「悪く思うなよ。俺だってこんな事、したくないんだ」
そう言って自分の娘を山に捨てるくそ親父。
したくないんならするなよ! 心を入れ替えて、しっかり子供を守れよ!
その叫びむなしく、くそ親父は子供を残して去っていく。
少女の心が絶望に染まる。
私はいらない子。その思いが自身の心を殺す。
深い深い深遠へと沈む。
瞬間、スウィッチする意識。
「ふっざけんな! この期に及んで、責任転嫁かよ! 口減らしの為に、こんな山奥にこの子を置き去りにするなら、ちゃんとその罪を自覚しやがれってんだ! 阿保が! あ? ああ?!」
叫んだのはティティルナの前世である男のジオル。
なぜだがわからないが、ジオルの意識が現世に復活。
現世のメイン意識であるティティルナに呼びかけても答えはなし。
こうなったら、ティティルナが生きる意欲を取り戻すまで、自分が頑張るしかないか。
と、思った矢先、隣にちんまい黒いものが。
おわ! おまえ誰だよ! は? 魔王?
魔王がどうしてここにいるんだよ?!
こうしてジオルの第二の人生が始まりを告げた。
ゆるゆる設定ですので、するどい突っ込みはなしでお願いします<m(__)m>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
436123文字
会話率:39%
誰も信じない古代創世記に、こんなことが記してある。
世界には6人の魔王がおり魔王は各大陸を統べていた。
魔王は互いに干渉はしないが島々の権利をめぐる小競り合いは絶えなかった。
2000年前に世界最大の魔王が行方知れずになっ
た。
岩堀|雪水《ゆきみ》は高3のJK。父がなくなってボーリング会社を引き継いだが、高齢の社員は引退。ひとり残った若手を連れて週末だけ仕事をうけてるがいつ倒産してもおかしくない。その社員も辞職を願い出ていた。
そんなとき妙な石を掘り当てる。石は中学男子の姿になって、大陸の魔王『ソイルジーオ』と名乗った。
2000年前。直近の東島を従わせようと乗り込んだのだが、魔王の魔力が絶大なのは自ら納める大陸のみということ忘れて、手痛い反撃を受けた。身体は7つに分割されて封印された。|雪水《ゆきみ》が掘り当てたのは、メインの部分だった。
「地中に埋まった身体【宝玉】をみつけて復活したい。褒美はこの島の半分をやろう」
戦国武将のような空手形な褒美に興味はないが、|雪水《ゆきみ》は手伝うことを約束する。魔王をこき使って会社を立て直すついでに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:00:00
25436文字
会話率:49%
謀反が起きて皇帝である父は皇妃と共に処刑された。
皇帝の側室であった私の母は、皇帝と皇妃が処刑された同日に毒杯を賜り毒殺。
皇帝と皇妃の子であった皇子が、新たな皇帝として即位した。
御年十才での即位であった。
そこからは数々の武勲や功績を
積み、周辺諸国を属国として支配下においた。
歴代最高の莫大な魔力を持ち、武の神に愛された皇帝の二つ名は…
「勉強ばっかしてないで、たまにはコレで息抜きしてみて面白いから!」
仲の良い友人にポンっと渡されたのは、所謂乙女ゲーム。
『too much love ~溺愛されて~』
というド直球なタイトルの乙女ゲーム。
タイトルに通りに溺愛されたい女子の思いに応えたゲームだった。
声優の美声じゃなきゃ電源落としてるな…と思う程にクサイ台詞満載の乙女ゲーム。
プレイしてしまったからにはと、意地でもクリアしてやると頑張った。
気付けばコンプリートするくらいに遊んだ。
そんな私が・・・
何の因果かプレイしていた乙女ゲームの世界に転生する。
それに気付いた時、驚き過ぎて高い熱を出し寝込んだ。
乙女ゲームに転生とか、訳がわからない。
おまけに何か役割があって転生したという訳でもないようで・・・
そんな私は悪役令嬢でもなく、ヒロインでもなく……ただのモブ。
高難度のシークレットキャラ“隣国の皇帝シュヴァリエ”の妹に転生する。
強大な大国であり、幼くして皇帝に即位した男が兄…。
残虐で冷酷無慈悲から呼ばれるようになった、二つ名。
“魔王”または“血塗れの皇帝”と呼ばれている。
――――とんでもない立場に転生したもんだわ…。
父だった皇帝も側室だった私の母も殺された。
次は私の番――――?
