暴力は良くないですが、暴力に負けるのはもっと良くない。
殆どの人が暴力を振るわない優しい世界では、ごく僅かな暴力を使う怖い人間を止められない気がします。
暴力とは暴言や威圧的な態度も含みます。
最終更新:2019-01-30 20:20:15
1377文字
会話率:0%
孝介は、親友の義久の恋人が好きだった。
義久は、それを知っていた。
海外勤務の多い外務省に入省すると、さくらがさくら、らしくいられなくなるんじゃないかと、さくらにも孝介にも、本当の理由を黙って街を離れたが、5年後、突然、義久が帰ってきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 14:23:16
1948文字
会話率:20%
西暦2345年(惑星連合暦1054年)。地球人類が異星人と交流を持つようになりおよそ1世紀半が経過。地球は他の惑星文明に類を見ない急速な進歩を遂げ、宇宙社会で確固たる地位を築いていた。そして同時に、先進文明として宇宙社会で果たす役割も大き
くなっていた。地球人類にとって、まさに〈宇宙外交時代〉と呼ぶべき時代である。
日本国外務省、緊急・人道支援課課長の高村良一は、軍事国家ゾディアンから侵略を受けるレイウッド人を助けるため、惑星レイウッドに降り立ち、一人の少女と出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 17:25:59
28741文字
会話率:56%
数々の予言者たちによって、2039年に人類は究極の進化を遂げるという予言がされてきた。
その予言通り、世界はとある大きな、変化が現れた。
日本で、異世界へとつながる空間どうしの"歪み"が発生した。
これにより日本政府は、
外務省管轄の機関、「異世界特派員事務所」を設置。その年から政府は、異世界調査のため、特派員を年に数回派遣し始めた。
この物語は、ある一人の特派員となった男の、調査結果を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 22:00:00
259文字
会話率:17%
両親のスパイ容疑による死刑判決をきっかけに、北朝鮮から脱北した舞踏家のミキ。上海で父親の親友である日本外務省官僚の平野哲(さとる)と再会し、平野の養女となりニッポンのコンクリートジャングルへと足を踏み入れる。
一方、中国で無戸籍だった健
ちゃんは巨万の富を得た兄弟によって都市戸籍を得て外科医になるも、臓器移植に手を染めることになって、やむなく外科医を辞め、平野哲の協力を得て売れっ子作家に転身。
七夕の日、平野哲の紹介でミキと会い意気投合し、上海の夜を楽しむ。
だが、発禁書を出した彼は公安から逃れるべく早朝にタイへ逃亡。2人はニッポンへ亡命した暁には「七夕の夜、2人で満天の星を見よう」と約束する。
1年半後、健ちゃんは平野哲のお陰で日本へ亡命を果たし、愛知県で鳶職に就いた。ミキが日本へ亡命する半年前のことだった。
約束の7月7日が2人に訪れるが、“時差”があってすれ違う。
それを知った平野の妻・洋子は2人の仲を取り持ち、2人は晴れて結婚へ。
その後、ミキ夫妻は児童養護施設にいたビルマ人亡命者の少女と出会う。
少女は両親を交通事故で亡くし、失語症に加えて歩行困難で車椅子に乗り、孤独だった。
そんな少女の心を開かせたのは同じ亡命者のミキ夫婦だった。
少女はやがて言葉を取り戻し、ナナという名でミキ夫婦の養女となる。
家族となった3人はささやかながら幸せな家庭を築いていく。それが結実したのが1年後の大阪マラソン。3人一緒に完走した刹那、ナナのトラウマは解き放たれ、車椅子から立ち上がって歩き出す。
その夜、ドンチャン騒ぎの3人の前に現れたのは隣に引っ越してきた水田豊部長刑事。夜にやかましいと難癖を付けたかと思えば「何かあったら連絡を」と名刺を置いていった。ミキはその男が刑事だと知り、驚愕。夫には直隠しにする。
