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検索結果:23 件
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「貴女を愛することはない」そう口にしたのは、まだ幼いながらも美しさを湛えた少年アドニス。彼は公爵家のご令息だ。「好みのタイプど真ん中のアドニス君に愛とはなんぞやを教えてあげられて、彼を絶望から救ってあげられるなんて、垂涎の展開だ!」 「大丈夫です。貴方に愛を教えて差し上げます」ナリアはアドニスの両手を両手で包み込み、史上最高の笑みでそう伝えた。
※恋愛要素は薄いです。
最終更新:2023-12-01 07:03:55
8018文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:190pt
名門公爵家のご令息コーリーは、しがない男爵家の五女であるカミラになぜかご執心である。学園時代は「どうにかして仲良くなりたいコーリーvs.面倒ごと(コーリー)を避けたいカミラ」の戦いが繰り広げられ、卒業後は「どうにか結婚したいコーリーvs.絶対求婚に頷きたくないカミラ」の戦いに進化した。いずれもコーリーが勝利をおさめたのだが、その裏側をご紹介する。
※本編をお先にお読みくださいませ。
最終更新:2023-11-16 06:00:00
39562文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:522pt 評価ポイント:364pt
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との
婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
120288文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:856pt 評価ポイント:440pt
王都の王立学院に入学した子爵令嬢ヴァルトルーテの目的は婿探し!
一方で親友の男爵令嬢エイミーは幼い頃に出会った男の子に憧れてばかり。
けれど、田舎の実家に婿を連れて帰らないといけないヴァルトルーテは待っていられない。
絶世の美貌を武器に社交界に挑むが現実は厳しかった。
何しろ田舎の貧乏貴族の婿養子なんて聞いた途端にみんな笑顔でフェードアウト!
それでも諦めるわけにはいかないのだが貧乏で仕事に追われる。
そんな中で最大の仕事のお得意様は伯爵邸に住むご令息アル。
黙っていれば儚げ
な美少年なのに口を開くと嫌味ばかり!
小馬鹿にされて怒るヴァルトルーテだったが大事な収入源なので我慢一択。
しかし、そんな日常は夜会でエイミーが王太子イグナーツと一曲踊ったことで終わってしまう。
イグナーツの婚約者を目指す侯爵令嬢パオリーネに目をつけられてしまったからだ。
果たして、親友は麗しの君に会えるのか? ヴァルトルーテは婚約者を捕まえられるのか!?
口の悪い魔剣と契約してしまった貧乏令嬢の婿探し、ただいま開幕!
※1話3500字、全30話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 00:00:00
105000文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:398pt 評価ポイント:274pt
私、どうやら転生したみたい。
それもどうやら女性向け恋愛シミュレーションゲーム──いわゆる、乙女ゲームに!
だって、王族や貴族のいる中性ヨーロッパ風かと思えば、水道や電気が通っているっていう現代的なものが混ざった世界で、貴族が入学を義務づけられている学園がある。見目麗しい王族や貴族のご子息、ご息女も通っている。すでにご婚約が決まっている方もいる。学園は金持ちや成績優秀な平民も通えて、ご令息方は平民のうちの一人の女の子に興味津々。
乙女ゲーム以外なんだって言うの?(「現実
だよ」ってお兄様のツッコミは無視。)
私?私はヒロインな平民の少女でも、悪役令嬢たる王子の婚約者な貴族令嬢でもない。強いて言うなら、美形な貴族令息の妹であり、幼なじみではあるけれど、ただの女生徒A。脇役ですらない、背景のモブよ。
──これは、乙女ゲームの世界に転生したと思い込む女の子が、妄想を暴走させた末、様々な出来事をなんだかんだ良い方向に持っていってしまう、なんちゃって乙女ゲーム転生物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 07:53:30
144973文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:856pt 評価ポイント:354pt
既に投稿済の「転生者にも事情がある」の続編
ブルーラート領地から家路についているフェアリーネとマティウス。二人が別居する前のひとときをイチャコラしていたが、フェアリーネが滞在する農村に来ると同行していた領主ご令息のバルテレミーが滞在すると言い出し、結局しばらく家族共々留まることに。
そんな中、突然夢の中で炎龍フィアンマに呼ばれたと、火山ビジカンブールへ向かうことになる。
短い作品になります
ポツポツあげていくつもりですので宜しくお願い致します
ちょっと悲しいお話です
最終更新:2023-03-08 06:08:56
46968文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:28pt
突然、婚約破棄された、でも時間が無いのでさっさと終わらせましょう。
最終更新:2022-09-13 01:01:09
200文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:72pt
ある日、マンションに一人暮らしをしている姉貴に頼まれて大学生の俺は一カ月留守を任されたんだ。
そこまでは良かった…んだけど。
バイトに遅刻になりそうになり、慌ててシャワー室に入ってギャグ漫画の如く足を滑らせたまでは…覚えているっ…たがっしかーしっ!?