✂----------------------------
アルファポリス様、カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 07:00:00
268431文字
会話率:14%
コンテスト応募作品、第一部完結作。
魔物が跋扈し、魔法が飛び交い、剣が振るわれる世界『マキュリア』
常に危険と隣合わせの世界でも死が遠く見えるのは『回復魔法』及び『魔法医』の存在があるからだ。
人と魔物は、死を軽んじながら、そうし
て死ななければ治る事を当たり前としながら、緩やかに戦い合っていた。
先代魔王が先代の勇者パーティーに破れ、今代の魔王イヴカが生まれ、数える事イヴカ歴23年目の事。
魔王もまた人と同様に成長し、力をつけはじめ魔物が活発化しはじめた頃、とうとう今代の勇者が選ばれ魔王討伐に旅立ったという噂が全国へ広がる。
――とはいえ、一般の魔法医はそんな事知った事では無かった。
大人になって尚「お菓子屋になりたかった」と嘆く新人魔法女医『トリス・ケウス』は両親の英才教育に抗えないまま望まぬ魔法医になり、新人魔法医として両親が経営する巨大な魔法病院に勤めていた。
趣味の錬金術で日頃の鬱憤を晴らしながら、ようやく仕事にも慣れてきたかという頃、彼女は医院長である父に呼び出されとある患者の担当医になって欲しいと頼まれる。
通されたのは巨大な魔法医院の中でも奥の奥、魔法に関する疾患を抱えている人を"収容している"といっても過言では無い、牢獄のような暗い鉄格子付きの部屋。
そこで見たのは数日前に勇者への不義を理由に勇者パーティを追放されたと聞いた魔法使い『ギスト・ケイオン』の姿だった。
魔法を一切遮断する鉄格子の向こう巻き起こる爆発の中の向こうで、大魔法使いは笑っていた。
「貧乏くじを引かされっちまった」
そんな事を口走るギスト。
――貧乏くじ。
気づけばトリスもまた、隔離病棟の担当医として、診療室とは名ばかりの自室を与えられ、隔離病棟の中から出られない状態にされていた。
鉄格子越しに、大魔法使いと新人魔法医は、溜め息をつく。
その出会いが、勇者も魔王も魔法をも超越した、運命の出会いだったなんて事も、知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:11:56
75891文字
会話率:40%
『魔王は地下にいた』
魔王不在の地上、なのに魔物が自然発生する現象に頭を抱え続けていた人類に光明が指した、らしい。
地下には魔力が渦巻き、魔物はそこから発生する。それらを倒す事で世界の平和が保たれる事。
魔王がいる限り地下には魔力
が溢れ、それによりアイテムが生成され、それらを持ち帰る事で生計を建てられる人が生まれる事。
世界は、大ダンジョン時代へと突入したのだ。
そう、学者である私の父と、大魔法使いである私の母のせいで。
社会経験と称され実家から追い出された私は、今日も私はダンジョン前の仮設住居でパンを焼いて冒険者に渡していた。
だけれど私もまた、ダンジョンに乗り込んでいく。
父と母から受け継いだダンジョン英才教育をフル活用しながら、何千回だろうと挑戦を試みる。
だって、未だ最下層に誰も辿り着いていない眼の前のダンジョンは、私の元実家なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 01:29:42
30968文字
会話率:30%
伯爵令嬢アデリナと婚約者である第二王子ヴァルターは、政略によって結ばれただけの関係だ。
ヴァルターにはアデリナよりも大切な人がいる。
父親(国王)から蔑ろにされ、王太子(異母兄)から命を狙われている彼が唯一信頼し大切にしていたのは、ヴァルタ
ーの双子の妹セラフィーナだ。
ある日、セラフィーナが暗殺されてしまう。
最愛の妹の死がきっかけとなり、ヴァルターは闇属性の魔力に支配され、魔王と恐れられる冷酷な王となるのだった。
彼のことが放っておけなかったアデリナは王妃としてヴァルターを支え続けた。
けれど、やがて周辺国から攻め入られ、国は滅亡の危機に。ヴァルターを庇ったアデリナは瀕死の重傷を負うのだった。
ヴァルターは、アデリナの命の灯火が消える直前に時戻しの魔法を使い、人生をやり直す選択をする。
それなのに彼は回帰前の記憶を忘れてしまい……。
迎えた、巻き込まれやり直し人生。
婚約者をどうにかしないと詰んでしまうアデリナは、以前とは違う関係を築くために奮闘するのだった。
過去編はシリアス。死に戻り後は未来の旦那様を善人に育てようと奮闘した結果、なぜかヤンデレ執着系ヒーローが爆誕してしまうお話です!
