マゴリア教国の首都、アヌルーンの街。
常に魔界からの影響を受け、魔族や魔物の脅威に晒される街。
この国では、魔法を使える人種すなわち魔術士は危険な存在と見なされ、騎士団の監視下に置かれることを余儀なくされる。
魔術士シッスル・ハイフィールド
もまた、例外では無かった。
16歳になった彼女は、師である『幽幻の魔女』から修行の終わりを告げられ、否応なしに独り立ちを迫られる。
師の庇護を離れ、幼馴染みである騎士シェーナと共に世に立つシッスル。
不自由な制限の下、シッスルは様々な人物と出会い自分の人生を見つめ直す。だが彼女の行く先には常に不穏な影が付きまとい、絶えず過酷な試練を課してくるのであった。
やがて見えてくる世界の謎と自分の運命。それらを知った時、シッスルはどのような選択をするのか?
これは、此処とは違う何処か遠い異空の地で、様々な制約を課せられながらも自分の歩むべき道を探して抗う、ひとりの少女の物語である。
※ノベルアッププラス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:06
298720文字
会話率:49%
さぁ…集まれ最強の殺し屋たちよ。誰が世界一か決めようじゃないか!
2050年、5年に一度開催される世界中から最強の殺し屋が集結して殺し合う“バトルフィールド”と呼ばれる殺人競技会。
今回の開催地はアメリカとの国境を境とするメキシコ北部シウ
ダーフアレス。制限時間は72時間。
出場者は体に小型爆弾付き発信機を埋め込まれ、街中に仕組まれたカメラの監視下で殺し合い、最後の一人には莫大な賞金が与えられる。
死の商人アンドロメダ社が主催、世界中の富豪が参加する非合法な賭け事。
迎えた10回大会は記念大会として「Only Woman」と設定され、裏社会では知らぬ者のいない20人の女の殺し屋がエントリーした。
様々な事情を抱えた20人の女戦士。生き残りとプライド、そして莫大な賞金を賭けた戦いが始まる。
概要
日本政府の裏組織である草場流剣術。
時代の闇で暗躍してきた国家公認の暗殺部隊。
緋眼の一族であり、血流末裔は緋色の眼を代々引き継いでいる。
23代当主の娘 草場 霞(クサバ カスミ) は前大会で殺された兄の復讐のため第10回バトルフィールドへの参加を決意。
欲望と愛憎が渦巻く女同士の殺し合いに霞の剣が乱舞する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 13:18:28
113051文字
会話率:20%
もしも現代社会に『魔法』が存在したら、どうなるか?
魔法を極度に警戒し、厳重な監視体制の下、管理する政府。
魔法使いを異質な存在として差別するマスコミと世論。
魔法犯罪の唯一の対策であるにも関わらず、魔法使いを道具扱いして使い捨てにしようと
する警視庁上層部。
そんな厳しい状況下に置かれながらも魔法犯罪とひたむきに戦う魔法捜査官・風馬駿と相棒の魔法使い・アルペジオ。
この物語はフィクションだが、一部真実が含まれている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:00:00
48846文字
会話率:31%
魔法が発達した世界、メリオル。
そこで生活する魔道士ポーラは試験的に新しいギルドを作るためにメンバーを探していたが、
新メンバーの候補にあげたのは蔑まれた世界の最強レベルの魔道士だった。
反対意見が多い中、ポーラは仲間に入れるために奔走する
。
科学が発達した世界、地球。
そこの孤児院で生活しているトウヤは蔑まれ、迫害されながら日陰で暮らす生活にうんざりしていた。
だが希望は一つだけある。
トウヤには他の人には無い魔法のような力を持っている。
この力を使って世の中を良くしていけば、今の生活から抜け出せるかもしれないと思っていた。
ある日、監視されていることに気づき犯人を突き止めると、そいつは魔法世界の人間でトウヤを誘いに来たと言う。
魔法世界の人間、ポーラの話を信じれば生活が一変する。しかしおとぎ話のような話は本当か?
