全体の半数ほどの人々が、魔力を生まれながらにして持つ世界。
国民の九割以上が魔力保有者となる、魔術国。
国民のおよそ半数が魔力を持ち生まれてくる、中立国。
魔力を持つ人間の誕生が稀である、魔術教育除外国。
薬草栽培がさかんな中立国・
コルギー王国のオーン山(通称・薬草山)。
過去の貢献により国から薬草山の管理をまかされ、代々が山内で暮らしていたコルドバーン家。
二百年以上、生活する一家の姿が周辺の村や町で確認されていなかったため、家督は途絶えたのだろうとおもわれていた。
しかし、コルドバーン家は住居を山のふもとから山頂付近へとうつし、山から出て買いものにいくことすらも忘れ、薬草の研究に熱中していただけだった。
長く誰も住んでいないとされていた薬草山で、十二歳のふたりの子供が発見される。
この発見から、世界の発見や再発見につながっていったり、つながらなかったりする、お噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 13:01:06
542446文字
会話率:44%
王太子だった兄の自殺により王位を継ぐことになったアイラ王女。
教育を受ける最中、最愛の婚約者も殺されてしまいアイラはずっと犯人を探していた。
亡くなった婚約者を想い続けるアイラは女王に即位。ただ一人の王配を選ぶよう迫られる中、複数の側室を
置くことを宣言する。
アイラを取り巻く愛と死、そして彼女はどのように死を乗り越えていくのかの物語。
--
カクヨムにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 13:00:00
101983文字
会話率:62%
王妃教育体験授業 Part1の続き。
王妃様の面談シリーズです。シリーズを読んでいないと分からないと思います。
最終更新:2020-10-12 18:24:24
3006文字
会話率:36%
アルテアの発案でスタートした王妃教育体験授業。
様々な思惑の中、スタートするが……
王妃様の面談シリーズです。
最終更新:2020-09-16 17:12:06
1317文字
会話率:43%
地図上の所在地不明、大陸とは切り離された魔法都市エレミア。
世界で唯一の魔法教育機関である「学院」所属の駆け出し魔導士ダリウスは、落第寸前の下級生サレムの面倒を見ることに。
絶世の美少女ながらひたすらマイペースでどこか抜けているサレムに
波乱の日々を予感するも、ある事故によって彼女はそれまでの記憶を失ってしまう。
同時に彼女の中で謎の人格が目覚めるが、その人物は「学院」の法則からはずれた強力な魔法の持ち主であることが明らかになり……!?
※「半熟魔法使いの受難」
https://ncode.syosetu.com/n1867fb/
と同じ世界観の話ですが、共通する登場人物はいませんので未読でも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 12:45:48
11659文字
会話率:34%
経験豊富なバツイチ女と誤認されているヒロイン×腹黒だけど純情な年上男による、王子様育成計画!
◆
王子様の教育係に任命された、と聞いてジュディの頭に浮かんだのは「子作りの手ほどき」である。
(王家の男子に対して「世継ぎのもうけ方」を
伝授する女性がいるとの噂は耳にしたこともあるけれど、まさか本当にまわってくるなんて)
ジュディは「後継ぎを産めなかった」として離縁された出戻り娘であるが、結婚の実態は「白い結婚」だった。
三年の結婚生活はまっさらで、実践はおろか知識もろくにない。
しかし、別れた元夫との契約により、その事情を他人に明かすことはできない。
断り文句も浮かばず、せめて報酬はふっかけようと覚悟して王宮へ向かった。
しかし、どうもその仕事は思っていたのとは違ったようで……。
◆カクヨム先行で公開中
◆以前公開した短編「王子様の教育係に任命されました」の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n9050il/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 22:00:00
299265文字
会話率:31%
王子様の教育係に任命された、と聞いて真っ先に頭に浮かんだのは「子作りの手ほどき」である。
(王家の男子に対して「世継ぎのもうけ方」を伝授する女性がいるとの噂は耳にしたこともあるけれど、まさか本当にまわってくるなんて)
出戻り娘のジュ
ディは、覚悟して王宮へ向かった。
しかし、どうもその仕事は思っていたのとは違ったようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 17:55:09
8920文字
会話率:27%
魔王軍の幹部魔族を倒した七傑の勇者——英雄たちによる英才教育を受けたエレン・ウォルクスは王都にあるセントリア貴族学院の入学試験を受けることになった。
『英雄の隠し子』として育ったエレンは学院に入学するより田舎でのんびり暮らしたかった。そのた
め、わざと入学試験に落ちるよう、『貴族枠』で受けられるにもかかわらず、『平民枠』での受験を決意する。
しかし、自分の世間的な強さを自覚していないエレンは、少々やりすぎてしまい……?
