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検索結果:315 件
パトリック王子とマリー嬢、彼らは互いに恋をしていた。
しかし、パトリック王子には婚約者のレフィーリアがいた。
彼らは許されざる禁断の恋だとは知りつつも想い続けることをやめれないでいた。
しかし、そんな彼らを邪魔するレフィーリア。
彼女はマリーの存在を許すことができず、彼女に苛烈な嫌がらせをする。
そのことがパトリック王子の耳にも知れ渡り、彼女は婚約破棄を言い渡される。
また、彼女はこれまでの悪行により、実家も追い出されることとなった。
愛する婚約者と家族を失い、彼女は幼い頃
から姉妹のように育ってきたメイドのエミリアと国境近くの田舎にある古びた小さな屋敷に移り住むこととなった。
少ない荷物と共に、彼女は屋敷に入った。
ここに来るまでの間、彼女はほとんど無言であった。
婚約破棄を言い渡された時も、家から追い出された時も。
そんな彼女はエミリアと2人きりになったことを確認し、2人は互いに目を合わせた。
「もう、大丈夫なようね。」
「ええ。」
そういうと彼女たちはダムが決壊したかのように笑い転げ始めた。
「あはははははは!!まさかここまで上手くいくとは思っていませんでしたわ!」
「ふふふふ、全くです。」
そう、これらの茶番は全て彼女たちの計画だったのだ。
これで邪魔するものは何もない。
「つまり。」
「つまりは。」
「私たちのスローライフの始まりよ!!」
「楽しくやりましょう。」
「ええ。もちろんよ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 17:13:53
31071文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:134pt
黒く錆びたビー玉に逆さまな君の顔が透けて見えて、カラダの向こうのお山が揺らぐ
このままで終わりを迎えますかときいてみたら、君はペロリと舌を出して無言劇きめる
わたしたちのからだはいつまでたってもふたつの物体で、ためしに君の頬をつねってみたら、わたしの指がモロモロくずれて笑った
……
最終更新:2021-05-19 20:38:35
497文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
私は未来が信じられない。だから、今をどうしていいかわからない。
そんな私の前の席の無言の彼は、どんな未来を求めるのか。
どこに行けばいいかわからない少女と、まっすぐに走る少年の、恋にはまだ届かない、ちょっとした物語。
最終更新:2021-05-19 19:00:00
10131文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
声にコンプレックスを抱えていた吉崎琴音は、三年間の高校生活を無言で過ごすことを決めていた。
しかし──
「あんたには華がある。だから、あんたの青春、私にちょうだいよ」
事もあろうに、歌劇部の先輩に目をつけられて
強引に部活に勧誘されて……!?
※ノベルアップ+にも掲載中です
最終更新:2021-05-07 17:00:00
88876文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
「どうやら小説において、陰キャという存在がモテるらしい。ヤツらはシレッと学年1の美少女をオトしたり、時にハーレムすら作るほどに」
最近、そんな感じの小説タイトルを目にした主人公の正隆(まさたか)。
彼はさっそく「陰キャになってモテよう作戦」を実践することにした。
全ては、(本命の女の子から)モテるため!
とりあえず意思表明として、相談相手の親友に宣言をするのだった。
「今回は仰天するぜ……? なんと──俺は今から、【陰キャ】になる!」
「…………」
そんな一世一代の宣言を
無視して、読んでいる本を無言でペラリとめくる友人。
「ちょっと、お願いしますよ。話、聞いてくださいよ」
果たして彼の「陰キャモテ」は成功するのだろうか……?
