いつかの時代に一つのオアシス都市を治めていた女王が、まだ王女と呼ばれていたころの物語。
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姉王に愛されて育ったオアシス都市の王女・ザフィーラは十三歳になったある日、砂漠で倒れていた青年を助ける。
彼は砂魔物に襲
われて記憶を失っていた。
慣習に従ってこの青年を保護したザフィーラは彼に「アシル」と名を与え、王家の客分とし、共に暮らす二年半の間に想いを寄せるようになったのだが、十六歳になる前の日にアシルと姉が抱き合う姿を目撃して、ザフィーラは衝撃を受ける。
そして迎えた誕生日。
ザフィーラの国へ、海の向こうの国が攻め込んできた。
※こちらはカクヨムで開催の「世界を変える運命の恋」コンテストに参加して中間選考を通過した同タイトル作品に、数千字の加筆と構成等の修正を加えたものです。
※物語の展開自体はカクヨム掲載のものと同じなので「第一部完結」で幕を閉じる中編版であることに変わりはありません。
※続きの構想はありますので、いつかこの後の話を書くかもしれません。
イラスト:むなかたきえ様(X(旧ツイッター):@kkkie_m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:06:34
62757文字
会話率:32%
近未来。世界は温暖化で砂漠化が進む中、メリムダ国とサンドリア国はよく雨が降り、緑豊かで作物も豊かであった。両国に雨が降るのは、ドラゴンに守られているためであると、言い伝えられている。
サンドリア国は銀のドラゴンに、メリムダ国には金のド
ラゴンに守られており、銀のドラゴンが嵐を呼び、金のドラゴンが雨を降らしている。しかし、王家の血が流れる者が、他方の城に入ったとき、白のドラゴンの怒りが蘇り、恐ろしい災いが起こり、雨は降らなくなってしまうという。
メリムダ国の第一姫のカトレアは、おてんばで好奇心旺盛。お忍びで城を抜け出し、サンドリア城に入り込んでしまう。そこで助けられたラメレス王子と一目で恋に落ちる。
恋に落ちたラメレスとカトレアに、ドラゴンの伝説は再び蘇る。災いが次々と起こっていくが、カトレアは勇敢に、運命に立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 11:35:47
9838文字
会話率:44%
どこまでも砂漠が広がる、灼熱の王国。
青年エルバ・アルヒムは仲間とともに襲い来る盗賊たちへ立ち向かうも、激闘の甲斐なく殺されてしまう。
次に気がつくと、そこは現世と幽世の狭間であった。
大人しく幽世に向かうか、このまま現世に干渉するかを
問われ、エルバは苦悩の末後者を選ぶ。
かくして魂だけの存在となったエルバは、彼のことが「見える」人々とともに、神への生贄として選ばれた恋人の運命を変えるため、奔走することとなる。
愛する女性が殺されるまで、あと一年。
初めて投稿します。
世界史の授業中に思いつきました。荒いところも多々ありますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 00:05:57
5884文字
会話率:40%
〇あらすじ
ある日、いつの間にか非現実的な荒野で目を覚ました。
そこは荒野の砂漠ゾーンで、ずっとやっていたオンラインゲームの初期装備……しかも幼女の姿だった。
いきなり魔物に襲われるし、ゲームのようにサクサクプレイできないしでもう大変!
そ
んな異世界転生?ライフです。
〇諸注意
これはプロットのようなものであり、誤字脱字や端折ってる部分などあります。
殴り書きしています。もしかしたら場所や人などの名前が途中で変わっていることがあるかもしれません。
設定が途中で変わっている可能性もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 05:00:00
26844文字
会話率:40%
流れ星が降る砂漠。人々は星が砕ける音に耳を澄ませる。
しかしこの星に打たれたものは『星憑き』と呼ばれ、世界に災いをもたらすと言われていた。
一体何が起こるのか、よくはわからない。けれどもこの胸の内にあるもやもやした感情は、きっと憑いてしま
った星によるもの。だから人を傷つける。だから自分自身でわからなくなる――『星憑き』になってしまった少年シュメルヴィは、親友レクサルと共に星を夜空に返すため『村』を目指す。
『星憑き』の正体は。そして星の正体とは。
流れ星が降る砂漠での、短い旅物語。
※最後まで書き終えています。文字数約5万4千字を予定
※完結まで毎日更新する予定
※こちらの小説は2019年5月に同人誌として発行し、すでに頒布終了した小説です
※他のサイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 23:00:06
54189文字
会話率:25%
かつて共にクーデターを起こし戦った仲間に日本の議員連続殺害容疑が掛かった。日本国内で仲間の少女一人を捕らえたが、彼女は上手く乗せられただけで肝心な部分は何も知らず、埒が明かないので機捜隊長・霧島と部下の京哉のバディは少女と一緒に懐かしの砂漠
の大地へと飛ぶ。そこには国際的には認めらぬまま暫定政権を維持する仲間たちがいた。
◆咲き誇る薔薇も/大地を掴む根は/名もないノイバラ◆
キャリア機捜隊長×年下刑事シリーズPart13【海外編】[全51話]
【シリーズ中、何処からでもどうぞ】
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 08:54:55
136793文字
会話率:57%
