乙女ゲームの世界に転生した。悪役令嬢ではなく、ヒロインとして。
ただ、その乙女ゲームは身分問わず、略奪前提の恋愛ゲームであった。
ちょ、フリーな男子はどこ?
チェンジしてくださいぃぃぃぃ!
最終更新:2024-05-03 01:18:27
9767文字
会話率:6%
10秒で分かる「追放ルートを目指します!」
私の名前はサアラ・アムロード、クロスリート王国きっての名門貴族であるアムロード侯爵家の長女だ。
16歳の誕生日を目前に、前世の記憶を突然思い出した私は、今いる世界が乙女ゲームの世界である事を知り
愕然となる。
さらに前世では週5でテレワークという引きこもり社会人だった私の今世の配役は、幸福を約束されたヒロインではなく、悪役令嬢だった!
当然、ゲームの悪役令嬢である私には追放の運命が待っている。
一方この世界では追放といっても王都から追放されるだけなので、私の場合は実質自領に戻ればいい事になる。
そうと分かれば話は簡単。
私は未来の優雅な追放生活のため、悪役令嬢を全力で演じます! ←イマココ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:45:59
174621文字
会話率:51%
乙女ゲームの世界にヒロインとして転生したヒロインちゃん奮闘記。
最終更新:2024-05-02 06:00:00
10675文字
会話率:16%
乙女ゲームの世界に転生したけど悪役令嬢も婚約破棄もないままにバッドエンドを迎えたヒロインの話。毎回ながらのふわふわしたノリとなっております。
最終更新:2024-04-30 06:00:00
15320文字
会話率:16%
テンプレにありがちな乙女ゲームの世界に転生したヒロインちゃんが、バッドエンドを迎えるとてもありきたりな話。
最終更新:2024-04-13 06:00:00
8958文字
会話率:14%
乙女ゲームの世界のモブ令嬢であるロディナ。彼女にモブである自覚はもちろんない。しかし、人にはない特別な力によって、彼女は転生者に目の敵にされてしまう。
気に入らない婚約者を押しつけられ、断罪回避のために悪役を押しつけられ、ついにはようやく自
覚した初恋まで終わってしまいそうな始末。
「ロディナ・ニフテリーザ。間者の疑いがある女は、殿下の婚約者にも、我が国にも相応しくない! 婚約の破棄、及び国外退去の処分を言い渡す!」
講壇の男は、ロディナに向かって冷たく言い放った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:14:07
8226文字
会話率:48%
ある日、やり込んでいた乙女ゲームの世界に転生していたことに気付いた主人公。
サブカルチャー全般にどっぷり浸かっていた主人公は己の置かれた状況を理解し、受け入れ、ある決意をする。
「乙女ゲーム転生なら、悪役令嬢に転生かと思いきや、まさかの
ヒロインか……このゲームのヒロイン……それに今の現状から判断して…… うん、決めた。ゲームにはなかった結末…けど、辿り着いて見せる…私の望む未来に…!」
主人公の決意……望む未来とは?
乙女ゲームに転生した主人公が自らの願いの為に猛進するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 20:00:00
59109文字
会話率:57%
私、ローゼは義弟になるルドルフを見て前世のことを思い出した。
この世界が乙女ゲームの世界で、自分は原作開始前にラスボスとなるルドルフに殺される運命だということに。
「死にたくない! 仲良くならないと!」
原作開始までは五年もある、しっかり
仲良くなって殺される運命を回避しよう!
そして、五年後。
殺される運命は逃れたと思っているけど、なぜかルドルフは私に執着している気がする。
「ラスボスになってほしくないなら…僕の手綱をしっかり握っていてよ?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:10:00
15121文字
会話率:38%
乙女ゲームの世界に転生したフランソワーズが夜、ひとり泣いていると、男の子がやってくる。そしてフランソワーズをやさしく慰めてくれるのだった。
最終更新:2024-04-30 18:10:00
2688文字
会話率:36%
現実世界に嫌気が差して自ら命を絶った会社員が生前好きだった乙女ゲームのモブ女に転生するお話。
モブ女だから第三者視点で乙女ゲームの世界観に浸れると思っていたらなんと攻略キャラから求愛されるようになり……。
男爵家だけど貧乏令嬢に転生し、この
国の第二王子や、幼馴染、妖精族の王に好意を寄せられる。
何故だが、執事にも怪しい感情を向けられていて…?
乙女ゲームの公式の攻略方法で進めているのに非公式な事ばかり起こる…。
挙句に攻略キャラ全員攻略確定√になってしまった…!!
一体、この乙女ゲームは誰√なのか…?
