世界的氷河期が訪れ、世界は深い雪の世界へと変貌を遂げた。
その中で人々は生き残るために火山の中を掘って生活することとなった。
その中層でクローネは一人青い空を目指していた。
夢をかなえるためスカイドロッパ―と呼ばれる欠陥品の軽飛行機に乗り、
ドロッパ―レースに出場する。
そこで大金を稼げば、下層へといくことができると聞いたからだった。
下層には知識層や富裕層、腕のいい技術者などが火山の熱を利用するために集まっていた。
その初戦、機体は大破しクローネはひどい負け方をしてしまう。
失意の中残骸拾いをしていると、赤い石『アグニの花』を見つける。
本来あるはずのないものを手に取ったとき、クローネは数奇な運命に巻き込まれていくのだった。
この作品はカクヨム・アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 09:33:50
156474文字
会話率:26%
巴琴乃(ともえことの)は、術者一族を繁栄させるために幼い頃から虐げられてきた。
自死も許されず、ただただすり減り続けていくだけの日々。今日も自分の命ができる限り早く終わることを祈りながら、彼女は死んだように生きる。
唯一心安らげるのは、夢で
逢える美しい人との時間だけ。
そんな中、琴乃の双子の姉である弓乃(ゆみの)に縁談が舞い込んできたことをきっかけに、従兄弟に襲われる。そんなとき、琴乃は夢で逢った美しい人・孤月院栄(こげついんさかえ)に救われることになった。
そんな栄が琴乃に求めたのは、自身の中に溜まった穢れを洗い流してもらうため。
そしてそのために、栄とくちづけを交わすことだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 19:00:00
21363文字
会話率:30%
社内システムをワンオペしていた佐藤愛は、社長交代を機に解雇予告を受ける。
「正気ですか?」
「コスプレ女が一人で管理できるシステムなど誰にでも管理できるだろう」
退職後、ファミレスで悲しみに暮れていた愛は、幼馴染の健太と再会する。健
太は愛が「オルラビシステム」の開発者であることを知ると、彼女を自らのスタートアップに招待した。
真のプログラマ塾。健太が悩める技術者の背中を押すために始めた事業には、様々な顧客が訪れる。
――マルチタスクに悩む小田原茂。
――パワハラと戦いながら転職活動をするものの、上手くいかない本間百合。
――とある夢を持った洙田裕也。
彼ら彼女らは、佐藤愛と出会ったことで、少しだけ前向きになる。一方で、佐藤愛の古巣は、システムの管理者を失ったことで業務が破綻する。それを逆恨みした新社長は、悪意に満ちた行動に出るのだが……
@2020-11-29ヒューマンドラマ四半期1位
@2020-12-23ヒューマンドラマ年間1位
@読者の声「心が暖かくなる」「泣ける」「自分も前に進める気がする」「笑える」「愛ちゃん大好き」「ドラマ化希望!」「書籍化させてください」
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 21:03:47
107784文字
会話率:42%
満月が煌々と輝く夜、京都のとある山中で事件は起こった。多数の死傷者が出たのだが、それは決して世間には知られることはなかった。それから十五年後――――冬馬(とうま)は四年前に親友を亡くして引き籠っていたが、何とか立ち直って高校卒業後に就職する
こととなった。その仕事とは、冬馬が幼少の頃に他界した父が関わっていた仕事だという。何も知らずに働くことになった冬馬だったが、その仕事とはとんでもなく特殊な業種だった。なんと、守護師(しゅごし)という霊気を使って悪霊を退治するという呪術者のことだったのだ。冬馬は下宿先に向かった早々にいきなり悪霊との戦いに巻き込まれてしまい、そこで陰陽師や他の守護師たちと出会うことになる。急転直下に展開されていく状況下で、次第に冬馬の体に流れている血の素性が明らかになっていく。これは偶然ではなく、全ては十五年前に起こった事件からすでに動き始めていた運命でもあったのである。 ※守護師には一人一人に過去があり、それぞれの想いを抱いて生きています。異能力バトルがメインですが、人間模様もじっくりと描いていますので、そこを注目して頂けると幸いです。また、登場する戦国武将や歴史ついては個人的見解や仮想を含みますのでご了承ください。尚、この物語はフィクションです。登場する人物名や団体名等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 14:14:33