次の瞬間、目がが覚めたら、姉貴の部屋だったはずが…何故かヨーロッパ風の部屋にっ。
なんだっ?なんの冗談なんだよっ!
しかもっ俺が公爵の次男坊だって?ジョーダンじゃねぇっ!
まさかとは思うけど…この世界って…姉貴が書い
ていた「未完成」の小説の中じゃねぇの?
それにさ?俺の苦手な恋愛物の世界じゃんかよっ!?
俺が一体なにしたって言うのよっ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 08:00:00
170102文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:20pt
作:夜分長文@「追放された使用人」書籍化
異世界[恋愛]
短編
N2321HR
一人の令嬢のシュウマツのご予定
※R15は保険です。
最終更新:2022-06-07 18:07:02
3640文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:868pt 評価ポイント:808pt
数年前に召喚されて今は平凡に暮らす魔剣士イチカと、男女問わず手を出すバーキロット家の問題児ハロルド。そんな二人の結婚をかけた一年勝負。
惚れて食われたら婚約破棄、色仕掛けに耐え抜いたら晴れて結婚。
はたしてイチカはハロルドの色仕掛けに耐え抜けるのか、それとも惚れて食われて捨てられてしまうのか!?
※注意※
ヒーローが男女問わずな節操なしです。
下ネタ・そういったネタが含まれますのでご注意ください。
最終更新:2021-12-28 18:36:01
177926文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:13900pt 評価ポイント:6886pt
線の細い中世的な美貌に一部上場の大企業を担う立派なお家、少しはわがままに育ってしまったけどそれもご愛嬌、それがこの俺、花總麻里弥…………って、それって前世の姉がやってた"BL王道学園ゲーム"の悪役の名前じゃない⁉︎
道理でやたら"美形"なご令息ばかり集まっていて、"小中高と一貫"の上に"全寮制"だからみんな"男同士の恋愛"に目覚めていて、生徒会役員は人気投票で決まってるー
ーって、納得している場合じゃない。このままだと物語が始まったら主人公への嫌がらせで早々に退学処分になってしまう!
それだけは回避しようと暗躍しつつ、生徒会長親衛隊のかわいい子たちに囲まれ役得満喫してたら何故かあだ名が「マリアさま」になっていて……!? 鉢合わせないように逃げ回ってたのに、生徒会長も「俺のこと好きなんだろ……?」じゃない!!
俺様溺愛生徒会長サマ×美人実は強気な親衛隊員受けのドタバタラブコメ(予定!)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 00:00:00
4599文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:20pt
我が国の聖女様はいつも男を侍らせている。そんな聖女様と第一王子の婚約発表の舞踏会で、王子が婚約者に指名したのは私だった!え?聖女様は?ていうか、なりたくないです婚約者。そこで私は咄嗟に嘘をついた。「私の婚約者は、あの人です!」指差したのは話したこともない侯爵家のご令息。果たして私の運命やいかに!?
