この世界はかつて、竜族が支配していた。野蛮な竜族により、人々は奴隷のように扱われていた。
その支配から脱したのは、神より授けられし、滅竜の技術"滅竜術"であった。滅竜術は竜族の硬い鱗を裂き、致命傷を与え、竜の代名詞
や個性と言える吐息すらも無効化したという。
それにより、世界は竜狩りの時代が幕を開け、竜族は表舞台から姿を消した。
二千年の時が過ぎ、人間が世の中を回す時代となった。竜族から解放された記念日とのことで式典が行われていたこの日、式典に興味を示さなかった、滅竜技術の継承者の末裔である少女「シエル=グレイセルジュ」は村にある何かを封印したという、巨大な水晶がそびえ立っている洞窟にて暇潰しをしていた。
しかし、皮肉にも平和の式典が行われているこの日に、村の近くで竜が復活しているという情報を得た。そして、その竜を倒したのは、同じ竜族である竜人で、水晶に封印されていた「ヴェイア=アルフェリオ」であった。
ヴェイアに施されていた封印は「再び竜の時代になろうとしたとき、自らを切り札とするため」の封印だったが、何故か竜の力の使い方を忘れてしまう。ヴェイアの力を取り戻すため、竜から人々を守るために、シエルは滅竜術を勉強しながら共に旅立っていく。そして、とある人物にたどり着くが… 「天竜-テンリュウ-」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 14:49:52
19261文字
会話率:35%
ヨーロッパのある国で産声を上げた産業革命は21世紀の後期、その絶頂期を迎えていた
そんな科学文明の全盛期
この世界にダンジョンが現れた
国連は最新の銃火器をもって直ちにこれを制圧
そして人類は更なる繁栄を謳歌した
しかし
、そんな事はもういくらか昔の話
突如としてダンジョンから溢れ出た魔物達はしばしの時を経て地上に進出し、今でも人類と過酷な生存競争を繰り広げている
そんな時代
ある島国の防衛都市
混沌としたその都市で、少しでも美味しい物を食べたい
そんな願いを叶える為、冒険者になった青年がいた
基本、戦闘成分多目で行きたいです。
つたない文章ですが、少しでも暇潰しになれば幸いです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 16:21:12
42089文字
会話率:6%
千年以上に亘って、武の真髄を追い求めてきた武術家一族の末裔である天竜宗馬。
超人的な運動量と過酷な修行に、宗馬の身体は耐えきれず、心臓に爆弾を抱えてしまう。
余命僅かとなった宗馬は、それでも強者との闘いを求めていた。
そんな中、道術
という不思議な力を使う少女、二王頭栞と出逢う。
栞は同じ一族の男達に追われ、逃げていた。
追っ手には、歴史に残るあの伝説の僧兵が。
その日から宗馬は、歴史上の英雄達や武を極めた達人達との、生き残りを懸けた壮絶な闘いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 17:00:00
110093文字
会話率:21%
瀬田は仏師である。飯田地方の展示即売会に誘われて仏の彫刻展示会を見に行く。そこで安曇ちかという不思議な美女に出会う。彼女をモデルに観音像を彫ることを決意する。制作のため、彼女の家に一泊する。
彼女の住まいは飯田地方の山奥、風越山の麓の白
山社奥宮の西側にある。山深い茅葺きの田の字型の粗末な住まいだが、瀬田は、妙に懐かしい気分になる。
安曇ちかは酒を買ってくると言って、家を留守にする。奥の部屋を覗かぬようにと言い残す。好奇心に負けた瀬田は部屋の中を見てしまう。そこの床下に3体の白骨死体があった。びっくりして部屋を飛び出した瀬田が見た物は荒れ立てた家と、鬼と化した安曇ちかであった。
鬼と化したちかは瀬田を五助と呼び、彼を殺そうとする。瀬田は必死に何故殺されるのかその理由を問う。瀬田の意識は過去生に飛ぶ。
瀬田の前世は新潟県糸魚川市、姫川の本流近くにあった梶谷村の五助だった。安曇ちかの棲む白山社奥宮を中心とした上下部落に塩の行商に行くのを、生業としていた。
