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検索結果:69 件
作:静寂@しじま
現実世界[恋愛]
短編
N9399JA
ある村にある薬屋にとある噂が舞い込んだ。それは凄腕の薬師が来て病人を治したというもの。その話を聞いた疲れた顔の女は家に戻るがーー…?
英独間の戦争を経て、女が得た未来とは・・・?
最終更新:2024-05-18 17:24:52
6747文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれ
る舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:14:07
336117文字
会話率:39%
IN:1pt OUT:37pt
総合ポイント:8436pt 評価ポイント:3730pt
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことに
なったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※カクヨムさん、アルファポリスさんで投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 09:52:22
276731文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:7248pt 評価ポイント:4408pt
日常でふと感じた事や思ったを書いていきます。
リンゴがあります。
リンゴを知らない人にリンゴを説明しなさいと言われた時、
酸味があってジューシーな食べ物です。
赤くて丸い果物です。
青森で栽培されています。
等々、人によってとらえ方が違って面白い。
それを楽しんでいただければと思います。
最終更新:2024-03-26 22:24:54
3435文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
もしも魂などないのならあの世だってないものでしょうか。
ひいては善悪などの判断もすることなく、川の流れるように人生は過ぎるばかりで。
きっとそれに対して考えた時点でどこに行くかは決まっているようです、その黒装束の笑みがこぼれる限りは。
最終更新:2024-02-03 04:38:28
2080文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
記録に残らない歴史。忘れ去られた歴史。誰も知らない歴史。それはもう知り得ない。誰の記憶にも残っていない。それらは何もかもが土となってしまった。神のみぞ知る、そんな歴史。その歴史は表面的な「歴史」と同じだけの濃度を持ち、同じだけの浪漫があり、同じように輝きを放っている。どの出来事も、どの人物も忘れ去られる。未来永劫、私が彼の顔を見ることはない。だが、彼にもあったはずなのだ。熱意が、想いが、感情が。名も知れぬ彼も、まるで羽が生えたように浮足立ち、飛び跳ねるほどに喜んだはずなのだ。
火山の岩さえ煮えたぎる火口のようにふつふつと、こめかみに血管を浮かべながら怒ったはずなのだ。心がぐしゃぐしゃに裂かれてしまうように感じ、膝をついて顔中に涙を流しながら哀しんだはずなのだ。自分でも気が付かないうちに笑みがこぼれるような幸せを楽しんだはずなのだ。それは時間という長い巻物の中では目にも見えぬようなほんの僅かな、たった一瞬のことだったのかも知れない。だが確かに、光った。その熱意、その情動。その輝きに私は美しさを見出している。その輝きにこそ人間の、歴史の、宇宙のすばらしさがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:00:00
25806文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
超気弱な私の人生論を書いてみました
最終更新:2023-07-19 18:11:35
424文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
うるさい子守唄を歌おうという話
最終更新:2023-03-17 08:51:44
567文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:スイナイクェ
ローファンタジー
連載
N3883HY
涙がこぼれるとき、人は喜び、悲しみ、怒りなどの感情をともなっている。どんな感情であれ、こぼれた涙はその人自身のものである。ただ、この世界にはその涙にたかって人の心を壊していく蟲がいる。そんな世界で一人の男と少女が人々の涙に隠されたさまざまな思いのゆくえを追って行く。
キーワード:
最終更新:2023-02-09 12:07:59
5179文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ドジっ子のうさみみメイドは、なぜか魔王様の膝の上につまずいちゃう!
「全く、お前は俺に抱かれたいのか?」
「も、も、申し訳ございませんんん!!!」
魔王さまは、赤子がギャン泣きする強面なのに、いつもわたしに優しくて、今日はなぜか一緒に星座占いを見ることに……!
