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検索結果:52 件
ロシア帝国がシベリアに残存し、日英同盟が存続された世界を中短編の連作で描く仮想戦記
史実よりもバブリーな日本と引き篭もりなアメリカが世界を狂わせる。
九六式榴弾砲搭載自走砲が唸りを上げ、マーリン搭載三式戦が空を駆け、松型駆逐艦が海を埋め尽くす……陰でタービンライトがこっそりと敵機を照らし、密かに航空巡洋艦が量産される。
基本、毎週土曜日0時に更新中
登場兵器他の詳細設定は筆者HP「茨城駐屯地・改」
http://rockwood.web.fc2.com/index.ht
ml
にて公開中
すべての戦争の、すべての戦死者に捧ぐ。どうか、どうか汝らの魂に安らぎだけがあらんことを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 00:00:00
3718340文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:6449pt 評価ポイント:2067pt
作:御味 九図男
ハイファンタジー
連載
N9738FN
ーーその日大きな戦いがあった
魔族と人間の運命を掛けた戦いだった
数で圧倒する人間と一体一体が強力な魔族
大勢が死んだ、魔族も人間も同じく死んだ
戦死者を数えれば、確実に人間の惨敗だ。
貴族は撤退し、囮の騎士団だけが残される
誇りのために殺し、殺される
そして…
人間と魔族の死体の山で騎士が一人、生き残った
ーーーーーーーーーー
騎士が戦争の結果を報告するために狂姫と呼ばれるお姫様と遠征先から王国へ帰還する旅の物語です。
道中で騎士は信頼できる仲間と出会い
信
頼はいつか愛へと変わる物語です。
わかりやすくまとめると割とまともな騎士が頭のおかしい姫と旅する物語。
※人によっては胸糞の悪い話や気分が悪くなる話がありますがご理解下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 08:00:00
338254文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:390pt 評価ポイント:180pt
俺の名は。〝天音アスト〟
現在はアルキオネの艦長を務めている。
あまり目立ちたくない性格のおかげか、参加した戦場から全てひっそりと無事に生還している。
未だ人類は、謎の宇宙怪獣を相手に防衛を強いる日々を送っているが、俺はなるべく目立たないように立ち回る事で何とか生きながらえてきたのだが……
次々に配属されるクルー達が有能すぎて、俺の戦艦はいつしか不沈艦と呼ばれるようになり、目立つようになってしまう。
美少女達クルーたちは何故か俺が凄い艦長だと思ってるみたいで……度々ちょっかい
かけてくるんだが……
えっと……もしかしてまた活躍しちゃってる? 頼むからお前ら、そんなに頑張んないでくれ……
【あらすじ】
人類が宇宙に進出して幾数年が経過した遥か未来の地球。宇宙への希望を見出した人類は手を取り合い、平和に暮らしていた。
北暦108年、突如地球圏に襲来した謎の宇宙怪獣『|ENIM《エニム》』によって、宇宙コロニーを襲撃された。多大な犠牲を伴い、人類は辛くもその脅威を排除することに成功した。この敵に対応するため、人類は宇宙連合軍を創設。
北暦111年、宇宙連合軍は「太陽系全宙域防衛戦線」に基づき宇宙連合艦隊を引き連れて第2の地球としてケプラーを建造。ケプラーを中心に対ENIM侵攻阻止防衛ラインを強化した。
北暦179年、ENIMとの交戦が激化する中、1体のENIMを生きたまま捕縛することに成功する。生体データから人型兵器|Drive Doll《ドライヴドール》を開発。今まで宇宙艦隊での戦闘のみだった人類は、その圧倒的な性能により次々と数多くのENIMを撃墜し、ここから人類は反撃の糸口を見つけたかのように思えた。
そして現在、西暦290年、宇宙連合軍はDrive Dollを運用してもなお、戦死者は後を絶たなかった
どのような新機体、新造艦であっても無限に現れるENIMの脅威は変わらない。生還率はどんなに大きく見積もっても60%だ。
そんな中、天音アスト艦長率いるアルテミス級 DD専用強襲揚陸艦 5番艦 アルキオネは、今や旧式と言ってもいいのにも関わらず。この23年間沈むことなく帰還している。
彼の噂を聞いた者たちは、臆病者や卑怯者と呼ぶ者も居れば、英雄と呼ぶ者もいるが果たして――
これは、目立ちたくないおっさん艦長と彼を取り巻く美少女エリートクルー達のSFラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:26:19
99662文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:3490pt 評価ポイント:1422pt
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り
始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
36261文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
傭兵団》
魑魅魍魎が跋扈する戦場を駆ける事を生業とする
蛮族であり
戦争屋であり
使い捨てでもある。
近年、数多の傭兵団が群雄割拠する時代に度々話題に上がる有名な《傭兵団》があった。
ー曰く、駆けた戦場ただの一つも敗北を知らず。
ー曰く、二つ名持ちのみで構成された《傭兵団》である。
ー曰く、たったの1人も戦死者を出さず勝利を収めている。
ー曰く、やる気ださず命散らさずをモットーに掲げる男が頭。
これはそんな意味不明な男、ユーグが歴史に刻んだ足跡を辿る物語。
最終更新:2024-05-01 21:37:14
4459文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人歴1920年。多くの人々は日々の喧騒に揉まれて、七年前の“茨の女王”戦争が残した爪痕さえ忘れ去っていた。
ニンゲンがエルフに与えた打撃を。焦土と化したエルフの森を。ニンゲン側の優勢に色めき立っていた高揚感を。そして、生前親しかったはずの戦死者の顔すら、時は無常に奪い去っていった。
そんな、人々の記憶から戦争が抜け落ちようとしている時節に彼らは現れた。
特待生としてアイゼンベルク魔法学校に招かれた三人の少年少女たちは、心に秘めたる目的のために各々邁進し続ける。一人は復讐
のために。一人は治療のために。一人は託された思いのために。
彼らの道は交わりながら時に離れ、鮮やかな青春模様を描いていく。