ちかは下部落に住み、両親と3人暮らし。狩猟を生業とし、五助と婚約していた。
その年の3日間の秋祭りが終わる日、神の嫁取り神事(神への生け贄行事)として、安曇ちかのに家の屋根に白羽の矢が立った。これは翌年の秋祭りにちかが神の嫁になる(殺される)事を意味し、家から出る事を禁じられる。
その事を知った五助は早朝に安曇ちかを家から連れ出して、村の総代に駆け込む。
「神の嫁は家を出た。もはや神の嫁ではない」五助は昔からの言い伝えを声高に主張する。その上で白羽の矢を射たのは上部落の旦那衆からわいろを貰った神主だと暴露する。
しかし、総代の家に駆けつけた行商の親方が五助を叱りつける。いつまでもその事を言い張ると、お前の家族は梶谷村から追放され、お前はこの部落の者に殺されると諭す。
五助は愛する安曇ちかの前でちかは家を出ていないと主張する。ちかは家に閉じ込められ、来年の秋祭りを待たず、家の中の穴倉に生き埋めにされる。
その事実を知った五助は各地を放浪して仏様を彫り、ちかの霊安かれと、祈りの生涯を送る。
自分の前世の事実を知った瀬田は、鬼と化した安曇ちかに殺してくれと願う。そしてちかの霊が慰められるようにと、死の直前まで念仏を唱える。瀬田の首を絞める鬼のちかの眼から涙が流れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 10:02:40
31370文字
会話率:8%
『神は愚かだ。そんなに世界を滅ぼしたいのなら、タイムリープなんて許さなければ良かったのに。』
人の手にした最後の禁忌。それは神の威光をも覆す原初の幻想──。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
時はプオリジ
ア歴633年。バトル三国の時代が終わり、人と魔族の国の間に不可侵の条約が結ばれてから40年の歳月が経とうとしていた。天竜の隠れ里に住まう龍人の少女【エリー・ハーン】はある日、魔王を夢見る一人の少年と出会う。少年の名は【アルケイド】。彼は魔王の血族で、後継者争いから逃れる為にこの里へとやってきた。
時はプオリジア歴2804年の夏。魔術絶対主義が衰退し、機械文明が頭角を現すようになってからはや1000年。誰もが魔術を忘れてしまったこの時代で、ちょっとしたきっかけから魔術の才能を開花させてしまった主人公【アルク・マックィーン】は、自惚れから冗談半分で名門魔術大学の入試に挑み、これに合格してしまう。しかし、彼の合格にはある特別な事情があった。
時はプオリジア歴4642年。アマルガムの角と呼ばれた一族の末裔である彼女は、崩壊した世界で唯一緑の残された土地に生まれた。彼女は亡き母に聞かされた御伽噺を信じ、あらゆる願いを叶えるという"時器"を手に入れる為、一匹の仲間と共に約束の地を目指す。
時はプオリジア歴644年。熾烈を極めたプオリジア大戦記の中に、人知れず歴史の転機となる一戦があった。のちに【エンオーザー山脈の決戦】と呼ばれるその戦いは、大戦を終結へと導く青年の輝かしき英雄譚の始まりでもあった。
─歴史を顧み、歴史を築く。
これは、確定した絶望に微かな未知を見出す八人のタイムリープ・ファンタジー。
※他所にも掲載している作品です。
※更新が死ぬほど遅いです。
※結局ジャンルはタイムリープ・ファンタジーで統一しました。
※話数は時系列だと思ってください。過去編と現代編を交互に並べています。
※稚拙な文章ですが、作品に詰め込んだありったけの愛と夢と絶望に悶え苦しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 11:14:20
109912文字
会話率:53%
のんびりして生きたい。
そんな思考で会社を辞めた平凡なおっさんは、動画配信サイトでゲーム実況を始めた。若者の間で流行っているユーチューバーになれば、大金を稼げると思って。
