菊井芙実乃は、小学四年の弟に呼吸器を止められ、命を落とす。
再び目覚めた芙実乃だったが、そこが元の世界でなく、魔力保持者になったとも知らされ、パートナーを呼ぶよう求められる。なんでもここは、年八千を超す異世界人を召喚する学校とのこと。魔
力保持者の声なら、言葉が通じる同年代の魂に響くのだそうだ。
その芙実乃の呼びかけで捕捉された魂がこの世界に迎えられた。
柿崎景虎だ。芙実乃は彼の美貌と人柄に尊崇の念を抱き、日本一の侍を呼べたと確信する。
しかし二人の身体能力は年度最低。劣等人種と判断し、担任は密かに憂慮していた。景虎が傷を負わない力場を周知させる模範試合に選出されたからだ。学校側はその試合を、トップの生徒による一方的蹂躙と無傷の最下位生徒を見せる、例年行事のつもりで行った。
そこで予想を覆す景虎。死なないはずのステージで対戦相手を殺し、蘇生に来た相手方担任の首をも刎ねてしまう。その光景を控え室で見ていた芙実乃と担任は、景虎を射殺すべく踏み込んだ軍人と対峙する。
絶体絶命かと思われたが、魔法でも異能でもない芙実乃の特性が軍人を止め、担任が景虎に非はないと中継で語ることで、二人は無事学校生活を送りだす。
パートナーの殺害を願うルシエラと親しくなるが、一方でそのパートナーであるクロムエルとも交流を持った二人。試合で彼を殺めかける景虎を見た芙実乃が咄嗟に力場を作り、結果、景虎に黒星をつけてしまう。
不相応な勝利だとクロムエルが返上を訴えると、審議のため景虎が上級生に呼ばれることに。異世界人差別の緩和を夢見る彼らを下し配下とした景虎が、考えていた計画の実現性を検証し皆に告げる。その内容は元の世の狙った時と場所へ魔法を放つこと。
それが叶うなら、芙実乃の死を天災に見せることができる。
弟や両親を世間からの非難に晒さないため、芙実乃は魔法に励む決意をするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 17:00:00
562405文字
会話率:43%
ひょんなことから聖女となったアデルは、大聖堂で働いていた。適齢期を過ぎても大聖堂に居座って、恋愛や結婚なんてする気は全く無い。彼女が好きなのは『仕事』だけ。趣味で『魔力研究』をしながら、いきいきとキャリアを思い描き働いていたアデル。そんな折
、祝日に祝典のため大聖堂を貴人が訪れる。仕方なく儀式の手伝いをするアデルだったが、天使に喩えられる美貌の貴人は、顔を隠しているアデルに近寄ってきて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:54:48
10939文字
会話率:17%
絶世の美少女、伯爵令嬢ノエル・ブリザーグ。
薔薇にたとえられる美貌の彼女に、数多の男たちが求婚してきた。
そんな彼女には大きな秘密があった。それは……
「あー……米の酒が飲みてぇ……」
中身が極道(おっさん)だったこと。
足を洗ったハミダシ
モノは、異世界で家族の温かみに触れ、まっとうな令嬢になれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:50:00
79620文字
会話率:31%
成り上がりの男爵家に生まれた姉妹、ヘスティアとデボラ。
美しく貴族らしい金髪の妹デボラは愛されたが、姉のヘスティアはみっともない赤毛の上に火傷の痕があり、使用人のような扱いを受けていた。
デボラは自己中心的で傲慢な性格であり、ヘスティアに対
して嫌味や攻撃を繰り返す。
火傷も、デボラが負わせたものだった。
ある日、父親と元婚約者が、ヘスティアに結婚の話を持ちかける。
辺境伯家の老人が、おぼつかないくせに色ボケで、後妻を探しているのだという。
こうしてヘスティアは本人の意思など関係なく、辺境の老人の慰み者として差し出さることになった。
ところが、出荷先でヘスティアを迎えた若き美貌の辺境伯レイモンドは、後妻など必要ないと言い出す。
そう言われても、ヘスティアにもう帰る場所などない。
泣きつくと、レイモンドの叔母の提案で、侍女として働かせてもらえることになる。
いじめられるのには慣れている。
それでもしっかり働けば追い出されないだろうと、役に立とうと決意するヘスティア。
しかし、辺境伯家の人たちは親切で優しく、ヘスティアを大切にしてくれた。
戸惑うヘスティアに、さらに辺境伯レイモンドまでが、甘い言葉をかけてくる。
