【書籍化・コミカライズ予定】
「お前、最近何もやってないよな。ぶっちゃけもういらないんだ」
ゼノスはある日、パーティリーダーのアストンに言われた。
ゼノスは貧民街の生まれ故、公式のライセンスを持っていない治癒師。それでも自分を拾って
くれたパーティーに恩返しするために必死に腕を磨いた。
その甲斐あって、仲間が少しでも傷がつけば一瞬で治療し、そもそも傷を負いにくいような防護魔法や、能力強化魔法も併用し、ゼノスのパーティは不死身と言われるほどに名をあげることになった。
しかし、パーティのメンバー達は、傷を負わないのは自分達が強くなったからだと勘違いし、ゼノスをお荷物だと考えるようになった。そして、公式ライセンスを持たず、貧民街出身のゼノスがいることは、パーティの名声にかかわると思い始めたのだ。
パーティを追われたゼノスは、ひょんなことから大怪我をした奴隷のエルフの少女の命を助けることになる。
「私、生きてる……? 絶対死んだと思ったのに」
「ははは、これくらいはかすり傷だろ」
「……すごいっ」
エルフの少女を助けたことがきっかけで、ゼノスは街角で闇ヒーラーとして治療院をひらくことにした。
ライセンスを持っていないので、治療は言い値になるが、弱きを助け、強き者からは大金をせしめる闇ヒーラーの噂は口コミで広がり、それはやがて王宮にまで届くようになった。
一方、ゼノスが抜けたパーティは、優秀な治癒師が抜けたことで、満身創痍の状態にあった。
でも、今さら戻ってこいと言われても、気にいらない相手からは高額の治療費を受け取るようにしたので……おたくら払えますか?
※日間総合1位
※週間総合1位
※月間総合1位
※四半期総合1位
ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 13:01:20
624287文字
会話率:52%
貧民街出身の少年は、食料不足により道端でその生涯を終えたはずだった、、、
もう一度目を覚ますと、豪華な装飾の施された部屋の中に見知らぬ美女に抱えられていた。貧民街出身の少年が異世界に転生し、王子となって下剋上を果たす!異世界転生ファンタジー
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 11:13:17
359文字
会話率:34%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
サム・アッカーソンは冒険者である。
ただの冒険者ではない。ドブさらいを断らない『ドブサライヤー』だ。
貧民街で孤児の拠り所となる道場のドブさらいを請け負ったサムは、道場の子どもから「師範は悪人かもしれない」と相談を受ける。そしてサムはまた、
ドブにどっぷりはまる羽目になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 11:34:27
13949文字
会話率:61%
貧民街で育った少女・夏翡〈シァ・フェイ〉は、異国と通商する商人たちの道中の警護によって生計を立てていた。あるとき馴染みの商人・康永叔〈カン・ヨンシュ〉の率いる隊商について大国ラズワルドを訪れると、怪しげな老人との出会いをきっかけに魔神の宿る
神燈〈シェンドン〉を手にする――。
*この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054894158834)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 21:20:22
27528文字
会話率:57%
貧富の差が拡大しつつある王国。平民は橋の下や、貧民街の住民を見なかったことにして日々を過ごしている。そういった弱者がこの社会に不満を抱き、復讐してやろうと誓い、悪魔と契約し、呪詛を唱え、魔物と呼ばれる存在になる。そんな弱者にすぎなかった魔物
を抹消し、平民の平和を保つのが、勇者の仕事である。決してこの立場が勇敢で優しい英雄などと僕は思えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 12:48:42
2832文字
会話率:69%
貧民街で育った俺は泥棒として生きている。
一代男爵家の宝物庫を狙い、そのパスワードを手に入れる。
その中にあった宝物を見て考えを変えた。
最終更新:2023-12-22 07:17:39
1000文字
会話率:0%
この物語は、やがて賢王と称えられ、諸国へ名を轟かせるロンド王子の物語
・・・・・・では無く、その陰に隠れ、歴史に名を残さなかったMOB王子の物語である。
ロンド王子がシルドニア王立学院に入学したその日、
王都の貧民街に巣食うマフィアが一
掃された。
人間、亜人、魔族、教会
複数の勢力が入り乱れ、事件が起こる中、
ロンド王子の周辺では問題が自然と解決される。
その陰には、黒衣の男の姿が・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 21:00:00
44176文字
会話率:54%
「花売り娘は底辺から頂点を目指します! 貴公子に溺愛〜」 の番外編第二弾。溺愛貴公子は愛妻の夢の中まで押しかける!? 吸血鬼より強いなんてアリですか。
☆貧民街から主人公リリーが公爵妃まで駆け上がるサクセスストーリーは、完結しております。