※全然暗くありません。主人公に陰キャ要素もありません。和気あいあいとしたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 12:15:22
5857文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:940pt 評価ポイント:808pt
作:七五三九十九
ハイファンタジー
連載
N3734GX
「パーティーを抜けてもらう」
そう、言われた瞬間頭が真っ白になってしまった。リーダーのあまりにも突然すぎる言葉に驚き、声も出なかった。呆然としながら他のメンバーを見るも誰もが無言で反対しない。
信頼してもらっていると思ってた。それが嘘だったこと、信じてもらえなかったことを知ってしまった。
許せない。怒りが湧き上がる。それでも言い返せず結局追い出されてしまった。
しかし、自分の能力には本来の使い方があって______
なんて話ではなく、追い出してしまった側の物語。
いわゆる勇者パーティーから追放してしまったんだがあいつが主人公だよな!?復讐されて死なないように好感度を上げよう物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 00:00:00
5377文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:ヴァル・ハラ
VRゲーム[SF]
連載
N3312GW
VRMMORPG「Black Luna」というゲーム内のプレイヤーランキングで「傭兵」という二つ名をもつ少女は寡黙なソロハンターとして他ハンターから敬われていた。
しかし、実際のところは自分から話しかけられないし友達もいないコミュ障少女だった。
脳内であーだこーだと長考しても結局考えている間に会話が終わってしまう残念な娘。なんとかして、クランに誘われるためベクトルのおかしい努力を日々している。
最終更新:2021-03-27 16:45:43
5738文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
彼女との電話。
耳を澄ましてよく聞いて。
最終更新:2021-03-21 17:53:48
2094文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:280pt
借金まみれの小国、ウィンディーネ王国の王子サイラスは、自分を慕う妹のエステルと二人で傾いた王国の切り盛りをしていた。
ある日突然、エステルは超大国トロキアの第四皇子、シャルルから婚姻を申し込まれた。
「エステル。君を僕の妃にしてあげるよ」などとのたまったのだ。
望外の申し出に喜ぶどころか、お怒りの妹から無言の圧力を受けて、何とか無礼な皇子を追い返した彼の元に、今度は多数の魔物が襲来したとの報が届いた。
サイラスは自身が授かった神の祝福「風の加護」とエステルの「幸福の祝
典」を駆使して、魔物の迎撃と原因の調査に乗り出すが……
これは最愛の妹を守るために頑張る兄貴のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 12:00:00
20784文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:86pt
「おお!勇者よ!しんでしまうとはなさけない!!」
「・・・・・・・」
そういやゲームの主人公ってしゃべらないことが多いけど、どうやって生活していくのかな?
という疑問から考えた小説です。
チート能力やハーレム展開は無いうえに、声すら奪われた不憫な主人公の奮闘記をお楽しみください!
最終更新:2021-03-09 09:52:18
23037文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
父に無理強いされた剣道教室をさぼった泣き虫の少年と泣かない迷い犬との無言の交流を描く。
最終更新:2021-03-06 12:43:19
3361文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「まずは自慢の魚料理でもお召し上がりいただきましょう」
僕は我慢できない程の空腹を抱え、無言でうなずいた。口の中でさかんに唾液が分泌されているのがわかる。
F氏はそんな僕を見て満足そうに微笑んだ。
「では、いただきましょうか」
大富豪にして美食家のF氏に招かれた「僕」。
平凡な大学生である「僕」は、ひょんな事からF氏に気に入られ、たびたびその招きにあずかる事になった。
「僕」の生活を完全に変えてしまったF氏。最高の幸福の中で「僕」はF氏のために自分を磨こう
と決意する。
F氏の真意とは――。
期間限定公開、サイコホラーショートショートです。
(作:千楽亭 十九作)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 12:03:05
4031文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
無言電話の相手は誰でしょうね
最終更新:2021-02-11 13:22:59
5318文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:1103教室最後尾左端
ヒューマンドラマ
連載
N3529FX
「写真家ほど無責任な職業はないよ」
誰でもスマホで写真や動画が撮れる時代に、写真家には何ができるだろう。
読めばきっと写真が好きになる。青春群像劇。
〇あらすじ〇
CASE001【枢木雪枝篇】
高校二年生の赤坂シュンのもとに現れた絶対無言のクラスメイト・枢木雪枝。
写真家・ササキの作った怪しいチラシを頼って現れた彼女の依頼とは……?
CASE002【大槻こむぎ篇】
シュンのもとに依頼を持ってきたのは、クラスの人気者・大槻こむぎ。
ササキのチラシに誘われてやってきた彼
女の依頼は……『心霊写真』?!