トウヤは自分なりの方法で真偽を確かめるのだった。
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ぜひブックマークや感想、評価などお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:00:00
589830文字
会話率:40%
生まれ変わって幾星霜。
一人で世界を彷徨ったり、仲間が出来たり、一緒に怪物を倒したり。そういう有りがちなイベントは全てやってしまった後の主人公アイン。
それでも死ぬこともなくフラフラと生きていると、いつの間にかゴリゴリの悪の組織の幹部になっ
ておりました。
「流石に悪の組織の幹部は属性盛りすぎだろ」と不満たらたらのアインに組織の長から与えられた任務は、とある魔法学園に通い、とある生徒を監視すること。
アインは仕方なく、明らかに主人公みたいなムーヴをかます件の生徒を影から見守り、時には追い詰める。悪の組織の目的を遂げるために。
主人公はTSしてます。要素は薄めです。
この作品は「ハーメルン」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:08:14
500231文字
会話率:24%
『この世界には、今を生ぎる"オリジナル”とそれをそっくり
真似た少し過去の”コピー"の二つが存在している』
容姿が唯一の取り柄である平凡な青年、神馬(しんば)は、講師として招かれた名門国立学院の“特別課”で五人の少年少女
と出会う。
神馬に課せられた仕事は、彼らを監視する”同行者”としての役目。
学院や任務を通して徐々に明らかになる世界の真理。すべて明かされたとき、彼らが出した答えとはーーー
これは、一人の青年と心を持つ機械たちの成長と彼らの出した結末を記した物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 13:00:00
54289文字
会話率:47%
人類と魔種による三度の大戦を経て和平関係にある現代。父親の仕事の都合で香港のランタオ島に住んでいた蒼崎春人だったが、突如として大規模なテロに巻き込まれ家族を失ってしまう。
それから五年後。春人は吸血鬼などの魔種に対して監視と排除を主任務とす
る討滅官になることを春人は決断し、禁踏区域にて訓練兵として討滅任務を行っていたが、ある日校長から呼び出しを受けたことで春人の辿る運命が大きく一変する。
だがこのときの春人はまだ知らない。自身が壮大な陰謀の支配下にいることを……。
これは「普通」の枠に収められない逸脱者が、並み居る強敵をなぎ倒して怪物への道を歩む学園軍事アクションストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 16:10:00
40390文字
会話率:31%
「私は今日、魔王にさらわれる」
エリーザ・ロンディネは前世の記憶を持っていた。
そしてここが彼女が前世に遊んでいた、君と愛を紡ぐ王道RPG『アヴェンチュラーミトロジー』の世界であることと自分の役割を知っていた。
自分の役割は魔王に
さらわれて勇者に助けられるお姫様。だが助けに来た勇者は幼馴染みのヒロインと結婚し、二人をお祝いした後は知らない国に嫁がされる。モブのような扱いだった。
役割通り魔王にさらわれ、あとは勇者に助けられるのを待つだけだと思っていたが、魔王城で用意されていたのは豪華なお部屋に美味しいラーメン?