どうか彼らの前途に幸多からんことを。立ちはだかる壁を乗り越えんことを。
彼らの道行きを、幸福を阻むものがいるのなら。きっと■■■■が断罪することだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:58:45
72452文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
大きな戦を何とか生き延びた農民のランドルフは、多くの戦死者が転がる戦場で生き残りを発見する。
その生き残りは着ているものから貴族の少年である事が容易に分かった。
少し考えた後、彼は少年を助けることにした。
最終更新:2024-02-02 18:18:21
17523文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:266pt 評価ポイント:226pt
太宰治、中原中也、石川啄木をセットにすると……
「俺様ダンジョン突撃配信中、ハーレムの予感」の作者、唯今旦(ただいまのぼる)は、ライトノベル転生パターンあるあるランキング1位に輝く『交通事故』で死亡した。
どうせなら異世界に転生したいという淡い期待を裏切り、戦乙女ヴァルキリーならぬ、マッチョな編集者たちに連行されて戦死者の館とはほど遠い、缶詰の館「ヴァルハラ荘」に連行された。
この館から脱出する道はただひとつ、自身の傑作を書き上げること……。
ラノベ作家である唯
今旦は文豪たちとともに無事、傑作を書き上げ天国にいくことができるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 21:47:06
9643文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
戦死者が増えれば、遺族への補償(支払い)も増える。
勝っても負けても国家経済は破綻する。
戦争がVR主流となった時代の話。
最終更新:2023-11-12 14:43:35
7334文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ボートに乗った渡し守の夢を見て起きたら帰還命令が発令されたので、主人公の自分達は殺しと略奪と人肉を食べながら母国に帰る事になり、奇妙な男のミダスと出会い同行する事になった。
結婚した翌日に出兵した自分は、人を殺して食べる事に歓びを感じるようになっていた。
ミダスと同行するようになって、夢か幻覚か現実かわからないミダスの異母兄弟や知り合いが見えるようになり、夢で見た渡し守に1オボロスの銅貨を口移しで渡せばボートに乗れる事をなんの脈略もなく唐突に知る。
血塗れ鎧の美男は、
病死者より戦死者の人数を多くしないと地球は滅びると言うし。
キラキラナルシストホモ美男は、略奪最終日に自分へと死の予言する。
死の予言を素直に受け入れ母国を進む自分は、自宅前にたどり着くと妻が幼馴染みと、自宅内で愛し合っていたので外で待つことになり、体調不良に陥って目を閉じたのが人生最後だった。
邪魔な自分を埋める穴を掘る幼馴染みと妻。自分の前に訪れた渡し守に渡す1オボロスの銅貨がないので乗船を断り、自分はミダスのスワローテールを掴み、徒歩で河を渡り裁判所を目指す。そして遠い遠い祖父のミダスと遠い遠い祖母の冥王の妃に「ただいま」と言おうと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 06:00:02
6661文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
異常気象の頻発するニホン国では、アスファルトがとけ、線路がまがるという事態に。破損したインフラの整備もできず、盆休みの帰省もままならなくなったため、ついに政府主催で国立競技場で合同法要を行うことになったのだが…
最終更新:2023-08-16 21:47:24
3600文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:琥珀 大和
ハイファンタジー
完結済
N6358IH
世の理というものは時代とともに変貌を遂げる。
そこかしこで起こる戦争。
他国を圧倒するための武力を保有し、軍事費に国家予算の半分以上を割り当てる。
そんな国々ばかりの時代はある時を境に変遷した。
天文学的な戦死者数による人口の大幅な減少、戦禍による経済の破綻、そして同時に起こる産業や文化の衰退は各国に破滅しかもたらせない。
また、人種ごとに持つ優れた技能においても狭い領土内でしか広がらず、そのままなら広く世間に知れ渡らず生活様式や文化の発展は遂げられなかっただろう。
この物語は、世界を大きく発展させ平和な世の礎を築いたひとりの男の話である。
彼は特級錬金術士。
その名は···
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 06:52:39
16179文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
戦後七八周年 追悼作品(2016年・筆)
『壊れた兵隊』
あの時、あの人は生きていた。
軍人勅諭(西 周)
一つ 軍人は国家につくすべき
二つ 軍人は礼儀正しくすべき
三つ 軍人は武勇を大事にするべき
四つ 軍人は信義を大事にするべき
五つ 軍人は質素にするべき
昭和十九年(1944)~昭和二十年(1945)
投入兵(十五万七千人)・終戦時の生存者(一万三千人)。
死亡率九二%
戦死者の八十%は 『餓死・病死』
褌(フンドシ)の白旗
・・・そりゃ、酷いモンでしたよ。
兵隊サンが一発撃てば、百倍にして返って来るんです。
兵隊サンが一人見えたら、動かなくなるまで連射して来るんです。
だから、兵隊サンは戦えないんですよ。
兵隊サンは隠れて居たんです。
ジャングルの洞穴で飲まず食わずで生きる事と闘っていたんです。
ある「部隊長」サンは独断で降伏し、俘虜に成る事に決めたそうです。
多くの兵隊サンは、
「自分は残ります!」
と「反対」しますよね。
すると、部隊長サンは手榴弾を地ベタに並べて、
「反対する者はそれを取って直ぐに敵陣に突撃して来い」
と命令したそうです。
「できないのなら、俺と一緒に来い!」
全員が決断する迄に時間なんて必要ありません。
要するに、すでに戦闘集団(部隊)の体(テイ)を為していなかったのです。
兵隊サンは急いで汚れた褌(フンドシ)で、『すすけた白旗』を数枚作ったそうです。
褌を外した兵隊サンは南京袋を腰に穿いて、降伏して行ったそうです。
万歳じゃなくて、まさに『漫才』ですよね。
軍人勅諭? そう言えば軍隊手帳に何か書いて有りましたね。
手帳ですか?