CASE003【蓮見飛鳥篇】
今度の依頼人は学校有数の美少女・蓮見飛鳥。その正体はSNSで活躍する、男の娘インフルエンサーの「ASUMI」だった!! 一見シンプルな依頼を受けるも、事態は思わぬ展開に……
一話五分程度(2000~4000字程度)で読めますので、お目通しいただければ幸いです。
※評価・感想、是非お願いします!!※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 00:51:57
209595文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:111pt 評価ポイント:67pt
これが日常。みんな無言。でもそんな日常を私たちはぶっ壊す。
最終更新:2021-01-23 21:33:13
917文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
医師の尾高雄一には趣味があった。それは自分の嫌いな患者に対して深夜に無言電話をかけること。特に三宅という老人に対しては異常な嫌悪感を持っている尾高。その日も三宅に無言電話をかけていたのだが……。
最終更新:2021-01-15 18:00:00
12081文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:土佐屋 治兵衛
ローファンタジー
完結済
N7008FR
九州北部の田舎町A町
少年は死に
そして蘇生する
花言葉は、不死と不滅
少年は不滅の力を得た
そして、復讐を始める
国を巻き込んだ復讐を……
様々な謎を含む物語
何故、少年は死んだのか
何故、少年は復讐するのか
少年の存在を隠そうとする者達
異世界では不穏な動きが……
物語は何処へ行きつくのか
これは見棄てられた者たちの物語
これは見棄てた者たちの物語
女巨人アマランスは無言で動き出した時、物語が始まる
「ア
マランス」のリビルド作品
エブリスタで連載中(現在第2巻 挿絵付き)
原文は削除いたしました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 08:00:00
326817文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:65pt 評価ポイント:19pt
なぜ【0pt】が変化しない。なんでいつまでもその虚しい姿のままなのだ。
最終更新:2021-01-01 09:43:35
1628文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:430pt 評価ポイント:404pt
十代の少年少女5名の自殺を手伝った容疑で逮捕されたのは、子供の自殺防止に尽くす国家的任務を背負った「ゲートキーパー」の男だった。
子供たちを守るはずの手で、彼はなぜ子供たちの命を絶つに至ったのか。終始無言のまま迎えた公判の最終日、ついに男は口を開き、真実を語り始める──。
最終更新:2020-11-24 21:00:00
11710文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:558pt 評価ポイント:482pt
言葉が見つからない時は無言でいる。
最終更新:2020-09-11 14:13:12
264文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
幼い頃に結ばされた高位貴族である公爵家次男との縁談。自身こそが侯爵家継嗣であることの自負からか、学園最後の年、それも卒業パーティーで突き付けられた婚約破棄。結果として婚約解消となり、侯爵家の一人娘として婿探しを卒業後にデビューした社交界でする羽目に。しかしその半年後、煮え切らぬ態度の娘に業を煮やした父が、数多ある求婚者から三人を選び出し、伴侶を選ぶ権利を渡してきた。まだ婚約解消の気持ちの整理がつかない令嬢の心内を重点に物語は進みます。
最終更新:2020-09-04 16:51:27
8719文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:354pt 評価ポイント:300pt
※本編完結済み。現在、番外編・後日談を更新中。
自サイトからの、転載作品になります。
意地悪な師匠と、その下で魔法を学ぶ弟子のリザ。
師匠は無言詠唱できるほどの実力の持ち主にも関わらず、リザは簡単な魔法で手一杯。
鼻で笑われたり、馬鹿にされたり、虐められたり、助けたり、助けられたりしながら、頑張る弟子の物語。
基本ほのぼの甘々ラブコメファンタジー。
だけど、たまーにシリアス。
最終更新:2020-07-28 20:00:00
396557文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:1638pt 評価ポイント:514pt
あらすじ
勇者エルリークにより魔王ガルマバーンは倒され、その力は居城デスヘルデス城ごと封印された。
失った魔力を取り戻すため、魔王の下僕であるボーンは獲物獲得に日夜奔走。差し出された獲物に魔王は日々翻弄。
「ボーン。ワシで遊んどらん?」
「決してそんなことは魔王さま……——ッ」
「声も出さずに笑うクセやめんか。というか今なぜ笑う?」
さて、本日の獲物は——。
キャラクター
・魔王ガルマバーン
勇者エルドレッド・エルリークにより倒された魔王。魔力を失い、デス
ヘルデス城で封印生活中。
ツノあり怖い顔の緑色おじさん。
・ボーン・ザ・ボーン
通称旋風の四本腕。
魔王の片腕的存在。魔王復活のため獲物獲得に奔走する四本腕のスカルソルジャー。
笑う時は無言のクセあり。
・勇者エルドレッド・エルリーク
容姿端麗、眉目秀麗の青年。
魔力、剣技共に最上級の勇者。非の打ちどころなき男。だが歴代最強の勇者という肩書が重く、魔王城で息抜き。
……and more!
