普通の高校生こと夏草《なつくさ》佑司《ゆうじ》はある日、名も知らぬ何かによって異世界へと送りこまれる。
ハッタリしか能の無い彼が牧歌的な農村で会った少女と共に見たのは、ファンタジーでは無く只の現実だった。
無情にも見知った村人達が死ん
で行く光景、見てることしか出来なかった自分。そんな普通の高校生でしかない彼が選んだのは、理不尽に襲われる少女を護り抜くことだった。
────正義の味方でも無い! 英雄でも無い! だけど勇者《嘘つき》にはなれる!
これは一つの物語。決して強くは無かったけれど、誰よりも前を歩いてみせた勇者の話。
※テーマとしては王道と勘違いとバトルです。チートとかは出ません。最強とかは出そうとおもってますが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-25 10:44:41
21776文字
会話率:27%
この物語の主人公「桜本 太郎の助」は、パッと見、どこにでも居そうな男子高校生。
ただちょっと違うのは、彼は異常な程、超ロック好きの、音楽オタクであるということ。
音楽の事なら何でも聞いてくれ、ギターの事も、俺に任せてくれ、ギターの腕も超一流
だ、とクラスの皆に話していた。
文化祭の季節、彼の演奏を聞いてみたいという声がクラスの中で持ち上がる。
担任も、それには大賛成。
こうして、彼の意志とは関係なく話は進み、彼は文化祭のステージでバンドをする事となった。
それを聞いた桜本太郎の助は、顔面蒼白。
それもそのはず、実は彼は、ギターなど弾いたことはおろか、触れたことも無い。本当にただの音楽オタクだったからだ。
ギターの腕が超一流なんて、ハッタリだった。
今更本当の事を言うわけにもいかない・・・。
そんな中、ボーカルに立候補する一人の生徒。
いよいよ引っ込みがつかなくなった。
桜本太郎の助は、覚悟を決めてバンド活動をスタートするのであった。
この物語は、主人公、桜本太郎の助と、志しを共にする仲間たちとの出会い、恋、衝突、そして、登場人物の成長を描いた、青春の1ページの話である。
※mixiの日記で、何気なく気楽に書き始めた物を、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-09 06:21:45
44508文字
会話率:65%
感じた事を感じたままに、屁理屈とハッタリの文章を通して書き綴っていきます。
最終更新:2011-06-23 20:13:23
57521文字
会話率:3%
12月4日土曜日。数Ⅰの教科書に挟まれたラブレターを見つけた仲原雅之は狂喜乱舞した。しかし、すぐに消沈する。「3日の金曜日、体育館裏で」と書かれていたからだ。署名がなく、誰が告白しようとしたのか見当つかない。雅之が諦めようとしたとき、許斐幸
一は「誰がラブレターを忍ばせたのか」推理する。ミステリのハッタリ部分をクローズアップした短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 02:55:10
6171文字
会話率:73%
人生、嘘とハッタリで生きてきました。悪いことでしょうか? 不幸を感じるたびに溜息をつきました。人の幸せを見るたびに不幸を感じました。悪いですか? いけませんか? 逃げて逃げて、人生を送ってきました。悪いですか? 人として軸がぶれています。
悪いですか? 猫と付き合ったことがあります。いけませんか? 不幸って悲しいんです。幸せって痛いんです。怖いんです。人生が怖いんです。だから、逃げました。いけませんか? これからも逃げますよ。逃げ続けますよ。笑ってください。でも、笑い返します。卑怯者で悪いですか? でも、僕は幸せなんて一度も感じたことがありません。これもいけませんか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-10-13 00:12:57
189887文字
会話率:56%