ファンロン王政国の端っこ、ツァスマの領主の娘マイラは、ある日突然父からとある男との縁組を通告される。 その男とは、隣の大国クォンシュの皇帝と帝位を争い敗れたという“雪獅子公”トウキだった――!?
どこかのファンタジーな異世界の、辺境から辺
境(領地的には国境の川一本を挟んだ「お隣さん」)へと嫁いだ元気いっぱい前向き奥様(18)と、領地から出たくない生き延びたい陰気なワケアリ旦那様(29)、そして周囲の優しい人たち(と獣)が繰り広げる、たま~に不穏な空気もあるけれど、結局は滅茶苦茶平和なところに着地する「ゆったりゆっくり」「ときどきドキドキ」の絆を深める大河風物語。
◇年の差/ネクラ×ネアカ/男女CPものです。
◇大体ほんわり、たまに緊張感。
<!>甘々溺愛系ではございません。
※登場人物の怪我について触れたり、ちょびっとですが戦闘描写があるため、「残酷な描写あり」にしてあります。
※ノベルアップ+、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:00:00
327160文字
会話率:57%
私の運営するメリー商会にはたくさんのお客様が訪れる。そしてその中には変わったものをお求めになるお客様がいる。
私の目の前でソファにゆったりと座っているロイド伯爵令息もその一人だと言えるだろう。
「今の婚約者であるルイスはとても良い子なんで
すけど……」
「ですけど?」
「私は真実の愛を見つけてしまったのです。だから婚約破棄がしたくて!」
なるほど。つまり、今の婚約者がいると浮気になっちゃうから手っ取り早く別れたいと。
……お客様にこんなこと言うのはあれだけれど、こいつ屑ね。
さて、どうしたものか。こんな屑野郎の依頼など受けたくもないが……
「そうですね。でしたら今回の婚約破棄の件、大金貨100枚でお売りいたしますよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:10:00
2334文字
会話率:61%
魔族のアマリスは、気づいたら動物国ドウステレインに来ていた。記憶を失っていたアマリスは、うさぎのミンカに会い住居まだ用意してくれた。アマリスは、嫌な記憶を少し思い出したがまだ全ては、思い出せない。アマリスは、ゆったり暮らすことは、できるのか
わからない。そんなファンタジーものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 19:32:38
5435文字
会話率:43%
日常とは常日頃過ごす空間です。
そんな空間を私たちは不意に怖いと思ってしまうことがあります。
美しい星空、蔦の這う壁、部屋の扉の隙間。
そんな日常の怖さに少しだけ物語を付けた短編集です。
しばらくは書き溜めた物をゆったりと投稿していきます。
最終更新:2024-04-22 18:50:00
364文字
会話率:6%
二者でゆったり語ります。
最終更新:2024-04-19 22:23:10
564文字
会話率:100%
シルビアがゆったりと前を歩く。
私は足早にシルビアを追い抜きそこで躓いたふりをしてパタッと倒れる。
そのまま振り向きシルビアを見上げ
「あああ殿下! ごめんなさい。私、殿下だとは知らなくて...本当にごめんなさい!」
「そんなことより、
君、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
「涙が流れているじゃないか。このハンカチを使うといい」
シルビアがポケットからハンカチを出して私に渡す。
「ねえシルビア、ここで立ち上がった方がいい?」
親友の婚約破棄のために一肌脱ぐヒロインです。
王子攻略の練習がなかなか大変ですが、たぶん、結果オーライです。
***
断罪もドアマットもざまあもありません。R15は保険です。パロディと言うかコメディです。気分転換にお楽しみください。
前の二作品でのご意見ご感想、ありがとうございました。
誤字などのご報告も助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:43:01
7380文字
会話率:55%
前世の記憶を持つミラリア・クリスタルは、聖女の国と呼ばれるドフィート王国の聖女。だが、「役立たずだ!」と言われ聖女をクビになり、国外追放される。
縛りしかない生活に嫌気が指していたミラリアは、「ミライ」という前世の名前を名乗って遠い国にいる
友達に会いに行くことを決意する。その友達とは……まさかの神獣!?
桁違いの魔力と技術を持った元聖女・ミライが神獣たちと共にのんびり旅をするゆったりスローライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 11:50:49
28385文字
会話率:42%
マルチプレイ型MMOVRゲームをパッケージ買いしてしまったソロ専門のプレイヤーが自由かつマイペースにゲームプレイする、ほのぼので進展の少ない物語である。
※主人公は格ゲー(他のVRゲーム)経験者です
※進展がゆったりかつ、たまに止まります
※不定期更新かつ、他のシリーズを進めているのでたまに止まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 00:17:47
181227文字
会話率:55%
以前もやりましたが・・・アメリカの、なつかしの
『カントリー・ミュージック』を、ゆっくりとお楽しみ
ください❤️
キーワード:
最終更新:2024-04-03 00:13:36
743文字
会話率:32%
【人間兵器】として とある【戦争】の為に作り上げられた戦闘特化の人間集団【テンペスト】。
彼らは終戦以後、戦場から離れることとなり今の今までゆったりと過ごしていた。
そして彼らは老人となった。
結構ヨボヨボになってしまっていた。
余生を
堪能し、感情豊かに生活をしていた。
そんなある日、最近顔をよく合わす豆腐屋の少年に異変が起きた。
その身体は血に塗れ、顔は憎しみに侵されている。
老人らは彼を家に招き入れ治療を施し、事情を聞く。
そうして、少年ーー洛陽の口から告げられた言葉。
「この国を一緒に滅ぼしませんか」
それを聞いた1人の老人は笑みを、浮かべていた。
【これは100人の戦から離れた老兵士と、復讐に突き動かされた1人の少年との物語】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 17:02:08
16727文字
会話率:26%
「私、元腐女子……じゃなかった。元腐死鳥。今、ヒロインの中に居るの」
ヒロイン適性ゼロどころかマイナスの超発酵済お腐れ女が乙女ゲームのヒロインに転生してしまった!しかも何故か魅了の力が使えるようで……?