————————————————
更新不定期。
一話完結のコメディです。作者の息抜き小説。
こういうショートなギャグ系が書きたかったー。
何も考えずお楽しみください。何かを考えても何も出てきません。
※同時掲載
小説家になろう、ノベルアップ、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 14:00:00
17341文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
消せない嫌悪、絶えない争い。
最終更新:2020-06-07 20:23:26
368文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこにでもいて、特別な何かがあった訳でも無い筈の自分。いつも通りの朝を迎えようと、その身を起こそうとすると、それは見知らぬ赤ん坊のものだった。しかも、よく考えると記憶の中から「自分の情報」だけがスッポリ抜けていた。もう訳がわからない。
特に俺tueeとかする訳でも無く、強くなって、仲間を集めて、世界の危機を救う羽目になる、王道ファンタジー小説です。
*申し訳ありませんが、初心者故にミスが多く、無言で加筆修正を行う場合があります。
ご了承下さい。
最終更新:2020-05-29 22:31:28
335153文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
退屈な日々に変化を求めて髪を切った主人公「椎名実(しいなみのる)」。
次の日、教室に入ると皆(友達以外)無言だった、、、が、担任の到着後しばらくして空気が変わりはじめ、驚愕の事実を知ることになるーーー(第一話)
異世界で起こる男子高での物語。
椎名実は愛されているDK(男子高校生)だった。髪を切っただけで大騒ぎになるほどに。
彼を巡った大規模な争奪戦が始まる。
最終更新:2020-05-28 15:24:23
3187文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
異国の地で留学中だった王女アーテリアは、国王である父の訃報を受け急遽帰国した。だが、父の後を継ぐ筈の王子である兄が姿を消していた。呆然とするアーテリアの前に、王宮の臣下達は無言の圧力をアーテリアにかける。父の後を継げる血筋は、もうアーテリアを置いて他に居なかった。
この作品は「カクヨム」でも掲載しています。
最終更新:2020-04-30 23:08:12
158625文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:70pt
作:MAKS⁉︎
現実世界[恋愛]
短編
N0087GD
ある高校生男子に好きな子ができた。そこからその子と目が合うまでの話。
本当にたったそれだけで申し訳ありません。
最終更新:2020-04-01 02:51:54
2363文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:未紗 夜村
現実世界[恋愛]
完結済
N4220DB
【本編完結・続編完結・続々編ネバーエンド】
男と少女は、自分たちの住んでいるアパートの屋上で、たったひとつしかないベンチに肩を並べて腰掛けながら、ひたすら無言で食事を採る。
互いの存在を知ってはいても、互いの名前すら知らない。春も、夏も、秋も、冬も、男と少女は、男と少女のままだった。
だが。やがて、二度目の春が訪れる頃。少女がふと漏らしてしまった何気ない独り言が、二人の関係に確かな変化をもたらしていくこととなる。
一年の時を経て、『男と少女』は、『琥太郎と詩乃梨
』となった。
そして、更なる変革の果てに待ち受ける何かへと、二人は自らの意思で歩み出す。
主人公は、琥太郎だ。けれど、本当の主人公は――きっと、詩乃梨なのだろう。
◆◇◆◇◆
※1 ★印の所の日記の断片は、探せばちゃんとどこかに有るよ。えろい人は頑張って見つけてね。
※2 このおはなしは、ひとまず完結済です。ひとまずなので、この後もふつーに琥太郎くんと詩乃梨ちゃんは物語を紡いでゆくのだけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 20:39:21
777697文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:1798pt 評価ポイント:380pt
作:惨劇の翼(厨二)
ハイファンタジー
連載
N1923EK
とても健全な高校生 江ケ崎 愁弥(えがさき しゅうや)は、同じ事を繰り返す日常という名の無限ループに飽きていた。
そんな彼は勇者の一人として異世界に!?
置いていかれたようだけど………
でも、そんなことは気にしない。
する事はただ一つ!最大限に楽しむ事だ!