短編の続きは5話〜です。
※連載化によりラストは変えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 12:10:00
17890文字
会話率:36%
魔王軍の幹部魔族を倒した七傑の勇者——英雄たちによる英才教育を受けたエレン・ウォルクスは王都にあるセントリア貴族学院の入学試験を受けることになった。
『英雄の隠し子』として育ったエレンは学院に入学するより田舎でのんびり暮らしたかった。そのた
め、わざと入学試験に落ちるよう、『貴族枠』で受けられるにもかかわらず、『平民枠』での受験を決意する。
しかし、自分の世間的な強さを自覚していないエレンは、少々やりすぎてしまい……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 11:18:44
9357文字
会話率:35%
前世で神々が驚愕するほどの善行を重ねた男は、神々の住む村に赤子として転生する。
川で赤子を拾った二人の神――アレスとリーシャは、神王の勧めでこの子を我が子として育てることにした。
赤子はアウルと名付けられ、二人の神による英才教育が始まった
。
少年は、何を教えてもスポンジのように知識と技を吸収した。
【魔法】は伝説の賢者を凌ぐほどに。
【剣技】は伝説の剣士を凌ぐほどに。
【創造】は誰も見たことがない才能を発揮して。
こうして神々をも超える力を手にした少年は、成人を迎えた。
下界に降りたアウルは、勇者学院に入学して常識を学び、恋を学び、世界を学んで成長していく。
※予約投稿のため文字数の表示が多くなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 00:09:29
87864文字
会話率:53%
日本国立佐瀬高等学校。若い才能を国内から集め、正しい道に導く教育機関が、ある夏の日に奇妙な現象に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたのは三名の生徒と、四人の教員。大きな地震が起こった後に外に出ると、紫色の大きな水晶体が彼らを見下ろしてい
た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 12:10:00
20220文字
会話率:30%
あまり知られていませんが、明治時代において、日本の学生は 当初は共学だったのです。
━━男女の区別をしっかりしないと西欧世界の軽蔑を買い、明治政府の悲願とする条約改正がうまく行かないのではないか?━━
そして、明治十二年(一八七九年)
の九月の教育令で「凡学校ニ於テハ男女教場ヲ同クスルコトヲ得ス」とされました。
ただし、明治十二年以前に入学した女子生徒たちは同じ学校に居残ることは許されていたわけです。
明治十二年の普通高等教育の旧制中学(開始時の年齢は十二才から十七才)における女子の割合は全国平均で六人に一人だったというデータがあります。
都市部においてぱ、もっと旧制中学の女子の割合は多かった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-29 09:00:00
11289文字
会話率:36%
二人の女神に祝福されしクルシウス大陸。その北部には魔族と呼ばれる者達の国、アルカンディア帝国がある。
長きに渡りその帝国の一角を支えて来た獣王将軍ガデラインの長女であるペルディータは魔力があっても魔法自体はからっきし。しかしその代わりに物を
自由に動かす不思議な力を持っているのだが、何故か父親からはその力を極力使わない様にと常々注意を受けていた。割と便利なのでうっかり使ってしまう事がしばしばあり、今では父親どころか専属メイドにまで怒らる始末である。
そんな彼女の夢は立ち遅れてる自国のファーマシスト(薬師)に憧れ独学で専門書や薬草を集めて勉強をしていたが、文武両道を旨とする父の教育方針で日課としてやっている剣術や多様な座学の合間にするしかなかった。
悶々と日々を過ごす十五歳のある日、嘗ての敵でもあった人族の国、マージナル王国の王立学園へ皇女殿下の名代として留学する事を打診され、国外への憧れも相まって魔族の者として初めて学園へ行く事になるのだが……。
そこで出会う聖女のルームメイトやその婚約者の王子、そしてやたらと気に掛けてくれる見覚えのある青年との学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 08:48:31
175794文字
会話率:56%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:00:57
46775文字
会話率:18%
主人公ギルバードは魔導士と呼ばれる程の冒険者。
物語はギルバードの属するパーティーが魔王に壊滅させられるところから始まります。
仲間を転生させて貰う代わりに、魔王からう生まれ変わった勇者候補の師匠になる契約をギルバードは交わします。
その
副産物で魔力を失い、身体は歳を取らなくなってしまいます。
仲間と魔力を失った魔導士ギルバードは魔王との契約を果たす為、自分を鍛え直して、転生した魔王と仲間たちを待ちます。