信じられない思いながらも、ヘスティアは少しずつレイモンドに惹かれていく。
そして、元家族には、破滅の足音が近づいていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:10:00
62972文字
会話率:41%
少年スパイ、カイム=フィルビーは、重要任務において失態を犯してしまう。
結果としてトップエージェントの証の三つ星を剥奪され、二つ星に落とされてしまう。
スパイの世界において、2という数字は縁起が悪い。
二重スパイ、ダブルエージ
ェントを想起させるためだ。
そのため普通のエージェントには与えられないのが二つ星だ。
不名誉な称号を与えられた彼に、次の命令が下された。
冒険者学校に潜入し、情報を収集せよ。
元三つ星のカイムに与えられる任務としては、なんともヌルい。
……どうやら自分は、エージェントとしての信用を失ってしまったらしい。
そう思い、カイムの気持ちは落ち込む。
だがプロとして、これ以上の失態を犯すわけにはいかない。
そう考えたカイムは、まじめに潜入任務をこなす事を決意する。
情報収集のため、カイムは学校の重要人物たちとの円滑な交際を目論む。
カイムは美貌の少年だ。
彼が異性である姫君たちに優しくすることが、どのような結果を招くのか……。
今まで荒事専門だったカイムには、それを予想することができないのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:04:27
158684文字
会話率:34%
美貌以外に取り柄のない青年、竜胆は困っていた。しばらく前から自宅に起きる怪奇現象によって眠りを邪魔され、挙句の果てに洗面台を髪の毛まみれにされるという邪智暴虐に怒り狂い、彼はついに非科学的な手段に訴える。そして腐れ縁の紹介で知り合ったのは年
齢不詳の胡散臭い霊媒師、紫苑だった──。
因習村育ち、化け物は大体友達な陰キャ美青年×怪しすぎて逆に怪しくない、でもちょっと怪しい術師のバディによる明るい軽やかホラーコメディー、ここにスタート!
⚠️本作に含まれる劇物
・反社会的、非倫理的、非道徳的、非人道的、差別的、過激な表現及び残酷な描写
・小動物に優しくない
・人間にはもっと優しくない
登場人物紹介
竜胆
イケメンなこと以外ごく普通の大学生。因習村育ち、化け物は大体友達。ヤンデレ女神様に死ぬほど愛されている。
紫苑
家賃のかかっていない味をお出しする喫茶店マスター兼、年齢不詳の胡散臭い霊媒師。年の離れた妹がいる。
菖蒲
竜胆の同級生。地雷系ファッションに身を包んだお兄ちゃん大好きブラコン妹。イケメンの彼氏がいる。
桔梗
売れっ子ホラー作家で筆名は「空園葵」。取材がてら各地のホラースポットを巡り、本物かどうか調査している。
杜若
俺様何様杜若様。浄化や封印を得意とし、紫苑の兄弟子にあたる凄腕の術師。性格以外はパーフェクト。
藤
菖蒲の彼氏。視える人間の中でも特に力の強い「見鬼」で、それを利用して配信者活動をしている。
菫
紫苑、杜若を鍛え上げた女師匠。「鬼より鬼」とまで言われる、業界でも最強と名高い術師。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:57:31
31023文字
会話率:63%
「ル―――――――――――ルルルルルルルルルルァ!! ヘーイ、センキュエビバディ!! ルックアットミーマイダイナマイトバディ!! ベリーナイスアンブレーラァ!!」
私――音に聞こえたド貧乏男爵家の娘、グレイス・リンプライトの実家は、代々積
み重なった借金によって家計は火の車。日夜食うや食わずの生活にウンザリしていた時に王都内で見つけた「お飾りの妻募集!」とのチラシに飛びつき、私は言われるがままホイホイとお飾りの妻として生きることを決める。しかもお飾りの妻を募集していた相手は、この国イチの金満家貴族家であり、美貌の若き当主として知られるアデル・メレディア伯爵であった。
顔の良さに似合わない、その生来の気弱さから女性が苦手なアデル様は、「早く来孫の顔を見せろ」とうるさいひいひいお祖母様からの圧力に屈し、愛のない偽りの結婚相手を探していたのだった。チラシで。