☆話数は多いですがサクサク読めます。そちらもよろしければ、ぜひご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 23:33:55
3144文字
会話率:37%
博愛教会の司教デービッドは聖女ドラフトで1/12の確率の聖女候補クラリスを引き当てた。最初はデービッドを胡散臭そうに見ていたクラリスだったが、魔物肉に釣られて博愛教会の聖女となることを承知する。元冒険者のデービッドに連れられ、魔物狩りに精を
出す内に、クラリスはデービッドに惹かれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 13:18:14
7694文字
会話率:53%
貧民街で生まれた元奴隷の勇者♀ミレーズ・ルゼンダ。国王により魔王の討伐を命じられている為、幾度となく勇者パーティを組み、数多の仲間達と命運を共にしてきた。
そんなある日、魔王の居城までやってきたミレーズ達は、魔王が居ると思われる部屋のドアを
開け踏み込んだ。すると、大声をあげて黒色のスライムが私に向かって飛びついてきた為、部屋から出されてしまう。
そこで、黒色のスライムから魔王はもう居ないことを告げられた。そして黒色のスライムのリンを気に入ってしまったミレーズは、お供の契約をして居城を後にした。
実はリンの正体は魔王だった。一定周期で人格排出をし、人格を新しい依代に移行していたが、クーデターに遭った。手下が、魔王の魔力の籠った元の身体を奪い、魔王の人格をスライムの中へと移行してしまったのだ。
そんな事情を全く知らないミレーズは、可愛らしいスライムの姿とは裏腹に、強くて優しくて頼り甲斐のあるリンの事を、徐々に好きで好きで堪らなくなり、遂には恋心を抱くようになっていく。
リンはと言えば、はじめは元の身体を取り戻したいと思って奮闘するが、ミレーズの生い立ちや人柄に触れ、徐々にこのままの姿でも良いかもしれないと思うようになっていく。
勇者♀と魔王♂の想いが交差する物語。
二人の行く末に待っているのは…!?
※双方、どちらかの視点で話が進みます。
※ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:01:06
21315文字
会話率:27%
出生の秘密と目の色だけはバラせないーー!!
片目だけ紅い瞳だなんて呪いを受けて生まれてきたに違いない。殺さなければーー。そんな言葉に怯えたひとりの妃嬪が、後宮から生まれたての娘を連れて逃走した。
月日は経ち、健やかに十七歳まで成長した紅
い目の娘・曄琳(イェリン)は先帝の娘、つまり長公主であった。
見つかれば殺される。
母と二人、貧民街で身を潜めて慎ましく暮らしていたある日、曄琳は人攫いに攫われて、宮廷に連れて行かれてしまう。そして人員補填で宮廷楽師・宮妓となってしまった。
【あらゆる音を聞き分ける】という特技を利用しながら、宮廷からの脱走を目論む曄琳。しかしある日、後宮に幽鬼が出ると言われ、無理矢理解決に駆り出された先で出会った美貌の女装官吏・暁明(シャオメイ)に捕まってしまい……。
女装官吏に幼い皇帝、人たらし宦官と面倒そうな人達が曄琳の周りに増えていく。
「私どんどん逃げられなくなってないですか?」
後宮の【音】に纏わる出来事に巻き込まれていく中で、脱走の二文字を目標に曄琳は日々奮闘する!
※初め一ヶ月は書き溜めている分をあげていくので、毎日投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 18:40:27
146507文字
会話率:35%
隠された筆頭魔法使いには、平民の友達がいた。だが、その友達は、平民ではなく、王都の貧民街の支配者の息子ルキエルだった。ルキエルは、皇帝ラインハルトによって殺された母サツキの身代わりとして、実の父親に閨事を強要されていた。サツキを失ったことで
、王都の貧民街の支配者は狂い、皇帝ラインハルトの殺害を計画する。そのために、ルキエルは、平民のふりをして、隠された筆頭魔法使いハガルに近づくこととなった。
という真面目っぽい書き出しでしたが、真面目じゃないところもあります。ボーイズラブですが、妖精憑きの話も色濃く出ていますので、良かったら、そういう目線で読んでください。
こちら、もともと、年齢制限ありで連載していました。内容が妖精憑きで、真面目なところもありましたので、こちらで公開出来るように、削除したり、修正したりしました。元は年齢制限ありですので、部分的に違うところがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 21:00:00
297936文字
会話率:56%
僕たちは、涙を拭いて、お互いのピースマークを、空高く掲げた。二つのピースマークに、百点満点の未来を誓った。
最終更新:2023-09-03 14:00:00
15556文字
会話率:62%
『…………すべて、滅んでしまえばいい』――――大昔に封印された魔王が、数年後に復活する。
顔のアザのせいで人々から忌み嫌われるギルが、王の神託により勇者という名の人柱に選ばれた。神までも自分を貶めるのかと失望し、憎しみを募らせた勇者は、数年
後突然姿を消してしまう。
やさぐれて失意のまま彷徨い、ボロボロの姿で行き倒れていたギルに声を掛けたのは、貧民街のシスター、ロゼだった。
「あの、大丈夫です?」
「アザだ……気味が悪いだろ? 放っておいてくれ」