題名の割には全く詰まない主人公最強ものです。
?が付いてるキーワードは後々そうしていくつもりのものです。出来るかは分かりませんけど…
無言で修正することが多々あります。ご了承ください。
現在活動休止中です。
次の更
新までしばしお待ちください。
(ブックマークを付けると更新が分かりやすくなりますよ。ボソッ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 01:04:36
187860文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:250pt 評価ポイント:66pt
五年前にあった出来事を、後悔していた。
社会人の舞は、五年前の出来事を後悔したまま日々を過ごしていた。
そこに、年賀状が届く。
『もし、まだ貴女に彼氏が居ないなら、あの日のホームで待ってて下さい。』
舞は、終電の駅で待つ。
芸能人になった、相手を。
からかわれているのかもしれない。
そう思う気持ちは止められない。
でも、どうしても謝りたい。
透君に会いたい。
寒空の中、彼女は終電で待つ。
彼が来るのをただひたすら。
沢山の後悔を抱えて。
一般人の舞の一人称で進む
、芸能人の透とのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 19:22:26
9728文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
マンガ喫茶で働くましろの目の前にどんな命令も下せる不思議な力をもった少女が現れます。
元仮面ライダーで今はアルコール中毒と時々薬物摂取の麟太郎 ましろとしか話さないレイモンド ラーメン屋の店主が夢の女子高生のギャル子 コスプレが趣味の県知事の娘 女性と話せない選択無言症のクラッカー少年たちが先の見えない砂の階段を上る物語。
最終更新:2019-12-06 21:10:38
6789文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:もりした透湖
異世界[恋愛]
完結済
N1948FV
夢を追いかけてイラストレーターになったはずだった。嫁と共に一度は同じ夢を楽しく語り合った。だが嫁は早々と現実を見つめ、オレに無言のプレッシャーをかけているような気がしてならなかった。
ある日、奇妙な占い師に「日が暮れぬうちに帰れ」と言われ・・・オレはその忠告を守らなかった。
そして・・・なんか魔界に異世界転移してしまったようなのだ!
こうしちゃおれん! ・・・オレはクズ男だけど! 早く、嫁の居る我が家に帰りたいんじゃ~~~~!!
最終更新:2019-12-06 00:08:18
42628文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、異変が起こらないから解決出来ない〜と博麗神社で暇していた霊夢と魔理沙。その日常は突然崩れる事になる。
完全に勢いに任せて書いてます。多少の語弊は当たり前だと思って下さいw
R-15は一応チェックを付けておきましたが、人が死ぬ描写だけなので、流血とかは一切表現してません。一応の為の保険です。また、これが初投稿になるので、誤字脱字の報告、感想、レビュー大歓迎です。二次創作なので苦手な方は無言でブラウザバックどうぞ。それでも良いという方は是非楽しんで頂ければ幸いです
最終更新:2019-11-13 17:23:11
25218文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
高校生のユウキはSHRの直後光に包まれ、気がつくとどこか深い森の木の洞で目覚めた。
森の探索中に醜悪な生き物に襲われ、命からがら逃げ出すも限界を迎えた彼を救ったのは2人の男女。
魔王のような風貌の首輪を嵌めた男と、蜘蛛の仮面を付けた女だった。
これは異世界に飛ばされた少年が、世界各地に散らばる転移者の痕跡を追っていく物語。
ユウキ同様に異世界に飛ばされた友人たちの残した記録を探して、異世界の地でユウキの旅は始まった。
最終更新:2019-10-27 09:00:00
39463文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
あてもなくぶらりぶらりと闊歩していると
むこうからあいつがやってきた
黒いシルクハットに手をあてて
無言でわたしの横をとおりすぎた
……
最終更新:2019-10-19 15:32:27
324文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
ピンクのドラゴンのリリアンは、すてきな恋愛に憧れる女の子。
雄ドラゴン達の力自慢の求愛行動にうんざりし、気晴らしに人間界に飛来する。
うきうき気分で飛んでいたリリアンは、訪れたエルモア領で事故り、そこの姫を殺してしまう。
リリアンは大慌てだ。
このままでは大好きな人間界への出入りを永久に禁じられてしまう。
困り果てたリリアンは、目撃者が皆気絶しているのをいい事に、殺した姫への成りすましを決意する。
自分と同名のそのリリアン姫が、「地獄のかっこう姫」と恐れられるデブ、ブス、