※カクヨムにも掲載(少しだけ先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:10:00
20804文字
会話率:19%
転生した乙女ゲームの世界で、ラスボスであり、女魔王だった私。でも身分を偽り、降伏した結果。なんと勇者であり、公爵家の嫡男であるシリルとの婚約話が浮上。え、勇者はヒロインとゴールインじゃないの? だがシリルは、全力の溺愛モードの気配。そこに一
癖も二癖もありそうな、叔父なのに魔力で若返りしているキルが絡んでくる。さらに女魔王の右腕、魔族の騎士団長だったセインについて、衝撃情報が駆け抜け――。
前世では不器用だった私が、乙女ゲームの世界に転生。自分らしく生きて行くことで、いろいろなピンチを切り抜け、最後は溺愛ハッピーエンドを迎えるお話。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:00:00
73694文字
会話率:23%
父親が亡くなり、母親が俺を捨てたのが中学に上がって直ぐの頃だった。俺こと、|草加丈《くさか じょう》は親戚の力とアルバイトを掛け持ちして何とか高校を無事に卒業できそうだった 就職先も何とか決まり、そこから親戚から借りた学費やらを返済して
いく事が決まった苦学生である。
まぁ、親父が死んだ時に母親がそこそこあった遺産を持ち逃げしたのが原因であるのだが仕方ない。結局この3年間はバイト三昧で卒業間近になってもクラスにも馴染めずにいたが、事情を把握してくれている教員に助けられ後数日後に卒業という時に顔馴染みでないクラスメイト達とともに異世界に召喚されてしまった。
元の世界に戻るには魔王を倒さなければならないというが俺は勇者適正のない鎌使い。そして、学年の美女3人衆『三姫』と冒険者ギルドへ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 23:20:59
277070文字
会話率:37%
※(1700万アクセス突破いたしました!本当にありがとうございます!)
『最後に残ったのは、竜との約束』。
人間族と亜人種が存在する大陸において、両者の対立が厳しい時代……。
そんな時代、あらゆる人種との共存を果たしたがゆえに、人間族
の勢力から『魔王』と蔑みと畏怖をもって呼ばれる男がいる。
ガルーナの気高き王ベリウス。
亜人種びいきの魔王と呼ばれた、人間族の王の一人である。
そして、このガルーナ王に仕える、『竜騎士』の一族がいた。
ストラウス。この蛮勇なる剣鬼たちは、飛竜を自在に駆り王国を守ってきたのである。
しかし、その武勇を愛する王国も滅びることとなる……。
圧倒的多数の敵を前に、竜騎士である父親も兄たちも討たれた。
ストラウス家の四男ソルジェは、一族に残された最後の古竜アーレスと共に敵陣への特攻を行う。
―――竜騎士として戦場で死して歌となることは名誉であったが……。
戦場で死んだはずのソルジェは、古竜アーレスの魔力で蘇生を果たす。
古竜アーレスの亡霊は語るのだ、同盟国の裏切りに遭い、魔王は殺されたと。
裏切り者どもを殺せと、古竜アーレスはソルジェに願う。
故郷を失い、一族を殺され、竜という翼さえ無くしたソルジェ・ストラウス。
最愛の妹の骨を指に抱きしめ、彼は復讐を誓うのだ。
それから歳月は過ぎ……仇敵、ファリス王国は勢力を増しつづけ、巨大な帝国を築き上げていた。
いくつもの戦場を経て、ソルジェは白獅子と呼ばれる老いた傭兵に拾われることとなる。
『パンジャール猟兵団』……亜人種を弾圧する帝国に反する、少数精鋭の傭兵団。
エルフの弓姫、巨人の戦士、獣人の少女に、詩人の男。
心強い仲間たちを手にしたソルジェ・ストラウス、彼が再び『竜』に出逢うとき、運命は動き出す。
……これは、13人の戦鬼と1匹の黒き竜が歌う英雄譚である……。
※熱い物語がお好きな方、どーぞお越しくださいませ。巨大な帝国と腕力と策略で戦う、ダークヒーローのストーリーです。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 22:52:20
14148168文字
会話率:51%
100年前に勇者と魔王と呼ばれた存在が相討ちになったことで、聖気と邪気が複雑に混ざりあい、魔力と言われる存在となり、世界に広がった。