この第1章では、生まれ変わって勇者候補となった魔王を教育しながら、転生した仲間を探して旅立つところまでを描いていきます。
再び仲間全員が揃った時、何が待ち受けているのか。
冒険ファンタジー長編です。
<追書>
以前、「魔王の生まれ変わり勇者の師匠は魔力をロストした魔導士~旅立ちの章~」というタイトルで
数話だけ公開したところ、反応がイマイチだった為、構成を大きく見直したうえで改めての公開となります。
その時はタイトルで表現していた内容まで辿り着かなかったのですが、それをかなり前に持ってきています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 05:10:00
59210文字
会話率:33%
貴族学園に入学した公爵令嬢ステファニー・カニンガムは、ランチェスター公爵家の次男マルセルとの婚約の話が進みつつあった。しかしすでに婚約者のいるラフィム王太子から熱烈なアプローチを受け続け、戸惑い悩む。ほどなくしてラフィム王太子は自分の婚約
を強引に破棄し、ステファニーを妻に迎える。
運命を受け入れ王太子妃として妃教育に邁進し、ラフィム王太子のことを愛そうと努力するステファニー。だがその後ラフィム王太子は伯爵令嬢タニヤ・アルドリッジと恋仲になり、邪魔になったステファニーを排除しようと王太子殺害未遂の冤罪を被せる。
なすすべもなく処刑される寸前、ステファニーは激しく後悔した。ラフィム王太子の妻とならなければ、こんな人生ではなかったはずなのに………………
ふとステファニーが気が付くと、貴族学園に入学する直前まで時間が巻き戻っていた。混乱の中、ステファニーは決意する。今度は絶対に王太子妃にはならない、と─────
(※※この物語の設定は史実に一切基づきません。作者独自の架空の世界のものです。)
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 03:25:04
2948文字
会話率:27%
「愛しているよ、エルシー…。たとえ正式な夫婦になれなくても、僕の心は君だけのものだ」「ああ、アンドリュー様…」
王宮で行われていた晩餐会の真っ最中、公爵令嬢のメレディアは衝撃的な光景を目にする。婚約者であるアンドリュー王太子と男爵令嬢エル
シーがひしと抱き合い、愛を語り合っていたのだ。心がポキリと折れる音がした。長年の過酷な淑女教育に王太子妃教育…。全てが馬鹿げているように思えた。
嘆く心に蓋をして、それでもアンドリューに嫁ぐ覚悟を決めていたメレディア。だがあらぬ嫌疑をかけられ、ある日公衆の面前でアンドリューから婚約解消を言い渡される。
深く傷付き落ち込むメレディア。でもついに、
「もういいわ!せっかくだからこれからは自由に生きてやる!」
と吹っ切り、これまでずっと我慢してきた様々なことを楽しもうとするメレディア。ところがそんなメレディアに、アンドリューの弟である第二王子のトラヴィスが急接近してきて……?!
※作者独自の架空の世界の物語です。相変わらずいろいろな設定が緩いですので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:00:00
131985文字
会話率:46%
生まれた時から全てを持っていた妹は、両親に溺愛されて育った。対して平凡な容姿の私は疎外され、惨めで悲しい毎日を送る。
そんな私の人生には、きっと劇的なことなんて何も起こらないと思っていた──────
最終更新:2024-03-02 12:10:59
11168文字
会話率:42%
ヴァシリーサの国の王女・アレクサンドラは、武闘派の国の次期国王として剣や魔法の訓練を受ける日々である。
国一番の実力者にして母である国王・アナスタシアと、兄である隣国の王子に比べて実力が伴わないことから、一部の者からは”出涸らし王女”と囁か
れていた。
18歳となったアレクサンドラの、成人の儀の最中に、王城が得体の知れない”黒いもの”の襲撃を受けてしまう。母王アナスタシアは応戦の末落命し、城は黒いものに取り憑かれ、王都は滅んでしまった。
脱出に成功したアレクサンドラは、共に助かった、教育係にして国の総司令官であるイーゴリと、黒いものの正体を解明し城を取り戻すべく、旅に出ることを決意する。
** この作品は、拙ブログにても掲載しています。 **
** 神話等参考にした部分もありますが、設定等に関しまして広いお心でお読みいただけると助かります^^;**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 02:11:06
647564文字
会話率:28%
【あらすじ】
1000年という長い歴史を持つ名門魔法学校、ヴァラール魔法学院。
最高峰の教育機関と名高いこの学院には、創立当初から数々の問題を起こす悪い魔女がいた。
彼女の名前はユフィーリア・エイクトベル。
学院の用務員として勤務
し、面白いことや楽しいことをこよなく愛し、悪戯や問題行動に勤しみ、星の数ほど存在する魔法を自在に操る大天才である。
記念すべき1000度目の入学式をぶち壊し、給料の7割減額を言い渡されても反省の兆しが見えない彼女は、次なる面白さを求めて神々にしか許されない大魔法『異世界召喚魔法』に挑戦する。
用務員の部下であるエドワード、ハルア、アイゼルネと協力して儀式を執り行うのだが……?