幸か不幸か、転生した先が唯一プレ
イしていた乙女ゲームの世界。しかもBL適性の高い攻略対象二人と、何より愛していた馬がいる。隠しキャラ・馬に会えるのは先だから、取り敢えず好き勝手しながら彼(馬)の攻略を目指します!
……そんなゆるいギャグを書いていきたいと思っております。ゆるゆると書いているので一話一話の文字数は少なめ、ゆったり更新、でも確実に完結させたいと思います。
〜濃いBLシーンは無いけれど、ヒロイン(腐)が二人を密室に閉じ込めたりするのでご注意下さい〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 12:27:40
39685文字
会話率:22%
眼鏡を掛けたその美しい女の人は、大水槽でゆったりと泳ぐナポレオンフィッシュをじっと見つめていた。
カクヨムからの転載。「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」第八弾のお題、「めがね」に合わせて執筆した
ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:58:30
4565文字
会話率:48%
不死身のコオロギが語る三人姉妹のお姫様の物語です。
史上最低、最悪、最凶といわれた中の姫が一応の主人公。
天国的な長さで、気が狂いそうな、ゆっくりめのテンポで進みます。
なにせ数百ページを費やしても、この子まだオムツがとれていません。
語り
手がちっこい虫なので、脳の容量が極端に少なく、お話しがツブツブしております。
しかも時系列がぐちゃぐちゃに飛びまくります。で、よほど暇な、忍耐力抜群の方にのみ
お読みいただけるのではないかと思います。
全10巻別巻3巻を予定。ただし、コオロギが途中どっかへ跳んで行ってしまった場合、
挫折または、長期休止の可能性あり。
基本バトル要素少なく日常系のお話し。最初は、まったくお互いを知らずに育った3人の王女が
いかにして出会い、血縁を認識し、否認し、またそれぞれの恋愛模様に干渉しあうのかが、ゆったりと、華麗なる?宮廷絵巻風に?描かれます。
ガールズラブ要素多めですが、男性女性中性無性種別境界無視の異種交婚ラブ優勢で、コンガラガッテおります。その種の無節操さに違和感を感じる方には全くお薦めできません。
ではどうかゆっくりまったりとお付き合いくださいませ。
この作の設定は、ドイツ語の古本からの翻訳ということになっています。私の姉がザルツブルクの蚤の市で買ってきたものです。それで、実際、シャリー・ビョルバムからこの話を聞いたケルンテン州の修道僧(えらい生臭坊主だったらしいのですが)の序言、刊本(になったことがあるらしい)の編集者の序言、最後の邦訳者(つまり私)の序言、と3つの序言がついておりますが、これらは事情があり後ほど準備でき次第最初に挿入させていただきます。
翻訳上の記号類の凡例は第1巻第1部第1節の前書きに移しましたので適宜ご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 02:43:18
360675文字
会話率:59%
連歌は続くよ
どこまでも
《連歌ノ法》が、施行された。
それ以来、日本中の神社本殿及び寺院本堂等の腰は、カラフルになった。
社寺の腰には、色とりどりのベルトが巻かれた。
神社仏閣の中心となる建物(本殿や本堂等)の外周りには、グルッと一
周、連歌を募る紙のベルト(帯)が巻かれた。
今、目の前にあるお寺の、本堂に向かって左端から始まる髪帯は、鮮やかなスカイブルーだった。
フォレストグリーン地の、Tシャツを着ている。
Tシャツには、前面真ん真ん中に、三つの図柄が入っている。
和尚さんは、天念に急かされ、草履を履き、庫裡をゆったりと飛び出す。
和尚さんは、天念に背中を押され、のけぞりながら、歩を進める。
青からの赤、鮮やかな青からの真紅の赤、スカイブルーからのヴァージンレッド。
僧侶二人組とは思えない色の軌跡を描いて、シグナルみたいな二人は進む。
その名も、[連歌ん雁]。
《ん》は、「私ん家、俺ん家」のような、《の》を表わす《ん》。
《雁》は、メジャーな渡り鳥を表わす。
よって、名が表わすものは、《連歌の渡り鳥》
この辺りの地域にある神社仏閣は、軒並み、紙帯の停滞に悩まされていた。
総じて、約一ヶ月前に投句された句が、停滞を引き起こしていた。
「なまじっか、連歌とか短歌とか俳句の心得があったり知ってたりするから、
《ん止め》と《本歌取り》に怯んでしまって、句を繋ぐのに、
二の足を踏むんだと思うんです」
連歌ん雁地元遊撃隊二チームは、盛況の内に決定した。
早速、明日より、各四チーム(飯与宗次一人チーム、県担当連歌ん雁チーム、PST、SCT)は、活動を開始することにする。
ちょうど、ヨサブソンという芸人が、テレビの中でネタをやっている。
三つの、半分にしたドラム缶のような、バケツのようなものに、細長いボードが入っている。
ボードには、文字が書かれている。
《お題作戦》を採用して以来、紙帯の停滞は、順調に解消されている。
U―22組の自由奔放と、O―23組のオーソドックスが、適度に矯正されて、ほどよくいい感じの句が詠まれるようになっている。
繋げ易い句が一度提示されるやいなや、各寺社の紙帯は、また滑らかに滑り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 09:30:42
42205文字
会話率:30%
猫好きトリマーの清香が目覚めた先は、どこもかしこも猫まみれの猫天国?!初めは「王妃になるべき人間」だと言われて動揺していたのに、まったりゆったりした猫生を楽しむうち、段々とその気になる清香。さらに「僕は別に君じゃなくてもいいけど」と言われた
からには、落としてやろうと躍起になり…?
