交際期間10年の歳月を経て結婚した俺たちは結婚3年目にして今年遂にマイホームを購入。しかし、そんな立派なものを建てたのはいいが夫婦共働きのため未だ子供のいない俺たち二人にとって、このマイホームはあまりにもデカすぎた。そんな俺たち夫婦の元へ掛
って来た1本のセールス電話。普段なら3秒で電話を切るところなのだが、その日に限って俺は時間を持て余していたため暇つぶしを兼ねて掛けられてきた勧誘話に耳を傾け、気が付けば我が家には『自発エネルギー備蓄保存機』などという物が設置されていた。そしてその日を境に、妻の様子は徐々におかしくなっていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-17 20:58:31
7981文字
会話率:34%
わたしは小さい頃から失くし物が多かった。それは物だけでなく人であっても。いつしか「不幸を招く」とクラスメイトたちから無視をされるのが常になっていた。そんなとき、新1年生のオリエンテーリングの場で池乃正輝と出会った。
最終更新:2012-08-17 08:49:04
5695文字
会話率:12%
夏のホラー2012投稿予定作品
男女の約束のお話
最終更新:2012-08-17 01:36:20
4161文字
会話率:27%
俺、優人は幽霊が出るって噂の廃病院に肝試しに来ていた。傍らには長年付き合っている彼女、三咲と腕を組んでいた。
最終更新:2012-08-17 01:13:52
4581文字
会話率:46%
『幽霊が出る』と専らの噂である『太陽荘』の103号室に住まう小山は、そこで数々の怪奇現象に見舞われながらも、これまでの入居者達が作り上げてきた『霊を怒らせないためのルール』を守りながら生活を始める。やがて小山と103号室の幽霊の間には奇妙
な絆が芽生え始め……。
※夏のホラー2012参加作品です。
※あんまり恐くないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-16 20:49:24
7995文字
会話率:39%
某大手保険会社のセールスレディ宮沢朋子。
そこに赴任したエリート支店長 悠木 紀夫。
この二人を中心に、ふとしたきっかけで徐々に
その日常の歯車が狂っていく話です。
最終更新:2012-08-16 16:10:20
5370文字
会話率:10%
夏のホラー2012投稿作品です。
どこがホラーっとお思いになるかもしれませんが、最後まで読んでくださいませ。
最終更新:2012-08-16 08:06:35
7552文字
会話率:40%
今日は『おやま』の夜祭りだ。
紅提灯が道作り、祭囃子が鳴り響く。並ぶ夜店に目を奪われ、踊る影に足取られ、居並ぶ異形に手を取られ、やまの奥へと迷いこむ。
ひとりきりで『おやま』の夜祭りに出かけた私は、近道をしようとして奇妙な場所に迷いこむ。
ここは『おやま』の夜祭り。
けれど、私の知っている『おやま』じゃない。
出口を探して、私は異形の夜祭りの中を歩き回る。
狐。赤い花嫁衣装。カエルのおばけ。お面の少女。
はやく。はやく。
はやく、おうちに帰らないと――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 23:29:25
7914文字
会話率:27%
抽象的な物語ですから、ご自分に重ね合わせて色々と考えながらお読み下さい。
この小説の真意に気付いて頂ければ幸いです。
最終更新:2012-08-15 22:00:00
8631文字
会話率:38%
夏祭り。
一見華やかな夏の催し。
その参加者は数多いが、全員が知っているわけではないもう一つの顔がある。
鎮魂祭。
地域それぞれで諸説あることは否めない。
しかし、吾妻 奏が住むその街の夏祭りには、確かに別の顔を持っていた。
中学二年
生の夏祭り。
夕焼けに染まる街の中、仲の良い友人達と夕方集まって神社に出かけた。
遊び盛りの中学生にとって、諸手を振って夜遊びが出来る数少ない機会。
皆舞い上がっていた。もちろん、彼女も。
そして、奏は、一生忘れる事の出来ないであろう、不思議な体験をする事になる。
さあ、あの暑かった夜を、振り返ってみることにしよう―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 21:26:49
4485文字
会話率:33%
主人公、村田孝一が住む地域には「招き霊」という都市伝説があった。
夕暮れ時、人や車が通らないトンネルの中に一人で入ると「おいでおいで」という声が聞こえてきて、三回以上聞いてしまった者は二度とトンネルの外に出られなくなるというのだ。
主人公は
全く信じていていなかったが、行方不明になる者が何人も出た。
同級生からも行方不明者が出て、孝一は親友の吉田哲彦と二人で調査する事を決めた。
果たして主人公は行方不明者を探し出せるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 21:06:38
3738文字
会話率:28%
いらっしゃいませ。こんなへんぴな場所にあるパン屋までようこそおいでくださいました。