ゲームには存在しない監視役のチェルは口が悪くて四天王最弱と自称する変わり者だけれど、話してみると意外と面倒見が良い魔物だった。
好待遇にとまどいながらも魔王城に馴染んでいく姫と人の感情に鈍感な魔物チェルとの、バッドエンドまでの期間限定なのんびり幸せ監獄ライフ。
※旧タイトルは「勇者が助けに来た後はバッドエンドまっしぐらなので、それまでに魔王城で素敵な思い出を作ります」少し追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:05:19
433641文字
会話率:54%
公家の血を引く貴族の娘でありながら、妾の子どもだからと本妻にはいじめられ、多額の借金を抱える子爵家に無理やり嫁がされてしまった胡蝶(こちょう)。その上、愛人を囲う夫からは見向きもされず、わずか一年で離縁されてしまう。生家に戻っても「出戻り女
は一族の恥」だとして本邸には入れてもらえず、乳母のいる田舎へ追いやられ、幽閉されることに――「でもこの生活、案外悪くないかも?」監視役の乳母は優しいし、頼もしい乳兄弟も心配してしょっちゅう顔を出してくれるし、何より田舎の空気は新鮮で食材も豊富。お姫様育ちで生活力はないものの、料理大好き、食べること大好きな胡蝶の、美味しい引きこもり生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:40:48
184924文字
会話率:57%
西暦2050年1月1日 新年の幕開けと共に突如として発生した大地震、その地震によって世界が大きく変わった。地震の後、地面から突如として出現した謎の多い塔、通称 《ダンジョンタワー》の出現にともない魔力を帯びた動植物、《魔物》達が出現しし、夢
物語と思われていたファンタジーの世界が現実の物となった。
ダンジョンタワーの研究が進んでいくにつれ人類にも《魔力》や《スキル》・《ジョブ》と言った力に目覚めていく者達が現れた。
その後、魔力やスキル・ジョブに目覚めた者を《覚醒者》と呼び覚醒者の内、ダンジョンやダンジョンタワーの攻略を生業とする覚醒者を《冒険者》とダンジョンやダンジョンタワーの謎を解明しようとする者を《探求者》と呼ぶようになった。
覚醒者と探求者は個々の長所や短所を補うため、《パーティー》を組始め、しばらくして、ダンジョンやダンジョンタワーの利益を効率よく得るため、パーティー複数集めた組織、《クラン》を結成しダンジョンやダンジョンタワーの攻略を始めた。
ダンジョンタワーやダンジョンの内部には金銀財宝はもちろん、見た目より多くの物が入る鞄、《マジックバック》や入れた物が無限に増殖し涌き出てくる壺、《増殖壺》などの原理は不明だが便利な道具や魔力を帯びた武器などのお宝が発見されダンジョンタワーで一攫千金を狙おうとする動きが活発になった。
数多くのクランが結成された反面、大きな力を持って犯罪に手を染めるクラン、通称 《ブラッククラン》やスキルの解明に伴い、大きな力の制御が出来ず能力を暴走させる者が現れ出し事件や事故が多発していった、人々は魔物の脅威より、覚醒者の脅威に怯え、世界の秩序が混沌としていった。
この事を問題視した各国の政府は急遽、クランをまとめ監視するための組織《ギルド》を結成した。
ギルドの結成により覚醒者関連の事件・事故は減少していった。
減少のきっかけを作ったのは、ギルド直轄の構成員、通称、《ギルドマネージャー》と呼ばれる手練れの覚醒者達がいたためであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:15:44
3541文字
会話率:64%
『幻想世界≪ミラージュワールド≫』
これは俺に与えられた特殊能力だ。
ある日、第三生徒会なる謎の組織の会長に就任した。
「世界を変えてくれ」
やれやれ、仕方ない。いっちょやったりますか。
という話ではない。
俺にできるのは落とし物を探すく
らいのもので、能力は最低ランク。
中二病の生徒会長に半ば脅迫されながら嫌々『第三生徒会』なる組織の会長になった俺だが、別に謎の組織ではない。
作った理由は、かっこいいから、これだけ。
波風立てず、無難に生きていければそれで良かったのに。
時代は近未来、舞台は能力特区、麗星第二学園。
ある日を境に世界中に不思議な力を持つ人間が発生するようになった。
能力者と呼ばれる彼らは、国際社会から監視されながらも世界中から求められる存在である。
主人公は自分の能力の低さに劣等感を抱きながらも、周りを巻き込みながら成長していく、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:00:00
49793文字
会話率:28%
都内の高校に通う遠坂亮馬は、いたって普通の高校生。正義感が強く、ちょっとトラブルに巻き込まれがちだが、楽しい毎日を過ごしていた。しかし、ある時から亮馬の周辺で事件が起こり始める。その影には、感情で異能を操る特殊能力者、通称《インフィニター》
がいた。一方、インフィニターを監視する特別組織「ハイドシーク」に所属し、自身もインフィニターである片桐東吾は、頻発している能力者の事件を追いかけていた。事件を追ううちに、片桐は亮馬の存在にたどり着く……それは亮馬の思いも寄らぬ運命の始まりと秘められた力の目覚めを意味していた……
