ここは月面都市、そして私はただの刑事。だのに私はあの恐るべき言葉を聞いてしまった。
最終更新:2022-07-17 11:31:27
1944文字
会話率:52%
「忠義一徹、死して護国の鬼となれ。それがおれたちに与えられた任務だ」
あまりの長きにわたる虜囚の身となったおれ。自身が何者であるかさえ忘れてしまったとは、なんたる不覚か。
いったい、おれは何者なのだ?
この仄暗い檻には、どうやらおれ以外
にも囚われの者がいるようだ。
意を決してそいつに接触を試み、話しかけるのだった。
鎖に繋がれたその男は言うのだった。
「これこそが城を建てるときの秘術なのだ。このことを黙っておけ。仮にこの秘密、洩らすことがあれば、そんなおしゃべりには呪いがくだされるであろう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 07:04:24
6088文字
会話率:17%
気がついたら、知らない場所にいた。そこは、漫画アプリの無料ポイントを貰えるキャンペーンがきっかけで読み始めた、乙女ゲーム転生もの小説コミカライズ作品の世界だ。
転移なので、自分だけ全く違う容貌である。だが身の危険はなく、親切な人に助けられ
て、石鹸を作りながら暮らし始めた。
ある日、狩場の休憩所で手伝いをしていると、奇妙な噂話が耳に飛び込んできた。牛の首をロゴマークにした自作の石鹸が、呪いのグッズとして話題になっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 05:00:00
10930文字
会話率:44%
二人の女子大生が旅行中に訪れた場所は、都市伝説『牛の首』の候補地でした。
『牛の首』の話を聞いた者は数日のうちに死に至るといわれています。
この物語は家紋 武範様主催の『牛の首企画』ならびに公式企画『夏のホラー2022』参加作品です。
最終更新:2022-07-17 00:06:01
3991文字
会話率:37%
中高生であろう男女が夜に買い物をしていたら。
不気味な「ナニか」が不吉な予言を遺す。
少年は。 少女は。
恐怖にどう対処するのであろうか。
家紋 武範様主催の『牛の首企画』参加作品です。
家紋 武範様、宜しくお願い致します。
最終更新:2022-07-17 00:03:32
3773文字
会話率:39%