強面だけど、本音がこぼれる魔王さまとドジっ子うさみみメイドとの、じれったいイチャイチャ両片思いなお話です。
*「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」の参加作品です。
最終更新:2022-12-04 16:23:28
1000文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:1370pt 評価ポイント:1236pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
完結済
N9829HW
賑やかなパーティー会場から離れ、一人バルコニーに佇むエリーゼ。
公爵令嬢である彼女は、今日も浮気な婚約者に悩まされていた。
エリーゼに見せつけるように、他の令嬢と戯れるアルバート。
本来勝気なエリーゼは、自分よりも身分の低い婚約者に対して黙っているようなタイプではなかった。しかし、エリーゼは不実な態度を取り続ける婚約者に対して強気な態度をとれないでいた。
なぜなら、うっかり聞いてしまった友人たちとの本音トークに、
自分自身の足りなさを知ってしまったから。
胸元にそっと手を置き
嘆くエリーゼ。
「いいわね、見せつけるものがある人は……」
女の価値は胸の大きさにあると豪語する婚約者の言葉に、すっかり自信を失ったエリーゼ。
華奢な彼女は、婚約者に寄り添う胸の豊かな令嬢に対し、敗北感を募らせていた。どうやら婚約者は運命の愛を見つけたらしい。
「この婚約は破棄するしかないわね」
私もできれば愛する人と結ばれたかった。でも、自分には叶いそうにない。惨めさに思わず涙がこぼれる。
とそこに、幼いころともに遊んだ王太子殿下が現れて。
「ねえ、君を泣かせたのは、あいつ?」「僕なら泣かせないのにな」
ぐいぐい迫ってくる殿下の真意は!?エリーゼの恋の行方は!?
小さなコンプレックスに悩む可愛い公爵令嬢と、公爵令嬢の全てを奪いつくしたい見た目天使、中身腹黒な初恋拗らせ王太子殿下の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
本文一万字程度。本日中に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 22:00:00
10193文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:14180pt 評価ポイント:11686pt
キミが聞こえない程度で、木々のあいだから日差しがこぼれる
最終更新:2022-07-12 21:06:38
319文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ふたりは追いかけっこをする。逃げるMと追うZ。二人はうすぼんやりした春の中、駆けていく。
そこには恋があって、戒律があった。足下から音符がこぼれる――
遁走曲の調べを二人は奏でる。チェンバロ演奏会に海岸。ふたりは春を感じる余裕などなく、追いかけっこに興じるのであった――
キーワード:
最終更新:2022-06-12 09:42:23
16059文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
涙がっ、こぼれる! わさびの詩です。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-11-08 08:00:00
238文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「もっきり」。
それはこぼれるほどのお酒を注ぐことで、お客様にお得感を与える提供方法。
最終更新:2021-10-29 17:00:00
3843文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:160pt
涙がこぼれる、その手でぬぐってくれたなら
最終更新:2021-09-28 19:44:45
533文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
女神の涙が降り注ぎ、その恵みを蓄えた食物を口にした人々は誰もが不思議な力を宿すようになったーーそんな世界。
フィオレンツァには、誰もが使えるはずのその力が宿らなかった。いわゆる落ちこぼれ。それでも幼き日に山火事から助けてくれた騎士団の関係者の少年・リアムを探すため、王立学校に入学を果たしてーー。
義弟や魔女、図書館の管理人、そして仮面の男、
様々な人との出会いを通して、フィオレンツァは幼き日の山火事に隠された真実に迫っていき。
最終更新:2021-09-03 20:16:42
9864文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
カップ麺に嫌われた男の話。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-08-25 18:00:00
225文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
超オタク女子高校生の藍は、うっかり足を滑らせ、階段から転落してしまう。
そして、夢が叶い異世界転生するが能力がその世界でも、物凄く低く落ちこぼれる。
だが、前世読んでいた小説のキャラクターを思い出し、憧れる。そして、そのせいか、全ての事にやる気が漲ってくる。
全ては、あの存在を目指す為。
今日も藍は明日へ向かって進んでいく!!
最終更新:2021-06-17 20:52:57
1216文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ぺんぺん草のすけ
ハイファンタジー
完結済
N5058GZ
注意:エロは無いですよ! 若干嫌な表現はありますけど、性描写は無いはず!
【俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます】のスピンオフ短編。
一人称の練習作品です。
【俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます】で、ひそかな人気をはくするピンクのおっさん。
そのいでたちは 白いレースがふんだんに装飾された可愛いらしいピンクの衣装。
その襟首からこぼれる肩は、少々大柄。
ピンクのミニスカートと白いオーバーニーソックスが作り出す絶対領域からは、少々毛
深い太ももがのぞく……
赤いリボンが映える美しい金髪の下には、割れた顎にむさくるしい無精ひげが青々と広がっていた。
オッサンやないか!
このオッサン……じつは、地下闘技場の無敗のチャンピオン!
漢のオッサンの人生、なにをどう間違えて、乙女になったのだろう?