『そんなモノ』は・・・失(ナ)くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 10:06:00
81422文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
男は雪の中を彷徨っていた。周りには蠢く戦死者。手にはなんでも凍らせる悪魔の呪い。男はこの不気味な悲劇を紐解いていく。
歴史とファンタジーが入り混じる独創的なクロスオーバー作品!
最終更新:2023-03-31 15:03:37
4394文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:斑鳩 九十九
ローファンタジー
連載
N3225IA
魔法というものが使えるようになった時代。
魔法は使い方によっては核よりも恐ろしいものとなった。
戦争は各国で多発し、起これば起こるほど散らす命は増える一方。
そんな中、とある伝説があった。
その伝説の存在は戦死した、と世界中で言われている。
渾名を[神速の戦鬼]。
伝えによれば、その存在は敵味方の誰もが認識できない速度で移動し標的を殺めたと。
また、仲間の危機にはすぐさま駆けつけ自軍の戦死者は出さなかったと。
そして、彼の背中には大きな切り傷の痕が残っているという。
噂で終わ
らなかったのは、目撃者が存命しているからに他ならない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 23:14:55
45272文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
魔法の独占をきっかけに、神国と帝国を筆頭にした連合国軍が戦争を始めてから10年。両軍ともに多数の戦死者を出し、悲劇の連鎖は止まらないでいた。特に、多くの国を一度に相手取る神国の被害はすさまじく、遂に王は魔法の才能がある少年少女を徴兵することを決定した。
そんな崖っぷちの国の公爵家に生まれた主人公レジーナは、とある理由で母親から忌み嫌われ、別荘に追いやられて早6年。彼女は8歳から14歳までの間、ほとんど外の世界に触れずに静かに暮らしていた。そんなレジーナの元に、突如レジー
ナを遠ざけた張本人の母親が訪れる。
母親の訪問をきっかけに彼女は外の世界と関わるようになり、戦争を、人類の滅亡を、世界の終わりを止めるために奔走する!
そんな笑いあり、涙あり、恋愛ありの物語を描いたのが『ブラック・オーシャン』です。是非お読みください!
作者の長編作品第一作、というかほとんど初の創作活動なので、温かい目で見守ってください!
出来るだけ週1以上の投稿を心掛けます。応援よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 14:43:39
7823文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:九十九疾風
ローファンタジー
完結済
N3107FF
たった一人の少女は英雄になった。
400万人という膨大な戦死者を出した史上最恐最悪の戦争
「終末戦争」
それをたった一人で終結に導いた少女を、人々は尊敬と畏怖を込めてこう呼んだ。
「赤き青薔薇」
と────
最終更新:2022-10-31 09:00:00
374347文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:348pt 評価ポイント:138pt
「命削《ソウルスクレイプ》」
帝国史最高の人道的発明と言われるそれは、人血を流すことなく軍事行動を遂行するために生み出された「人型戦闘兵器」の名称。
世界は突如現れた謎の生物《レヴィ》による侵略を受けており、ここアルツフォネア帝国もまた侵略を受けている国家であったが、人型戦闘兵器「命削《ソウルアルケミスト》」の開発に成功しており、戦死者を出すことなくその脅威を退けていた。
――かに見えていた
アルツフォネア帝国は最西端。
旧ノーフカロタ公国のその土地は、遡るこ
と100年前「変事戦線地区」と名づけられ、帝国が犯した戦争犯罪の全てを閉じ込めると軍の兵器開発の地として存在を消されていた。
そんな土地で、人知れず戦争奴隷の少年少女達は命削《ソウルアルケミスト》と呼ばれる大剣《ぶき》を持ち、文字通り「人型戦闘兵器」として戦い続けていた。
日々レヴィの脅威を退けている命削小隊を率いる少年・フィアスの小隊にある日、長距離無線通信機で帝国安全区域から指揮を執る小隊援護職《ジャッジメンター》にミストリアという少女が就任すると、二人とその仲間の悲しくも美しい物語が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:58:49
11601文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
西暦2050年、人口の増加に比例し深刻化する枯渇するエネルギー・食料問題などが原因で、第3次世界大戦が勃発。進み過ぎた科学に他人を犠牲にしてでも助かりたいという欲。戦死者遺族の感情、戦争に応じて生まれる利益に群がる資本など、多くの要素が絡み合い、いつしか政治手段としての戦争が目的化。核戦争までに発展した。
結果、当時80億近くいた人口は1億人まで減少。地上のほとんどは放射能で汚染され、生存可能領域は極端に縮小、未だ汚染され尽くしていない場所に擬似国家ともいえる集落が形成され
、一部の上流階級を除き、今日一日を生きるために精一杯というディストピアが出来上がった。
そんな緩やかな滅びを迎えるような世界で、心身ともに磨耗した人々の反乱による現在の階級の解体を恐れた、特権階級は、「普遍教」を創設。人々に啓蒙し、宗教を持って、階級と統治を正当化しようと試み、種々の企みの結果、うまく普及し、一つの宗教を依代に集まる宗教連盟の構築に成功した。
その過渡期に突如「魔女」と呼ばれる特殊な能力を持った少女がうまれ始める。
当初人々はこれを神の使いや、天使などと純粋に表現していたが、一部人間がそれを政治的に利用、普遍教の教義の元、魔女こそが国家を統治するべきだという「魔女教」という教えが広まった。
それを恐れた現在の上流階級の人々は、「魔女教」は普遍教の教えを曲解している。魔女は悪魔の使いで根絶やしにしなければならないと表明するも、魔女の美しい容姿やカリスマ性があいまり、中々一度おきた火は絶えなかった。
そこで時の教皇「ネロ」が「反乱の火は徹底的に根絶やしにしなければならない」と魔女狩りを敢行。魔女だけでなく、魔女教、魔女教とか変わった家族、またそれに関係したもの全てを虐殺するという、大凶行を実施。