〔B-PRINCE文庫新人大賞第二次選考通過作〕
特別任務の依頼主は日本と関係良好な某大国。任務内容は砂漠の極貧国で反政府ゲリラのリーダー暗殺。だが霧島と京哉はゲリラグループに上手く潜入するもリーダーは不在。戸惑ううちに二人と反政府ゲリラに
友情が生まれ、挙げ句クーデター画策側になってしまう。
◆砂に削られない固い信念と誇りを持ったが為に/……私は今、無性にこいつらに会いたい◆
■キャリア機捜隊長×年下刑事バディシリーズPart11【海外編】[全47話]
【シリーズ中、何処からでもどうぞ】
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 08:52:24
131114文字
会話率:51%
私の中の黒いものを捉え、保存する決意表明
最終更新:2024-03-20 12:00:00
608文字
会話率:0%
砂漠の上にある小さな都市シュプーラ
シュプーラでは何十年、いや何百年も『水』という物が存在しない。その為人々は水が無くても育つ草木や農作物を食べ、そこから水分を取ることしか出来なかった。もはやこの都市における水とは、何か遠い伝説か神話でしか
語られていなかった。
シュプーラの人々はこの地を『水のない都市』と呼んでいた。
シュプーラで広がる不可解ない病
そして女王マリテーヌと侍女ジロデの愛の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 13:14:05
15256文字
会話率:52%
きれいなエメラルド色に輝く湖を囲む、古の森。
そこに棲む、可愛いものが大好きな竜の女の子、黒ドラちゃん。
これは、黒ドラちゃんが古の森を出て北の山に行ったり、輝く王子様に出会ったり、他の竜とお話ししたり、砂漠や海を見たり、雪の国へお出か
けしたり、海を渡って宝物を探したりする、地味だけど大冒険な話。
※不定期更新なので、章(巻)が終わるたびに都度完結表示としています。
2019年7月にジャンルをファンタジーから童話にしました。よろしくお願いいたします。
2020年9月より『NOVEL DAYS』に、10月から『カクヨム』に、それぞれ少しずつ転載&改稿始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 06:00:00
727703文字
会話率:40%
IT土方だった俺は、ある日、異世界に召喚されたが魔法が使えず直ぐに役立たずと言われ、砂漠に捨てられてしまった。
もっとも俺は少しの魔法が使えることで砂漠の中で生き残ることは出来たのだが、自暴自棄になっていた。
そんな俺を餌にしようと近付いて
来たセクシー蛇女ラミアと出会ったことで何となく生きることに意味を見出した俺はまた歩き出す。
そして後で加わったフラネル兄妹と共に地下都市を目指すことを目標に砂漠を旅したが、旅の終わりに到着した地下都市は廃墟だった。
俺は廃墟であった都市を蘇らせる努力をし、最終的に百万人のメガロポリスにする。
今、俺の最終目的は、この都市を拠点に俺を召喚しておきながら砂漠へ追いやった奴らの世界を征服することになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 22:00:00
190395文字
会話率:32%
アルカディア大陸、ズエラット砂漠に転生したエルフ、メフィは「天理」という名の武器を手に、
異世界で冒険することになった。彼女の前世の記憶は無くなったが、前世の知識はある。
不老不死、魔力は無限、彼女の冒険は、これから始まる。
最終更新:2024-03-10 19:43:50
4542文字
会話率:63%
王太子であるセオドリックがプロポーズをした相手アニエスが、砂漠で一晩初恋の相手と過ごした。
そのことに怒りと嫉妬から王太子セオドリックはヤンデレ化。
しかし、当のアニエスには実は一筋縄ではいかない深い事情があって……?
※本編ムフフッな展
開あり。アニエスの外伝になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 17:05:24
206488文字
会話率:53%
今日も今日とて、ドッゴーンっ!! ドカーンっ!! バキバキっ!! メキョっ!! と、大きな地響きやら、なにかの衝突音が大気を震わせ、轟音として響き渡る。
「オルァっ!! その程度かよっ、キングの名が泣くぜっ!! ヒャハハハハハハハハハっ!
!」
「ぁ~、それで、なんでしたっけ?」
爆音と轟音に加え、ちょっとアレ系な高笑いをBGM代わりに、王城から来たという使者を見やる。
「で、ですからっ………………」
またもや、ドッゴーンっ!! という盛大な音に掻き消される使者の声。
「姫には、恩賞として砂漠の国の後宮へと嫁ぐことが許されましたっ!!」
王城からの使者がなんぞアホなこと言ってんなぁ。つか、知らんのか。そうかそうか。
「真に遺憾ながら・・・あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」
そう言ってドンパチやってる方を指差した俺の言葉に、使者共の目が驚愕に見開かれる。
「な、なにを言っておいでだっ! 一国の、それも嫋やかで虫も殺せぬような第二王女が、あのようにオーガキングと互角に渡り合える筈がないだろっ!?」
「いえいえ、真に遺憾ながら、あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」
と、俺は繰り返す。つか、その『嫋やかで虫も殺せぬような姫様』を、碌な装備も持たせず、バックアップも無しに火竜討伐に出したのはどこのクソな国だかなー?