世界が魔力で満たされ、今まで使ってきた聖気や邪気を軸にした技術が使用不可能になる中、才能あるものは新たに
魔法が使えるようになり、地上にはダンジョンが出現するようになった。
ダンジョンは一定期間放置されることで、内部の魔物が外に溢れ出て人々を襲うようになった。既存技術が衰退し、新技術である魔法の研究が全く進んでいない人類にとって魔物に有効な対抗手段は少なく、魔物を生成するダンジョンは恐怖の象徴になった。
一方でダンジョンは未知の植物や鉱石などの資源で溢れており、病気やエネルギー問題を一気に解決する資源となったことで発掘されるアイテムは人々の生活を支え、一定の希望を与える存在にもなっていった。
世界が一気に姿を変えていく中で、人類はダンジョンに対し、積極的に協力しながら対応していくことでかつての安全な暮らしを取り戻そうと躍起になっていたが、ダンジョンから「天空石」と呼ばれるレアアイテムが発見されたことで協力の体制は静かに崩壊していったのである。
「天空石」は使用することで地盤ごと建築物を持ち上げることが出来るアイテムだったのだ。
これによりダンジョンが出現する危険な地上から資本家や一定以上の地位にあった者は安全を求めて天空建造物「楽園」に姿をくらませる計画を秘密裏に立てていたのである。
この計画が実行されれば、普通に暮らしている人々はダンジョンという危機にに対して出資者、生産設備などあらゆる生活基盤を失った上で対抗することになるだろう
ーーこれは世界が変革していくなか、人々の生活を支える柱となる「ギルド」と「冒険者」の物語である。ーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 20:00:00
53596文字
会話率:67%
小さい頃に父親が行方不明になったハヤト。
16歳になったハヤトは父親を探しに旅に出る。
旅に出た先で様々な仲間達と出会うが、あるとき、なぜか魔王から狙われてしまう。そしてハヤトは仲間達とある決断をする…
最終更新:2024-05-21 20:00:00
3285文字
会話率:36%
「何が勇者だ。何が正義だ。……そんなクソくだらないもののために父さんは悪役に仕立てられて、殺されて……!そんな事でもしなきゃいけない世界なら、勝手に滅んじまえばいいんだ……!」
森の奥に住む魔王、アークに命を救われた兄妹。
彼らは魔王
を父と慕い、幸せな生活を送っていた。ところがある時世界を異変が襲う。あらゆる生き物が突然怪物化してしまう“ヴァリアント”という現象が起きるようになったのだ。
人々はそれを、魔王アークの仕業ではと疑うようになる。そして、この世界を救うべく女神が異世界から勇者たちを呼び寄せ、魔王アークを討伐するべく差し向けたのだ。
何故世界は狂ったのか。何故愛する人は殺されなければいけなかったのか。
敬愛する“父”を殺された変装の天才である兄ジルと、あらゆる薬物をマスターした妹のルチルは、生き残った仲間たちとともに復讐を誓う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 19:00:00
113658文字
会話率:39%
人族が生まれる遙か昔、この大陸ではある四つの種族が戦を繰り返していた。
各種族を統べる四人の王。
『鬼王』『仙王』『魔王』『龍王』
『始祖四王』と呼ばれた彼らが互いに睨み合い、この世の均衡が保たれていた。
ユーゴ・グランディー
ルはこの始祖四王の物語が大好きだった。毎晩母親に読み聞かせてもらい、想いを膨らませた。
ユーゴは五歳で母親を亡くし、父親は失踪。
父親の置き手紙で、自分は『ミックス・ブラッド』である事を知る。
異種族間に産まれた子供、ミックス・ブラッド。
ある者は種族に壊滅的な被害をもたらし、ある者は兵器として生み出された存在。
自分がそんな希少な存在であると告げられたユーゴは、父親から受け継いだ刀を手に、置き手紙に書かれた島を目指し二人の仲間と旅に出る。
その島で剣技や術を師匠に学び、様々な技を吸収しどんどん強くなる三人。
仲間たちの悲しい過去や、告白。語られない世界の歴史と、種族間の争い。
各種族の血が複雑に混じり合い、世界を巻き込む争いへと発展する。
お伽噺だと思っていた『始祖四王』の物語が動き出す。
剣技、魔法、術の数々。異世界が舞台の冒険ファンタジー。