379531文字
会話率:45%
平凡なサラリーマン、只見陽介はある時、親から宅配便を贈られる。中に入っていたのは、AI搭載の最新式アンドロイドだった。感情を持たないアンドロイドは、人と交流できるのか。IT技術者の作者が送る、これから始まるAI時代に対する希望と警鐘の意味を
込めた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:00:00
39100文字
会話率:24%
かつて、星々が語られる古の時代より続くこの宇宙で、人々は星々の間を自由に旅する時代がいつか来ると憧れを抱いていた。しかし、それが現実のものとなった今、宇宙は夢と希望だけで満たされた場所ではなくなっていた。宇宙の中心にそびえ立つ、輝く星々を結
ぶ巨大な都市国家群と、暗黒の荒廃地が存在する。そんな分断された宇宙で、人類は果たして真の自由を得られるのだろうか? 主人公はレナード・スターダスト、孤児として育ち、荒廃地の片隅で小さなレストランを営んでいた。しかし彼の本当の夢は、星々を巡り、宇宙最大の謎「星屑の海」の真実を暴くことだった。幼いころに拾った謎の星屑は、彼に異常なほどの知覚能力と星屑の場所を感じ取る能力を与えていた。この力が彼を導く貴重な鍵であり、同時に危険な力の源でもあった。 ある夜、レナードの元に謎の客が訪れる。彼女は自由の身となったアンドロイド、エミリア。彼女はレストランを訪れた真の理由は、彼に与えられた星屑の力が必要だからだと言う。宇宙中の勢力がそれを狙っており、彼女はその秘密を守る者として現れたのだ。 こうしてレナードは、星屑の謎を追う旅に出る。旅を通じて彼は多くの仲間を得る。熱い心を持つ女性パイロット、過去の全てを失いながらも冷静さを保つ男性技術者、そして謎に満ちた古代の知識を持つロボット。彼らは星々を渡り歩き、追跡者たちとの戦いに巻き込まれ、星屑に秘められた真実と人類の自由を求める壮大な冒険に身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:21:15
2490文字
会話率:0%
20XX年
人類は選択を迫られていた
地球上に人類が誕生して500万年、文明が誕生してから5000年以上が経った現代。
世界人口は既に100億人を超え、環境を守りながら全人類の口に糊することは、既存の陸地のみでは不可能となった
。
そこで国連は、海上に大規模な人工島を多数建造し、そこに人類を移住させる計画、『移民島計画』を提出した。
幸いなことに各国からの出資金を集めることが出来た国連は、経済的に有力且つ海洋に面する国家の沿岸に移民島を建造し、国連事務局長直轄の『統制機関』を設立して各移民島の政務を担わせた。
しかしある年。移民島の一つが一夜にして壊滅する事件が発生した。
日本沿岸に位置する第二移民島内部で突如、正体不明の感染症が発生。感染者は次々に異形の怪物、〈異質体〉へと変化し、瞬く間に第二移民島を飲み込んだ。
この事態を受けた統制機関はすぐさま国連事務局長に事態を上申し、移民島に対する政治的権力を強化。第二移民島の住民の避難完了後に周辺海域を封鎖し、移民島の移動も厳格な水際対策で制限した。
更には設立当時から存在した各局で各国の技術者を招き、独自の兵器によって移民島の奪還のために作戦を行ってきた。
しかし、異質体は隙間風の如くどこからか移民島に侵入し、次々と移民島を壊滅させていく。
中でも四体の特殊な異質体が強力で、いかなる部隊も太刀打ちできない、と。あまりにも強力であるがゆえに、記録さえも殆ど残っていない、と。
そんな中、ある青年が率いる極秘チームが噂されていた。5人一組で、一人は真紅のスーツに身を包み、他の四人は真夜中のような色合いのスーツを着ている。