そんな転換点を描いてみたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 22:07:55
11623文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
ひらり、ひらり、と紙飛行機が飛んでいた。
紙飛行機は足元にふわりと降りた。
誰が飛ばしたのか、振り返っても静寂した校舎が石原尊を見下ろしているだけ。
拾い上げれば、予定されていた修学旅行の文字。
保護者向けに配られていたプリントで折られていた。
なぜ? と疑問を残しながらも次の日、教室で一人の女子生徒、長澤芽衣と会う。
悠然とした態度の芽衣。
屈託ない笑顔で迎えられたとき、口から言葉がこぼれる。
それはどこか責め立てるような疑問が形となって襲う。
それでも
、芽衣は悠然と答える。
揺らぐことのない姿に、疑問はさらに強まっていく。
ーー バカみたい
折られていた紙飛行機を広げると、現れる文字。
“修学旅行”に対して?
それとも誰かに対して?
芽衣は目を細めるだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 22:13:10
84927文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
パスタを少しずつ くるくるする
最終更新:2021-05-20 21:37:42
239文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
あなたの周りに、急にメガネをかけるようになった人はいますか?
純粋に目が悪くなったのかもですが、ひょっとすると……。
最終更新:2021-04-13 22:00:00
3195文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:手羽先すずめ
ローファンタジー
完結済
N1317GR
地球上に突如としてアクマが出現してから五十年。
剣崎尊人(けんざきみこと)は銃使いのデビルハンターだったが、その腕前は最悪だった。
どれだけ訓練してもクソエイムのまま、ついに追放寸前となってしまう。
しかし、土壇場で尊人は銃ではなく剣の才能に恵まれていると発覚した。
どれだけ優れた才能を持っていても、気がつけなければ落ちこぼれる。
自身ですら知らなかった剣の才能に今後の人生を賭けた尊人は追放を免れ、天性の剣術で真の実力を証明し、これまで馬鹿にしてきた人達を一気に抜き去って成り
上がっていく。
これは自身の隠された才能を知り、うだつの上がらない人生から大逆転を決める物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 18:45:01
33952文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:60pt
作:夏瓜 竹海
ヒューマンドラマ
完結済
N6310GQ
二月は逃げ月。※短い版。
(12月公開・全4回:済)
キーワード:
最終更新:2020-12-06 21:44:42
13592文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
精神科医の杉田は、日々繰り返す重労働に疲労が嵩んでいた。そこへあの手紙が届いた。
「花園」への招待状だ。
身体と精神がバラバラになった思考の無で、笑みがこぼれると同時に冷たい涙が流れた。
最終更新:2020-11-20 14:05:31
3026文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
心からこぼれる詩やポエムなどを書いていこうと思います。
不定期です。書きたいなと思った時にかきます。
ポエムなどが苦手な人は読まないで下さいませ。
恥ずかしながら、少しずつ過去書いたものも、載せたりするとおもいます。
若気の至りのような作品もあります。
それでも読んでいただける方がいたらいいな、と思って書いていこうと思ってます。
たまに投げ掛けるように乱雑に書くこともあると思いますが、暖かく見守って頂けると嬉しいです。
本作品がが合わないな、と思ったら、不快にならないう
ちに読むのを止めて下さい。
本作品はアレルギーがを起こす場合があるかもしれませんし、ないかもしれません。ご自身の責任でお読み下さい。
本作品は使用期限はありません。安心してご覧下さい。
他者の作品の盗作及び、転用は致しません。一点ものです。
他者の作品に言い回しが似ている場合もあるかもしれませんが、偶然の一致ですので、ご了承下さい。
それではごゆっくりお楽しみ下さいw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 00:00:00
21682文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:38pt
幼いキクちゃんが寝ていると、古時計の扉が開いて羊が何匹も出てきた。何匹も、何匹も、出てきた。朝になって、両親にその話をすると、夢だと言って何も信じてくれない。
キクちゃんは、大人は分かっていないと機嫌を損ねる。
大人になったキクちゃんは、自分が代を引き継いだ宝石店に一人佇んでいる。コロナで客足が途絶え、長年営業してきた店が、今年限りで閉めることになるかもしれないという危機に面している。
店に持って来ている古時計の針の音だけが、幼い時と変わらずにカチ、カチと音を刻んでいる。
幼い頃の不思議な体験を思い出すキクちゃん。その古時計の中に、将来の秘密が隠されているかもしれないと、扉を開けようとする。開かない。途方にくれる。悲しみと絶望で涙がこぼれる。
頬から零れ落ちた涙が、店に置いてあるどんな宝石よりも輝いてきれいであった。
キクちゃんは、きれいな涙の輝きの中に「希望」という光を見たのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 22:11:30
2306文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学3年生の桐野零(きりの れい)は、軽音楽部の理系男子
でボッチである。
ある日赤点女子の早坂麗奈(はやさか れな)のせいで廃部の危機に。
学年1位のスパルタ授業が今始まる。
好きだからこそぶつかり合い、お互いのために涙する二人にも注目を!