「一年後には子供が出来ないことを口実に離縁するから、それまでどうかお飾りの妻でいてくれ」と懇願してくるアデル様だったが、こちとら生来の貧乏人、底抜けの明るさとカネヅルを逃してなるものかの闘魂で、私はこの偽装契約結婚をどうにか本当の結婚ということにしてしまおうと画策するものの、顔以外は至って普通の人間であるアデル様は常に塩対応。お飾りの妻としてこちらを努めて無視しようとしてくるアデル様にブチギレた私は、遂にある日、妙案を思いつく。
「そうだ、どうせお飾りの妻というなら、着飾って着飾って死ぬほど着飾って、お飾りの妻である私を無視できないようにすればいいじゃない」と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:10:00
47931文字
会話率:41%
「まさか、この私に靡かない女がこの世にいたとはな――フッ、面白い女だ」
ルックバック王国の王太子であるメレニス・パワー・ルックバックは、いわゆる何ひとつ欠けたところのない、限りなく完璧に近い存在だった。その美貌、圧倒的な才能、頭脳……全て
のことが片手間にできてしまう人生はいつしか輝きを失い、彼は周囲の女性が望むままの人間に成り果てていたが、そんなある日、弱小貴族家の令嬢であるリネットの手を取って口づけようとした瞬間、「私は殿下に興味はありませんっ!!」と激しく拒絶されてしまう。
「この私に靡かない女がいたとは……フッ、面白い女だ」と興味を示したメレニスは彼女に執着するが、リネットには既に婚約者がいた。しかもその婚約者は田舎の弱小貴族の倅・オーウェンで、スーパーダーリンな彼とは何もかも劣っている男だった。「あんな面白くない男にお前のような面白い女を渡してなるものか……!」と憤慨したメレニスはいつしか完全にリネットのストーカーと化し、四六時中後をつけ回しては監視するようになる。
雨の日も、風の日も、雪の日も夏の暑い日も彼女らをストーキングしているうち、いつしかメレニスは自分の人生に欠けていたもの――「努力」の素晴らしさを知り、その圧倒的な輝きに激しく感動する。面白くない男だとばかり思っていたオーウェンも、努力を重ねて徐々に見違えてゆき、メレニスは弛まぬ努力で変わってゆく彼を「面白い男だ」と認めるようになる。いつしか彼にとって、リネットたちをストーキングすることは人生の生き甲斐となっていたのだった。
だがそんなある日メレニスは、リネットの実家である男爵家が莫大な借財を理由に困窮し、オーウェンに一方的に婚約破棄を通達してきたことを知って――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:05:03
26786文字
会話率:28%
「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辞めてほしいの」
「わ――わのどごがまねのすか!?」
巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩であった中堅魔導士オーリン・ジョナゴール
ドがクビを言い渡される現場に遭遇する。
原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に晒しかねないとのギルドマスター判断だった。追放されることとなったオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。
その後、ギルマス直々にオーリンへの随行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【通訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことを恨みに思い、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて励ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所属する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。
小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを殴りつけようとした、その瞬間。
「【拒絶(マネ)】――」
オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導士でなければ扱うことの出来ない絶技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一体――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの非常識的かつ超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。
「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都会に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない田舎者青年魔導士と、クズスキル【通訳】で彼のパートナー兼通訳を務める都会系新米回復術士の、ギルドを追い出されてから始まるノレソレ痛快な魔法冒険譚。意外に反響があった短編を連載化したものです。あまり更新速度とか気にせずやっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:04:24
322805文字
会話率:37%
自らを魔女称する高級娼婦にして男爵夫人のヌイヴェル。
“肌の触れ合った”相手から情報を抜き取る魔術を行使する。
部屋の中ではひとときの安らぎと楽しみを、部屋の外では陰惨たる収奪と暗闘を……。
陰謀渦巻く上流階級の世界を、己の美
貌と才知と魔術をもって渡り歩き、程々に贅沢をして、それなりに恋をして、何より盛大に楽しんで、自分の人生を謳歌したい。
そんな一人の女性の数奇なる日々の一幕を描くヒューマンドラマ形式のファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 11:53:37
85276文字
会話率:25%
辺境で暮らす被差別民族の少女アーテは、悪逆非道の帝国が行った奴隷狩りによって幼馴染みの恋人ロカと引き離されてしまう。
奴隷の身に堕ちたアーテは、その美貌と性格を気に入られて皇帝に飼われることになった。
アーテは自分に執着する皇帝に嫌悪を示し
、現状を打破するべく自分にできることを探し始める。
一方その頃、ロカはアーテを取り戻すために打倒帝国の旗を掲げ、世界に革命を起こそうとしていた。
※ヒロインおよび主要な女性キャラクターが同意のない性行為を強要されている描写があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 10:13:03
76538文字
会話率:41%
隣国の王子と婚約していた白雪姫が突然帰ってきた!
寝起きぼんやりの茨姫、シンママのラプンツェル、クズな王子。振り回される美貌のドラキュラ伯爵。
巻き込まれる周囲の人たちの、とある世界のとある春の物語。
*
ノンストレスを
目指して書きましたw
楽しんでいただけたら幸いです。
ゆるふわ設定、難しいことは考えずにどうぞ。
他サイトでも掲載しています。
*
白雪姫……十四才。八才で家出した見た目は可憐なお姫さま。わがまま放題。
女王……年齢不詳の魔女。苦労人。
ドラキュラ伯爵……約二百二十六才。不憫な人。妻が大好き。
カーミラ……約百二十才。ドラキュラ伯爵の妻。夫が大好き。
茨姫……百十五才。寝起きでぼーっとしている。
ラプンツェル……イケメン大好きなシングルマザー。
2024.3.20〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 08:00:00
34722文字
会話率:43%
第三次陸海大戦から七十四年。長年の緊張状態緩和の為、人魚姫が陸の王子に嫁ぐこととなった。そんな情勢の中、性別を超越した美貌をもつフロードは、男を騙くらかして情報を得たりしながら旅をしていた。全ては幼い頃に誘拐されてしまった妹を探しだす為。し
かし手がかりすらない現状では、焦りばかりがつのっていた。そんなある日、フロードは随分とさびれた村に立ち寄った。村の近くには、かつて吸血鬼が住んでいたという洞窟があり、そこには魔物が巣くっているという。魔物の討伐を懇願されたフロードは、渋々ながらも承諾。最初はあまりやる気が出なかったが、洞窟内に迷子がいることを知り現場へと急行する。その道中、ビスタと名乗る不思議な少年と出会い、協力して洞窟内を探索をすることに。だが進むにつれて徐々にビスタの様子がおかしくなっていき……?