大幅改稿版です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 18:40:00
32392文字
会話率:47%
【完結確約】完結済作品です。少しずつ投稿していきます。
人族が生まれる遙か昔、この大陸ではある四つの種族が戦を繰り返していた。
各種族を統べる四人の王。
『鬼王』『仙王』『魔王』『龍王』
『始祖四王』と呼ばれた彼らが互いに睨み合い、
この世の均衡が保たれていた。
主人公、ユーゴ・グランディールはこの始祖四王の物語が大好きだった。毎晩母親に読み聞かせてもらい、想いを膨らませた。
ユーゴは五歳で母親を亡くし、父親は失踪。
父親の置き手紙で、自分はある種族の血を引いている事を知る。
父親から受け継いだ刀を手に、置き手紙に書かれた島を目指し二人の仲間と旅に出る。
その島で剣技や術を師匠に学び、様々な技を吸収しどんどん強くなる三人。
仲間たちの悲しい過去や、告白。語られない世界の歴史と、種族間の争い。
各種族特有の『色』が複雑に混じり合い、世界を巻き込む争いへと発展する。
お伽噺だと思っていた『始祖四王』の物語が動き出す。
剣技、魔法、術の数々。異世界が舞台の冒険ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 17:10:00
558172文字
会話率:57%
主人公の魔王で魔界を支配していた、ハーラル・ヴィガンスは、突然現れた恐ろしく強い勇者一人にボコボコにされ、半べそをかき
、可愛い一人娘のフラルを連れて人間界に落ち延びる。
しかし、やってきた人間界では魔界の常識は非常識であり、仕事は見つから
ず、警察にも捕まり、カツ丼を食べる羽目に。人間年齢
にして16歳の美少女魔王軍最高指令官の愛娘フラルが人間界を偵察し、この人間界で金を稼ぐにはVtuberになるしかないと父親に進言する。そして意を決したハーラル・ヴィガンスは、フラルと共に親子でVtuber活動を始める事に。
果たしてハーラル・ヴィガンスは人気Vtuberになってお金を稼げるのか? 魔王と娘の新たなる支配の日々が、今始まる。
登場人物紹介
主人公:ハーラル・ヴィガンス
とある異世界の魔王。人間年齢36歳。その圧倒的な話術と毒舌と権力で魔界を支配していたが、突如現れた勇者にボコボコにされ、おたまじゃくしを見せられ泣かされ、敗北し、遅れてきた娘を連れて人間界に落ち延びる。人間界に来て早々、警察のお世話になるも、意を決してVtuberになることを決意する。
Vtuber活動名はタン塩魔尚。
ヒロイン:ハーラル・フラル
ハーラルの娘で魔王軍最高指令官の超絶美少女。人間年齢は16歳。圧倒的な戦闘能力と脅威の頭脳、常に冷静沈着な女魔族。父親を慕い、支え、人間界にやってきた後はVtuberの仕事をするように薦める。胸が大きめなのを悩んでいる。
Vtuber活動名は霜城フラル。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 18:10:00
12238文字
会話率:69%
ファンタジー系スポ根小説。
異世界にあるアルティメットMANA(通称アルマ)というスポーツを通して、二人の男の友情を描く。
物語の主役であるアインツ・レイカーは少年時代にアルマのプロ選手であるハッシェ・ルクに出会い、アルマのプロ選手を目指す
ようになった。
その特訓の中で会った少年ヴァリー・アルゴは、アルマの元プロ選手であるケイネオス・アルゴを父に持つ、将来有望な少年である。
二人はお互い競い、時には対立しながら、プロ選手を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:44:13
90500文字
会話率:26%
リリアムは召喚士である父を召喚獣に殺された。仇の召喚獣の名は『渾沌』。渾沌を探して父の仇をとるため、自らも召喚士となり冒険者パーティーに参加した。
しかし、弱すぎて一日で戦力外となってしまう。森を一人さまよいたどり着いた神殿で妖魔と名乗るア
ーケルと出会う。アーケルは実は二百年先の未来から来た魔法戦士だった。
二百年後の世界は魔王に支配され、人類は滅亡寸前だった。人類を救う最後の希望は魔王となる前の魔獣を倒すこと。その魔獣とは、召喚士リリアムの召喚獣だった。