今や魔女は禁忌の象徴とされ、迫害・排斥の対象となった。
そんな世の中で、迫害を受け、自我を失った一人の少女と、国家間の運び屋を担う一人の孤児である少年とが出会い、冒険する中で、大切なものを見つけ、体勢に争っていく、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 13:01:05
917文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
軍人夫婦の出会いと青春、そして妻の戦死と死別後も変わらぬ愛情を表現致しました。
コンセプトは軍歌+戦時歌謡です。
※本作品は、黒森 冬炎様御主催の「恋のリフレイン〜恋歌書いて書いて企画〜」の参加作品で御座います。
最終更新:2022-05-02 07:41:17
400文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:190pt
戦死者の数と厭戦気分は必ずしも比例するわけではない。「戦死者が増えれば厭戦気分が高まる」というのは恐らく「ある一線」を越えてからのことだろう。
戦死者が増えれば国内では遺族会の会員が増えていく。その数が「ある一線」を越えるまでは戦死者の増加はかえって「戦争をやめさせない」力学を強めることも有りうる。
一たび始めた戦争を終わらせる難しさはここに在る。始めてしまうと中々終わらせられないのが戦争なのである。
注:この作品は「酒井徹の網絡日誌」にも掲載しています。 https:
//imadegawa.exblog.jp/32625888/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 02:37:45
333文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
むかしむかし。
戦場あとの追いはぎに向かった少年は、夜闇に紛れて戦死者の武具を狙っていた。
鼻をつく真新しい血の臭い。その源は木の根元へ横たわる、首なしの遺体より発せられたものだったが……。
最終更新:2022-03-13 23:25:25
2380文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
エクトプラズムとは、19世紀末期に降霊会で盛んに行われた見世物だった。
霊媒師の鼻や口、耳から白色の煙や糸、布状の物質が伸び出し、呼び出した霊体に質量を与え、
可視化、触れたりすることが可能になるという、所謂、物質化現象の事だった。
後にノーベル生理学・医学賞を受賞する事になる学者が名付け親のこの現象は、
しかしながら、今日ではお粗末な物で、それらはほぼこの当時のまさに手品、奇術の見世物だった
のだろうとされている。
しかし、1944年。
戦局の挽回を目論む枢軸国勢力が投入
したエクトプラズムによる兵器、
所謂「EP兵器」は本物だった。
過去の古戦場の霊体を「幽導素」として抽出、適性のある降霊兵を媒体にして、
線維化装置によって質量を与え、固体化。戦死者を兵器として蘇らせた。
大戦後もEP兵器は、わずか一名の降霊兵が突如として数百から数万の兵を召喚させる強力な
戦術兵器としての地位を確立させていた。
そして、それら古戦場の戦死者を呼び出すことの可能なごく少数の限られた降霊兵は、
どの国であっても、さながら軍事貴族のようにその技術を独占していたのだった。
主人公は降霊兵の適性は全く無い。
関ヶ原の軍団も、大阪の陣の戦死者も、鎌倉武士団も呼び出せないが、
EP兵器はよくエクトプラズム障害を引き起こし、小さな犯罪の加害者や被害者に質量を与え、
事件を引き起こしていた。
主人公はそれらを破壊する任務に就いてたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 14:07:00
1361文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
······聖夜に子供達にプレゼントを配るサンタクロース。その心温まる物語の裏側には、サンタクロース達の過酷な現実が在った。彼等は何故、毎年聖夜にその行いを繰り返すのか。それは、祖先の過ちに起因する物だった。
最終更新:2021-12-29 07:32:09
5574文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1943年、太平洋戦争の戦局は米国に傾きつつあった。前年、1942年の6月には北太平洋で起こったミッドウェー海戦で日本海軍は大敗。さらにその直後、8月に始まったガダルカナル島の戦いでは、陸海軍ともに米軍と激しい消耗戦を繰り広げ、翌1943年の2月に終結するまでに多くの戦死者をだすことになり、日本軍は一気に弱体化した。
勢いに乗った米海軍は遂に日本の内懐である日本海における通商破壊作戦を発令する。任命されたのは新鋭潜水艦「ワフー」とその乗組員を率いる米海軍最強の潜水艦乗り、ダ
ドリー・W・モートン中佐であった…! (注:日本軍TUEEE!のIF戦記ではありません。史実をもとにした歴史小説です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 17:18:30
8003文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
【コミカライズ化決定!】
「お前みたいなロクに戦いもせず震えるだけの役立たず、もういらねえよ」
貴族の家に仕える魔導師の少女ネリィは、主から突然の解雇通告を受けた。
主である貴族のロシュトが率いる部隊は『不死隊』と呼ばれ、魔物退治で一度も傷を負ったことがない。
しかしその実態は、無謀な突撃でピンチになるたびにネリィが時間を止めて、フォローに回っていたというもの。
ネリィの体には自分でも制御不能なほどの氷の魔力が宿っており、時間すらも凍らせることができる。
その副作用とし
て、つねに重度の冷え性に悩まされていた。
説明してもロシュトは「俺の武功をコケにする気か」とまったく取り合わず、ネリィは追放されてしまう。
冷え性が極まり過ぎて凍死寸前の中、彼女はとある山奥の村でアイナという少女に助けられる。
彼女の営む宿屋の温泉には、ネリィの冷え性を打ち消す効果があった。
最強の魔力を制御できるようになったネリィは、恩返しのため、つぶれかけの温泉宿を立て直す手伝いをすることを決意。
小さな田舎の村は、やがてネリィの活躍で世界有数の観光都市へと成長していく。
一方、ネリィを失った『不死隊』は負傷者、戦死者を多数出しはじめ、その名声は落ちぶれていく。
え、帰ってこいって?