しかし、現実は甘くはなかった。気付くとおっさんはなぜか剣と
魔法の異世界にいた。しかも銀豚王子という悪名高い貴族の息子として。戦争が起き、魔物が闊歩し、死と隣合わせの目にあって。そんなおっさんの姿が、何故か現実のユーチューボチャンネルに動画として配信されていた。最初はゲーム実況だと勘違いしていた視聴者も、だんだんおかしい事に気付いていき……。
おっさん一人じゃ、この苦境は到底乗り越えられない。しかし、視聴者の現代知識と経験があればこの過酷な世界を生き残れるかもしれない。
『視聴者のお前ら、ちょっと狂神の倒した方を教えてくれ』
だから今日も、最大限の親しみを込めてそう視聴者に語りかける。おっさんの脳内に響く、視聴者のコメントが運命を切り抱く一筋の光となる。
現実と異世界の狭間で、おっさんは一体なにを見るのか。悪評とどろく銀豚王子となってしまった底辺おっさんが、怒涛の展開で成り上がる! 勇者に聖王、覇者に魔王、熾天竜、古の神々すらも凌駕するおじさん無双が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 18:53:40
72621文字
会話率:43%
初めて作りましたよろしくお願いします
最終更新:2018-10-17 20:47:57
818文字
会話率:0%
天龍村に暮らす平凡な青年上田三郎、ある日彼は天竜湖へと続く洞窟で、政府から依頼を受けたという謎の人物と出会う彼の目的とはいったい?天竜湖に秘められた謎とは?これは天竜湖で繰り広げられる壮絶な戦いと、それに巻き込まれてゆく主人公の上田の数奇な
運命を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 17:59:15
51217文字
会話率:64%
速水裕貴は、今年中学生になったお祝いに両親から最新式の天体望遠鏡をプレゼントされ、学校や部活のない週末になると住んでいるマンションやお気に入りの小高い丘から、天体観測をするのが趣味。
今日は、六十年に一度と言われる“スイートムーン”が観
られる日!母親に夜弁を作って貰い、いそいそと天竜山へ出掛けた裕貴だったが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 08:25:21
1705文字
会話率:20%
天童明は大学4年生である。日々ゼミの研究に追われながら、睡眠時間を削ってまで活動を行っていた夏のある日、ドンッ!という音と共に意識がなくなった。
明が目を覚ますと名前が同じ少年アキラの中に存在していた。そこは見知らぬ土地であり、なんと魔
法が使える世界だった。
しかし魔法が使えるようになったが、異世界転生の特徴であるチート能力などは一斉なく、平均的な能力であった。
学校を卒業するまでは普通の学生であった、そんなアキラが冒険者となった次の日に連行された場所で天竜族の少女フォンと出会い、一般的な能力しか持たないアキラの人生が大きく変わっていくことになる・・・・
11/22 最近用事などにより書くペースが遅くなっています。そのため、今週分の投稿は控えさせていただこうと思います。
来週から週一(水曜日)ペースで投稿していこうと思います。
こちらの都合で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
2017/10/23 大幅な書き換えを行いました。主に変更したのは第3話に学園生活②を付け足しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 15:00:00
93711文字
会話率:30%
見つめると時を遡る魔法「ねこのひとみ」が使える猫ネロは、高値で取引されていた。ある日、飼い主にいじめられていたところを春の魔女ハルンに助けられ、ぞっこん惚れ込む。魔女と使い魔の契約をして半妖怪「猫魔」になったネロは、人の言葉をしゃべれるよ
うに。
世紀の天才魔女と称えられるハルン。
でも彼女にはひみつがあって……!!