妹はなぜ誘拐されたのか。今どこにいるのか。曽祖母の秘密が関係しているらしいその謎を解き明かすため、今日もまたフロードは旅を続ける。※魔王や勇者などは出てこないタイプの冒険ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:32:38
83670文字
会話率:35%
中学を卒業した四条零児(しじょうれいじ)は日本から東に遠く離れた小さな島国、サルヴェリア王国の貴族学院(高校)に留学することになった。
5才の頃まで外国で育った零児は当時、一緒に暮らした幼馴染であるフィアナ・オルグレイスと10年ぶりに再会
することになる。
10年経ったことで成長したフィアナは絶世の美少女となっていて、さらにメディアで世界で一番可愛い女性に選ばれるほどの美しさを誇っていた。
幼少の時の時間を取り戻すように仲を深めていく零児とフィアナであったが、2人が通う王立貴族学院には個性豊かな面々が揃っており、2人の周りを彩っていく。
フィアナの美貌に心を奪われる第一王子を含む貴族生徒達から幼馴染を守るため楽しく騒がしい学園生活が始まっていく。
・サルヴェリア王国は架空の国です。四季のある過ごしやすい気候の島国で国民は皆欧米系で王国制だが生活スタイルは日本に近い。
・主人公とサブヒロイン以外基本異国出身のキャラクターです。
・架空の言葉、サルヴェリア語がありますが面倒なので日本語か和製英語に変換されます。
数年前になろうに同作品を投稿→公募用に大幅改稿→WEB用に再び改稿し投稿という流れとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:00:00
49741文字
会話率:64%
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
で
はなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※カクヨムさん、アルファポリスさんで投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 06:04:48
274407文字
会話率:50%
【書籍版3巻が10月中旬頃発売予定です】
【マンガup様にてコミカライズ版連載中(※現在3巻まで刊行されています)】
スカーレット・カスティエルは、類稀なる美貌と、由緒正しき血統と、圧倒的なカリスマでもって社交界の至宝と謳われていた―――
くだらない嫉妬に狂い、さる下級令嬢の暗殺を企てるまでは。
その罪により、彼女は王太子殿下から婚約破棄を申し渡され、挙句の果てには民衆の目の前で断罪されることとなる。哀れにも、斬首という形で。齢十六にしてスカーレットはその苛烈なる生涯に幕を下ろしたのである。
◇◇◇
それから十年。地味でパッとしない子爵令嬢のコニーは、不運にも婚約者の不貞を目撃していた。さらには浮気相手の狡猾な罠に嵌まり、婚約破棄という絶体絶命のピンチを迎えてしまう。たいした身分も後ろ盾もなく、特別見目麗しいわけでも、ましてや人望者でもない彼女に手を差し伸べる者などいるわけもなく、すべてを諦めかけた瞬間―――【その声】は、突然、コニーの世界に飛び込んできた。
『いいわ、助けてあげる。でも、その代わり―――』
これは成り行きで希代の悪女の復讐につき合うことになってしまった、どこにでもいるような平凡な少女の物語。
※残酷・流血描写があります。倫理的に問題のある表現も出てくるかもしれませんのでご注意ください。おっけー何でもばっちこいな心の広い方向け。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:15:19
596038文字
会話率:44%
学力トップレベルの天音(あまね)ひかる
最高レベルの美貌を持つ椿月(つばきるな)
同じ学校同じマンションと言うだけで、特に接点のなかった二人が一つのきっかけで接点を持つようになる。
スペックが高い二人だが恋愛経験に関しては皆無故にポンコ
ツっぷりを発揮して焦ったいながらも甘い甘ーい二人のものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:00:00
20409文字
会話率:55%
俺の名前はライだ。
俺は両親や自身の出自も知らない。
養母は居るが、息子として育って無かったら、間違いなく結婚を考える美貌を持っている上に、冒険者ランクSという凄い女性だ。
あ、因みに俺は、異世界ラノベで定番の異世界転生した元日本人。
結構
、辛い前世だったが、折角の新しい人生だ。
穏やかな生活を送りたいな。
そんな気持ちで山暮らしをしていたけど、テンプレな盗賊共に襲われる人達を助けたが、その内、1人が幼馴染みの公爵令嬢だ。
……そして、俺の世界が動き始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:00:00
284717文字
会話率:58%
デブでブスな令嬢ジュリア。「私に足りないのは美貌と愛嬌だけよ」と豪語し結婚などとは無縁で優秀な領主としての道をばく進する彼女に突如求婚してきたのは魔王殺しの英雄ルディ。はたしてこの求婚は本気のものなのか、なにか裏があるのか。ジュリアとルデ
ィの人生を賭けた攻防が始まる。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:41:29
48428文字
会話率:31%
蒸気機関の発達した平行異世界、19世紀末。
日本生まれの泥棒ピーペは、生き抜くチャンスを掴もうと世界第一の蒸機都市ロンドンへ到着するも、いきなり人間離れした殺人鬼と出くわす。
連続殺人『切り裂きジャック』事件の始まりだった。
ところが、現
場に居合わせた怪しい貴族の青年デスは「遺体はフェイク、今のところ犠牲者はゼロ」だと言う……?