"彼女たち"は統制機関内で最も洗練され、最も期待されている部隊である、と。
家族と再び笑い合うため
故郷を奪った異質体を根絶するため
世界を救うため
そして、異質体という存在の真実を知るため
四人の少女は戦う。
例え
何が待っていようとも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 17:10:10
11335文字
会話率:46%
その男、人にあらず。
時の術者に封じられてからというもの、力は削がれ、己の身も地に縛られてしまった。
口惜しや、と。妖力を取り戻すため、今宵も美味な馳走に舌なめずりをする。
そんな男の前に仁王立つ少女。
妖に狙われる日々から脱却すべく、女
子力を身につけようとお師さんに弟子入りしたという。
「そうっ! 天晴《あっぱれ》の天の字で、てんっ! あたしの名前っ!」
天は退魔の札を拳に貼り付け、グーパンで鎮める系女子であった。
これは、そんな人ならざる男と、グーパンで鎮める系女子の始まりの物語である。
出会いは一夏の思い出――。
※書き上げ済み。全七話の一万文字程度の短編です。
※カクヨム様にも同内容のものを投稿しています。
※第一話から不穏な気配ですが、とまとけちゃっぷが飛ぶような展開にはなりません。(一応注釈を、と)
※和風ファンタジーですが、なんちゃって世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 09:00:32
11286文字
会話率:32%
★ シリーズ名変更しました 【戸上あやかし奇譚】 ★
今後このシリーズ名で統一します。検索する際もこのワードを入れれば全部が出てくるようにします。
★戸上あやかし奇譚 3巻目となっております。 ★
『高地の異変と風の声』の続き
になっております。
読んでいないと良く判らないことになるのでご注意ください。
【地の神】より依頼を受けて探していた【木の神】の所在を見付けることができた一行だが、【木の神】は侵すことのできない楔(くさび)で封じられていた。
対の神である【地の神】と【木の神】は長時間離れているとどちらも力を失い消滅してしまうと言う。【木の神】を解き放す一番簡単な方法は、清藍の命を奪う事だが、それを承諾することができない一行は、残り少ない時間のなか【木の神】を楔から解き放す方法を模索する。
刻一刻と迫るタイムリミット。一行は清藍を救い、【木の神】を解き放つことができるのか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【注意】
なんやかやで作者が【ぼっこれ】なのでたびたび停止しております。
申し訳もございません。またぼっこれる前に書き終わせるよう、奮闘中です!!
★再度告知★
和風ファンタジーの雰囲気を重視して、漢字表記できるものに関しては極力漢字を採用しております。(スマフォなど最初から日本語表記が一般的でない物・固有名詞でカタカナしかない物等はカタカナです)
純和風の部屋なのにテーブルなどと表記すると違和感が否めなかったからです。
ですので一部読みなれない単語等でてきますが、出来る限りその場合には読み仮名を振っております。悪しからずご了承ください。
ちなみに和風のテーブル=『卓子(たくし)』 木製で畳の上にあるテーブルをご想像ください。
☆☆彡追加告知☆☆彡
【丘陵の瘴気~】が終了したあと、しばらくインターバルを取らせていただこうと思っております。アルバイトが決まったというのもあるのですが、エブリスタで掲載しております【一騎夜行】の続編を書きたくなってしまったのです。
家事と仕事と小説(しかも2編)の両立は厳しいのでご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。
単純に私が家事が苦手なだけなんですけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 05:30:12
150544文字
会話率:33%
生産スキルが身を助く。