感情を起爆剤とする異能力者《インフィニター》達の、リアルな世界を舞台にした激しいアクションバトルが、今、幕を開ける!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 02:15:31
62135文字
会話率:38%
21世紀後半、技術の発展により豊かで便利な世界となった一方で、格差や環境問題など多くの課題を抱える中、ルナという女性が登場する。彼女は人生観の転機を経て、真の幸福とは無条件の愛と感謝の精神に基づく生き方にあると確信し、その理念を広めるために
コミュニティ「ルナCEOワールド」を設立する。
ルナの情熱に引き寄せられ、多様な背景を持つ人々がルナCEOワールドに集まり、より良い世界を目指して共に歩むことを誓う。コミュニティの成長に伴い、ルナは仲間と共に「ルナCEOワールド憲法」を制定し、コミュニティの理念を明文化する。
憲法では、人間だけでなく自然環境までを含む「すべての存在」の幸福を追求すること、多様性の尊重と包摂性の追求、情報へのアクセスの平等性、社会的責任の重要性などが謳われる。ルナは、憲法の理念を日々の行動で体現するために、定期的な再確認や教育・啓発プログラムを実施し、監視体制も整備する。
ルナCEOワールドは憲法を指針として着実に前進し、他のコミュニティとも連携を深めながら、愛と感謝の輪を広げていく。世界はまだ多くの課題を抱えているが、ルナとメンバーたちは憲法の理想を胸に、愛と感謝の実践を通じて、より良い明日への確かな一歩を踏み出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:18:09
37600文字
会話率:20%
世の中には、常識では測れないような、不思議なことが溢れている。
例えば“幽霊”や“妖怪”。
私が住む日本にも、数多くの不思議な伝承や都市伝説がたくさんあるが、それらの多くは、ただの噂だったり、見間違いだったりと、信憑性の低いモノがほ
とんどだ。
でも、その中には、少ないながらも“ホンモノ”が混ざっている事がある。
それを事前に発見し、対処を行う事で、私達の世界に“本当の不思議”が流れ込まないよう防いでいるのが、三大都市の県庁地下に秘匿併設された、私達の働く部署――
“別の次元”や“別の世界”を観測し、世界同士の隔たりに穴が開くような、大きな異常に対し迅速な対応するための、監視や干渉を行う――“多次元世界の修繕及び管理を行う国営組織”
――通称『異世界管理局』なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 13:42:50
48018文字
会話率:47%
タイカは地球の亜空間実験を監視するためにやってきた異星人。
簡単な潜入任務だと思っていた彼を待っていたものは、地球文明の想像を超えた「不条理」だった。
しかし、そんな文明の中にあっても、歯を食いしばって生きる人たちがいる。
彼らは時には立ち
止まったり倒れたり、道を失って彷徨っても、なぜそうするのかわからないまま再び歩き始めるのだ。
これは、自分の存在意義を求めて爆走する一人の若者が、時には他人と対立し、時には他人に助けられ、自分にできることを愚直なまでに続けるSF的ヒーロー流離譚である。
※同一時間軸の別視点を「アナザーサイド・オブ・エイリマン」で連載中です。(現在は休載中ですが)
http://ncode.syosetu.com/n3357ea/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 11:37:29
186404文字
会話率:40%
鈴夏は勉強も運動もルックスもすべてがパーフェクトの完璧美少女。ある日道で足を怪我した男性を助けた鈴夏はその男性に最悪な家庭環境から救ってもらうことに…!?その男性の家にお世話になることになった鈴夏は女性が苦手な1つ上の男性の息子、伊吹に出会
う。伊吹は鈴夏を警戒していて自分の執事に鈴夏の行動を監視するように命じる。執事の報告で鈴夏の人柄を理解した伊吹は鈴夏を気に入り、溺愛するようになる。鈴夏はもともと通っていた高校から伊吹の通っている高校に編入することになったがそこで待っていたのはお金持ちで超イケメンな不良男子が大勢いる高校だった。そこで過ごしているうちにいろいろな不良たちと仲良くなったり、鈴夏の最大の秘密が明らかになったり、鈴夏の双子の妹の凛音、実の母親との結着がついたり。波乱万丈、そして胸キュンが詰まった溺愛学園生活がスタート!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:28:03
7579文字
会話率:61%
呪術の専門家で家柄も悪くないが、三度の飯より研究が好き。そういう訳で嫁の貰い手のないリンナに縁談を持ちかけたのは、縁もゆかりも無い怪しい公爵閣下だった。詐欺を疑ったリンナは、真実を白状する呪いを公爵に行使する。
「俺は不死の呪いにかかって二
百年生き続けている。何とかしてこの呪いを解きたい」
うっかり機密情報を聞き出してしまったリンナに逃げ道はなく、彼女は結婚という名目でいけすかない公爵の監視下に置かれることになる。
自由の身になる方法はただ一つ、――不死の公爵を殺すために、死の呪いを作ること!
