日月現世(たちもり ありせ)はひたすらに眠る、謎を解くときでさえも——
蔵で暮らす少女、日月現世(たちもり ありせ)はひたすらに眠っている。そう、謎を解くときでさえも———。
日常に転がる小さな謎を夢の中で解決してゆく、そんなお話。そうはい
っても現世は探偵ではない。真実を追い求める探偵とは違い彼女が求めるものは”解決策”なのだから。
ミステリーに見せかけたエンタメ系人間ドラマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 01:52:04
7594文字
会話率:49%
のどかな昼下がり。
やわらかな風がカーテンを揺らす書斎で猫はある本を見つけた。
どうやら主が書き記したものらしい。
興味を惹かれた猫はそっと本を開いた――
※この作品中の短編はすべてTwitter(@hyg1213 @shino58_)で
掲載したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 19:34:36
5024文字
会話率:66%
小説『魔王子は女騎士の腕の中で微睡む』の登場人物紹介です。乙女ゲームの攻略情報風に書かれていますが、ゲーム化の予定はありません!! 深く考えずに笑ってやってください。
2016.05.16 ラフ画を追加しました。
最終更新:2022-05-06 13:18:55
24658文字
会話率:9%
アウストラル王国の三の姫であるギュゼルに仕える女騎士、ルべリアは身体を震わせた。目の前には“魔王子”と囁かれる第二王子、アウグストがおり、ルべリアを腕で作った檻に閉じ込めているのだ。
「さあ、どうする? 己の主人のために、その命と純潔以
外の全てを私に捧げられるか?」
「わたしは……」
はい、と答えるしかなかった。ギュゼル様の為なら命さえ惜しくはない。
「では、その唇は今から私のものだ」
吐息を漏らすようにそう言うと、アウグストは宣言通りにルべリアの薔薇のような唇を蹂躙した。
※このお話は「おバカで真っ直ぐなイケメン女騎士ルべリアが、厄介な王子様たちに翻弄されながらも愛しのお姫様を守るために頑張る、近世初期のヨーロッパ風世界でお城と魔法使いと毒薬と陰謀がキーワードの恋愛?物語」です。なかなか主人公たちが出会わないという、ゆっくり展開につき…ごめんなさい。
※本編完結しました。挿絵がある回に★印をつけることにしました。カラーイラストページへは上部のシリーズリンクから跳んで下さい。
※改稿作業に入ります。本筋は変わりませんが序盤の描写が前後する可能性があります。ご迷惑をおかけします。2016.10.08
※同じ王国を舞台に新連載始めました。『宿命の星~したたかに見えてポンコツなお嬢様とやる気のないチャラい騎士のおはなし~』です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 19:02:21
333013文字
会話率:56%
『魔王子は女騎士の腕の中で微睡む』の世界のキャラクターを、タロットカードの独自解釈と絡めて解説していきます。出てくるカードは主に『力』『隠者』『吊られた男』『悪魔』で、その他補佐的に『法王』『戦車』についても解説します。
最終更新:2016-08-01 10:00:00
5616文字
会話率:15%
微睡む時間を大切にしようと思う。自然に生まれる考えも大切にしようと思う。後悔も大切にしようと思う。それが自分だと、思う。たとえば、八月への思いにしても。
最終更新:2021-07-25 06:52:52
577文字
会話率:0%
──彼らはいつも、何か眩いものを見るような目で私を見上げるのだ──
いつかどこか。
ある古い血族に連なる女賢者は、あてもなく死臭漂う戦場を彷徨っていた。
理由は特にあるわけではない。ただそうするしかないと思ってのことだ。
そんな折、揺らめ
く陽炎の彼方より奇妙な数秘術師が彼女の前に現れる。
その男は、かねてより彼女を探し続けていたという。
そんな男に興味を抱き、彼女は彼の手を取った。
それより時は流れ、二十三世紀。
二百年の空白を経て、数秘術師は女賢者の下を訪れる。
彼曰く、世界は科学の産み落とせし忌み子によって黄昏を迎えた。
しかし、彼女だけが世界を再び蘇らせることができるのだと。
──ただ一度、微睡みの淵に立つことによって。
彼女は微睡み、泡沫の夢を見る。
広がるのは、記憶と印象入り混じる現実化した夢の世界。
磨き上げた技術と魔術のみを導きに、女賢者は救世の旅路を歩む。
※カクヨムにもほぼ同様の内容を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219165513580
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:31:00
18618文字
会話率:27%
台湾からの女子留学生である王美竜は、大学の長期休暇を利用して和歌山旅行の真っ最中。
堺県立大学のゼミ友と一緒に内風呂付きの温泉旅館へ泊まった彼女は、日本の温泉文化を満喫するため、入浴しながら一献傾けるのだが…
最終更新:2021-01-29 07:21:39
3079文字
会話率:30%
白猫のハクは私の大切なお友達。
私が生まれる前から家にいて、私をいつも見守ってくれた優しい子。
辛い時も悲しい時もいつも側にいて温めてくれる。
私はそんなハクが大好きだった。
でもいつかは別れなくちゃいけない。
人と猫では生きる時が違う。
ハクを看取る時が来るのは辛い。
でもそれまでは一緒に生きようね。私は泣かないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 10:05:54
1000文字
会話率:0%
オルフェルノ王国の若き将軍と孤児の娘。
本来であれば重なり合うことの無かっただろう二人の人生は、偶然の出逢いと惹かれあう一途な想いに結び付けられて、身分差なんてなんのその、国王と教会さえ味方に付けて、共有のものとなった。
結婚式を済ませ、愛
しい妻と甘い新婚生活を謳歌したい将軍だが、そういう訳にもいかないようで……。
海を越えてやって来るケンドルオール軍を、西の玄関口、領都ルクセイアで迎え撃とうとする将軍。彼はその戦いに海の義賊クレメントを引き入れようと画策する。
※蒲公英と冬狼の続きになります。
こちらだけでも読めるとは思いますが、前作から読んでいただけるとよりわかりやすいのではないかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 07:00:00
101515文字
会話率:30%
昨日の夢、覚えてます?
