望が満たされることはなく、戦争は静かに終わりを告げる。
ついぞ『能力者』の実戦投入が行われることはなく、進捗も不明のまま、計画は密かに闇へと葬られた。
歴史の表舞台に顕れぬその計画は、砂漠に霞む蜃気楼の如く、その形を失う――
はずだった。
時が経ち、日常は、穏やかに進む。
消えたはずの、過去の幻が再び影を落とすまでは……。
敗戦の色濃い最中、能力者の研究、養成を行う『学園』から抜け出して
自由な生活を取り戻した少年少女。
しかし、その前に学園からの使者が現れる。
「学園へ戻れ。要求を拒否するなら――」
学園側は、学園の在籍者に対し『卒業』出来ることを条件に挙げて
使者として送り込むことで、かつて脱走した能力者の回収を目指した。
そうして、『卒業試験』と称される奪還作戦が開始される。
それぞれの胸に、それぞれの欲望を秘めて
少年少女は激突する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 18:00:00
111964文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
ただひたすらゲームやアニメ、漫画などのコンテンツを消費し、空虚に過ごしていた俺は、ある日突然送られて来たオンラインゲーム「Virtual Society」の招待を受けてしまう。
Virtual Societyは現実世界の1000分の1の社会が形成された仮想社会を1プレイヤーとして操作するオンラインゲーム。1000分の1規模の地球に1000分の1規模の日本、世界人口の1000分の1、720万人分のアカウントが暮らすVirtual Society(仮想社会)ははただ遊ぶだけのオ
ンラインゲームではなかった。
Virtual Societyをこの莫大な規模で運用していくため、運営組織「Committer(コミッター)」はこのゲーム内での"金"を現実世界とリンクさせることに挑戦、成功させ、ユーザーの現実世界での資産をゲームでの資産として使えるようにし、またゲームでの資産を現実世界でも使えるようにした。
"金"により現実さながらのリアルを持ったオンラインゲームVirtual Societyは、その仮想社会において完全な資本主義を内包した、仮想であり、仮想でない社会が広がっていた。
戸惑いながらも俺はVirtual Societyの世界へとのめり込んで行く。
今は見る影もなかった、過去の自分が奮っていた多くの知識、才覚が多くの戦いの中で目覚め、数々の難敵を倒し、多くのプレイヤーと関わり、失っていた"自分"を取り戻して行く。
Virtual Societyでのプレイの末、過去、ついぞ見つける事のできなかった本当の答えがそこにはあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 03:43:09
1163文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
韓国映画『氷雨』
下山かなわず山に死んだ登山家ジュンヒョン。それは罰ではなかったか。安易に妻を捨てた罰。安易に女を捨てた罰。なぜか、どちらをも貫こうとはしなかった。女という山に飢(かつ)えながら、女という山をついぞ理解しなかった山男。女という山に挑みながら奈落に落ちた山男。永久(とわ)に山に眠るジュンヒョンの哀れ。
最終更新:2014-09-26 08:37:02
447文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:cloverの三ツ葉の方(二百or四百文字)
ノンジャンル
短編
N1191BU
「ボニーは本当に良い子ねぇ」
頭を撫でられるのは悪くないが、マダム、其の香り少しきついぞ。俺様の嗅覚の鋭さを見縊って貰っては困るな。
「あ、ナポレオンだ」
お子様はお断りだ。妙齢のレディになってから出直すが良い。
「クロ、ご飯食べていく?」
ゴロゴロ。思わず喉が鳴る。あちこちで貢がれる俺様は猫である。
バカ舌だと? 何でも美味しく味わえて幸せなのだ。
フフン、自由な俺様は家も名前もいっぱいある。
ヒモ? ニート? 否。
最終更新:2013-09-11 22:35:41
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