体は女の子、魂はおっさんが何でも作って解決。
異世界スローライフ。
勝手に召喚されて、勝手に別の躰にされて、何もわからず異世界に降り立ち、勝手に曲者扱いで牢屋叩き込まれて、そこで拷問を受け獄中死した50もかなり過ぎた
おっさん技術者。
もう1度今度はなぜだか、少女の姿をもらって転移するもどんなチートをもらったのかすらわからない。
悪戦苦闘しながら徐々に自分の貰った能力に目覚めていく。
おっさんが魂のたくましい少女の冒険物語。
題名はあのジョン・ル・カレの有名なスパイ作品、「ティンカーテイラーソルジャースパイ」のもじりですが、内容はスパイものじゃなく、ただの異世界ものでございマス。
週末更新予定
※今更ですが、作者の重大な分類分けミスかもしれません。転移ではなく、これは転生の範疇と考える方もいると思います。申し訳ございません。
そこでキーワードには転移と転生と両方付けることにしました。
今更ですが、申し訳ございません。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
極めてゆったりと進行していく唯我独尊な展開です。
よくある異世界もの設定な上に似たような設定の物もたぶん多くあるでしょう。
しかし、とても人を選ぶ内容です。エロもラブも出てこない。
まず異種族結婚とか、ハーレムとか、お供とイチャ・ラヴとかそういうのはナイです。
断言します。
ハードボイルドでもなく、ソフトボイルドでもない。
恋愛や悲恋、悪役令嬢とか身分差ラヴでもない。異能力バトルでもヒーローでもなくスパイでもない。
サスペンスでもミステリーでもない、オリジナル戦記ですらない。
凡そ、お勧めキーワードが「日常」と「冒険」以外につけようが無いという程度には、このなろうの基準から外れかけている小説です。
ただし、ただし。
ハイファンタジーであることだけは、確かです。
他とは違う、ハイファンタジーを、「我慢強く」読んでみるか。 という人にだけ、お勧めします。
読んでいる途中で合わないと感じた場合は無理に読み進めずそっと閉じて、忘れちゃって下さい。
何しろ文書量だけは多いです。無理は禁物です。
合わなかったら、あーハズレを引いたな。で他の作品を探して下さいますよう、お願いします。
現在 まだ未完成のままストーリーが流れおります。
完結は相当先になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 00:00:00
1975208文字
会話率:21%
西暦3000年。魔法が重視される風潮の中、魔法高校へ入学した「鬼人化」の術を受け継ぐ白鬼、結城蒼真。
術者であり、魔法使いである彼の使命は「鬼人化」の秘密を守り抜く事。
一族以外の者がこの術を使うと、その力に飲み込まれて暴走してしまうのだ。
蒼真はこの秘密を守り抜き、無事に学校生活を送る事は出来るのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 15:18:20
267177文字
会話率:42%
「オフィーリア・ノーディン。貴様は、子爵令嬢であるアゼリアに毒を盛ろうとしたな?」
冷徹な皇太子と呼ばれている、ディートリッヒ帝国の皇太子である、ユリウス・リヒト・ディートリッヒが告げる。
毒を盛っていない私だけど、この帝国の希少価値であ
る光魔法の術者を殺害しようとした罪で火炙りの刑に処される。
祈りに祈った結果、黒猫に今までの人生の記憶を持ったまま、生き返らせてもらうこととなった。
なるべく、皇太子であるユリウスとは適切な距離を取って、愛されるかもしれないという期待をしないようにしていたのに…。
前回とは比にならないほど優しい眼差しと言葉で私を落としていく。
恋愛小説ではこれを”溺愛”と言っていたような。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 23:00:00
30395文字
会話率:38%
真っ当な術者ならば眉を顰めるような異常な依頼でも、事と次第によっては引き受ける。
そんな逸れ霊能力者の庵を訪れた若い妊婦の依頼は、自分の胎内の赤子の御魂抜きだった?
