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検索結果:491 件
事の発端はスプリングホリデーで社交界シーズン真っ只中の為、王都の邸宅で過ごしていた時のこと。
毎年スプリングホリデー時は幼なじみのヴォルフは暇人なのか、よく我が家に連絡も入れずに訪問してくる。最初は注意していたけど聞く耳持たないしもう無視している。
そんな彼といつものように応接室でティータイムを楽しんでいる時、まさに今この時私は全てを思い出した。
こことは違う――そう、前世の記憶を………
そして、あることに気づき持っていたティーカップを落とした。
ガチャンッと
音を立てて割れる音が聞こえた気がした。
なんて事だ。そんなまさか……
ぽかーんと口を開け呆然とする私を見てヴォルフは怪訝な目を向け、そんな彼の手を私はむんずと掴み立ち上がる。
「レイ!片付けてちょうだい!あと、今からヴォルフを大事な話があるから誰も通さないように!!」
「畏まりましたお嬢様」
「…は?いきなりなんだ……ておい!待てって!!」
ヴォルフは私が無言で手を繋いだまま歩き出したことに慌てながらも私に着いてくる。
侯爵令嬢らしからぬ大股で兎に角早く執務室にと急ぎ、扉をバン!と開きヴォルフを先に入れ閉める。
何故いきなりここに連れ出されたか分からない、といった表情の彼に私は言った。
「―――私、思い出したの…今から話すことは他言無用よ!」
そして、この日を境に私の人生は激変するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:11:11
69987文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:36pt
作:maintenance
ハイファンタジー
連載
N1242HF
異世界『メルヴェルト』では、ある噂が広がっていた。「洞窟にある扉の先には異世界がある。その世界のどこかに『最上の魔法』が眠っている」と。それを聞きつけた魔導師や冒険者達は次々と扉の先へ進んで行くが、未だ生還して来た者はいない。
そんな中『大陸最強の魔導師』と謳われるアゼルという魔導師が扉に挑もうとしていた。
砂利ヶ前(ざりがまえ)市に住む平凡な高校2年生斎藤僧間(さいとうそうま)。今日本各地で不可思議な事件が多発しており、僧間の住む街でもそういった事件が起こっていた。大
剣を持った不審者、警官のバラバラ殺人その他などなど…
ある日僧間は街を呆然と眺めるコスプレ男と出会う事で非日常に巻き込まれて行く。
平凡高校生と最強魔導師のコンビによる逆異世界転移現代ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 18:00:00
136537文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:16pt
誓いの言葉を交わす直前、結婚式会場に突如乱入してきた一人の男。愛の言葉を告げる男の手を取り、まんまと攫われて行ったのは何と新郎だった?!
あまりの出来事に呆然と立ち尽くす新婦。
そして、彼女の元にやってきた女は一体…?
※BL・GL表現があります。
苦手な方はご注意ください。
最終更新:2022-02-11 21:56:13
2886文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
勇者一行に加わっていた女神官にして聖女と称されるリラは、ある日いきなり勇者から「新しい神官が来るから」といきなりパーティーを追放された。
呆然としたが、この時の自分はまだ知らなかった。それが最悪の日の序章でしかなかったことを――。
「ごめん。もう一回順番に言ってくれる?」
その日の夜、リラに訪問客がやって来たのだが、
「呪われたビキニアーマー来てたらパーティー追放された」
「ちょっと盗賊ギルド(犯罪組織)出身の忍者でござるが、魔王討伐に参加したくはせ参じたでござるよ!」
「
どうも、西方で魔王をさせて頂いております。どうか東の方の魔王を討伐すべく協力して頂きたい」
「もがぁああああああああああああああ⁉」
揃いも揃ってぶっ飛んだ奴ばかり! 困ったリラに、一つの天啓が訪れる。
「そうだ! 勇者に退職金代わりに引き取ってもらおう!」
やけっぱち追放聖女が再び勇者と相対すべく奔走する! しかし、この三人、予想の遙か斜め上を行く厄介さ!
「うぉおおおおおおおおおおおお⁉ ビキニアーマー姿で出歩くな⁉ 奇襲仕掛ける予定の相手に予告状を送りつけるな⁉ 魔王の癖に常識人なのはおかしいだろ⁉」「最後のは別によくないです?」
果たして、聖女リラは無事にこのトンデモ三人を勇者に擦り付けられるのか⁉
※短い連載になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 17:02:00
20323文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:46pt
作:シェリンカ
現実世界[恋愛]
完結済
N7315HJ
三年つきあった彼氏に、ある日突然ふられた
おかげで唯一の取り柄(?)だった成績がガタ落ち……
たいして面白味もない中途半端なこの進学校で、私の居場所っていったいどこだろう
手をさし伸べてくれたのは――学園一のイケメン王子だった!
「今すぐ俺と一緒に来て」って……どういうこと!?
恋と友情と青春の学園生徒会物語――開幕!
【あらすじ】
三年つきあった彼氏にふられた琴美
彼と一緒に通いたいという理由で選んだ高校で居場所を失い、呆然としているところに声をかけてくれたのは
、学園の王子様と称される貴人だった
才色兼備でスポーツ万能、おまけに人当たりもいい貴人に導かれ、個性的な仲間たちと共に、琴美はなぜだか次期生徒会を目指して生徒会選挙を戦うことになる
迎え撃つ敵は勉強にしか興味がないクラスメートたち
次々と襲いかかる卑劣な罠
仲間たちともぶつかりあいながら、琴美はこれまでの自分をふり返ることに……
自分に足りないもの、自分の得意なこと
何のためにここにいるのか、誰のためにがんばりたいのか
泣いたり笑ったり、驚いたり喜んだり
白黒の毎日が次第にカラフルに彩られていくような日々の中
琴美たち『HEAVEN』は、無事に星颯学園第八代生徒会の座を手に入れることができるのか――?
※この作品は、カクヨム、エブリスタ等にも重複掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 21:00:00
118685文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
【とある大陸の話②:ひとつなぎの大陸】
『 以下の者、本日付けで退学処分とする
第二学年 アリアナ・ロッソ 』
は、え、何で……
呆然と、壁を見上げていた。
その、壁に張り出されたものを何度見直したことか。
何度見たところで、書いている内容は変わらない。
そこにいつまでもいるわけにはいかず、学長室に向かうしかなかった。
※一話が短いです。
※アルファポリス、カクヨム掲載。完結済み
偽聖女として〜→王女の
嘘に巻き込まれた→
※お話し自体は独立しています
※再掲載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 15:58:09
23806文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:1044pt 評価ポイント:818pt
久しぶりに会った姪っ子がギャルになっていた!