アラサー恋愛拗らせ女子:清香と初恋拗らせ王:グランディスのもだもだを温かい目で見守ってやってください!
氷雨そら(X @ hisamesora)さんのもふもふヒーロー企画参加作品です。
前編 3/20 13:00・後編 3/21 13:00アップロード予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 17:00:00
19768文字
会話率:56%
天然さんこと九重ゆらめ《プレイヤーネーム ゆら》が自由気ままに周りを巻き込んだり吹き飛ばしながらゲームをするお話。
ゆったりまったりしながらPKを薙ぎ倒したり、ボスモンスターにお説教したりしながら周囲の人の運命を変えつつ今日も行く。
最終更新:2024-03-18 19:35:19
94346文字
会話率:48%
元気な時も、ちょっと気分が落ち込んだ時も、嬉しい時も、悲しい時も、その気持ちをいやしてくれる存在、それが珈琲だったりします。
辛い浪人時代にたばこと一緒に飲んだ甘い缶コーヒー。
恋人と別れ際に飲んだ、冷めたブラックコーヒー。
寒い山の
てっぺんで体を温めてくれた、ホットコーヒー。
好きな人と、ゆったりとした時間を過ごしながら淹れたあのコーヒー。
毎日の中に欠かせない存在かもしれません。そんな大切な存在だけど、でもよくわからない存在だったりするのが珈琲だったりします。いつも傍らにあるその珈琲の魅力をちょっとだけ。あなたの好きな一杯を飲みながら、読んでいただけたら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 13:43:30
137777文字
会話率:30%
よう。ドロル星へよく来たな。いやー、長旅だっただろ、ご苦労さん。
まあ飲み物でも出すから、中に入って宇宙服を脱いでゆったりしなよと言いたいところだが、おれはこのままこの星を出るからな。さっそく引継ぎをしなきゃならん。悪いな。まあ、小さい
星だしな。そう覚えることは多くないから安心しろ。観測と採掘調査はコンピューターがやってくれるし、まあ気楽にな。
それで引き継ぎなんだが……まずここから東の方にある紫色の星は見るな。眼が潰れるぞ。もし見てしまった場合は冷蔵庫にある人工眼球を急いで取りつけるんだ。じゃないと脳までやられるからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 15:00:00
1260文字
会話率:0%
トゥルットゥットゥ、トゥールールゥー、ルールー、ルー、ルー、ルー、ルゥ
(※BGM『世界の車窓から』)
ロマンスカーUCSE。『Upper Class Super Express』の略称であり
『上流の』という意味を持つ『Upper
Class』を頭に、名付けられたその列車は
七両編成。一列四席で通路を挟み左右二席ずつ。
その名に相応しい、ゆったりとした座り心地。
各座席にコンセント、足元には照明があり安心安全。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 11:00:00
704文字
会話率:0%
いつもと同じ。変わらない。でも少しは変わっているのかも。6つの目線で描く、いつかどこかの青春時代。
最終更新:2024-03-10 19:31:47
3316文字
会話率:25%
四季美島の中央に位置する場で三〇年も前から営業している定食屋――日々平穏。
今は高校生の鷲沢優介が二代目店主を勤め、同い年の宮部恋と上條愛、通称『恋愛コンビ』の三人が切り盛りしている。
日々平穏は島の住民が名のごとく、観光事業が成功
する以前のようなゆったりとした時間を過ごす場との先代の思いが込められ、今も代わらず住民にとってもう一つの我が家として愛され続けていた。
しかし常連客ですら知らない裏メニューがある。
日々平穏。
美味しい料理と楽しい時間、そして温かな思い出を提供する不思議なお店。
みなさまの来店を心よりお待ちしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 19:28:44
1759765文字
会話率:51%