極悪非道の三拍子そろった呪われた存在だったとも気づかずに・・・・・
悪魔のリリアン姫は、花嫁候補さがしをする王子一行を騙くらかそうと、領民達には姫の美徳をたたえる歌を無理矢理歌わせた。街のあちこちには姫の美しい似顔絵を貼りだした。逆らうものは死刑。もちろん絵も歌も嘘八百もいいところである・・・・・ひでぇ。
そんなこととは露知らず、原型をとどめないリリアン姫の遺骸を前に途方にくれたリリアンは、その1000%に美化されたいじわる姫の容姿と言動を、真実と誤解したまま、忠実にコピーして人間化してしまった。
かくしてスーパー美少女令嬢リリアンが誕生した。新生リリアン姫はドラゴンパワーでエルモア領の難題を片付けていく。家族は喜び、家来はわきたち、領民たちはおどりあがった。
・・・・・みんな、どこかおかしいとは気づいている。
でも、いいじゃないか。地獄のカバ姫が天使に変わったのだ。俺達はなにも知らん。見てない。
そして彼らは、したたかにも互いに無言で頷き合うのだった。
秘密は死守だ。俺達の平和な明日のために。
そして、ついに人間に化けたリリアンは、お忍びの三王子たちの心まで射止めることになる。
でも求婚は困る。
だって、二年間の変身期間が過ぎたら、この国から逃げだすつもりだから。
だけど、すてきで優しい王子達、その他もろもろの求愛に心はときめく。
心の中で二本の尻尾をくねらせ、思い悩むリリアン。
どうなる!?この恋!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 19:28:34
27977文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:574pt 評価ポイント:250pt
俺、リスト・バノンは「お前の席ねーから」と言われパーティーを追放された。パーティーメンバーを庇って重傷を負い、戻って来たときにその言葉を投げかけられた。
途方にくれながら自宅に帰ると、幼女が家の前に立っていた。
なぜここにいるのか尋ねると、無言で手紙を渡される。差出人は師匠からだった。
この幼女は、聖女の力を持った特別な子で、名はミリアという。詳しい事情は話せないが、しばらく預かってくれという内容だった。
昔世話になった師匠の頼みだし、預かることにした。
ある日、ミリアを
狙ってる黒い鎧の集団が家に押しかけてくる。
俺は彼女を守ろうとするが、心臓を剣で貫かれ、致命傷を負う。
死が刻々と迫る中、ミリアが呪文を唱えた。
すると、胸の傷が完治。
さらに身体能力が大幅に向上し、とてつもない力を手に入れる。
その力を使い、俺は黒い鎧の集団をあっと言う間に撃退した。
ミリアに事情を聞くと、【守護騎士任命】という、聖女を守るための守護騎士を任命するという儀式を行なったらしい。
任命されたものは【超回復】や【超人化】など、複数の強力なスキルを得られる代わりに、聖女からは一定距離以上離れられなくなり、さらに、聖女が死んでしまったら自分も死ぬようになる。
俺は守護騎士として、ミリアを守り続けると心に誓った。
※日間ハイファンタジー1位 総合日間2位になりました! 読者の皆様ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 11:00:00
66454文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:10787pt 評価ポイント:4377pt
オークを憎み、オークを滅する少女はかつて女騎士だった…………。
最終更新:2019-09-14 23:29:05
1425文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:70pt
「まあ、とりあえず今日のところは名前と、そうだな。職業くらいの初期登録は済ませておこうか」
僕は自身の名前を切りの良さから一文字『K』と入力した。
さて、職業だ。
順当に勘案すれば、自営業か農家あたりか?本当のところそれは両親であり、僕ではない。嘘に当たるか。
「なあ、こんなのどうだろう?勇者」
「なぜだ?」
「小さい時憧れていた職業だからだ」
「…ふむ。案外ありかもな。そもそも婚活アプリで職業欄に勇者と明記するのは相当な阿呆だろう。だが逆に、そんな阿呆もするにはそれ相
応の覚悟、勇気もいる。ケイは『今から』勇者という嘘を、真実にすべき努力をしていくのだな?」
僕は無言で頷いた。
僕は婚活アプリがきっかけで、勇者としての道を歩み出したのだ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ーー我々が異世界となる別世界。
バイカル王国とエーゲ帝国は隣国同士であるが、戦争のくすぶりを徐々に見せつつある。
バイカル王国出身の伝説の勇者ケイ(凡人)は少女ゼウスからふとした感じで奇怪(スマートフォン)を授かり、電話一本でどんな召喚も可能な、いわゆる召喚チートと化す。
両国の戦争をくい止めるため伝説の勇者ケイは、バイカル王国とエーゲ帝国を結ぶ焔のダンジョンへと足を踏み入れるのだが…………。
焔のダンジョン地下1階は享楽の地下カジノ編であった。次の地下2階は果たして?!