気の弱い和子は姪っ子と太った親子の口喧嘩を前に呆然としていた。
「このコジキがよぉぉ!」
「んぎぃぃ!社会のゴミのくせにぃぃ!」
……助けて。
最終更新:2022-01-18 22:04:27
1696文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2024pt 評価ポイント:1924pt
門馬優斗(もんまゆうと)は15歳。母と二人暮らしでマンガとゲームとソシャゲを好むごく普通の男子。
後はこの人生に可愛い妹さえいれば…と日々思っている。
そんな彼がある日突然異世界のエルフの里に召喚されてしまう。
どうやら人違いで召喚されたらしく呆然としていたがそんな彼を里の世界樹が変身させてしまう。
エルフの上位種・ハイエルフに。しかも女体化。
これは突然異世界召喚され美少女ハイエルフとなった少年が本当の現実と家族に向き合う物語。
ふわっと妹パラダイス。
最終更新:2022-01-16 18:00:00
284279文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:495pt 評価ポイント:171pt
真っ暗闇で女の子が泣いている。
こんなところにはもういたくないと、痛そうな声で泣く小学生くらいの女の子。
気がついたら声をかけていた、ならお姉さんと一緒に海でも見に行かない?
女の子は顔を上げて、呆然と私を見た。
それでも一度頷いて手をこちらに差し出してきたので、私はその傷だらけの小さな掌を掴んだのだった。
最終更新:2022-01-01 20:29:33
8441文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:50pt
平穏な日常生活をおくっていた女子高生、桜木 愛優美。その日もいつもと同じ一日を終えようとしていた。しかし、帰宅途中に突然現れた不気味な獣に襲われる。動けず、呆然とする彼女の前に現れたのは美しい青年だった。青年に助けられ、安堵した彼女は気を失ってしまう。彼女が気が付くと、そこは自分の世界とは異なる世界で、「も、もしかして誘拐?ヤバイ人達だったの?」と焦っていると、「この国を救ってほしい。」と懇願されてしまい…
最終更新:2022-01-01 13:58:04
93431文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:34pt
あまり悩まないドライでミザントロープな主人公が成長しながらファンタジー世界を謳歌する話です。
登場人物は一見まともですが、実は我儘で頑固で性格に問題を抱えた人ばかり。一人ではどうにもならない彼らも力を合わせればうまく行く!?
失意と孤独の中で人生を終えた百合子は、あの世の世界で目が覚めた。
他の大勢の人々とともに呆然と立ち尽くす中、アナウンスが響き渡った。
「今までの世界とは別の、少し危険な世界で生きてもらう」と告げる怪しい声。
次の人生として強制的にスタートした世界
は魔物が跋扈する過酷な世界だった。
鬱展開もありますがサラッと流れます。
一部残酷描写がありますが普段からホラー映画を見ている人なら問題ない程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 18:00:00
42947文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:18pt
作:BAWさん
ハイファンタジー
完結済
N5770BZ
(※異世界へ召喚されたが、スキルはド○クエでいうと『ふしぎな踊り』のみというお話)異世界へ召喚されたらしい。何故? しかしもこの地は内乱中。手には武器のひとつも無く。浮かんだスキルは【踊り】……踊り?……そう、彼は「踊り子」として召喚されたのだ。囚われの王女救出劇に関わったばっかりに命を懸けた逃避行が始まる。死ぬ。死ぬう! 必死に踊りを駆使すれば、奇怪な踊りに相手は呆然、周囲はドン引き、肩を震わせ笑いを堪える仲間達。血の涙を流しながらも、日本への生還を希望に今日も大薮新平は踊
り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 09:00:00
980176文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6854pt 評価ポイント:3086pt
作:クォーターホース
現実世界[恋愛]
短編
N9471HJ
高2の春休み。突如、家にやって来た年下の幼なじみ、彩夏。その目的を尋ねると、この家に住むとか言い出した。
あれ、あれぇ?これって、同居というより同棲なんじゃ。
なあなあで始まった同棲生活。それにも慣れ始めたある日、事件は起こった。
彩夏が出かけていた時。心当たりのないエ〇マンガが大量に届いたのだ。
そのうちの一冊を開けたまま呆然と立ち尽くす俺。ガチャ。その時、扉が開いた。あ、俺の人生終わった……。
最終更新:2021-12-27 15:36:03
5961文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:西園寺たぬ丸
異世界[恋愛]
完結済
N4898GJ
ある日、王太子ディートヘルムは言った「私は、真なる愛に目覚めた。悪いが、お前との婚約は破棄し、私は聖女サクラと結婚する!!」と。
未来の王妃となるはずだったレオノーレは、呆然とする。そんな彼女に、王太子の双子の弟ディートハルトは囁いた。「王太子、殺す?」と。
レオノーレは聖女の侍女をしつつ、王太子暗殺計画を立てる物騒王子の行動を阻止する。
平穏に暮らせるのならば、多くのものは望まない。そう思っていたのに、とんでもない事件に巻き込まれてしまい……!?
クールなご令嬢とヤンデレ王
子の、両片思い殺伐恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 00:00:00
116285文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:35868pt 評価ポイント:21032pt
安楽死が合法化された日、先輩が自殺する。自分も自殺しようとしたが、昔好きだった女の子に庇われ自分だけが生き残る。罪悪感と喪失感から呆然とした日々を送る中、いつしか時間が止まっていることに気づく。時間が止まった世界では死んだはずの女の子が生きていた。しかし僕と彼女は、左手に書かれた強さの順位で生死が決まる「デスマッチ」に巻き込まれる。自分のせいで再び彼女を死なせないために、僕は戦いに挑む。
最終更新:2021-12-25 13:00:00
12815文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
余命1ヶ月。伝えられた男は呆然と思う。
『死ぬんだな、僕。』
そんな彼に来客が。
──ボツにしようか迷いました。消すのも勿体ないので投稿しました。
最終更新:2021-12-22 10:51:46
1714文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:誰か小説が読みやすくなるコツを教えて!