最終更新:2020-05-16 21:40:07
603文字
会話率:0%
落ちこぼれの魔法使い、フィリア・アルベール。彼女は今度の大会で結果を残せなかったら退学という危機に瀕していた。
スキルが存在するこの世界。
自分の才能の無さを恨みながらも、彼女は試合に挑む。
……ただ、彼女は知らなかった。自分も確かに天才と
いう部類に入ることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 22:09:02
7063文字
会話率:39%
雨の夜は、雨の嫌いな上司が車で家まで送ってくれる。
微睡むわたしの耳に届く「あいしてる」の言葉は、誰に向けているのか――そんなの、愚問じゃない?
※カクヨム様に重複投稿しています。
最終更新:2020-01-24 23:27:48
27511文字
会話率:30%
生きていた頃は何をしていたか。
両親と共に過ごしていた時期は、一体、どんな風に過ごしていたか――。
その何もかもを忘れて、土地に縛られた地縛霊は、最早どこへも行けはしない。
来る日も来る日も、ただ同じ場所で存在し続けるだけ。
例え忘れ去られ
たとしても、揺蕩うように、微睡むように、誰に言われるでもなくそこに在り続けるしかない。
だが、そんな存在し続けるだけの日々に、果たして救いはあるのだろうか?
これは、そんな地縛霊が座敷童子と崇められ、とあることへ気付くまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 01:00:21
10508文字
会話率:13%
サクラ舞う季節――。微睡むネコは、一体何を見て何を思うのか――。
最終更新:2019-07-14 02:26:09
1968文字
会話率:10%
ゲームをしていたはずがいつの間にやらゲーム内に!?しかもログアウトも出来ないどころかメニュー画面も出やしない。てゆーか時間が経過しすぎて記憶もあやふやになってくる。このまま生きて行くしか無いのか…にしても状況が悪すぎないか!?異世界転生なの
か異世界転移なのか詳しくは分からんが、王族とか貴族に生まれるとか、神様からチート貰うとかあって然るべき!知識チートすら使える状況に無いとか酷すぎる!
健康で長生きをする事を目標に異世界を渡り歩く冒険が今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 15:21:21
3086文字
会話率:10%
悠久の平和に微睡む幻想世界ユーグラミア。多くの種族が暮らし、魔法によって発展してきたその世界に突如、魔王の復活が宣言された。瞬く間に多くの国が魔族の襲来によって滅び、人類は滅びの時が訪れを待つしかなかった。だがある時、女神の神託によって勇者
の出現が全ての人類に告げられ、辺境の地にいる一人の少年が名乗りを上げた。
これは勇者として宿命づけられた少年が、運命に導かれた仲間と共に魔王を倒す叙事詩。
そして、全てが終わった時に始まる、裏切りと憎しみに彩られた神話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 12:00:00
1856文字
会話率:50%
貴族令嬢としての気の張る学院生活の中、唯一の気の休まる場に獣人が飛び込んできた。
その日、獣人科の生徒を助けたことで、彼との不思議な逢瀬が始まった。
猫派を自負する貴族令嬢と彼女の側にいたい黒豹のお話。
この作品は「アルファポリス」
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 08:10:51
13275文字
会話率:37%
2018年、9月。過激なレ◎プ描写があると聞いて楽しみにしていた
新作アニメを見るため、自宅で全裸で待機していたオレは、
そのアニメがブラウン管に映し出されて始まった瞬間。
突如、すべての法則を無視したような激しい慟哭(どうこく)の
律動
(りつどう)に耳を苛(さいな)まれ、体中に轟(とどろ)く煩悩(ぼんのう)の
衝動がオレの意識を襲った。
部屋で意識を失い。漆黒に微睡む意識の中で、かすかに土の香りが鼻孔をくすぐった。
「ここは…」
オレは目覚めた。そしてオレの目の前には、たった一人の神官の少女。
「ついに、見つけましたわ…!」
そこには、たおやかに微笑み。オレを存在を心から祝福するような。
艶やかな幼げな。しかし、力強い瞳をした。
金髪の少女だった。
「ゴブリンさん…!」
オレの、新しい人生が。今。
始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 21:43:12
21798文字
会話率:33%
この作品の主人公羽柴京介は壊れている。
京介の見る夢の中で必ず現れるある女の子。
自分では意味の無いただの夢の中の世界だと感じているのに、その女の子のことだけは何か大事な事だと思い夢の世界に入っていく。
夢の意味を知る日が来るのだろうか。
最終更新:2018-09-18 22:24:24
8684文字
会話率:17%
マナの集中している龍穴の中心で眠っていたエルフの少年が、濃いマナに浸かっていた影響で成長を止めてしまった身体に気づかず、憧れの父のような身体を手に入れようと奮闘する物語です。
最終更新:2018-08-22 09:00:00
2435文字
会話率:69%
人は夢の中に救いを求め、微睡む。
最終更新:2018-06-30 01:06:10
710文字
会話率:36%