「エモーショナル・ラボラトリー」では人工知能向けの感情エンジンを開発している。
感情エンジンのクオリティに従業員の不満が貢献していた。その事実に気付いた経営陣は従業員に最大限のストレスをかける研究を開始。イジメ専門家チームはついに、あまりに
も非倫理的な不快情動加速装置にたどり着いた。「ストレス・マキシマイザー」はボタンひとつで会議の流れを逆流させる威力を持つ暗黒のマシーンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 15:41:23
6710文字
会話率:36%
ミニコミの原稿書きに追われる太市に、またもや難題。学園の新聞部の活動に巻き込まれたのだ。早急に特集の記事をまとめなければならない。太市は、自分の担当が高校生の飲酒問題と知ると、すかさず友人の甲斐に相談を持ちかけた。甲斐はギタリストとしても
一流だが、ドラッカーとしても超一流。その甲斐に勧められ、アルコール依存症の人たちの集まり、断酒会とやらにオブザーバーとして参加する。会自体は、メンバーがそれぞれの近況を語る穏やかなものだが、一人だけ異質な空気を漂わせる人物がいた。元パイロットの酒井氏だ。その氏が突然立ち上がり、窓を指して「霊が窓にぶつかる」と奇声を発した。その瞬間、太市は耳を疑った。確かに耳元のガラスで音がしたのだ。いったい何が?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 15:00:00
20163文字
会話率:21%
マンションの上階から聞こえる騒音は、主人公アサヒの心をむしばんでいった。
北海道の地方都市にある高層マンションに住む五十歳の女性アサヒ。夫は恋人をつくり半年前に家を出て別居状態が続いている。ある日、アサヒが住む二十一階の真上二十二階に
小さな子どもを持つ同年代の女性が引っ越してきて挨拶にやってきた。しかしその直後から昼夜問わず謎の騒音が始まりアサヒを悩ませる。
連日の騒音に耐えかねたアサヒは意を決し本人に苦情を言うが逆切れされ状況は悪化、ノイローゼ気味になりながらもマンションの理事長や管理会社、不動産会社、市役所にも相談するが、生活音はお互い様とそれ以上介入してはくれず、引越しを考えるまで追いつめられる。
何度目かの直談判の時、アサヒが怒りに任せてドアを蹴飛ばすと上階の女が110番通報し、警察官と刑事がやってきて弁護士を立てて裁判を起こす以外に方法はないと促されたことから、その準備として上階の登記簿を閲覧し、彼女の正体を知って驚く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 23:31:33
74060文字
会話率:45%
タワーマンションに住んでいた主人公は、娘の真美が夜中起きてくることに気付いた。
彼女は、何を見ているのか。
最終更新:2016-12-27 22:00:00
4596文字
会話率:0%
一時期話題になったあのニュースを、社会派小説として再構築しました。笑い事では済まされませんよね。
最終更新:2016-05-03 09:37:00
200文字
会話率:9%
都心にそびえ立つ54階建てのタワーマンション、クリスタルパレス。
そこで若く美しい妻と娘とともに絵に描いたような幸せな生活を営む浮気男は、最上階に住む〝殿上人〟、絶世の美女と出会い、精神の安定を失う。
最終更新:2016-05-01 21:55:59
3557文字
会話率:4%
男なんていらない。そんな強がりが口癖になってしまったこのみは、3匹の猫と一緒にタワーマンションで暮らしている。大好きな、愛しい猫たち。あなたたちが…人間なら良かったのに……。シリーズ第4巻にして初長編です!!!
最終更新:2015-11-14 00:00:00
53890文字
会話率:20%
マイホームを手に入れたばかりだったが、夫の信也に不満を募らせていた美絵はある日、タワーマンションの最上階に住む大学生の優が自分に手を振っている事に気付いた。それがきっかけで信也には内緒で付き合うようになった二人。だが、二人は衝撃の結末を迎え
る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 21:51:53
4617文字
会話率:35%
あたしの喉に刺さった小骨は誰にも取れない。
最終更新:2014-08-12 19:44:31
12480文字
会話率:36%
雨あがりの6月に斉藤は遠峰とある街で再会する。遠峰は草食男子に擬態した肉食男子で、いわゆるロールキャベツだ。サイバー空間のイジメ、薬物、タワーマンション、街宣車、自作自演、不条理とも思える世界は人間の欠陥品を増産している。クライマックス、投
身自殺と巻添えになった女性を見たロールキャベツは正体をあらわす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 14:10:05
2919文字
会話率:0%