ハイファンタジー
連載
N2843HI
常闇の大地の闇の城の尖塔に舞う姫、尖塔に降り立ちその目で待ち人を待ちながら思い出す過去。
とある王国に産まれた姫、彼女はお花を詰みに深夜、暗い廊下を渡り、王宮の秘密の地下室に迷い込んでしまう。
そこには心を奪われる程の綺麗な異形達の欠片。
フラフラと近寄り触れてしまう、すると欠片が齧られる様に消えてしまう。
呆然としていた姫は気が付くとベットに入り眠っていた。
翌日、焼けるような熱さ等で目を覚ますと、辛辣な両親の言葉、兄からの軽蔑の目と言葉。そして別棟に連れられ魔法陣へと
捨てられる。絶叫が咆哮となり炎となり別棟をもやし、気付くと魔の森に転移させられ、洞窟に。
異形を愛する姫の過去、待ち人とは誰か、孤独な城で待つ魔神姫の物語。
〘一応、1週間(日月火水木金土)のどれか一日に更新する予定です。例えば日曜投稿したら、次の日曜から土曜までに投稿する。土曜に投稿したら、次の土曜までに投稿する。という予定です。
1回に1話ではなく、1回に複数話も有り得ます。
2日連続もありますし、一日だけもあります。〙折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 23:26:46
3912文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
出会ったのは、多分、運命だった。
中学の最後の大会が終わり、帰り道に立ち寄った本屋で、僕、秋月空楽は一冊のライトノベルと出会った。
最初は表紙の綺麗な絵に惹かれてのことだったのだけれど、読んでいるうちに、あっという間にその世界に魅了されてしまった。
しかし、その中でも一番好きになった作家さんが、最新作の最終巻で、もう書かないと言っているのを見つけてしまう。
しばらくショックで呆然としていたけれど、それなら自分で書けばいいんじゃないか、と思い立った僕は、それから、高校
に入学するまでの間に、できる限りの作品を投稿するも、すべて落選。
それでも、まだまだこれからだと、なんとか入学した高校の文芸部にいたのは、真っ白な髪の二年生の先輩がひとりだけ。
「嬉しいわ! 初めての部員なの!」
日陽先輩にたいそう喜ばれ、一緒に執筆(主に書くのは僕だけだけれど)することになるのだけれど……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 03:42:09
941018文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:76pt
「妖精が飛べなくて泣いている」
「跳べない私に価値なんてない」
春川美嘉はとあるバレエの国際コンクールの出演者。だけどその大舞台で美嘉は大失態を演じてしまう。呆然として階段から落ちた彼女を受け止めたのは―――異世界の騎士・ロイクだった。
ロイクは美嘉を際限なく甘やかす。
でも美嘉の世界はバレエだけ。
自分に価値を見出だせなくなった美嘉を救うのは、「ただ傍にいて欲しい」というロイクの、優しくて、甘くて、そして情熱的な想いだった。
2020.12.23.
※改稿完了
しました。そのため栞機能が前後することがございます。
※他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 07:00:00
167848文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:602pt 評価ポイント:256pt
「シドロ。君には今日、ここでパーティーから抜けてもらう」―――A級冒険者パーティーで荷物持ちをやっていたシドロは、【軽量化】という手に持ったモノの重さを軽くさせる能力を持っていた。しかし、それはあまりにも地味であり、周りにはあまり評価されずにいたのだが、一方で魔王を倒した伝説の勇者パーティーの一人、『白光』パーシルには目をかけられていた。だが、パーティーリーダーであるナザンはそのことが気に食わず、ダンジョン内にある『奈落の大穴』にシドロを突き落としてしまう。
突き落とされ
ながらも、何故か生きていたシドロは、ナザンに仕返しをするという意思を持ちながら、地上へ帰ることを誓う。そんな中、彼はとてつもなく重い一本の魔剣を見つけた。
と同時に襲い掛かってくる巨大な魔獣。
絶体絶命と思われたが、しかしなぜかシドロはいともたやすく魔獣を撃破してしまう。
わけがわからず呆然としていた彼に答えを教えてくれたのは、先ほど見つけた魔剣・フール。
『貴方のスキル【軽量化】は手に触れていなくても発動できる。そして、周りのものを羽毛のように軽くさせられる。物理的攻撃において、これほど脅威なものはないでしょう』
フールの助言によって、シドロは【軽量化】の戦闘における使い方を学んでいく。
彼女、物理的攻撃、魔術的攻撃でも破壊されない、まさに、折れず、曲がらず、壊れずといった『最硬の魔剣』であった。
問題があるとすれば、ただ一つ。
「人間の姿の時、体重はどれくらいか、ですか? 女性に体重を聞くとは、やはりマスターはゲスですね」
「そこまで言う!?」
「人間の姿でも戦えるか、ですか? 女性に戦わせて自分は後ろで応援するだけとは。やはりマスターはクズですね」
「誰もそんなこと言ってないよね!?」
「あの扉が上へと繋がっている? 早計ですよ、マスター。あの扉が上に繋がってるとは限りません。そんなだから、マスターは背丈が小さく、頭も悪く、年齢=彼女いない歴なのですよ」
「流石にそこまで言われるような要素皆無だったと思うんだが!?」
想像以上の毒舌に、シドロは毎日のようにツッコミを入れていくのであった。
一方、シドロがいなくなったパーティーは、その翌日からある異変が起初めて……。
これは、一人の荷物持ちと毒舌魔剣が、己の価値を世界に知らしめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 07:27:32
200484文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:1182pt 評価ポイント:634pt
「メリッサ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
親友だと思っていた男爵令嬢のアンジェラに無実の罪を着せられ、公爵令息であるドナートに婚約破棄されてしまったメリッサ。
呆然と夜の街を独り歩くメリッサの目に留まったのは、一軒の小さなパチンコ屋――。
自暴自棄になったメリッサは吸い込まれるようにそのパチンコ屋に入っていくのだが、そこで運命の相手、シルヴィオと出逢い――。
最終更新:2021-11-05 21:01:23
11476文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:1444pt 評価ポイント:1310pt
作:オオワ タケゾウ
ハイファンタジー
完結済
N0988HB
季節は春。柏木陸は彼のクラスメイト達三十五人と共に異世界に拉致……もとい、召喚されてしまったのだった。
しかも召喚先で告げられた言葉は、彼ら全員が魔王を倒すべく呼び出された勇者なのだとか。
……いやいやゲームじゃないんだし、そんな冗談はいいですから……は? 冗談じゃない? 冗談じゃないのはこっちの台詞だ!