戻るわけないじゃん、今更さぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 19:23:14
211273文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:4336pt 評価ポイント:2514pt
こんにちは。九州大学文藝部です。
今年の春から、部誌のオンライン公開を行うことになりました。今回は追い出し号をお届けします。楽しんでいただければ幸いです。
九州大学文藝部の日々の活動はTwitterでご覧いただけます:https://twitter.com/kyudaibungei
また、カクヨムでも掲載しています。
最終更新:2021-02-09 22:15:15
3825文字
会話率:14%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:果無続/かぶぞく
ローファンタジー
連載
N2773GT
東京が未曾有の大火災に飲み込まれ、二年。
復旧が進みつつある都市の裏で、世間には知られず、世界を守っている組織があった。その組織の名は国連直属の戦闘組織、UNEON。
世の中にはびこり、安全を脅かす化物『改竄生物』を殲滅と、世に出てはいけない危険技術の秘匿を目的に作られたこの組織には、誰にも口外してはならない裏があった__
多数の化物殲滅の裏に、もみ消された幾人もの一般人の不自然死。
戦死者ゼロの裏に、山のように積みあがる衰弱した戦闘員たちの屍。
そして迫りくる、逃れられない
終末。
一人の少年がその真実に気づいたとき、世界は音を立てて崩れ始める。その最期に彼は何を見るのだろうか。
今物語の幕は開かれる__いや、閉じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 11:12:19
5746文字
会話率:23%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナのためのラノベ第95話です。
今回は、ベトナム戦争再現イベント中に"戦死者"が出て、裏に戦争当時に米軍が発行した偽札の存在が浮上します。
直後の放火で偽札が焼失した事を知ったコンビは偽札の値崩れを恐れたコレクターが犯人と突き止めるのでした。
最終更新:2020-09-30 20:10:11
12924文字
会話率:81%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
誰も知らぬ国、誰も知らぬ刻
そこでは聖髪降霊の儀が執り行われていた
この儀式は戦へ参じる者の頭髪を燃やし、
戦死したるその者を、
ひとときこの世へ呼び戻さんとする秘術なり
――ある戦が終焉を迎えた
国は歓喜に沸き立ち、昼夜問わずの祭りが一週間続いていた
そんな中、城壁の外れにひっそりと佇む教会があった
そこには対照的に、顔に暗い影を落とした人たちが列を成している
戦死者の家族や恋人、友人たちの列である
彼の者たちは戦死者の頭髪を懐紙に包み、後生大事に
持っていた
自分の番が来ると、その頭髪を術者へ託す――
戦うものは、その家族は。
どういう気持ちでこの戦争に臨んでいたのか?!
人が人を思い国を思う心が平和を作る、やさしい戦争の物語。
ひとつひとつの掌編が紡がれ見えてくる戦争の姿とは。
今まで読んだことのないような、感動的なやさしさあふれるファンタジー小説です。
1話は約原稿用紙1枚半とプチサイズの掌編連作。
どこからでも気軽に読んでいただける作品です。
※この作品はAmazon Kindleにて電子書籍版を販売中です。
Kindle Unlimited会員の方は無料でお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 07:50:00
6942文字
会話率:8%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
2年前の2018年。
イギリス・アメリカ・日本の三国相互間対立戦争が東京都で行われ、首都圏東京は全壊状態になり、当然戦死者及び重軽傷者がたくさん出た渋谷は『死の地獄』と化した。
この戦争は後に『大都抗争』と呼ばれるようになり、人々の忌みの対象となった。
だが、ある男がたった1人でこの戦争全てを鎮圧したという最重要事項は公にされていなかった。
その男の名は斎賀静春(さいかしずはる)。
公安部最年少にして最強の『異能』を操る
『高校生エージェント』。
ある日彼の通う高校が何
者かの組織によってハイジャックされたのを境に、事態は動き始める。
その日の放課後、静春のもとに1週間後に首都東京で2年前と同じような戦争が起こるとの通達が入った。
それは、イギリスとアメリカが手を組んで日本を潰しにかかるというもの。
2年前より不利な戦争だというのは言うまでもない。
再来する『第二大都抗争』に向けて仲間たちが着実に準備を進める中、この戦争に対して疑念を持った静春はある行動に出る。
2年前の『燃ゆる過去』。
血の繋がってない『父さんと母さん』。
いつかみたあの『三連月の灯る庭園』
暁の空に互いを思う『デカソとナターシャ』。
そして、『静春と咲桜』。
全ての物語がやがて一つに繋がる第一章です。
『我々は手を伸ばす。雲を払い 空を貫き
月と火星は掴めても 真実にはまだ届かない。』
謎は謎のまま。
いつこの物語の終わりは綴られるのでしょうか。
一歩踏み出す 二度と戻れぬ 三千世界の血の海へ。異能×青春×恋愛 落ちていくのは己か、世界か。 第1章静かに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 20:00:00
371文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自転車事故であっけなく三十路で死んでしまった『瀬戸 巧』は異世界に転生してしまう。
転生した先は、貴族令嬢で勇者なシエラという幼女のなかだった。
一つの体に二つの魂を持った状態の不完全な、できそこないの転生者が魔術に求むものとは?