不器用な二人の最後の一年の甘酸っぱい恋をぜひ楽しんで下さい。
二人の最後に涙がこぼれる恋愛小説です。
また、会話形式で話が進んでいくため情景を想像しながらお楽しみ下さい。
※不定
期連載です。
また、初連載のため暖かい目で見ていただけると有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 22:33:01
1789文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
17歳で両親と弟を失って一人ぼっちになってしまった塔子さん。転入先の高校で大好きだった弟と雰囲気の似ている柊二君に会います。彼女の深い悲しみに触れた柊二君は、大学を卒業するとすぐにその悲しみを癒そうと塔子さんと結婚しますが、事故が起きて彼は死んでしまい、塔子さんは再び一人ぼっちになってしまいます。親友の残した大切な人と、お腹の中にいる子供のために、拓也さんは塔子さんの面倒を見ることを決意しますが……。
僕の幸せな結末までで書いたせいちゃんの話を親の側から見てかかれた話になりま
す。最後までお楽しみいただけたら幸いです。
2020.05.16 魔法のiランド初出
2020.06.15 小説家になろう掲載
決して満ちることのない月のようだと思う。2人の関係は。
それでも、どこか欠けたままであっても、触れていたかった。掬いあげても掬いあげてもこぼれる水が、それでもいつかこぼれずに、そしていつか月が満ちると信じたかったんだと思う。この時は、まだ、自分は若かった。
柊二の物を初めてあいつから奪いたいと思っていた。
柊二は何も言わない。
あいつ、死んでからもっと澄んだ目になって、ほほえみながら俺を見ている。その目はやっぱりあの朝と同じ。あの結婚式の日の朝と同じ目をしていた。
心のずっと奥のほうに、友人の面影はやはりたたずんでいた。今も。
…本文より抜粋 by中條拓也 32歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 07:53:26
93008文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
雨が降る、こぼれゆくもの
最終更新:2020-05-17 18:00:00
234文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:キズカウトサ
ヒューマンドラマ
完結済
N7878FS
十二月二十五日。竜胆竹生(十八歳)は近所の「川住書道教室」に今日も向かった。そこに着くと山田花梨(十四歳)や戸橋林檎(十四歳)、川住水仙(五十二歳)といった面子が揃っていた。花梨の書は無意識的、感情的、人間的で、一方の林檎の書は意識的、理性的、機械的だった。彼女達は竹生への好意を「竜胆竹生」と書いて表現する。二人は書の良し悪しを競うではないが、竹生をどれほど好いているかの勝負ではある、勝負ではない勝負というのを行った。その頃、水仙が見た目は美しいクリスマスケーキを持ってくる。
結局彼自身がそれを食べ、食べた彼は卒倒する。花梨と林檎は竹生の書を鑑賞する。それは完璧で非の打ち所がなかった。だから二人は竹生に、書家になる夢は必ず叶うと言う。三人は本日の書を終了させて帰宅する。家に帰ってからも竹生は自身の夢の実現のために精進し続けた。十二月二十六日。竹生は川住宅で川住藍(二十二歳)と久しぶりに会う。藍は竹生の書を酷評し、竹生に「書家にはなれないのかもしれない」と言う。そう言われた竹生はすぐに自宅に戻る。彼は父母からもらった字典のことを思い出す。そしてそれを用いての書道を自室で行う。竹生は書の最中にその字典にまつわる記憶を呼び起こす。昔の自分のことや父母と交わした会話のことを思った彼は、自分は父母のために書家にならなければならないことを改めて胸に刻む。一月一日。果たし状のような年賀状によって川住宅に招かれた竹生は藍と二人で書き初めをする。それで竹生は藍に父母のための書道を示す。しかしそれが完全に表現された時、彼の目からはぽろぽろと涙がこぼれる。それは彼が父母がもういないことをようやく理解出来たから流れた。藍はそんな竹生を抱き締めつつ彼に夢を諦めて欲しいと言う。しかしそう言われた竹生はなおも書家になることを諦めない。竹生は日常へと戻っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 12:07:16