※ゆるい設定のコメディーです。
最終更新:2021-06-12 08:00:00
2601文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:8782pt 評価ポイント:8082pt
生まれてから一度も自分の領地から出た事のない男爵令嬢。王都の王立学園に入っている婚約者から、最終学園の一年だけでも共に学園生活を送って、卒業パーティーで一緒にダンスを踊りたいといわれる。愛する婚約者の為に特待生として編入するが、そこで彼女を待ち受けていたのは、婚約者との仲を引き裂こうとするご令嬢達の苛めだった。優等生でイケメンの伯爵家のご令息である婚約者は、学園一の人気者だったのだ・・・
最終更新:2021-03-06 19:09:54
12989文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:11846pt 評価ポイント:10324pt
病気で死んで、プレイしていた乙女ゲーム『ミラクル☆セレブレーション』の、ヒロインに生まれ変わっていた私。
えっ!? 確かに女神さまに願ったけど、ヒロイン!?
転生者の悪役令嬢に断罪されて破滅したりしないの!? どうしよう!?
それに、ご令嬢方からのイジメが酷くて、ご令息からの励ましが無いと心が折れそうなんですが・・・。
※R15、残酷描写あります。
※本作品は、ご感想へのレスは無しの予定です。
最終更新:2019-10-04 00:00:00
304591文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:1871pt 評価ポイント:927pt
乙女ゲーム世界の世界にヒロインとして転生した主人公。
いや、でも、そもそも乙女ゲーのヒロインって色々おかしいだろ?
なんで貴族社会の常識のない平民や、庶民に近いような爵位の令嬢がお偉い方々のご令息の目に留まるのよ!と言うか、普通に婚約者取っちゃダメでしょうが!!!
そんな常識的な常識をもつヒロインがした選択は・・・。
最終更新:2019-06-21 10:42:58
7810文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:104pt
お祭りの日、下働きの娘が城の裏手で出会ったのは、誰もがあこがれる騎士様でした。
人気のない場所で、美しい花火と優しい口づけ……でも、そんなもの、ティカには過ぎたるロマンスだ。
現実離れした甘い想いに溺れ、不器用ながらも愛情を向けてくれる彼に、勘違いできるのはどこぞの恵まれた令嬢だけ。彼の周りの人たちまで悪乗りしてくるけれど、調子に乗っていいわけがない。
日々飢えることはないながら、あかぎれと寒さに悩むばかりの洗濯娘は、奴隷の如き身分しかない。伯爵家のご令息で、ご自身
も准男爵の位を持つ騎士とでは、雑草とバラ、芋とケーキぐらい違う。
結婚なんてできるわけがないし、するつもりなんてなかったのに、現実は思わぬところで罠を張っていて……今日、結婚式をあげることになった。……でも、その相手は……。
阿呆だけど現実的なティカと、阿呆なほどロマンチストなエドガードのラブコメです。
※朝チョンですが行為あり、下品な会話も多少ありますが、描写はキスと軽いお触り程度。
※方言は適当です。誤り等も気にせず、どこの方言かも追及不可でお願いします。
※主人公に自殺願望あり、後半改善される予定。でも阿呆なのは変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 19:04:24
58681文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:56pt
貴族のご令嬢とご令息の政略結婚のその後のかなり後。
色々あって現在ほのぼの暮らしています。的な。
最終更新:2018-06-10 02:40:25
2587文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:150pt
トラックに轢かれて死んだらなんか男爵家の令嬢に生まれ変わってた。
……いやいや意味わかんない! おいどうすんだよこれ!
え、学園行くの? 伯爵のご令息に騎士団長の息子に王子様? こんな奴らが同級生って、面倒くさいことになる予感しかしないんだけど!
ちょ、ちょっと待て、もしかしてだけど、それって俺を口説いてる? ふざけんな! 俺は男だぞ! というか、異世界の口説き文句分かりづらっ!
ジャンルは一応恋愛です。TS転生的な小説でもあるかもしれないので、苦手な方はご了承ください
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 20:00:00
84624文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:922pt 評価ポイント:180pt
大好きなセオに告白して、あえなく玉砕したクリス・グロブナー。そんな彼女に追い打ちをかけるように、もう一人のクリス・グロブナーと共にとんでもない事故に遭ってしまう。
名前は同じだけれど、縁もゆかりもないこの二人。事故をきっかけに交流せざるをえなくなったが、名門貴族のご令息と一般庶民では価値観が違いすぎる!
