近畿地方は、面積の約半分が湖である。
淡水湖だ。淡い水がまるで海のようで――つまり淡海(あわみ)と呼ばれている。
淡海にはいくつか島が存在し、総称を四方神島という。淡海のほぼ中央に位置する御陵島、その東西南北にある青龍島・白虎島・朱雀
島そして玄武島を中心に形成された小陸地の集団である。
「四方神島」の名前の由来は、この東西南北の四島にある。
東を司る青龍。
西を司る白虎。
南を司る朱雀。
北を司る玄武。
この四柱の神は方角の守護神であり、合わせて四神という。その名が冠されている四島が中心となっているため、「四方神島」と呼ばれるようになったのだ。
四方神島には、古くからそこを支配してきた一族がいまも住んでおり、島のあらゆる面に強い影響力を持っている。
青龍島総領、青龍園家。
白虎島総領、白虎殿家。
朱雀島総領、朱雀門家。
玄武島総領、玄武院家。
物語は、朱雀島にて始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-28 21:18:36
66060文字
会話率:52%
2012年7月24日。その日から近畿地方は変わったといっても過言ではない。そうして、もうひとつの凄惨な事件の混乱に乗じ、いくつもの犯罪組織が近畿に、特に大阪で様々なことを支配し始めた。
警察も初めは対応していた。だが、決定的な戦力の差が
あった。警察が銃を取り出すと、マフィアたちはショットガンを取り出し、次にSATを出すと、奴等は機関銃で応戦した。そして、無所属の犯罪者も犯罪を繰り返し、市民には眠れぬ夜が続いた。
そうしていくうちに近畿園の警察たちにも変化が生じた。犯罪組織との汚職だ。汚職の味を占めた警察たちが組織を牛耳り、逆らえば死ぬ。やがて心ある警官の士気も下がり、本来の機能を失っていった。
それから5年。大阪という街は世界でも屈指の犯罪都市へと変化してしまった。
ほかのサイトにも掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-12 17:39:32
3092文字
会話率:22%
日本列島の、たぶん近畿地方の辺りにある【六波羅商業高校】。
そこに通うは、刃野マサキなる男子生徒。
根は真面目ながら、やたらハイテンションな言動とゲーヲタなのとですっかりクラスのコメディリリーフと化している、
愛すべきバカであった。
そんな
彼を取り巻くは幼稚園からの幼馴染み・神戸レンと、高校から知り合った同級生・氷室リョウ。
こいつら3人や周りの人々が繰り広げる、著作権ギリギリ・マニアック系ハイスクールコメディ!
冴えないヲタクもんとその友人たちは、どこへ向かうのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-13 18:28:43
129611文字
会話率:61%
他のサイトにも投稿しています。
近畿地方の海沿いの町の約十年間の話。
元泥棒のバーマスターであるヒロシ、自動車修理工場で働くカズ、カズの同級生ユウコが主人公です。
最終更新:2012-05-08 10:27:33
19166文字
会話率:52%
戦争。それは何時の時代にも無くなった事の無いもの。1945年8月15日までは俺の住んでいた『日本』にも軍隊があった。その後のアメリカの要求により日本から『軍隊』は無くなった。その後、日本に『自衛隊』と言う「軍隊のようなもの」が創られた。
それから何年、何十年経った頃だっただろう。2032年、いつからか『中華連邦』と言う名に変え、勢力をユーラシア大陸の3分の2までのばしていたかつて中国と呼ばれた国が日本に攻めてきた。当初牙を抜かれた日本政府は何かの間違いだろう。と言う決断をした。しかし、中華連邦の攻撃は日を増すごとに増えていった。開戦から5日目になり、やっと日本政府は自衛隊に対し、攻撃許可を出した。だがその時にはもう、日本の領海には中華連邦の空母3隻、巡洋艦50隻が進入していた。そして開戦から2週間後、領海、領空は中華連邦に奪われ、各日本政府の主要都市や自衛隊の駐留基地への空爆が始まり、東京、神奈川等の関東地方は壊滅、近畿地方の舞鶴には中華連邦の軍艦が停泊していた。日本政府はアメリカ政府に支援要請も出したがその時にはもう遅かった。
開戦2週間と3日後、ついに日本政府は中華連邦に対し無条件降伏をした。その後に待っていたのは生き残った日本人の・・・。
『虐殺』と『差別』だった。
日本はかつてのナチス・ドイツのユダヤ人虐殺のように収容所へと収監された。
だが、日本人は完全に死に絶えた訳では無かった。
日本人狩りから逃れ生きていた主人公『柳俊(ヤナギ シュン)』はあるきっかけから日本独立のための戦いに身を投じてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 18:00:00
10709文字
会話率:48%
2050年、それは突然起こった。
近畿地方が日本からの独立。
そしてそれは日本全土を巻き込む大戦乱を巻き起こす。
あるものは己の信念を貫き通すため。
あるものは故郷を護るため。
あるものは己の欲のため……
最終更新:2011-07-18 03:46:49
4225文字
会話率:49%