水田はこの亡命家族を救う監視要員として政府から派遣されたのだ。その妻は霊媒師のアザミン。
それから半年後、桜満開の奈良県吉野でジョギング中の平野哲が凶弾に倒れる。その前日にはミキたち家族と楽しく過ごしていたのに…。奈落の底に落とされた亡命家族。そんなミキのお腹に新しい生命が宿り、家族に笑みが戻る。
しかし、ミキが出産した直後に初恋の相手で塙光男と名乗る北朝鮮のスパイがミキを誘拐。ミキが目覚めた場所は塙が市長を務める新潟県大合併市だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 19:00:00
148710文字
会話率:37%
男子高校生の四条 遥は外務省直属の諜報機関NSIAに所属するスパイ。都内で起こっていた女子高生連続誘拐事件をきっかけに、遥は大きな陰謀に巻き込まれることになる。さらにそこに恋の陰謀までもが図られて…?スパイ×高校生という異例の組み合わせが
化学反応を起こす、学園スパイラブコメ――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-27 13:29:32
7545文字
会話率:42%
新国王エドワード2世の戴冠式を前にした一九〇二年の七月末、ホームズとワトソンはホームズの兄マイクロフトの仲介で外務省に呼ばれ、ランズダウン外相と林董(ただす)日本公使から直々の依頼を受ける。依頼の案件は紛失した英国と日本との極秘の軍事協約書
の捜索だった。日英同盟を結んだ日英は、条約公文とは別に秘密軍事協約を締結し、協約書には日露開戦時の英軍の満州派遣と日英の協同作戦計画が記されていた。もしこれが明るみになると日露のみならず、英仏をも巻き込んだ国際問題となるおそれがあった。
協約書はホテルの日本陸軍代表、福島少将の部屋にあったが、無人の密室となった部屋で、施錠した書類鞄の中から陸軍の協約書だけが姿を消してしまうという謎に満ちた事件だった。捜査の過程で、ホームズたちはドイツスパイの尾行を受けたり、ワトソンの医院にロシア工作員が侵入して銃撃戦となったりするが、ドイツとロシアが協約書紛失に関与したかは不明だった。
ホームズは、密室への侵入が事件当時フランス出張中の隣の柴中佐の部屋から行われたことに気づき、内部犯行の疑いを抱く。ホームズとワトソンは、ロンドンに戻った柴中佐と会い、彼が2年前の義和団事件で世界的に有名な人物であり、謙虚で誠実な人柄であることに好感を持つ。
同じ頃、ホームズは日本海軍関係者が軍艦建造で巨額のコミッションを取っている噂を聞き、その窓口が海軍駐在武官玉井大佐であることを知る。さらに、協約書は鞄自体がすり替えられて盗まれ、これが玉井大佐によって仕組まれたことを突き止める。また、英国の諜報員シドニー・ライリーからパリの日本公使館の陸軍駐在武官明石中佐という人物がこの事件に関わっていることを聞く。
明石は、二枚舌の英国が始めから軍事協約を履行する気などなく、日本敗北を予期してフランスと密約を交わしていることを知り、汚職軍人の玉井を強迫して協約書を盗ませ、日英軍事協約を阻止しようとしたのである。
しかし、玉井は鞄を用意しただけで、事件当時はアリバイがあった。鞄をすり替えた実行犯は誰か? やがて、それが全く意外な人物だったことを知ったホームズとワトソンは、ドーバーに急行して海峡渡船で大陸に渡ろうとするその人物と協約書を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 18:38:05
116197文字
会話率:63%
タエーナシアは狸獣人の外務省の文官。
今日も甘友な後輩たちと社員食堂で甘味を楽しんでる。
それを意地悪な近衛騎士副隊長な同期な狐獣人が邪魔をする平和な毎日に隣国から留学にきた姫君のせいで暗雲立ち込める?
私は甘いもんを食べてれば幸せだもん
。
タエーナシアの幸せな甘味生活は保てるのでしょうか?