はたしてネロはハルンに釣り合うかっこいい猫になれるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 18:18:31
18155文字
会話率:41%
読書好きのニヒルな青年と、三つ編み眼鏡っ娘図書館司書(美人)のちょっとした交流の話。
ひさしぶりにログインしたので投稿します。
※コミティアで無料配布したミニ折り本です
最終更新:2015-05-02 22:24:52
3925文字
会話率:30%
ルイーゼは魔法学校に通う、ショタコンの少女だ。魔法の実力はイマイチ。
ある日、彼女は、なりゆきで「マスターマエストロ」と呼ばれる超天才美形魔法使い・クライの弟子になってしまう。
そして、フームの山に封印されている魔物を退治するという、危険極
まりない旅に出るはめに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-29 23:24:26
133498文字
会話率:54%
聖女と魔王が争い続ける世界に生まれ落ちた僕は、9歳の時に幼馴染の少女と共に森で殺されてしまった。と、思っていたらあらゆる魔法を極め、人類を影で守って来た賢者サクラに助けられた。違う場所で生き続ける、離れ離れになった幼馴染の少女と再会する為に
賢者サクラに鍛えられ、一人前になってから少女を探して世界を旅する王道ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 06:55:33
7449文字
会話率:28%
この小説は 僕が好きな中華圏の小説家金庸の武俠小説の『天竜八部』 段誉が主人公の異世界ファンタジーにした2次作品です。
出来るだけ、原作通りに(漫画化や映像化の様に)忠実に書かせていだだきます。
物語は、地球の平行世界の中国大陸を舞台に、
雲南大理国の武芸嫌いながら数々の絶技を身につけてしまう王子段誉、契丹人でありながら漢人として育てられた悲劇の英雄蕭(喬)峯、心ならずも戒律を破ってしまう少林寺の僧虚竹、古の大燕国の末裔で、一族の悲願である王朝復興を夢見る貴公子慕容復の4人の若者を中心に、親の世代が残した確執に運命を翻弄される若者たちの生き様を描いた群像劇である。
話の展開は錯綜しており、上記の4人を巡る物語は時に独立して語られ、それが不思議な縁で結び合わされている。また、登場人物は善悪の観念では書き分けられていない。多面的で、それぞれが宿業を背負い、見えない因果の糸によって操られている。焦点も多重的で、舞台も雲南から江南、中原、北漠、西域へと目まぐるしく移ってゆく。運命流転の大河小説である。
なお、題は仏法を守る神々である天龍八部衆(天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩喉羅迦)に由来しており、物語自体も仏教的な思想に基づいて構築されている一面を持つ。
また 下記の作品から 主人公など4人の武術の補完や 残り4人の副主人公を登場させます。
書剣恩仇録(1955年)・碧血剣(1956年)・雪山飛狐(1957年)・射鵰英雄伝(1957年)・神鵰俠侶(1959年)・飛狐外伝(1960年)・倚天屠龍記(1961年)・鴛鴦刀(1961年)・白馬嘯西風(1964年)・連城訣(1963年)・天龍八部(1963年)・俠客行(1965年)・笑傲江湖(1967年)・鹿鼎記(1969年)・越女剣(1970年) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 16:00:00
1044文字
会話率:0%
――これは天竜の魂を授けられた青年の旅を追った物語。
かつては平穏だった大地――ヘーゲリッチは、謎の空賊『輝光賊』の襲撃によって平和は絶たれた。かつて少年だったフェニードルは、滅多に人前に現さない天竜と祭壇で会話をし、天人として輝光賊を
統べる頭領・ケーフェスを討つ為の使命を授けられる。
幼かったフェニードルは天竜によってヘーゲリッチよりも遥かに遠い大陸『フラージュ・ヘドゥー』の中に位置する国『戦武・グジリステル武国』に飛ばされ、そこで鍛冶屋をしているフォルトルに拾われる。
武国で有名な剣闘士になった青年――フェニードルは、自分が抱える使命と共に育った国を出て、数々の国を巡りながら輝光賊と対峙し、様々な出会いと別れを経て強くなる――。
「――気楽に行こうぜ、気楽にな」
※天竜の改訂版です。同じ物がありますが、メイン更新はこちらになります。現在BLoveで薔薇展開な短編集を書いてますが、内容は全くもって薔薇作品ではありません。作者の趣味でそちら寄りのキャラクターも出ますが、断じてBLではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 19:43:06