※ブックマーク、評価、お待ちしております。
※毎日更新中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 23:23:12
62819文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:8pt
夏の終わり、昼前、コンビニに行こうと外に出て、まだ暑い太陽の下でふらふらだらだらと半袖半ズボンで「あぢいぃ〜」と大きめの声で独り言を言いながら歩き、ふと見つけた蝉の死骸をつついたら僅かに動いて驚いて尻餅をつき、蝉に「この詐欺野郎!」と罵倒を浴びせる変な男、山田二郎は小中学校時代の同級生である背が小さくときに優しく毒づく変な女、海野花子に中学卒業以来二年少しぶりに再開する。
そしてそこから、猫の集会に突如飛びついたり、突如四葉のクローバーを探したり、盆踊りに行ったり、川で舟に乗
ったり、星空を進んだり、変な二人の長い一日が始まる。夏の終わりの変な二人の話。
【ここからは本編から抜粋】
コンビニを出て近くの公園のベンチに座りガリガリ君を二人で食べる。山田は「うんめうんめ」と連呼しながら、花子は無言で静かに食べていく。
えらくむさぼりついて食べていた山田が、半分くらい食べたところで「クソッ!ハズレやんけ!クソが!世の中クソが!」と言うのを聞いて花子は少し微笑みながら「もう半分食べたん?早いなあ」と言った。
結局花子もハズレでそれを見て山田は「ふははははあああ!!間抜けが!!ざまあ!!」と言い、それに対し花子は「目潰すよ」とまた優しく毒づいた。
ガリガリ君を食べ終えた山田が「そういえば俺の名字と海野の下の名前合わせたら『山田花子』なるぞ!」と突如言い出したのに対し、花子は「それがどうしてん」と冷たくあしらった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 20:47:09
16624文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「隣町の花火を見るのにいい場所があるんだ」
そんな言葉から始まった、夕涼み会。
待ち合わせ場所に行ってみれば、いたのはメンバーのうち一人だけ。
しかも一番苦手な、無口でなにを考えているのかわからない先輩だった。
慣れない浴衣に慣れない山道。
うっかり躓いたら、先輩に無言で抱えられて――――
連載中の【鬼灯町の百鬼夜行】番外篇!
最終更新:2019-08-16 18:00:00
4258文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
灰色の雲に覆われた草原の国、コフィン。
天空を舞う竜をあがめる王国に、ある日『神』と呼ばれる巨大な生き物をともなった軍勢が侵攻して来た。
不可思議な武器を持つ女剣士、異形を体内に飼う勇者、無言の兵士達。
圧倒的兵力で王国を屈服させた彼らの目的は、コフィンの人々の想像を絶するほどの邪悪さに満ちたものだった。
人外の力で国を滅ぼさんとする者達に、生き残ったコフィンの英雄達が立ち向かう。
かつて魔王と呼ばれた男の魔術をめぐる、戦記ファンタジー。
* 2018年6月08日:棺の魔王
0部分を「魔王の処刑人」としてヒーロー文庫から書籍化しました
* 2016年3月30日:ヒーロー文庫から書籍化しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 15:09:52
833081文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:24654pt 評価ポイント:4546pt
シェアハウス『アウトライアングル』
ここには今、三人の人が住んでいる。
木戸海斗(28)
趣味はマジックとサプライズ。
度々同居人を驚かしては遊んでいる。
マジックの完成度は非常に高い。
東郷十三(33)
ぶっきらぼうで部屋は殺風景。
後ろから声を掛けられる度に鋭い視線を向けられるが、無言でやるべきことをこなす仕事人タイプ。
刑部礼人(30)
趣味は筋トレ、武道、二時間ドラマ。
かなり生真面目でルールに厳格。同時に人の為にあろうとする美徳も持って
いる。
こんな三人の男達の日常を描くシェアハウスゆるふわドラマである。
『嘘だ。』
本当のプロフィールを見て今のは全部嘘だと気付く。
なろうラジオ大賞応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 21:58:29
1000文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:末廣刈 冨士一
ヒューマンドラマ
連載
N5497FN
異世界の交易都市に、とある『義肢装具士』が住み着いた。
義肢と装具。それは四肢の欠損や身体機能の損失を補うための器具であり、義肢装具士とはそれら義肢や装具を造る職人のこと。
その義肢装具士は義肢は勿論、武具や魔道具、薬品など、あらゆる物を造り出す。そして戦えば強い。無類と言っていい程に。