心の中でツッコミを入れる柏木陸だった。
一部で異世界ヒャッホー! と叫んでいるおめでたい奴らは放っておくとして、クラスメイトの大半は呆然自失だった。
ともかく彼等はこの世界
で無理やり魔王を倒す旅に出される事となった。
せめてもの救いは彼等を召喚した王国が仲間を用意してくれたことか。
だが交渉は自分達で行わなければならない。
柏木陸は少しコニュ将の気があって、初対面の人と話すのが苦手だ。気が付けば仲間もなくボッチに……。
孤高のソロプレイヤーとして覚悟を決めた時、彼の前に一人の美少女が仲間として彼の下へ。
……怪しい。何故理由もなく俺の前に?
柏木陸は訝しがった。
彼は用心深く、甘い言葉には惑わかされない強い意志と、ひねくれた心を持つ少年だったのである。
それからも彼の仲間になるのは美女だったり美少女ばかり、彼の疑心暗鬼は深まるばかり。
そして彼は一つの結論に行き着く。
こいつ等俺を嵌めようとしてやがるに違いない、だってそうだろ? イケメンでもない俺がこんなに女に言い寄られるはずがないのだから、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 12:00:00
449756文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2512pt 評価ポイント:1388pt
「俺の愛は、期待しないでくれ」
結婚式当日の晩、つまり初夜に、旦那様は私にそう言いました。
それはそれは苦渋に満ち満ちたお顔で。そして呆然とする私を残して、部屋を出て行った旦那様は、私が寝た後に私の上に伸し掛かって来まして。
不器用な旦那さまと割と飄々とした年下妻のじれじれラブ(を、目指しました)
※ベタな展開になるかと。
※溺愛モノが書きたい!という意気込み
※書きたい溺愛シーンが遠い!という葛藤(なんだそれ)
※何故かコメディな気がする。私が書きたいのは溺愛…
なんだよ?
※今更だがお布団シーンは必要か?という悩み(現状、際どいけれどそのものズバリな表現でのソレはありません)
※ちょいちょい修正が入ります。誤字撲滅!
※この話はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 06:00:00
77980文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:14534pt 評価ポイント:10730pt
オレの17年間の人生は、呆気なく終わってしまった。
ふと気がつくと、だだっ広い空間に立っていた。
「あれ?これって異世界召喚?」
しかし、オレの前に現れた“その人“は、意外な言葉を告げてきた。
「【異世界バブル】の時代はもう終わった。これからは【異世界氷河期】の時代が続く」と。
「【異世界氷河期】ですか?」
呆気に取られているオレに向かって、“その人“はさらに言葉を続けた。
そして、“衝撃の事実“を突きつけられて呆然としているオレに対して、最終確認をしてくる。
「それでもあなたは異世界へ行きたいですか?」と。
※本作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 21:53:09
10096文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:108pt
勇者の旅に同行させるため、五歳から八歳まで魔法の英才教育を受けさせられてきた三人の少女たち。
しかし、選ばれる魔法使いはただ一人。
運命の選定の日、勇者が選んだのは密かに妨害工作を進めていた緑魔法を使う少女だった。
選ばれなかった一人、火魔法を使う少女は貴族の生まれ。悔しさを滲ませながらも帰れば家族も婚約者も待っている。
しかし、もう一人の水魔法を使う少女、シュイは孤児であったため、路頭に迷うことに。
行く当てもなく、力も失いかけ、呆然と歩くシュイは、気付けば森の中にい
た。そこで出会ったのは────精悍で美しい、魔族の男。
「僕といろ、シュイ」
怪我をした魔族を助けたことで、シュイは彼の|愛子《いとしご》となった。
いつの日か愛を育むことになる、選ばれなかった水の少女と魔族の、ほんの出会いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 20:33:32
5920文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:1322pt 評価ポイント:1124pt
幼なじみのタクヤとヒロシと紅一点のマユミ。
三人は幼少のころから大の仲良しだったが年を重ねるにつれて
タクヤとヒロシはマユミに対し、友達以上の恋心を抱くようになる。
お互いに秘めた想いを押しとどめることができず
タクヤとヒロシはとうとうマユミに自分の気持ちを近くの公園で打ち明けたが
彼女の答えは『ふたりの気持ちに答えられないよ。……ごめんね』――と。
ふたりが理由を問うと、マユミは『小さいころからずっと一緒だったから……
タクヤくんもヒロシくんも家族っていうか、兄弟にしか
思えないの』
親族的な情はあっても、異性としての感情はもてないと彼女はいう。
タクヤはぐっと歯を食いしばり、ヒロシはやや涙目になる。
ふたりは幼なじみの枠を越えてマユミと付き合いたかった。
それだけ彼女のことを思い続けていたのだ。
マユミにフラれてとてつもなく落ち込むタクヤとヒロシ。
しかし優しいマユミはふたりを励まそうとほほ笑みかける。
そんなマユミの事なかれ主義的な態度にタクヤとヒロシは激怒した末
なぜか彼らは互いの手をにぎり合う。
「なあヒロシ。フラれた者同士、オレと付き合え」
「うん、ボクもそう思っていたところさ」
それからふたりは意気投合し、呆然とするマユミをよそに
男同士で付き合うこととなる。
だが、そこにはひとつの問題があった――。
夕暮れの公園でタクヤとヒロシのケンカがなんの脈絡もなく勃発。
「ちょっと待って、ふたりとも!どうしていきなりケンカなんて始めるのよ!?」
マユミの制止をうながす声も空しく、男ふたりは戦いを続ける。
その理由は『雌雄を決する』ためだという。
ここにきてタクヤとヒロシの果てしない男と男のプライドをかけた
戦いの幕が切って落とされる―――。
※この作品はまっとうなボーイズラブではなく、ボーイズギャグです。
男女問わず楽しんでいただける内容です。
※以前書いた短編一話を修正という名の再構成しタイトルを変え
さらに続きを少し書いていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 20:00:00
10393文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:北川ニキタ
ハイファンタジー
完結済
N0424HB
魔術が使えないと、貴族の跡継ぎになれない国において、ノーマンは魔術師の家系の生まれでありながら魔術が一切使えなかった。
「もうお前には期待しないことにした」ある日、父にそう言われて、ノーマンは家から勘当されることになった。
代わりの平民でありながら、魔術の才能がある少年を養子にとり跡継ぎにすることに。
呆然としたノーマン書斎にて、ある魔導書を見つける。
その魔導書のタイトルは『ゲーティア』。
なんと72の悪魔を召喚できる魔導書だった。
ノーマンはどうせ成功しないだろうと思いな
がら悪魔召喚することに。
結果、悪魔が召喚される。
そして、悪魔は告げるのだった。
ノーマンが魔術を使えない理由、そして、悪魔召喚の才能の持ち主であることを――!?