――三百年前の世界的な大戦により多くの戦死者を出し、死者の魂はやがて憎悪や悲哀の中で命ある物の滅びを願い、アンデットの王を生み出した。
アンデットの王は、生きとし生けるものを喰らい、病を撒きながら世界を滅ぼそうとしていた。やがて、
アンデットの王の猛威により戦争の続行は不能となり、アンデットの王の討伐を余儀なくされる。
世界の三分の一はアンデットの王により死の世界と化し、人々はその王を『災厄の王』と呼び恐怖した。
――生き残った人々は、神である六柱の龍に祈り願い救いを求めた。
六柱の龍は、眷属である種族の中で最も勇敢な者に龍の力の一部を貸し与え、『災厄の王』の討伐に成功するのであった。
しかし、『災厄の王』の全てを滅ぼす事は叶わず、結果としては『災厄の王』を封印することでその場をしのいだに過ぎなかった。
『災厄の王』を封印した、龍の加護を受けた者達を『六龍の英雄』と称え、後世にまでおとぎ話として語り継がれていった。
三百年後、人知れず封印は綻びを見せ『災厄の王』は復活をしようとしていた――。
シエラは勇者の力で、瀬戸は異世界転生チートな魔術を駆使して、厄災の王へと立ち向かう。六柱の龍の眷属達を仲間にしながら、世界を旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 22:00:00
1945文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1943年初頭、第二次世界大戦後のソ連政府の受け皿を作るために、連合国の後押しにより、ロシア諸民族解放委員会が、レニングラードを改称したサンクトペテルブルクにて発足しようとしていた。
その発足を寿ぐために、日本からは吉田茂外相と梅津美治郎陸相が赴いていた。
その頃、日本から遥々派遣された海兵隊を含む日本の遣欧総軍は、第二次世界大戦を終わらせるために、主にサンクトペテルブルク周辺に展開していたが、大量の戦死者等を出したことから、その内実は台湾からの志願兵や女性が、それな
りに含まれる有様となっていた。
何としても早く第二次世界大戦を終わらさねば、多くの人がそう想いを交わし、第二次世界大戦を終わらせるための攻勢が春を期して始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:26:07
181135文字
会話率:19%
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総合ポイント:722pt 評価ポイント:288pt
昭和一六年一一月はじめ、大本営陸軍部の命令により関東軍に新しい部隊が創設された。通称号を関東軍第502部隊とする、『関東軍機動第二連隊』である。
部隊は、連隊本部と二個中隊から成る異例の編成であり、士官と下士官だけで兵はいなかった。配属された隊員の兵科も歩兵、工兵、砲兵、輜重兵と多岐に渡り、まさに諸兵科連合の機械移動部隊の様相である。しかし、編成後の部隊の調練は、脚力練成に続いて射撃、狭窄射撃、腕力練成、銃剣術、格闘術、登攀力練成と、通常の歩兵科と変わるところはなかった
。年が明けて爆薬取扱、爆破術、夜間視力練成がはじまると、隊員はますます混乱する。
そして、二月には第一中隊に、三月には第二中隊に実戦出動の命令が下った。意外なことに、戦場は中華民国領内である。早すぎると思われた初陣は、幸いに一人の戦死者も出すことなく終わった。だが、六月には騎兵、機甲兵も加わり新たな練成がはじまった。
機動連隊は拡充され、次の作戦に出動することになる。
※世界設定は、LN東條戦記第1部~第3部を引き継いでいます。
※推敲は縦書き三〇字で行なっています。ご理解ください。
※本文推定七万字。努力目標十ヶ月、月産五千~九千字(大汗)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 09:00:00
120608文字
会話率:55%
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総合ポイント:282pt 評価ポイント:102pt
1914年、機甲3年。南東ヨーロッパ州・バルカン半島にあるボストニアヘルツェゴビナ共和国に訪れていた、オーストリア帝国の皇太子が、首都サラエボにて行われていたEEU(ヨーロッパ連合)合同軍事演習の見物中に統合主義の秘密結社によって暗殺されたのが発端となり、帝国主義的対立などを背景にした世界を巻き込む大戦が起きた。第一次世界大戦と呼ばれMOBILE WEAPON(機動戦機)略称MFの登場や空海艦艇の進化と共にHFの認知をもたらした。だが、それと同時に軍事関係者の戦死者九千万人強
、一般人の死傷者一億人強という大きな…とても大きな傷を残した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 19:37:46
859文字
会話率:0%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
マヤの神聖文字はおどろおどろしい絵文字である。
マヤ民族は自殺を奨励していたとも言われている。
その証拠に、『イシュタブ』という名の自殺の女神まで絵文字として残している。
なんと、首を吊った無残な状態で描かれているのである。
そして、マヤの信仰では、死後にそのまま天国に行ける者は限定されている。
神官などの聖職者、生贄となって死んだ者、戦いで死んだ戦死者、お産で死んだ妊婦、
そして、首を吊って死んだ者、に限定されているのだ。
それ以外は、一度、シバルバと呼ばれる地獄に落ちて、
苦難に満ちた修行をしなければ
天国には行けないと信じられていた。
この物語は日本とメキシコ、双方を舞台とするミステリー仕立てで書かれている。
少し、男女の恋模様も悲惨な物語に彩りを添えるつもりで、盛り込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 20:00:00
1506文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:いさらゆたか
ハイファンタジー
連載
N1770EB
ラグナロク、それは神々の黄昏・・神族と巨人族による世界の終末戦争である。
ヴァルキリアの仕事、それは戦死者を選定する者、戦場を駆け戦死した勇者を選び、来るラグナロクに備え着々と勇者を選別する者・・。
今や時代が移り変わり、科学の発展と供に戦場での英雄の選出が難しくなった現代・・って言うか戦争そのものが少なくなり、ここ日本においても平和その物となった今日この頃・・。
天界の様子も様変わりし、すっかり和解してしまった神族と巨人族は、退屈すぎてすっかり黄昏ていた。
来
る黄昏時に備えヴァルキリアに選別された且つての英雄豪傑達を含め多くの勇者エインヘリャル達も平和となった天界においてはただの暇な集団となり果てたそんなある時、神々の定例会議で一つの案が採用される事になる。