「いやそれよりも、すごくきれいな緑の瞳をしているから見惚れちゃって」
「は?」
「あぁ、これから朝ごはんなんで、一緒にどうですか?」
「は?」
「よかったらうちで働きません? ちょうど若い男の人足りてないんですよね」
強引なおせっかいのロゼとやさぐれた人間不信のギルとのお話
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 07:08:43
17539文字
会話率:49%
遥か昔、天蓋の巨竜と呼ばれた竜が死んだ。
その死骸は魔物から隠れ住んでいた非力で脆弱な人類の近くに遺された。
死後も残る威圧感から逃げ出す魔物や獣たちとは違い、人類には火をも恐れない頭脳と勇気があった。
竜の骸に近づいた人類は剥がれ落ちた爪
の欠片を手にする。
それはあらゆる物を裂く刃となった。
巨竜の骸を武器へと加工した人類は魔物への対抗手段を身につけ、徐々に生息域を拡大していった。
そしてその遺された巨骨の下に、都を建設した。
しかし繁栄は貧富の差をも作り出す。
主人公の少年アードは巨竜の骨の外、貧民街でスリや盗みで生計を立て、未成年にもかかわらず酒場の隅で飲んだくれていた。
……『竜骨の短剣』を持った冒険者がその酒場を訪れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 04:44:12
4158文字
会話率:41%
私の初恋は6歳の時、そして初めての失恋は6歳だ。
孤児のリユーは育ててくれた老婆が亡くなったことで孤児院に入った。
そこで出会ったのは真っ赤な夕日を彷彿とさせる人。
貧民街で覚えた変装をして私は孤児院を抜け出して下町に行く。
今ま
で誰にもばれなかったのにあっさりと私を見抜いたのは夕日の人。
目をつぶればその人の姿が浮かぶ。
そしてドキドキと胸が鼓動する。
「私アーロンが好きなんだぁ」
その次の日、アーロンから家族にならないかと言われた。
けれど私は返事が出来ずにいた。
「娘になったら結婚できない!」
「俺には愛する大事な奥さんが居るんだ。
もっと一緒に居たいから俺の娘になってくれないか?」
私はアーロンの娘になった。
アーロンには二人の息子がいた。
私が挨拶をすると次男のエイベルが私に言う。
「お前は俺が守ってやるからな!」
私が家族になった家はカラスと呼ばれる隠密集団の一員だった。
カラスを束ねる公爵家の夫人アイラおば様に見いだされて、私は愛弟子となる。
『次期戦闘狂カラス姫』
それが私の二つ名になった。
それから8年。
学園に入った私たちは、大事件に巻き込まれる。
隣国から渡ってきた謎の本『エデンローズ』
その本に沿って行動をする令嬢。
そして違法麻薬が入った香。
その解決のために私たちは隣国グロリアへ留学する。
*****【お知らせ】*****
こちらは『カラス令嬢とヘタレ王子』の子供世代のお話になります。
『カラス令嬢とヘタレ王子』を読んでいなくても楽しんでいただけると思います。
更新時間 4:00~5:00 16:00~19:00 朝と夜の二回更新となります。
本作は既に書き終わっているため毎日2回更新となります。
ブックマークなどをしてご注意の上お読みいただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:46:30
122624文字
会話率:25%
人外差別される貧民街で盗みをしながらなんとか生活をしていた主人公のロボ。
下に妹のいる仲間のダスティと一緒に店や屋台から食料を盗み、それを分けあっていた。
ある日、いつものように
最終更新:2023-08-09 17:21:49
78644文字
会話率:42%
スラム街の中で見つけた希望、やるせない圧倒的な格差
貧困は悪なのか、裕福が正義なのか
一人いればその背景には物語がある。
人間とは一筋の光があれば、生きることができるだろう
『幸せの感じ方は人それぞれでいい、あなたは見つけられるかな?
』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 21:19:37
446文字
会話率:0%
どんな傷も病気も治すことができるという『癒し手』の能力をもって生まれた公爵家の姉妹。
姉ラスティアと妹マリア。
しかしその力の使い方は違った。
ラスティアは王族や貴族にその力を使うのに対し、マリアは病気やケガに身分など関係ないと、貧民街に
行っては治療行為を続けていた。
しかし貴族を庶民とは違う優秀な人種だと考えいてる人達からは、マリアの庶民を治療するという貴族らしからぬ行為をよく思っていない者も少なくなかった。
その筆頭が姉のラスティアであった。
『こんな妹を持って恥ずかしい!』
とマリアは言われ続けていた。
そんな中、両親もマリアを疎ましく感じ始める。
ついには縁談話を持ち出し、マリアを辺境の地へ追いやろうとした。だが、それもなかなか決まらない。
その中で唯一縁談話を受けてくれたのがロマネス領の領主であり騎士団長のダルナスであった。
しかしダルナスには良くない噂があることを知っていたマリア。
結婚式当日、ダルナスと初めて会うがマリアの予想は大いにに裏切られ……?
軽いざまぁ有りのハッピーエンドのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 15:37:25
35165文字
会話率:29%