「ではこのまま。『ジャック』を出し抜き、誰も殺させないで捕まえましょう。そして、手柄も宝もいただきです」
「すごい無茶言ってるの分かってる?!」
天才(奇人)発明家で美貌の青年貴族デスと、人たらし中年怪盗ピーペが、解析機関で情報を割り出し、スチーム動力マシンを駆って凶行の裏を掻く。
蒸機ロマンと悪意渦巻くスチームパンク・シティの闇に挑むミステリー冒険活劇!
珍妙バディの活躍を、お見逃しなく!
※「Nolaノベル」、「pixiv」にも同じ内容で投稿しています(文字数調整や推敲・修正などによる少しの差異はあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 19:00:00
304909文字
会話率:48%
日本生まれで日本育ちの主人公は、二十年近くも自分を人間だと思って過ごしてきた人外の存在です。
無敵ともいえる力と天井の美貌を持っている主人公ですが、認識の甘さや人の心が分かっていないせいで、行く先々でトラブルを起こしたり巻き込まれたりしてい
ました。
それは異世界に行っても変わりません。
むしろ、パワーアップした力と美貌は、行く先々で人心を惑わして、問題を起こしたり解決したり、他人に解決してもらったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:00:00
3898501文字
会話率:18%
初めて顔を出した夜会で『骸骨みたい』と言われたメルテンス王国の王女、アウレリアは、夜会を抜け出した先で一人の騎士に出会う。顔もはっきりと見えない薄暗闇の中、彼の言葉が胸に響き、アウレリアは『骸骨のような』顔を隠して過ごすことを決めた。
その数か月後、魔王封印の儀式の為に王太子とその一行が魔王城へと向かう。魔王の封印を重ねてかけるだけの儀式だったはずが、一行の一人が名誉を得るため魔王を殺そうとし、魔王が目覚めてしまう事態に。
運良く再び封印が出来たらしいのだが、一行の一人、ディートリヒという名の騎士は、魔王を自らの影に封印した影響で、徐々に衰弱していた。
どうすることも出来ないと思われたのだが、一行を讃える夜会が開かれたその日、彼はアウレリアに告げる。「自分と添い寝して欲しい」と。
しかもどうやら彼は、いつかの夜会でアウレリアと言葉を交わした、あの騎士だったようで……。
見た目にそぐわず真面目で優しい人外染みた美貌を持つ騎士と、身を削ってでも民を思う『骸骨さま』と呼ばれた心優しい王女のお話。
拙作未完の『魔王を倒したので添い寝してください。』のお話を元にした、完全に別のお話です。
カクヨムにて先行更新中、毎日更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:01:06
199481文字
会話率:20%
婚約者との婚約解消を宣言したその日、その時、カミーユに婚約を申し込んだのは、英雄と名高い美貌の次期公爵、アルベールであった。
浮いた話一つない彼が自分などを愛するはずもないと思うカミーユであったが、アルベールはただ真っ直ぐに言うのだった
。「ずっと、君を愛していた」と。
男性恐怖症の子爵家令嬢と、そんな彼女を逃がすつもりのない公爵令息のほのぼの恋物語の予定。
かくよむさんにて先行投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 22:00:00
155586文字
会話率:23%
交通事故にあい異世界転生した主人公、エストは折角なので今世を楽しもうと努力していたが、なんと気味悪がられて売られてしまう。悲しい、けどまあそれはそれとして、人生やり直したと思って、第三の人生頑張ろう。と気合を入れていたエストが売られた先は、
なんと美貌の吸血鬼!?
吸血鬼、ライラはエストを食料として買ったのだった。献血しつつ下働きかな? 美味しい血の為なら村より生活水準高そうだし、いいとこに売られた。とはしゃぐエストの今後の生活や如何に!?
異世界転生吸血鬼おねロリ主従百合。他サイトにも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:00:00
392118文字
会話率:52%