アーケルは首尾よくリリアムとの出会いを果たし、冒険者パーティーを組んで魔王となる魔獣探しの旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:10:20
49328文字
会話率:60%
勇者パーティのナンバー2。
魔王を打倒し、帰還の途につくジェスターはパーティの離脱と引退を申し出る。
秘密は秘密のままで………。
最終更新:2024-05-21 11:28:42
85922文字
会話率:29%
魔族と人族が争っている"世界樹大陸"。
魔族の少年ゼベルトは演奏家の父を幼い頃に人族に殺されてしまった。そんなゼベルトは魔族の少女フィリアルと出会う。
「私が人族も魔族も、悪いヤツはみーんなぶっ飛ばしちゃうから、その
後ゼベルトが『みんな友達になる曲』を演奏するの。そしたらみんな友達になってセカイヘーワが訪れるでしょ。」
ゼベルトとフィリアルはそんな約束をして夢を語ったが、この世界は純真な二人にとってあまりにも厳しいものだった。
「魔王になるわ。私一人で、人族も魔族も何もかも、全部ひっくり返せるぐらい強くなるわ。」
フィリアルは強かった。ゼベルトは厳しい世界に心を踏み躙られたが、彼女は負けず、夢のためにゼベルトと別れ、一人で旅立った。フィリアルが強く生きるならと、彼女にもう一度逢うためにと、ゼベルトはまた生きることを決心する。
そんな彼らが行き着くこの世界の真相とはー。
「魔王なる君へ...。」
そう呟いてゼベルトの演奏する曲には果たして何が込められているのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 08:32:58
105413文字
会話率:55%
どうやら転生したらしい。それも異世界に。
正直前世の記憶ったって役に立ちそうな気がしないし、まぁ前世は前世今は今。気楽にゆる~くやってくか、と思っていたらある日父さんが拾ってきた妹曰くどうやらここはとある小説の話らしい。えっ、ゲームにも
なってる? へぇ、知らんがな。っていうか妹もその内容ほとんどまるっとド忘れしてるし、原作知らないまま勢いだけでスタートしないといけないって事か。
そっかそっか。え? 僕が魔王にならないと世界が滅ぶ? 本気で言ってる? マイシスター。
そもそもそういうの普通勇者目指すんじゃないの!? え、魔王で合ってる? マジかーそっかー。
っていう勢いと見切り発車だけでやってく感じの転生者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 06:00:00
1305318文字
会話率:19%
俺が生まれたのは、魔族の中でも特に弱い奴らがひっそりと住むごみ溜めだ。母親は娼婦で、父親は初めからいなかった。母は俺を生んですぐに死んだ。成長し魔王となった俺の元に、一人の聖女がやってきた。
「貴方が王座に座ってから、魔族は更に力をつけた。
だから、貴方を倒して、戦力を削ぐの」「それが私の…聖女としての最後の務め。だから一緒に死んで、魔王」
彼女はそう言って、剣を上へと振り上げる。辺りが目映い白い光に包まれ、俺は耐えきれずに目を閉じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 01:15:50
598861文字
会話率:55%
何もかもを失い自暴自棄になり、戦争中の国の傭兵となった日本人、大西賢は、敵国の卑劣な策略により命を落としてしまう。「俺は誰かに頼られたかったのかなあ。俺はヒーローになりたかったのかもなあ。こんなところで死んだらダサすぎるよな・・。俺はこんな
、こんなところで死ぬわけには・・・なんでこんな人生になったんだ?・・・俺悪くないだろ!どこで間違えたんだよ!」目を覚ますとそこは、、、赤ちゃんに転生していた!しかも魔法と魔物で満たされた異世界だ。しかもなんだかわからないエグいスキルもついでにゲット!しかもちょーかわいい幼馴染までついてきた!
「すげえ!ここなら無双できるじゃん!」と思った矢先、お父さんから「お前、ちょっと死んでくんね?」って言われたんだけどどゆこと?
大西賢の新しい名前、カイと贈る異世界冒険ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 23:37:50
59210文字
会話率:35%