モブ女は憧れの乙女ゲームで平穏な日々を送れるのか。
乞うご期待っ!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:39:22
69316文字
会話率:43%
日本で普通の女子高生だった私。
バス事故で意識を失い、次に目覚めると、大好きだった乙女ゲームの主人公の双子の妹、悪役令嬢のマリーナに転生していた。
断罪イベントも怖いし、悪役令嬢になることを回避しようとも考えたけど……。
それだと大好きなお
姉さま(主人公)も目覚めないし、大大大好きな物語も始まらない!!
よし!こうなりゃ立派な悪役令嬢になってやる!!
なんて思っていたのに……。
周りのキャラが良い人過ぎて闇堕ちできません!?
大好きな乙女ゲームの世界を満喫したせいでフラグが折れた!?
まさか闇堕ちのキーアイテム黒い石が手に入らないなんて!!
ダメ!諦めたらダメよマリーナ!
ここで諦めたら誰が物語を始めるの!?
本当の幸せを彼らに与えることができるのは、お姉さまだけ!!
私! 絶対に! 闇堕ちしてみせるんだから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 16:18:41
1851文字
会話率:45%
突然の痛みで目覚めた男。
目が覚めると怪我だらけの見知らぬ子供になっていた。
いや、その子供は自分であるが少し違和感もある。
徐々に脳内がクリアになっていくうちに、自分がゲームの悪役キャラ、ノエル・エドワルドだった事を思い出す。
よ
くある異世界転生ものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:20:12
20166文字
会話率:27%
霧宮篠歩にとって、彼の生きる目標がないことはコンプレックスだった。
高校で一人の天才と出会った彼はその親友の背中を追うも、その親友は消息を絶ってしまう。
再び目標を見失って生きる気力を失ってしまった彼を立ち直らさせたのはあるアイドルグ
ループとの出会いだった。
――これは、苦しみ悩みながらも短い人生を生き抜いた、とあるアイドルマネージャーの物語である。
新作、『天衣無縫の勝負師は異世界と現実世界を駆け抜ける 〜珈琲とギャルブルをこよなく愛する狂人さんはクラス召喚に巻き込まれてしまったようです〜』を投稿する記念として、自作『百合好き悪役令嬢の異世界激闘記 〜前世で作った乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢が前世の因縁と今世の仲間達に振り回されながら世界の命運を懸けた戦いに巻き込まれるって一体どういうことなんだろうねぇ?〜』と『天衣無縫の勝負師は異世界と現実世界を駆け抜ける 〜珈琲とギャルブルをこよなく愛する狂人さんはクラス召喚に巻き込まれてしまったようです〜』を繋ぐ物語として生み出した一作、是非ご賞味あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:59:26
10779文字
会話率:35%
ミスティアはある時ここが乙女ゲームの世界に酷似した世界であること、自分が婚約者に近づいた女に嫉妬し投獄、死刑になる悪役キャラだと思い出す。彼女は破滅回避に尽力し、ゲーム関係者に近づかないよう努めた結果、攻略対象たちはゲームに無かった病みや狂
気を現し、投獄死罪を回避するための学園生活は一歩間違えれば監禁バッドエンドの学園生活に変化していていた。
周囲の狂気を知らないミスティアは、使用人や家族を自分のデッドエンドに巻き込まないよう尽力するが、ゲームでは死者であり、ミスティアが救った人々の善意によって彼女の退路は絶たれていく。
全てが異常だらけの中、ミスティアは無事、ゲームシナリオ終了の一年間を終えることが出来るのか。
「選びなよ。選択権は君にある。君の意思でどちらを捨てるか選んで。ミスティア」
「ふふ……仕方ないなあ。いいよ。だってミスティアが俺にとって一番大事だもの」
「それじゃあお前はあいつのことが好きだと思われるだろ」
「違うんだ、これでいい。これでいいんだ。君を守ることで……俺は……」
「ひひ、お前にも見せてやるよ。人間が本当の地獄を見る瞬間をなあ!」
「ミスティアさんは、ずっと笑っていられる世界にいてくださいね」
「……お前は変わらないな、ミスティア……。今もなお、俺を助けたときと変わらない」
--悪役令嬢に ハッピーエンドはありますか?
※異録は他者視点です。
※正規の結末の他、攻略対象の個別エンド予定(ハッピーエンド、ifバッドエンド)
書籍化+コミカライズ中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:00:00
1154428文字
会話率:28%
これは、特に面識もないが無性に王子が殴りたくて仕方ない少女と、彼女(の拳)に運命を狂わされた男たち(複数形)のお話である。
前世の記憶を思い出したことで、少女は一つの願いを抱くようになる。
――くっそあの王子超殴りてぇ!