且つて終末戦争と呼ばれ神族と巨人族を分かつその戦ラグナロクを、エインヘリャル同士を戦わせ競わせる大衆娯楽にする事で友好の懸け橋にしてしまおうと言うもの。
巨人族もそれに同意、より強固な友好関係が築かれラグナロクは天界の一大ブームとなったのだ。
だが、時代と共に排出される勇者は少なく、実力実績のみを採用しエインヘリャルにする巨人族とは差が開きとうとう負けがかさむ様になってしまう・・。
神族側はこの状況をどうにかしないと神の沽券に関わるとし、緊急会議を開き「勇者英雄が誕生しないなら、育てちゃえばいいじゃない?」の一言により新たな計画「新生ヴァルキリア制度」の発足をし、旧来の役割とは違う新たなるヴァルキリアを広く募集する事になる。
久間出シノは、高天原のとある所でひっそりと働く下っ端女神として何時も通り仕事をこなしていた。
そんなおり、日本の神々が住まう高天原にも募集の話が舞い込んで来る。
上司ウワハルからヴァルキリアにならないかと推薦されるもノリ気じゃないシノ・・。
そんなシノに上司ウワハルから追加の一言、ヴァルキリアは花形職業で給料も良くボーナスも出るのにその言葉を聞いたシノは俄然やる気になり、話を受ける事を決意する。
マイペース女神シノの新たな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 07:00:00
361764文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:4pt
派閥人事によって予備役に回された海軍少尉はある日、21世紀より迷い込んできた高校生二人組と出会う。彼らによってもたらされたふわっとした歴史知識は、海軍少尉にとって到底受け入れ難い内容であった。第一次上海事変後から太平洋戦争までの間に国家改造を推進させ、民間人戦死者を一人でも少なくすることが目標の内政寄り仮想戦記。
内政物が読みたい。海上護衛戦が読みたい。航空機によるドッグファイト物が読みたいという人に読んでいただけたら幸いです。
最終更新:2017-12-07 00:56:36
677426文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:5227pt 評価ポイント:1523pt
19XX年 日本軍実験中隊では、原子に電子をぶつけて新しい元素を作り出し、それを利用した新型の装甲板を作る研究を行っていた。しかし実験装置が暴走。戦死者を出す事故となった。
軍部はその破壊力に目を付け、これを新型兵器へと転用することを決定。戦場でその兵器の爆発に巻き込まれ死んだと思われた兵士が見たものとは...。
最終更新:2017-05-31 17:05:03
8518文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
自転車事故であっけなく三十路で死んでしまった『瀬戸 巧』は異世界に転生してしまう。
転生した先は、貴族令嬢で勇者なシエラという幼女のなかだった。
一つの体に二つの魂を持った状態の不完全な、できそこないの転生者が魔術に求むものとは?
――三百年前の世界的な大戦により多くの戦死者を出し、死者の魂はやがて憎悪や悲哀の中で命ある物の滅びを願い、アンデットの王を生み出した。
アンデットの王は、生きとし生けるものを喰らい、病を撒きながら世界を滅ぼそうとしていた。やがて、アンデッ
トの王の猛威により戦争の続行は不能となり、アンデットの王の討伐を余儀なくされる。
世界の三分の一はアンデットの王により死の世界と化し、人々はその王を『災厄の王』と呼び恐怖した。
――生き残った人々は、神である六柱の龍に祈り願い救いを求めた。
六柱の龍は、眷属である種族の中で最も勇敢な者に龍の力の一部を貸し与え、『災厄の王』の討伐に成功するのであった。
しかし、『災厄の王』の全てを滅ぼす事は叶わず、結果としては『災厄の王』を封印することでその場をしのいだに過ぎなかった。
『災厄の王』を封印した、龍の加護を受けた者達を『六龍の英雄』と称え、後世にまでおとぎ話として語り継がれていった。
三百年後、人知れず封印は綻びを見せ『災厄の王』は復活をしようとしていた――。
シエラは勇者の力で、瀬戸は異世界転生チートな魔術を駆使して、厄災の王へと立ち向かう。六柱の龍の眷属達を仲間にしながら、世界を旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 01:37:05
124566文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:285pt 評価ポイント:127pt
作:みょんみょん
ハイファンタジー
連載
N9748DY
片や正規兵を持つ帝国。
片や帝国に反発する民衆をまとめた商人。
この戦争は簡単に決着がつく。
誰もがそう、思っていた。
商人の采配、彼が雇った女将軍。
特にその女将軍は驚異的な力を見せた。
そして、その妹、弟たちすら戦線に投入した。
更にその妹、弟たちも目まぐるしい活躍を見せる。
だが、突如戦争は終わりを迎える。
戦死者がゾンビとして蘇る。
街の至る所で『闇』が湧く。
原因不明の病が流行る。
戦争どころではなくなった両軍は一時休戦を発表し、事の解決にあたる。
先の女
将軍を筆頭とする組織『ラフィドール』の結成であった。
そして今。新たにラフィドールに入った一人の少年兵。
彼の疑問が、大きな騒動を巻き起こすこととなる。それはまだ、少年兵すらも知らない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 00:22:56
938文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
パルテミア国軍、特殊兵団第一小隊隊長のヴェル=フェノンはパルテミアの中でも随一の剣使い。
部下からの信頼も厚く、リーダーシップのある彼の率いる小隊は、軍の中でも最強と言われた。
しかし、ある戦闘において、ヴェルはとあるハプニングにより、仲間たちと離れ離れになってしまう。
軍からは戦死者扱い。
さらに、ハプニングから数日後にはパルテミアは侵略戦争に負け、国は滅びてしまう。
戦うことしか能がないヴェルは、生きていくために仕方なく侵略戦争において敵国だった、オルセニアン国の
軍に名前を偽装して転がり込む。
最初からのリスタート。
見ず知らずの新兵器。
出身の所為で、新たな仲間からも馬鹿にされる日々。
果たしてヴェル運命や、如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 23:04:21
10463文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:7pt
戦争が終わって四十年。
古い街の静かな公園で二人の老人が邂逅する。
一人は仲間を売った男。
もう一人は仲間の仇を取ろうとする男。
取り返しのつかない歳月の中で、互いの人生を潰しあって来た二人は、今、最後の決着をつける時を迎えた。
その勝負は戦争という理不尽な運命に対する怒りの吐露なのか。