そうして、お人好し二百歳とワケあり二十歳の、どちらかが死ぬまで終わらない偽装結婚生活が始まった。
他サイトにも加筆修正前のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 07:30:00
251047文字
会話率:34%
銀河連盟の民間交易船の乗務員であったアンドロイドmocs-11Xsは、たまたま太陽系近傍で見つけた宇宙怪獣の監視のため、たった一人地球に置き去りにされてしまう
最終更新:2024-04-11 17:00:00
31331文字
会話率:43%
アドリエンヌは魔法が使えず、それを知ったシャウラに魔法学園の卒業式の日に断罪されることになる。しかも、シャウラに嫌がらせをされたと濡れ衣を着せられてしまう。
当然王太子殿下との婚約は破棄となったが気づくと時間を遡り、絶大な力を手に入れてい
た。
今度こそ人生を楽しむため、自分にまるで興味を持っていない王太子殿下との婚約を穏便に解消し、自由に幸せに生きると決めたアドリエンヌ。
それなのに国の秘密に関わることになり、王太子殿下には監視という名目で付きまとわれるようになる。
だが、そんな日常の中でアドリエンヌは信頼できる仲間たちと国を救うことになる。
そして、その中で王太子殿下との信頼関係を気づいて行き……
※毎朝7時に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 07:00:00
126801文字
会話率:45%
この港の町に40年前の俺の青春があった。
東京に行きたかった、あの最先端の街に
憧れていた、
東京の大学をいくつか受けたが、全て
落ちてしまった、仕方なく、俺は、
この街で大学生として、
4年間を過ごすことになった。
ここは、この地方の、
一番大きな都市、
そして、この地方の若者が集まってくる。
そんな街だ、俺の名は、山下健二。
小さな酒屋の次男坊で、末っ子。
七つ上の兄の、正雄は、東京の大学を卒業し
家業を継ぐための修行のとして
大手の酒類問屋に就職して、三年目だ
二つ上の姉、涼子はこの街の女子大の
三年生、二年までは学校の寮にいたが
アパートで自炊を始めて、一年になる。
必然的に、俺は姉のアパートに転がり込む
(つまり一年間は、姐の監視下)ことになる。
俺は、末っ子で次男だから、ほとんど
かまわれることなく、どちらかといえば
放ったらかしで育った、田舎の小さな、
酒屋とはいえ、跡取り息子の兄は、
それなりに、厳格に育てられ、
地元の進学校から、東京のW大に行き
両親の期待どおりの道をすすんでいる、
高校卒業
生まれた町で、高校卒業までの十八年を
過ごした。
小学校、中学校までは、歩いて行けた
高校は、臨市の高校だ、そこそこ優秀だつた
兄、姉のかよつた進学校になんとか
すべりこんだ。
小、中学校から憧れていた電車通学、
30分ほどの通学時間、家から離れた場所へ
ちょっと自由を手に入れた気がした。
入学式のあと折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-08 12:15:09
578文字
会話率:0%