「……ここはどこだ?」
「ここ? お前にとっての異世界」
叔父夫婦から虐待を受けて育った異世界人、ショウを新たな用務員の部下に加えて、学院長にメイド服を着せたり、貴重な素材を無断で使ってメイド服を仕立てたり、食い逃げして捕まったり、学院を火事にしたり大暴れ!
悪戯しては怒られて、時に世界を騒然とさせる事件まで起こったり、ヴァラール魔法学院は今日も大波乱の予感。
「ユフィーリア、君って魔女は!!」
「悪い悪い」
魔法と笑いとちょっぴりシリアスなドタバタ魔法学院ラヴコメディー、開幕!
さて、今日の事件は一体何?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 00:56:38
2216996文字
会話率:48%
強力な自治を認められた帝国最高の教育機関『学園』と『学院』。長い歴史においても燦然と輝く『白銀世代』と呼ばれた七色の英雄。そしてその頂点である『白百合』の始まりの物語。後年主人公の前に立ちふさがった最大の存在『白百合』はいかにして誕生したの
か。というわけで、シンデレラ系恋愛物語を書きたくて創った前日譚です。MOB男シリーズスピンオフですが、独立した物語です。帝都幼児編三部作の第一弾(全部妄想)
* 続きは『Love And War』完結後の投稿になります。現状予告用。
*以前投稿完結済。でもR表現規定で削除になった。全年齢用に推敲次第投稿。
*タイトル副題部分は最終話投稿後に削る予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 00:18:44
49221文字
会話率:24%
雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 00:00:00
293348文字
会話率:41%
今度の小学生は、家事が出来て、勉強が出来て、仕事が出来る!?しかも多数の資格持ちで、女装もお手の物!!??
とある事情で長い間学校を休み続けた小さな少年、早乙女優。
休学中、ずっと会社で勤務しながらも、なんでも出来て優が大好きな女性、菊
池美奈。酒と酒のつまみが大好きな男性、工藤直紀。目つきが鋭すぎて、室内でもサングラスをかけて目元を隠している男性社員、橘寛人。優が学校に通学し始めたその年に入社してきた新人社員、桐谷杏奈。この職場の人達を初めとした様々な大人達に囲まれ、優は勉強、技術等、様々な力を付けていった。そして、人とのつながりも増えていく。それは、普通に学校生活を送ったのでは得られないほどに。そして優は、自分をここまで育ててくれた恩を返すため、自ら働くことを志願する。当然、菊池や工藤を初めとする大人達は反対したが、優の固い決意と、社長の一言により、休学期間のほとんどを会社貢献のために費やす。優は必死に会社の業務を覚え、たった数か月で1人前の働きを見せ、数年も経過すれば、会社になくてはならない貴重な戦力となっていた。その仕事ぶりは単なる平社員で収まるほどのものではなかった。そんな成長ぶりを見せられた大人達は、自然と優に頼るようになり、優もまた、大人達の期待の応えようと奮闘した。取引先の人にも気に入られ、まさに会社では当たり前の存在となっていく。だが、優はさらに、生活面でも恩を返そうと、料理、掃除、洗濯と、家事においても必死に勉強するようになり、いつの間にかプロと遜色ないクオリティまで引き上げられていた。それでも優は留まらず。より恩を返せるようになるため、今後のことを考え、資格をとるようになる。そして、様々な資格を取得する。そんなことを小学生で成し遂げることができたのは、本人の覚悟と菊池の献身的な教育の賜物であった。
そんな休学期間を過ごすこと数年。優の生活にも多少のゆとりが出てきたため、優は学校に通うように告げられる。だが、学校に通い始めてすぐに同級生から目をつけられ、カンニングの疑いをかけられてしまう。そしてそれ以外の場でも、見た目から判断され、冷遇されてしまうことが多くなっていた。それでも優は培ってきた知恵と技術で、それらを乗り越えようと奮闘する。
時には助け、そして助けられる。
そんな新たな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 00:00:00
1221692文字
会話率:55%
※第一章完にて打ち切りです。
発展途上で未だ田舎でしかない町セントラルス。
その町の冒険者ギルドに併設された酒場で、誰を真似たのか、プリスは毎日酒をちびちびと呑む。
年に何度か治療術を使うだけで生活できるのでのんびりしたものだ。
他にやることと言ったら、子供が紛れ込んだら追い出すことくらい。
たまには自ら先陣に立つこともあるのかも知れないけれど。