戸惑いながらも庶民のクリスは、貴族のクリスに鞭うたれつつ、切磋琢磨の日々である。
それもこれも二人の置かれた不運な状況を何とかするため、クリス・グロブナーは諦めずに頑張
ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 20:44:08
136637文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:92pt
ウイネ=オーディオ。平民。
しかし普通の平民では無い。妹の一人、イセリが悪女になったからだ。第二王子と上流貴族のご令嬢とのご婚約を潰したイセリのせいで、家族皆が不遇の扱いを受ける。
ウイネは、結婚間近だったが、相手の家族の猛反対にあい、結婚は白紙。そこから見事に嫁ぎ遅れ、もう30を超えてしまった。10代後半から20代前半での結婚が普通なのに。
そんな中、もう一人の妹ケルネが見事に立身出世を果たす。ケルネは未だに結婚願望のあるウイネに縁談をもたらした。
ウイネは平民で悪女の姉で
、加えて見た目も凡庸。
なのに、縁談相手は40歳越えて独身。中流貴族のご令息様だった。なんで!?
※「悪役令嬢ユフィエルの恋」「王妃になるはずだった」から派生した、30を超えたオバチャンのウイネさんと、40を超えたオッサンのジョージ様のお見合いから始まるお話です。
※前作・前々作を読まなくても分かるようにと書いています。しかし意味不明でしたら誠に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 21:19:51
35286文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4978pt 評価ポイント:2608pt
ある日、登校途中の電車のなかで痴漢に仕立て上げられた少年、葵。彼をあでやかに見つめるその美少女は、葵に宣言した。
「────私の婚約者になってちょうだい」
色香漂う美少女、真月に戸惑いつつ惹かれる葵だったが、真月の妹である月佳を一目見た瞬間、その想いは崩れてしまう。
しかし、月佳の魔力のこもった歌声に心奪われたご令息、洸は、その想いのあまり月佳を連れ去ってしまい……!?
最終更新:2015-08-18 08:15:52
4504文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どうやら私は、先人の例に漏れず、「乙女ゲームの悪役令嬢」というやつに転生してしまったらしい。
向かう先はどうあがいても没落ルート。しかもボコボコにされて死んじゃうという情け容赦ないエンディングで、私、どうするどうなる?とりあえず婚約者の公爵令息に恋に落ちなければいけるんじゃない?そうは思ってみたけれど、あ、どうしよう。ご令息に、出会った瞬間一目惚れしてしまいました。
おなじみの悪役令嬢が、没落ルートが待っていると知りながら恋に突っ走るゆるいラブコメディ、の予定。不定期更新。
最終更新:2015-07-09 20:03:29
60158文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:3116pt 評価ポイント:518pt
これは物語ですらない。
雪深い北国で、ある貴族の令息と一人の若き騎士のほんの静かなひととき。
生まれつき体の弱かった令息は、生涯に数えるほどしか屋敷を出ることがなかったと言う。北国の冷たい風は令息にとって過酷なものであったが、令息は故郷に雪の降る景色を何よりも愛していたのだという。
体の弱い令息は人で出歩くことなど許されず、いつも傍らに寡黙で精悍な騎士が控えていたという。騎士はとても忠実で、令息をお伽噺の姫君のように慈しみ、守り続けた。令息が儚くなった後は、その
墓を見守り続け、生涯独身を貫いたという。
老人は語る。あのご令息ときたら、それはそれは美しく、まさしく姫君のようであったと。
吟遊詩人は語る。令息と騎士の間には、決して許されることのない愛があったと。
乙女達は語る。ああ、わたしの元にも『雪姫様の白騎士』のように素敵な騎士が現れたならと。
これは物語ですらない。
一人の少年と一人の騎士と、ほんのささやかな思い出の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 00:03:29
9940文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
検索結果:23 件
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