何をご所望で? ああ、あんこの入ったパンは近頃有名になりましたからねえ。なんでも江戸が発祥の地だとか。ぼたもちとはまた違う趣にございます。
ええ、
置いてございますよ。そちらでございます。
え、珍しいあんパン、ですか……? 一度に一個しか作れないあんパンのことをどこかでお聞きになったんですね。申し訳ございません。あれはいつ出来るかわからないんですよ。なんせあんこが特別製でいつ手に入るかわからないと来ている。
ええ、もしもできましたら、そのときはお声を掛けさせていただきますよ。お客さんのようなおきれいな方に食べていただけるなら、こちらも作りがいがあるってもんだ。あんが手に入り次第作らせていただきますよ。
気をつけてお帰りになってくださいまし。もう暗くなってきましたからね。またお越しください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 15:13:23
3045文字
会話率:0%
「幽霊なんて説明できないモノ、いるわけがない」
「非科学的だ」
そんな事を言う人達に聞いてみたい。
「なら、この世の全てが科学で説明できているのか?」
「僕の隣に存在するコイツはどう説明できるんだ?」
……まあ、そんな事をわざわざ議論する
つもりはないけどね。別に誰かに知ってもらいたいわけでも、共感してほしいわけでもないから。
僕は誰も知らない真実を一つだけ知っている。ただ、それだけの話だ。
そう、これは単なるモノローグ。
『幼い時から幽霊と共に生きてきた僕は、こんな結末を迎えた』
ただ、それだけの話なんだ。
『夏のホラー2012』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 11:41:32
3569文字
会話率:4%
大学のサークルで湖畔キャンプに、車人員として参加した榊。夜の湖畔、怪談で盛り上がる中、榊も何か話すように言われ、榊は渋々ながら自分に起こった体験を語っていく。 「大して怖くないけど……」 そう前置かれて話される怪談とは…… 【夏のホラ
ー2012】参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 00:00:00
5786文字
会話率:29%
*夏のホラー2012参加作品
凄惨な伝説がのこる中部地方N市の目抜き峠。
かつては走り屋台が集っていた有数の峠だったが、今はその影もない。
だが決してここを訪れる者がいなくなったわけでは無い。
噂も言い伝えも信じない者が、今夜も
また一人……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 23:10:46
3021文字
会話率:45%
それは、ある夏の日に遭遇した、
身の毛もよだつような体験だった。
最終更新:2012-08-14 22:24:47
7960文字
会話率:14%
ぼくは名もない学園の文芸部に所属している只の文芸部員だ。
いきなりで申し訳ないのだがぼくの学園には「学園怪談」がある。ちょっとほほえましいのから本当に危ないのまで、それを僕はノートに集めることにした。これはぼくの実体験に基づいている。
こ
れを読むいつかの後輩の君たちが「学園怪談」と鉢合わせないことを祈るよ。本当に出会ってはいけないのだからね。
まあ、この話には一部失われているところもあるけど(笑)
これは、軽い気持ちで関わってはいけない怪談のプロローグ前にあった物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 20:06:01
3349文字
会話率:17%
これは子供の頃の体験で、ホラーっていうほどの怖さはあんまり感じないかもしれない。
ただ、思い返しても不可解で、どう合理的に考えていいのかわからない。
それは子供だった俺たちの夏休みに起きた。
みんな、遊びたかっただけなんだ。
新しい場所
を見つけて浮かれていただけなんだ。
だから、あんな結果になるなんて微塵も考えやしなかったんだ。
だから、何が起きたのかわからなかった。
大人になった今でもわからない。
確かなのは、俺が住んでいた町にあった小さな神社と赤いポスト。
それに、箱形の神輿を担ぐ、町の祭りの記憶・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 16:34:22
5978文字
会話率:1%
ほかのサイトからの加筆修正です
最終更新:2012-08-14 14:53:19
23078文字
会話率:38%
夜半にメキシカンフードの屋台を訪れた剛は、営業中のはずの店に誰もいないのに首を傾げる。そこへ偶々やって来た男は、パニック状態で、無人の屋台を見た者には災厄が降りかかると告げ、車で走り去る。直後に響いた衝突音に慄いた剛は帰ろうとするが、車の
エンジンが掛からず、携帯も使えない。災厄が自分にもやって来たのを感じつつ、助けを求めて剛は歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 12:16:08
4812文字
会話率:28%