虐げられていた第二王女こと姫さんが、望まぬ結婚を強いられるよりはとヤケクソな勇気を出して難アリな寄せ集めパーティーメンバーと火竜討伐に出て――――
バトルで『ヒャッハー!』する戦闘狂になるまでの経緯と、その顛末の物語。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 19:24:03
30763文字
会話率:38%
主人公エイディが住む砂の斜塔は、サンドリア大陸南部に位置する魔術の国、旧デザリア王国の中でも最も広大な砂漠の中央に鎮座する。強固な結界に守られた斜塔で、エイディは日々、師匠に言い渡された課題をこなしていた。幼女のような容貌の師匠は、その麗
らかな見目形からは想像もつかぬほど厳しく、とんでもない放蕩だった。
変わり映えしない日々を過ごしていたある日の朝、謎の男が結界に侵入した ──── 師匠である大老師、パルヴァネルの骸を抱えて。サンドリア大陸魔術協会の第一級魔導士を名乗る男、カームザールは、エイディを死んだ師匠に成り代わらせるためやってきたと言う。大陸一の大魔術師、パルヴァネルの経脈の全てを継ぐ器、エイディに。
その一生を塔で過ごしてきたエイディは、亡き師匠に代わり、大老師パルヴァネルとして兵器利用されることとなった。
生まれて初めての塔外の世界で、少女は何を見るのか───────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 22:13:36
19955文字
会話率:29%
生前心臓病を患っていた中村キョウスケは、毒親に悩まされていた。退院した雨の降りしきる日、階段から突き落とされ王太子であるシュライに転生するが――?
貧困に喘ぐ国民を救う為、宰相や弟達とまずは国民が飢えに苦しまずに済む対策や、税金対策等あら
ゆる問題を解決していく!
そして砂漠の国ならではの食べ物や飲み物を開発していき、ついに神々の国からアツシ・ジュノリス王が現れて――!?
貴族に馬鹿にされ続けたシュライだったが、国が安定し国外も安定したのに今度はテリサバース教会に難癖をつけられ、シュライが選んだ道とは……!
※カクヨム・アルファポリスにも掲載中です。
無断朗読・無断使用・無断転載禁止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 20:00:00
145376文字
会話率:55%
「エステル・ヘイヴァース公爵令嬢!!貴様との婚約を破棄する!!」
突然の出来事だった。
アシュフィールド国の第三王子ジュリアンの婚約者、エステル・ヘイヴァース公爵令嬢はこの日十八歳になり、それを王家が主催となって祝うための夜会。
そ
れが彼女を断罪する場となった。
いわれのない罪を着せられて捕縛され、即刻厳格な修道院へと送られることになったエステル。
彼女の深く濃い紺色の髪はこの国では珍しく、母方の祖母が遠い砂漠の滅びた国の王女だったためだ。
蛮族の姫。
闇夜色の冷徹な女。
貴族たちには陰口を叩かれ、婚約者であるジュリアンにも嫌われ続け、側近たちにも陥れられたエステルはジュリアンの一言を聞いた瞬間から覚悟を決めた。
戦う公爵令嬢のサスペンス仕立ての異世界恋愛物語。
※ 登場人物が出そろったら内容紹介を書き足します。
※ 題名は暫定です。思いつかなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 18:47:38
113618文字
会話率:30%
かつてその砂漠には国があった――砂漠に栄えた「サラブ帝国」。
貢物としてやってきた一人の少女の物語。
最終更新:2024-03-06 04:00:00
16277文字
会話率:48%
「私達は弱い竜だ。雨を降らせることしかできない」
雨降り竜のリンは父を亡くし、逃げ出した先で人間の兄妹に出会う。
兄妹に傷ついた心と体を癒してもらい家族として幸せに暮らす。
人として暮らす儚い竜の子とその家族の成長のお話。
転生無し、チー
ト無し、ダンジョン無しの地道なファンタジー。
カクヨムにて完結済みの作品の加筆修正版です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426590445828折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 07:00:00
157004文字
会話率:42%
広大な砂漠の先にある塔の中に、不可能を可能にする至宝があるという。
そんな激レア品を求めることなく、森の奥で薬草を採取したり、今日のご飯は何にしようかなと平和な日々を過ごしていた、辺境の村の少年が、
ふとしたキッカケで、不思議な塔の前に
来てしまった。
欲望渦巻く世界?に、じわじわと巻き込まれていく。剣と魔法ともふもふしたのがでてくるファンタジー世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:53:43
270860文字
会話率:34%
暗い森、夜の砂漠、人気のない街路で、影が曲がりくねって歩き、小さな人々や隠れた異星生物を探します。 愚かで保守的な青年・岩崎一誠は大学進学を選択せず、「傭兵」という名の組織への入団を決意した。
最終更新:2024-02-24 01:28:22
8531文字
会話率:12%