12872文字
会話率:48%
天竜が住まうとされる平和な地――ヘーゲリッチは、天竜の恩恵を受け、平和が保たれている地であった。だが、突如として現れた空賊『輝光賊』によって平和は崩れ去ってしまったのだ。――これは天竜の魂を授けられた天人の青年・フェニードルの平和を守りたい
が為の願いと戦い、成長と冒険の物語。
「気楽に行こうぜ、気楽に……な」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 20:39:46
26788文字
会話率:46%
様々な種族が住むこの世界。大きな争いもなく
それぞれ住処を決め、平和に暮らしている。
とある森の一番大きな木の上で眠る少女、りぅは今日も騒がしい一日が始まっていた。
最終更新:2016-12-07 00:31:17
6900文字
会話率:62%
突如現れた巨大な木から鬼が降り注ぎ人々は狂気に包まれた。友人の榊が持っていた勾玉から放たれた光に呑まれ見知らぬ世界へと飛ばされた一人の青年は、その世界で鬼に喰われてしまう。そして目を覚ますと自分の名前や家族のことを思い出せない上、なぜか自分
の体に鬼の血が流れていた。鬼とは何か…… その青年は鬼と人の狭間で新たな人生を歩んでいく。
カクヨムにも掲載中です
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881029164折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 06:05:31
106848文字
会話率:46%
――生きてさえいてくれるなら、それだけでいい。
その言葉を最後に、彼女は勇者率いるパーティの力によって、魔王跋扈する地球とは異なる世界から、遥か時空の彼方へと転移させられることになった。
彼女――つまり、地球出身の平凡な少女、蓮見優理は、
飛ばされた先の世界で、ただひたすら生きるために努力する。
そんな中で出会う、数々の人たち。
いずれまみえるだろう“勇者”“大賢者”“天竜姫”“吸血姫”の想い出を胸に、彼女はそれと気づかずに、あるいは疑問に思いながら、世界の過去を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 12:00:00
178481文字
会話率:24%
二〇一九年。夏休み、天宮城未空と雪桜宇未は、文化交流サークルの課題で、静岡県浜松市、天竜区にある夏焼集落――そこにある秤零士の屋敷へと赴いた。
その屋敷は、生まれつき四つの腕を持って育った者、十三歳で小説家になった者、そして現代におけるタブ
ー技術によって誕生したクローン人間など、普通の人間とは違う様々な《異》なる部分を持ち合わせた人々の交流会だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 03:08:54
181588文字
会話率:48%
科学技術の発展した現代において、魔法とは最早忘れ去られた遺物である。確かに、世界には今でも魔法使いの家系というものは存在する。だがその数も既に残り僅かとなり、今ではたった五つの家系を残すのみとなってしまっていた。
そんな魔法使いの家系の
一つである天竜(てんりゅう)家も、殆ど魔法使いとしての血を途絶えさせており、その天竜家の一人娘である天竜美月は現当主である父の意向により、何も知らない普通の少女として成長した。
しかし美月が高校二年になったある日、美月とその家族は何者かに襲われ、父と母は美月を庇い殺されてしまう。最後に父が残した「地下室へ行け」という言葉に従い美月は地下室へと逃げ延び、そこで偶然にも異界より、獅子の獣人剣士レオン・ガルシアを召喚する。
レオンの力により危機を退けた美月は、自分が魔法使いの血を引く者であること、そして父と母を殺したのが同じ魔法使いであることを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 20:47:26
54230文字
会話率:56%
時は8000年も昔。
天界で起きた大事件の物語。
太陽神天照(たいようしんあまてらす)の血を引く少年「紅炎(こうえん)」と大地から生まれた異端の者「陽明(ようめい)」が出会い、お互いに影響を受けながらも成長し、天竜人たちと戦いをくりひろげる
。
この戦いの末に―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 00:14:02
1180文字
会話率:34%