やがてノーマンを様々な悪魔を使役して、最強の魔術師へと上り詰める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 20:41:35
194614文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:108038pt 評価ポイント:71840pt
入学式に向かう渡辺剣人は、高校生になって初日から前途多難。
遅刻しながらも乗り込んだ電車で、女子高生を襲おうとする痴漢を目撃する。女子高生の手を引いて逃げ、間一髪のところを救い出したのだが、その剣人に女子高生は、
「あともう少しだったのによくも邪魔してくれたな!」
という予期せぬ言葉を浴びせ、礼も言わず去っていった。剣人は呆然とするが、とりあえず学校へと向かう。
学校に到着すると、親友の武智三喜雄と中学校からの同級生である西園寺花蓮と出会う。西園寺は剣人の片思いの相
手だ。西園寺と同じクラスであることを知り、ウキウキしながら入学式に臨むが、思いもよらぬことが起こる。式場の教壇の前に、電車で出会った女子高生が立っていたのだ。ここで彼女が生徒会長だということを知る。剣人はこの事実を受け入れ、生徒会には関わらないようにすることを決心し、忘れることとした。
入学式も終わり解散となると、西園寺からいきなり声をかけられ、ある場所へと連れていかれる。そこは生徒会室だった。会いたくもない生徒会長と再会を果たしてしまうのだが、実は西園寺と従姉妹だという。その会長と二人三脚で生徒会を運営してきた副会長にも出会い、
「あなたの力を借りたいの。」
と、まさかの勧誘を受ける。最初はしつこい副会長から逃げ続けていたが、西園寺からの誘いもあり、役員選挙という試練を経て剣人は生徒会の庶務を担うこととなる。
生徒会、と言うよりも会長の活動目的は校則の改善。…と言えば聞こえはいいが、【スカート丈は膝の見えない長さにする】、【派手な下着を着用してはいけない】といったよく分からん校則にだけ目を付けている。これらは二年前に赴任してきたばかりの校長が制定したものらしく、最初こそ剣人は自分には関係のないことだと思っていたが、校則の中に【男女交際禁止】とあるのを見て他人事ではなくなり、協力するため立ち上がる。
これは様々な困難(会長が絡んでいるものが多い)に立ち向かいながら、西園寺との距離を縮めようと奮闘する、渡辺剣人による奇想天外恋愛物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:04:27
113813文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:26pt
自分の名前すらも忘れ、いつの間にか地獄へ落とされていた主人公。
その事実に呆然とするが、地獄から這い上がれば剣と魔法の世界に出られることを知る。
魔王を見ずに死んでたまるか!
魔王就職希望系主人公の異世界旅行記!!
最終更新:2021-09-09 18:43:02
11043文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
人類が宇宙進出できるほどに科学技術が発達した時代
日本軍に籍を置くミズホは、彼女専用のAI、カレンと共に地球へ帰途についていた。
順風満帆に人生を歩んできたミズホであったが、地球にたどり着く寸前のところで世界を揺るがす大きな事件に巻き込まれてしまう。
何とか地上に辿り着くも、ミズホが知っていた世界とは大きくかけ離れていた。
呆然自失してしまうも何とか立ち上がり、AIカレンと2人で危ない橋を渡っていく物語。
最終更新:2021-09-08 17:00:00
42176文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
契約することで得られる生涯のパートナー、リディ。 リディには竜族、魚族、鳥族等の様々な種族があり、才ある者はリディと共にご飯を食べ、眠り、生活を営む。
リディに憧れた女子マリーは来る日も来る日もリディと契約することを夢見ていたが、ある日契約に必要な魔力が足りないと分かり呆然としてしまう。しかし、そこで現れた妹至上主義の兄による一筋の光ーー。前例のない契約のリディと共に少女は世界を踏み締める。
これは、気がついたら契約していた1人の少女マリーと肉体維持の苦手なリディが織りな
す絆と愛の物語。
※3話くらいから物語が進みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:34:19
107336文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:48pt
作:秘翠 ミツキ
異世界[恋愛]
完結済
N1064HE
「傷のついた醜いお前はもう不要だ。妹の方は多少劣るが、傷物よりはマシだ」
婚約破棄を告げられ、仲が良いと思っていた妹には裏切られた侯爵令嬢のアリアは……
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
侯爵令嬢のアリアには妹がいる。妹のロザリーは明るく社交的で両親から昔から溺愛されていた。それに比べて姉のアリアは物静か過ぎてつまらないと両親はアリアに無関心だった。
そんなアリアだが、実は王太子エドワール自慢の婚約者であった。彼はアリアの美しい容姿がお気に入りらしく、
アリアを着飾らせていつも連れ歩く。「女は宝石と同じだ」彼はいつも得意げにそう語る。
そんなある晩、侯爵家の屋敷に何者かが侵入し、アリアの顔を斬りつける事件が起きる。それにより顔から首に掛けて傷が出来てしまった。
知らせを受け、エドワールは直様侯爵家へと駆けつけるが、アリアの傷を負った姿をみて、医師に尋ねた「傷痕は残るのか」と。医師は残念そうに頷く。
するとエドワールは興味をなくした様な顔になり、何も言わず帰って行った。
それから2ヶ月、エドワールは姿を現す事はなく見舞いにも来なかった。
そんな時舞踏会が開かれる事になり、アリアは久々に城へ行く事になったのだが。
エドワールの隣には何故か妹のロザリーの姿があり……「傷のついた醜いお前はもう不要だ。妹の方は多少劣るが、傷物よりはマシだ」
婚約破棄を告げられ、仲が良いと思っていた妹には裏切られアリアは戸惑い呆然とするしか出来ない。
だがそんな中、隣国の王太子クロヴィスが現れて……。
*この作品はアルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 15:35:47
16501文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:4970pt 評価ポイント:3970pt
作:キツネカレー
ハイファンタジー
完結済
N5223HB
レティシアは冒険者とダンジョンの街――迷宮都市ラグナデナンで冒険者稼業を営む神殿騎士である。