145449文字
会話率:76%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
はあ。
ため息がこぼれる。
窓から見える景色は刻々と変わっていくのに、私はというと、ずっとスマホを手にしたまま、ベッドの上でただ起きたり横になったりを繰り返していた。
スマホの画面――SNSの、マキとのトーク画面。会話は、マキの”さっきはごめん”という一言で途切れている。
夏のホラー2019参加作品
最終更新:2019-08-27 21:00:00
9453文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:90pt
作:柴と平和(栄啓あい)
現実世界[恋愛]
短編
N4396FO
クラスには、いつも気になるあの子がいる。
あの子と話すと、とっても楽しく、笑みが自然とこぼれる。
僕は、あの子と一緒にいたい。
あの子と一緒なら・・・
しっかりとした恋の短編小説、書いてみました。
とある高校生男子が視点になっております。
とっても短くなってしまいました。
興味のある方は、是非読んでみてください。
最終更新:2019-06-14 07:59:11
1815文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
ネコの目の形のお月さまの日、ヒトがいなくなってさみしいところに愛を謳うサーカス団CCCはやってくる(『声なき声』より抜粋)
サーカスをモチーフにした愛と死生観の物語。某地平線の音楽が好きな方とかにおすすめしたい。読み終わったときに理由のわからない涙がこぼれるようなお話たちです。シリアス多めの感動もの。
不器用なピエロ、兄妹人形の空中ブランコ師、傷だらけのドラゴン使い、ある物語を探す歌姫、そして、つよく、つよく、愛を謳うとある少女の五つの演目でお送りする今夜限りの物語。ヒト
ならざる者たちが二度目の命を得たときに見せるのは喜劇か悲劇かそれとも愛か。愛って一体なんだろう。そんな疑問を持つ貴方に贈る物語。
文フリ京都にて頒布するので期間限定公開です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 22:00:00
17766文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
道具屋兄妹は悩んでいた。
兄妹の道具屋はダンジョン手前の村という好立地が幸いして、冒険者達で賑わっていたのだが、
ダンジョンが攻略されたとたんに回復薬が売れなくなってしまった。
毎月赤字が続き、このままでは兄妹揃って路頭に迷ってしまう。
そこで、兄妹は知恵を振り絞って売れる回復薬を考える。
思えば回復薬ってどうしてあんなに不便で、非合理的なのだろうか。
瓶に詰めた液体とか、重いしこぼれるし、戦闘中に両手を使わないと飲めない。
もっと簡単に、必要な時にす
ぐ使えて、効果もバツグン。
そんな理想の回復薬を開発していくうちに、商売は思わぬ方向へと発展していく。
極限まで回復薬の効率化を進めた結果、生まれたのは新しいダンジョンだった!
商魂たくましい道具屋兄妹の紡ぐ努力と絆の物語が今はじまる(大嘘)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 00:04:01
4024文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
自分を失くしていく音、それにおびえる者の話です。
友人からは、
痴呆症の人の話?
と言われてしまいました。
最終更新:2018-08-01 16:00:00
979文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
彼/彼女が望んでやまないもの。
彼/彼女には決して手が届かないもの。
誰もが持っているもの。
彼/彼女は今日も空を見る。
3000字ぐらいなのでさらっと読めるかと思います。
この作品は、カクヨム、pixiv、星空文庫にも投稿しています。
最終更新:2018-05-21 00:09:38
3249文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:脳漿が、投稿したがっている気がするんだ
その他
短編
N8504ER
見つけなかったり?蜜がこぼれるより速く成層圏へと飛び出すんだ!
