シャイントーそう呼ばれる星があった。
我々の暮らす地球と見た目は同じ。朝日が昇り、夜は訪れる。山がそびえ立ち、海が広がり、大地には木々が生い茂る。様々な生き物が暮らし、ヒトも住んでいるところは我々の世界と変わらない。
しかし、シャイントのヒトは地球のヒトとは決定的な違いを持っていた。
センスーそれは、シャイントのエネルギーとなる力。産まれた時にひとりにひとつ授かる力。地球のヒトで言えば、抽象的だが技術にあたる。
その力は、ときに命を滾らせる火を起こし、大地を彩る木々を芽生えさせ、乾きを癒す水を沸き立たせることを助けた。
その力は、ときにものを創造することを助けた。
その力は、ときにヒト以外の動物と意思疎通することを助けた。
時は201X年
舞台はこの地球
主人公は、日本人の少年と彼を取り巻く人々。
これは、センスを与えられ、闘いの宿命に巻き込まれた少年達の絆を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-29 22:41:59
10083文字
会話率:41%
私と〝ボク〟は、ふたりでひとり。けれど、私と〝ボク〟には決定的な違いがあった。大好きな貴方が、大嫌いだった。
私は、夢を見ているのだろうか。
*冒頭部分に殺人表現があります。
最終更新:2015-01-28 08:17:08
432文字
会話率:16%
それは些細なこと。
本当に、些細なことだった。
些細なことをきっかけに、私のなかに眠るものが目を覚ましてしまった。
最終更新:2014-06-21 22:13:35
4360文字
会話率:5%
エドガーアランポオとETAホフマンの決定的な違い。
キーワード:
最終更新:2014-04-03 11:06:46
2119文字
会話率:2%
あいつの命を、病気が持っていっちゃった。
まだ、中学生だったのに。
葬儀に参列する俺だって、まだ大人になんかなってない。
でも、男と女の決定的な違いは、このときすでに現れていたんだなぁ。
最終更新:2010-09-16 02:46:24
1991文字
会話率:13%