異界の住人であるデーモンをぶっ殺し、金品を持ち帰る。
そんな冒険者としてテンプレな毎日を過ごす彼女であったが、ダンジョンの最下層で高位のデーモンと遭遇したことで状況が一変する。
辛くも勝利したレティシアにデーモンが呪いをかけたのだ。
レベルドレイン。
この呪いによって彼女の戦闘能力は、そこら辺にいる並みの戦士以下までダウンしてしまった。
呆然とするレティシアの脳裏に、冒険者廃業や自己
破産という恐ろしい現実がちらつく。
もちろん司祭に解呪を依頼するが、答えは不可。もっと高レベルの司祭が必要だと返される。
レティシアは半ばキレながらも大きな決断をする。
目的地は古巣の宗教騎士団の本拠地にして、教皇庁が支配する教会都市レーレン。
神殿騎士としての全てのコネを使って盛大な解呪の儀式を開き、レベルドレインで失った力を全て取り戻すのだ。
当代最強の神殿騎士と呼ばれた剣の腕前を――
これはちょっとお人好しで、ちょっと欲望に忠実な神殿騎士による正義と信仰の旅路である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 19:43:30
141201文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:148pt
作:藍墨兄貴@リアクト
ハイファンタジー
完結済
N4786GX
その日、広告デザイナー・刈谷小鉄は、会社からクビを言い渡された。
半ば喧嘩別れのような形で自社ビルを出た小鉄の目の前には、見慣れたオフィス街ではなく、見たこともないような大草原が広がっていた。
大草原にポツンと建つ小さなビル。そのシュールな光景に呆然とする小鉄。その前に、恐竜のような怪物に追われる少女が現れる。
考える暇もなく助けに入り、なんとか怪物を撃退した小鉄は、少女から『英雄』と讃えられる。
その時から彼の運命の歯車は、世知辛い現実から音を立てて外れ、ギアを
チェンジするように別の歯車と共に回り始めるのだった。
これは、さえない一人のおっさんが、別世界で本当の英雄に登り詰める物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 01:22:24
39414文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:192pt
「アエラ、婚約破棄だ!!」
聖女アエラは予知夢の力で幸せになるはずだった。けれど、予想外の現実が起きてしまい、伯爵であるクレクス・ピピエンスから婚約破棄された。
呆然となるアエラの前に、妹のケティアが現れた。彼女が夢を見せていた事実が発覚する。絶望を味わい、彷徨うと錬金術師に助けられた。
その後、ある予知夢を視て自体は急変する。
この予知夢は本物だった――。
最終更新:2021-07-21 21:23:29
3232文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:604pt 評価ポイント:560pt
……さようなら、私の大嫌いな世界。
――翔(しょう)、幸せに生きてね。
高校1年生の夏休みが終わる頃、望月 結月(もちづき ゆづき)は高校の屋上から飛び降りた。
彼女が自殺したのはもちろん理由がある。それは創造神によって与えられた『相手の心の声が分かる』能力のせいだ。
彼女はその能力のせいで居場所も、大切な友人も失くし……挙げ句の果てには命も失くした。
――しかしそんな彼女のことを本気で愛した者がいる。彼の名は如月 翔(きさらぎ しょう)。幼馴染で、彼女の能力を知りながら
も交際していた。
しかし彼女は死んでしまう。生気を感じられない彼女を前に呆然とする翔。
今更後悔したところで意味はない。後悔しても決して過去には戻れないし結月にも会えない。
そんな翔の前に創造神が現れた。
「……もしそれが可能だったらどうする?」
これは、能力により日常が変わってしまった者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 20:16:55
213715文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:176pt 評価ポイント:116pt
「貴女は過去と未来どちらを選びますか?」
少し寒くなりつつある秋の出来事、石月冬華が通っている高校近辺に事件が起きていた。
街周辺に刃物を持った不審者が徘徊しているとのことで、支度を整え帰宅しようと急ぐ冬華。だが迂闊にも冬華は学校に忘れ物をしてしまい慌てて取りに戻ることになってしまった。そんな道先で謎の青年ニクロムと出会う。不思議なことを口にするニクロムに冬華は呆然とするがいつの間にか彼はその場から忽然と消えてしまっていた。訳が分からないまま冬華は学校に戻るが、そこ
で待ち受けていたのは先刻話に出てきた不審者の姿だった。襲いかかる不審者から逃げる途中、図書館から光が射し込む。そこには青白く光る一冊の本が棚に納めてあり中から栞が現れていた。光を浴び、気を失ってしまう冬華。目が覚めた先には見知らぬ世界が広がっていた。冬華が戸惑う中、寄る辺なき身に手を差し伸べたのは紋章樹黒葉管理局と名乗る組織。彼らに保護されるまではよかったが、気づけば世界の均衡を保つため行う婚礼儀式の花嫁になぜか選ばれてしまっていた。
これは架空現代世界の少女が、一つの本と一人の青年に出会うことから始まる物語。選択の先にある、異なる世界を見届けよ。
※商業、商用利用。無断転載。二次配布。自作発言はご遠慮ください。
(I refuse reproduction without permission decidedly / 무단 전재 단호히 거부 / 断然拒绝擅自转载 )
©無月
追記、ネタバレ回避したい人は番外編を各章読み終えた後にご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 22:45:21
275662文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:161pt 評価ポイント:61pt
伯爵子息サミュエルは侯爵令嬢ヴィヴィアンの婚約者だったが、デートもしてないのに他の子息に寝取られ、婚約を白紙とされ賠償金も支払われずに捨てられる。この婚約の必要性を理解しているサミュエルは事態の解決に乗り出す。 ※ 主人公に「 捨 て る ? 」というセリフを言わせることを目的とした作品です。過去「 捨 て る ? 」の作品との繋がりは決め台詞以外ありません。
最終更新:2021-06-23 15:59:15
11134文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:3456pt 評価ポイント:3142pt
弟の結婚式で出会った義妹の雪乃。彼女と話すうちに次第に意識が薄れていき気が付くと見知らぬ部屋に!?