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 06:02:21
1000文字
会話率:34%
地球に巨大隕石衝突の危機が訪れた。打つ手の見つからない科学者、技術者達は優秀ながらも過去に学会を追放された危険な思想を持つ物理学者・木戸を呼び寄せる。
木戸は自分が発明した革命的な科学兵器で隕石を消滅させることを提案する。その威力に脅威
を感じながらも承諾する科学者達。
ロケット技術者である主人公の日下部はその兵器を取り付けるロケット開発を担当する。その作業の中で木戸に不穏なものを感じる日下部。
やがてロケットは完成し、隕石に向けて発射。隕石は大爆発を起こし消滅した。こうして人類滅亡の危機は過ぎ去った。
だが後日、日下部は知り合いの大学教授から隕石の破片を発見したから見てくれと言われ赴くが、そこで驚くべき事実を目撃する。隕石に焼け焦げた地球由来の微生物が付着していたのだ。腑に落ちない日下部。
だが木戸の論文と、以前から発生していた世界各地の不可思議現象を照らし合わせた時、信じがたい一つの結論に達した。それを確かめるため木戸のもとへ向かう日下部。そして木戸を問い詰めると彼はあっさりと認めた。
実は木戸はテレポート技術を完成させており、その検証のためにわざわざ地球上の岩石をテレポートさせて地球に落としたのだった。
その危険極まりない行為に日下部は憤慨し、糾弾する。だが木戸は日下部を消し去ろうとテレポート装置を作動。日下部はそれに気付かず、無念にもいずこともなくテレポートさせられてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 12:23:46
4169文字
会話率:47%
身を投げて死んだと思っていた情夫ボルドと再会を果たし、幸せを噛みしめるダニア本家の女王ブリジット。
一方、ダニア分家の女王クローディアはボルドに淡い思いを寄せながら、その気持ちを隠して彼のいない日々の寂しさを感じていた。
そしてブリジットの
捕獲とクローディアの殺害という2つの任務に失敗した黒き魔女アメーリアは、次の作戦で大陸に大きな混乱をもたらそうとしていた。
ダニア本家と分家の統合による統一ダニアの誕生に向けた同盟関係。
そして砂漠島の軍勢。
いくつもの勢力が各自の思惑を持って動きを進める中、緊張状態にあった王国と公国の戦がついに始まろうとしていた。
大陸を包み込む重苦しい暗雲の中、黒髪術者《ダークネス》としての力を深めるボルドは、愛する女王ブリジットを守るため奔走することとなる。
奴隷少年と女王の出会いから始まった物語はどのような結末を迎えるのだろうか。
完結編の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:47:11
501574文字
会話率:21%
●あらすじ
保守作業の会社で働くモノづくり大好き青年、深井 技治郎。
ある日、山奥の設備の点検のために車で移動中、異世界に転移させられてしまう。
転移先は戦争中でいろいろな人の思惑が入り乱れる、平和とは遠い世界。
途中で出会った追われる身の
女性と一緒に、逃亡した先でたどり着いた前人未到の森に、仲間を集めて、現代の技術力で彼女を守るための工業の町を作ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 14:16:52
146142文字
会話率:62%
僕らが生きるこの世界は鳥籠のように囲われている。
100メートルの高さの壁が三枚。そしてその壁全てを覆う青白い半透明で半円状の障壁。
その中で生きる7割は、兵士だ。
ある日、僕らの住まう惑星、地球に侵略者が来た。
侵略者は人の形をしていな
かった。
圧倒的な力の差で人類は滅びかけたが、科学者カイル・ドルクスキーにより発明され、技術者の粋を集めて作られた、|三重反射壁カイルの防護《Triad ReflectWall Kyle Guard》。人類を守る最後の砦。
僕らはそれをトリカゴと呼ぶ。
トリカゴに生きる者は、侵略者と戦い死んでいく。
明日を生きる為に。
僕、ライル・カーバイツの両親も死んだ。
沢山の人が死んだ。悲しむ暇なんてなかった。
でもそれは無駄死にではなかった。
