できることは、健気に嘘を拾い続けることだけ。国王すら惑わす美しきジブリールは、与えられた生の中で多くの運命を救った。ただし、それを誰も覚えてはいない。彼女の生きた年月と想いは、暗い闇の中へ収束していくばかりだった。誰からも疎まれる、愛した人
からすらも。しかし、最後に自分と同じ力を持つ少年に出逢う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-01 00:36:37
17061文字
会話率:30%
国の実権を握る大臣の息子は、魔術師として国王に仕える試験を受けるために都へ出て来た。
そこで異民族の少女魔術師と出会い互いに惹かれあうが、二人を隔てる障害は多い。
家庭の事情から人と関わるのを避けていた少女は、クラスメートの少年に誘
われて街に出た。
しかしそこで二人は交通事故に巻き込まれ、少年だけが重傷を負ってしまう。
罪悪感から見舞いに通い始めた少女だが、少年の心はささくれ立って心はうまく通じ合わない。
しかしひょんなことから『同じ夢を見ているかもしれない』と気付く。異世界の夢を。
現実世界と異世界、それぞれに住まう少年少女の運命が『夢』を介して絡み合う。
未熟な彼らが迷ったり立ち止まったりしながら、恋を通して成長し自立への道を踏み出していく物語。
*初投稿なので至らない部分などあると思いますが、読んでいただけたら幸いです。
*自ブログにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 12:00:00
190564文字
会話率:28%
砂漠の国で、異民族ばかりという微妙な立場の連隊に配属された新兵の話。
昼は先輩達に振り回され、夜はバーの女店主に翻弄され……
そんな日々の中で、街の食堂の姉妹と出会います。
「軍隊」「鬼」「殺人人形」と不穏な単語が並んでいますが、戦場には行
きません。
死体も出てきません。
むしろだらだら日常を送っています。
R15は微妙に下品な会話があるため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-04 06:00:00
88277文字
会話率:46%
気が付くと異世界にいた一人の男。彼はいつの間にか己の身に宿っていた不思議道具を作る能力を使って、様々な道具を作っていく。それが伝説を生み出すとも知らずに。
※不定期更新です。
最終更新:2013-08-05 18:07:04
28627文字
会話率:55%
舞台は剣と魔法の世界。
主人公のクロウは旅の途中で立ち寄った村で村長に相談を持ちかけられ、帝国と異民族に端を発する戦いに巻き込まれていく。
最終更新:2013-07-29 03:23:13
114717文字
会話率:46%
エルミヤ辺境伯代理であるサヤは正式な叙爵のため3年ぶりに上京することに。
マルモア王国を統べる“優しい女王さま”への拝謁は避けられないものとはいえ、気分はサ・イ・ア・ク。何しろサヤの父親はマルモアの都で宰相をしていて、何と国民公認で(!)女
王さまの“恋人”なのだ。政略結婚の末にできた娘であるサヤははっきりいってお邪魔虫。しかし、エルミヤを守るためには頭を下げに行くしかない。おまけに、正式な叙爵のためには結婚しろ、と言われてしまう。冗談じゃない、2代続けて政略結婚なんてごめんだ!とはいえ気になる御方は妻帯禁止の聖職者だし、客観的に超優良人物は父親の腹心だし、気心の知れた秘書は出所不明の異民族だし…と、仕事にも恋にも悩めるお嬢さんの物語です。2013年5月4日本篇完結。5月9日より不定期ぼちぼち余話投稿開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-16 00:00:00
231584文字
会話率:23%
小国の運命は苛酷である。
とある国に生まれた王。
王は善政を敷いたが、それも異民族の侵略の手が伸びてくるまでのことだった。
序章
最終更新:2013-03-07 20:14:19
9504文字
会話率:49%
剣や魔法ではなく、科学で発展を続ける世界”アビスウォクテラ”。人々は戦争を繰り返す・・・。
この世界にあるギルガメシュ連邦という国で少尉として軍人をしている主人公のセリエルは、自分が何者なのか・・・全てを知っているが故に、日々葛藤を繰り返
す。女の身でありながら、自分が世界を滅ぼす最終兵器の”鍵”の宿命を持つこと。そして、"違う世界"に自分と瓜二つで同じ立場の人間がいるという事も――――――――
「”8人の異端者”に気をつけろ」
とある事件で遭遇した悪魔が、去り際に残した台詞(ことば)。
その言葉が何を意味するのか、セリエルにすらわからないのであった・・・。
時が経つにつれ、アビルウォクテラが”もう1つの世界”と融合しそうになるのを感じていたセリエルは、どうしようか迷う。
セリエルとナチ――――2人の想いが複雑に絡み合いながら、ついに世界統合の日を迎える事に・・・
世界が統合した後、セリエルが物言わぬ状態になってしまったため、状況を把握しきれないナチ。
任務で向かった街ゲヘナにて、驚愕の光景と、ここにいるはずのない人物に遭遇する。その人物達は、自らを”8人の異端者”と名乗り、宣戦布告をしに来たと述べていたのであった―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-25 10:22:37
92157文字
会話率:44%
架空世界十九世紀のアジアでは、巨大列強大日本帝国が猛威をふるっていた。それに反旗を翻し迎え撃つは大陸の巨大軍事国家清帝国と異民族国家大韓帝国。世は正に、三国志、いや、惨獄死!!!
最終更新:2009-04-12 16:24:19
1298文字
会話率:34%
アトロスタンで暮らせば、おれももっと家に帰って来られる――船長として海に生きる父の決断で、リュナと母は南島アトロスタンへ引っ越すことになった。しかし途中で船は嵐に遭い、父は海へと転落した。父の右腕だった異民族の若者サイオルに選択を迫られ、リ
ュナは女の身ながら父の跡を継いで船長になることを決心する。しかし、嵐で水を失い、行き先もわからない船には、不穏な空気が漂っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-02 21:55:36
31106文字
会話率:33%
異民族国家に変容していくと同時に犯罪が日常となった日本国江戸市に京都に本部を置く自律組織『紅虎』の拠点ができた。江戸市に赴任してきた森剣八は仕事に忙殺される毎日に辟易していた。そんな中、一人の少女が『紅虎』の戸を叩いた事から剣八は一つの事件
へと関わっていくことになり――・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-05 03:27:57
3546文字
会話率:28%
古代中国は後漢末期。史上最大の民衆反乱・『黄巾の乱』以前の中華。西方で起きた異民族の侵攻で郷里を逐われた少年は、いつしか、漢王朝に仕官する事を夢見るようになった。西方の小さな英雄、その生誕を追った小さなif物語。
最終更新:2008-09-21 02:15:54
33674文字
会話率:31%