自分
の生まれた『ここ』が前世で一度だけプレイした乙女ゲームの世界だと気づいた時、『ここ』にあの殴りたくって仕方のない王子(攻略対象)達がいるのだと気づいた時……少女は『王子を合法的に殴る方法』を考え始める。
そして気付いた。
そうだ、魔法学園に入ろう。
『王子様』を殴ったらアウトだけど、『同級生』なら殴ってもセーフ!
それが武術の授業ならむしろ殴らないでどうするよ!
王国でも数の少ない女騎士を目指し、王子を殴る為に拳を磨き、少女は魔法学園に入学した。
繰り返すが、王子を殴る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:00:00
522657文字
会話率:26%
前世の記憶に目覚めた子爵家三女、ミシェル・グロリアスは思った。
ああ、王子を殴りたい……と。
生まれた世界が前世で一度だけプレイした、乙女ゲームの世界だと気づいたからである。
攻略対象の王子達にイライラしていたミシェルは、合法的に王子を殴る
方法はないかと模索し始めた。
そして、思う。
そうだ、魔法学校に入学しよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 07:15:56
10719文字
会話率:4%
ある晴れた昼下がり。ランドセルを背負った三人がとことこ道を歩いていた。昭君と、小夜ちゃんと、覆面小学生さくま(仮名)君。
だけど彼らが歩いていると、頭上に未確認飛行物体が寄ってきて……?
なんやかんやで宇宙人の『行動心理実験』に巻き込まれた
三人。乙女ゲームを基に組まれた仮想世界にぶち込まれたのだけど……?
※こちらはシリーズ物の作品になります。これだけ読んでも意味不明! という方は他のシリーズ作品を参照していただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:00:00
44057文字
会話率:30%
国と聖ドラゴン教に聖竜の使いと認められるドラゴメサ伯爵家。
そこの長女フィオラ・カリエラ・ドラコメサは、5歳の時にある事件が原因で数日床に伏し、その間に前世の記憶を思い出す。
「フィオラって……あ、ここはあの乙女ゲームの世界なんだ……でも、
試作版かなあ?ベータ版かなあ?」
試作版ではヒロイン・正規版では悪役令嬢のゲームキャラに転生したと自覚したフィオラは、ゲーム内容を思い出しながら生き残りをかけて頑張ると自身に宣言する。
領地改革・狩猟活動・学園生活・店舗経営、色々なことに手を出して自分と弟と領民を幸せにするために、フィオラは日々頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:21:29
318563文字
会話率:48%
私、シオン・ノヴァ=デルカンダシア辺境伯令嬢は日本からの転生者である。
そして転生した先は魔法も使えて妖精や精霊、神様さえ身近で当たり前のファンタジー世界。アラフォー目前で亡くなったとは思えないほど、それはもう大人気なく狂喜乱舞した。
――だがちょっと待ってほしい。よくよく調べれば何処かで聞いたような歴史、国、人名。
……もしかしてここ、『らぶさばいばー』の世界と似てない?
どうやら、寂しい独身貴族を貫いた前世でどハマりした学園系乙女ゲームの世界へ転生してしまったらしい、が――マズイ。非常にマズイ。
この世界は確か、攻略対象全員が理不尽級なヤンデレだったはず……あ、なんだ。よく考えたら私モブだから大丈夫だったわ。
この物語は、前世でプレイしていた乙女ゲーム世界へ転生し、無視しようとしてもなんやかんやで自ら関わって行ってしまう主人公が、最終的に世界を救うまでの苦労譚である。
※他の作品優先なので更新頻度は遅くなります。
(予約投稿あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 19:30:00
609113文字
会話率:38%
私こと前田愛梨、目覚めたらそこはどハマリしていた乙女ゲーム“甘くも危険な恋と魔法のレッスン”の世界でした―――――――
んなアホな………とは思うけれど、目の前に現れたヒロインことカレンは、前世の義弟である蓮の生まれ変わりだと言うし、彼女に
呼ばれて出てきた時の神の使い魔、見た目タヌキの自称レッサーパンダは、これは前世で助けてくれたお礼だからと胸を張る。
いやいや、そこは全然威張れるところじゃないんですが!
私、思っきり悪役令嬢のアイリスになってるし、蓮はゲームの強制力のせいで、男の子なのにヒロインのカレンになっちゃってるからね!
