井原西鶴の『好色一代男』に描かれた、但馬世之介七十七代目の世之介は、父親に「十八才の誕生日までに、童貞を卒業しないと、廃嫡勘当を申し渡す!」と言い渡される。何とか童貞を卒業するため、女だけの惑星「尼孫《アマゾン》星」を目指すため、宇宙船に乗
り込むが、到着したのはツッパリ・ヤンキーがうじゃうじゃ棲んでいる「番長星」だった!
世之介は、何とか地球へ戻るため、この「番長星」で思いもかけない、冒険を経験するのだったが……。
この小説の世界観に疑問が出たら、『温故知新~ウラバン前史~』をお読み下さい。世界設定を説明するための章ですが、人によっては煩く感じるのではないかと、別の短編としてアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-25 12:00:00
161627文字
会話率:31%
天下分け目の大戦から時は流れ幾十年。
世は安寧の営みを見せていた。
しかしその裏では、現し世にあらざる者どもが跋扈し、平安の世に巣食う悪しき情念が具現化した『黒い瘴気』が蔓延る。
荼枳尼天の化身である銀狐と金狐が織り成す架空の和風フ
ァンタジー。
悲しみを乗り越えて進む主人公・みくにの戦いの結末は如何に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-22 21:59:14
43740文字
会話率:39%
2010年冬
主人公 尼崎は六本木の町にいた
そこで謎の声がきこえた
声の正体は裏世界にいる少女の声
裏世界と現実世界の崩壊は近い
全てを止める物語は始まる
最終更新:2011-02-08 10:48:36
8390文字
会話率:81%
今の私は一般的には「平穏」あるいは「幸福」な立場や状況なのかもしれません。
しかし、幸福感もなければ「楽しい」と思う感情すらありません。
「自らの死」が許されないのであれば、誰にもどこにも必要とされなくなったら、世間とできるだけ関わらずに
(例えばシスターや尼になるなど)生きていきたいと常に考えています。
今私の置かれている状環境や状況について。
それまでの経緯と生育環境や家庭環境などの「事実」を踏まえたうえで、その時々に感じたこと・考えたことなどを主観だけでなくあらゆる方面からのアプローチも加えて書き進めたいと思います。
人は誰でも弱い部分を持っており、大なり小なり悩みや不安を抱えています。
しかし、ほんの1つの言葉(キーワード)が心の中のモヤモヤを晴らしてくれることもあります。
自分の経験や考え方を「表現」することで、前後左右・自分の姿すら見えない濃霧を吹き飛ばし、視界を広げることができるかと思います。
文中で「キーワード」を書くことができれば、人に自慢できるほどの「無駄な我慢と努力」が報われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-07 08:27:49
2406文字
会話率:0%
自ら求めて、あえて限界状況へ飛び込むことなかれ。それは人の本性をあらわにしてしまうのだから。
最終更新:2009-07-01 18:09:58
1234文字
会話率:3%
両親を失い、自分の周りの世界に絶望していた青年、歩葉海路。そんな彼の前に、一人のクラスメートが現れた。彼女の名は般尼夜子。「妖怪(?)」と「般若(?)」がお送りする、笑いあり、多分感動ありの恋愛物語、と言うかラブコメです。・・・たぶん。
最終更新:2009-05-08 18:02:47
8312文字
会話率:50%
この世に幽霊というものが本当にいるか解りません…が、この話は皆さんが暮らしている世界の同じ場所、時間の中でこんな出来事が、身近でおきているかもしれない。そんなお話です…
最終更新:2009-04-11 20:50:23
29737文字
会話率:57%
ある朝、佐貫馨(さぬきかおる)は不思議な夢を見た。その日から彼女の回りで次々と恐ろしい出来事が起きる。自分が何の為に産まれたのか…答えは誰にも分からない。
最終更新:2007-12-20 22:40:15
1494文字
会話率:21%
女子高生の美紀は、毎晩自分が殺される夢にうなされていた。原因は分からないが、必ずその中で殺される。恐ろしいくらい、冷たい指をした謎の少年に。
最終更新:2007-11-15 17:41:51
5639文字
会話率:35%
いじめによって登校拒否になったシュウを気づかうトシアキ。ある日シュウがアメリカに引っ越すと聞いたトシアキは、彼の元に走るが、シュウはすでに元のシュウではなくなっていた…。
最終更新:2007-08-31 18:35:08
3236文字
会話率:33%
時は1999年、ある日、隕石群の衝突が地球を襲い、世界は滅亡する―――。同じころ、双子の少女、沙羅(さら)と尼亜(にあ)は、貰った本の中から出て来た鉄の巨人に襲われるなど、奇妙な体験をする。やがて、本をくれた古本屋が焼失したのを期に、隕石群
の衝突が始まる。地球滅亡の危機、もちろん沙羅と尼亜に生き残る術はない――ないはずだった。だが、双子の持つ本の中から、鉄の巨人ゴードンが召還され、降り続いた隕石から、双子を守り抜いたのだ。お礼に、彼の仲間を探し出し、元の世界へ返すことを約束した双子。この日から、彼らの旅が始まった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-11 20:34:01
24292文字
会話率:56%
出家し尼となったお雪の方。その庵を或る日見知らぬB山という老人が美人と共に現れた。お雪を一目見て恋焦がれる高貴な男性がいるので、その男と見合いして欲しいと懇願する。気の進まぬお雪が出かけてみると・・・
最終更新:2007-07-19 18:16:16
9875文字
会話率:78%