侵略者の弱点を知り、そして新たな武装兵器、Saber Weapons Solid System。通称|SSWS《サウズ》
欠損した部位を補い義手義足として、かつ兵器として運用できる物を開発。
これにより腕を失った者や足を失くした者も数百人の兵士に匹敵する力を得てもう一度戦場に立つことができた。
これから僕らの時代が、僕らの時代こそが反撃の一手になるだろう。
この争いの全てを終わらせるために、僕らはまた戦争という名の醜く争う戦地へと足を運んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 18:00:00
289097文字
会話率:38%
様々な種族が共存して暮らす世界。
得体のしれない術者に、一夜にして滅された国を再建するため、なんでも願いを叶えてくれる『泉』を探す、亡国の王子エゼキエル。
彼は旅の最中、野盗に襲われていたところ、カスティと名乗る長身の女性騎士に助けられた。
カスティはロゴモールという種族の土人形で、彼女も願いを叶える『泉』を探しているという。騎士であった前世の記憶を頼りに、戦場で離れ離れになってしまった主王を探しているというのだ。
エゼキエルはカスティの境遇に自らを重ね、協力して泉を探す事になる。
しかし道中に立ち寄った国で、カスティがエゼキエルの故郷を滅ぼした張本人だと知り、加えてカスティは現在の雇い主の命令を受け、エゼキエルを殺しに来たと言うのだ。
エゼキエルは彼女に命乞いをし、願いの泉を探し出した後、潔く死ぬことを約束する。カスティも王子の言葉に心が揺れ、二人は旅を続けることになる。
旅路の中で、カスティを召喚した術者や、訳ありの商人、不思議な魔法使いに助けられ、エゼキエルは願いの泉を目指していった。
そして彼は自国を滅ぼした元凶が、生まれてすぐ母親と共に幽閉された、異母兄である事を知ることになる。
自分のような人間が、このまま生きていていいのか?
様々な人々の想いに触れ、苦悩し、嘆き、感情を分け合って、エゼキエルはついに『泉』がある森へ辿り着く。
だがその目前で、異母兄の魂が乗り移ったカスティが意識を奪われ、エゼキエルの前に立ち塞がるのだった──。
真面目で実直な人間の王子様と、自暴自棄だが割り切れない土人形女性騎士の、心の在処を探すファンタジー。
さぁどうぞ、楽園の始まりを知る、旅路へ。
※主要人物が死ぬ描写があります。ご注意ください。のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:23:37
49016文字
会話率:37%
唐突に上司から命令された「動画マニュアル」の作成。そういうものに疎いベテラン技術者は、期待の若手に作成を任せるのだが、その出来栄えを見て・・・。
今後に起こりえるかもしれない事例を書いた、一つの予言です(笑)。
最終更新:2023-10-28 20:22:01
2400文字
会話率:36%
外観での品質問題が発生! 原因は検査規格の曖昧さにあった。それを正すべく立ち上がった若手、中年、ベテランの3名の生産技術者! 彼らは見事、この難題を解決することが出来るのか!?
最終更新:2023-09-02 20:06:39
1743文字
会話率:36%
事業部長からの指令『農村から出て来た人が、それを読んだらすぐ作業に入れるようの標準書を作る事』を、忠実に実施すべく立ち上がった3名の技術者。彼らは無事、望むものを作れるのか!?
手に汗握る大スペクタル!! (嘘です。会社員シリーズ3作目のギ
ャグ作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 20:19:11
1872文字
会話率:38%
恵まれた環境に生まれた青年、渡辺俊は音大に通いながら、作曲や作詞を行い演奏までしつつも、ある水準を超えられない自分に苛立っていた。そんな彼は友人のバンドのヘルプに頼まれたライブスタジオで、対バンした地下アイドルグループの中に、インスピレーシ
ョンを与える声を持つアイドルを発見する。
欠点だらけの天才と、天才とまでは言えない技術者の二人が出会った時、一つの音楽の物語が始まった。
それは生き急ぐ若者たちの物語でもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 18:03:24
506306文字
会話率:23%