銃声は虚しく響き渡り、四十年ぶりの戦死者が出た。
最終更新:2016-09-20 15:16:43
2793文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自サイト、カクヨムへ投稿しているダークファンタジーです。
戦争の絶えない大陸に突如現れた、戦死者を次々と蘇らせ軍勢に加えていく死霊術師『ファントム』と彼によって蘇らせられた『アンデッド』たち。そしてその大陸で『生きる』者達。そんな彼らの、過去と現在と、未来の物語。
同性愛的要素を含みますがそれがメインではありません。
最終更新:2016-04-19 22:44:36
56617文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:6pt
近いようで遠い未来
絶対的な力を持つ平和主義者『セブン』の登場により、戦争はなくなった。
戦死者はゼロになり、各国の軍事費も大幅に削減され、平和な世界が訪れたかに思えた。が、強制的に生み出された平和では根本的な争いはなくならなかった。
各国は戦争の代替手段として巨大なロボットVF(ヴァイキャリアス・フレーム)同士を決闘させるVFB(VFバトル)を採用する。
VFBはもともと格闘スポーツとして有名だったこともあり、この案が浸透するまでそう時間はかからなかった。
戦争
は代替戦争と名前を変え、戦争に勝るとも劣らない外交手段としてその機能を果たすようになった。
……代替戦争の開始から10年
15歳の少女『更木 葉瑠(さらぎ はる)』はVFエンジニアになることを夢見て『スラセラート国際学園』に入学する……はずが、ひょんなことからVFパイロットとして入学させられてしまう。
内気で人見知り、操縦経験ゼロ、エンジニアの知識しか持っていない彼女は、果たしてパイロットとして上手くやっていけるのだろうか。
※この作品は『ヴァイキャリアス』シリーズ第三部目です。
設定や時系列は繋がっていますが、それぞれ独立したキャラクターによって物語が展開されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 20:05:16
1045471文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:130pt
そこに選ばれるのは、特定の条件がある。
その条件は童話の存在である事、神話の存在である事、叙事詩の存在である事、御伽噺の存在である事、物語の存在である事、創作の存在である事。
その条件さえ満たせば、神界、神々の争い『ラグナロク』の戦死者となれる。
※このお話は童話や神話や物語の住人を一箇所に固めてやり合うお話です。
基本的に北欧神話の戦女神の設定を少し弄っております。
童話とか知らなくても大丈夫(だと思う)。
最終更新:2015-04-01 21:48:42
7828文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世界間同士の大戦が勃発してから三十年。未だ終戦の兆しは見えず、しかしそれでも初期の頃よりは戦況は落ち着いていた。
戦争によって大量の人間が死んでいった。しかし戦争は経済を目まぐるしく回転させ雇用を産み、医学や科学を進歩させた。
夥しい戦死者を死屍累々と積み上げてきた人類が辿り着いたのは、生命体(organ)と自動制御系の技術(cybernetic)の融合、サイバネティック・オーガニズムであった。
人間を超越する怪力と俊足を誇るサイボーグは、生身の人間よりも遙かに戦力に
なり、また戦闘以外でも重宝される存在である。街中に改造人間が闊歩する時代となった。
世界中でサイボーグの研究・開発がされ、日本もまた例外ではなかった。来るべき異世界人の本土侵略に備え、全ての高校で軍事教練が必修科目となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-25 11:36:07
3008文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:32pt
ギルドカード。覗くと自分や相手、魔物さえもLVやステータスを数値化してみることのできること魔法のカードである。
これが冒険者全員に配給されるようになってから戦死者の数が激減した。
そんな世界で聖剣士LV94の主人公シュン・シュナイダーは翌日に仲間3人とこの世界の魔王と呼ばれる魔物を討伐するために自分の住む町、シルバーウッドで準備を進めていた。
その日の夜にルビーと名乗る不思議な魔法使いと出会う。
なんと彼女は相手のLVを下げて自分の物にすることができるレベルドレインを使うこと
ができ、シュンはLV1にされてしまったのだ。
結局魔王討伐には出られず、今までの仲間と別れて自分の住む町でLV1からの再スタートすることになる。
なぜか俺のレベルを下げた女に気に入られ2人でパーティーを組むことになった訳だが・・・こいつが全く役に立たない。
戦闘はしない。ぼーっとしている。使う魔法は俺に対してレベルドレインのみ。
いつか俺のレベルを返してくれるかと思って下手に出てれば調子に乗りやがってこのアマ・・・
そんな中ある噂が町へ流れてきた。
魔王討伐へ向かったかつての仲間達がボロボロになって王都へ帰って来たと。
しかもレベルが下げられた状態で、だ。
その噂を確かめに王都までの仲間を集うのだが、レベルの下がった俺には皆相手すらしてしてくれない。
前はあんなにもチヤホヤしてくれたのに。
世知辛い世の中だ。
結局仲間になったのは回復しないヒーラー、魔物から盗まない盗賊。
LV1の俺(剣士)と、そして戦わない高レベルの魔法使い・・・
いや、無理だろこれ。
だけど噂の真実とあいつらの安否を確かめるためにも王都へ向かうぞ!
そして目指すは魔王討伐!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-06 18:12:33
9494文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
【がしゃどくろ】
戦死者や行き倒れなど、供養されなかった死体の骨が集まり大きな骸骨となったもの。夜な夜な剥き出しの骨をがしゃがしゃと鳴らして歩き回り、人を握り潰して食べるという。
最終更新:2014-07-12 20:23:18
3547文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:21pt
二千二十年食糧危機により、第三次世界大戦が起こった。
同時に目撃報告が上がり始めた『人外の生物』。戦死者や餓死者、人の負の感情を元に生物に憑き変異したもの。
人々はそれを畏れ『鬼』と言った。
対抗するために鬼の力を武器にすることに成功した。だが、使用するには一五歳に契約する必要があり、討鬼学校と『鬼器』ができた。
最終更新:2014-05-02 22:29:56
2026文字
会話率:29%
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