短編小説
チミっ子ドジワンコひろいんは今日もコケる。
ちみっこ悪モフ令嬢はスカートだと転ぶ。
の続編です単独でも読めます。
乙女ゲーよくわからずすみません(泣)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 16:11:03
8804文字
会話率:41%
東綺羅星鶴子という名の外務省官僚の卵が、運悪くも、たらい回しで、畑違いな犯罪捜査を行う滑稽話です。ただ彼女は、やや勝ち気で美人で優秀でスタイルも良く、それゆえ、過去にも助平な中年男の犯罪捜査にも関わり、恨みも買います。
彼女の一族はそこそこ
の名家ですが、親戚等が、彼女に弱点を克服させようと、ミニスカートを穿けとか水着になれとか、無理難題を押し付け、ヒロインを困らせます。
というわけで、助平小説と推理小説の中間みたいなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-21 18:00:00
61371文字
会話率:79%
坂本龍治はダバオでチップを渡される。それには闇の中から世界を支配している権力者の日本支配の研修会が記録されていた。坂本はこれを手がかりに闇の権力者に迫るうち外務省の大平通産局の田中コロムビア大学博士課程の白井貴子と出会う。戦争紛争の絶滅を
目指す坂本にプロの殺し屋東郷平四郎、町工場の技術者啓太が協力する。
とくに啓太の開発した謎の飛行物体は世界中の次々と兵器を破壊してゆく。さらに金融システムのコンピューターパルスを破壊すると坂本に脅された闇の権力者たちは新東京裁判所の法廷に立たされる。彼らの巻き返しはなるか、はたまた坂本に屈するか。世界を舞台に繰り広げられる両者の果てしない抗争を描く長編小説。
フィリピンはミンダナオ、坂本龍治はある日本人からチップを手渡される。そのチップには有史来世界を支配しようとしてきた闇の権力者たちの研修会のもようが録音されていた。奴らが世界を支配しているとの坂本の想像を裏付けるものだ。録音は明治維新から戦後体制の今日までの日本支配の概略を説明した後質疑応答がなされていた。
坂本は彼らを捕獲して強制収容所で矯正しようとしているが、彼らとは誰なのか何名なのかを掴めていない。そもそも彼らの先祖は神がイスラエルの民に抹殺を命じた11部族の末裔とも言われる。イタリアではフェニキア人とよばれその商才で財を築き、戦争屋を開業、戦争を起こしては当事者国に武器を売りつけ戦費を貸付ける手法は今日まで受け継がれている。
英仏百年戦争、米国独立戦争に限らず戦争はすべて奴らのシナリオであるというのが坂本の持論である。勿論確証はなく推論に過ぎない。その証拠を固めるべくプロの殺し屋東郷、コロムビア大学博士課程白井貴子、外務省アジア局長大平、通産局長田中らの協力を得て奴らの強制連行に踏み切る。問題は奴らの罪状の立証と刑の執行である。
坂本は勝手に新東京裁判所を開廷して訊問してゆく。少しおめでたいところがある坂本だが、戦争絶滅と世界平和を掲げるその純粋さが多くの人を惹きつけ手を貸さずにはおられなくする。坂本は戦争屋廃絶なくして平和はありえないと太陽光利用の謎の飛行物体を世界中に配備し、各地紛争武器兵器の使用と真っ向勝負に挑んでゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-03 06:00:00
129825文字
会話率:1%
中部国際交流センターは外務省の天下り先の財団法人である。国際センタービルには各国の領事館も入っている。
ある日、和田次長は警視庁公安部の大野綾子の訪問を受ける。
在日アメリカ施設がテロ攻撃を受けるという精度の高い情報があったからだ。
厚労省から派遣された異端児、和田次長は、草の根から独自の警戒網を敷く。
ハイテク捜査を得意とする大野は、泥臭い和田を当初は嘲笑していたが、次第に彼を見直してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-31 20:26:58
30504文字
会話率:54%