壁に描かれた一つの言葉に呆然とする■■。
彼女の前に現れた雪乃そっくりの女性とともに一つの解を手にする。
『力とはそれすなわち道具』
用話使い方次第と開き直り次の人生ではうまくやると心に誓う■■。
これは■■のセカンドライフの物語。
最終更新:2021-06-22 21:47:27
13167文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「答えてくれ、これは本当に瀬名さんなのか?」
《いいえ。別人です》
――はい? 私は瀬名ですけど?
呆然としている間に、この状況を作り出した元凶は
さっさとこの世から退場してしまった。
そんな不穏な序章を乗り越え、何故か始まる異世界ファンタジーライフ。
新しい大地。広い森。賑やかな街は……ヒキコモリだからいいよね別に。
しかし青い小鳥(中身凶悪)は容赦なく瀬名を外に追い立て、
やがて知人もたくさん増えて、通りすがりに悪党を成敗したり、
問題児の訓練生を鍛えたり――。
…
…おかしい。なぜだ。
平和で平穏なスローライフを目指しているだけなのに…??
※SFのジャンルにて、同タイトル(site B)で追記・変更を加えながら連載しております。ラストはこちらと異なる展開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 22:34:17
1468084文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:5060pt 評価ポイント:2648pt
作:雉子鳥幸太郎
VRゲーム[SF]
連載
N9778GW
世界最大のVRMMOゲーム《オヴリビオン・ダスク》に君臨するNo.1プレイヤー猫屋敷。
長年に渡り一位の座をキープしてきたが、猫屋敷はあまりにも強くなりすぎてしまった。
そんな状況に、肉体的にも精神的にも疲れ果てた猫屋敷は、無意識に癒やしを求め、《オヴリビオン・ダスク》とは真逆の、畑を耕したり、物を作ったり、仲間と釣りや狩りを楽しみながら交流を深める、ほのぼのコミュニケーションゲーム『モフモフ・オンライン』をプレイしてみることにした。
ログインと同時に、猫屋敷はモッフモフ
なNPC達から手厚い歓迎を受ける。
しかし、自分を見るとなぜか人間のまま……というか、オヴリビオン・ダスクで使っていたメインキャラのまま⁉
「わ~、ともだちになろうよ~」
かわいらしいモフモフと肉球に囲まれ、流されるままゲームを進めようとする猫屋敷だったが、自分にはこういう世界は合わないと、ログアウトを試みる。だが、何度試しても、なぜかログアウトができない。途方に暮れていたその時――、全世界アナウンスが流れた。
〈モフモフ・オンラインをお楽しみの皆様、これよりこの世界はカオスモードへと移行します〉
呆然とする猫屋敷の前に、なぜかオヴリビオン・ダスクのラスボス、アビス・ロードが現れ――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 22:49:16
27609文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:372pt 評価ポイント:202pt
作:横島孝太郎
空想科学[SF]
完結済
N7106BW
五辻辰巳が怪物を消し飛ばした。
霧宮風葉は、その一部始終を呆然と見ていた。
なぜ、こうなったのか。
発端は、つい今朝方。風葉の髪が銀色になった上、犬耳まで生えていたが為に、全ては始まったのだ。
しかも異常事態はそれだけに留まらない。日常は薄墨色の向こうへ沈み、怪物が当然の如く出現し、果ては巨大なロボットが校舎を揺るがせる。
やがて明らかになるのは、日常の裏で繰り広げられていた戦いと、そこで蠢く権謀術数。
それらが渦巻く只中へ、風葉は否応なしに巻き込まれていく。
最終更新:2021-06-14 23:08:33
1065589文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:424pt 評価ポイント:160pt
───・・・
「今日から雇ってあげるよ、奥さん。」
ある日突然8年付き合った彼が他の人と結婚することを聞かされ、呆然とする佐倉あかりの前に現れたのは、人気俳優で実業家としても成功を収める早瀬柊真。
柊真はとある事情ですぐにでも結婚しなければならなくて…
傷ついたあかりに漬け込み柊真は結婚を迫る。
NOと言えない状況で始まる契約結婚。ふたりはお互いの事をプロフィールでしか知らない。
「あんたの3年間、俺が買う事にした。」
偽の結婚生活、3年後には離婚し自由と慰謝料を約束
すると話した柊真。突然の事に混乱するあかり。
本当の相手を少しずつ知り、ふたりの間に愛は芽生えるのか?はたまた契約通り3年後に離婚するのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 21:30:47
1901文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
──百鬼(なきり) 夜行(よるゆき)は、最強と呼ばれる不良である。
夕食の買い出しを終えて帰宅している途中、夜行は不可思議な現場を目撃する事になる。
その現場とは──魔法少女のような女の子が血だらけで倒れている、という現場だった。
しかも、女の子は夜行の知り合い。というか、同じクラスの鴇坂(ときさか) 雲雀(ひばり)だった。
一体何が──そう考える夜行の前に、雲雀を傷付けた男が現れる。
目撃者は消すと言って、魔法という不思議な力を使う男に対し、夜行は何故
か雲雀と共に男と戦い──その途中で、雲雀とキスをする事になる。
──その直後、防戦一方だったはずの雲雀が、たった一撃で男をぶっ飛ばした。
わけのわからない事の連続に、夜行は呆然とし──そんな夜行に向けて、雲雀は言った。
──あなたも魔法使いなんですか? と。
どうやら雲雀は、夜行がずっと隠してきた特別な力について、何か知っている様子だった。
決して交わるはずのない運命。
だが、その運命が交わった時──物語の歯車は大きく動き始める。
※ この作品には、多少の下ネタ描写が含まれます。苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 20:52:24
30764文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私、久松 咲江は名家の娘でした。
帝都有数の名家、久松家の娘です。それはもちろん勝ち組ですとも。妾の子というのが玉にキズですが、そりゃあ久松の娘ですから。多くの侍女にかしずかれながら、社交に勉学に優雅で満ち足りた生活を……なんて可能性が私にあったのかどうか。
実際はぜーんぜんでした。
母が亡くなるまではまだマシだったのですが、それ以降はまったくもって全然です。お父様は母の付属品である私などに興味などはさらっさらなのでした。その上で、同い年のお義姉さまに気に入られてしまい