それに……魔物被害で苦しむ異世界の住人にとって、義肢や装具やそれを造る職人は、最後の希望と言ってもいいはずだ。であるのに。
無視出来ぬ存在感を放ちながら正体不明である彼は、いつしか『
死神』と呼ばれ忌み嫌われるようになってしまった。
こうして、『彼を拒絶する街の人々』と、死神こと『訳あり義肢装具士』の運命は混ざりあって渦を巻く。
それでも彼は『義肢装具士』で在る事を辞めない。彼は抗い続けるだけだ。異世界という名の化け物に。
だが、そうやって抗う内に、本人も期せずして少しずつだが増えてもいった。
何処までも正体不明な彼を、それでも理解しようとする者達が。信じようとする者達が。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 18:00:00
97681文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:44pt
AもBも、どっちもありきたりな話になって微妙になった気がする_(:3」∠)_
最終更新:2019-04-28 23:00:00
1299文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1年のほとんどを雪が覆う街。
そこには1人の殺し屋と1匹の獣がいた。
声を失った無言の殺し屋、トモ。
鳴くことを恐れた無口の獣、ユキ。
1人と1匹は今日も白い街に生きる。
罪人たちの最果ては白く塗り潰され、今日もまた1つの赤い花が咲く。
最終更新:2019-04-28 14:16:27
115872文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:22pt
作:watausagi
現実世界[恋愛]
短編
N7718FK
「あっ……」
滅多に聞かない「驚き」の感情が入り混じった娘の声が聞こえた。
「髪が……変」
言われてみてみると、なるほど金に染められた髪が時間を経て色が落ち、黒と混ざってストライプめいている。
だけどそれでいいんじゃないか? 小学生は大体髪なんて染めないだろうし。
「これ……ママが……わたしにしてくれたもの……これだけは、してくれた」
死んだ人間を持ち出してくるのはずるいし、なんというかそのセリフには複雑な気持ちになる。俺はそのモヤモヤを飲み込みながらいつもお世話
になってる会社の先輩に相談してみた。
「何、あんたの彼女の髪の話私はされてんの?」
「彼女なんていませんよ……娘です。例の」
「んー……ああなるほどね。それでオシャレかつ心が優しいかつ話の早い私に相談してきたってわけね」
さすが、話が早い。
仕事が終わった後に付き合ってもらった。
「こんなのとかいいけどね。泡だからムラなく染められるし、多分娘さんの髪ってトーン高めだよね。トリートメントしてる? しなきゃダメだからね。このタイプだったら問題ないけど」
髪の話だけでなく私生活までアドバイスをもらって、俺は反省しながら家に着いた。出迎えてくれたのは心なしかいつもより何かを欲した眼差しを向けてくる無言の娘。
俺はバスルームにまで連れて行き、早速髪を染めてやる事にした。
痛いから、目は開けるなよと言って。
次に鏡見た時、娘は驚きのあまり声が出なかった(まあいつも無口といえば無口だが)。
「く……く……くろい」
そう、俺がしたのは染め落とし。
「これ……ちゃんと……元に戻る?」
「いや、黒のままだ」
「な……」
なんでと、口がパクパク開いている。俺はその様子に心を痛めながらも、先輩な話を思い出していた。
『まあ結局髪染めなんてしない方がいいんだけどねー。当たり前じゃん。そりゃあダメージあるよ」
俺は先輩の選んでくれた染め落としを使った。髪の色をダメージなく落とすのも本来なら難しいらしいが、流石先輩も出来る女性という事なのだろう。
「俺は黒が好きだ!」
そんな事を抱き締めながら言う俺は、多分出来る男とは程遠いのだろうけど。
「それじゃあ……だめか?」
呆気にとられる娘だったが、そんな俺を気遣うように優しく微笑みながら頷いた娘は、きっと良い女性になってくれるに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 05:57:26
6199文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
会話について 書いてみました
最終更新:2019-04-06 17:45:31
205文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:who you
現実世界[恋愛]
短編
N6342FK
無言の街に砂嵐まじりのニュースが流れる。
少年は虚ろな目で世界を流し読みした。彼はそして携帯電話を手に取る...
最終更新:2019-04-04 21:22:30
1648文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:315 件