※「ギルドの新人教育係(自称)」のラストから13年後。
※アルファポリスに重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 00:00:00
153073文字
会話率:46%
司書として働くかたわら、一応こうして小説も書いている者として、本や教育などについて思うことをつらつらと。単なる本の感想にもなる場合もあります。不定期更新。
学校図書館に務める司書であるため、学校に関することもときどき。とは言えプライバシ
ーの関係上、個人名や学校名はすべて伏せ字あるいは仮名とします。
まだ司書としてはほんのヒヨッ子なので、仕事内容に関しては特に見るべきところはないかと思われます。
※アルファポリス・カクヨムにても公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 23:29:56
152413文字
会話率:5%
スコル侯爵家の長女、ユニヴェールは夜空のごとし群青色の髪を持って生まれた。
それはその地に暮らす人々にとって、厄災に見舞われる呪いの髪色。家ごと蔑まれることを恐れた家族に、彼女は3つの頃から隠されて育つ。
ろくに淑女教育を受けず、社交経
験もなく、微笑むことができない、28歳令嬢ユニヴェール。
日陰者の運命を受け入れ慎ましく過ごしていたというのに、ここにきて突然、隣国へ嫁ぐよう言い渡される。
長年断交状態であった隣国と、和平への道が開かれたばかりの昨今。友好の証にあちらの第三王子の元へ……、つまり人質の役目を押し付けられた形だ。
信頼を寄せる執事とメイドを連れ、その地に踏み入れた彼女。
あれよあれよという間に新婚初夜、夫となった人は言う。
『君だけを、世界の終わるその瞬間まで、愛すると誓おう──』
ではなくて、こっちでした。
『君を言語教師に任命する!』
……赤い花びらの散るベッドで甘い香りに包まれながら、
これは
リクルートですか??
※ 登場人物がふたつの国の言語を話すので
主人公の国の言葉は 「このカッコ」
ヒーローの国の言葉は 『このカッコ』
このように表現しております。
※ 6万字の中編です。(今週中に完結予定)
他サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 22:03:05
93502文字
会話率:49%
エルフとケンタウロスが支配する剣と魔法の世界で、ヒトである主人公のリアムは、ある日村を何者かに略奪されてしまう。家族や友人を失ったショックで気を失った彼に、軍の教育研究幹部として活躍していた前世の記憶が降り注いできた。暫くして彼は復讐に代
えて『諸種族が共存共栄する近代国民国家』を建設する事を決意し、立ち上がった。これはそんな男の功罪の物語である。
この物語には以下の要素が含まれます。
・重化学工業を基調とする健康で文化的な生活。
・いともたやすく行われる三重結合の切断。
・巨人の肩にフリーライドする事による知識的優勢の獲得。
・急速な近代化による歪曲と衝突。
・剣と魔法の世界への火器と科学の文化レベルでの持ち込み。
・ハーバーボッシュ法とオストワルト法の使用による無煙火薬の大量生産。
・種族間格差。
・魔法と火力溢れる戦闘。
・血腥い描写。
・屍の山。
・特殊尋問。
以上をお楽しみ頂ける方向けの作品です。
『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 22:01:47
146759文字
会話率:31%
魔法使い。
それは魔法を駆使して戦い、守り、救う超越者。
だが、魔法使いの世界は才能が物を言う。長く続く魔法の歴史は才能ある一族だけを拾い上げ、今では魔法使いは貴族のみとなった。
ここマナリル国でもそれが常識。
マナリル国有数の教育機関であ
るベラルタ魔法学院には今年も優秀な魔法使いの卵が集まっている。
そう、一人を除いては。
一際目を引く素朴な少年。
煌びやかな世界とは無縁の田舎者。
そこにいたのは学院唯一の平民だった。
"魔法使いになりたい"
魔法になりきれない魔法の使い手による夢を叶える物語が今始まる。
※この度KADOKAWA様から書籍化する事となりました!11月13日発売です!
♢
第五部完結しました!
第一部『色の無い魔法使い』完結。
第二部『二人の平民』完結。
第三部『初雪のフォークロア』完結。
第四部『天泣の雷光』完結。
第五部『忘却のオプタティオ』完結
第六部『灰姫はここにいる』更新開始までお待ちください。
王道ファンタジー、だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:33:31
3891976文字
会話率:39%