まして。好きに遊んで壊してもいい玩具として、大事にされることになってしまいまして。
まぁ、なんでもいいのですけど。
全ては受け入れればいいのです。そういうものとして。ただ、受け入れて生きていけばいいのです。それが私が平穏に暮らすための唯一の在り方なのですから。
そんな生活を続けていたある日です。私に縁談がもたらされました。
発起人がお義姉さまということで良い予感しかなかったのですが、ともあれ私らしく受け入れて嫁ぐことになりました。
そして、見事に私らしさを発揮出来なくなったのでした。
訪れた未来の旦那さまのお屋敷です。その座敷間にいらっしゃるはずなのでした。旦那さまがいらっしゃって、初めての対面となるはずなのでした。
ところがどっこいです。
いませんでした。人間はいませんでした。代わりにです。いえ、代わりにもならないのですが、そこには茶色の毛玉がいました。
黒目をくりくりとさせた、愛嬌のあるその生き物はどうにもこうにもたぬきさんにしか見えず。
「こ、こんにちは」
そして、おずおずと挨拶をされてしまって。さすがにです。さすがににわかには受け入れられず、私は呆然とするしかないのでした。さてはて。これから私はどうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 08:10:08
52766文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:50pt
「ここ……どこ?」
普通の現代っ子(と本人は思っている)の綾乃は、気がついたら夜の森にいた。意味がわからず呆然としていると盗賊に襲われてしまう。そこで出会ったのは・・・・
綾乃は自分の進むべき路は何かを探しながら、大切なものを守るためにある重大な決断をし実行してしまう。その決断は、未来を変えてしまったと綾乃は思っているが、実は・・・・・
最終更新:2021-05-21 08:36:23
11679文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
「エイガ。悪いが、パーティを抜けてくれ。これは、リーファやユニとも話し合った結果だ」
「……なんだと?」
レオンの言葉を受けて、俺は耳を疑った。
「お前の実力では、もう俺たちに付いてこれないだろう。足手まといを守って戦うのは、もううんざりなんだ!」
「冗談だろ? 確かに、戦闘では俺は足手まといだ。しかし、俺の成長促進のスキルの強さはお前たちも知っているはずだ」
俺はそう反論する。
「その心配には及びません。わたくしたちのレベルは、もう十分に上がりました」
「……ん
。それに、今日手に入れた聖なる兜があれば、レオンさんの戦闘能力も上がる……」
魔道士リーファと僧侶ユニも、そう冷たい言葉を口にする。
あまりのことに、俺は呆然と3人の顔を見つめることしかできない。
3人の気持ちは変わらないようだ。
「分かっただろう? お前はもう用済みなんだ。……せめてもの餞別だ。退職金としてこれをくれてやる。それに、無事に魔王を討伐すれば、かつての仲間としてお前にも報奨金が出るだろうよ」
レオンがそう言って、袋を1つ渡してくる。
ずしりと重い。
金貨が何十枚と入っているようだ。
勇者パーティの活動資金全体からすれば、はした金だろう。
だが、一般人として生きるだけならば、悠々と生きていけるだけの金はありそうだ。
「ああ、そうかよ……。ありがたくもらっていくぜ。じゃあな……」
「ふん……」
俺とレオンたちは、たったそれだけのやりとりを最後のあいさつとして、別れた。
金はたくさんある。
だが、信じていた仲間から用済みとしてパーティを追放された俺は、胸にぽっかりと穴が空いてしまったかのような虚しさを覚えたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 07:18:15
4251文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:298pt
新人なろう作家が、訳も分からぬ異世界(なろう世界)の扉を開け、中に入ったはいいものの、よくわからず、呆然としています。先輩諸氏のアドバイスがいただければ幸いです。
最終更新:2021-04-29 19:47:17
1002文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:324pt 評価ポイント:296pt
勇者の娘にして、王国に嫁いできた亡国の姫セリナは、嫁ぎ先の第二王子ロックから過度の寵愛を受けていた。しかし相手は祖国を滅ぼした張本人。祖国の恨みを晴らすため、セリナは常に王子暗殺を狙う日々を過ごす。だけど計画はどんなに完璧でも失敗続き。なぜかロックからの溺愛も加速するばかりだ。
婚約式を前日に控えた夜。ラストチャンスとロックの寝室に乗り込んだセリナは、彼の死体を発見した。呆然とする中、セリナも何者かに殺されてしまう。だけど目覚めれば、時間は前日の夜に戻っていた。
「どうし
て他のやつに殺されていたの?」
魔法の修行に明け暮れ、初恋もまだのセリナには、苛立つ理由がわからない。自分の気持ちをハッキリさせるためにも、死に戻りしたセリナは事件の真相を探ることに。
【永遠の孤独(エターナルオーファン)】――永遠に死なない代わりに、誰からも愛されない。そんな魔法の死に戻り道具を中心に、さまざまな想いが交錯する。
魔王が倒された後の世界で紡がれる、活発すぎる体当たりお姫様と寂しい呪いと共に生きてきた王子様の初恋物語。
ラブコメベースで仕立ててあります。
R15は念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 08:45:45
88723文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:2914pt 評価ポイント:1948pt
作:七五三九十九
ハイファンタジー
連載
N3734GX
「パーティーを抜けてもらう」
そう、言われた瞬間頭が真っ白になってしまった。リーダーのあまりにも突然すぎる言葉に驚き、声も出なかった。呆然としながら他のメンバーを見るも誰もが無言で反対しない。
信頼してもらっていると思ってた。それが嘘だったこと、信じてもらえなかったことを知ってしまった。
許せない。怒りが湧き上がる。それでも言い返せず結局追い出されてしまった。
しかし、自分の能力には本来の使い方があって______
なんて話ではなく、追い出してしまった側の物語。
いわゆる勇者パーティーから追放してしまったんだがあいつが主人公だよな!?復讐されて死なないように好感度を上げよう物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 00:00:00
5377文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
検索結果:491 件