しかもこの乙女ゲームにおける悪役令嬢は全ルート死亡確定キャラ。
これはもうタヌキ……もとい、レッサーパンダの恩返しならぬ、仇返し。
とはいえ、乙女ゲームの世界に転生してしまったものは仕方がない。
今度こそ(主に私のせいで)薄幸な義弟――――蓮を幸せにするためにも、まずは私、悪役令嬢アイリスの全ルート死亡確定をヒロイン(♂)と一緒に全力で回避します!
う~ん、なのに……
一体どういうことでしょう。
これは恋の何角関係?
巻き込まれ事故感満載なんですけど?
っていうか、王太子もグイグイ来ないでください!
何故か蓮の機嫌がめちゃ最悪です!
ほんと命がいくつあっても足りませんから(色んな意味で)!!
☆3000字程度でのんびり連載中です♪
(カクヨムでも同時連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:20:09
63771文字
会話率:21%
公爵家の令嬢エレオノーラは、ある日突然前世の記憶を取り戻す。前世でプレイした乙女ゲームの世界に生まれ変わっていたのだ。しかも自分は、ゲームで王子の婚約者でありながら最終的に破滅するキャラクター、いわゆる「悪役令嬢」だと気づく。
だが今世の
エレオノーラは違う。彼女は前世の知識を活用し、悲惨な未来を回避するため画策を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:41:30
6085文字
会話率:45%
目を覚ますと知らない天井がそこにはあった。
鏡を見るとゆるふわキュルルンの可愛らしい男の子に転生していた。
そして、部屋に入ってきたのは悪役令嬢と思わせる風貌。
どうやら悪役令嬢の弟として転生したようだ。
よくある乙女ゲー
ムの世界に転生したことに気づいた主人公は、生きるために破滅フラグを回収するために動き出す。
だが、突如現れた頭上に出てくる謎の選択肢。
なんと俺は視聴者参加型の乙女ゲームの世界に転生していた。
自身で選択できない項目に翻弄されながらも破滅フラグを回収するが、なぜか様子がおかしい。
選択肢がBLルートになっていた!?
破滅フラグは回収できても、視聴者に強制的にBLルートに引き込まれてしまう。
そんな世界に転生した主人公はBLルートから抜け出せるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 00:10:00
88056文字
会話率:31%
目を覚ますと知らない天井がそこにはあった。
鏡を見るとゆるふわキュルルンの可愛らしい男の子に転生していた。
そして、部屋に入ってきたのは悪役令嬢と思わせる風貌。
どうやら悪役令嬢の弟として転生したようだ。
よくある乙女ゲー
ムの世界に転生したことに気づいた主人公は、生きるために破滅フラグを回収するために動き出す。
だが、突如現れた頭上に出てくる謎の選択肢。
なんと俺は視聴者参加型の乙女ゲームの世界に転生していた。
自身で選択できない項目に翻弄されながらも破滅フラグを回収するが、なぜか様子がおかしい。
選択肢がBLルートになっていた!?
破滅フラグは回収できても、視聴者に強制的にBLルートに引き込まれてしまう。
そんな世界に転生した主人公はBLルートから抜け出せるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 17:07:11
13855文字
会話率:28%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:10:38
59253文字
会話率:33%
【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜3巻発売中です。コミカライズ春頃連載開始予定。ありがとうございます!】
お兄様、生まれる前から大好きでした!
社畜SE雪村利奈は、乙女ゲームの悪役令嬢エカテリーナに転生した。
前世の頃から皇子より悪
役令嬢の兄アレクセイにハマっていたけど、実物はさらに素敵!そして悪役兄妹の生い立ちが可哀想すぎて泣く!
よーし破滅フラグと国の滅亡フラグを回避して、みんなで幸せになるぞー。
かくして建国以来四百年続く超名門ユールノヴァ公爵家の悪役令嬢と、口が悪くて気が強い歴女なアラサー社畜、ふたつの人格が統合。外見は上品なお嬢様、中身は怒涛のツッコミ属性。社会人の常識や歴史の知識で、多忙な兄を助けつつゲームイベントを乗り切ってゆく。
なんかそのたびに、超有能お兄様のシスコンレベルが上がっていくような。いや最初からシスコンだけど。ブラコンシスコンのラブラブ兄妹で幸せだけど。
そして、ヒロインと皇子に近づかないという破滅フラグ対策が、どんどんグダグダになってしまうのはなぜなのか。いや、二人ともいい子でいい友達だけど。けど皇子、君は私にとって破滅フラグの化身なんで……仲良くなるのはまずいんだよう。
それにしても乙女ゲームの世界と言いつつ、設定になかったことだらけ。
とにかく悪役令嬢エカテリーナは、お兄様のために頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 08:00:00
1033727文字
会話率:29%