最終更新:2018-04-15 09:11:03
3925文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2018-04-09 19:34:00
459文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
カナリア姫は今日も民の為に美しい歌を紡ぐ。 誰もが目を離せなくなるほど綺麗な少女。小さな唇からこぼれる美声には涙が止まらない。でも実際は行方不明(逃亡?)になっているカナリア姫の代わりに、双子の弟ジルスが女装して勤めている。そしてカナリア姫の声をその場で吹き替えするのは執事であるサクラだった。
最終更新:2018-04-04 23:11:52
3314文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:52pt
カナリア姫は今日も民の為に美しい歌を紡ぐ。
誰もが目を離せなくなるほど綺麗な少女。小さな唇からこぼれる美声には涙が止まらない。でも実際は…。
「もう嫌だ!こんなドレス着てられない!」
「落ち着いてくださいよジルス様。素敵なお姿でしたよ」
カナリア姫を勤めるカナリア姫の双子の弟。そしてカナリア姫の声をその場で吹き替えするのは執事であるサクラだった。
最終更新:2018-04-02 01:37:55
1348文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:65pt 評価ポイント:55pt
口にした夕日は、舌の上へとこぼれる雨粒が甘く、しゃりっ、と歯の隙間で音を鳴らしました。
夕日の美味しい、季節になりましたね。
最終更新:2017-10-15 23:26:34
677文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
涙。それはとても不思議な色をしている。
どんな感情が込められていても、涙の色は決まっている。
最終更新:2017-01-06 21:44:45
212文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
起きたら魔界だった。外だった。ゴブリンになってた。寝ていた布団と毛布と寝間着はそのままで空が闇色に染まっていた。布団から先は荒れた大地が広がっていた。あれ?で済まされるほど事態はあまくない。ひたいや脇からひや汗がこぼれる。これは現実だった。夢なんかじゃないことは直感でわかった。やばいと思った。引きこもりなのに家がないなんて絶望的だった。帰りたいと念じた。でも帰れなかった。これなら人間の世界でいじめられてた方がましだと少し思ったが撤回した。思考が冷静になってくると布団のそばの大
地に杖が転がっていることに気づいた。杖の先端にまが玉のような物がついていて、頭の中に情報が入り込んできた。どうやらこれは「召喚杖」でぼく、いや俺はこれから魔王になるため魔物を召喚して育成していかなきゃならないらしい。ふぁ!?ふざけんな!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 21:09:16
10077文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
作:asutarisuku
ローファンタジー
連載
N3070CX
アースダイバー、それは地球を救う少年少女たちの呼び名。
いじめられていた坂月悠真はそんなアースダイバーに選ばれ、地球穴と呼ばれるダンジョンの中命がけで世界の悪意と呼ばれる怪物と戦うことになった。力に恵まれず、落ちこぼれる悠真だったが、ある日罠にかかり落ちた先で一人の少女と出会う。そこから、悠真の毎日は変わり始める。
こちらは自分がやってるもう一つの作品より見切り発車です。そのため、細かい設定が変わる可能性が高いです。四話までは説明みたいになっています。いずれ書き換えるかも
しれません。
更新は完全な不定期となります。感想、アドバイス等をくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 17:10:06
26408文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
私は十三歳の女子中学生、火浦いずみ。火山の町に生まれて、祭祀を行う巫女として生きてきた……らしい。最近記憶があいまいなんだよね。でも、クラスメイトの葬儀に向かう途中、私は昔自分が「鬼(犬?)」だったことを思いだした。
獲物を追って野山を駆け巡る幸せな日々。とれたての生肉うまかったなー。なんて、甘い追憶に浸る間もなく、次々と奇妙なことが起こり始める。
なんで勝手に涙がこぼれるんだろう。…まるで心と体が別みたいに…。
※残酷描写あり。R-15指定です。
最終更新:2016-01-14 17:22:38
31724文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
【警告】
・リョナ、拷問などの描写が軽度ながら存在します。
・そこそこ人が死にます。
・それなりに人でなしがいます。
・そういうのがわりと好きです。
『探し物屋』の村雨は、鼻と健脚が自慢の少女。とある事件がきっかけで、美少女をこよなく愛する女剣士、雪月 桜に気に入られてしまう。
「私はな、欲しいものは我慢せんのだ。美酒も美食も、美少女も、な」
傍若無人の桜に振りまわされて、今日も村雨の嘆きがこぼれる。基本は物騒で血生臭く、だがあっけらかんと過ぎる日常のお話。
2015/1
1/15、完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 04:44:55
1240529文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:4885pt 評価ポイント:1377pt
掌には収まりきらない、微妙な風味と出来事と――そんなものたちを詰め合わせた、一話読みきりの掌編小説集。掌編を逐一新規小説として投稿するのがイヤで纏めただけなので、お暇なときにでも読んでやってください。
最終更新:2015-09-12 11:02:14
50872文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
どうもお話さんです 今作者からあらすじの原稿を貰ったので読みます。
この話を説明します
これはやる気ゼロの神様 かみゅと
純粋な騙されやすい中学生 (異様にデカイ黄色のリュック付き)と 愉快な仲間たち(超読書女子 自称魔法少女など)引き起こす非日常の話です。
この登場人物たちはシリアスと言う言葉を一切知りません つまり シリアス無し
そして作者 登場人物たちは常識を理解してない人です ご了承ください。……これで終わります。一回も噛まずに言えましたっ!すごいでしゅっ!←噛んだ
「噛んだっ⁉︎」作者の机の上にあるお茶が盛大にこぼれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-04 21:59:55
1971文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
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