月下の夜に走る「彼」。その先にある者、それは「陰」。「彼」の役目は「陰」をこの世から消す、唯それ一つ。「陰」は今まで一人でもあの世に送った者。「彼」はそんな「陰」をあの世に送る者。「彼」は「陰」を苦しめない。唯意識を無くし起こさない、それだ
け。なぜなら「彼」の仕事は「殺す」事ではない、「送る」事だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-12 00:50:58
3413文字
会話率:46%
ここは、赤い夢。どんな人間でも持っている世界。そこに彼女達はいた。そこで待機していた。自分達を呼ぶ、人間の助けの声を。7人で話しながら、助けの声を待っていた。迷える子羊達の声を。助けの声を彼女達は、迷える子羊の声と言っていた。7人は能力を生
かして、迷える子羊を己のやり方で解放していくのが役目。姿を見せることも、隠すことも、その者の勝手。どう助けるかは、7人とも違う。さあ、7人7色始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-03-25 00:01:03
62067文字
会話率:28%
不注意で記憶を失ったことをきっかけに脱走兵は人間としての道を大きく外すことになった。※悪役目線の話です
最終更新:2007-02-16 22:49:12
1355文字
会話率:8%
四人の神が統べる国、GURDEN。その四神に仕えている三人の翼人によって秩序は護られていた。三人の翼人の名をフィデリオ=グラジオ、カスケード=ニウ。しかし三人目の翼人であるオルレカはいなかった。死を司るオルレカはその重い役目の為に短命で、前
任者も早くにその生を閉じていた。だが増えすぎた人口を間引く為に再びオルレカが選ばれた。スプレケリアという名の紅い花。人々を間引く仕事に傷ついていく。そんな中、カスケードが反旗を翻した。短い生涯を閉じた前任のオルレカは彼が育てたのである。神の方針に逆らうカスケードの思いに惹かれていく現オルレカのケリーだったが立場故に剣を交える。元よりカスケードはこの地の番人であり、古いその身は戦闘中に終わりを告げた。生を司る神の消滅でこの地に咲いた人々も滅んでいくと、残った神と翼人は新天地を求める事を決意した。オルレカにも同行するように言うが、彼はこの地に残り、カスケードの復活を待つと答える。オルレカの手にはカスケードの身体から零れた種が残っている。そして時が満ち、孤独に耐え待っていたオルレカの元へカスケードは新しい肉体を得て帰ってくるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-28 09:15:26
105558文字
会話率:21%
不思議な力を持って生まれたぼくの前に、ある日初老の天使が現れた。彼は、あの世へ帰る魂を導く役目を負っているという。魂となってもなお地上にとどまろうとする者たちを優しく導く彼の瞳には、ふと感じた懐かしさがあった。
最終更新:2007-01-05 23:00:50
3436文字
会話率:41%
私は祭りで、神様に供物を奉納する役目になった。友人の代わりだった。だがそれは――――
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最終更新:2006-04-15 15:36:10
987文字
会話率:4%
元・スゴ腕エクソシストで超美形・超シスコンの兄コハクにいつの間にかエクソシストとして登録されてしまっていた妹ヒスイ。ある時、悪魔の復讐を一手に引き受ける役目として「悪魔寄せの珠」の所有者に選ばれてしまう。訳がわからないまま、四六時中悪魔に狙
われる羽目になった可哀想な妹に、兄がしたことは・・・キスだった。キス・キス・キス。それは義務?欲望?勘違い?「魔法のキス」に振り回される兄妹のファンタジーラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-12-08 01:36:39
15360文字
会話率:43%